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高取ヒデアキ "半世紀"Birthday Live 
17.3.4 渋谷Club Asia

 

出演/高取ヒデアキ Z旗

 

スペシャルゲスト/吉田仁美 池田彩 谷須美子 河内知子 鎌田章吾 大西洋平 (発表順) 

スペシャルダンスゲスト/谷須美子 河内知子

 

演奏/Z旗(Vo.TAKA G&Ag&Co.Nobu G&Ag.Kawase Ba&Co.Toshi Dr&Co.UTCHIE

      Tr&Pa&Co.KENITO Tr&Pa&Co.Akuzawa Sax&Fl.Chouemon Tb&Pa.Ozaki) 
   カラオケ

 


高取ヒデアキさん。 
1994年、ロックバンドWEATHER SIDEのヴォーカルとしてデビューされ、 
解散後の1998年に実弟のNobuさんとのユニット・COAを組まれ、

アニメ「グランダー武蔵RV」のオープニングでアニメソングデビュー。 

以後はソロ以外にも様々なユニットで多くのアニメソングを歌われ、

特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」のオープニングで一躍広く知られるようになりました。 

また2003年からは"Hard Boiled Brass Rock!"を掲げるバンド、Z旗を率いてライブ活動を開始。 
バンドとしてもアニメソングにも多く関わるようになり、ANIME JAPAN FESに高取さんと共に出演された際、 
ブラスの演奏が水木一郎さんの眼にとまった事がきっかけで、 Z旗のブラス隊の皆さんは水木さんのソロライブや

ANIME JAPAN FESにレギュラーで演奏陣に加わられています。

 

2000年代以降に育った子供達の多くが耳にした事があるであろう、爽やかな高揚感を誘う独特の歌声はもちろん、 
歌以外にもスーパー戦隊シリーズや「プリキュア」シリーズ等では多くの楽曲の作詞、作曲も手がけられています。 
ソロ、バンド活動共々精力的に活動されており、現在のアニメソング界を代表するトップランナーのお一人です。 
そんな高取さんが2017年に50歳という節目をむかえられました。おめでとうございます。

 

お誕生日の当日である3月4日に50歳を記念して開催されたのが今回の「高取ヒデアキ "半世紀"Birthday Live」です。 
ご自身が率いるバンドZ旗の皆さんが演奏を担当され、スペシャルゲストとして、

高取さんが楽曲を提供してきた吉田仁美さん、池田彩さんや 

特撮「獣電戦隊キョウリュウジャー」のオープニング、エンディングでコンビを組まれた鎌田章吾さん、 
特撮「動物戦隊ジュウオウジャー」のオープニング、エンディングでコンビを組まれた大西洋平さん、 
さらに昨2016年に開催されたライブ「ウェスタ川越夏まつり! アニソン ヒーローズ」で共演された

ダンサーの谷須美子さん、河内知子さんらがご出演。

高取さんご自身がZ旗としてではなく、ソロ名義での単独ライブを行われる事がほとんど無かった事や 
「50までにやっておきたいこと」をコンセプトにされたライブという事で、どういった内容になるのかとても楽しみにしておりました。

 

会場は東京にある渋谷Club Asia。 
物販ブースには高取さんのベストアルバム「TAKATORI HIDEAKI BEST ALBUM 参上!」をはじめ各種CDやZ旗のオリジナルグッズの他、 
会場限定グッズとして、2017年3月4日から2018年3月4日までのオリジナルカレンダーが販売されていました。

 

ホールには大きなミラーボールが天井に設置され、ステージ上にはZ旗演奏陣のブースがセッティング。 
ステージ後方壁面には大きなスクリーンあり、向かって右側にはZ旗のロゴがあしらわれた旗が掲げられていました。 

開演30分前になると、それまで流れていたBGMが高取さんのベストアルバム「TAKATORI HIDEAKI BEST ALBUM 参上!」に変わり、 
観客が続々と入場した場内は超満員状態。一時は入り切らない程でスタッフさんが既に入場している観客に詰めるように促す場面も。

開演時間を少し過ぎた頃、それまで流れていたBGMがだんだんと大きくなり、それに反比例するように場内が暗くなっていき 
いよいよ「高取ヒデアキ "半世紀"Birthday Live」の開演です。

 

スクリーンに高取さんの写真が映し出され、続いてZ旗として路上ライブをしていた頃の写真からはじまり順番に重なっていき、 
メンバー全員が夕日をバックに横並びになっている姿の後、Z旗のロゴが大きく映し出されると観客から大歓声。

 

00:本能覚醒!!

 

特撮「動物戦隊ジュウオウジャー」より印象的なBGMが流れる中、Z旗の皆さんがおひとりづつ順番にご登場。 
それぞれが登場されポーズをとられる度に観客から拍手と歓声が贈られました。

 

01:動物戦隊ジュウオウジャー

 

サングラスに煌びやかな赤いジャケット姿の高取さんが登場され、一曲目は特撮「動物戦隊ジュウオウジャー」よりオープニング。 
強さと優しさを爽快な歌声で歌われる高取さんのお姿を受けて、観客の合いの手にも力が入ります。

 

高取さん「みぇんなぁ、もおぉりあがってるかぁああああい!!?」 
観客「ぃえええええええええええええい!!!!」 
高取さん「楽しんでくれますかあああ!?」 
観客「ぃえええええええええええええぇえええええい!!!!」 
高取さん「祝ってぇ、くれるぁああぁああい!!?」 
観客「ぃえええええええええええええぇえええええぇえええい!!!!」 
高取さん「どぉっからきたんだぁああああああぃ!!?」 
観客「家ぇえぇぇえええええええええええええぇえええええい!!!!」 

 

ブラス隊の皆さんが退場され、Nobuさんがステージ前方へ。 
スポットライトに高取さんとNobuさんのお二人が照らしだされました。

 

02:Chase The Wind

 

高取さんの「アニソンデビュー曲!」という声と共にアニメ「グランダー武蔵RV」より

高取さんとNobuさんのユニット・COAが担当されたオープニング。 

軽快な曲調の中に高揚感を誘う高取さんの歌声に放送当時が思い出され感慨深く、間奏の英語部分はNobuさんが担当されました。

 

03:戦使達の翼 (1C) 
~祝(ハピラキ)! ビックリマン (1C) 
-MC-

 

「レコーディング以来初めて歌います!」という高取さんの言葉から同じくCOAとして手がけた

アニメ「ビックリマン2000」二代目オープニング。 シャープな高取さんの歌声と曲調の疾走感がたまらなく魅力的。

続けて「ビックリマン」つながりでアニメ「祝(ハピ★ラキ)ビックリマン」よりオープニング。 
ご利益がありそうなご陽気さと格好良さが入り混じって合いの手も楽しい一曲。連続して聞くと高取さんの歌いぶりの幅の広さを体感。 
「♪今日は五十だ ビックリマン ハッピー バースデー めっちゃラッキー」と替え歌される場面もありました。

 

高取さん「見事に50歳でーす!」 
観客拍手。 
高取さん「もうさ、最初から感極まっちゃってヤバいんすよね」 
観客笑。 
高取さん「今日はこんなに大勢の皆さんと、素晴らしいメンバーと、あとここに魂だけ来ているヤツがいますけど……」

 

ステージ向かって左端にはZ旗のキーボードであり高取さんの女房役でもあるKagoshimaこと

作・編曲家の籠島裕昌さんのお写真が飾られていました。 

当日、籠島さんは声優の寿美菜子さん、高垣彩陽さん、戸松遥さん、豊崎愛生さんによるユニット・スフィアの皆さんのライブ 
「LAWSON presents スフィアスーパーライブ2017 ミラクルスフィア in 代々木第一体育館」にキーボードとして参加される為、

欠席されていました。

 

Toshiさん「みんな拝むなよ!」 
高取さん「遺影じゃあねえぞ!」 
観客笑。 
高取さん「籠島は忙しいのにさっきちょっとだけ顔を出してくれてね。もう抱きしめちゃったよね」 
観客笑。 
高取さん「もう女なら絶対結婚してる」 
Toshiさん「みんな、そういう本、描いていいぞ」 
Nobuさん「薄い本的なね」 
高取さん「ちょっとぉ、汚さないでくれなぁい?」 
観客笑。 
高取さん「籠島は同い年なんですけど、初対面なのに『ちょっとオレの曲なんとかしてくれない?』って

     オレの方がガンガン上から行ったんですよね」 
観客笑。 
高取さん「でもねぇ、アレンジお願いしたらオレの曲がどんどん輝き出してね。拝んでおいて正解かもしれない」

高取さん「次も久し振りに歌います!! 『Sand Mission』!!」

 

04:Sand Mission 
-MC- 
05:眠くなるまで 
-MC-

 

続いてはアニメ「砂ぼうず」より初代オープニング。乾いたブラスの音色が心地いい本曲は、ライブで聞くと一層痛快。 
どこか斜にかまえた様な高取さんの歌いぶりもとても魅力で、時折裏声を交えて歌われていました。 
続いては初めて"高取ヒデアキ"名義で歌われたアニソンであるアニメ「しあわせソウのオコジョさん」より初代エンディング。 
ブラスが入る事でより躍動感が増し、アンニュイな雰囲気の飄々とした中盤からサビで男気を高らかに歌われる高取さんが素敵。 
二曲とも今回是非とも聞きたかった曲だっただけに、連続で歌われてとても嬉しうございました。

 

高取さん「さあ、ここで去年一緒に全国をまわった相方を紹介します。大西洋平!!」 
大西さん「いえー! こーんにちわー!」 
拍手の中、大西さんがご登場。 
大西さん「今回はちょっとボクが無理矢理出させてもらった感じなんですけど…」 
高取さん「去年ずっと一緒だったからさ、もうオレと会うの嫌かなぁと思ってたんだけどさ」 
大西さん「いやいやいや絶対ないです」 
高取さん「あとさ、ウチら男ばっかりじゃん? ちょっと華やかな女の子呼ばないとって」 
観客笑。 
高取さん「でもね。洋平はメールで『ライブ出たいです』って志願してくれたんですよ」 
大西さん「なぜなら、半世紀ライブは今日を逃したら、次は50年先ですからね。これは是非ご一緒したいと」 
観客拍手。 
高取さん「いやぁ……半世紀ってタイトル付けてみるもんだなぁ」 
観客笑。

大西さん「いつも高取さんの背中を見させてもらってるんですけど、去年は『動物戦隊ジュウオウジャー』で全国まわって 
     高取さんとまわれた一年はボクにとって誇りです。後輩達からすると高取さんの年齢でも主題歌を作り、

     歌う事が出来るというのは自分達にとって非常に励みになりますし、まだまだこれからも主題歌を歌ってほしいと思っています!」 
観客拍手。 
高取さん「誉め倒すねぇ。でもね、洋平はそのまえに『手裏剣戦隊ニンニンジャー』で一年やってきたっていう実績があったもんね。 
     オレ自身も『獣電戦隊キョウリュウジャー』のエンディングで全国に行ったけど、やっぱりオープニングは違うんだよね。 
    『忍風戦隊ハリケンジャー』の時は重みがわからなくて正直わけがわからなかったんだよ。 
     それから色々なイベントが増えてく中でシステムも構築されたし、その中で一年やってきた洋平はとても頼もしかったんだよね」 
大西さん「ホントですか?」 
高取さん「ホォントだって、言ったじゃん前にも!」 
観客笑。

 

高取さん「全国まわるのも久々だったから、最初、洋平とイセダイくん(伊勢大貴さん)が楽屋でキャッキャしてるの見て羨ましかったもん」 
観客笑。 
高取さん「その中にオレみたいなオッサンが入ってきて心配でさ。二人仲がいいからちょっと壁を感じてたんだよね。 
     でもそれでオレにタメ口とかきいてきたらぶん殴ってるけど」 
大西さん「多分、ボクもそれがコワかったんだと思います」 
観客笑。 
高取さん「でもさ、この前の武道館(※『40×35 感謝祭 Anniversary LIVE & SHOW』)で洋平とイセダイが話している時に 
     洋平がちょっと巻き舌になって口調も荒くなってたから『あ~ワル平だ~』って思ったよ」 
観客から口々に「ワル平」という声が。 
大西さん「……声が小せぇよ!」 
続いて観客から口々に「がんばれー」という声が。 
大西さん「ちょっと、そこでなんで『がんばれー!』なの?」 
観客笑。

 

06:忍ぶどころか 本能覚醒!/& 大西洋平 
-MC-

 

映画「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」より

挿入歌「忍ぶどころか 本能覚醒!」。 原曲のイントロでは大西さんが雄叫びを担当されているのですが、

今回は大西さんの雄叫びを受けて高取さんも雄叫びを披露。 
詞曲共にお二人の共作で、お二人は時に肩を組んだり、向かい合ったりしつつ、息の合った掛け合いで観客を盛り上げていました。

 

大西さんが見送られ高取さんお一人に。 
高取さん「アイツ、ジャンプ高いなぁ……オレも……やめとこ、足つりそう」 
観客笑。 
高取さん「それじゃあ次は、Z旗名義の曲を聞けえええええい!」 
観客「おぉぉおおおおおおおお」 
高取さん「ドデカイオー!! 現る!!!」

 

07:ドデカイオー現る! 
-MC-

 

続いては特撮「動物戦隊ジュウオウジャー」より、Z旗として発表されたドデカイオーのテーマ。 
ダイナミックな序盤からサビで激しくなる曲を勇壮に歌われる高取さんとZ旗の皆さんの頼もしさあふれる演奏が臨場感満天。

 

高取さん「それじゃあここでスペシャルゲストをお呼びしましょう! 吉田仁美!!」 
吉田さん「たぁーかさぁーん、おぉーめでとうございまぁーす!!」 
高取さんに呼びこまれて吉田仁美さんがご登場。 
高取さん「あとはよろしくーぅ!」 
吉田さん「はーい! それでは、たかさんとはじめてイベントでごいっしょした時にほめていただいたこの曲を歌います!

    『満開*スマイルーぅ!』」

 

08:満開*スマイル!/吉田仁美 
-MC-

 

ご登場されてすぐに吉田さんが歌われたのはアニメ「スマイルプリキュア!」より高取さんが作曲された二代目エンディング。 
吉田さんはエンディング映像でのプリキュア達そのままのダンスを、交え弾けるような明るい歌声で観客を魅了されていました。

 

高取さんが合流され、お二人でトーク。 
吉田さん「いやーたかさんの前でこの曲を歌うキンチョーかん」 
高取さん「そんな事ないよ。めちゃくちゃよかったよー舞台袖でこっそり見てたけど」 
吉田さん「ちらっと見えてました。『あ、たかさん見てる! キンチョーするっ!』って思ってましたあははははは」

吉田さん「この曲はレコーディングでたかさんとかごしまさんが立ち会ってくれたんですけど、

    『イェイ! イェイ! イェイ!』ではお会いできなかったんですよ」 
高取さん「そうだったよね。それもあって後期も絶対作りたかったんだけど、

    『プリキュア』の曲って完全なコンペなんですよ。賄賂も受け取らないし!」 
吉田さん「そうですそうでーす。プリキュアはキレイ。戦隊もキレイ。あはははは」 
観客笑。 
高取さん「もう『イェイ! イェイ! イェイ!』は死ぬ気で作ったんで後期も絶対取るぞ!! って思ってたんですよ。 
     そしたらコンペじゃなくて、監督さんから『作曲は高取さん、編曲は籠島さん、歌は仁美ちゃんで』って

    ご指名を頂いたんですよ。だから絶対良い曲にするぞって粘りに粘って作ったあの頃の思い出を聞きながら思い出してましたね」

高取さん「もちろん『イェイ! イェイ! イェイ!』も歌ってもらうんだけど、この曲もオーディションだったんだよね」 
吉田さん「そうですそうです。オーディションでは誰が作られたのかはふせられてたんですけど、はじめて曲を聞かせていただいた時から 
     『この曲を歌えなかった自分はもうプリキュアを見ることはできない』ってぐらいに大好きな曲で、歌いたかった曲なんですよ」

 

09:イェイ! イェイ! イェイ!/吉田仁美 & 谷須美子 河内知子 
-MC-

 

同じく「スマイルプリキュア!」より初代エンディングをスペシャルダンスゲスト谷須美子さんと河内知子さんもご一緒に。 
軽快で弾けるような歌いぶりとダンスの吉田さんに、谷さんと河内さんが加わった事でステージは一層華やかに彩られ、

観客も一緒になって踊っていました。

 

10:SO DIVE! 
-MC-

 

吉田さん、谷さん、河内さんを見送りながら高取さんがご登場され、

続いてはアニメ「電脳冒険記ウェブダイバー」よりユニットR.A.Mの一員として高取さんが歌われた二代目オープニング。

緊張感を誘う序盤から盛り上がるにつれて高取さん独特の哀愁を感じる歌いぶりが広がっていく本曲は 
ライブで聞くと魅力は倍増しました。こちらも今回、是非聞きたい曲の一曲でしたので、生で聞く事が出来て嬉しうございました。

 

続いてもう一人のスペシャルゲスト・池田彩さんがご登場。 
池田さん「はーい! 池田彩でーす! 師匠、お誕生日おめでとうございまーす!!」 
観客拍手。 
池田さん「師匠も"はんせいき"という事でねもう"反省"の時期ですか」 
観客笑。 
高取さん「歌う前にここでしゃべっちゃってイイよね」 
池田さん「いいですよなにしゃべりましょ反省会ですか?」 
観客笑。 
高取さん「最初会った時、関西弁じゃなくて標準語だったよね」 
池田さん「そうなんですよ猫かぶってたんですねでも師匠の背中を見てこんな感じになりました」 
高取さん「オレのせいかい!!」 
観客笑。 
高取さん「『ハートキャッチプリキュア!』の前にもプリキュアに関わらせてもらってたんだけど、オープニングはやったことなくて。 
     どうしてもコンペ通りたくてね。通った後の歌手オーディションの写真がね、ひどかったんですよ。

    みんな酷い写りだったんですよ」 
池田さん「あらまたそのお話を」 
高取さん「オレの知ってる人も何人かいたけど本物と全然違うの。もうやっつけな感じでさ」 
池田さん「なんか不意に撮られたんですよね」 
高取さん「そんな中で一番まとも……」 
池田さん「なんでしょ反省会しますか?」 
高取さん「一番ロックな感じで映ってたのがこの人で。笑いもしてないの。なんか格好良くてさ」 
池田さん「あらまあ」 
高取さん「それで歌もよかったから選ばれたんだけど、初めて会ったら標準語」 
池田さん「まあ私もね人見知りなんですよこう見えて……でもやっぱり師匠の背中を見てたらねえ」 
観客笑。

 

高取さん「『ハートキャッチプリキュア!』歌った後に路上ライブはじめるって聞いた時はびっくりしてさ。 
     大丈夫かよ、オレ達が路上でどんな目に合ったと思ってんだよって心配になっちゃって」 
観客笑。 
池田さん「そうなんですよ。だから最初の頃は影から見守ってくれてたんですよ」 
高取さん「心配してたのに堂々としてやってるからさぁ。なんかもう凄いなあって思ったよ。その後もオレの曲を沢山歌ってくれてね」 
池田さん「そうなんですよ。私の歌ってる曲はほとんどが高取さんのんが多くて。

     海外なんかで歌う時はセットリストはほぼ高取さんの曲ですよ」 
高取さん「今、アホの高取さんって言わなかった?」 
池田さん「いやいや"ほぼ高取さん"って言ったんですよ」     
観客笑。

 

11:Alright! ハートキャッチプリキュア!/池田彩 
-MC-

 

「師匠に捧げて歌いたいと思います!」と池田さんが歌われたのは

アニメ「ハートキャッチプリキュア!」より高取さんが作曲されたオープニング。 

振り付けを交えつつ、持ち前のしなやかな歌いぶりの池田さんに合わせるように観客も大いに盛り上がっていました。

 

高取さん「さっきさ『ハートキャッチプリキュア!』で初オープニングって言っちゃったけど『フレッシュプリキュア!』が初なんだよね。 
     でもあの曲はアレンジが籠島じゃなかったから。

      勝手なもんで自分としてはやっぱり籠島のアレンジでオープニングをっていう思いが強くてね。 
    『フレッシュ』の亀山さんのアレンジも大好きですけど、やっぱりねオレにとって籠島は特別っていうか……」 
池田さん「師匠ってソッチですか? ここでナニかを暴露ですか?」 
観客笑。 
高取さん「ちーがうって、お前だって普段はオレを師匠とか言ってくれっけど、

    酔っぱらうと『ホントの師匠はね、籠島さんなんすよ!』って言うじゃんよ!」 
観客笑。 
池田さん「お二人ともどっちもって意味ですよ」 
高取さん「……まぁ、籠島が褒められるって事はオレが褒められてるようなもんだし」 
池田さん「そうですよ。プリキュアみたいにね二人で一人的なね」 
UTCHIEさん「ちょっと仲良くしてもらっていいっすか?」 
観客笑。

 

続いてもう一人のスペシャルゲスト、鎌田省吾さんがご登場。 
鎌田さん「50歳おめでとうございます!」 
高取さん「なんか、いい事言ってくれるの?」 
鎌田さん「え、あ……」 
池田さん「なんやろなぁー」 
鎌田さん「えっとぉ……」 
高取さん「あ、じゃあいいやっ!」 
Toshiさん「なんでカマショーはそんな普段着みたいな格好してるの?」 
鎌田さん「これは渋谷系を意識したんですよ」 
UTCHIEさん「完全に千葉だよ!」 
鎌田さん「え~っ。……え~って言ったら千葉の人に失礼ですけど…」 
観客笑。

鎌田さん「高取さんとは『キョウリュウジャー』で一緒に全国まわらせてもらって……今朝もずっと思い出してたんですけど……。 
     いろいろ……ね。いやぁなんか全部……いい思い出で。デビュー一年目だったし……そうなんですよ」 
高取さん「ざっくりしてるなあ! 思い出!」 
鎌田さん「あ、でもひらぱー(※大阪府枚方市にある遊園地ひらかたパーク)は思い出深いですよ。 
     オンエア中の最後のステージだったですし、一緒に『みんな・デ・カーニバル』を歌ってる時に 
    『ずっと友達』っていう歌詞の時に高取さんが肩を組んでくれた時はさすがにウルっときましたね」 
高取さん「あ~。最後でようやく!」 
観客笑。 
鎌田さん「いやいやいや。でもこの前の高取さんと大西君とのひらぱーのイベントもちょうど大阪に戻ってたんで見に行きましたしね」 
高取さん「そうだったね。カマショーの実家は鰻屋さんなんだけど、鰻が美味しくてね」 
鎌田さん「もう高取さんにはウチのご家族もお世話になって。自分の親をご家族っていうのは変ですけど」 
観客笑。 
高取さん「カマショーのお父さんオレの一才下だしね。お母さんはタメだし。ご両親は大切にしろよ!」

 

12:Get Chance! ポケモンガオーレ!/& 池田彩 鎌田省吾 
-MC-

 

観客との「Get Chance! ポケモンガオーレ!」の掛け声からお三方が歌われたアーケードゲーム「ポケモンガオーレ」のテーマソング。 
小気味のいい曲調が高揚感をかきたて、三者三様なそれぞれの歌声の魅力をたっぷり味わえる心地いい一曲で、 
ライブで聞くとより臨場感があり、観客の「ガオーレ」の合いの手にも力が入っている様に感じました。 

 

拍手の中、池田さんと鎌田さんが見送られ、高取さんお一人に。

高取さん「『ポケモンガオーレ』めっちゃ面白いからね。みんなもやろう。まあ、オレの炎の高速連打にはかなわないと思うけど」 
観客笑。 
高取さん「さぁ……Z旗の曲行こう!」 
観客「ぉぉぉおおおおお」

 

13:"星に願いを"/& 谷須美子 河内知子 
-MC-

 

高取さんに「Come on! Ladys!!」と呼びこまれ、谷さんと河内さんが合流さて、

Z旗のファーストアルバム「Z旗(ZETKI)」より「"星に願いを"」。 

ゆったりとした曲調をムードたっぷりに歌う高取さんと魅惑のダンスを披露されるお二人、

観客も体を左右に揺らす大人な雰囲気でした。

 

谷さんと河内さんを送りだして高取さんお一人に。 
高取さん「こういうの夢だったんですよ。夢がかないました。今回は50までにしたい事をコンセプトに色々打ち出してきたんですけど、 
     続いてはですね、もう一つ、どうしても叶えたかった夢。小学生の頃の夢が映画監督と漫画家だったんすよ。でも絵が下手でね。 
     それで中学校、高校とワルい奴らとバンドを組んで、最初ドラムで、徐々に歌になったんですよ。

     その中でやっぱりPV撮りたいなあと。 これまでZ旗でもPVを撮ってきたんですけど、

    ずっと特撮で色んな楽曲をやってきてそういったものも織り交ぜたいなと思いまして。 
     Z旗のtwitterで20秒くらいの映像を出したんですけど見てくれた方いらっしゃいますかね。あの爆発。ちゅどーん!!って」 
Nobuさん「すごかったよねアレ」 
高取さん「アレね、思い切ってやってみようと思って。自腹で爆発、略して自爆したんですよ」 
観客笑。 
高取さん「あの爆発を撮ってくれた方が今日いらしているのでお呼びしたいと思います、國米修市さん!」 
仮面ライダーやスーパー戦隊などの特殊効果や、デジタル合成を手がけられている國米修市さんがステージにご登場。 
高取さん「たくさんの特撮作品であらゆるヒーローを爆発させてきた國米さんに爆発をしてもらったんですよ」 
國米さん「すみません今日はPVの完成が間に合わなくて、予告動画を作ってきました」 
高取さん「場所は皆さんも見たことあると思う栃木県の岩船山という所で撮ってきました」 
國米さん「当日は雪でね」 
高取さん「そうなんですよ。でも爆発は一発しかないからぶっつけ本番で。寒いし。でも逆にちゅどーんが暖かかったりしたんですよ」 
観客笑。 
高取さん「では、どの曲のPVなのか、皆さんもご覧いただきたいと思います!! ご覧あれ!!」

 

●ブリキの兵士 プロモーションビデオ予告映像

 

観客のカウントダウンから上映されたのはZ旗のアルバム「Z旗+」より「ブリキの兵士」のプロモーションビデオ予告映像。

イントロが流れるとZ旗ファンから歓声が。 サビが流れる中、爆発の中で演奏するZ旗の皆さんや、

ブリキの兵士の人形など、興味をそそられる映像づくしで観客も大歓声でした。

高取さん「ブリキの兵士だぁあああああああああ!!」

 

14:ブリキの兵士

 

上映が終わり、高取さんの一声でステージ上が照明で真っ赤になる中、へヴィな演奏が特徴的な「ブリキの兵士」。 
絞り出すように歌われる高取さんと雰囲気あるいぶし銀の演奏がとても魅力。曲中の「ララララ」では観客が大合唱する一幕も。

 

15:Club Charade/& 谷須美子 河内知子 
-MC-

 

シャープなブラスで雰囲気ががらりと変わり、谷さんと河内さんが合流されアルバム「クラブシャレード」よりタイトル曲「Club Charade」。 
歌詞に合わせてミラーボールが回る中、アダルト&ゴージャスな雰囲気に酔いしれつつ、Z旗の皆さんの幅の広さを味わいました。

 

ここで高取さんがZ旗演奏陣のメンバーの皆さんをお一人お一人をご紹介。 
Z旗演奏陣の皆さんは高取さんに対してのお祝いの言葉や、熱の入ったメッセージを一言づつ話されながら、 
UTCHIEさん、Akuzawaさん、KENITOさん、Ozakiさん、Chouemonさん、Nobuさん、

Kawaseさん、Toshiさんの順番に退場されて行きました。

 

Toshiさん「今日はさ、Takaのワンマンだからさ、一人で歌ってもらおうと思います」 
Toshiさんが退場され、高取さんお一人に。 
高取さん「今日は本当にありがとうございます!」 
観客拍手。 
高取さん「色々あって今はヤモメになっております。そんな中で命よりも大事なジュニアがいて、男二人で暮らしております。 
     天国にいる人もきっと見守ってくれていると思います。

     その人が一番戦っている時、この曲のお話を頂き、このタイトルになりました。 
     ちょっと途中歌えなくなるかも知れないけど、みんなも一緒に歌ってください『折れないハート』」

 

16:折れないハート 
-MC-

 

アニメ「遊☆戯☆王 ZEXAL II」より初代オープニングをスローテンポにアレンジしたピアノ演奏のカラオケで。 
途中で涙をこらえつつ、力いっぱい歌われている高取さんと、舞台袖や関係者用通路から身を乗り出して見守るZ旗メンバーの皆さん、 
曲中の「wow wow wow」を大合唱する観客という光景はとても素敵で美しく、特に二番の序盤は歌詞も合わさってグッときました。

 

改めて高取さんに呼びこまれてZ旗演奏陣の皆さんがご登場。 
それぞれに高取さんと握手や抱擁を交わしつつ、それぞれの演奏位置につかれました。

 

高取さん「色んな思いがこみ上げてきて、だいぶ長時間になってしまいましたけど、こんな素晴らしい皆さんと過ごせて幸せです。 
     次の曲は人生を変えてくれた、Z旗結成のきっかけにもなった曲です。『ハリケンジャー参上!』!!」

 

17:ハリケンジャー参上!/& 塩谷瞬 山本康平 
-MC-

 

高取さんの名前を一躍広めた特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」よりオープニング。小気味よく歌われる中、 
一番のサビ前になると高取さんの「カモン、ハリケンジャー!!」の声でハリケンレッド/椎名鷹介役の塩谷瞬さんと 
ハリケンイエロー/尾藤吼太役の山本康平さんがサイリウムをもってなだれ込むようにシュシュっと参上され、観客から大歓声。 
高取さんは塩谷さん、山本さんを巻きこんで一緒になって歌われ、大盛り上がりとなりました。

 

高取さん「二人ともありがとう!」 
塩谷さん「兄貴! おめでとうございます! シュシュっと参上しました!!」 
山本さん「半世紀。メモリアルですね。ちなみに我々、あの時の高取さんと同い年になりました!」 
高取さん「んなははは。そうかぁ。……でも戦隊デビューが35歳ってオレって結構遅咲きだったんだなぁ」 
観客笑。 
塩谷さん「兄貴が『ハリケンジャー』をとっても大事にしてくれてるのが嬉しくて。 
     オレ達もお世話になったんで、困ったことがあったら何でもやりますよ」 
高取さん「おっしゃー。みんな聞いた?」 
山本さん「よし、がんばれ。瞬!」 
塩谷さん「オイ! お前もだよ!」 
観客笑。 
高取さん「じゃあ、今度PV撮ろうよ」 
観客「おぉぉおおおおぉおおおおおおお」

ここで「ハリケンジャー」チームを代表して塩谷さんから高取さんへ花束がプレゼントされました。 
塩谷さん「レッド、イエローがいて、今日はブルー(ハリケンブルー/野乃七海役長澤奈央さん)はいないんですけど」 
山本さん「一応サイリウムの青は持ってきてるんですけどね」 
塩谷さん「せっかくなんで、ブルーの代理として『ハリケンジャー』を生み出してくれた日笠淳プロデューサーをお呼びしています!」 
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおお」 
塩谷さんに呼びこまれて、日笠淳さんがご登場。 
日笠さん「まさか呼ばれるとは思いませんでした」 
高取さん「日笠さんはオレ達の人生を変えてくれた方です。

      日笠さんがオレが作った『ハリケンジャー』のエンディングのデモテープを聞いて、 
    『この人がオープニングでいいんじゃない?』てオレの師匠(前山寛邦さん)と共に言ってくれたから今ここにいるようなものです」 
日笠さん「あのとんでもないキャストの作品を歌で締めてくれてありがとうございます」 
高取さん「とんでもない! ありがとうございます!」

 

塩谷さん「じゃあ退場する前に、このライブ感を味わいたいんで僕達が

    『忍風戦隊』って言ったら皆さん『ハリケンジャー』って返してくれますか? 
     その後に『高取さんお誕生日』って言ったら『おめでとう』って一緒に入ってくれたら嬉しです」 
山本さん「いいじゃん、やっちゃえよ」 
塩谷さん「康ちゃんも一緒にやるんだよ」 
観客笑。 
塩谷さん「いきますよ。忍風戦隊っ!!?」 
観客「ハリケンジャァアアアアア」 
山本さん「忍風戦隊っ!!?」 
観客「ハリケンジャァアアアアアァアアア」 
塩谷さん&山本さん「高取さん、お誕生日っ!!?」 
観客「おめでとぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 
高取さん「ありがとうございまああああああす!! 絶対PV撮ろうねっ!!」

 

高取さん「よぉし、こうなったら、一緒にわっしょいしてくれるかぁあぁああ!」 
観客「うぉおぉおおお!」 
高取さん「んぅわっしょい!」 
観客「わっしょい!」 
高取さん「ぅわっしょい!」 
観客「ぅわっしょい!」 
高取さん「わっしょい!」 
観客「わっしょぉい!」 
高取さん「わっしょい!」 
観客「わっしょい!」 
高取さん「わっしょい!」 
観客「わっしょい!」 
高取さん「わっしょい!」 
観客「わっしょい!」 
高取さん「っんぅわっしょい!」 
観客「んぅわっしょい!」 
高取さん「四六時夢中ぅっ! シィンケぇンジュぁあ!」

 

18:四六時夢中 シンケンジャー 
-MC-

 

しずかにブラス隊の皆さんがステージ前方に登場され、特撮「侍戦隊シンケンジャー」よりエンディングをご陽気に。 
躍動感たっぷりの高取さんとブラス隊の皆さんのステージに観客も一緒になってわっしょいの大盛り上がりとなりました。

 

盛り上がりの余韻をToshiさんのベースを基調にムーディ―な演奏がクールダウン。

 

高取さん「リハで結構疲れちゃって、今日はリハでおしまいぐらいに思ってたのに、信じられないくらいパワーが出てくる。 
     これもみんなのおかげです。すっげえ嬉しい明日もうどうなってもいいや」 
観客笑。 
高取さん「こんな50歳の誕生日なら、月さえ掴めてしまえそうな夜だぜぃ!!」

 

19:月さえ掴めそうな夜

 

高取さんの一言でそれまでの演奏が一層ゴージャスになり、Z旗のアルバム「クラブシャレード」より「月さえ掴めそうな夜」。 
高取さんのなめらかで色っぽい歌声に誘われ、うっとりとする曲調に合わせて観客が手を左右に振っていました。 
ラストは高取さんが月を掴み、胸ポケットに仕舞う仕草で締められていたのもとてもオシャレでした。

 

高取さん「ラストはZ旗の旗上げからやってるこの曲!! 日々!!」 
Toshiさん「Taka?」 
高取さん「オレ、誕生!!」

 

20:日々誕生

 

ラストはZ旗のファーストアルバム「Z旗(ZETKI)」より攻撃的なテンポが心地いい「日々誕生」。間奏で「オレ、誕生!」と高取さん。 
高取さんのアダルトな歌いぶりとZ旗演奏陣の皆さんのアクティブな演奏ぶりは熱気たっぷりで観客も大盛り上がりでした。 
最後に曲がいったん止まる箇所では、高取さんが思いっきり間をためていらっしゃたのも印象的でした。

 

~アンコール~ 
-MC-

 

高取さん、Z旗の皆さんが拍手で見送られると、拍手がそのままアンコールを表す手拍子に。 
しばらくすると高取さんが登場され、Z旗演奏陣の皆さんをおひとりづつ呼びこまれました。

高取さん「それじゃあ、スペシャルゲストの人たちを呼び込みましょう! 拍手でみんな集まれしてください!!」

 

21:ハッピーバースデー/吉田仁美 池田彩 谷須美子 河内知子 鎌田章吾 大西洋平 國米修市 Z旗 観客 
-MC-

 

ここで高取さんへのサプライズ。今回ご出演のスペシャルゲストの皆さんが特製のバースデーケーキを持ってご登場。 
鎌田さんの扇動とZ旗の皆さんの演奏で観客とスペシャルゲストのみなさんが一緒になって「ハッピーバースデー」を大合唱しました。

 

鎌田さん「おめでとうございます!!」 
高取さん「こんなの聞いてないっ!」 
池田さん「このケーキは私からのプレゼントなんですけど、ファンの皆さんからもプレゼントがあります!」

池田さんの合図でスタッフさんが持ってきたのは50歳ということで文字の「50」の形になった眼鏡と 
両手のひらで収まるか収まらないかくらいの大きさの酒樽でした。

高取さんは観客と一緒に一本締めの合図で酒樽の蓋を木槌で鏡割り。しかし勢いよくやったためだいぶステージ床にぶちまけてしまい、 
樽の中に残った少量の酒を吉田さんと池田さんがかき集められ、高取さんが「カンパイ!」と言って飲み干されました。

高取さん「若い頃、国立リバプールってライブハウスで育ったんだけど、

     正月を迎える最後のライブでトリをとるってのがステータスだったんだよね。 
     それで年明け一発目で鏡割りをするんだけど、それをやった時の喜びに等しいよ」

ここで50の眼鏡をサングラスに戻し、改めてスペシャルゲストの皆さんを高取さんがおひとりづつ紹介されました。

 

高取さん「よぉし、みぇんな最後はみんな集まれで一緒に踊ってくれるかぁああああい!!?」 
観客「ぃえええええええええええええい!!!!」 
高取さん「みんなこれから一緒に歩んでくれるかぁああああい!?」 
観客「ぃえええええええええええええぇえええええい!!!!」 
高取さん「歌ってくれるかぁあああああああぁああい!!?」 
観客「ぃえええええええええええええぇえええええぇえええい!!!!」 
高取さん「みんな集まれ!キョウリュウジャぁああああああ」

 

22:みんな集まれ!キョウリュウジャー/& 吉田仁美 池田彩 谷須美子 河内知子 鎌田章吾 大西洋平 國米修市

 

「高取ヒデアキ "半世紀"Birthday Live」のラストは特撮「獣電戦隊キョウリュウジャー」よりエンディング。 
高取さんがメインに歌われる中、スペシャルゲストの皆さんは高取さんと横並び、もしくは少し後ろで並んでいたのですが、 
ステージ前方の左右にお二人づつ登場され、代わる代わるで踊られ、様々な組み合わせになっていたのも興味深かったです。 
曲も後半になると鎌田さんが「タカさんが大好っきっなんっだ!」と替え歌を披露されると、 
高取さんも最後に「みんながっ大好きなんじゃぁああああああああああ」と替え歌されて観客大歓声。 
ステージ上も観客も一緒になって踊り、ラストにぴったりの賑やかな光景でした。

 

高取さんがスペシャルゲストの皆さんをおひとりづつ紹介してお見送り。ダンサーのお二人には「セクシーガール!」を連呼されたり。

高取さん「今日来てくれた皆さん、本当にありがとうございました! これからもZ旗共々、よろしくお願いします!! 
     そして、代々木第一体育館にいる籠島! これからもツルんでいくぜえええ!!」

ここでいったん退場されたToshiさんが籠島さんの写真を取りに戻られましたが、 
急いでしまった為、写真の上部、籠島さんの頭の上ぎりぎりの所が破れてしまいました。

高取さん「セーフセーフ!」 
観客笑。

 

Toshiさんも退場され、高取さんお一人に。

高取さん「みぇんなぁ、もおぉりあがってくれたかぁああああい!!?」 
観客「ぃえええええええええええええい!!!!」 
高取さん「楽しんでくれたかぁああああい!?」 
観客「ぃえええええええええええええぇえええええい!!!!」 
高取さん「そぃじゃぁ、どぉおこへ帰るんでぁああああああぃ!!?」 
観客「家ぇえぇぇえええええええええええええぇえええええい!!!!」 
高取さん「ホントにありがとう! 気をつけて帰ってね!!」

 

拍手の中、高取さんが見送られていき、「TAKATORI HIDEAKI BEST ALBUM 参上!」が流れ出し、 
「高取ヒデアキ "半世紀"Birthday Live」は終演となりました。

 

高取さんがアニメソングデビューされ、活躍されだした頃は私達がアニメソングに傾倒しだした頃で、 
独特の高揚感を誘う歌声を様々な所で耳にしました。その後、手がけられた多くの楽曲を聞く中、 
いつかライブで聞きたいと思っていた曲達が今回のライブで沢山聞く事ができ、長年の願いが叶いました。 
Z旗の楽曲も初期の楽曲が多く、久し振り聞く事が出来た曲ばかりで嬉しうございました。 

高取さんの観客を楽しませる心意気と仲間達を思いやる兄貴分なお人柄を見て、 
Z旗のみなさんはもちろん、アニメソング界の歌手、スタッフの方々や多くのファンから慕われている事が伺えました。 
高取さんお誕生日おめでとうございます。


 

サプライズゲスト/國米修市 塩谷瞬 山本康平 日笠淳 (登場順)

 


補足

 

・客席後方にはアニメソング関係の歌手の方など業界の関係者の方のお姿もちらほら。

 

・高取さん「ドラムのUTCHIEは昨日リハーサル一回やっただけでこの完成度だからね」

 

・そのUTCHIEさんの横には常にツッコミ用のマイクがスタンバイ。

 

・高取さんの言葉をオウム返しするスタイルのNobuさん。

 

・高取さん「洋平と最初にあったのは愛知県のイベントだったんですけど、ステージの横のテントが控室なんですよ。 
     ステージでオレが歌ってるとそのテントからずっとね、刺すように見てるんですよ」 
 観客笑。

 

・高取さん「五條真由美ちゃんが歌った『わが故郷ジュ―ランド』でZ旗が演奏、編曲をやったんですけど、

     原曲が亀山耕一郎さんなんですよ。 
     籠島やメンバーに『素晴らしいアレンジをありがとう』って言ってくれたんですよ。うらやましくてさ」 
 Toshiさん「レコーディングの時、歌わないのにスタジオ来てたもんね」 
 高取さん「UTCHIEとか水を得た魚のように生き生きとしてたしさぁ」 
 UTCHIEさん「だって五條さんの声が美しすぎるんだもん」 
 高取さん「確かに。でもその嫉妬が『ドデカイオー』を生んだといってもいいでしょう。そして呼ばれなくても来る。これも大事!」 
 観客笑。

 

・観客「かーわーいーいー」 
 吉田さん「いやいやいやもったいないもったいない。返す返す。あはははは」 
 観客笑。

 

・「イェイ! イェイ! イェイ!」はCSの番組「キングラン Presents アニソンキング」の「アニソンキング投票所」で神・エンディング賞を受賞。 
 高取さん「なんか表彰されて賞金まであったのに、作ったオレには何もくれなかったんですよ!」 
 観客笑。 
 吉田さん「わたしはちょっとおいしいごはんをごちそうになりました」 
 高取さん「それさ、随分後で聞いたんだよ。その後でオレも『みんな集まれ!キョウリュウジャー』で神・エンディング賞もらったんだよ。 
     『やったー表彰してもらえる』って思ってたのに番組がオシちゃって、

     表彰部分はカットされて、後日サイトにちっちゃく掲載されるだけというね」 
 観客笑。 
 UTCHIEさん「大将、大将、吉田さんが歌いづらいと思うの」 
 観客笑。 
 吉田さん「だいじょぶです! どんなところでも歌います!」

 

・高取さん「いやぁ、谷さん、河内さんのダンスもいいよね。石原ワールドというかね、いいよね華やかでさ。 
      オレ、実は結構、っていうかかなり石原さんに憧れててさ。あと10センチくらい手足が長かったらねぇ……」 
 観客笑。 
 高取さん「今日も夜に仕事があるっていうのに、昼間に石原さんが来てくださってプレゼントもらったんですよ。素敵な先輩ですよ。 
      仁美ちゃんの『イェイ! イェイ! イェイ!』もいいよね。

      難しい曲でさレコーディングでかなり苦戦したっぽいのに今は歌いこなしてるもんね。 
      そして後ろの野郎どもも一緒になって『イェイ! イェイ! イェイ!』やってるんだもん。最高だよね」 
 観客笑。

 

・高取さん「『ハートキャッチプリキュア!』はリリース日に秋葉原のCDショップから在庫が無くなるとか、

     デイリーチャートで一位をとったとか、 
     オレの人生を変えた一曲だね。彩ちゃんもどんどん凛々しく、雄々しくなっていくし」 
 観客笑。

 

・鎌田さん「客席が凄い人っすねぇ。これだけの人が集まるのも……高取さんの……えっと」 
 高取さん「そうやって間があると本音じゃないみたいじゃん。さらっと言えばいいんだよ」

 

・塩谷さん「日笠さんはノリでステージに呼んじゃったから後で怒られると思います」 
 山本さん「お前いっつも怒られてるもんな」

 

・高取さん「今回カレンダーを作ったんですけど、今日の3月4日から来年の3月4日までです。 
      世間に出してない写真もあるんですけど、表紙の写真は遺影みたいですね」 
 観客「いぇええええええい(遺影)」 
 高取さん「イエイじゃないっ!! 何上手いこといってるの!?」 
 観客笑。

 

・そんなオリジナルカレンダーですが、2017年の高取さんのお誕生日が3月4日(土)ではなく、3月3日(金)になっていました。

 

・高取さん「ファンクとかロックとか、ほんとアニソンって自由だよね。

     いろんなジャンルを自分のものに出来るって、こんなに素晴らしい世界ないよ!」 

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