2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
プリキュアシリーズの名曲を数多く歌う! 工藤真由&池田彩ツーマンアニソンミニライブ 13:00
17.2.19 アレアレア2 3階 アレアレアスタジオ
出演/工藤真由 池田彩
司会/女性の方 (名前わからず。申し訳ありません)
演奏/カラオケ
東京中央線の立川駅近くにある複合商業施設アレアレア。
「アレアレア1」と「アレアレア2」の2棟からなるこの施設には様々な店舗が入っており、
「アレアレア2」の3階には7店のラーメンが入っているフードテーマパーク「ラーメンスクエア」があります。
その中央部のイベントスペース、アレアレアスタジオではキャラクターショーやものまね、アイドルのステージなど、
様々な催しが行われており、不定期でアニメソングを歌われている歌手の方を招いたアニソンライブも行われていて、
中でも「プリキュア」シリーズの歌手の方々が多くこのステージに立たれています。
今回行われたのはアレアレアのステージに数多く立たれている池田彩さんと
この年の4月に芸能界を卒業される工藤真由さんのツーマンライブ。
アニメ「ハートキャッチプリキュア!」のオープニングを池田さん、エンディングを工藤さんが歌われて以来、
作中でデュエットされたり、イベントで様々な場所で共演されるなどされてきたお二人ですが、
工藤さんの卒業に伴い、今回が最後のツーマンライブという事で、この機会を逃すまいと思い行ってまいりました。
ライブは13:00からと15:00からの二回開催されましたが、両公演共、開演前のイベントスペースには
池田さんが工藤さんや様々な歌手の方とのコラボレーションしたミニアルバム「featuring X」が流されていました。
今まで見たアレアレアのアニソンイベントの中でも最多の観客が集まり、開演を今や遅しと待っていました。
ステージ上には後方に大型スクリーンが設けられており、アレアレアの告知映像が流れていましたが、
開演時にはハートや音符が入り混じったイメージ映像が流れていました。
●13:00~
開演時間になると司会の女性の方がステージにご登場。
「ダンスは他の方にぶつからないように。ジャンプは心の中でして下さい」などのジョークを交えつつ
開演に当たっての諸注意をアナウンスをされました。
まずは司会の方に呼びこまれて白で統一された衣装で池田彩さんがご登場されてご挨拶。
池田さん「じゃあ早速歌っちゃっていいですかー!」
観客「おぉぉぉおおおおおおおおお」
01:Alright! ハートキャッチプリキュア! (TVサイズ)/池田彩
02:ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪~∞UNLIMITED∞ ver~ (TVサイズ)/工藤真由
-MC-
まずは池田さんのアニメ「ハートキャッチプリキュア!」オープニングからスタート。
池田さんは振り付けを交えてはつらつとした歌声で歌われ、観客も力強い合いの手を入れていました。
そして池田さんと入れ替わりに工藤さんが登場され、アニメ「スイートプリキュア♪」の二代目オープニング。
黒のライダースジャケット姿の工藤さんは弾むような歌声に、観客も大きな手拍子と合いの手で盛り上げていました。
工藤さん「みなさん、こんにちはー!」
観客「こんにちはー!」
工藤さん「ありがとうございます! 笑顔は永遠不滅ぅー、くどまゆこと工藤真由です! よろしくおねがいします!」
観客拍手。
工藤さん「それではですね、先程、私の前座を務めてくれた池田彩ちゃんをお呼びしたいと思います」
観客笑。
工藤さん「みなさん大きな声で"彩ちゃん"って呼んで下さいね。
大きな声じゃないと来ないと思いますので力いっぱいおねがいします。せーのっ!」
観客「あやちゃーん!!」
池田さん「はーい池田彩でーす! 」
池田さん「ちなみに、池田彩初めて見ましたって方はどれくらいいらっしゃいますか? おー結構いらっしゃいますね。
池田彩、こんなやつです。どうぞよろしくお願いします。二回目以上の方ー、ウィース!」
池田さん&二回以上の観客「ウィース! ウィース!」
池田さん「あ、初めての方、池田彩はですね、二回目以降はこういう軽いカラミになりますんで、
よかったら二回目から一緒にウィース!して下さい」
工藤さん「私、彩ちゃんと二回以上会ってるのにウィース!したことないわ」
観客笑。
池田さん「あ、ウィッス!」
工藤さん「ウィッス!」
観客笑。
池田さん「さぁ、工藤さんがあたしの前座を務めてくれたのでね。ここからが本番ですから」
工藤さん「いやいやいや」
池田さん「さささ、もういいですよ。下がっていただいて」
観客笑。
工藤さん「この子はね、ズルいんですよ。今日だって会場入りした時から眉毛ばっちり書いてきてね」
池田さん「眉毛はね、そりゃ書きますもんね」
工藤さん「私、何も聞いてないからスッピンで来ちゃったもん」
池田さん「まあね、眉くらい家で書いてきたらいいんですよ。眉(真由)だけに」
観客笑。
工藤さん「うまいなぁ~」
03:ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!/池田彩
-MC-
工藤さんを送り出し、まずは池田さんのソロコーナー。アニメ「スイートプリキュア♪」の初代エンディング。
ゴージャスな曲調を軽快に歌われる池田さん。客席では池田さんのダンスに合わせて一緒に踊る観客もちらほら。
池田さん「わたしね『プリキュア』も歌ってるんですけど、今は『ポケモンガオーレ』というアーケードゲームのテーマを歌ってるんです。
三人で歌ってるんですけど、今日は一人で歌ってみるんですけど、タイトルコールを皆さんでしたいと思います。
皆さんの声が小さいと音が流れない、曲が始まらないというシステムになっております。一緒にやってくれますかー!?」
観客「ぉぉおぉおおおおお」
ここで池田さんから「Get Chance! ポケモンガオーレ!」のタイトルコールの簡単な振り付けが行われました。
池田さん「じゃあいきますよ、皆さん準備はいいですかぁあああ?」
観客「ぉぉぉおぉおおおおおお」
池田さん「Get Chance!」
池田さん&観客「ポケモォォォンガオーレェエエエ!」
池田さん「……………………………あれ? ちょっとねー。音響さん判断でもう一回になりましたね」
観客笑。
池田さん「改めて、いきますよぉーGet Chance!」
池田さん&観客「ポケモォォォンガオーレェエエエ!」
04:Get Chance! ポケモンガオーレ!/池田彩
-MC-
高取ヒデアキさん、鎌田省吾さんと歌われたアーケードゲーム「ポケモンガオーレ」のテーマソングを池田さんお一人で。
高揚感たっぷりの歌声で振り付けを交えつつ、歌われる池田さんは実にパワフル。間奏では再度タイトルコールが行われました。
池田さん「じゃあ、ここで、真由さんを……呼ぶ?」
観客笑。
池田さん「呼びましょうね。せーので"くどまゆ"ね。じゃあみなさん、せーのっ……って言ったら呼ぶんですよ」
観客笑。
池田さん「せーのっ!」
観客「くどまゆぅううううううう!」
工藤さん「はーい!!」
池田さん「はい、という事で、工藤真由さんでしたー!! 呼んでみただけー」
工藤さん「ちょっと待って、歌わせて。歌手だから」
観客笑。
池田さんが退場され、工藤さんお一人に。
工藤さん「改めまして、工藤真由です。私を初めて見ましたって方はどれくらいいらっしゃいますか? おー結構いらっしゃいますね。
工藤真由、こんなやつでーす。彩ちゃんのマネしてみましたーふふふふー。どうぞよろしくお願いします。」
観客笑。
工藤さん「まずはですね、オリジナル曲を聞いていただきたいんですけど、ちなみに今日、誕生日という方はいらっしゃいますか?
さすがにいらっしゃらない? 実は今日、私の母が誕生日なんですよ」
観客拍手。
工藤さん「ありがとうございます。じゃあ二月が誕生日という方ー!? おおーいらっしゃいますね。おめでとうございます。
次の曲はですね、私が母を思って作詞作曲しました。よろしければ聞いてください『Birthday Present☆』」
4.5:Birthday Present☆ (序盤まで)/工藤真由
-MC-
05:Birthday Present☆/工藤真由
-MC-
工藤さん自ら作詞作曲されたオリジナル曲「Birthday Present☆」。序盤で歌詞を忘れてしまった様子の工藤さん。
ご本人曰く「変に緊張している」との事で、音楽をいったん止めてもらい、歌詞を思い出して改めて最初からやりなおし。
工藤さんはお母さんへの思いを込められたメッセージを伸びやかな歌声で歌われ、とても暖かな心地になりました。
工藤さん「いやーどうなるかと思ったねーふふふふー。でも今日しか見られませんからねーライブは生ですねーふふふふー」
観客笑。
工藤さん「続いてなんですけど、『ハートキャッチプリキュア!』って皆さん知ってます? ……おー大きいお友達はさすがですねー。
『プリキュア』ももう十……三年? すごいですね。生まれた子は中学生に、中学生は……考えちゃダメだねーふふふふー」
06:Tomorrow Song~あしたのうた~/工藤真由
-MC-
続いて工藤さんが歌われのはアニメ「ハートキャッチプリキュア!」より手拍子が心地いい二代目エンディング。
ゴスペル調の雰囲気ある曲調と工藤さんの等身大な歌いぶりとが合わさって、独特の高揚感を誘われました。
工藤さん「ありがとうございます。さて、今日はここで終わりかな?」
観客「ぇぇぇええぇ」
工藤さん「彩ちゃん、呼ぶーぅ?」
観客笑。
池田さん「ハイハーイ!」
工藤さん「わっ、呼ぶ前に来ちゃった」
池田さん「いやー待ってたらこのまま終わりそうやったんで」
観客笑。
工藤さん「でも、彩ちゃんと一緒にやるってのがラストになるのはさびしいねー」
池田さん「まーねー」
工藤さん「というのも、私が今年の4月で芸能界を卒業するんです。それも暗い事じゃ無くて、次の夢に向かっての卒業ですからね。
なので彩ちゃんとのステージは今日が最後になるんです」
池田さん「言うてもね、もう7年くらい一緒にいますからね。プリキュアのミュージカルに出たり、いろんな所行ったり。
定期的に二人一緒にライブに出たりしていたので、最後って言う実感があんまりないんですよ」
工藤さん「それは私もあるんだけど、大丈夫。次の彩ちゃんのライブで最前列で『あーやっ!』ってコール入れるから」
観客笑。
池田さん「残念ながら次で最後なんですけど」
観客「ぇぇぇえええええ」
池田さん「この後、15時からもやりますんで。そっちは今回と違う曲を歌うかもしれないし」
工藤さん「そうね」
池田さん「もう歌わんとずっと喋り倒すかもしれへんしね」
工藤さん「そうだねーえー、そこは歌ってー」
観客笑。
07:HEART GOES ON/工藤真由 池田彩
-MC-
13:00の回ラストは「Tomorrow Song ~あしたのうた~」のカップリングであり
アニメ「ハートキャッチプリキュア!」で最も印象的な挿入歌。 今回是非聞きたかった一曲。
しなやかな工藤さんと凛とした池田さんの息のあった掛け合いは実際生で聞くと息を飲む素晴らしいコンビネーション。
芸能界を卒業される工藤さん、残られる池田さんお二人を彷彿とさせるように思えて感慨深かったです。
歌い終ると工藤さん、池田さんがそれぞれ今後の活動の予定や、ライブ後の物販ブースでのサイン会などを告知され、
それぞれがご挨拶され、拍手で見送られると司会の方がご登場され、サイン会の段取りを説明されました。
それぞれ45分程のライブ中に「プリキュア」シリーズでお二人が歌われた楽曲はもちろん、それぞれのオリジナル曲も盛り込まれ、
二回公演中で同じ曲は歌われない、しかも誰でも見る事が出来る無料イベントと、とてもお得感を感じる内容でした。
お二人の歌いぶりのブレなさは言わずもがな。共に様々なステージに立たれてきたお二人の漫才のようなテンポで息のあったトークも魅力。
工藤さんの芸能界ご卒業は残念ではありますが、お二人ならではの楽しいステージを見る事が出来、とても嬉しうございました。
補足
・工藤さん「歌詞を忘れる事はね、プロでもあるんですよ」
観客のお嬢さん「がんばれー!」
工藤さん「ありがとう! がんばるよ!! プリキュアの気持ちがわかるっふふふふー」
・工藤さん「でもね。卒業しても彩ちゃんの大ファンだし」
池田さん「ありがと」
工藤さん「相方だし」
池田さん「あらま、嬉し」
工藤さん「っていつまでも思ってるつもりだから。彩ちゃんがよければっ!!」
池田さん「……いいですよ」
工藤さん「よかった断られる歌と思ったー」
池田さん「まあね、この場はそう言っておかないとね」
工藤さん「もーそういう所がコワいよー」
観客笑。
池田さん「でも今日の衣装もね、打ち合わせしてないのに白と黒でね、合うもんですね」
工藤さん「ほらこういう時、絶対、白選ぶじゃん、彩ちゃん」
池田さん「なんでしょうね。普段からにじみ出るんですかね? お互い」
工藤さん「いやいや。一番デビルなのはこの子だから。」
観客笑。
・工藤さん「『Go My Way!』が入ったCDを今日持ってきたのですが、なんと一回目の時点で完売しました」
観客拍手。
工藤さん「このCDは流通していなくてライブでの限定販売なのでGETされた方はレアだと思ってください。
ただ、卒業した後、ネットで売るなよッ! ふふふふー見てるからねーふふふー」
・工藤さん「彩ちゃんとは7年のお付き合いになるんですけど、どうですか、私は?」
池田さん「……えっと、それは誉めて欲しいのか、イジってほしいのか、なんなのか。えっとーお変わりなくぅ」
観客笑。
工藤さん「そうねーありがと。彩ちゃんもお変わりなく」
池田さん「そうですね。ずっとこんな感じですよね」
・工藤さん「私はライブでも感動してすぐ泣いちゃうんですけど、彩ちゃんはカラッカラだから」
池田さん「まあドライアイなんでね」
工藤さん「ドライアイってそういう意味じゃないじゃら!」
観客笑。
池田さん「そうなんですか。じゃあ今日はずっと眼ぇ開けっ放しで歌いましょうか?」
工藤さん「こわいから!」
・宮本佳那子さんのお話。
工藤さん「『Yes!プリキュア5』のエンディングを佳那子が歌ってる時だから、もう10年の付き合いになるんだよね。
佳那子はねー10年前と全然何も変わってない。見た目も中身も」
池田さん「対応は大人になったよね」
工藤さん「対応はね。イーッってならなくなったよね」
池田さん「少し社会を学んだんやね」
工藤さん「小さい時からね『オトナでしょ?』って言うんだよね」
池田さん「『オトナでしょ』って言わなくなった分大人になったよね」
観客笑。