2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
影山ヒロノブバースデーライブ2017
17.2.18 Shibuya eggman
出演/影山ヒロノブ
演奏/BROADWAY(Key&Cho.須藤賢一 B&Cho.村上聖 Dr&Cho.岩田"GUNTA"康彦 G&Cho.松尾洋一)
Ag.影山ヒロノブ
1977年にロックバンドLAZYのボーカルとしてデビューされ、2017年7月に芸能生活40周年を迎える影山ヒロノブさん。
毎年ご自身のお誕生日である2月18日に開催されているバースデーライブが本年も開催されました。
アコースティックソロライブ「アコギな一人旅だぜ」や楽曲制作、チェアマンを務めるJAM Project等の活動がご多忙で
2017年現在、ご自身のバンドBROADWAYを従えてのバンドスタイルでのソロライブはバースデーライブ以外はほぼ行われていません。
その為、バースデーライブは毎年チケットがすぐに完売になり、なかなか行けずにいましたが、今回やっと行く事が出来ました。
会場は長年バースデーライブを開催し続けている、東京渋谷にある老舗のライブハウスShibuya eggman。
地下へと続く階段には奥井雅美さんややまけんさん、影山さんが司会を務めるCSの音楽番組「アニぱら音楽館」等、
多くの関係者からの祝花が多く飾られていました。
ホール内は文字通り大入り満員の観客でひしめいており、入口付近まであふれており、観客の移動もままならない程。
開演時間を少し過ぎるると照明が落とされ、いよいよ開演です。
00:Ray of Hope ~Anthem of KAGE☆STARS~/SE
01:CHA-LA HEAD-CHA-LA (2005 ver.)
02:僕達は天使だった
03:最強のフュージョン
-MC-
影山さんのソロアルバム「ROCK JAPAN」のオープニングを飾ったオーバーチュアが流れる中、BROADWAYの皆さんがご登場。
BROADWAYの皆さんの準備が整い、「Ray of Hope」が終わると、
影山さんの代表曲であるアニメ「DRAGON BALL Z」の初代オープニングを
2005年にリアレンジで再レコーディングしたバージョンのイントロが演奏される中、影山さんがご登場。
よりパワフルになった歌声とアレンジで観客を盛り上げると、そのままアニメ「DRAGON BALL Z」より2代目エンディングへ。
ポジティブな影山さんの歌声が素敵。「缶蹴り」のアクションや須藤賢一さんを中心にBROADWAYの皆さん
の「エンジェル」のコーラスも聞き所。 さらに「DRAGON BALL」シリーズの楽曲が続き、
劇場版アニメ「DRAGON BALL Z 復活のフュージョン悟空とベジータ」のエンディングへ。
影山さんの颯爽とした歌いぶりが抜群に格好良く。曲中で「DRAGON BALL」等の影山さんの歌声が重なる部分は
須藤さんがメインでご担当。
影山さん「今日も凄い光景だね。人が詰まりすぎじゃないっすか。
でもね、須藤クンが悪いんすよ。『バースデーライブは絶対eggmanだ』って聞かないから」
観客笑。
影山さん「僕は行ったんです。『もうちょっと広い所でいいんじゃないか、しかもLAZYファンには椅子が無いと……』って。
でも『バースデーライブは絶対eggmanだ』って言うんです」
須藤さん「それ、ここ毎回言ってるよね」
観客笑。
影山さん「今出てきた時の客席の光景がイワシの缶詰みたい……」
観客笑。
影山さん「そんなこんなで冗談みたいですけど、56歳の誕生日を迎えました」
観客「おめでとー」
影山さん「ありがとうございます。この業界、水木さんとか先輩が元気っすからね。アニキ、69歳っすよ」
観客「えぇええー」
影山さん「ねー。この前、アニキと一緒に山に登ったんすけど……最初からこんなに喋ってたらマズイっすよね。スンマセェン」
観客笑。
04:鬼神童子ZENKI
05:無敵の鬼神
06:MIND POWER…気…
-MC-
続いて歌われたのは影山さんの代表曲の一つであるアニメ「鬼神童子ZENKI」初代オープニング。
和テイストのロックな重さがたまらないサウンドと、影山さんの野性味あふれる歌いぶりはいつ聞いてもワクワク致します。
曲が終わるとすぐに「ZENKI」の主人公・鬼神前鬼役の小杉十郎太さんの声で「鬼神前鬼、ここに現臨!」という台詞が聞こえ、
同じく「ZENKI」より主人公・鬼神前鬼を歌ったイメージソング。影山さんのふつふつと力強い歌声はライブでは一層響くものがありました。
さらに「DRAGON BALL Z」より第139話「不吉な予感! ブルマが知らせたミステリー」で末来を思うトランクスの決意を歌った
「MIND POWER」ではアンニュイな曲調の中に影山さんの決意の強さと哀愁を感じる歌いぶりを堪能でき、
BROADWAYの皆さんや観客も「WOW WOW」の大合唱となりました。
影山さん「なんで君たちは最前列にいるのに、その場所がイヤなのかい?」
客席一列目の馴染みのファンに話しかける影山さん。
影山さん「え? ツバが飛んでくるからイヤ?」
観客笑。
影山さん「松尾、どう思う?」
松尾さん「オレもイヤかもしれない」
観客笑。
影山さん「でもあれやで、相撲やったらその席高いよ……誰の体系が相撲だよ」
観客笑。
影山さん「お前の方が相撲やろぉ~?」
観客笑。
07:魂のエヴォリューション
08:千年のソルジャー
09:バ・ビ・ブ・ベ ビーストウォーズ/& BROADWAY
-MC-
影山さんの歌を聞こう。ここからはCGアニメ「ビーストウォーズ メタルス ~超生命体トランスフォーマー~」を三曲続けて。
まずは初代オープニング「魂のエヴォリューション」から。ピアノの音色が印象的なシリアスな曲調と影山さんのシャープな歌声が魅力。
続いて「ビーストウォーズ!」の掛け声も逞しい二代目オープニング「千年のソルジャー」では影山さんのハードな歌声をたっぷり堪能。
最後はマーチ調が勇まし楽しい初代エンディング「バ・ビ・ブ・ベ ビーストウォーズ」。
二番のバ・ビ・ブ・ベ ボンバーズのパートはBROADWAYの皆さんがご担当。
「ビーストウォーズ メタルス」の楽曲を一度にこれほど聞く事が出来る機会もなかなか無かっただけに、とても嬉しうございました。
ここでBROADWAYの皆さんが退場され、スタッフさんによって準備が行われる中、
影山さんがお一人でアコースティックギター演奏し歌われるアコギコーナーへ。
影山さん「ここでお茶請け代わりに二曲ほど。最近ねぇ、アコギの時は譜面を置かないようにしてるんすけど結構大変でね。
昔みたいに覚えられなくてヤバいんすよ。覚える目標は変わらないんすけど、今月のソロアコギからiPad Proを導入します」
観客「ぉぉおおおおおぉおお」
影山さん「っま、要はカンペなんすけどね」
観客笑。
影山さん「ナハハハ。でもね今までより小さくなるんすよ。これまでのカンペはすっごいでっかくて前の方のお客さんが
『っち、影ちゃん、見えないよ』って不満を言うくらいだったんで」
観客笑。
影山さん「で、譜面台にライトをつけてると『まぶしくって見えないよ影ちゃん』って言われてたんで」
観客笑。
07:Little Wing
-MC-
アコギコーナー一曲目はアニメ「スクラップド・プリンセス」より、JAM Projectで手がけたオープニングをセルフカバー。
優しくささやく様な影山さんの歌声は包容力がたっぷりで、観客もうっとりと聞き入っている様子でした。
ご自身のアルバム「Cold Rain」でカバーされていますが、歌いぶりはコンピレーションアルバム「Heart of Magic Garden」に近い印象。
通信アプリLINEの生放送アプリLINE LIVE「~影山ヒロノブデビュー40周年記念番組~影生ヒロノブ」のお話。
影山さん「遠藤君(遠藤正明さん)みたいにスマホ持ってない人にはどうでもいい話かもしれませんけど」
観客笑。
影山さん「また、色々番組内で発表する事が沢山ありますんで。今日も実は凄い事発表しますんで」
観客「ぉぉぉおおおぉおお」
影山さん「凄い凄いから、もうヤバいよ。生放送のすぐ後から凄い事できちゃうから」
観客「ぉぉぉおおおぉおお」
影山さん「そんで、春からも凄い事できちゃうから」
観客「ぉぉぉおおおぉおお」
影山さん「夏ももっと凄い事できちゃうから」
観客「ぉぉぉおおおぉおお」
影山さん「なんかラップみたい。悪そうなヤツだいたいトモダチィー」
観客笑。
影山さん「遠藤正明ィ、ショボいヤツはきただにひろしィー、一応トモダチィー………後輩やん」
観客笑。
影山さん「アイツ、オレのライブ来ないで、アニキとかとNHKの生放送に出てるんすよ」
※当時きただにさんはNHK BS「カウントダウンLIVE アニソンベスト100!ニッポンアニメ100」の生放送にご出演。
影山さん「オレとNHKをはかりにかけてぇ、NHKをとりやがったなぁ」
観客笑。
影山さん「さてはアイツ、紅白歌合戦をねらってるなぁ、『ONE PIECE』がアツいうちにぃ……ちぇっ」
観客笑。
影山さん「次はかわいい曲をやります!」
08:ハッピーアイスクリーム!
-MC-
続いてアニメ「ろんぐらいだぁす!」より影山さんが作られ、
出演声優さん達が"チームフォルトゥーナ"として歌われたエンディングをセルフカバー。
影山さんのハッピーでポジティブな歌いぶりは友情賛歌にぴったり。今回聞けるかと期待していた曲だっただけに嬉しうございました。
ここでアコギコーナーは終了し、BROADWAYの皆さんが登場され再びバンド形式で。
影山さん「今年は忙しかったり寒かったりでまだ自転車に乗れていないんすけど、春になったら仕事そっちのけで自転車乗ります」
観客笑。
影山さん「自転車やってて友達も増えて、業界内でも年下だけど先輩と呼べる人もいたりして、
『ろんぐらいだぁす!』も自転車つながりで声かけてもらったんですよ
今回は歌詞も書かせてもらったんすけど、オレ、アイスクリームって顔じゃないでしょ?」
観客笑。
影山さん「でもねー自転車乗ってからアイスクリーム食べるとウマいんすよね。
自転車乗ってて驚いたのは、アイスクリームのウマさとライダースーツの下はノーパンって言う事です。
ノーパンは最高じゃないけど、アイスクリームは最高です……やれよ松尾も!!」
観客笑。
影山さん「松尾とか絶対電動自転車乗ってんねん。そんで八王子の山ん中一生懸命こいでんねん」
観客笑。
影山さん「さぁ、こっから後半。今日のゲストを紹介します! From DRAGON BALL!! KUKO!!!」
09:まるごと/& KUKO
-MC-
サプライズでKUKOさんが登場され、歌われたのは劇場版アニメ「DRAGON BALL Z 地球まるごと超決戦」のエンディング。
軽快に歌われているお二人はとても楽しそうで、BROADWAYの皆さんや観客も「DRAGON! DRAGON!」の掛け声に力が入ります。
オリジナルはAmmyさんとのデュエットなので、今回、KUKOさんと歌われているのはとても貴重な光景でした。
改めて影山さんがKUKOさんをご紹介。
影山さん「KUKOちゃんは、わりとギリギリにオファーしたんだけど、快く来てくれました!!」
KUKOさん「山から降りてきたんだよー。冬眠してたけど。40周年でしょ? それで誕生日っていうんだからこれは行かないとねー」
観客拍手。
影山さん「山から降りてきてくれてありがとう。山の暮らしはつらかろう……」
KUKOさん「寒いんだよー。朝起きたら部屋の気温がマイナス五℃」
影山さん「マァジ?」
KUKOさん「避暑地だから夏は涼しいけど……」
影山さん「なるほど、冬は寒い所なのにKUKOちゃんはそこに住んじゃったと」
観客笑。
10:永遠の約束 デュエットバージョン/& KUKO
-MC-
続いてもKUKOさんを迎えて、お二人でデュエット。ゲーム「DRAGON BALL Z 誕生編 アルティメットバトル22」よりエンディング。
影山さんのやわらかい歌声とKUKOさんのひろがりある歌声が相まってグッとムードある雰囲気になり、観客も聞き入っていました。
影山さん「この間、アニキにバースデー登山に連れてってもらって、
長野県の小諸にある高峰温泉っていう標高2000mの旅館に泊まったんすよ。
……まぁ、自腹ですけど」
観客笑。
影山さん「でもアニキは夜ご飯ごちそうしてくれましたから。
その時に宇宙観察って言うのかな? 旅館のサービスで望遠鏡で空を見られるんですよ。
長野県でしょ? 標高が高い所で見ると凄いんすよ。東京で見ると、煙ってるって言うか、なかなか見られないじゃないっすか」
KUKOさん「オリオン座くらいしか見られないよね」
影山さん「そう。でビックリしたのはペテルギウスって星があるんすけど、大きい赤い星で点滅してるんすけど、もう終わる星なんだって」
KUKOさん「じゃあ超新星っていう大きくなって無くなっちゃう直前なんだ」
影山さん「そうなんだよね……なんで賢さんの方を向いて聞いてんだろ?」
観客笑。
影山さん「どうなんだ松尾っ!」
観客笑。
影山さん「ガンちゃんには聞かねーよっ!」
観客笑。
影山さん「それで、今見てる光も800万年くらい前のものらしくって、感動してビックリしたよね。
アニメも宇宙を舞台にしたものも多いし、日本の子供達もアニメで凄く宇宙との距離を近く感じてると思うんすよね。
次の曲も……そういう……」
KUKOさん「ちょっと待って、今日は何の日? 今日は影ちゃんの誕生日だあぁあああああ!!」
11:ハッピーバスデー/KUKO BROADWAY やまけん 観客
-MC-
ここで影山さんのサプライズでKUKOさんの合図で「ハッピーバスデー」。
観客も一緒に合唱する中、ケーキを持ったやまけんさんがご登場。
影山さんがケーキのろうそくを吹き消すと拍手が起こり、BROADWAYの皆さんは隠し持っていたクラッカーを鳴らしていました。
影山さん「ありがとー。わーすげえ。ケーキに影生くん(LINE LIVE『影生ヒロノブ』のマスコットキャラクター)が描いてある!」
KUKOさん「影沼くん?」
影山さん「影沼くんじゃないよ」
やまけんさん「影沼くんだったらそれはそれで凄いっすけど。底なしっぽくて」
影山さん「あ、これはアレじゃん……ガッシャットゥ!」
特撮「仮面ライダーエグゼイド」で影山さんが音声を担当されている
変身ベルト・ゲーマドライバーに差し込むガシャットも描かれていました。
やまけんさん「今日はケーキだけじゃないんですよ。こちら『仮面ライダーカゲヤマ』!!」
スタッフさんがやまけんさんに手渡されたのは、
玩具「LVURシリーズ LVUR01 仮面ライダーエグゼイド アクションゲーマー」の改造版として、
販売元のバンダイが影山さんの為だけに作られた「LVURシリーズ LVUR00 仮面ライダーカゲヤマ サイクリングゲーマー」をプレゼント。
やまけんさん「バンダイさんから世界に一つだけの『仮面ライダーカゲヤマ』です! ちゃんとチャリンコもついてるんですよ」
影山さん「すーげー!! まーじでー!」
やまけんさん「スタッフの誰もが欲しいって。ヤフオクで売ったらだめですよ! 出所わかりますからね!」
観客笑。
やまけんさん「パッケージもヒロノブさんの写真がふんだんに使われてるんですよ。で、エグゼイドのゴーグルの中もヒロノブさんです」
KUKOさん「愛を感じるねー」
影山さん「ホンマやー。ちょっとコワい……」
観客笑。
やかまけんさんが拍手で見送られ、影山さんとKUKOさんお二人に。
影山さん「せっかくKUKOちゃんがいるからどうしても歌いたかった曲があって。これも名曲なんすけど。
前はね、死ぬのが凄く怖かったんですよ。無になるっていうのがわからなくて。でもこの歌に出会って、二番のAメロを歌っていて
なんかこう、つながっていけばいいなぁって。一つオトナになった曲です。じっくり聞いてください『光の旅』」
12:光の旅/& KUKO
-MC-
アニメのスペシャルエピソード「DRAGON BALL Z スペシャル たったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父~」より
エンディング。 影山さんがしなやかにゆっくり歌い出され、柔らかい歌声のKUKOさんへとつないでいく部分は
さながら広がる星空を見るような幻想的。 曲の盛り上がりと共にお二人の歌声が会場内を包み込んでいく様に感じ、
うっとりとしながら聞いておりました。
KUKOさんが拍手で見送られ、影山さんお一人に。
影山さん「オレ、花粉症ツラくって。昨日から喉が痛くて。でもね、テレビで見たんすけど、近々花粉症は無くなるらしいですよ。
なんかね、花粉米っていうお米が出来たらしくて。それをずっと食べてると花粉症は無くなるらしいっすよ」
観客「へぇえええ」
影山さん「もっと凄いのはね痩せてる人の胃腸の菌をもらって太ってる人の胃腸の中に入れると太れなくなるなるんですって。最高だよ」
観客「へぇえええぇえ」
影山さん「でもね。その菌って、痩せてる人の便から作るんですって」
観客「えぇえええぇえ」
影山さん「アナタァ、ノメマスカ?」
観客笑。
影山さん「松尾、飲める?」
松尾さん「相手にもよりますよね」
影山さん「そうやなぁ。ガンちゃん、誰のやったら飲める?」
GUNTAさん「桐谷美……」
影山さん「ふざけんなよ」
観客笑。
影山さん「ガンちゃんにはきただにのを飲ます! 採取するのめんどくさいからそのまま飲ます!」
観客笑。
13:エンブレム~名も無き英雄達へ~
14:WE GOTTA POWER
15:HEATS
16:GET THE WORLD
17:聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~
ラストブロックはキツい五曲を連続で。まずはアニメ「よみがえる空~RESCUE WINGS~」より
JAM Projectのfeaturingで歌われた初代エンディング。 決意の強さを影山さんの真骨頂ともいえる哀愁の塊のような歌唱で、
歌われている姿にぐいぐいと惹きこまれて行きました。 「いくぜぇえ!」という影山さんの掛け声から
アニメ「DRAGON BALL Z」二代目オープニングでは雰囲気が一転してエネルギッシュなステージに、
観客も大合唱の大盛り上がりの余韻を引きずる間もなくOVA「真 (チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」より二代目オープニングへ。
サビの部分では影山さんが手を上下する動作を観客もマネして会場中が一体となって手を上下していました。
影山さんが「まだまだいけるかぁああい!!」と観客を鼓舞しながらはじまったのはアニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP」よりオープニング。
曲調も影山さんの歌いぶりも終始ハイテンションでパワフルで、今の影山さんに通じるような歌詞にもまた感慨深い所がありました。
ラストは影山さんの代表曲の一つアニメ「聖闘士星矢」二代目オープニング。イントロのシャウトがまた抜群に格好良い。
いままで沢山歌われてきただけに、圧巻の歌いぶりのスマートさと優雅さ。
BROADWAYの皆さんと観客の「星矢」の追いかけにも力が入ります。
-アンコール-
-MC-
拍手の中、影山さん、BROADWAYの皆さんが退場されると拍手がアンコールを意味する手拍子に。
しばらく手拍子が続くと今回のライブTシャツに着替えて影山さんが登場され、続いてBROADWAYの皆さんも登場されてセッティング。
・ここで影山さんのデビュー40周年の情報を発表。
・40周年記念グッズのコンセプトロゴを発表。スタッフさんがロゴがあしらわれた幕を持ってご登場されました。
・ご自身にとって非常に大切であるという「AIR BLANCA」を基調に飛行機をあしらったロゴ。
今後40周年記念グッズに使用されるとの事です。
・続いて40周年記念ライブ開催を発表。大阪は9月1日(金)になんばHatch、東京は9月3日(日)なかのZERO大ホールで開催予定。
・影山さん「東京は椅子付きー!!」
・4月から放送開始のアニメ「ID-0」のエンディングを服部隆之さんとの共作で担当。タイトルは「Stellar Compass」。
影山さん「じゃあ、しょうがないから、前の方で楽しんでるんだか楽しんでないんだかわかんない人達がいるから……」
観客笑。
影山さん「僕の、十代の頃の歌を歌っていいでしょうか!?」
観客「ぉぉぉおぉおおおぉおおおおお」
影山さん「僕と一緒に、歌えるのか? 君たちっ!?」
観客「ぉぉぉおぉおおおぉおおおおお」
影山さん「君たち、どっかで僕の十代をバカにしてないかい?」
観客笑。
影山さん「オレのー、魂のー、十代のー……おみまいしてやるぜええええ!!」
18:燃えろロックン・ロール・ファイアー
19:恋のピエロ
-MC-
影山さんの源流であるバンドLAZYの楽曲の中から、四枚目のシングルのA面「燃えろロックン・ロール・ファイアー」。
イントロでの身を屈める影山さんが印象的。LAZY時代からのファンを中心に大合唱となり、
「ロックン・ロール・ファイアー」の追いかけや合いの手も回を重ねる事に観客全体へ広がっていきました。
続いてのLAZYの楽曲は大ヒットした3枚目のシングル「赤頭巾ちゃん御用心」のB面「恋のピエロ」。
可愛らしい楽曲と青春的な甘さを感じる影山さんの歌いぶりもさることながら、
LAZY時代からのファンの合いの手の揃いぶりも聞き所でした。
・影山さん「めっちゃ古いでぇー。70年代やでー」
観客笑。
影山さん「めちゃくちゃやってたなーってたまに思い出すんですよ。
北千住のレコード屋のシャッターをファンの人達が押しかけて壊しちゃって
当時のうちの事務所の社長が弁償させられた事とか……」
観客笑。
・ここでBROADWAYの皆さんをお一人づつご紹介されました。
・影山さん「JAMは2008年に『No Border』を掲げてツアーを行いました。
日本のアニメが世界中の人々をつなぐ架け橋になればいいと思っています。
世界はそれとは逆の方向に進んでいる様に感じるし、アジアも政治的なトラブルを多く抱えていると思います。
でもこの時代に『あそこの国の人はどうだ』とか言うのは失礼じゃないかと思うんです。
ヒカルド(ヒカルド・クルーズさん)もブラジル人だけど、ブラジルの人がみんな明るくて陽気なわけじゃないし、
日本だって沖縄の人が全員うちなータイムかと言えば、時間を守る人の方が圧倒的に多いです。
何かを一緒くたにしていろいろ言うのは悪い事だと思うので、
状況さえ上手く行けばどこの国の人でも仲良くなれると信じています。
世界中の人達はみんな日本のアニメが大好きです。みんな『ONE PIECE』が大好きです……歌はどうか知らないよ?」
観客笑。
影山さん「でもこれからもオレも、JAMも『No Border』を掲げていきます。是非応援してください。
そして、ずっと昔に、LAZYでも平和を願って作った曲があります。今日はこの曲を歌ってお別れです。
今日はホントにありがとう!!」
20:僕らの国でも
LAZY6枚目のアルバム「宇宙船地球号」のコンセプトとなった「僕らの国でも」。発表から37年経っても色あせないテーマを感じる一曲。
まさか今回聞く事が出来るとは思わなかった一曲なので、曲紹介から松尾さんのギターのイントロが演奏された時はたまらなかったです。
どこか無機質な印象の歌いぶりから徐々に感情が現れていく様に感じる歌いぶりになり、影山さん表現力の奥深さを体感しました。
BROADWAYの皆さんがステージ前方に合流され、全員が横一列に揃った所で影山さんの合図で万歳三唱が行われました。
拍手がおくられる中、皆さんが順番に退場されて行き「影山ヒロノブバースデーライブ2017」は終演となりました。
この年の9月にデビュー40周年記念ライブを控えている事もあってか、
ご自身のオリジナル曲は歌われず、アニメソングとLAZYの楽曲が中心。
近年はJAM Projectでの活動に比重がいきがちなので、なかなか聞く事が出来ない楽曲ばかりを聞く事が出来て嬉しうございました。
影山さんは終始笑顔で、とにかく盛り上がる楽曲づくしの中をパワフルな歌いぶりで観客を魅了し、
トークでは冗談を交え飾らない様子は 業界内でも先輩後輩わけ隔てなく慕われ、
デビューから40年経った今もファンが増え続けている事を実感するお人柄で抜群に格好良かったです。
影山さん、お誕生日おめでとうございます。
ゲスト/KUKO やまけん
補足
・雨男・影山さん。
影山さん「今日あれっすからね、外出たら雨か雪っすからね」
観客「ぇぇぇえええええ」
影山さん「天気予報で言ってたからね……何、僕をワルモノに使用としているの?」
観客笑。
・影山さん「毎年自分で構成を決めるんすけど、何年か前の構成と比べて最近歌ってない曲と歌もいれたりとか、
最後の方にはコッチ系の曲歌わないとアイツらうるせえなーとか……」
観客笑。
・当日は譜面台を置かず、全曲を覚えてこられたという松尾さん。
・影山さん「やめてぇ。僕のモニターを隠さないで。子供じゃないんだから」
・影山さん「なんでガオガイガーって肩に新幹線付いてるんすかね?」
・影山さん「KUKOちゃんとはじめてレコーディングで会った時、こんなに透き通る声の人がいるんだって思いましたね。
自分はこんな声なんで」
・KUKOさん「はじめて影ちゃんとレコーディングした時は私、譜面が読めなかったんですよ。
当時、渡辺美佳と一緒にWaffleっていうユニットでデビューしたんだけど、美佳ちゃんは譜面が読めたんで、
レコーディングの30分くらい前に美佳ちゃんの所に行って耳元で教えてもらってたんですよ」
・影山さん「この声ね(ゲーマドライバー)、結構シンどいんすよ。一日で声が死んじゃうくらいに」
・「光の旅」は約二分ほどある前奏部分はカットして演奏されました。
・影山さん「アニソンだけでも歌って30年以上経つんすけど『DRAGON BALL』では50曲くらい歌ってるんすね。
やっぱりアニソンシンガーとしての自覚を持てたのは『DRAGON BALL』との出会いだと思うんですよ。
それまで『カッコよく歌いたい』とか『ロックな感じになりたい』とか思ってたんすけど、
『DRAGON BALL』の曲を歌っていくうちに、見に来てくれたお客さん達が明るくなったり、
光みたいなものを見つけてくれたり、
そういうのを体感しているうちに、神様が与えてくれた天職かもと思えるようになったんすよ」
・影山さん「オレの40周年はLAZYにとっても40周年です。
たっかん(高崎晃さん)や井上君(井上俊次さん)と一緒にステージに立てれば最高だと心の底で思っています」