2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
340スズキ♪ presents 「歌祭50 ~Rickyの巻~」
17.2.3 Naked Loft
出演/Ricky
司会/鈴木美潮
演奏/カラオケ
読売新聞記者である鈴木美潮さんが特撮ヒーロー好きが高じて特撮作品の関係者を招いて開催されている
トーク&ライブイベント「祭」シリーズの中でも、歌手の方にスポットを当てたのが「歌祭」シリーズでございます。
節目となる50回目の今回は、前回の樫原伸彦さんからのご紹介で、Rickyさんがご登場。
Rickyさんの正式自称はRicky Astrovich Primakov (リッキー アストロヴィッチ プリマコフ)さん。
ソロはもちろん、平成仮面ライダーシリーズの歌を多く手掛けるバンドRIDER CHIPSのボーカルや
元SEX MACHINEGUNSのドラマーJOEさんとのユニットDASEINでも多くのアニメソングを歌われているなど、
様々なユニットでご活躍中のイスカンダル星人です。「歌祭」シリーズ初の異星人の方がご登場となりました。
「歌祭」は歌の祭りですが、基本的にトークライブですので、詳しい内容は省略します。
来場された方だけのお楽しみです。
会場は居酒屋形式のライブハウスNaked Loft。
開演までの間は新旧織り交ぜた特撮のオープニングとエンディングがランダムで流され、会場内は女性を中心に満員。
それもそのはず、今回のチケットは販売開始から5秒足らずで完売。Rickyさんの人気の高さに感嘆いたしました。
当日は限定ドリンクとして鮮やかな青色のカクテル「エレメンツ・フィズ!」が販売されていました。
開演時間になるとNaked Loftの今後のスケジュール告知映像が流れた後、
スタッフさんからお店の説明とイベントに関する諸注意がされ、
PUFFYさんの「Tokyo I'm On My Way」が流れる中、司会の美潮さんがご登場。
・今後の「祭」シリーズのご案内。
・雑誌「仮面ライダーフィギュアコレクション」に「ライダー交友録」というコラムを連載するお話。
・朝日新聞出版の雑誌なのに読売新聞記者が寄稿するようになったご縁。
・フィギュアへの拘り。
01:チチをもげ! (1C)
-MC-
前回の樫原さんからのバトンを受けてアニメ「金色のガッシュべル!」より樫原さん作曲のパルコ・フォルゴレの大ヒット曲「チチをもげ!」。
観客から歓声を受けながらサングラス姿で登場されたRickyさんは、
個性的な本曲を軽やかに歌われ、時折タメて味わい深く歌われる場面もありました。
・先日行われた「仮面ライダー生誕45周年×スーパー戦隊シリーズ40作品記念 40×35 感謝祭 Anniversary LIVE & SHOW」の衣装でご登場。
・「エレメンツ・フィズ!」を注文してRickyさんの「ELEMENTS」の掛け声でカンパイ。
・Rickyさん「お酒を飲んで歌うっていう機会はそんなになくて、酔いはしないと思うんですけど汗がね」
美潮さん「結構汗をかかれる方ですか?」
Rickyさん「そうですね。顔がELEMENTSになっちゃうんで……」
観客笑。
・出身はイスカンダル星。
・Rickyさん「宇宙から地球に来ると記憶が薄れるんですよね。だから気づいたら埼玉県にいました。東武東上線に乗っていました」
観客笑。
Rickyさん「それでちょっとづつ記憶を取り戻したんですよね。『あ、自分はイスカンダル星人だな』って」
・イスカンダル星人は女性は金髪、男性は角刈り。角刈りのエッジで男前かどうかが別れる。
・Rickyさん「『キミ、エッジが効いてるね』が一番のほめ言葉ですね」
・当時のRickyさんの主食はニンニク風味のスナック菓子「ハートチップル」。イスカンダル星ではニンニクと玉ねぎが大人気だとか。
・Rickyさん「まだ聞くんですか?」
・ここでRickyさんにスケッチブックにイスカンダル星にいた頃の情景を描いてもらう事に。
・描かれたのは家族との風景。父の角刈りが凄い。
・Rickyさん「あの頃からちょっと親とギクシャクして……ちょっと当時をフラッシュバックしましたね。♪Flashbaaaaaaaack」
映画「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」の主題歌「Flashback」のRIDER CHIPSバージョンを口ずさまれたり。
02:宇宙戦艦ヤマト (1C)
-MC-
「イスカンダル星の話が出たということで」と美潮さんがリクエストしたのはアニメ「宇宙戦艦ヤマト」オープニング。
低音を歌われるRickyさんが新鮮。後半ではサングラスを外して歌われ、その光景に観客から黄色い声援が贈られていました。
・ここで「歌祭」に初めて来た方が多かろうという事で、美潮さんから観客へ「歌祭」の趣旨をご説明。
・無気力だった少年時代。
・小さい頃見ていた特撮ヒーローの話。
・スーパー戦隊シリーズなら「電子戦隊デンジマン」「太陽戦隊サンバルカン」。
・仮面ライダーなら「仮面ライダー(新)」「仮面ライダースーパー1」「仮面ライダーBLACK」
03:仮面ライダーBLACK (RIDER CHIPS Ver.) (1C)
-MC-
Rickyさんが「自分の中でピークを迎えた仮面ライダー」と話されていた特撮「仮面ライダーBLACK」オープニング。
アルバム「KAMEN RIDER Anniversary Collaboration Project 改造~Covers~」カバーされているだけあって
しっかりとした歌いぶりでした。
・無気力な少年時代は蟻がお友達。
・Rickyさん「結構おうちが広くて、蟻さんも豊富で。蟻地獄を戦わせていましたね。
やっぱり昔から戦闘というか格闘好きだったんでしょうね。後に剣道と空手をやるようになるんですけどね」
美潮さん「なるほど。それ以外の事には無気力だったんですね」
Rickyさん「そうですね。あとはハートチップルですね」
観客笑。
・祖父の影響で剣道。年子の弟と共に県でも有数の実力に。
Rickyさん「やっているうちにもういいかなって。足寒いですし」
04:さらば涙と言おう (1C)
-MC-
「剣道といえばこの歌しかない」という美潮さんのリクエストはドラマ「おれは男だ!」主題歌で現・千葉県知事の森田健作さんの代表曲。
穏やかな曲調を伸びやかに歌われるRickyさんがとても新鮮でした。後奏では打突や蹲踞などの剣道の仕草を見せる場面もありました。
・弟の影響で音楽と出会う。
・父のドライブでABBAや安全地帯を聞いていたのが原体験。
05:ワインレッドの心 (1C)
-MC-
トークしてすぐに歌というスタイルに若干面喰いながらRickyさんが歌われたのは、ドライブで聞いていたという安全地帯の代表曲。
色っぽいRickyさんの歌いぶりが魅力的で観客もうっとりと聞いていましたが、
ラストに玉置浩二さんのモノマネを交えられ笑いを誘っていました。
・両手を合わせて聞きほれている観客を見て感心する美潮さん。
・中学時代の部活動はバスケットボール部。
・Rickyさん「身長を伸ばしたかったんですけど、気付いたら着地で足が縮んで、胴が伸びて脚が短いこんな体系になっちゃいましたね」
観客笑。
美潮さん「バスケって身長が伸びる印象ですけどね」
Rickyさん「でも僕、170センチないんですよ」
美潮さん「もっと大きいイメージですけどね」
Rickyさん「多分身長というよりは膨張という意味なんでしょうね」
観客笑。
・中学二年生でバスケ部をやめた理由は「夏休みにサイパン旅行に行って真っ黒に日焼けしたのが恥ずかしかったから」
・Rickyさん「休んで真っ黒に焼けたのがなんか申し訳なくて。今なら浮輪をもって部活に行けますけど」
・心も体もBLACK。でも衣装はホワイト。
06:世界が終わるまでは (1C)
-MC-
バスケをされていたという事でアニメ「SLAM DUNK」より二代目エンディング。歌う前にはバスケのシュートの仕草をされる場面も。
RickyさんはWANDSの皆さんもお好きだそうで、歌いぶりがとてもハマっており、観客も一緒になって歌っておりました。
・弟の部屋から漏れてくる音楽に影響を受けて感動する。
・BOΦWY、THE BLUE HEARTS、ZIGGY、尾崎豊さんなどをよく聞いていた。
・当時は聞くだけで演奏や歌手を志すという事は無く、高校時代にバンドを組む事に。
07:街路樹 (1C)
-MC-
当時よく聞いていたという尾崎豊さんの楽曲から「街路樹」。編曲とピアノ演奏は樫原さんが担当されているとか。
雰囲気たっぷりにしっとりと歌うRickyさんのお姿に観客も惹きこまれて聞き入っている様子でした。
・美潮さん「前回、樫原さんの『歌祭』でもこの『街路樹』は候補に上がっていたのですが、打ち合わせからしばらくして
『やっぱり暗くて盛り上がらないかもしれないから外していいですか?』って樫原さんから連絡が来てカットしたんですよ」
Rickyさん「え……」
観客笑。
美潮さん「でも、だからこそ今回聞く事が出来てよかったですよ」
Rickyさん「そうですよね。僕も普段見せない暗い部分をちょっと見せてみましたよ」
・BOΦWYに熱中して氷室京介さんに憧れて仕草をマネしていた時代。
・Rickyさん「氷室さんの頬がこけていたので僕もこけたかったんですけど、僕の輪郭は氷室さんじゃないんで……」
観客笑。
Rickyさん「奥歯を抜くとかしないといけなかったんですよ。
声もウィスキーでうがいするとかあったんですけど、中学生だから出来なかったし」
・脱・蟻ん子。自宅でBOΦWYのライブアルバム「LAST GIGS」を流しながらひとりライブ。
・窓から見える下校途中の小学生を観客に見立てる。
・盛り上がった所でお婆ちゃんが襖を開けて「うるさいよ!!」
08:ONLY YOU (1C)
-MC-
「オマエだけにささげるぜ」とRickyさんが歌われたのはBOΦWYの代表曲。Rickyさんは歌いぶりやパーフォーマンスの仕草などが
かなり氷室さんに近づけられている様子で観客も大喜びでサビの部分は一緒になって歌われ、とても賑やかな光景でした。
・高校へ進学し、バンド活動を開始。
・当初はベースを担当していたものの、ステージに立つうちにボーカルへ興味が。
・文化祭でCHAGE and ASKAのコピーバンド。CHAGEでよかった。
09:PRIDE (1C)
-MC-
高校時代の文化祭で披露された楽曲かどうかの言及はされていませんでしたが、CHAGE and ASKAの楽曲の中から「PRIDE」。
「CHAGEバージョンというか、ミックスで」と歌われたRickyさんは歌が進むにつれ、ご自身の歌い方へと変化していかれた印象でした。
・高校卒業後、お母さんが習っていた影響でシャンソンを習うように。
・Rickyさん「母もアイドルを目指していたらしいんですけど、若くして結婚したんですね。だから僕は母の意思を受け継いでるんです」
10:愛の讃歌
-MC-
前半最後はシャンソンの中からエディット・ピアフさんの「愛の讃歌」の越路吹雪さん版をフルコーラスで。
たっぷりとした情感の中に凛とした強さを感じるRickyさんの歌声が会場を包み込み、これまでとは違った雰囲気になりました。
~休憩~
-MC-
拍手の中、Rickyさん、美潮さんがご退場され15分間の休憩。特撮作品のオープニングとエンディングがランダムに流されていました。
休憩中からもう一品の限定ドリンクとして「チチもげ・フィズ!」の販売が開始されていました。
時間になると美潮さんがご登場され、後半スタートです。
11:まぶしくて (1C)
-MC-
後半はDASEINで歌われた映画「ワンピース 珍獣島のチョッパー王国」主題歌を歌いながらRickyさんがご登場。
青いジャケットとサングラスに着替えられたRickyさんの扇動で揃いの振り付けで観客が一体になっているのは素敵な光景でした。
・「エレメンツ・フィズ!」が完売したので「チチもげ・フィズ!」をRickyさんの「もげー!」の掛け声でカンパイ。
・Rickyさん「すっごいもげてる」
・高校の卒業式は交通事故で欠席。
・Rickyさん「バイク、単車で……まあ単車って名前の原付なんですけど」
観客笑。
・Rickyさん「みんなバイクなのに自分だけ原動機付自転車。まってよーって。自分らしいなあって思います」
・事故っても神経がやられていないかすぐ確認。
・Rickyさん「ボルト入れて絞めて。改造人間。もうあの時から僕の進む道は決まってたんですね」
美潮さん「なるほど」
Rickyさん「同じ改造するならね。もうちょっと目を大きくしてほしかったし、脚も長くしてほしかったですね」
観客笑。
・専門学校は音楽ではなく経営学を学ぶ。
・卒業後はデモテープを作り色々な所へ応募。
・吉祥寺系と東京系の二つのバンドをかけもち。
・バンド解散後も方々へデモテープを送っていた所、元SEX MACHINEGUNSのドラマーであるJOEさんの耳に止まりDASEINを結成。
12:BREAK OFF!! (1C)
-MC-
DASEINを結成した話が出た所で、DASEINが手がけたアニメソングから2001年版のアニメ「キャプテン翼」四代目エンディング。
観客の振り付けが揃う様子やRickyさんの扇動でサビの「BREAK OFF!!」からの部分は観客が歌われていた様子は壮観でした。
・美潮さん「振り付けは自分で考えるんですか?」
Rickyさん「この曲の頃はダンスを習ってたんですよ。今はもう踊れませんよ」
美潮さん「……ほう……でも習っていた」
Rickyさん「ちょっとー今は踊れませんよ。お話しましょう。お話」
・ドラムの前では歌えない。
・Rickyさん「僕は気配りの男ですから。気配Ricky」
観客笑。
Rickyさん「これね。最後が"り"で終わる言葉にみんなRickyを付けてたんですよ。最初だけはどこ行っても笑ってくれるんですよ」
美潮さん「そうですね。今、このイベントの常連さんはみんな笑ってましたけど、Rickyさんのファンの方はクスリともしてませんもんね」
観客笑。
Rickyさん「インタビューしてくれるライターさんとかも最初はウケがいいんですけどね。
いざ活字にすると分かりづらくなっちゃうんで校正する時にはカットしてもらいますもん」
・DASEIN初期のエリマキトカゲみたいな衣装がお気に入りの美潮さん。
・当時のプロデューサーの意向で肌を露出しない衣装だったRickyさん。
Rickyさん「とにかく宇宙人っていう設定……設定じゃないや」
観客笑。
・美潮さん「パツパツの衣装ってきつくないんですか?」
Rickyさん「そうですね、やっぱり当時は今よりも…………」
観客笑。
Rickyさん「未熟だったので。今も家にあるんですけどね」
美潮さん「今日着てもらえば良かったですね」
Rickyさん「……まあまあ、全然着れますけどね」
観客笑。
・途中から普通のカッコイイ衣装に。
・RIDER CHIPSに加入したお話。
・元々仮面ライダーは好きだった?
・Rickyさん「自分が仮面ライダーなんで。他のライダーはライバルですよね。やっぱり嫉妬しましたよね。テレビで活躍しているのは」
観客笑。
Rickyさん「いつかね、仮面ライダーRickyという作品をね……」
観客「リッキシ……リッキシ……」
Rickyさん「うるさいよ!!」
観客笑。
Rickyさん「でもね、ホントに、常にトレーニングを欠かさない。ツッパリ、それと四股を踏むね」
観客笑。
Rickyさん「これね、RIDER CHIPSのライブで話題になったんですよ。僕がどんどんぽっちゃりしてきたからって
いつか『仮面ライダーRicky』じゃなくて『仮面ライダーリッキシー』として東映さんにプレゼンしようって」
美潮さん「なるほどそういう事だったんですね」
13:太陽戦隊サンバルカン (1C)
-MC-
ここでRickyさんがご覧になっていたスーパー戦隊シリーズから「太陽戦隊サンバルカン」よりオープニング。
伸びのあるさわやかな歌いぶりのRickyさんに観客も合いの手を入れたり一緒に歌ったり。後半ではバルパンサーの名乗りをされる場面も。
・美潮さん「ちなみに『サンバルカン』を歌われている串田アキラさんは一日に腹筋を500回位されるそうですよ」
観客「ぉぉぉおおお」
Rickyさん「僕もね、腹筋は割れてるんですよ。横に。座ると3パック。立つと1パック」
観客笑。
Rickyさん「1パック、"わんぱくでもいい"って昔CMでいってたもん」
・2013年に事務所を離れ、「HYPER NEO SOLOIST(ハイパーネオソロイスト)」を掲げ、フリーで活動中。
・Rickyさん「事務所にいた頃は気が付けばレコーディングしたものがCDになっていたり、ライブツアーが決まってるんですよ。
フリーでソロだと全部やらなければいけないなら、むしろ自分でやらないと。
いつまでも事務所にコンブにラッコしているわけには……」
観客笑。
美潮さん「今聞き逃しませんでしたよ。なんとおっしゃいました?」
Rickyさん「オンブにダッコ」
美潮さん「ちょっと違いますよね?」
Rickyさん「コンブにラッコ……」
観客笑。
・ダンスを習っていた話に戻す美潮さんとダンスの話題は避けたい様子のRickyさん。
Rickyさん「ダンスっていうとホントにダンスですよね。僕の中ではダンスではないんですよ。表現者なんですね」
美潮さん「まあRickyさん流でいいんですけれど」
Rickyさん「身体を動かして物事を表現するという事で言えばダンサーなのかな」
美潮さん「打ち合わせの時に『得意っすよ』っておっしゃっていたので、レベルの高いものを要求していいのかなと……」
観客「おぉぉぉおおお」
Rickyさん「いやいやいや、断固拒否します」
美潮さん「雰囲気ですから」
ここで観客からネコの耳付きのカチューシャが差し入れされ、Rickyさんが頭に着けられました。
美潮さん「ある意味、改造人間ですね」
Rickyさん「事故にはあってないのにね」
美潮さん「これもある意味、事故みたいなもんですね」
Rickyさん「そうですね。事故は怖いですよね。美潮さんは事故とかに遭遇したりしましたか?」
美潮さん「私ね、交通事故ではないんですけど小学校の頃に坂道を勢いよく下って壁に激突して全身血だらけになりましたよ」
観客「ぇぇぇえええええええええ」
Rickyさん「ちょっとその話もう少し聞きたいなぁー!」
美潮さん「でもきっと音楽が流れたら踊ってくれるんだろうなー」
観客笑。
14:Everyday、カチューシャ (1.5C)
-MC-
これまで多くの方々が踊られてきた「歌祭」シリーズのダンス課題曲であるAKB48のヒット曲「Everyday、カチューシャ」。
Rickyさんは最初は乗り気ではなかったものの、AKBのオリジナル振り付けを交えつつ、工藤静香さんの「嵐の素顔」や
高田純次さん、マイケル・ジャクソンさん、トレンディエンジェル斎藤司さんなどの仕草を交え終始キレ味の鋭いダンスを披露されました。
Rickyさん「ありがとうございましたー!! もう無理―!!」
美潮さん「素晴らしいですね。オリジナルの振り付けを交えられて」
Rickyさん「そうですね。やっぱり喜怒哀楽を表現するのがダンスなんで……」
観客拍手。
プレゼント抽選会
ここで入場時に配られた番号札を用い、Rickyさん自らがクジを引いていくという形式のプレゼント抽選会。
今回はご自身が身に着けられていたサングラスや腕輪、愛用の食塩にポラロイドチェキを付けて、など。
お友達紹介
さらに次回の「歌祭」へバトンをつなぐべく、Rickyさんがその場で生電話。
Rickyさん「あ、もしもしー? 今大丈夫っすか? え? ライブ中ですか? あ、切れちゃった」
美潮さん「もう一回かけてみましょうか?」
Rickyさん「あ、もしもし? ライブって誰のっすか? カッコイイ男の人ですか?」
観客笑。
Rickyさん「ちょっと新宿来れます? っていうか二、三歩こっちに来れますか?」
ステージ横の関係者席、通称「ヒーロー席」から登場されたのはRickyさんと同じRIDER CHIPSでサポートキーボードを務められ、
様々なアニメソングを作曲、編曲されている渡部チェルさん。次回、51回目は渡部チェルさんのご登場です。
15:ELEMENTS/RIDER CHIPS featuring Ricky
-MC-
16:EXCITE
-MC-
17:Climax Jump (RIDER CHIPS Ver.)
ラストブロックはRickyさんがRIDER CHIPSで歌われた仮面ライダーの楽曲とカバー曲を中心に。
照明が真っ青になる中、歌われたのはご自身の代表曲の一つである特撮「仮面ライダー剣」より二代目オープニング。
Rickyさんの剣を思わせる指使いの振り付けは多くの観客がマネして一緒になって振りをしていました。
続いては先日の「40×35 感謝祭」でカバーされた当時放送中の特撮「仮面ライダーエグゼイド」よりオープニング。
放送中の現役仮面ライダーだけに大盛り上がりで、サビの「EXCITE」の部分はRickyさんがマイクを向け観客で大合唱に。
ラストは盛り上がる一曲という事で、この年に放送10年目を迎える特撮「仮面ライダー電王」よりオープニング。
Rickyさんの扇動で観客の誰もが「いーじゃん! スゲーじゃん?!」を大合唱する光景はとても多幸感に満ちておりました。
Rickyさん「僕は仮面ライダーのバンドもソロもユニットもやってシャンソンも歌ったりしていまして、
色々なジャンルで歌を歌っているんですけど、それが自分の強みだと思っています。
もしどこかのライブで僕を見かけたら応援よろしくお願いします!!」
Rickyさんの挨拶があり、拍手の中「340スズキ♪ presents 「歌祭50 ~Rickyの巻~」は終演となりました。
「歌祭」50回目という節目の今回は初の異星人がゲストという事でしたが、Rickyさんは独特の世界をお持ちで、
軽妙さと飄々とした印象ながらも親しみやすいお人柄ながら、歌になると色っぽさを感じながらバラエティ豊かな歌いぶり。
今回、生い立ちをお伺いした事と、間近で歌いぶりを体感できた事で、Rickyさんの魅力を再認識させていただきました。
補足
・曲が終わるたびにRickyコール。
・美潮さん「『特歌祭』というイベントではサイキックラバーのJOEさんがよくトイレに行くんですよ」
Rickyさん「大丈夫です。僕はトイレとか行かないんで。皮膚から全部ちょっとずつ出てるんで」
観客笑。
Rickyさん「近くのお客さん、ほのかに香ったらごめんなさい」
・美潮さん「この会場、すぐ外なので音漏れがスゴいんですよ」
Rickyさん「マジかーRickyです!! お仕事お疲れ様です!! (外に向かって大声で)」
・対向車とタイマンを張って瞬殺。
・大人になった頃、自宅の部屋で仮面ライダーアマゾンのベルトを着用し、
上半身裸でアマゾンになりきっていた所にお父さんが入ってきた美潮さん。
Rickyさん「それ恥ずかしくなかったんですか?」
美潮さん「その時は私はアマゾンですから」
観客笑。
Rickyさん「「でも我が家ではその事はなかった事になっています」
・Rickyさん「東京も池袋までしか来たことなかったですから。今新宿怖いですもん。今日も車乗ってすぐ帰りますよ」
・歌っている後ろで緞帳が下がる。出川さん的な。
・Rickyさん「ずるいですよね、仮面ライダーはみんなスマートで。いまエグゼイドのレベル1がちょっと僕みたいな感じになってますけど」
美潮さん「あそこからレベルアップしていく様子が子供達は楽しみみたいですね」
Rickyさん「僕もね、まだレベル1だからこれから進化していきますよ」
観客笑。
・「太陽戦隊サンバルカン」でいうと立ち位置はバルパンサー。
・Rickyさん「ホントはもっと動けるんですけど、汗が凄いんですよ。最前の方に迷惑をかけちゃうんで」
美潮さん「むしろお客さんにとっては嬉しいんじゃないんですか?」
Rickyさん「いやいや。三日は取れないですよ。Ricky汁は」
観客笑。
・Rickyさん「この空気感。意外に素敵」