2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
スーパー戦隊"魂"X 2016 東京 "21世紀編"
16.11.5 Zepp Tokyo
出演/山形ユキオ Salia 高取ヒデアキ サイキックラバー(YOFFY JOE) 岩崎貴文 Sister MAYO
NoB 谷本貴義 高橋秀幸 松原剛志 鎌田章吾 伊勢大貴 伊勢大貴 大西洋平
(主題歌発表順)
司会/ショッカーO野
コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/Super Rescue BAND(G.&Ag.鍋嶋圭一 Ba&Key.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
Z旗horns(Tr.Akuzawa Tr&Pa.KENITO Tb.Ozaki Sax&Fl.Chouemon)
さあはじまるアニバーサリー。
1975年に始まった「秘密戦隊ゴレンジャー」。そのはじまりから走り続け、
2016年の「動物戦隊ジュウオウジャー」で40作品、シリーズ通算2000話を迎えたスーパー戦隊シリーズ。
力を合わせたチームワークで、今もどこかで戦い続けるスーパー戦隊シリーズは、時が経っても老若男女多くの人々に愛され続けています。
そのスーパー戦隊シリーズの楽曲のみで構成されるライブシリーズ「スーパー戦隊"魂"」。通称SSS。
2004年に始まった本ライブは、開始当初は隔年開催でしたが、10年には大阪公演も催された以降は毎年開催。
更に2013年以降は毎年二日間に分かれての開催になり、出演者も楽曲数もボリュームアップ。
そして、前途の様にスーパー戦隊シリーズ40作品、シリーズ通算2000話を迎えた2016年、
「スーパー戦隊"魂"」シリーズも節目となる10回目の公演を迎えました。
東京公演は"21世紀編"、"20世紀編"と作品の年代別での開催されました。
今回は東京公演初日"21世紀編"のレポートです。
会場は第4回の「スーパー戦隊"魂"」東京公演から使われているお台場にあるライブハウスZepp Tokyo。
ステージ後方壁面には今回のライブタイトルの「スーパー戦隊"魂" 2016 TOKYO×OSAKA」の旗が高く掲げられ、
その旗の元のステージ上にはバンドブースが前方に、客席向かって左側の後方にコーラス、
右側にホーン隊それぞれのブースが用意されていました。また、客席は椅子席となっていました。
-MC-
大入りの観客が今や遅しと待ちわびる中、開演時間になると司会のショッカーO野さんがご登場。
ショッカーさん「スーパー戦隊シリーズ、40作だぁあああああ!!」
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおお」
ショッカーさん「そしてこのライブが10回目だぁあああああ!!」
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおおおおおおおおおお」
ショッカーさん「スゥーパァー戦隊ぃィイイイ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイイイイイイイツ!!」
ショッカーさん「ようこそいらっしゃいました!!」
・大勢の観客がひしめく客席を見て感嘆の声を上げられるショッカーさん。
スーパー戦隊40作、SSS十回目という事を交えながら観客と恒例の合言葉を交わされました。
・ショッカーさん「みなさんの勢いに負けないように私も本能覚醒していきたいと思います」
観客「おぉおおー」
ショッカーさん「司会をなめるなよっ、ということでね」
観客笑。
・ショッカーさん「現在放送中の『動物戦隊ジュウオウジャー』の決め台詞に『この地球(ほし)をなめるなよ』がありますが、
ちょうど今から5年前『海賊戦隊ゴーカイジャー』に僕が出演した時の唯一台詞が『地球人をなめるなよ』でした」
観客「ぉぉぉおおおおお」
ショッカーさん「アフレコまでしたんです」
観客「ぉぉぉおおおおお」
ショッカーさん「オンエアではカットされていました」
観客笑。
ショッカーさん「でもまさかあの時の台詞に通じるものを毎週聞く事になるとは思いませんでした」
・「ジュウオウジャー」と戦うショッカーさん。
ショッカーさん「思いっきり盛り上がってくれますかぁあああ!!?」
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおお」
ショッカーさん「一緒に楽しんでくれますかぁああぁああああああ!!?」
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおおおおおおおおおお」
ショッカーさん「……多くの命が生きる星、地球。多くのアーティストと多くのヒューマンが出会い、一つの群れが生まれた。
共にシリーズ40作を祝うためにっ!! スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」
ショッカーさん「はじまりまぁああああああす!!!」
「動物戦隊ジュウオウジャー」のオープニングナレーションになぞらえたショッカーさんの言葉から
いよいよ10回目の「スーパー戦隊"魂"」開演です。
00:本能覚醒!!/SE
01:動物戦隊ジュウオウジャー/高取ヒデアキ
-MC-
王者の資格「動物戦隊ジュウオウジャー」より、荘厳な劇伴が流れる中、コーラスの皆さん、バンドの皆さんがセッティング。
そのまま同じく「動物戦隊ジュウオウジャー」よりオープニングのイントロが流れ出すと、
高取ヒデアキさんとZ旗hornsの皆さんがまるでオープニング映像のジュウオウジャーの様にゆっくりとご登場され観客大歓声。
優しくも力強い高取さんの歌声とZ旗hornsの皆さんによる高らかな演奏はライブのオープニングにぴったりの高揚感でした。
高取さん「スーパー戦隊"魂"ゥ、楽しんでるかあああい!?」
観客「ぃえええええええええええええい!!!!」
高取さん「たぁのしんでぅっかぁあああああああああああい!?」
観客「ぃえええええええええええええい!!!!」
高取さん「ところで……んどぉっからきたんだぁああぁああい!!?」
観客「家ぇえぇぇえええええええええええええぇえええええい!!!!」
拍手の中、ショッカーさんがご登場され、高取さん、Z旗の皆さんをご紹介。
高取さん「オレ、トップバッターって初めてかも。すんげえ緊張しました」
ショッカーさん「今年、タカちゃんは日本全国子供達の為に飛び周ってこの曲を歌ってますけど、どうですこの大きいおお友達は?」
高取さん「やっぱいいっすね。ちなみに子供達の前ではメガネなんですけど、今日は大きいお友達の前なのでサングラスです」
観客笑。
高取さん、Z旗の皆さんが退場され、ショッカーさんお一人に。
ショッカーさん「さぁ『動物戦隊ジュウオウジャー』からはじまったなら次はすぐ前の作品です。
『手裏剣戦隊』を代表して登場して頂くのは大西洋平さん!! 『さぁ行け! ニンニンジャー!』」
02:さぁ行け! ニンニンジャー!/大西洋平
03:なんじゃモンじゃ! ニンジャ祭り!/伊勢大貴
-MC-
つなげ手裏剣戦隊。「しぃのぶどころかあぁばれるぜ!」と大西洋平さんが登場され「手裏剣戦隊ニンニンジャー」よりオープニング。
大西さんの独特の痛快な高音の歌声を受け、観客の合いの手にも力が入り、マジでガチで忍ばない盛り上がりでした。
退場された大西さんの余韻が残るステージに駆け足で登場したのは"イセダイ"伊勢大貴さん。
続いても「ニンニンジャー」より小気味よいエンディング。 スマートな歌声にコブシやコミカルな歌いぶりを交え、
歌い踊られる伊勢さんに観客と一緒になってお祭り状態で踊っていました。
伊勢さん「改めまして伊勢大貴です!! 久し振りに戦隊のライブに出る事が出来て嬉しいです!!」
観客拍手。
これまで着られていた上着を脱ぎ、黒のスタジャンに着替えられた伊勢さん。
伊勢さん「この上着についている缶バッヂの"TQG"がどんな意味なのかは皆さんもわかると思いますが、
ここからは"忍タリティ"から"イマジネーション"に"乗り換えて"ください。夢の烈車に一緒に乗りましょう!!」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおおぉおお」
04:烈車戦隊トッキュウジャー/伊勢大貴
05:ビュンビュン! トッキュウジャー/Project.R (YOFFY 谷本貴義 鎌田章吾)
-MC-
続いて伊勢さんが歌われたのは俺達のエクスプレス。38作目「烈車戦隊トッキュウジャー」オープニング。
持ち前の若々しい歌声に激しくヘドバンを交えた長身を活かした熱の入ったパフォーマンスは実にキラキラしていました。
伊勢さんと入れ替わりにサイキックラバーのYOFFYさん、谷本貴義さん、鎌田章吾さんのご登場で「トッキュウジャー」エンディング。
軽快な曲調と皆さんそれぞれの個性的な歌声がポジティブな一曲。間奏では「ビュンビュン」のコール&レスポンスも設けられました。
YOFFYさん、谷本さん、鎌田さんを見送ってショッカーさんがご登場。
ショッカーさん「今、三人で歌っていただきましたけど、最年少の鎌田省吾君にもう一度戻ってきてもらいたいと思います。
……恐竜、プラス人間。億千年の時を越え、地球を守るために今、史上最強のブレイブチームが誕生したァ!
っ聞ーぃいてっおっどっろっけえええええぇぇっ! 獣電戦隊っキョォォリュウジャァアァアッ!!」
06:VAMOLA! キョウリュウジャー/鎌田章吾 ナレーション:ショッカーO野
07:咆哮! ブラギガス/松原剛志
08:みんな集まれ! キョウリュウジャー/高取ヒデアキ with Z旗
09:バスターズ レディーゴー!/高橋秀幸
-MC-
ショッカーさんのナレーションが行われる中、鎌田さんがご登場。伝説を乗りこなせ「獣電戦隊キョウリュウジャー」オープニング。
小柄ながらも力いっぱいな"カマショー"鎌田さんのブレイブな歌いぶりに観客も一緒になって歌っていました。
ギ・ガント! ギ・ガント! 続いては松原剛志さんのご登場で「キョウリュウジャー」より
獣電竜ブラギガス、ギガントブラギオー、ギガントキョウリュウジンのテーマ。
重厚な曲調の中で天下無双の獣電竜の雄姿を凛々しく歌われる松原さんの姿の格好良さたるや。生で聞く事が出来て感激でした。
Z旗の皆さんを引き連れて軽やかに高取さんが登場され、続いては「キョウリュウジャー」よりエンディング。
とにかくダンスが楽しいこの曲は、 高取さんと観客とが一緒になって踊る一体感が楽しめます。
途中、ベースの吉岡さんも一緒になって踊られている場面も。
続いてはがらりと雰囲気が変わり「愛たかったぜぇえ!」と高橋秀幸さんがご登場。
正義VS侵略「特命戦隊ゴーバスターズ」よりオープニング。 高橋さんは放送当時に着用されていた専用ジャケット姿。
スマートさの中にやさしさを感じる歌声で観客を大いに盛り上げていました。
高橋さん「スーパー戦隊40作おめでとうございます! 子供の頃から大好きで見ていた作品に携われるなんて最高です!」
これからもProject.Rとしても、高橋秀幸としても一緒に盛り上げていきたいと思います!!」
観客拍手。
高橋さん「この衣装を着たのは2012年以来だと思うんですが、ちゃんと入りました。よかったぁ」
観客笑。
高橋さん「ちなみにこの衣装、楽屋で『ゴーバスターズ』以降の若手の皆さんから『うわーすごい。はじめてみたー!』といわれました。
ちょっと嬉しくてテンションが上がっている高橋です」
観客笑。
10:モーフィン! ムービン! バスターズシップ!/高橋秀幸
-MC-
11:海賊戦隊ゴーカイジャー/松原剛志
12:海賊合体! ゴーカイオー/サイキックラバー
13:天装戦隊ゴセイジャー/NoB
-MC-
続いて高橋さんが歌われたのは同じく「ゴーバスターズ」より「バスターズ レディーゴー!」の掛け声も勇ましい二代目オープニング。
ノリの良い軽快なテンポに乗り、高橋さんと観客とが手を左右に振るのが揃う様子は壮観でした。
ショッカーさんが登場され、時が経つのは早いというお話から、再び松原さんのご登場で、
運命を奪い取れ「海賊戦隊ゴーカイジャー」よりオープニング。 ゴールドの専用ジャケットを翻し「派手に行くぜ!」と
軽やかなステップとキレのある歌声は松原さんならではの見惚れるパフォーマンス。
さらに間奏ではショッカーさんが登場され、「海賊戦隊」6人の名乗りをご披露されたのがとても新鮮に感じました。
続いてはYOFFYさんとJOEさんのサイキックラバーのお二人のご登場で、「ゴーカイジャー」より海賊合体ゴーカイオーのテーマ。
シリアスで広がりのある曲調にハードなJOEさんのギターとYOFFYさんの突き抜ける様な歌いぶりとシャウトが合わさり痛快でした。
そして高らかなイントロが奏でられる中、続いてはNoBさんのご登場で、勇気の翼を広げて「天装戦隊ゴセイジャー」よりオープニング。
疾走感あふれる楽曲とNoBさんのシャープな歌声が合わさった煌きのステージは、
コーラスの皆さんと観客の「天装」の掛声も相まって大盛り上がりとなりました。
NoBさん「ぃひやあ~、最近海外のステージに立つ事が多くて、
日本で歌うの久っしぶりだけど『天装』のコールがこんなに気持ちいとはね」
観客拍手。
NoBさん「いつも一曲歌ったらすぐ帰っちゃうけど、続けてもう一曲歌わせてもらいます」
観客「ぉぉぉおおおおお」
NoBさん「アコースティックでは一回やった事あるんですけど、バンドでは初めてかな。
『ゴセイジャー』の挿入歌で『ゴセイアルティメット』!」
14:ゴセイアルティメット~希望の樹の華/NoB
15:ガッチャ☆ゴセイジャー/高橋秀幸
-MC-
荘厳でドラマチックなコーラスからはじまったのは「ゴセイジャー」より天装合体ゴセイアルティメットのテーマ。
NoBさんの緊迫感ある歌声とアップル・パイとカインズの皆さんのダイナミックなコーラスは生で聞くとビリビリとくるものがありました。
続いては再び高橋さんのご登場で、同じく「ゴセイジャー」より観客との掛け合いや随所に散りばめられた手拍子が楽しいエンディング。
星を護る天使の使命を軽快な振り付けを交えて楽しく明るく歌われる様子は、高橋さんの真骨頂ともいえ、実に爽やかな一幕でした。
高橋さんを見送り、手にファンから送られたうちわを手に登場されたショッカーさん。
1997年に開催された「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」からはじまったアニメソングライブのムーブメントを振り返りつつ、
来年のムーヴメント20周年に向けてのお話や2016年は特撮のメモリアルが多いというお話、
そして今回の「スーパー戦隊"魂"」10回目のお話をされました。この間、スタッフさんによってマイクスタンドが用意されました。
ショッカーさん「さて続いてはこの天下御免のお二人登場していただきます!! サイキックラバーのお二人です!!」
観客の歓声の中、ショッカーさんと入れ替わりにサイキックラバーのお二人がご登場。
JOEさんが小気味よくギター鳴らし、YOFFYさんが「チャンチャンバラ チャンバラ」の節回しで「スーパー戦隊」、「スーパー戦隊"魂"」のコール&レスポンスを。
YOFFYさん「このまま10分位やっていたいけど、ショッカーさんに怒られるので、もうひと盛り上がりで」
16:侍戦隊シンケンジャー/サイキックラバー
17:四六時夢中 シンケンジャー/高取ヒデアキ with Z旗
観客の笑いを誘いつつ「チャンチャンバラ チャンバラ」のコール&レスポンスから、
拍手の嵐 真打登場「侍戦隊シンケンジャー」オープニング。スピーディな曲の中に躍動感あるYOFFYさんの歌声と
JOEさんのキレ味鋭いギターがたまりません。後半には「今日も朝日がお台場に昇る」の替歌も。
熱気の余韻そのままにZ旗の皆さんを引き連れた高取さんがご登場され、
観客との「ワッショォオオイ」コール&レスポンスから「シンケンジャー」エンディング。
高取さんの熱の籠った歌いぶりとパフォーマンスに観客も一緒にお祭り騒ぎ。
ラストには高取さんがZ旗の皆さんと観客をバッタバッタと斬り倒されました。
18:炎神戦隊ゴーオンジャー/高橋秀幸
19:炎神ファーストラップ-Type Normal-/Project.R (谷本貴義 大石憲一郎 Sister MAYO)
-MC-
20:炎神フォーメーションラップ-劇場BANG! Custom-/Project.R (高取ヒデアキ YOFFY 岩崎貴文
Sister MAYO 谷本貴義 高橋秀幸)
-MC-
「三度目も愛たかったぜぇえええええええ!!」と高橋さんがご登場。勇気が加速する「炎神戦隊ゴーオンジャー」よりオープニング。
どこか懐かしさを感じるファンキーな曲調と高橋さんのはつらつとした歌声は、観客が一体になって盛り上がれる楽しい一幕でした。
続いては谷本さんとSister.MAYOさんのご登場で「ゴーオンジャー」よりスピードル、バスオン、ベアールら炎神達を歌った
初代エンディング。 相棒達を言葉遊びも楽しく、軽快な曲調で歌われるだけではなく、揃いのダンスもあり、
観客も一緒になって踊っていました。 谷本さんに呼びこまれて高取さん、YOFFYさん、岩崎貴文さん、高橋さんがご登場。
「踊れるのか?」「不安しかない」とお話された後、映画「炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!」よりエンディング。
それぞれにソロパートがあり、揃いのダンスも相まって短い曲ながらも見所満載で楽しませていただきました。
・高取さん、YOFFYさん、岩崎さん、MAYOさん、高橋さんが退場される中、若干戸惑いながらお一人だけ逆方向に退場された谷本さん。
・ショッカーさん「短っ。もう終わりかよ。劇場版だからかな? 『炎神ラップ』はまだまだあるから、また来年かな」
・ショッカーさん「アレ? さっき出てたヤツにもう一回出てきてもらわないと……谷本貴義さんの登場です!!
『獣拳戦隊ゲキレンジャァアアアア』」
この時の谷本さんはショッカーさんの死角で舞台袖から出たり入ったりしていました。
21:獣拳戦隊ゲキレンジャー/谷本貴義
22:轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB
23:冒険者 ON THE ROAD (Album Version)/サイキックラバー
-MC-
悠久の調べが流れる中、谷本さんが登場され「ィヤッチャァアアアアア」っと一叫。
正義のケモノたち「獣拳戦隊ゲキレンジャー」オープニング。 しなやかにシャープな谷本さん独特の歌いぶりと
コーラスの皆さんと観客の合いの手が見事に合わさり、高揚感を誘ってニキニキでした。
期待感を煽るイントロの中、再びNoBさんが軽やかに登場され、世界が待ってる「轟轟戦隊ボウケンジャー」オープニング。
NoBさんのマイクさばきや身のこなしが実に軽々としていて、明るさとへヴィさのある歌声に
ボウケンスピリッツをかきたてられる思いでした。続いてはサイキックラバーのお二人のご登場で
「ボウケンジャー」よりエンディングをアルバム「PSYCHIC LOVER」収録バージョンのアレンジで。
未来への希望をポジティブに歌うYOFFYさんとクールなJOEさんのギターに観客のコールが相まって、
なんともさわやかなひとときでした。
サイキックラバーのお二人を見送り「魔法戦隊マジレンジャー」のマジグリーン/小津蒔人のジャケット姿のショッカーさんがご登場。
この間、スタッフさんによってマイクスタンドが用意されました。
ショッカーさん「続いては……そういう事です。魔法使っちゃいますよ。
マージ・マジ・マジーロ!! 岩崎貴文さんのご登場『魔法戦隊マジレンジャー』!!」」
24:魔法戦隊マジレンジャー/岩崎貴文
25:呪文降臨~マジカル・フォース/Sister MAYO
26:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ with Z旗
27:特捜戦隊デカレンジャー/サイキックラバー
-MC-
きらめくイントロの中、ギターを携えた岩崎さんがご登場。勇気をこの手に「魔法戦隊マジレンジャー」オープニング。
歌詞通りの鮮やかな照明の中、はつらつと歌われた岩崎さん。
間奏のギターソロをキメられるとハンドマイクに持ち変えられ、観客を扇動されて歌われました。
全身ピンクで揃えられた衣装に白のシルク地の様なロングコート姿でMAYOさんがご登場。続いても「マジレンジャー」よりエンディング。
MAYOさんの可愛らしくも芯の強さを感じる歌声に観客の合いの手も力が入り、
繰り返される呪文とダンスに程良いトリップ感が味わえました。 てっきり作品を遡っている曲順かと思っていたので思わぬ番狂わせ。
高取さんが「ぇぇええええええ!」と唸りながら登場され、Z旗の皆さんもステージ前方に合流。
巻き起こせ勇気のハリケーン「忍風戦隊ハリケンジャー」よりオープニングを迅風の勢いで披露されました。
サイレンが鳴り響く中、サイキックラバーのお二人がご登場。悪の匂いを逃しはしない「特捜戦隊デカレンジャー」よりオープニング。
来年2017年には「宇宙刑事ギャバン」との新作映画が発表される等、
今なお根強い人気を誇る作品だけに、観客の盛り上がりも凄まじかったです
ラストはYOFFYさんが曲に合わせて「スーゥ! パーァ! せーん! たぁーあい!」と叫ばれました。
ショッカーさん「21世紀編という事でお届けしましたが、いよいよラストの作品です。
とはいってもいきなりグァーとくるあの曲ではございません」
観客笑。
ショッカーさん「年代を遡っておりますので、ラストはエンディングからお届けしたいと思います。Saliaさんで『ヒーリン'ユー』」
28:ヒーリン'ユー/Salia
-MC-
しっとりとしたイントロの中、白で統一された衣裳でSaliaさんがご登場。
気高い雄叫びをあげろ「百獣戦隊ガオレンジャー」よりエンディング。
Saliaさんの繊細ながらも芯の通った、癒しあふれる歌声が会場全体を包み込むようで、観客もうっとりと聞き入っている様子でした。
Saliaさん「久し振りにこうやって皆さんと過ごせる事を楽しみにしてきました。『ガオレンジャー』と言えば、この人ですよね。
今日も赤羽で夜ふかししてたのかな? じゃあ皆さんと一緒にせーので『やーまがたさーん』で。
こうやって呼ばないと圧倒されそうなので」
観客笑。
Saliaさん「いきますよ。せーのっ!」
観客「やーまがたさーん」
観客に呼びこまれて登場した山形ユキオさんは顔から下をてるてる坊主の様に大きな布で覆ってご登場。
Saliaさん「今日はまた凄いですねー」
山形さん「ハハハ。あの、ファンです。握手してください!」
Saliaさん「私の? えーありがとうございます!」
観客笑。
Saliaさん「なんかおっぱいみたいな膨らみがあるんですけど…」
山形さん「……そんなにおかしい??」
観客笑。
Saliaさん「このまま歌うんですか?」
山形さん「そう!」
Saliaさん「ホントに!?」
山形さん「ハイ!」
Saliaさん「じゃあ、いきますかっ。Are you ready?」
観客「ぉぉおおおおおおおおおおおおおおぉおお」
山形さん「Are you ready?」
観客「ぉぉおおおおおおおおおおおおおおぉおお」
山形さん「Areeeeeee yoooooooooou readyyyyyyyyyyyyy?」
観客「ぉぉおおおおおおおおおおおおおおぉおおぉおおおおおおおおおお」
Saliaさん「『絆~Spirit of Gao Ranger~』!!」
29:絆~Spirit of Gao Ranger~/山形ユキオ Salia
-MC-
続いても「ガオレンジャー」よりQuest 48「奴らが蘇る」で流れた山形さんとSaliaさんのデュエットによる挿入歌。
野性の躍動感たっぷりの楽曲を山形さんとSaliaさんの好対照な歌声とパフォーマンスで披露される様子はたまりませんでした。
Saliaさん「ありがとうございました!」
山形さん「……握手してください!」
Saliaさん「えー! また? ありがとうございます!」
観客笑。
Saliaさんが拍手で見送られ山形さんおひとりに。
山形さん「ちょっと脱いでいい?」
大きな布を脱がれた山形さんは袴姿で、車を掃除する時等に使う毛はたきを両腰に差していました。
山形さん「へっへっへっへ」
さらにスタッフさんから手渡された巨大な旗には正方形に4頭×4頭で合計16頭の獅子の顔が描かれていました。
山形さん「じゃあいっしょにうたってくれるぅー?」
観客「ぉおぉおおおおおおおおおお」
山形さん「じゃあらすとそんぐでーす。ひゃくじゅうせんたいーがおれんじゃー!!」
30:ガオレンジャー吼えろ!!/山形ユキオ
山形さんの声が先程までの可愛らしい声色から野性味あふれる牙吼声に一変し、「ガオレンジャー」よりオープニング。
本編ラストという事もあり、旗を振りまわしながら不世出の歌声を響かせる山形さんのパフォーマンスに観客も大熱狂でした。
ラストは山形さんの「スゥーパー戦隊は、永遠に不滅だぁあああああああ!!」という一言で締められました。
-アンコール-
-MC-
山形さん、コーラス、バンド、Z旗の皆さんが拍手で見送られると、その拍手は間もなくアンコールに変わりました。
しばらくすると観客のアンコールに合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。
コーラス、バンド、Z旗の皆さんもそれぞれのブースへ。
ショッカーさん「アンコールありがとうございます!!」
観客拍手。
ショッカーさん「今日は今までで30曲歌ってます。普通のライブってだいたい15曲とかでしょ? 30曲だもんね」
観客拍手。
ショッカーさん「それでアンコールいただいちゃったらやらないわけにいかないでしょう!!
出演者の皆さんを一気にお呼びしたいと思います。呼んでいただくのはもちろん皆さんです!」
観客「ぉぉっぉおおおおおおおおおおお」
ショッカーさん「スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」
ショッカーさん「おぉねがいしまぁあああす!!」
・出演者の皆さんが続々とステージ前方にご登場。歌唱直後の山形さん以外は皆さん今回のライブTシャツを着られていました。
・ここでショッカーさんがバンドの皆さん、Z旗の皆さん、コーラスの皆さんをそれぞれご紹介。
・二人の松原のうち、キーボードの方の松原さんが先日お誕生日を迎えられた事で「おめでとう」コール。
・Z旗の皆さんの紹介時にそれぞれの名前をつぶやく頭目の高取さん。
・平山さんの名前を間違えて杉山さんの名前である"小絵子"と紹介してしまったショッカーさん。
・ショッカーさん「ここからは出演者の皆さんから一言づつ頂きたいと思います。
それにしても今回はあっとう言う間でしたね。瞬く間に時間が……誰か返事してよ」
観客笑。
大西さん「ボク達、先輩方が先に話してくれないと喋れないんですよ」
伊勢さん「そうなんですよ」
ショッカーさん「そうだよなぁ。上下関係があるんだもんね。最年少はカマショーでいいのかな?」
伊勢さん「あ、たぶんボクですね。25歳です」
ショッカーさん「あ、イセダイだったんだ。失礼しました。なんかカマショーは若い頃から見てるからかな? え、カマショーは?」
鎌田さん「ボクはまだ25なんですけど、来月26になります」
ショッカーさん「そうなんだ。えー最年長は……割愛させていただきまーす」
観客笑。
・有限会社テンテンカンパニー代表戸締り役の谷本さん。
・まだシラフだからカワイイMAYOさん。
・MAYOさん「アタシぃ、来年20周年なんすよォ。だからぁ、なぁんでもいいからアタシを祝いなっ!」
・ショッカーさん「続きましてぇ……タカぁ~……ヒデ~…」
身が舞える高取さんと高橋さん。
ショッカーさん「ぇえ~……高橋秀幸さんにしましょう!」
観客笑。
・JOEさん「元25歳です!」
・YOFFYさん「今日は細切れで沢山出る事が出来て嬉し買ったです」
JOEさん「え、文句?」
YOFFYさん「いやいや。楽屋でずっと待たれている山形さんと沢山お話が出来て幸せでした」
JOEさん「そうそう」
・高取さん「14年ぶりに主題歌を、しかも自分が作った曲で担当できたというのも嬉しかったですし、
今日、トップで出れたのも嬉しかったです。 来年は50歳になります。
半世紀祭、ライブをやろうと思っておりますのでよろしくお願いします!」
・NoBさん「さっきも話したけど海外でも戦隊は人気なんだけど、久し振りに日本でライブやったらさ、
やっぱ凄いよね。統制のとれた動きというかさ」
観客笑。
NoBさん「掛け声の一糸乱れぬ感じとかさ。流石だと思いました」
・ショッカーさん「続いては一人ジュウオウザワールドの山形さん」
高取さん「野生解放」
ショッカーさん「野生解放。もしくは黒いピコ太郎こと山形さん」
観客笑。
山形さん「ハイ。29歳です!」
観客笑。
山形さん「一年があっという間だね。この日が待ち遠しくて。
僕にとってはスーパー戦隊の紅白歌合戦のような感覚です。来年もがんばります!」
ショッカーさん「さぁ、アンコールをいただきましたが、皆さん、どうしましょう?」
高取さん「まだやってない曲ありますよね」
観客「おぉぉおお?」
ショッカーさん「そりゃあね。現在放送中ですからね。大西君! 先輩が歌って後輩が歌わないのもマズイよね……」
大西さん「一応ですけど歌う準備は万全です!」
観客「ぉぉぉおおおおおおおぉおお」
ショッカーさん「皆さん踊れるんですか? タカちゃんとか結構踊ってるの?」
高取さん「もう谷本に踊らされてるんすよ。なんせ作曲者ですからね」
谷本さん「そうなんですよー」
ショッカーさん「なるほどね。この前、京都で串田アキラさんも一緒に踊ったんでしょ?
だからクッシーが『おれ、踊れるよ』って言ってましたよ」
観客笑。
31:レッツ! ジュウオウダンス/大西洋平 山形ユキオ Salia 高取ヒデアキ YOFFY JOE 岩崎貴文 Sister MAYO NoB
谷本貴義 高橋秀幸 鎌田章吾 伊勢大貴 伊勢大貴 ショッカーO野
"21世紀編"ラストは当時放送中の「動物戦隊ジュウオウジャー」より大西さんが歌われたエンディングを出演者全員で。
大西さんと共に日本全国で踊られてきた高取さんはもちろん、
「アニソン女子部」でダンス担当のSaliaさんやショッカーさんも軽々と踊られ、
二番になると大西さんが伊勢さんを中央に呼び込まれ一緒にダンス。伊勢さんのターンのキレに観客から歓声が上がっていました。
他の皆さんも見様見真似で踊られている方や、手拍子をメインに時々踊られている方などそれぞれ。
観客も一緒になって踊る様子はラストにぴったりの光景でした。 ラストの締めは大西さんと高取さんがお互いに譲り合う中、
勢いで大西さんがつとめられました。
ショッカーさん「来年20年目を迎えるこのムーヴメントですけど、ラストでこんなに息が切れたのは初めてです。
以前、全戦隊の名乗りをやった時もこんなに息切れしませんでしたもん」
ステージ上が歌とはまた違った充足感で満ち満ちている中、コーラス、バンド、Z旗の皆さんもステージ前方に集合。
全員が一列になった所でショッカーさんの差配で"21世紀編"の代表である山形さんが音頭をとり、
山形さんの「"21世紀"!」という声をきっかけに出演者、観客が全員で「ありがとう!」を三回言って締められました。
拍手の中、ショッカーさんが出演者の皆さんをお一組づつ紹介していき、山形さん、NoBさん、高取さんの三人に。
ショッカーさん「今日はこのお三方はジャニーズシニアといった感じですが、明日の方々に混ざる立派なジャニーズジュニアです。
明日はパンを買ってくる立場になりますね」
高取さん「なぁはっはっはっはっはっ」
観客笑。
改めて、ショッカーさんの紹介でお一組づつ紹介され退場されて行きました。
全員を見送ってショッカーさんお一人に。
ショッカーさん「皆さん、喜んでくれましたかァアアア!!?」
観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「いっぱいいっぱい歌ってくれましたかァアアア!!?」
観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「また絶対やりたいよね」
観客「おおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお!!」
ショッカーさん「それじゃあ、お約束のっ!! ッスゥウーゥパァァアアア・ァ戦ッン隊ィンッ!?」
観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」
ショッカーさん「ショッカーO野でした。明日はレジェンド!!」
観客「わぁあああああぁああああああああああああ」
ショッカーさんがステージマイクを置かれ、駆け足で退場され、
「スーパー戦隊"魂"X 2016 東京 "21世紀編"」は終了しました。
「スーパー戦隊"魂"」10回目前半の一日目は21世紀の作品ならではの勢いのあるオープニング、エンディングはもちろん、
映画のエンディングや戦隊の楽曲の中でも人気のロボットソングが随所で披露され、終始盛り上がりっぱなしでした。
当時放送中である戦隊のオープニングではじまる事は過去にもありましたが、アンコールでそのエンディングが歌われ、
出演者の皆様が踊りながら歌われるというのはこれまでにない試みで、とても素敵な選曲だと思いました。
補足
・当日のお衣裳をドラマ「探偵物語」の松田優作さんみたいといわれる斉藤さん。
・アンコールの際にはライブTシャツに着替えられており、ショッカーさんに残念がられる斉藤さん。
・今回は登場毎に作品ゆかりの柄の衣装で登場されているショッカーさん。
・「みんな集まれ! キョウリュウジャー」では途中でトランペットからパーカッションに持ち帰られていたKenitoさん。
・観客の手拍子に合わせてこっそり飛び跳ねていたChouemonさん。
・そんなChouemonさんを「四六時夢中」で自ら斬り伏せた後に「しっかりせい!」と高取さん。
・巨大な旗には正方形に4頭×4頭で合計16頭の獅子。ししじゅうろく。獅子16。
・「ジュウオウダンス」の途中で靴紐がほどけてしまったらしく大急ぎで結ばれていたショッカーさん。
・大西さん、伊勢さん、鎌田さん、高橋さん、YOFFYさん、谷本さんが
ラストの退場時にそれぞれの歌唱作品になぞらえた挨拶やポーズをされている方も多くてうれしく。
・高取さん「んどぉこに帰るんだいっ!!?」
観客「家ぇえええええええええぇぇぇぇええええ!」
高取さん「気をつけてねー!」