2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
堀江美都子プロデュース 「アニソン女子部夏祭りライブ2016~帰って来たハーモレンジャー?!~」
16.8.11 Zepp Tokyo
出演/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia 三重野瞳 米倉千尋
bless4 (KANASA AKINO) シンガーズ・ラボ・シスターズ(織部ハル 渡邊恭子 稲川友紀 津田彩菜)
初参加/千菅春香
コーラス/渡邊恭子 稲川友紀
ダンサー/渡邊恭子 稲川友紀
演奏/JYOSHIBU-BAND(Dr.岩田"GUNTA"康彦 B.吉岡満則 Key.中村智美 G.IMAJO) G.Shin-Go カラオケ
毎年8月中頃に開催されているアニメソングの祭典「ANIME JAPAN FES "夏の陣"」。通称AJF。
1998年から開催されており、多くあるアニソンライブフェスの中でも老舗の部類に入るAJFは
アニメ、特撮、ゲーム、イメージソングなど、いわゆる"アニメソング"をジャンルを超えて広く網羅したイベントです。
毎年東京、大阪、名古屋と開催されておりますが、本年は名古屋公演は行われず、東京、大阪での開催となりました。
東京公演初日は「アニソン女子部」、中日に「スーパーヒーロー魂」、最終日に「スーパーアニソン魂」、
初日または中日の深夜に「影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろしの『ゆかいな仲間たち』と
毎年、それぞれコンセプトの違ったライブが開催されていますが、本年は「ゆかいな仲間たち」はお休みで三日間三公演。
今回は東京公演一日目「アニソン女子部」のレポートです。
"アニメソング界の女王"堀江美都子さんのプロデュースで開催されている「アニソン女子部」。通称"アニ女"(あにじょ)。
バンドのミュージシャン以外の出演者はアニメソング界で活躍する女性アーティストのみで構成されています。
毎年、歌のライブの他に、出演者が文字通り部活のような熱意でミュージカルや演劇、コント等の催し物に取り組まれるのが本公演の見所。
今回はレギュラー出演者であり、この年にご結婚された吉田仁美さんが不参加の一方、歌手で声優の千菅春香さんが初参加。
演目は前年に開催されたヒーローショー「アニジョ戦隊ハーモレンジャー」の第二弾という事で楽しみにしておりました。
会場は03年以来ほぼ毎年「ANIME JAPAN FES」東京公演の会場になっている東京お台場にあるライブハウスZepp Tokyo。
ステージには今回のAJFのロゴマークがあしらわれた旗が掲げられ、
舞台中央にはステージ後方から前方にかけて階段が用意され、それを挟むようにバンドブースが設置されていました。
昨年の公演で発表されたオリジナルソング「アニジョ! One Night カーニバル☆」と「ハーモレーンジャー」のテーマソングが
この年の4月におこった熊本地震被災者救援のチャリティーCDとして当日限定で販売されていました。
●DJタイム
開演20分前頃になると場内アナウンスで金月さんによる物販案内から堀江さんのナビゲートによるDJタイム。
出演者の皆さんが入れ替わりでそれぞれの近況や今後の予定をアナウンスされました。
00:SE
時間になると開演のブザーが鳴り「アニソン女子部夏祭りライブ2016~帰って来たハーモレンジャー?!~」開演です。
緊迫を誘うBGMにのせてバンドの皆さんがご登場され、それぞれのブースへとスタンバイ。
しばらくするとシンガーズ・ラボ・シスターズの津田彩菜さんが何かに追われる様にしてご登場。
宝石のようなものを手に「どなたかこれを預かってくれる方はいらっしゃいませんか?」と客席へ降りられ、
観客の一人に宝石のようなものを手渡されると、どこかへと逃げるように退場されて行きました。
01:A-motion~アニソン女子部のテーマ~/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia
三重野瞳 米倉千尋 KANASA AKINO 織部ハル 渡邊恭子 稲川友紀
-MC-
オープニングは女子部の初代テーマ曲「A-motion」から。浴衣姿の女子部の皆さんが客席から登場されるサプライズ。
皆さんは一番は客席の通路で歌われ、二番からはステージへご登壇。大杉さんは二番で舞台袖から合流されました。
元気さと前向きなメッセージが込められたこの曲には揃いの振り付けがあり、観客も一体になる事が出来てオープニングにぴったりでした。
・堀江さん「お盆とはいえ、こんな何もない普通の金曜日に来て頂いて、本当にありがとうございます!」
・津田さんも合流され、まずは女子部の皆さんが順番に自己紹介。
・三重野さんから「ネタバレにならないように今日の見所を英語で言って」と言われ流暢な英語でお話されるAKINOさん。
・堀江さん「続いては、マダム」
金月さん「よしだひとみでーす! よろしくおねがいしまーす!」
堀江さん「違う違う」
観客笑。
・堀江さん「続いても、マダム」
大杉さん「まいねーむいず、くみこ、おおすぎー!」
観客拍手。
大杉さん「くみこ、いず、えたーなる、びゅーてぃふる、ちゃいるど!」
観客笑。
堀江さん「なるほど"久美子"はeternal、beautiful、childね。確かに確かに。」
・さらにシンガーズ・ラボ・シスターズの皆さん、バンドメンバーの皆さんをおひとりづつ紹介。
02:キャンディ キャンディ (2C)/堀江美都子
03:まっててごらん (2C)/大杉久美子
04:Wonderful Bravo! (1C)/三重野瞳
05:SHOW TIME (1C)/金月真美
まずはレギュラーの皆さんのソロコーナーからスタート。
トップは久しぶりという堀江さんが歌われたのは、代表曲アニメ「キャンディ キャンディ」オープニング。
堀江さんの盤石の歌声と観客の手拍子の的確さに感嘆した後は、女子部顧問の大杉久美子さんのご登場。
アニメ「アルプスの少女ハイジ」エンディングを楽しげに歌われ、続いては女子部の頭脳、三重野瞳さん。
ライブ序盤からラジオ「VIRTUAL ADVENTURE(JAJA姫武遊伝/極道くん漫遊記外伝2)」オープニングという選曲が意外。
続いてハードな装いで金月真美さんが登場されアニメ「BURN-UP EXCESS」よりオープニングを歌われたのも意外で意表を突かれました。
06:キューティーハニー/Salia 渡邊恭子 稲川友紀
07:Give me five! (1C)/米倉千尋
08:エクストラ・マジック・アワー (1C)/AKINO with AKASHI KANASA
-MC-
女子部皆勤賞のSaliaさんが歌われたのはご自身の代表曲の一つアニメ「キューティーハニーF」オープニング。
渡邊恭子さん、稲川友紀さんを従え攻撃的なダンスと歌声を披露された後は米倉さんのご登場。
漫画「FAIRY TAIL」より第55巻、56巻、58巻の特装版付属のDVDアニメのオープニング。ポジティブな米倉さんの歌声が魅力的。
コーナーラストはアニメ「甘城ブリリアントパーク」よりオープニングでAKINOさん、KANASAさん、そしてAKASHIさんがご登場。
ジェットコースター級なAKINOさんの歌いぶりとAKASHIさん、KANASAさんのスピーディーなダンスが痛快でした。
オープニングのソロコーナーは定番曲、貴重な曲、新曲織り交ぜて歌われ、新鮮な印象を受けました。
ヨク・シャベルンデス総統「よーし、夢の精霊王、ゲットだぜ」
ソロコーナーが終わると三重野さん扮するヨク・シャベルンデス総統と戦闘員デスボイサーがご登場。
さらにデスボイサーが押す台車で運ばれていたのは大杉さん扮する夢の精霊王。
総統「いい加減、ビッグドリームのカケラのありかを話すんだ」
夢の精霊王「知りません」
総統「返事が早いな。どこにやったんだ?」
夢の精霊王「わかりません」
総統「おしえろぉ」
夢の精霊王「知らない知らない知ーらーないっ」
問答をしながらステージを横切られていき、その様子を眺めるように堀江さんがご登場。
堀江さん「今回はああやって少しずつ布石を打ってます。なんだったんだあれは」
観客笑。
ここで今回初参加の千菅さんが堀江さんに呼びこまれてご登場。
千菅さん「みなさんこんばんは。千菅春香です! よろしくおねがいします!!」
・千菅さんは三重野さんと同じ事務所。
・岩手出身の千菅さん。
堀江さん「だから色白なのかなぁ」
千菅さん「いやっそんなっ。ぇへへへへぇ」
観客笑。
・声の仕事を志すきっかけの話。アイドル好きのラジオっ子が声に魅せられる。
・高校時代、心が折れた時にアニメに元気づけられる。
・アニメ「超時空要塞マクロス」30周年記念「ミス・マクロス30コンテスト」のシンガー・ウィング(歌手部門)で優勝しデビュー。
・千菅さん「生まれる前から続いている作品なんで……」
堀江さん「生まれる前とか言わないっ」
観客笑。
千菅さん「ぇへへへへ。すみません」
堀江さん「大丈夫。今日は三重野ちゃんから『どんどんツッコんでください』って言われてるのよ」
千菅さん「ありがとうございます!」
観客笑。
09:ワンダーリング/千菅春香
-MC-
千菅さんのデビュー曲でもあるゲーム「マクロス30 銀河を繋ぐ歌声」よりエンディング。バンド形式で歌うのは初めてだとか。
それまでのほのぼのとした印象から打って変わって、しっかりとした歌声でしなやかに歌われていたのが印象深かったです
千菅さん「ありがとうございます。デビュー曲をバンドで歌えたという興奮に包まれております。皆様は千菅史の証人です。へへへ」
観客拍手。
千菅さん「リハーサルから今まで先輩方の歌はもちろん、お人柄に触れて、言いたい事があふれそうなのですが、
歌を歌う事で感謝を伝えたいと思います」
10:希望の花/千菅春香
続いて千菅さんが歌われたのはご自身にとって初のテレビアニメのテーマソングとなったアニメ「琴浦さん」よりエンディング。
囁くようなやわらかい序盤から歌が進むにつれて芯の強さを感じる歌いぶりになっていく様子に聞き入りました。
●帰って来たハーモレンジャー?!
千菅さんとバンドの皆さんが退場されると、ここからは今回の演目であるヒーローショー「帰って来たハーモレンジャー?!」。
世界征服を企てる悪の軍団「デスボイス」が復活し、それを阻止する「アニジョ戦隊ハーモレンジャー」の活躍が描かれます。
ハーモレンジャーの力の源である"夢の力"の結晶であるビッグドリームのカケラを探すデスボイス。
勝利のカギとなる夢の妖精王を拉致し、戦闘員達が観客を巻きこんでハーモレンジャーの子供の頃の夢を聞き出す作戦を実行するも、
現れたハーモレンジャーとの大立ち回りに。その隙にビッグドリームのカケラを手に入れ、世界制服が目前となるも……という内容。
前回に引き続きハモレンジャーを演じたのは堀江さん、米倉さん、Saliaさん、AKINOさん、KANASAさん、金月さん。
対するデスボイスの総統に三重野さん、総統の右腕にbless4のAKASHIさん、デスボイスの手先として千菅さん、
戦闘員として4人のスーツアクターの方々がご登場されました。
本レポートでは数か所の箇条書きにとどめさせていただきます。
詳細は当日来場された方のみのお楽しみということでご理解いただけましたら幸いです。
●出演
サンバレッド・ミッチ/堀江美都子
タンゴイエロー・ちっひー/米倉千尋
ロックパープル・サリア/Salia
ワルツピンク・アキノ/AKINO
ワルツピンク・カナサ/KANASA
演歌グリーン・金ちゃん/金月真美
夢の妖精/津田彩菜
ヨク・シャベルンデス総統/三重野瞳
エッヘンムシ・チスガ/千菅春香
ポリープ将軍/AKASHI
デスボイスショッカー/ショッカーO野
戦闘員デスボイサー/林潔 中川素州 椎名和隆
夢の妖精王/大杉久美子
・総統「我々と去年も会ったぞというモノ達は手を挙げろ」
将軍「だいぶいますね」
総統「どうだな。じゃあこのノリがわかるな」
観客笑。
・将軍「ちょっと読み間違えました」
・デスボイスショッカー「よいこのおともだちは余計な事は言わない!」
・戦闘員を用いて観客をステージに上げて、ハーモレンジャー達の子供の頃の夢をクイズ形式で当ててもらうという
第4966回「ハーモレンジャー 小さい頃の夢はナンジャラホイクイズ」開催。
・答えられた人は優秀。答えられなかった人は処刑。
・デスボイスショッカー「金ちゃんが小さい頃って事は『ガンバロン』に出てた頃って事になる」
・しっかり答えた観客へお土産。
・デカボイス・ヨシダさんが寿退社をされた為、新しいデカボイス怪人エッヘンムシ・チスガさん登場。
・チスガさん「えーワタクシぃー、デカボイス怪人、エッヘンムシ・チスガと申しますぅー。エッヘェン (ポーズ付き)」
・必ず語尾に得意げな「エッヘェン (ポーズ付き)」をつけるチスガさん。
・総統「この浮き具合がたまんないだろう?」
・いろんな夢が詰まった夏コミ会場を襲おうとした所にハーモレンジャーが登場。
・ハーモレンジャーの声をイガイガさせたチスガさん。持参のデスボイスノートでハーモレンジャーのセリフを代読。
・ハーモレンジャーVSデスボイサーで大立ち回り。
・ワルツピンク・アキノさん、ワルツピンク・カナサさんは縄跳びで戦う。すぐに引っ掛かるデスボイサー。
・マイクスタンドで戦うロックパープル・サリアさん。
・今回も小さくて見つけてもらえないタンゴイエロー・ちっひーさん。星型のタンバリン二つで戦う。
・番傘で艶やかにさばきつつ、最後は「演歌はコブシ!」と文字通り拳で戦う演歌グリーン・金ちゃんさん。
・デスボイスショッカーさんとサシで日本刀で戦うサンバレッド・ミッチさん。
・総統の命令でハーモレンジャーが戦っている間に夢の力が詰まっているビッグドリームのカケラを探す事になったチスガさん。
・ライブ冒頭で津田さんからカケラを預けられた観客を探しだしたチスガさん。
チスガさん「あ、すみません。三重野さんがコワいんで、カケラ頂いていいですか?」
総統「そういう事は言わなくていい!」
チスガさん「三重野さんがコワいっていうのはシーですよ!、三重野さんがコワいっていうのはシーですよ!」
11:女神の子守歌 ~Lullaby~ (1.5C)/サンバレッド・ミッチ
-MC-
"夢の力"とビッグドリームのカケラを手に入れ、夢の精霊王を脅し、
呪いの言葉を唱えさせてハーモレンジャーを倒したかに見えたデスボイス。
満身創痍の中でサンバレッド・ミッチさんが歌われたのはアニメ「聖闘士星矢」より第30話「燃えあがれ! 愛のコスモ」で流れた挿入歌。
ショー中のシチュエーションにばっちりはまった一曲で、短いながらもじっくりと聞き入らせていただきました。
・サンバレッド・ミッチさんの歌を受けハーモレンジャーの皆さんが渾身の力で放った「ジャンボドリームアタック」を受けデスボイスは撃退。
・力尽きてしまったサンバレッド・ミッチさんでしたが、夢の妖精王の導きとビッグドリームのカケラと観客の歓声のおかげで見事復活。
12:ハモれ! アニジョ戦隊ハーモレンジャー!/アニジョ戦隊ハーモレンジャー
(堀江美都子 金月真美 Salia 米倉千尋 KANASA AKINO)
-MC-
大団円の中で歌われたのは今回のために新しく書き下ろされたハーモレンジャーのテーマソング。
凛と勇ましく仁王立ちで歌われるハーモレンジャーの皆さんのお姿が印象的。間奏にはそれぞれが名乗りを披露されました。
13:Crazy Noisy Bizarre Town (1C)/織部ハル 渡邊恭子 稲川友紀 津田彩菜
14:Make it! (1C)/津田彩菜 渡邊恭子 稲川友紀
15:DREAMS (1.5C)/渡邊恭子 稲川友紀
-MC-
ハーモレンジャーの皆様が拍手で見送られ、続いてはシンガーズ・ラボ・シスターズの皆さんのステージ。
まずは当時放送中のアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第四部「ダイヤモンドは砕けない 東方仗助」より初代オープニング。
ジョジョ好きの織部さんをメインに軽快にしなやかに歌われ、
最初と最後のキメどころは全員で"ジョジョ立ち"でキメられた後、織部さんはご退場。
続いて歌われたのは当時放送中アニメ「プリパラ」より初代オープニング。津田さんを中心に弾むような歌声、パフォーマンスでした。
津田さんが退場され、続いてはアニメ「機動新世紀ガンダムX」より初代オープニング。
渡邊さん、稲川さんのお二人が抜群のハーモニーで魅せられました。
16:Sing☆Girl☆Magic~アニメで女子でいんじゃない!?~/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia
三重野瞳 米倉千尋 KANASA AKINO 千菅春香
シンガーズ・ラボ・シスターズ
-MC-
軽快なリズムと共にKANASAさんがステージへ登場され、メンバーそれぞれの名前を入れ込んだオリジナルのラップをご披露。
さらにメンバーの皆さんも合流され、KANASAさんの音頭で観客とのコール&レスポンスでひと盛り上がりすると
そのまま流れるようにはじまったのは09年に発表された東日本大震災被災者救援のチャリティーCD「Sing☆Girl☆Magic」。
女子部の皆さんからアニソンファンの女子へ向けてのポジティブで元気になれる一曲はいつ聞いてもグッときます。
堀江さん「力を入れて踊ったから後半キッツイキッツイ」
三重野さん「なんかもうラストソングかよってくらいに踊っちゃいましたね」
堀江さん「ここからがあたし達の本業なのに……」
観客笑。
17:Let's Have A PARTY♪/bless4 (AKASHI KANASA AKINO)
18:嵐の中で輝いて/米倉千尋
19:ひとつのハートで/三重野瞳
20:アタックNo.1/大杉久美子
21:FLY AWAY/unicorn table
22:もっと! モット! ときめき/金月真美
23:ニュームーンに恋して/堀江美都子
-MC-
ラストブロックはそれぞれが今イチオシの一曲を選んで歌われる事に。
まずはbless4のAKASHIさん、KANASAさん、AKINOさんによるオリジナル曲「Let's Have A PARTY♪」からスタート。
AKASHIさんに促され、観客総立ちの中、揃いの振り付けで盛り上がり、お三方の躍動感あふれるダンスと高揚感誘う歌声を楽しみました。
続いては米倉さんのご登場で、ご自身のデビュー曲で代表曲であるOVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」のオープニング
米倉さんの晴れやかな歌声を堪能した後は、三重野さんのご登場でアニメ「超魔神英雄伝ワタル」の初代オープニング。
等身大でやさしい三重野さんの歌声からがらりと雰囲気が変わり、アニメ「アタックNo.1」より味わい深いオープニング。
大杉さんの台詞ではその度に歓声と拍手が起こっていました。
さらに雰囲気が変わり、SaliaさんとShin-Goさんによるユニットunicorn tableのご登場。
アニメ「JINKI:EXTEND」オープニングを近未来的なSaliaさんの歌声と、Shin-Goさんの尖ったギタープレイが披露されると、
続いては金月さんのご登場。 金月さんの代表作であるゲーム「ときめきメモリアル」よりオープニング。
20年以上経っても不動の人気ぶりで観客の合いの手も盤石なものでした。
ソロコーナーラストは堀江さんによるアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal デス・バスターズ編」二代目オープニング。
原曲よりも躍動感あふれる歌いぶりの堀江さんは実に格好良かったです。
セーラームーンそのままのポーズを交えたパフォーマンスも素敵でした。
24:アニジョ! One Night カーニバル☆/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia
三重野瞳 米倉千尋 KANASA AKINO 千菅春香 シンガーズ・ラボ・シスターズ
堀江さんと入れ替わりにメンバーの皆さんがオフィシャルグッズの女子部Tシャツ姿でタオルを持ってご登場。
昨年の公演で披露され、今年、熊本地震被災者救援のチャリティーCDとして会場限定販売されたオリジナルソング。
二番終わり頃に女子部Tシャツに早着替えされた堀江さんが合流され、女子部全員でラストにぴったりのとても賑やかな一幕となりました。
-アンコール-
-MC-
女子部の皆さん、バンドの皆さんが拍手で見送られるとアンコールへ。
しばらくすると再び女子部の皆さん、バンドの皆さんがステージへご登場。
・1999年に前進の「魔女っ子大作戦スペシャルライブ」が開催されて以来「アニソン女子部」も17年目。
・堀江さん「その時からSaliaは出演してくれてるんだよね」
Saliaさん「ハイ! ずっといます」
堀江さん「Saliaはずーっとおんねんな」
Saliaさん「ハイ!」
・三重野さん「お客さんもずーっと来てくれてるんじゃないですか? ちょっと聞いてみましょうか?」
堀江さん「なんかちょっと寂しい空気になりそうな気がする……」
・「女子部」旗揚げ当時の思い出。
堀江さん「金ちゃんが確か靴が壊れたこともありましたね」
金月さん「そうなんですよ、だから裸足で出ました」
・堀江さん「今日は千菅さんが出てくれて若いファンの方も来てくれてね。女子部で20代ってもういないもんね……」
観客笑。
三重野さん「千菅っ、何か言って」
千菅さん「いやーぁなんかもう……たのしかったですぅ……」
三重野さん「普通かよっ」
観客笑。
千菅さん「お客さんもステージもみんな笑顔でぇ……なんかみんなが笑顔でつながるって凄くステキなことだなぁって思いました」
三重野さん「やだ、この子、涙ぐんでる!」
堀江さん「別にいじめたんじゃないからね」
観客笑。
・ここで堀江さんの案内で女子部の皆さんがおひとりづつご挨拶があり、バンド、スタッフの皆さんにも拍手が贈られました。
25:ココロとココロ/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia 三重野瞳
米倉千尋 KANASA AKINO 千菅春香 シンガーズ・ラボ・シスターズ Shin-Go
-MC-
アンコールは09年に東日本大震災被災者救援のチャリティーソングとして発表された「ココロとココロ」。
傍らに寄り添って語り掛けているような歌詞と穏やかなテンポの曲調はとてもあたたかく実に素敵。
サビでは女子部の皆さんと共に、観客も手を左右に振り、後半の「ラララ」では名残惜しさも含みつつ一体になって合唱されていました。
拍手の中、AKASHIさん、今回も悪の軍団「デスボイス」を演じられたショッカーO野さん
、林潔さん、中川素州さん、椎名和隆さんがご登場。
最後は出演者全員がステージ前方へ登場され、全員で万歳が行われました。
閉演BGM:ココロとココロ (カラオケ)
拍手の中、出演者の皆さんが見送られて行き、「ANIME JAPAN FES 2016 "夏の陣"」東京公演初日
堀江美都子プロデュース 「アニソン女子部夏祭りライブ2016~帰って来たハーモレンジャー?!~」は終演となりました。
毎回オリジナルの出し物が楽しい女子部。今回は昨年に引き続きヒーローショー「アニジョ戦隊ハーモレンジャー」でしたが、
デスボイスの逆襲劇と前回よりレベルアップした得物でのアクション、初登場のエッヘンムシ・チスガさんの大健闘となど見応えたっぷり。
また、ライブパートでは定番の楽曲に加え、これまでなかなか歌われる機会がなかった楽曲が交えられていたのも興味深かったです。
今回も女子部に行かないと見られない、女子部ならではのエンターテイメントショーをとても楽しませていただきました。
出演/AKASHI ショッカーO野&大野親友会(ショッカーO野 林潔 中川素州 椎名和隆)
補足
・AJF恒例グッズのパンフレットは今回は無し。残念。
・堀江さん「最初客席から登場した時に皆さんがステージを見ていて誰も気づいてくれませんでした」
観客笑。
堀江さん「皆さんの背中を見ながら、それもいいなぁと思いつつ歌っていました」
・家庭菜園をされているGUNTAさん。リハーサル時に出演者の皆さんにキュウリを差し入れされたとか。
・「Give me five!」の冒頭では「Ladys & Gentleman! Welcome to THE アニソン女子部!!」と替歌(?)されていた米倉さん。
・千菅さん「今回のステージは母がたいそう喜んでくれましてえ」
観客拍手。
堀江さん「お母さんはドンピシャ世代だもんね。お母さんともお話ししてみたい」
・千菅さん「物語があって音楽があってアニメソングなんだって思います」
・松クラスタが怒りに我を忘れ、キンプリ応援上映にアイカツおじさんとプリパラおじさんがちょっとビビるそんな2016年。
・デスボイスショッカー「さぁ、我々デスガリア……違ったデスボイスが……」
総統「間違えないでー」
デスボイスショッカー「デスガリアンは明後日、新浦安のイトーヨーカドーだった」
観客笑。
・ハーモレンジャー5人それぞれの特徴を捉え、見事に演じ分けられていたエッヘンムシ・チスガさん。
・「Sing☆Girl☆Magic」前のKANASAさんのラップはメンバーそれぞれの名前が入っており、
それぞれ愛称だった中で大杉さんだけ"OHSUGI SAN"だったのも印象深かったです。
・AKASHIさん「弟の声、聞いてくださいね」
・大杉さん「来年は生きてるかどうかわからないけど…」
観客「ぇぇぇええええええええええぇえええええ」
大杉さん「もし生きていたら来年も色々挑戦しまーす!!」
・堀江さん「最初は女子だけで横のつながりも縦のつながりも一緒に高めあって行けるライブが作りたかったんです」
・終演後は熊本地震被災者救援のチャリティーCD「アニジョ! One Night カーニバル☆」購入者向けに
女子部の皆さんとのハイタッチ会が行われました。