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340スズキ♪ presents 「サマースペシャル歌祭47~速水けんたろうの巻~」
16.8.5 Naked Loft

 

出演/速水けんたろう

 

司会/鈴木美潮

 

演奏/カラオケ

 


特撮ヒーロー好きが高じて書記も出版された読売新聞記者の鈴木美潮さんが、 
様々な特撮作品の関係者を招いて開催し続けているトーク&ライブイベント「祭」シリーズ。 
シリーズの中、歌手の方にスポットを当てたのが「歌祭」シリーズです。

 

47回目を数える今回は、前回の風雅なおとさんからのご紹介で速水けんたろうさんがご登場。

 

谷本憲彦名義でデビューされ、ムード歌謡やアニメソングを歌われた後、 
NHK E-TV(NHK教育)「おかあさんといっしょ」で8代目うたのおにいさんを襲名。 
その際に芸名を現在の"速水けんたろう"に改名され一時期二つの名前を使い分けられていましたが、 
現在は"速水けんたろう"名義に統一。「おかあさんといっしょ」卒業後はミュージカルや声優等に挑戦したり 
日本ハムファイターズの応援歌を歌うなど、活動の幅を広げつつ、子供向け、大人向け様々なステージでご活躍中で、 
今年2016年にデビュー30周年をむかえられました。

 

「歌祭」は歌の祭りですが、基本的にトークライブですので、詳しい内容は省略します。 
来場された方だけのお楽しみです。

 

会場のNaked Loftは居酒屋形式のライブハウス。 
入場時に観客の一人ひとりに速水さんのサインとメッセージ入りのポストカードが配布されました。 
さら会場のスタッフさんより、「ライブ中にどこかでデビュー30周年をお祝いします」との事で 
観客一人ひとりにサプライズ用のクラッカーが配布されました。 

開演までの間は新旧織り交ぜた特撮のオープニングとエンディングがランダムで流されており、 
当日は限定ドリンクとしてカクテル「クリスタル・ケン (ジン+ブルーキュラソー+トニック)」と 
フード「マッハ揚げ (辛口からあげ)」が販売されていました。 

 

-MC-

 

お店の今後の予定がスクリーンに流れ、スタッフさんからお店の説明とイベントに関する諸注意がされ、 
PUFFYさんの「渚にまつわるエトセトラ」が流れる中、司会の美潮さんがご登場。

 

・この日の約一週間前に開催されたイベント「ウェスタ川越夏まつり! アニソン ヒーローズ THE LEGEND」で 
 内閣総理大臣役を演じ、「総理」と呼ばれる事にご満悦な美潮さん。 
・プロマイドの再販は無い。 
・「身体が武田久美子になったら貝殻ビキニやりますよ」 
・次回は踊る。 
・映画「シン・ゴジラ」をヨンナントカカントカ(4DX)見る。

 

01:電磁戦隊メガレンジャー (1C)/速水けんたろう 
-MC-

 

速水さんの登場曲は前回の風雅さんからのバトンで特撮「電磁戦隊メガレンジャー」よりオープニング。 
さわやかな出で立ちでステージへ向かいながら歌い出されると、第一声で観客から歓声が上がっていました。。 
  
・速水さん「なんか『徹子の部屋』みたいな感じですね」 
 美潮さん「さらにお酒が入りますからね」 
・速水さん「今日は僕以外誰も来ませんよ。いいんですか!?」 
・「クリスタル・ケン」でカンパイ。

・広島県でのわんぱくな少年時代。 
・三歳年上の兄にくっついて。 
・野球大好き。

 

02:戦え! 仮面ライダーV3 (1C)/速水けんたろう 
-MC- 
03:個人授業 (2C)/速水けんたろう 
-MC-

 

速水さんが好きだったヒーローから特撮「仮面ライダーV3」よりオープニング。初めて買ったレコードだそうです。 
颯爽と歌われた後、後奏で速水さんがV3の変身ポーズを披露されると観客が大いに沸いていました。 
続いて歌われたのは好きだったアイドルからフィンガー5のヒット曲「個人授業」。 
ファンキーな曲調を軽快に楽し気に歌われている速水さんのお姿が印象的でした。

 

・出てくるライダーやアイドルが昭和で安心する美潮さん。 
・野球部ではピッチャーでファースト。 
・高校時代にケガをして野球への道を断念。 
・美潮さん「ちなみに野球のアニメとかもご覧になっていたんですか」 
 速水さん「そうですね。『アパッチ野球軍』とか『侍ジャイアンツ』とか」

 

04:行け行け飛雄馬 (1C)/速水けんたろう 
-MC-

 

見ていた野球アニメの中から、読売新聞記者である美潮さんの采配でアニメ「巨人の星」オープニング。 
速水さんの勇ましく歌われる様子はとてもハマっており、いつかはフルサイズで聞いてみたくなる思いでした。

 

・好きな球団の話。 
 速水さん「地元が広島なのでやっぱり小さい時は広島カープファンでしたね。でも今は日本ハムファイターズですよ!」 
 美潮さん「巨人はどうですかね……」 
 速水さん「巨人は強くあってほしいですよね。やっぱり巨人を倒そうとして他の球団が頑張るじゃないですか」 
・巨人軍が勝っているか負けているかで社内の雰囲気が違う。

・音楽を志すきっかけは商店街に飾ってあったツリーの5円玉何枚あるかクイズで3等の景品で貰ったアコースティックギター。 
 美潮さん「これがまさに"ご縁"」 
・高校二年生で岡山に転向して転校生でバンドを組む。 
・The Beatles、QUEEN、Deep Purple、トム・ジョーンズ、エンゲルベルト・フンパーディンクなどに影響を受ける。

 

05:Delilah (1C)/速水けんたろう 
-MC-

 

高校時代に影響を受けた洋楽の中から、トム・ジョーンズ氏のヒット曲「Delilah」。 
アダルトな雰囲気でのびやかに甘く歌われる速水さん。キッズソングやアニソンとはまた違った魅力でした。

 

・バンド活動を行うも実は人見知り。 
・父親の影響で少年の頃から演歌やムード歌謡を歌っていた。 
・17歳の頃、カラオケ大会でアイ・ジョージさんの「赤いグラス」を歌い特別賞を受賞。 
 美潮さん「ここで『赤いグラス』を歌って頂きたい所なんですが、カラオケが無かったんですよ」 
 速水さん「じゃあ他の曲を一緒に歌いましょう」

 

06:コモエスタ赤坂 (2C)/速水けんたろう 鈴木美潮 
-MC-

 

ムード歌謡の中から速水さんの誘いを受けてロス・インディオスのヒット曲「コモエスタ赤坂」を美潮さんとデュエット。 
速水さんの甘い歌声と美潮さんのせつなげな歌声で、会場はしっとりと大人の色香漂う雰囲気になりました。

 

・大学進学後もバンド活動。TOTOのカバーやオリジナルなどを行う。 
・速水さん「学生時代に色々バイトをするじゃないですか? 僕のアルバイトって歌の大会だったんですよ」 
・歌の大会、コンテストなどに出れば優勝する。 
・お兄さんと地元のスナックで狩人を歌った事がきっかけでスナックの代表として地元のお正月特番に出演。 
 そこでも優勝して「パリ八日間の旅」を勝ち取る。 
・コンテストに出場して勝ち取った優勝賞品の数々。

07:だんご3兄弟/速水けんたろう 
-MC-

 

前半のラストは「おかあさんといっしょ」より1999年に発表され社会現象となったけんたろうおにいさんの代表曲「だんご3兄弟」。 
うたのおにいさん時代当時と同じ振り付けで歌われるけんたろうおにいさん。観客も合いの手を入れ、一緒になって歌っていました。

 

~休憩~

 

拍手の中、速水さん、美潮さんが一旦ご退場され。再び特撮のオープニングとエンディングがランダムに流れ15分間の休憩タイム。 
時間になるとまずは美潮さんがご登場。

 

美潮さん「後半はこんな歌をフルで歌っていただきたいとリクエストしました。お願いします」

 

08:燃えろ×4ロボコン!!/速水けんたろう 
-MC-

 

後半は特撮「燃えろ!!ロボコン」より2代目オープニングからスタート。今回是非とも聞きたかった一曲でした。 
当時と変わらない速水さんの優しくはつらつとした歌声がたまらなく嬉しく、ロボ根性200%でございました。

 

・「燃えろ×4ロボコン!!」を歌うのは放送当時以来。 
・後半も「クリスタル・ケン」でカンパイ。 
・就職活動でテレビ局のアナウンサー採用試験を受ける。 
・コンテストの決勝と試験日が同じ日に。

 

09:悲しみにさよなら (1C)/速水けんたろう 
-MC-

 

速水さんが当時影響を受けたという安全地帯の楽曲から「悲しみにさよなら」。 
優しく包み込むような速水さんの歌いぶりがとても素敵でもっと聞いていたくなりました。

 

・アルバイトをしながら歌手を志す。 
 速水さん「当時はフリーアルバイターなんて言葉が出始めた頃。所謂フリーターっていうのは僕から始まったようなものですね」 
 観客笑。 
・「ビクターVHD全国縦断カラオケ大会」に出場され優勝。 
・本名の"谷本敦雄"から"谷本憲彦"として「愛の鎖」でデビュー。 
・"谷本"を残した理由。 
・速水さん「これなら売れるって言われたんですけどね……売れやしない」

・今年はデビュー30周年という話から。速水さんへのサプライズとしてケーキが運び込まれました。 
 ここで美潮さんの「おめでとう」の合図でクラッカーがならされました。 
・速水さん「わー。まじですか!? やるなあ、ありがとうございます!!」 
・美潮さん「それで、30周年記念ライブは?」 
 速水さん「そうなんですよね。せっかくなんでドーンとやろうと思うのですが、もう8月になってしまいました」 
 観客笑。 
 速水さん「でも僕のデビューが1986年の2月なんでそれまでにはやります!」 

・デビュー後4枚シングルを発表するもなかなか芽が出ず、音声多重カラオケのガイドボーカルのアルバイト。 
・サザンオールスターズ、B'z 、久保田利伸さん、TUBEなどのガイドボーカルを担当。

 

10:恋してムーチョ (1C)/速水けんたろう 
-MC-

 

ガイドボーカルを担当したアーティストの中から夏という事でTUBEの「恋してムーチョ」。 
ボーカルの前田亘輝さんとはまた違った速水さんのからりとした歌声は夏にぴったりでとても爽快でした。

 

・アニメ「疾風!アイアンリーガー」の主題歌を歌うことになるいきさつ。 
・「おかあさんといっしょ」の8代目うたのおにいさんに合格。 
 "谷本憲彦"では固いイメージがあったので"速水けんたろう"という名前に。

 

11:アイアンリーガー~限りなき使命~/速水けんたろう 
-MC
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"谷本憲彦"と"速水けんたろう"が重なる時期に発表されたアニメ「疾風!アイアンリーガー」オープニング。 
先日の「アニソンヒーローズ」で聞けた本曲を一週間経たずにまた聞く事が出来てとても嬉しうございました。

 

・「おかあさんといっしょ」の8代目うたのおにいさんになれたのは偶然から。 
・速水さん「確かにそれまで『おかあさんといっしょ』で歌われるような楽曲は歌ってこなかったんですけど、 
     歌を歌うという事で言えばそういう曲って原点なんだと思うんですよ」 
・音声テスト程度だと思っていたのでNHKに行くまでオーディションだと気づかなかった。 
・審査をしている方々を見て開き直る。 
・「あれ? 今日のお友達は元気ないぞー!」 
・クリスマスにうたのおにいさん内定。

12:バナナのおやこ (2C)/速水けんたろう 
-MC-

 

オーディションでアコースティックギターで歌われたという「バナナのおやこ」を観客の手拍子だけのアカペラで。 
けんたろうおにいさんに続いてどんどん早口になっていくのを楽しんでいる観客は未就学児童に戻ったようでした。

 

・けんたろうおにいさん「大きなお友達は元気いいなぁ」 
・特撮「超力戦隊オーレンジャー」からは名前が浸透していたので"速水けんたろう"で活動。 
・「オーレンジャー」の俳優陣とは番組の打ち上げで初めて会う。 
・うたのおにいさん卒業後はCSの子供向け番組「けんたろうとミクのワイワイキッズ」にご出演。楽曲も沢山作曲。 
・客席には当時"ワイワイキッズ"として出演されていた方の姿も。

 

13:朝ごはんパン・ロックンロール (1C)/速水けんたろう 
-MC-

 

「けんたろうとミクのワイワイキッズ」より速水さんがエルヴィス・プレスリー風の衣装で歌われた「朝ごはんパン・ロックンロール」。 
コール&レスポンスを交えつつ朝にぴったりな軽快な歌声で朝ごはんの大切さを歌われました。

 

・「けんたろうとミクのワイワイキッズ」に登場した謎のヒーロー「ケンタマン」の話。 
・ケンタマンの存在は知っているものの、今まで一度も顔を合わせた事がない速水さん。 
・速水さんのコンサートに登場したケンタマンの貴重な写真を見てみる。 
・当時、ケンタマンは客席に"元気の玉"と称したサイン入りボールを投げていたので再現してみる。 
・声優やミュージカルにも挑戦。 
・速水さん「多くの方にご迷惑をおかけしました。今こうして歌わせていただいている事に感謝しています」 
・北海道日本ハムファイターズの応援歌「ファイターズ応援歌」をささきいさおさんから引き継ぐ。

 

14:ファイターズ魂(スピリッツ) (1C)/速水けんたろう 
-MC-

 

速水さんが作曲された日本ハムファイターズの二軍の選手軍ファイターズ鎌ヶ谷の応援歌。ご自身もとてもお好きな曲だそうです。 
初めて聞かせていただいたのですが、野球への思いを実に爽快に歌われていてとても素敵な曲でした。

 

プレゼント抽選会

 

ここで入場時に配られた番号札を用い、速水さん自らがクジを引いていくという形式のプレゼント抽選会。 
今回はご自身のコンサートTシャツ、CD、おかあさんといっしょ現役時代のサインなどを特製ポストカードを添えて。

 

お友達紹介

 

さらに次回、48回目の「歌祭」へのバトンを美潮さんのスマートフォンを借りて速水さんが生電話。 
ところがなかなか電話がつながらなく、進行中に電話がかかって来次第対応することになりました。

 

速水さん「次回は"谷本"つながりで谷本貴義君です。たしか前にも一回出たことがあるんですってね」 
美潮さん「そうなんですよ。でも出ないので"生贄祭"にしますね。覚悟なさい。オホホホホオ」

 

次回は谷本貴義さんのご登場で「歌祭48~谷本貴義の巻~」。二度目の「谷本祭」でございます。

 

15:マッハゴー・ゴー・ゴー1997/速水けんたろう 
-MC- 
16:オーレ! オーレンジャー/速水けんたろう 
-MC- 
17:虹色クリスタルスカイ/速水けんたろう 
-MC-

 

ラストブロックは速水さんが歌われた楽曲をフルコーラスで。まずは1997年版アニメ「マッハGoGoGo」二代目オープニング。 
スピード感の中にある逞しい歌声を堪能した後は、続いては特撮「超力戦隊オーレンジャー」よりオープニング。 
速水さんと観客の一体感を楽しんだ後は、同じく「オーレンジャー」より最終回「愛の勇者たち」のエンディング「虹色クリスタルスカイ」。 
人気の高い楽曲であり、速水さんの歌声と曲調は実に晴れやかな気持になり、ラストのぴったりの一幕でした。

 

速水さん「今日は取っても暑い中、来て頂いてありがとうございます。でもここが一番暑かったですね。 
     これからも長く、アツく歌い続けていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!!」

 

拍手の中、340スズキ♪ presents 「サマースペシャル歌祭47~速水けんたろうの巻~」は終演となりました。

「おかあさんといっしょ」のうたのおにいさんを担当されたからでしょうか、誰にでもわかる様に丁寧にお話されていた印象。 
スマートで爽やかな出で立ちでお話されているお声もとても耳心地もよく、夏にぴったりのさわやかな歌祭でした。

 


補足

・瞳の色が薄い速水さん。 
 速水さん「スキー場とかに行くと反射が凄いんですよね。でもスポットライトは平気。大好きなんですよね」

 

・間奏が暇だったので、間奏になるとリードギターを弾く。

 

・美潮さん「歌う時とトークの時とは頭の筋肉の使いどころが違いますね」 
 速水さん「トークはだいぶ鍛えてるんでしょうね」 
 美潮さん「トークの筋肉は六つに割れてますからね」

 

・「だんご3兄弟」の替歌を作って上司に怒られた美潮さん。

 

・お酒の話。ビール党から芋焼酎から麦焼酎へ。

 

・Z旗の面々はビール党が多い。 
 美潮さん「なんなんでしょうかね。チームワーク?」

 

・大阪の大学に通っていたので学生時代はニセモノの関西弁。

 

・美潮さん「まさか自社以外の球団の応援歌を生で聞く日が来るとは思いませんでした」

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