2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
Friends of Disney Concert 2016 昼公演
16.4.9 東京国際フォーラム・ホールA
演奏/Friends of Disney Band カラオケ
コーラス/Friends of Disney Singers (高尾直樹 大嶋吾郎 鈴木佐江子 斎藤妙子)
ゲストシンガー(50音順)/伊藤えり 入野自由 海宝直人 クリス・ハート 城田優
ダイアモンド☆ユカイ 中川翔子 新妻聖子 May J.
山寺宏一
ナビゲーター/パパイヤ鈴木 Miracle Vell Magic
2015年に開催された「Friends of Disney Concert ~歌がみんなをひとつにする~」。
このコンサートの為に結成されたフレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・バンド&シンガーズの皆さんによる演奏と歌をメインに、
日本語吹替版で歌唱や声を担当された皆様や、様々な形でディズニーの音楽に関わった方々をゲストに迎え、
ディズニー作品を彩ってきた楽曲が披露されたコンサートが今年2016年も開催されました。
昼の部、夜の部と開催されたうち、今回は昼の部のレポートです。
会場は前回と同じ東京国際フォーラムのホールA。
ディズニーの原語版の楽曲が流されえている客席には女性が多く、二階奥まで満席の大盛況でした。
管弦楽器にバンドにコーラスと豪華な楽器ブースの奥、ステージ後方には大型ビジョンでは、
メインビジュアルが映し出され、時折ディズニーの曲でダンスとエクササイズができる「DISNEY MOUSERCISE」や
「ファンタジア・コンサート」、BSの「Dlife」のCMが流されていました。
開演時間になったことを告げる煌びやかな鐘の音が鳴り、
しばらくすると場内が暗くなり、拍手の中、フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・バンドの皆さんと
歌とコーラスを担当されるフレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・シンガーズの皆さんがご登場。
Friends of Disney Singersのメンバーはコーラスワークの他にスーパー戦隊シリーズの挿入歌等も歌われている高尾直樹さん、
ディズニーの楽曲に多く参加されている斎藤妙子さんが昨年に引き続きご参加。
さらにスタジオミュージシャンとしてディズニーはじめ多くのレコーディングやライブに参加されている大嶋吾郎さんと
OVA「勇者王ガオガイガーFINAL」エンディング「獅子の女王」などでアニソンも歌われている鈴木佐江子さんが参加されました。
0:Overture/Friends of Disney Band &Singers
-MC-
大型ビジョンにディズニーの様々な映画が映し出され、穏やかな弦楽器の生演奏がゴージャスな曲調に変わると、
今回のゲストシンガーの皆さんが続々とステージに。最後に司会のパパイヤ鈴木さん、Miracle Vell Magicさんがご登場されました。
パパイヤさん「みなさんこんにちはー!!」
観客「こんにちはー!」
パパイヤさん「うそぉ……もっと大きい声でこんにちはぁああああああ!!」
観客「こんにちはわああああああああああああ」
・まずはパパイヤさんとMiracle Vell Magicさんがご挨拶。
・Miracle Vell Magicさんの愛称は"Vellちゃん"。
・パパイヤさん「パパイヤとVellちゃん、美女と野獣のコンビでおとどけします!」
観客笑。
・ここで出演者の皆さんの何人かにコメントをいただく事に。
・入野さん「これからはじまるぞというワクワク感でいっぱいです」
・海宝さん「ぼくもディズニー大好きなので皆さんと一緒に楽しみながら過ごしたいと思います」
・城田さん「皆さんのリハーサルをずっと拝見していたのですが、緊張しますね」
パパイヤさん「まずはしょこたんにお願いします。この曲で皆さんにディズニーの魔法にかかってもらいましょう!」
01:想いを伝えて/中川翔子
02:アンダー・ザ・シー/入野自由
まず映画「魔法にかけられて」より「想いを伝えて」を中川翔子さんが伸びやかで明るい歌声でカバーされました。
アニメと実写を行き来する作品の楽曲であり、パパイヤさんの言葉と相まって本コンサートの一曲目にぴったりだと思いました。
続いては入野自由さんのご登場で「リトル・マーメイド」より印象的な海の賛歌。入野さんの歌いぶりとステージングはとても軽快。
入野さんは男性声優さんによるディズニーソングカバーアルバム「ディズニー・デート~声の王子様~Standard Edition~」で
本曲を歌われています。
03:君はともだち/ダイアモンド☆ユカイ
04:自慢の息子 (Proud of Your Boy)/海宝直人
-MC-
ダイアモンド☆ユカイさんがマイクスタンドを軽々と操りながらご登場され、「トイ・ストーリー」よりオープニング。
今回是非とも聞きたかった一曲。ユカイさんの歌いぶりはロックかつ優しく原曲そのままで感激。嬉しかったです。
続いては劇団四季ミュージカル「アラジン」より、同舞台でアラジンを演じられた海宝直人さんによる「自慢の息子」。
ミュージカル界のホープである海宝さんの圧倒的な表現力はさながら舞台を見ているようで惹きこまれました。
海宝さんと入れ替わりにパパイヤさんとVellさんがご登場。
・今回はアニメ、実写映画はもちろん、舞台など幅広いディズニーソングをお届け。
・東京ディズニーシーが今年で15周年。"Wish"というコンセプトでイベント目白押し。
05:When Your Heart Makes a Wish/新妻聖子
06:リフレクション/伊藤えり
07:I Wanna Be Like You/クリス・ハート
新妻聖子さんが登場され、潮風の爽快さを感じさせる曲調が心地いい東京ディズニーシーの15周年記念ソング。
ビジョンに東京ディズニーシーの15年間の映像が映し出され、軽やかながらダイナミックに歌われる新妻さんの迫力に圧倒されました。
続いては「ムーラン」より主人公ムーランの歌唱パートを担当された伊藤えりさんが登場され、しっとりとした挿入歌「リフレクション」。
ディズニーで多くのヒロインを演じられた伊藤さんの非常に深みのある歌声をじっくりと聞かせていただきました。
余韻からがらりと雰囲気が変わり「ジャングル・ブック」より"サルの王"キング・ルイが歌う劇中歌をクリス・ハートさんがカバー。
とても大好きな曲なので聞く事が出来ただけでなく、クリスさんの伸びやかな歌声がとても魅力的でとても嬉しうございました。
08:ゴー・ザ・ディスタンス/城田優
09:Sparkle -輝きを信じて-/May J.
10:サークル・オブ・ライフ/山寺宏一
-MC-
舞台はジャングルからギリシャ神話へ。「ヘラクレス」より藤井フミヤさんが歌われた主題歌を城田優さんがカバー。
甘いマスクと抜群の歌声をお持ちの城田さんだけに、会場が一体になってそのお姿と歌声にうっとりと聞き入っていました。
城田さんと入れ替わりにMay J.さんが歌われたのは、ゲーム「ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ2」のテーマソング。
キラキラするMay J.さんの歌声はディズニー作品が一堂に会するゲームにぴったり。ラストのロングトーンは迫力満天でした。
続いては山寺宏一さんより「ライオンキング」よりオープニング。印象的な冒頭のズールー語の歌詞は高尾さんをメインに。
山寺さんは前途のアルバム「声の王子様」で本曲をカバーされているのですが、まさか生で聞く事が出来る日が来るとは。
後半に行くにつれダイナミックになる曲と会わさった包容力たっぷりで伸びやかな山寺さんの歌声はとても魅力的でたまりませんでした。
・パパイヤさん「目の前にジャングルが見えましたね」
・続いては前回好評だったという歌と朗読のコーナー。
Vellさん「お届けする作品は『Beauty and the Beast』です」
パパイヤさん「!! 『美女と野獣』……僕たちの事ですね」
Vellさん「そういう事にしておきましょう」
観客笑。
11:『美女と野獣』スペシャルコーナー/朗読・入野自由
~ひとりぼっちの晩餐会/ダイアモンド☆ユカイ
~愛の芽生え/伊藤えり 山寺宏一
~美女と野獣/May J. with クリス・ハート
-MC-
入野さんの朗読による「美女と野獣」コーナー。
物語の進行にそってゲストシンガーの方々が登場され、「美女と野獣」を彩った楽曲が披露されていきます。
まず登場されたのはユカイさん。カバーされるのは物語序盤で給仕頭のルミエールが歌った「ひとりぼっちの晩餐会」。
どことなくルミエールに似ているユカイさんがエレガントかつ飄々と歌われる様子はとてもピッタリでした。
続いては映画で実際にベルと野獣を演じた伊藤さんと山寺さんによる「愛の芽生え」。今回是非とも聞きたかった一曲。
伊藤さんの無垢な歌いぶりを受けた山寺さんが「ベル、なんて素敵な歌声なんだ」とオリジナルの台詞を交えられると、
会場がとても和やかな雰囲気になりました。
物語がフィナーレを迎えるとMay J.さんとクリスさんが登場され、歌われたのは主題歌「美女と野獣」。
May J.さんのアルバム「May J. sings Disney」でお二人がカバーされているだけに抜群のデュエットで素敵でした。
~休憩~
拍手の中、お二人が見送られ「美女と野獣」のインストゥメンタルが奏でられ、柔らかい余韻を残しつつ休憩時間へ。
休憩時間中の大型ビジョンには開演前と同じ映像が定期的に流されていました。
第二部のはじまりを告げる鐘の音が鳴ると、パパイヤさん、Vellさんがご登場。
パパイヤさん「さっき隣の席にいたのに今、居ないという方、いらっしゃいますか?」
観客笑。
パパイヤさん「大丈夫ですか? じゃあはじめますよ」
Vellさん「はじめましょう!」
パパイヤさん「では第二部はディズニーのしっとりとしたデュエットからお聞きいただきます」
12:夢はひそかに (Duet version)/新妻聖子 城田優
13:輝く未来/中川翔子 海宝直人
14:チム・チム・チェリー/伊藤えり 山寺宏一
-MC-
実写版「シンデレラ」の日本語版エンディング。同映画でキット王子の吹替を担当された城田さんが新妻さんとデュエット。
城田さんの甘い歌声と、オリジナルの高畑充希さんとはまた違った新妻さんの柔らかさに第二部冒頭から聞きほれました。
続いては中川さんと海宝さんが「塔の上のラプンツェル」挿入歌をカバー。お二人のときめく感じが魅力的。
ラプンツェルは台詞の吹替は中川さんが担当されていますが、歌は小此木麻里さんが歌われているのでとても貴重な一幕でした。
デュエットコーナーのラストは「メリー・ポピンズ」よりメリー・ポピンズの歌部分を担当された伊東さんと
バート役の山寺さんのオリジナルのお二人による煙突掃除の歌。この曲も是非とも聞きたかった一曲でした。
お二人の貫禄の歌声はそのまま吹替え版を見ているかのような抜群の安定感でした。
山寺さん「続いてはディズニーヒットパレードです!!」
15:スーパーカリフラジリスティックイクスピアリドーシャス/中川翔子 入野自由
16:アロハ・エ・コモマイ/May J. Miracle Vell Magic
17:Can You Feel The Love Tonight/城田優 海宝直人
18:キス・ザ・ガール/クリス・ハート 伊藤えり 新妻聖子
ディズニーの様々な楽曲を今回ならではの組み合わせで一気に聞く事が出来るヒットパレード。
続いても「メリー・ポピンズ」より早口が印象的な一曲。本曲のオリジナル版を歌われたお二人からバトンを受けた
中川さんと入野さんが光速のRB的なコンビネーションで、疾走感がたまらないこの曲を楽しく歌われている様子でした。
「リロ・アンド・スティッチ」シリーズから「アロハ・エ・コモマイ」のイントロと共にMay J.さんとVellさんがご登場。
ハワイアンな手振りを交えつつ歌われるMay J.さんと、ダイナミックな動きと歌いぶりで魅せるVellさんが印象的。
女性同士のデュエットの後は城田さん、海宝さんによる男性同士のデュエットで「ライオンキング」よりエンディング。
ミュージカルでご活躍中のお二人ならではの、空気を持っていく抜群の歌いぶりに会場全体が聞き惚れているようでした。
続いてはクリスさんが伊藤さん、新妻さんと一緒に「リトル・マーメイド」より甘酸っぱさを感じる一曲。
クリスさんの優しい歌声に伊藤さん、新妻さんが柔らかくあわさりとても穏やかな気持になりました。
19:君がいないと/ダイアモンド☆ユカイ パパイヤ鈴木
20:フレンド・ライク・ミー (僕は大親友)/山寺宏一
21:ハイ・ホー/伊藤えり 入野自由 海宝直人 クリス・ハート 城田優
ダイアモンド☆ユカイ 中川翔子 新妻聖子 May J. 山寺宏一
-MC-
続いては「モンスターズ・インク」より朗らかなエンディング。サリーをパパイヤさん、マイクをユカイさんが担当。
曲の内容、雰囲気やお二人の対象的な見た目も相まって実にぴったり。このお二人の組み合わせはとても嬉しかったです。
間髪入れずに山寺さんが登場され、「アラジン」よりランプの魔人ジーニーが登場後すぐに歌った曲。大好きな曲でございます。
山寺さんの八面六臂の歌声は生で聞いてもとても素敵で、歌い終ると観客は拍手喝采を送り、この日一番の沸きっぷりでした。
ヒットパレートラストは「白雪姫」より7人のこびとたちが歌った劇中歌「ハイ・ホー」をゲストシンガーの皆様全員で。
軽快な本曲だけにステージ上も観客も一緒になって歌っており、楽しげな光景でした。
●振り付け講座/Miracle Vell Magic パパイヤ鈴木
22:Mickey Mouse March
-MC-
ここで観客参加型企画としてディズニーのヒット曲でエクササイズできるDVD「ディズニー・マウササイズ」を生体験。
曲は「ディズニー・マウササイズ」より上半身プログラムの、ダンスミックスされた「Mickey Mouse March」。
実際に「ディズニー・マウササイズ」でダンスのレクチャーをされているVellさんが指導し、パパイヤさんがサポート。
Vellさんの丁寧で歯切れのいい指導の中、途中で山寺さんがドナルド・ダックの声でトークされると会場が大沸きになりました。
そんな山寺さんでしたが、リハーサルには参加出来なかった為、今回がぶっつけ本番だったらしく、若干苦戦気味。
パパイヤさん「山ちゃん、大丈夫ですか?」
山寺さん「大丈夫です。僕とユカイさんは気にしないでください」
観客笑。
パパイヤさん「クリスさんも地味に心配なんですよ」
クリスさん「大丈夫です! 頑張ります!」
割とガッツリと指導があった後、実際に会場の全員でマウササイズ。
観客はもちろん、ゲストシンガーの皆様、さらにFriends of Disney Band & Singersの皆さんも全員参加されていたのも印象的。
ステージの上も下もそれぞれがマウササイズで身体を動かした後は、パパイヤさんの掛け声で観客がウェーブをする場面もあり、
いわゆるライブイベントの中でも、観客が一緒に参加して楽しむ事が出来るというのがとてもディズニーらしいと思いました。
23:Sugar Rush/伊藤えり 中川翔子 新妻聖子 May J.
24:ユール・ビー・イン・マイ・ハート/入野自由 海宝直人 クリス・ハート 城田優
ダイアモンド☆ユカイ 山寺宏一
-MC-
ここからは女性陣、男性陣に別れて一曲ずつディズニーの楽曲を披露。
先行は女性陣による「シュガー・ラッシュ」よりエンディングテーマの一曲「Sugar Rush」。
違う個性を持つ皆さんがポップでガーリーな一曲を歌われる様子は、それぞれの個性が伺えて興味深かったです。
対する男性陣は聞かせる一曲。「ターザン」より主題歌。こちらもそれぞれの個性を味わう事ができました。
後半の広がりを感じるサビ部分ではFriends of Disney Singersの皆さんのコーラスも相まってとても豊かな厚みに。
25:みんなスター!/伊藤えり 入野自由 海宝直人 クリス・ハート 城田優
ダイアモンド☆ユカイ 中川翔子 新妻聖子 May J. 山寺宏一
パパイヤ鈴木 Miracle Vell Magic
ラストはパパイヤさんとVellさんも合流され、出演者全員で映画「ハイスクール・ミュージカル」より「みんなスター!」。
それぞれのソロパートや合唱パート、アドリブ、中盤の「ワイルドキャッツ」を讃える掛け合いは男女別れて行ったりと見所だらけ。
明るくノリが良く、青春の香りのするにぎやかな楽曲だけにラストにぴったりの盛り上がりとなりました。
~アンコール~
-MC-
「みんなスター!」のインストゥメンタルが奏でられる中、ゲストシンガーの皆さん、司会のお二人、
そしてFriends of Disney Band & Singersのみなさんが退場されると
それまでの拍手がアンコールをあらわす手拍子にかわりアンコールへ。
・しばらくするとFriends of Disney Band & Singersが配置につかれ、
ゲストシンガーの皆さん、司会のお二人が再びご登場。
・中川さんの扇動でFriends of Disney Band & Singersの皆さんへも拍手がおくられました。
・さらに山寺さんの扇動で司会のお二人へも拍手がおくられました。
・ここからは出演者の皆さんが一言づつコメント。
・ベルとラプンツェルとドナルドとスティッチが少しだけ登場。
・山寺さん「この中で一番年上かも知れませんが、一番緊張していました」
26:小さな世界/伊藤えり 入野自由 海宝直人 クリス・ハート 城田優
ダイアモンド☆ユカイ 中川翔子 新妻聖子 May J. 山寺宏一
パパイヤ鈴木 Miracle Vell Magic
アンコールはディズニーランドのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のメインテーマ。
誰もが一度は聞いた事がある歌だけに、会場全体が一緒になって大合唱する光景はフィナーレにぴったりでした。
BGM:小さな世界
「小さな世界」のインストルメンタルが演奏される中、観客の手拍子に乗せてゲストシンガーの皆さんが退場され、
最後に司会のお二人もお辞儀をしてご退場。そしてインストルメンタルを最後まで演奏しきった
Friends of Disney Band & Singersのみなさんが拍手で見送られて、 「Friends of Disney Concert 2016」昼公演は終演となりました。
前回はディズニーのアニメ作品を中心に構成されていましたが、今回はアニメ映画だけでなく、
実写映画や劇団四季のミュージカル版、ゲームやテレビシリーズにドラマ、そしてパークミュージックなど、
"ディズニー"という枠の中でも間口をさらに広げられ、一層バラエティ豊かな曲目になったように感じました。
Friends of Disney Singersの皆さんがコーラスワークだけにとどまったのは少々残念ではありましたが、
その分ゲストシンガーの皆さんがご自身のオリジナル以外に様々な楽曲をカバーされたり、
司会のお二人も歌に参加される事で、歌を聞かせる事に一層重きが置かれ、
ミッキーとミニーが登場するなどのデコレーション的な演出が減った事もあって
出演者全員で一つのコンサートを作られているような印象を受けました。
補足
・「アンダー・ザ・シー」では歌詞通りにバンドの皆さんを指さされていた入野さん。
・May J.さんご出演で「アナと雪の女王」の「Let It Go」が歌われないというのには意表を突かれました。
・「ディズニー・デート~声の王子様~Standard Edition~」でカバーされている楽曲ながら
楽曲のアレンジが「声の王子様」版でなく、原曲版に近いものになっていました。
・「愛の芽生え」の後半にある執事・コグスワースやメイド長・ポット夫人の掛け合いも伊藤さんと山寺さんが担当。
特に山寺さんはコグスワースを演じた熊倉一雄さんを思わせる歌いぶりでした。
・Friends of Disney Singersの皆さんは曲によって手拍子をしたりコミカルな振り付けをしたりととても楽しそう。
・サリーのオリジナル吹替を担当されたのがパパイヤさんのご縁のある石塚英彦さんなのでどこか感慨深く。