2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
ANISON HISTORY JAPAN!! #3
16.3.31 NHKホール
出演/アルスマグナ(神生アキラ 泉奏 朴ウィ 榊原タツキ 九瓏ケント コンスタンティン)
A応P(荻野沙織 桜奈里彩 巴奎依 広瀬ゆうき 福緒唯 水希蒼) 大橋彩香 三澤紗千香
井上あずみ 川田まみ 鈴木このみ
高橋洋子 田村直美 松本梨香
水木一郎
司会/吉田尚記 芹澤優
演奏/ANISON HISTORY JAPAN!! SPECIAL BAND カラオケ
今回新しく開催されたライブ「ANISON HISTORY JAPAN!!」。
アニメソングを中心に活動するアーティストの皆さんが様々な垣根を超えて共演するライブとして
アニソンの歴史を作ってきた方々による「アニソンLIVE」、これからの新しい歴史を作っていくであろう方々による「NEW HERO LIVE」
さらに出演者の皆さんがアニソンのカバーをメドレーで歌い共演する「アニソンメドレー」と、
様々なコーナーを設ける事でアニソンを楽しもうという趣旨で
3月30日に「#1」、翌日31日のお昼に「#2」、夜に「#3」が開催されました。今回は「#3」のレポートです。
会場はNHK「紅白歌合戦」を筆頭にジャンルを問わず様々な催し物が開催されているNHKホール。
ステージ奥の壁には大型ビジョンが設置され、そこ手前にかけて渡された階段があり、
その左右にはバンドブースがあるというセットでした。
00:SE
開演時間になると照明が落ち、風の効果音が流れる中、司会の芹澤優さんがせり上がってご登場。
大型ビジョンに映し出されたのは「鉄腕アトム」のオープニング映像をバックに、
アニソンの歴史と今回のイベントのプロローグ的なナレーションをされました。
01:This game (1.5C)/鈴木このみ
-MC-
02:Beat your Heart/鈴木このみ
-MC-
芹澤さんが退場されると大型ビジョンに「ARTIST LIVE ZONE」の文字が映し出され、写真と共に紹介されたのは鈴木このみさん。
イントロで挨拶をされ、スピーディーな「ノーゲーム・ノーライフ」のオープニングでイベントのトップを飾られました。
NHKホールで歌われるのは初めてだという鈴木さんは、勢いそのままに当時最終回を迎えたばかりの「ブブキ・ブランキ」のオープニングへ。
観客を煽りながらも、緩急激しい曲を見事に歌われる姿に、ポテンシャルの高さを感じました。
鈴木さんと入れ替わりに司会の吉田尚記さんと芹澤さんがご登場。
・鈴木さんが生まれた頃には既にアニメファンだった吉田さん。
・「『鉄腕アトム』を歌うのか?」という空気の中でナレーション。
・吉田さん「東京ドームもいいけどやっぱりNHKホールだろう、と!」
観客大歓声。
当日は東京ドームで「ラブライブ!」から生まれたユニットμ'sさんのファイナルライブが開催されていました。
03:JOINT (1.5C)/川田まみ
-MC-
04:緋色の空/川田まみ
続いて大型ビジョンに映し出されたのは川田まみさん。ギターのイントロで歓声が起こった「灼眼のシャナII -Second-」オープンングを
観客の色を多彩に切り替えられるペンライト(キングブレード)で赤く照らされながらシリアスに歌われました。
そして挨拶をはさまれ、観客のキングブレードも川田さんの衣装も赤という事で、
赤が似合う曲をと、前作「灼眼のシャナ」の初代オープニングへ。
川田さんが曲名を告げた途端に大歓声が起こっただけに、観客は盛大な盛り上がりをみせました。
05:Ready Go! (1C)/田村直美
-MC-
06:ゆずれない願い/田村直美
-MC-
大型ビジョンに名前が映し出され、「ポケットモンスター」の5代目オープニングのイントロと共に田村さんがご登場。
疾走感あふれる前向きな曲に乗る田村さんの高音が心地よく、1番だけだっだのが惜しかったです。
2日間3公演を演奏しているバンドメンバーに観客を先導して「ご苦労様です」の声を送った田村さんは、
一旦呼吸を整え、ご自身の代名詞ともいえる「魔法騎士レイアース」の初代オープニングへ。
田村さんの類のないしなやかな高音もさることながら、パワフルなパフォーマンスには圧巻でした。
・ここで司会のお二人と鈴木さん川田さんが登場されて田村さんと合流。
・初対面の田村さんと川田さん。川田さんは学生の頃「ゆずれない願い」をカラオケでよく歌われていて、
今回も舞台袖でずっと歌われていたとか。
・鈴木さんは田村さんとは高校生の頃からのお知り合い。
・芹澤さんは中学生の頃「灼眼のシャナ」をずっと見ていて大好き。
・「ANISON HISTORY TALK」略して「アニヒストーク」と題して、
ステージを終えた皆さんに、自分の歴史上で大切にしている「アニヒス曲」を教えてもらうコーナー。
・鈴木さんは「This game」。曲に作品名が入っていてライブでも盛り上がり、オープニング映像を思い出すから。
・川田さん「JOINT」。一作目でオープニングを歌われた「シャナ」との絆を深めてくれたから。
・田村さんは「Ready Go!」というと松本梨香さんに怒られるので「ゆずれない願い」。
「レイアース」のオファーが来た際、アニメソングを歌うという、多くの人の心に残るような事は
凄すぎて怖くて自分には無理だと一度は断られたという田村さん。
しかし実家に帰って昔聞いていたソノシートを聞いてみると、そのほとんどがアニメのもので、
何年も経った大人になっても歌えた事から、「自分が頑張れば大人になっても口ずさめるような曲の一つになるかもしれない」と
オファーを受けられたとか。
・ここで皆さんが退場され、これからの歴史を作っていくアーティストによる「NEW HERO LIVE」へ。
07:全力バタンキュー (1C)/A応P
-MC-
08:はなまるぴっぴはよいこだけ (1C)/A応P
-MC-
09:ひみつをちょーだい/アルスマグナ
大型ビジョンに「NEW HERO LIVE ZONE」の文字から変わって映されたのは、アニメ"勝手に"応援プロジェクト、A応Pのみなさん。
爆発的人気となりこの週に最終回を迎えたばかりの「おそ松さん」の2代目オープニングを楽し気に披露され、
メンバーのみなさんの自己紹介を挟み、再び「おそ松さん」から初代オープニングへ。
両曲ともダンスに「シェー」が交えられていてノリが良いだけに、大盛り上がりでした。
そしてA応Pのみなさんが退場され、大型ビジョンに映し出された名前に観客から黄色い歓声が。
2.5次元コスプレダンスユニット、アルスマグナのみなさんが歌うは「実は私は」のオープニング。
メンバーのみなさんそれぞれのキャラに則ったコミカルなパフォーマンスは楽しくクセになるステージでした。
10:ユナイト/三澤紗千香
11:YES!!/大橋彩香
-MC-
続いて登場された三澤さんが歌われるのは、ご自身がヒロインを演じられた「アクセル・ワールド」の2代目エンディング。
ファンのコールを受けながら、白いレースのお衣装をひらめかせて凛々しく歌われました。
三澤さんと好対照に元気に登場された大橋さんが歌われるのは、主演を務められた「さばげぶっ!」のオープニング。
大型ビジョンにはオープニング映像が流れ、観客はさらに盛り上がっていました。
大橋さん「ありがとーございましたー! ……あれ?」
退場する予定がそのまま残ってしまった大橋さん。
大橋さん「……大橋彩香でしたー!!」
観客の笑いと歓声の中、退場されていくと大型ビジョンには「LEGEND LIVE ZONE」の文字が。
12:ルパン三世愛のテーマ/水木一郎
13:水木一郎スペシャルメドレー
キャプテンハーロック (1C)/水木一郎
~バビル二世 (2C)/水木一郎 A応P
~おれはグレートマジンガー (1C)/水木一郎 アルスマグナ A応P
~夢を勝ちとろう (1C)/水木一郎 水木一郎 三澤紗千香 大橋彩香 アルスマグナ A応P
~コン・バトラーVのテーマ (1.5C)/水木一郎 A応P アルスマグナ 三澤紗千香 大橋彩香
-MC-
大型ビジョンに写真が写され、大歓声の中、中央階段から水木さんがご登場。
そして雰囲気一変。意表を突く「ルパン三世(新)」の二代目エンディングを青い革ジャン姿で歌われ会場を大人のムードに包まれました。
そのまま波の音とともに水木さんの代表曲メドレーへ。まずは「キャプテンハーロック」のオープニングをお一人で格調高く歌われると、
A応Pのみなさんをコーラスに迎えて「バビル2世」オープニングを。
続いてはアルスマグナのみなさんも加わって「グレートマジンガー」オープニング。
「プロゴルファー猿」のオープニングでは二人一緒に登場された三澤さんと大橋さんもメインを歌われ、
サビではA応Pとアルスマグナの神生さんもメインを歌われました。
そして「超電磁ロボ コン・バトラーV」のオープニングはTVと同じサイズで、神生さんがコーラスに回られ、
みなさんがそろいの振付けをされていました。
・吉田さんと芹澤さんがステージ上に合流。
吉田さん「『さばげぶっ!』から『プロゴルファー猿』を経て『コン・バトラー』を聞ける日が来るとは……」
観客笑。
・大橋さん「先ほどは失礼を……」
吉田さん「大橋さんらしくて良かったですよ」
・水木さんは今年でアニソンデビュー45周年。
水木さん「こんなフレッシュなみなさんの中に出てきちゃって、ワタクシはフレッシュじゃないんですけども、気持ちはフレッシュです」
吉田さん「でも実際に水木さんを拝見すると、若々しいパワーがあるなぁって思いますよ」
芹澤さん「わたしのおじーちゃんより全然元気でー」
観客笑。
芹澤さん「! 間違えちゃったー! おとーさん!」
水木さん「いーのいーの正直で!」
芹澤さん「でもウチのパパは堂々と歌えないんでー、かっこ良かったです!!」
・「東京アニメアワードフェスティバル2016」で功労賞を受賞された水木さん。
水木さん「もっと賞をもらうべき人はいっぱいいるんだけど活動を評価していただいて。
功労賞の中では僕は若手なんで、みなさんの中だと年上だけど、まだ若いんで、まだ活動できるんで。
僕が始めた頃はアニソン歌手は2、3人しかいなかったけど、今はアニソン歌手や声優を目指す人も多くて、
今日はこんなに沢山の人とコラボできて、45年やってて良かったなと思いました。
そして彼らを応援してくれるみなさんがいてくれて。
今日は僕を初めて見る人もいるだろうし、なんでおじさんなのにアニキって呼ばれてるの? とか、
Zの人だろ? って思ってる人もいるだろうけど……」
観客笑。
水木さん「それでいいんです。アニソンに市民権が欲しかったんです。
そのためにバラエティとかでマフラーつけて、ゼェッット!! って叫んだりしてますけど。
今やアニソンは世界に広まってます。彼ら(アルスマグナのみなさん)なんか韓国とか行ったら大スターになれますよ」
観客「きゃあっぁぁあ」
神生さん「関係者の皆さんよろしくお願いします」
観客笑。
水木さん「賞をいただいたからにはみなさんと一緒に、一人だとさびしいんで」
観客笑。
水木さん「みなさんと一緒にアニソン界を盛り上げていけたらと思います」
・吉田さん「今こうしてアニソン界が盛り上がってるのも、水木さんたち最初の方々が頑張っていただいたからですよ」
・NHK「おかあさんといっしょ」の2代目うたのおにいさんであった水木さんに一同驚き。
水木さん「このNHKホールで『ちょんまげマーチ』を歌ったりしてまして、『コン・バトラーV』歌いながらその時の事思い出しちゃって」
吉田さん「その『コン・バトラー』をアルスマグナを従えて」
水木さん「そうだ! これだけは言わせて!」
観客笑。
水木さん「今日はコラボしていただきましたけど、僕の歌は男声なんで女の人はキーが高かったり低かったり大変なんです。
それをオクターブ上で歌ったりしていただいてありがとうございました」
観客拍手。
水木さん「アルスマグナは男の子なんで一緒でしたけど」
神生さん「はい。一緒に歌わせていただいて光栄でした」
・ここで司会のお二人以外のみなさんはご退場。
吉田さん「イベントはまだここで半分です。この後はARTIST LIVE後半戦です!!」
14:生きてこそ/松本梨香
15:XY&Z (1.5C)/松本梨香
大型ビジョンに「ARTIST LIVE ZONE」の文字の後に松本梨香さんの写真が映し出されると観客の歓声が起こり、
しっとりとしたピアノが演奏される中、松本さんがご登場。ご自身のアルバム「まんまる」でカバーされている
「甲虫王者ムシキング 森の民の伝説」のオープニングを優しく、一言一言を力強く歌われました。
そのまま余韻を引きずらずにがらりと雰囲気を変えて「ポケットモンスター XY&Z」オープニングへ。
疾走感あふれるハードな一曲をパワフルに歌われ、最後はステージ中央の階段を上り、豪快に飛び降りられていました。
16:となりのトトロ/井上あずみ
-MC-
17:君をのせて/井上あずみ
-MC-
続いてビジョンに井上あずみさんの名前と写真が映し出され、流れてきたイントロは「となりのトトロ」エンディング。
幅広い年代に親しまれているスタジオジブリの作品だけに、井上さんのはつらつとした歌声を受け、観客もとても盛り上がり、
井上さんの合図で「♪トトロ トトロ」の大合唱に加えて「Fu~ Fu~」と合いの手が入る様子は、これまでに体感した事のない光景でした。
海外公演のお話や娘さんのゆーゆさんのお話などをされ、続いてはこの年に公開30年目を数える「天空の城ラピュタ」よりエンディング。
頻繁にテレビで放送され、多く知られている人気作だけに観客も井上さんの透き通る歌声にじっくりと聞き入っている様子でした。
吉田さん、芹澤さん、松本さんが合流され、井上さんを交えてお話。
・司会のお二人と一緒に出てきてしまったので、自分も司会者のような気持になる松本さん。
・松本さん「あずみのこの歌大好きなんですよ。あたしのお誕生日会に来てくれてこの曲アカペラで歌ってくれたんですよ!」
・この年、2016年は「ポケットモンスター」放送20周年。
井上さん「せっかくだからさ、梨香ちゃん、サトシの声でなんかやってよ」
観客「ぉぉぉおおおおおおぉおお」
松本さん「じゃあ、次回予告の最後に言っている台詞を……『ポケモン、ゲットだぜ!!』」
観客「ぉぉぉぉおおおおおぉぉおおおおおお」
松本さん「日本全国で喜んでもらえるんですよ。
20年もやってるとね、子供の前でこれやると『ウマい!』って言われるようになりましたね!」
井上さん「モノマネの人なの?」
観客笑。
・吉田さん「ここからはアニヒストークの方に参りたいんですけれど」
松本さん「いいですよ! 1時間くらいやろう!」
観客「ぉぉおおぉおおおお」
吉田さん「松本さんなら8時間くらいいけますよね?」
松本さん「いけますよ! なんなら泊まりでいきましょうか?」
吉田さん「そこをキュッと縮めて」
松本さん「そうですね。じゃあ早口で。ぺチャラキュルキュくチャラルキュくチャラルルウウルゥウ…」
観客笑。
吉田さん「すごい。このモノマネ芸人の人すごい」
松本さん「でしょ? 梨香の友達にね山寺宏一っていますからね! 負けてらんないですよ!」
観客笑。
・松本さんのアニヒス曲は「生きてこそ」と「XY&Z」。
松本さん「『ポケモン』の主題歌はサトシが歌わないとっていうラブコールを沢山もらって2年半ぶりに主題歌を歌えたんですよ。
でもね、苦しい」
観客笑。
松本さん「息継ぎがなくて。800mを全力疾走した時みたい」
吉田さん「松本さん、高校の時陸上やられてましたもんね。記録持ってますし」
松本さん「そう。神奈川県の800mの記録持ってるんですよ」
芹澤さん「えーそーなんですかー?」
吉田さん「大変なのに最後は飛んでましたよね」
松本さん「そう。登ってみて『あ、高い』って思ったんだけど、
やっぱり松本梨香=サトシっていうイメージじゃん。サトシはやっぱサイヤ人だから……」
吉田さん「ちょっと待って。どさくさに紛れて他の人気作を入れてきましたよね?」
観客笑。
松本さん「アレ? だってサイヤ人でしょ? 彼は水に潜ってもなかなかの深さまでの泳ぎを見せますし、
ピカチュウだって何キロあるかしってます? 6キロですよ!
6キロを肩とか頭の上に乗せたり、背負って崖を上ったりしますよ。これサイヤ人でしょ?」
吉田さん「いやいやいや確かに凄いですけど」
松本さん「ピカチュウだって凄いよ。指筋が。もしくはツメが凄い伸びてるのかね!」
観客笑。
・井上さんのアニヒス曲は「君をのせて」。
井上さん「やっぱり宮崎駿監督との出会いの曲ですからね」
松本さん「そうだね!」
吉田さん「松本さん、今は井上さんのお話ですから。あと芹澤さんの仕事をとらないで!」
芹澤さん「そーだよー梨香姉ぇー!」
松本さん「あ、ゴメン! じゃあ優! あずみの隣に行って!」
井上さん「『ラピュタ』は30年前の作品なんですけど、オーディションだったんですよ」
松本さん「え、そうなの!?」
芹澤さん「もー梨香姉ぇー。とらないでー!」
観客笑。
・「ラピュタ」は劇場公開は8月で、オーディションは6月、レコーディングは7月に行われたとか。
井上さん「だから初期のパンフレットとかを見ると私の名前は載ってないんですよ。それに全然売れなかったの」
観客「えぇええええええええええええええ」
芹澤さん「えーそうなんですか!!?」
井上さん「そうなの。ジブリの中でも『トトロ』と『ラピュタ』ってワースト1と2なの。
それでもみんなに知ってもらえてて、『さんぽ』なんて音楽の教科書に載ってるんですよ」
芹澤さん「そうですよね。わたし音楽の授業で歌いました!」
井上さん「ホントに? ありがとー!」
芹澤さん「うぇへへへへえ~」
・松本さんと井上さんが拍手で見送られて吉田さんと芹澤さんお二人に。
吉田さん「『生きてこそ』を歌った人があんなに喋りますからね。次の『トトロ』では合いの手が入ってるし」
芹澤さん「『Fu~ Fu~』って言ってましたもんね」
観客笑。
18:残酷な天使のテーゼ (1C)
~魂のルフラン (1.5C)/高橋洋子
-MC-
吉田さんが紹介から、ビジョンに「SPECIAL LIVE ZONE」の文字と高橋洋子さんの写真が映し出だされ、
ステージ中央のせり上がりから、頭に大きな翼の髪飾りをつけた高橋さんが登場されると会場大歓声。
ビジョンに映されたオープニング映像をバックに「新世紀エヴァンゲリオン」オープニングを凛とした歌声で歌われ、
間奏から流れるように劇場版「新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生」主題歌へとつながると再び歓声が。
「残酷な~」とはまた違った真に迫った女神の視座での高橋さんの歌いぶりに、会場全体が引きこまれて行くようでした。
高橋さんを見送りながら吉田さんがご登場。
吉田さん「すっげぇ……これみんな生で聞けたって自慢していいですよ」
観客「おぉぉぉおおおおおおおおおお」
吉田さん「ホントに東京ドーム行かなくてよかったですよ! 皆さんが勝者ですよ!!」
観客「おぉぉぉおおおおおおおおおおっぉおおおお」
吉田さん「ラストのコーナーは目玉企画であるアニソンメドレーです。これまで出演してくださった方々が
アニメ史上に残る楽曲をカバーでつないでいきます。
思わぬ組み合わせにご期待下さい! みんな全部置いていく準備はいいかぁあああ!!」
観客「ぉぉおおおおおぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
19:アニソンメドレー
only my railgun/鈴木このみ 川田まみ
~シュガーソングとビターステップ/川田まみ A応P
~secret base~君がくれたもの~(10 years after ver.)/井上あずみ 大橋彩香
~ETERNAL BLAZE/三澤紗千香 芹澤優
~愛をとりもどせ!!/田村直美
~ペガサス幻想 -PEGASUS FANTASY-/松本梨香 アルスマグナ
~ウィーアー!/松本梨香 井上あずみ 田村直美 川田まみ 鈴木このみ 大橋彩香 三澤紗千香 芹澤優 アルスマグナ A応P
それぞれの楽曲のいい所取りで数珠つなぎにしていくアニソンメドレー。
まずはステージ中央のせり上がりから鈴木さんと川田さんが登場され「とある科学の超電磁砲」より初代オープニングのサビをそれぞれ歌唱。
鈴木さんを見送った川田さんはA応Pの皆さんと合流され、「血界戦線」エンディングを1番まるまる楽し気に歌われました。
続いて「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」エンディングの1番を井上さんと大橋さんという、
今回ならではの組み合わで優しく歌われた後は雰囲気が一転して「魔法少女リリカルなのはA's」よりオープニング。
客席がオレンジ色に染まる中、三澤さんと司会の芹澤さんが仲良く歌われました。
「北斗の拳」のオープニングが演奏されると、田村さんが悠然と登場され、サビを独特の高揚感を誘う高音で歌われると、
松本さんとアルスマグナの皆さんが登場され、流れるように「聖闘士星矢」より変則的に編集された初代オープニングを
痛快な歌いぶりで魅了され、 最後はこれまでメドレーに登場された皆さん全員で「ONE PIECE」より
初代オープニングの2番のサビからをそれぞれ順番に歌われました。
20:マジンガーZ/水木一郎 松本梨香 井上あずみ 田村直美 川田まみ
鈴木このみ 大橋彩香 三澤紗千香 芹澤優 アルスマグナ A応P
-MC-
メドレーの余韻を引き継いだまま、後方の階段から赤いマフラーと赤いロングジャケット姿の水木さんが登場され「
マジンガーZ」オープニング。 1番は水木さんがメイン、2番は他の皆さんも一緒に歌われ、
松本さんが要所要所でアジテートした事もあり、観客の熱気も実に勇ましかったです。
吉田さんが合流され、高橋さんを呼び込み、今回の出演者の皆さんから一言づつ感想。
・ステージよりむしろ客席に行きたかったA応Pの皆さん。
・「さばげぶっ!」を背負ってステージに立った大橋さん。
・川田さん「アニソンの歴史をステージで感じつつ、アニソンへの愛をこの瞬間に楽しめてとても嬉しかったです!」
・田村さん「何を言っていいかわからない程楽しかった。Zに感激した! とにかく楽屋が楽しかった!!」
・神生さん「誰よりも舞台袖ではしゃいじゃってすみませんでした!」
・水木さん「アニソンはハッピーになれますよ。今日はみんなに一杯エネルギーをもらって、ちょっと梨香が喋りすぎましたけど」
観客笑。
・松本さん「アニキありがとうございます。松本梨香略して"まつりか"。祭りの時には呼んで下さい!
じゃあ最後は『ポケモン』って言うから、みんなは『ゲットだぜ!』って行ってくださいね」
観客「きゃあぁあああああああああああ」
松本さん「あ『ANISON HISTORY』の方がいいか。そっちの方がCMで使ってもらえるか!」
観客笑。
松本さん「じゃあ行きますよ。ANISON HISTORY!!?」
観客「ゲットだぜええぇええええええええええ!」
松本さん「ありがとうございます! さっそくフレンドリー松本梨香でした!」
・井上さん「こんなに大きな『トトロ』の大合唱がNHKホールで聞けて嬉しかったです!!」
・鈴木さん「小さい時からずっと知っていたアニメソングから、最新のアニメソングまで生歌で聞けて幸せでした!」
・三澤さん「歴史あるアニメソングを聞く事が出来て、魂が震えました!」
・高橋さん「(可愛らしい高い声で)みなさんこんばんはー。たかはしようこでーす!!」
観客笑。
松本さん「かわいいなぁ。めっちゃかわいいなぁ、びっくりした」
高橋さん「(地声で)やっぱり水木のアニキがマフラーをつけていらっしゃるので。あやかりました」
水木さん「負けました。頭に何かつけるって考え付かなかったですよ」
松本さん「やっぱり鳥の翼つけてるからトリっつてね」
観客笑。
高橋さん「こいうのが体の一部だって思っていただけるようにね。頑張って行ければと思います」
観客笑。
・吉田さん「いやー、しかしベテランには愉快な方々がいっぱいいますね」
芹澤さん「そーですねー。もーみなさんとおともだちになりたいでーぇええす!!」
BGM:ウィーアー!/ANISON HISTORY JAPAN!! SPECIAL BAND
ここで吉田さんから今回の「ANISON HISTORY JAPAN!!」の「#1」~「#3」がNHK BSで放送される事が告知され、
さらにバンドの皆さんが「ANISON HISTORY JAPAN!! SPECIAL BAND」として紹介されると
バンドの皆さんが「ウィーアー!」を演奏される中、吉田さんと芹澤さんが自己紹介をされました。
そして吉田さんのナビゲートで最後の締めの言葉を水木さんにお願いすることに。
水木さん「『ANISON HISTORY JAPAN!!』また会おう」
出演者&観客「ゼェエエエエエエエエエェェエエエエエエッ!!!」
拍手の中、出演者の皆さんが退場され「ANISON HISTORY JAPAN!! #3」ならびに
「ANISON HISTORY JAPAN!!」の全公演が終演となりました。
今回が初の開催となった「ANISON HISTORY JAPAN!!」。当方は最終公演のみの参加ではありましたが、
「#3」は最新曲や当代の人気曲、各年代のアニソンのスタンダードナンバーに加え、
こういったアニソンライブではなかなか聞く事が出来ないようなスタジオジブリの楽曲も交えられた事で、
幅がさらに広がり、「ANISON HISTORY」というタイトルの通りアニソンの歴史を濃縮凝縮したような曲目だったように感じました。
補足
・今回はバンドメンバーの皆さんの個人個人のご紹介がされなかった為、ユニット表記とさせていただきました。
・「ゆずれない願い」ではキングブレードの色を赤、青、緑にされている観客もちらほら。
・吉田さん「当時『レイアース』のアニメが始まってオープニングを聞いて、
すごい本格的な人が歌ってるって思いました。VHSでした」
観客笑。
・「おそ松」さんの2曲では観客のキングブレードはそれぞれの好きな六つ子"推し松"の色になっていました。
・「コン・バトラーV」の振付では、みなさんがちゃんと"4"で腕を引いていたの
・井上さん「海外でも歌わせてもらう事があるんですけど、その時もみんなと同じように『トトロ』を歌ってくれます」
・井上さん「みんな『バルス』やりました? 私もこの前初めてやりました」
・松本さん「『ポケモン』の主題歌って2年半ぶりなんですよ。2年半音沙汰してたんで」
吉田さん「音沙汰してたっていうと大騒ぎしてるみたいな感じになっちゃいますよ」
・吉田さん「アルスマグナはアニキと一緒にいると、アニキが率いている組織の一員みたいですね」
・"まつりか"に一番笑っていた高橋さん。
・高橋さん「人前が苦手なもので、あまりこういう所には出ないんですけど、アニキもいる、梨香ちゃんもあずみちゃんもいる。
みなさんもいらっしゃるし、ちょっと出てみようかなと。出るからには何かを付けないと」
観客「ぉぉおぉおおおおお」
高橋さん「そしてこれからも挨拶は高い声で行きたいと思います。みなさん引かないでください」
観客拍手。
高橋さん「あざす、あざっす」