top of page

340スズキ♪ presents 「歌祭43 ~大西洋平の巻~」
15.11.19 Naked Loft

 

出演/大西洋平

 

司会/鈴木美潮

 

演奏/カラオケ Ag&Key.大西洋平

 


読売新聞の記者、鈴木美潮さんが特撮ヒーロー好きが高じて、 
自らの主催で特撮作品の関係者を招いて開催しているイベント「祭」シリーズ。 
その中でも歌手の方にスポットを当てたのが「歌祭」シリーズです。

 

43回目の今回は、前回の鎌田章吾さんからのご紹介。 
スーパー戦隊シリーズの主題歌歌唱歌手つながりで大西洋平さんのご登場です。 

大西さんはこの年の戦隊「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の主題歌を歌われ注目されておりますが、 
シンガーソングライターとしてご自身のオリジナル曲やアーティストへの楽曲提供を行っているほか、 
バンド、ミラクルチンパンジーのボーカルとしても活動されています。

 

「歌祭」は歌の祭りですが、基本的にトークライブですので、詳しい内容は省略します。 
来場された方だけのお楽しみです。

 

会場のNaked Loftは居酒屋形式のライブハウス。 
物販コーナーではソロ、ミラクルチンパンジー、「ニンニンジャー」のアルバムが販売されていました。 
当日の限定ドリンクとしてオレンジリキュールとオレンジジュースにトニックを入れたカクテル「スーパーチンパンジー」と、 
この日から解禁になったボージョレー・ヌーボーを「祝! 肝機能A判定!!」として販売されていました。 
開演までの間はスーパー戦隊の主題歌、挿入歌がBGMとして流れていました。

 

-MC-

 

スタッフさんからお店の説明とイベントに関する諸注意がされ、 
Perfumeさんの「チョコレイト・ディスコ」が流れる中、司会の美潮さんがご登場。

 

・この日に健康診断の結果が出た美潮さん。酒豪ながらも肝機能がA判定だった事を受けて 
 折しも当日解禁だったボージョレー・ヌーボーを「祝! 肝機能A判定!!」と名付けたそうです。 
・支局時代についたあだ名はミス・レバー。 
・この日から一週間後に開催される「祭」シリーズは仮面ライダー1号/本郷猛役の藤岡弘、さんなので緊張。

 

01:VAMOLA! キョウリュウジャー (1C) 
-MC-

 

鎌田さんからのバトンという事で鎌田さんが歌われた特撮「獣電戦隊キョウリュウジャー」オープニングで大西さんご登場。 
振り付けを少しだけ交えながら歌われる大西さんの高揚感たっぷりの歌いっぷりは、鎌田さんとはまた違った魅力でした。

 

・大西さん「緊張しないと思ってたのにいざ始まると緊張しますね」 
・大西さんはカクテル「スーパーチンパンチジー」、美潮さんは「祝! 肝機能A判定!!」でカンパイ。 
・今年のボージョレーの味。 
・美潮さん「平成元年くらいからずっと"50年に一度の味"って言ってますよね」

・子供の頃は元気で活発。 
・大西さんはお姉さんとの二卵性の双子さん。 
・美潮さん「似てるんですか?」 
 大西さん「二卵性なんであまり似ていないですね。でも目が二つあるのは共通点ですね」 
 観客笑。

 

02:重甲ビーファイター (1C) 
-MC-

 

双子と言えば俳優の土屋大輔さん、圭輔さんご兄弟という事で

大輔さんがブルービート/甲斐拓也を演じられた特撮「重甲ビーファイター」オープニング。 
大西さん独特の高温で歌われながら、ライブならではの「♪気高い姿を君は見たか」の後に

「見たか」という観客の追っかけに驚いた様子でした。

 

・お姉さんとはほとんど一緒に遊ばず、それぞれ単独で遊ぶ。 
・自分の世界に入り込んで棒とかを振りまわす。 
・幼少期は北海道に住んでいたという大西さん。 
・記憶にある特撮作品は世代ではないながらも「秘密戦隊ゴレンジャー」や「仮面ライダーアマゾン」

 

03:アマゾンライダーここにあり (1C) 
-MC-

 

記憶に残るヒーローという事で特撮「仮面ライダーアマゾン」より「オープニング」。 
最初の「アーマーゾーン」から徹頭徹尾の痛快な歌いっぷりながらも軽々と歌われているの様子には感嘆しました。

 

・自宅にあった玩具"銀色のライダー" 
・観客「シャドームーン? (タブレット端末で画像を見せながら)」 
 大西さん「あ、それかも!」

 

04:機動刑事ジバン (1C) 
-MC-

 

幼少期にショッピングモールでショーを見たヒーローの話になり、美潮さんが「おそらくこの作品では」とリクエストしたのは 
特撮「機動刑事ジバン」よりオープニング。観客を眺めながら楽しそうに歌われていた大西さんが印象深かったです。

 

・大西さん「泣いて握手が出来なかったのは覚えてますね。なんかコワくて。なまはげに握手しに行く感覚です」 
・見ていた戦隊シリーズのお話。 
・大西さん「記憶にあるのは『チェンジマン』だと思うんですけど、歴代の戦隊が崖かどこかに集合してる……」 
 観客「ターボレンジャー!(※第1話『10大戦隊集合 頼むぞ!ターボレンジャー』)」 
 美潮さん「イントロクイズじゃないんだから」

 

05:電撃戦隊チェンジマン (1C) 
-MC- 
06:高速戦隊ターボレンジャー (1C) 
-MC-

 

見ていた戦隊が「チェンジマン」か「ターボレンジャー」かあやふやという事で美潮さんが両作のオープニングをリクエスト。 
「チェンジマン」はオリジナル歌手の影山ヒロノブさんを前々から尊敬しているとの事で、どこか影山さんを思わせる歌いぶり。 
「ターボレンジャー」ではつい数日前にライブ「スーパー戦隊"魂" 2015Ⅸ」大阪公演で 
オリジナル歌手の佐藤健太さんと共演されたという事で、サビ部分では健太さんの振り付けを踏襲されている個所もありました。

 

・大西さん「いつも歌を覚えるのが遅いんですね。今日は覚える曲が沢山あって『ちょっと地獄くせえな』と思っていたんですけど 
     イイ曲ばっかりなのですぐ覚えちゃって、余裕をもって今日に臨めました」 
 美潮さん「じゃああと追加で5曲くらい……」 
 観客笑。

 

07:CHA-LA HEAD-CHA-LA (TVサイズ) 
-MC-

 

見ていたアニメ作品ということで「DRAGON BALL Z」より影山さんが歌われたオープニングをTVサイズで。 
大西さんが大好きだという「♪頭カラッポの方が夢詰め込める」の部分では特に力を込めて歌われている様子でした。

 

・小学校のお話。 
・得意科目は算数。音楽はあんまり。 
・大西さん「ウチの小学校は暖かくて授業中にぼくが歌っててもみんな聞いてくれて」 
 美潮さん「ちょっと待ってください。それって北海道の? 普通の小学校ですか?」 
 大西さん「東京の普通の小学校ですね。でも人数は全校で200人くらいで少なかったんですよ。クラス替えも無かったですし」 
・中学生からMr.Childrenに魅せられる。 
・ドラマ「若者のすべて」「最高の片想い」が好き。

 

08:スシ食いねェ! (1C) 
-MC-

 

「最高の片想い」主演の本木雅弘さんが大好きでモックンになりたかったという事で、本木さんが所属していたシブがき隊の代表曲。 
大西さんの小粋な歌いっぷりがぴったりで、サビ部分ではシブがき隊と同じくしゃがんで歌われる場面もありました。

 

・謎の焦燥感に駆られて中学生からアコースティックギターをはじめる。 
 大西さん「なんかこのまま自分はアコギを弾かないまま一生を過ごすのかって思ったんですよね」 
 美潮さん「まさに中二病っぽいですね」

 

09:花 -Memento-Mori- (1C) 
-MC-

 

中学生当時にイントロを弾くのに苦労したというMr.Childrenの「花 -Memento-Mori-」をご自身のアコギ演奏で。 
スローテンポの楽曲を歌われる大西さんはとてもしなやか。これまでの突き抜けるような歌いぶりとはまた違った魅力でした。

 

・高校時代は水泳部。 
・大西さん「ちょっと運動したいなと思って高二で入ったんですよ。でもぼく中一に負けてましたからね」 
 美潮さん「水泳部に入ったというよりかはスイミングクラブに入った感覚だったんですね」 
 大西さん「そうですね。ウォーミングアップでバテてましたから。だから夏休み一回も行かなかったですもん」 
 観客笑。 
・それでも高二の部員が少なかったので水泳部では副部長。 
・美潮さん「影山さんが水泳がイイって言ってましたね。『必死にクロールする時の息継ぎがいいんですよ』って言ってました」 
・バンド活動は中学時代から。バンド名はHyle of Muse (ヒュレーオブミューズ)。 
・大西さん「倫理の授業で習ったんですけど"ヒュレーとエイドス"『形と材質』っていう概念があるんです。 
     例えば木は材質、ヒュレーで、机は形、エイドス。『ヒュレー……聞いた事ない、カッコイイ!』と思って付けたんですよ」 
 美潮さん「カッコイイけどちょっと恥ずかしいですね」

 

10:コンパス (1C) 
-MC-

 

Hyle of Muse結成の少し前、大西さんが中学時代に初めて作ったオリジナル楽曲「コンパス」をアコギで。 
ご本人が「今日歌う嫌な曲ランキング一位」と仰っていましたが、素朴で思春期を思わせるとても素敵な曲でした。

 

・「コンパス」をライブの定番にしてほしい美潮さんと、あと5年はやりたくない大西さん。 
・高校時代はライブハウスに出入りしてバンド活動。 
・音楽道を志したのは小学校の頃。Mr.Childrenの「Tomorrow never knows」に衝撃を受けて。 
・大西さん「最初はミスチル嫌いだったんですよ。その頃、福山雅治さんの『HELLO』が好きだったんですけど、 
     ランキングでミスチルの『innocent world』のせいで二位になったからっていう単純な理由なんですけどね。 
     でも『Tomorrow never knows』を聞いてどんどん好きになって。 
     ボーカルの桜井さんの顔も好きになって、モックンか桜井さんになりたかったですもん」

 

11:CROSS ROAD 
-MC-

 

前半のラストはご自身が悩んでいる節目節目に「名もなき詩」と共に聞いていたというMr.Childrenの「CROSS ROAD」をアコギで。 
想いをたっぷり込めて歌われている様子の大西さんでしたが、最後のサビに差し掛かる前に「最後、桜井さんの顔マネします」と言われ、 
目を深くつぶったり、大きく見開いたりとボーカルの桜井和寿さんが歌われている時の豊かな表情をマネされ、

観客から喝采を浴びていました。

 

~休憩~

 

拍手の中、大西さん、美潮さんが一旦退場され、10分間の休憩タイム。物販も行われました。 
時間になるとまずは美潮さんが登場され、拍手の中、再び大西さんを呼び込まれて後半がスタートです。

 

12:爆竜戦隊アバレンジャー (1C) 
-MC-

 

後半のスタートはご自身もお好きな楽曲という特撮「爆竜戦隊アバレンジャー」よりオープニング。 
大西さんの張りのある高音はオリジナル歌手の遠藤正明さんと共通する部分も感じられ、とてもぴったりでした。

 

・後半はお二人とも「祝! 肝機能A判定!!」でカンパイ。 
・大西さん「ブログとかtwitterでよく『暴れるぜ!』って書いてるんですけど、 
     自分で『なんかアバレンジャー歌ってる人みたいに思われないかなぁ』って思ちゃうんですよね」 
 美潮さん「じゃあ何が良いですかね? 『忍ばないぜ』とかですか? 不審な感じですね」 
・初恋は小学生の頃。 
 美潮さん「どういう所がタイプだったんですか?」 
 大西さん「ちっちゃくて、そばかすがあって、ポニーテールでかわいかったですね」 
 美潮さん「どれがポイントだったんですか?」 
 大西さん「眼ですね」 
 美潮さん「どれでもないじゃないですか」 
 観客笑。

 

13:魔法のマコちゃん (1C) 
-MC-

 

初恋の方がポニーテールだったという事を受けてヒロインがポニーテールのアニメ「魔法のマコちゃん」オープニング。 
「♪ど・こ・か・ら・き・たのぉっお↑」も見事に再現され、原曲のキーそのままで嫌みの無く歌われるも最後の台詞に恥じらう大西さん。

 

14:I Believe In Miracles (1C) 
-MC-

 

大学に進学し音楽もソウルやファンクを志向するようになったという事で、Jackson Sistersの代表曲をアコギで。 
女声曲の原曲を、軽やかにしなやかに突き抜けるように歌われる大西さんはとてもエモーショナルでした。

 

・デビューアルバムを発表するも、自分の追求したい音楽との差を感じるように。 
・渋谷を路上ライブを頻繁に行うように。 
・路上ライブでの暗黙のルール。 
・大西さん「路上ライブで警察に捕まったって事はまず無いし、聞かなかったんですよ。 
     でも、噂では過去に新宿で捕まった人たちがいたらしいって言うのは聞いた事があったんですよ。それが今思ったら……」 
 観客笑。 
・美潮さんが見た路上ライブを見る私服警官たち。 
・赤坂BLITZでのワンマンライブを開催。路上ライブでチケットを手売りする日々。 
・大西さん「起きてバイトして、路上やって、寝ての繰り返しで毎日起きるのが嫌でしたね。 
     BLITZ終わったらその日々から解放されると思ってたんですけど、終わって二日後にまた路上に立ってたんですよ」 
・CDもチケットもすべて路上での手売り頼みだった前の事務所への不信感。 
・赤坂BLITZでのワンマンライブ直前はバイトを辞め路上に専念した大西さんでしたが、ライブ後、再びバイトを探す日々。 
 なかなかバイト先が見つからず、最後に受けたお店の方に言われたひどい一言。 
 大西さん「そのお店は今もあるから店名言えないんですよ。言いたいけど、それ言ったらこれからの人生ダメになる気がする!」

 

15:今日に名前をつけるなら (1C) 
-MC-

 

ソロアルバム「僕らが最後に少年だった夏」より、前途のひどいお店の方への恨みをこめた「今日に名前をつけるなら」。 
激しい曲ではなく淡々と物悲しく歌われる大西さん。楽曲の背景を伺ってから聞くと曲の世界を一層深く理解できるように思いました。

 

・事務所を辞めてバンド、ミラクルチンパンジーを結成。 
・ユニークなバンド名の由来のお話。 
 大西さん「ミラチンは子供でも分かるような名前にしたかったんですね。

     最初はスーパーチンパンジーにしたかったんですけどもう使われてて。 
     でもチンパンジーは使いたかったんで、なんとなくミラクルになりましたね」 
 美潮さん「チンパンジーにこだわった理由はなんですか?」 
 大西さん「結構動物の名前のバンドって多いんですよ。モンキーとかスピッツとか。でもアルマジロみたいに変化球もちょっとと思って、 
     ギリギリカッコよくてカワイくてってなるとチンパンジーがいいかなって思ったんですね」

 

16:MONKEY MAGIC (1C) 
-MC-

 

チンパンジーと言えば猿という事でドラマ「西遊記」よりゴダイゴが手がけたオープニングテーマ。 
躍動感のあるサウンドと大西さんのファンキーな歌声がびったり。サビ部分では観客と一緒になって歌われていました。

 

・アニメソング界への道。 
・とあるレコード会社の社長から紹介されたオジサンと音楽業界の交流会に参加した際に日本コロムビアの方と知り合う事に。 
・大西さん「オジサンは音楽の事全くわかんないんですね。ミラチンはファンク系なので畑違いな所があるんですけど、 
    『こちら戦隊の歌とか出している所だから。大西、行けるな!』って言うんですよ。いや、行けないんですよ」 
 観客笑。 
 大西さん「でもオジサン音楽の事わかってないから『いや、オレには見える』って言うんですよね」 
・コロムビアに資料としてご自身の楽曲を提出してアニソン界に呼ばれるように。 
 その後、CR「真・花の慶次」のテーマ「花よ、咲き誇れ!」を歌唱する事に。 
 美潮さん「とんとん拍子ですね。オジサンには本当に見えていたのかもしれませんね」

 

17:365日の紙飛行機 (TVサイズ) 
-MC-

 

インディーズ時代の仲間が作曲していてびっくりぽんだったという事でNHK朝ドラ「あさがきた」よりオープニング。 
原曲はしっとりとしてソフトな感じですが、大西さん派アコギ一本で爽やかに歌われ、元気さがより際立っていた印象でした。

 

・アニソン界の先輩たちの話。 
・大西さん「めちゃくちゃ優しいですね。皆さん会ったら普通に喋ってくれますし」 
 美潮さん「当たり前でしょ」 
 観客笑。 
・「スーパー戦隊"魂" 2015Ⅸ」で共演した先輩たちの話。 
・速水けんたろうさん「大西君、そのうどん美味しい?」 
・ライブでのNoBさんのカッコイイ仕草。 
 大西さん「NoBさん、あそこの仕草カッコイイっすね」 
 NoBさん「あ、そう? じゃあ君にやろう!」 
・水木一郎さんに習ってサインの書き方を変える。 
 大西さん「伸ばす線を突き抜けるように書いた方が"続いていく"という意味になるそうで、 
     実際水木さんもサインを変えてから仕事が増えたんですって。そんなん聞いたらその場で変えますよね」 
 観客笑。 
 大西さん「その時、丁度隣に伊勢大貴君がいたんで『伊勢君、考えて』っつって」 
 観客笑。

 

18:Everyday、カチューシャ (1.5C) 
-MC-

 

「歌祭」シリーズのダンス課題曲としてこれまで多くの方が踊られてきたAKB48のヒット曲「Everyday、カチューシャ」。 
大西さんは歌わず踊りに専念。観客から渡されたヒョウ柄の耳付カチューシャを付け、時に笑顔で時に真顔で踊られていました。

 

・大西さん「練習してるときは楽しかったんですけど、いざ人前で踊るとなると恥ずかしいですね」 
・振り付けや踊りを覚えるのが苦手な大西さん。上達するようにダンスを習い始めたとか。 
 大西さん「今日の打ち合わせでその話をした途端に美潮さんが『じゃあ、Everyday、カチューシャ』って言うんですもん」 
 観客笑。 
・大西さん「『Everyday、カチューシャ』が最難関でやっと乗り切ったと思ったらもうライブも後半なんですよね」

 

19:赤頭巾ちゃん御用心 (1C) 
-MC-

 

「Everyday、カチューシャ」を歌ったご褒美に好きな曲を歌っていいという事で、大西さんはLAZYの代表曲「赤頭巾ちゃん御用心」を選曲。 
大西さんは最難関であるダンスを乗り越えたという事もあり、とても晴れやかに歌われている様子でした。

 

・美潮さんが聞いた、影山さんがLAZYとしてデビューするにあたって上京する時の近所のおっちゃんのお話。 
・大西さん「ぼく『ニンニンジャー』が決まったのが31歳の時で、割と遅めだったんですよ。 
     その話を影山さんにした時に『ホンマァ? オレもねえその頃、どん底だったからわかるわぁ』って優しく話してくれましたね」 
 美潮さん「音楽の年収が七万円だった頃とかあるらしいですよ」  
・他のアーティスト、声優さんにも作詞や作曲を提供している大西さん。作詞は物語を作るイメージ。

 

20:最後の花火 (1C) 
-MC-

 

大西さんが作詞作曲提供された曲の中から、声優の内田彩さんのアルバム「Blooming!」で作詞を担当された「最後の花火」。 
ドラマチックな世界観の曲を、ピアノの弾き語りでせつなくも伸びやかに歌われる大西さんの姿に観客もしっとりと聞き入っていました。

 

プレゼント抽選会

 

ここで入場時に配られた番号札を用い、大西さん自らがクジを引いていくという形式のプレゼント抽選会。 
今回はご自身がライブの物販席に飾っていた人形や、アルバム「僕らが最後に少年だった夏」、今回使ったアコギのピックなど。

 

お友達紹介

 

さらに次回へのバトンを大西さんがその場で生電話。 
スピーカーフォンにして会場中が聞く事が出来るようにしていました。

 

大西さん「お疲れ様ですー大西です。次回の『歌祭』よろしくお願いしますー」 
電話の声「あ、かしこまりましたー。よろしくお願いしますー」 
美潮さん「ちなみに、あなたは誰ですか?」 
電話の声「岩崎ですー!」 
観客「おぉぉおおおおおおお」 
次回は"轟く音のエレメント"岩崎貴文さんのご登場。「岩崎祭」でございます。

 

21:雨のちレインボー 
-MC-

 

ラストブロックは大西さんの戦隊デビュー曲「烈車戦隊トッキュウジャー」より

トッキュウ6号/虹野明/ザラムのテーマ「雨のちレインボー」から。 大西さんはそれまで来ていたジャケットを脱いでTシャツ姿になり、

渋さあふれる序盤から伸びやかさたっぷりに爽快に歌われていましいた。

 

22:Take it easy (1C) 
-MC- 
23:ギンギラニン! ニンニンジャー 
-MC-

 

続いては大西さんが作詞された「ニンニンジャー」よりアオニンジャー/加藤・クラウド・八雲役の松本岳さんのキャラクターソング。 
観客の手拍子と歌い出しのテンポが合わず序盤苦戦されたご様子ですが、歌い終ると「Easyだったぜ」と八雲の台詞を交えて

場を和ませていました。 続いても「ニンニンジャー」よりアクションシーンでよく流れる「ギンギラニン! ニンニンジャー」。 
オープニングと比べてドスの効いた大西さんの歌いっぷりが魅力の本曲は、実際にライブで聞くと原曲以上の痛快さでした。

 

24:さぁ行け! ニンニンジャー!

 

ラストは「最後の一曲だけど、忍ぶどころか暴れるぜ」と大西さんの言葉も勇ましく「ニンニンジャー」よりオープニング。 
突き抜けるような高音をブレずに歌いぬく大西さんの歌いっぷりの格好良さは、間近で体感すると圧倒されました。

 

大西さん「一人でこんなに長い時間っていうのはプレッシャーだったんですけど、 
     今日が近づくにつれてどんどん楽しみになりました。今度また、お会いしましょう!!」 

 

大西さんのご挨拶で340スズキ♪ presents 「歌祭43 ~大西洋平の巻~」は終演になりました。

今回初めて大西さんが歌われる戦隊ソング以外の楽曲を聞く事が出来たのですが、とにかくポテンシャルの高さに脱帽。 
独特の高音域の歌声は嫌味が無く、むしろ心地良さを感じました。 
高音以外のしっとりとした楽曲を歌われる時の歌声も魅力的で、改めて大西さんの忍ばない実力を目の当たりにしました。 
webラジオもされているだけにお話も実にスムーズで、歌もトークもとても楽しませていただきました。

 


補足

 

・大西さん「初めて聞く曲もあるかと思いますが、曲の良さが伝わる様に頑張って歌いますので、楽しみましょう!!」

 

・開演直前に流れていたBGMが折しも「忍者戦隊カクレンジャー」オープニング「シークレット カクレンジャー」。

 

・大西さんが用意した歌詞カードの文字の大きさに驚く美潮さん。

 

・美潮さん「何年生まれでしたっけ?」 
 大西さん「ぼくは昭和、80……」 
 観客笑。

 

・大西さん「みんなで楽しましょう! ぼくも楽しんでもらえるように尽力します! ぼくが最初に恥をかきますから!」

 

・「花 -Memento-Mori-」はイントロでの右手の仕組みがわからなかったとか。

 

・大西さん「のんびりした方なんですよ」

 

・「365日の紙飛行機」の作曲は角野寿和さんと青葉紘季さんですが、どちらがインディーズ時代からのお友達かは言及されませんでした。

 

・美潮さん「『赤頭巾ちゃん』は生まれる前の曲でしょ? なんで知ってるの?」 
 大西さん「ぼく、松本人志さんが大好きで、ラジオで松っちゃんが青春時代に聞いていた曲として流れていたのを聞いたのが初めてですね」 
 美潮さん「じゃあ、懐メロって言う事で聞いてたの?」 
 大西さん「ハイ」 
 美潮さん「……」

 

・美潮さん「ギターを弾かせても、ピアノを弾かせても、踊らせても完璧じゃないですか」

 

・大西さん「『ニンニンジャー』はこれまで経験した事の無いジャンルだったので、どう歌えば伝わるのか悩んだ頃があったんです。 
     美潮さんの本に書かれていたヒーローは"正義"じゃなくて"正義の味方"であるっていう言葉に出会って、 
     自分は歌でヒーローを応援する"正義の味方"なんだっていう思いで歌えばいいんだと気づかせてくれました」 

bottom of page