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スーパー戦隊"魂" 2015Ⅸ 東京 二日目
15.11.8 Zepp Tokyo

 

出演/ささきいさお 堀江美都子 MoJo 串田アキラ 宮内タカユキ 影山ヒロノブ  
   佐藤健太 速水けんたろう 風雅なおと 石原慎一 佐々木久美 遠藤正明 NoB 
   (主題歌発表順)

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/魂戦隊コーラスファイブ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一 平山佳代子 杉山小絵子) 
演奏/Super Rescue BAND(G.&Ag.鍋嶋圭一 Ba.&Key.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし) 
    Z旗horns(Tr.ケニートー Tr.阿久澤一哉 Sax.&&Fl.Chouemon Tb.Ozaki)

 

 

「秘密戦隊ゴレンジャー」からはじまるスーパー戦隊シリーズの楽曲のみで構成されるライブシリーズ「スーパー戦隊"魂"」。 
1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」の放送開始からスーパー戦隊シリーズ40周年を迎えた2015年、 
東京公演は昨年に引き続き二日間の開催となりましたが、これまでの一日目「21世紀編」、二日目「20世紀編」の表記が無くなり、 
「20世紀編」にメインに出演されてきた方々が一日目に出演されたり

、またその逆に「21世紀編」に出演されてきた方々が二日目に出演されるという、 
これまでに見られない布陣での開催となりました。今回は東京公演二日目のレポートです。

 

会場は前日の一日目と同じくライブハウスZepp Tokyo。当日は生憎の雨模様だったため入場が早めに進行していきました。 
ステージ上も前日と同じ構成で、後方には今回のライブタイトルの「スーパー戦隊"魂" 2015Ⅸ TOKYO×OSAKA」の旗が高く掲げられ、 
その旗の両脇にはスポットライトが4×4づつ正方形に並べられたような照明が立てられていました。 
舞台上はバンドブースが前方に、客席向かって左側の後方にコーラスブース、右側にホーン隊のブースが用意されていました。 
前日はサイキックラバーのJOEさんや岩崎貴文さんがギターを演奏された為、アンプが設置されていましたが、 
この日はギターを演奏する出演者の方がいらっしゃらないため、アンプがなくなっており若干ステージ上が広々とした印象でした。

 

-MC-

 

そろそろ開演時間という頃合いになると司会のショッカーO野さんの声で 
「本日はご来場いただき誠にありがとうございます。スーパー戦隊"魂"。間もなく開演いたします」 
というアナウンスがあり、そのままショッカーさんがご登場。バンドの皆さんも登場され各々準備をはじめられました。

 

ショッカーさん「ぴゃぁああああっ。ハイどーもー! こんなんでましたけどー! よろしくおねがいしまーす!」 
観客「ぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさんが走って登場され、現東京ドームシティ、旧後楽園ゆうえんちにあった

ヒーローショーの野外劇場およびスカイシアターにおける 
名物司会者、なりた洋さんを彷彿とさせるハイトーンで流れるように進行されます。 
ショッカーさん「ゴメンねーみんな待たせちゃってー。まずはおにいさんとみんなで元気よくご挨拶したいと思います。 
        おにいさんが『こんばんわー』っていったらみんなも元気よく『こんばんわー』ってご挨拶しようと思います。 
        みんなーわかりましたかー?」 
観客「はーい」 
ショッカーさん「あーもっと大きな声でわかったかぁあああああ」 
観客「はーーーーーい」 
ショッカーさん「よいこのお友達、こんばんわぁああああ」 
観客「こんばんわぁああああああ」 
ショッカーさん「わーうれしいなぁー。じゃあ今度は男の子と女の子どっちのご挨拶が元気がいいかなー? まずは男の子だけこんばんわー」 
男性観客「こんばんわぁああああああ」 
ショッカーさん「次は女の子だけこんばんわー」 
女性観客「こんばんわぁああああああ」 
ショッカーさん「どっちでもない子こんばんわー」 
どっちでもない観客「こんばんわぁああああああ」 
ショッカーさん「キャアアアアア。全員でこんばんわー」 
観客「こんばんわぁああああああ」 
ショッカーさん「スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」 
観客「スピリィイイイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」 
ショッカーさん「ようこそいらっしゃいましたああああ!」

ここからはショッカーさんご自身のトーンに戻り、昨日開催された一日目を振り返りました。 
ショッカーさん「昨日が21世紀にはばたく"天の巻"なら、今日はスーパー戦隊の礎を築いた"地の巻"です。 
        それではみなさん準備はいいですかぁあああ!!」 
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおお」 
ショッカーさん「40周年をお祝いしようぜぇえええええ!!」 
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」 
観客「スピリィイイイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」 
ショッカーさん「はじまりまぁああああああす!!!」

 

00:SE 
01:進め! ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子 
-MC-

 

爆発とエンジンの効果音から高らかにイントロが鳴り響き、「秘密戦隊ゴレンジャー」オープニング。 
ささきいさおさんと堀江美都子さんがお二人揃って登場されると、観客から大歓声が沸き起こりました。 
放送開始から40年、幾度となく歌われたお二人の息の合ったステージに観客も大合唱となりました。 

 

・ショッカーさんが登場され、改めていさおさんと堀江さんをご紹介。 
 ショッカーさん「昨日はいさお御大が出演されて大いに盛り上げて頂きました」 
 堀江さん「昨日は珍しくおっちゃん達が出たんですってね?」 
 ショッカーさん「"レジェンド"の皆様ですね」 
 観客笑。 
 いさおさん「昨日はミッチがいなかったからミッチの噂話をしてたんだよ。ンフフフ」 
 観客笑。 
 ショッカーさん「自分で言っちゃったよー」 
 堀江さん「どうせいい噂じゃあないんでしょ?」 
 ショッカーさん「さすが長いお付き合い」 
・スーパー戦隊40周年のお話。 
 堀江さん「いさおさん、もう40年も一緒に『ゴレンジャー』歌ってるんですね」 
 いさおさん「あの頃はこんなに続くなんて思っても見なかったからね」 
 堀江さん「でも当時、ヒット賞もらいましたよね。あたしまだ高校卒業してないよー」 
 いさおさん「あの頃のミッチはまだ初々しくてね、今はなぁ……」 
 ショッカーさん「昨日の話を蒸し返して……」 
 観客「ぁあああああああああああああ」 
 いさおさん「いやぁジムでランニングマシーンとか使って鍛えて偉いねって話をしてたんだよ」 
 堀江さん「……ってことはその反対ね。わかりましたよー」 
 観客笑。 
・いさおさんと堀江さんをお見送りしてショッカーさんお一人に。 
 ショッカーさん「昨日、部屋を片づけていたら三十数年ぶりにこんなものを見つけました」 
 そう言われたショッカーさんの手に持たれていたのは、 
 「バトルフィーバーJ」バトルジャパンのコスチュームの柄にペイントがしてある白の長袖Tシャツ。 
 観客「ぉぉおおおおおおおおおお」 
 ショッカーさん「続いてはこの作品です。歌っていだたくのはもちろんM・o・J・o!! MoJoさんです! 『バトルフィーバーJ』!!!」

 

02:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/MoJo 
03:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ 
-MC-

 

ヒョウ柄のジャケットを翻してMoJoさんが登場され「バトルフィーバーJ」よりオープニングにコーラスがプラスされたバージョン。 
MoJoさんの「元気出していくぞっ!!」という言葉を受け、揃いの振り付けやコーラスで観客はフィーバーしていました。 
続いては串田アキラさんのご登場。前日は挿入歌とエンディングが歌われた「太陽戦隊サンバルカン」よりオープニング。 
串田さんの頼もしく輝く歌声を応援するように、間奏ではショッカーさんが登場され「太陽戦隊」の名乗りを披露されました。

 

串田さん「やー。おれね。最初『サンバルカン』をレコーディングする時はさ、今みたいに特撮とかよくわかってなかったんだよね。 
    『MAD MAX』の日本語版テーマとかポップスを歌ってたから。だから『サンバルカンってなんですか?』って聞いたんだよ。 
     そしたら『ゴレンジャーの三人版です』って言われたんだよね。おれ『ゴレンジャー』もよくわかってなかったんだよ」 
観客笑。

 

04:若さはプラズマ/串田アキラ 
05:科学戦隊ダイナマン/MoJo 
-MC-

 

同じく「サンバルカン」より初代エンディング。串田さんのルーツであるR&Bやソウルの片鱗が垣間見れる歌いぶりはもちろん、 
カインズの皆さんのコーラスも聞きどころで魅力的。続いては再びMoJoさんが登場されて「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。 
MoJoさんの爆発する歌いぶりに加え、間奏ではMoJoさんにショッカーさんが呼びこまれ

「科学戦隊」の名乗りをするのが恒例になっていますが、 いつもショッカーさんは客席から向かって右側から登場されるのですが、

今回は珍しく向かって左から登場されました。

 

・ショッカーさん「珍しく逆から登場してみました。でもやり終わった後に気づいたんですが、すぐ逆から登場するんでした」 
 観客笑。 
・ショッカーさん「『ダイナマン』の頃はまだ悪に洗脳されてしっぽつけて戦っていました。」 
 観客笑。

 

06:超電子バイオマン/宮内タカユキ 
-MC- 
07:バイオミック・ソルジャー/宮内タカユキ

 

続いて宮内タカユキさんが登場され、「超電子バイオマン」よりオープニング。「ダイナマン」とは好対照なシリアスで 
近未来を思わせる宮内さんの歌声に、ショッカーさんが「超電子」の名乗りで寄手に加わり、観客は大盛り上がりでした。 
宮内さんが「たっぷり楽しんでね」と話された後、「バイオマン」よりエンディング。数年前に大病を患われて以来、 
後遺症と戦いながら活動されている宮内さんと歌詞とが重なる様に思え、しみじみ深く聞かせていただきました。

 

08:電撃戦隊チェンジマン/KAGE 
09:NEVER STOP チェンジマン/KAGE 
-MC-

 

GUNTAさんのパワフルなドラムのイントロと共にKAGEこと影山ヒロノブさんが駆け抜けるようにご登場。二年ぶりのSSSです。 
興奮もそのままに同じく「チェンジマン」よりエンディングのイントロが奏でられると観客からは大歓声。 
この年に放送から30年を迎えた「チェンジマン」。当時よりも更にパワフルにチェンジされた影山さんの歌声はもちろん、 
時折観客を眺めながら終始笑顔でステージせましと動いてパフォーマンスされるお姿は抜群にカッコイイです。

 

影山さんを見送りながらショッカーさんがご登場。 
ショッカーさん「K・A・G・E!! KAGEちゃんでした!!」 
観客拍手。 
ショッカーさん「先程から、ボクは出演されている方々をレジェンド、レジェンドシンガーと呼ばせて頂いていますけれど、 
        昭和の時代から21世紀の現代まで時代を越えて現役で活動されている方々をレジェンドシンガーと呼ばせて頂いています。 
        ここからはそんなレジェンドの皆さんが平成の世に夢のコラボをされた楽曲をお届けします!!」 
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「まずは"魂の三兄弟"のご登場です!!」

 

10:伝説/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 
-MC-

 

スーパー戦隊30作記念のVシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊」より串田さん、MoJoさん、宮内さんが歌われたエンディング。 
まずはMoJoさんと宮内さんがステージに登場されてソロパートを歌われた後、ソウル降臨とばかりに串田さんがご登場されました。 
お三方と観客が一体になってスーパー戦隊を讃えるように大合唱されている光景は、ライブならではの空気感で素敵した。

 

・串田さん「MoJo、タカユキありがとう! じゃあ次の戦いの準備をしてくれ!!」 
 MoJoさん「クッシーあとはよろしく!」 
 宮内さん「ありがとう!!」 
 MoJoさんと宮内さんが見送られ、串田さんお一人に。 
 串田さん「残っちゃったよ。じゃあもうひと方、お呼びしましょう! よろしく! ミッチ!!」 
 拍手の中、アクティブな衣装の堀江さんがご登場。 
 堀江さん「たたかいのじゅんびをしてきたぜ!」 
 串田さん「わあ、ありがとう!」 
・観客からの「かわいい」コールに恐縮する堀江さん。 
 堀江さん「ああ、ありがとうございまーす。すみませーん」 
・串田さん「次の曲はムリヤリ作ってもらったデュエットだよね」 
 堀江さん「そうなの。クッシーとは長年一緒にステージやってるのに、

     デュエット一曲もないからコロムビアの人に『歌わせろー!』ってお願いしました」 
 観客笑。 
  
11:烈車戦隊トッキュウジャーサファリ/串田アキラ 堀江美都子 
-MC-

 

レアだから見逃せないお二人のデュエットは映画「烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS」より挿入歌。 
トッキュウサファリダブルキックばりのお二人の息のあった歌いぶりは百獣のパワーみなぎりつつ、ちょー可愛くてどうしよう。

 

堀江さんと串田さんが退場される様子を見送りながらショッカーさんがご登場。 
ショッカーさん「……かわゆくってどうしようって言ってましたね……」 
観客笑。 
ショッカーさん「……サファリパークって言ってましたよね……」 
観客笑。 
ショッカーさん「…ホントにホントに大丈夫なんでしょうか」 
観客笑。

 

12:光戦隊マスクマン/影山ヒロノブ 
13:愛のソルジャー/影山ヒロノブ 
14:高速戦隊ターボレンジャー/佐藤健太 
-MC-

 

ショッカーさん「久し振りに来てくれたからたっぷり歌ってもらう」という言葉から影山さんのご登場で「光戦隊マスクマン」オープニング。 
影山さんのオーラあふれる研ぎ澄まされた激しさと、時折魅せる嘆きをはらんだような歌声にZ旗の皆さんのホーンが冴えわたる一曲。 
息つく間もなく同じく「マスクマン」よりエンディング。一転して影山さんのやらわかな歌声が魅力。

「マスクマン」は二曲とも観客の大合唱が凄かった印象。 続いては二年ぶりに佐藤健太さんがご登場。

ご自身がレッドターボ/炎力を演じられた「高速戦隊ターボレンジャー」オープニング。 
さわやかさの塊のような歌声で一番を歌い終えられると、それまで着ていた黒のロングコートを颯爽と脱ぎ捨て、 
当時の炎力の衣装にターボブレスというお姿になると観客大歓声。さらにラストには「レッドターボ!!」と名乗りも交えられました。

 

・健太さん「この前ね、ブラックターボの我那覇から電話があったんですよ。

     だいたい電話がかかってくる時は彼は酔っぱらてるんですけど」 
 観客笑。 
 健太さん「その時も電話の遠くでカランカランって音がして、泡盛を呑んでるみたいで、

     ずっと『やろうよやろうよー』って言ってるんです。 
     どうやら『ターボレンジャー』のイベントをやりたいらしいんですよ」 
 観客「ぉぉおおおおおおお」 
 健太さん「ボク自身はやるなら5人全員揃わないとやらないっていってるんですけど、彼は食い下がらないんですよ。

     だからそのまま電話切ったんです」 
 観客笑。 
 健太さん「でもちょとずつ気持ちは動いてるんで、やるとしたら読売新聞の鈴木美潮さんに動いてもらわないといけませんね」

 

15:ジグザグ青春ロード/佐藤健太 
16:鳥人戦隊ジェットマン/影山ヒロノブ 
-MC-

 

続いては「ターボレンジャー」よりエンディング。幼少期にカセットテープで沢山聞いていた身にとってはなんとも感慨深かったです。 
後半では健太さんが客席にマイクを向け、観客の合唱を煽るという、ライブならではの醍醐味を体感できる場面もありました。 
健太さんとクロスチェンジする形で、ダッシュで影山さんが登場され「鳥人戦隊ジェットマン」より疾走感たまらないオープニング。 
間奏の女声コーラス部分で観客にアップルパイのお二人に注目するように促していらしたのがとても印象的で素敵でした。

 

・影山さん「こんばんわー!! さんざん歌ってここで挨拶かよっ」 
 観客笑。 
 影山さん「なんかオレとかアニキ(水木一郎さん)って喋り出すと長いから、進行表にMCがないんスよね」 
 観客笑。 
 影山さん「さすがにたまりかねたんで、ここはMCだよっ!!」 
・影山さん「今日もボクはちゃんと年寄り達と一緒の楽屋です!! ナハハハ」 
 観客笑。 
 影山さん「まっ、ここだけの話ですけど遠藤君も一緒ですからっ」 
 観客笑。 
・影山さん「オレの脈拍もだいぶ落ち着いてきました。ドラムもだいぶ歳いってるのに頑張ってますから」 
 ご自身のバンドBROADWAYのドラムであるGUNTAさんをねぎらう影山さん。 
 影山さん「メダカ飼ってる場合じゃねえよ!! ナハハハ」

 

17:こころはタマゴ/影山ヒロノブ 
-MC-

 

影山さんがご自身が歌われた戦隊ソングの中で一番心が安らぐ曲という「ジェットマン」エンディング。久し振りに聞けました。 
サビでは影山さんのポジティブな歌声に合わせて観客が大きく手を左右に振り、とてもあたたかな雰囲気に包まれました。

 

・ショッカーさんがご登場され、観客に今回ライブに初参加の人、二回目の人、三回目の人、四回以上の人とそれぞれアンケート。 
・さらに会場にはスーパー戦隊シリーズゆかりの関係者が多く来場しているという事で、ショッカーさんが名前を読み上げ、 
 それぞれの皆様が関係者席から観客へ向けて手を振っていらっしゃいました。 

 覚えている限りではございますが、スーパー戦隊を多く監督されている竹本昇さん、 
 「特捜戦隊デカレンジャー」デカマスター/ドギー・クルーガーの声を担当された稲田徹さん。

竹本さんと稲田さんのお二人は前日も観覧されていました。 
 大野剣友会として「秘密戦隊ゴレンジャー」「ジャッカー電撃隊」等に参加され、

現在は「ゴジラ」等の造形師をされている若狭新一さん、 
 「バトルフィーバーJ」バトルフランス/志田京介を演じられた倉知成満さん、

「超電子バイオマン」ピンクファイブ/桂木ひかるを演じられた牧野美千子さん 
 「光戦隊マスクマン」レッドマスク/タケルを演じられた海津亮介さん、

「地球戦隊ファイブマン」ファイブブルー/星川健を演じられた信達谷圭さん、 
 「鳥人戦隊ジェットマン」ブラックコンドル/結城凱を演じられた若松俊秀さん、

「五星戦隊ダイレンジャー」リュウレンジャー/"天火星"亮を演じられた和田圭市さん、 
 テンマレンジャー/"天重星"将児を演じられた羽村英さん、キリンレンジャー/"天時星"知を演じられた土屋圭輔さん、 
 「超力戦隊オーレンジャー」オーレッド/星野吾郎隊長を演じられた宍戸マサルさんと、

そうそうたるメンバーが会場にいらっしゃっており、 ショッカーさんが名前を読み上げるたびに歓声が起こっていましたが、

特に若松さんの時は「ジェットマン」が歌われた直後という事もあり、一際大きな歓声でした。 
・さらにショッカーさんから宍戸さん、信達谷さん、和田さん、土屋さんが「レジェンドヒーロー90's」というユニットを結成し 
 歌に踊りにお芝居にと活動されることがアナウンスされ、12月のCD発売に関しても告知されました。

・ショッカーさん「続いては…」 
 観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおお」 
 ショッカーさんは「恐竜戦隊ジュウレンジャー」のアメリカ輸出版「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」の

 レッドレンジャーのTシャツ姿。 
 ショッカーさん「この作品からスーパー戦隊が『パワーレンジャー』としてアメリカに輸出され大ヒットし、

        現地では今もなお続いております。 昨年は丁度『パワーレンジャー』が20周年でした。

        さあ後半戦は元祖日本版です!! 佐藤健太君に登場していただきましょう!!」

 

18:恐竜戦隊ジュウレンジャー/佐藤健太 
-MC-

 

荘厳なイントロの中、黒のロングスーツ姿の健太さんが登場され歌われたのは、

時をかける希望「恐竜戦隊ジュウレンジャー」オープニング。 個人的に特に思い入れの強い作品なので、

ライブで健太さんの当時と変わらないはつらつとした歌声を聞く度に、当時を思い出してグッときます。

 

・健太さん「前回もこの衣装を着たんですけど、オーレッドの宍戸君から借りてたものだったんですね。 
      なので洗濯して返そうとしたら、宍戸君が『健太さん、差し上げますよ』って言ってくれて貰ったんですよ」 
 観客「おぉぉおおおおおお」 
 健太さん「宍戸君ありがとう!! ボクは宍戸君とレジェンドヒーロー90'sを応援します!! 純烈じゃなくてね」 
 観客笑。 
・健太さん「僕がまだここに残ってるという事は、もう一曲歌わせてもらいます」 
 観客「ぉぉおおおおおおおおおおおお」 
 健太さん「『ジュウレンジャー』ではオープニングとこの曲しか歌ってないんですけど、ずっと歌いたかった曲です!!」

 

19:しっぽ Piki Piki/佐藤健太 
20:オーレ! オーレンジャー/速水けんたろう 
-MC-

 

健太さんの明るい歌声が嬉しい第11話「ご主人さま!」より子供達がドーラジンのランプの欠片を探すシーンで流れた「しっぽ Piki Piki」。 
どこかThe Beatlesの「オブラディ・オブラダ」を思わせる、実に楽しい楽曲ですが、

今聞くとどこか郷愁を誘われ少ししんみりともしました。 健太さんと入れ替わりに速水けんたろうさんが登場され、

「超力戦隊オーレンジャー」よりオープニング。会場全体がオーレッ! 

頼もしい速水さんの歌声で「♪バラノイアなんて怖くない」と歌われた時の観客の希望に満ちた大合唱は

ライブならではのうねりを感じました。 そして「とびきり熱い ここにいるみんなっ!」と替歌をされた後、

間奏ではショッカーさんが登場され「超力戦隊」の名乗りで参加され一層盛り上がりとなりました。

 

速水さん「今日も大きなおともだちが沢山ですね」 
観客笑。 
速水さん「いつも熱気があるステージで歌わせてもらってると気持ちがいいんですよ。バンドの皆さんも凄いですし」 
観客拍手。 
速水さん「みなさんもここで歌いたいでしょ? ……歌わせなーい」 
観客笑。 
速水さん「ボク達の特権ですからね。さっ、いよいよボクの最後の曲となってしまいました」 
観客「ぇぇえええぇぇぇぇえええええええええ」 
速水さん「しょうがないじゃーん。二曲って約束なんだもん。

      今日は隊長が来てくれているという事で、隊長の大好きな曲だそうです。最終回の……」 
観客「ぉぉぉおおぉおおおおおおおおお」 
速水さん「まだ曲名を言ってないのにさすがですね」

 

21:虹色クリスタルスカイ/速水けんたろう 
22:電磁戦隊メガレンジャー/風雅なおと 
-MC-

 

「オーレンジャー」より最終回「愛の勇者たち」のエンディングに流れた「虹色クリスタルスカイ」。速水さん独特の清々しい歌声と 
アップルとカインズの皆さんのコーラスが合わさり、明るさと頼もしさの中にどこかしらせつなさも感じる素敵な空間でした。 
続いてはインストールされるような電子音が煌めく中、風雅なおとさんのご登場で「電磁戦隊メガレンジャー」よりオープニング。 
電子音とブラスとが素敵な相乗効果を生む曲をストレートに歌われる風雅さんのパフォーマンスはとても軽やかでした。

 

風雅さん「ひゃーぁ。歌の練習をしないで動く事に重きを置いてしまった事をいささか反省しております。ふふふ」 
観客笑。 
風雅さん「では、けんたろうおにいさんに習いまして……最後の曲になってしまいました」 
観客「ぇぇえええぇぇぇぇえええええええええ」 
風雅さん「わーぁ嬉しー。実は自分の歌ってあまり聞かないんですけれども、この歌は私自信もとても元気づけられる歌です」

 

23:気のせいかな/風雅なおと 
-MC-

 

続いて風雅さんが歌われたのは「メガレンジャー」よりさわやかな青春友情賛歌のエンディング。 
終始笑顔の風雅さんの歌声は明るくもどこかセンチメンタルな雰囲気で、観客も一緒になって大いに歌っていました。

 

ショッカーさんが風雅さんを見送りながらご登場。 
ショッカーさん「さぁ、21世紀が近づいていてきましたが、この当時、1999年恐怖の大王なんていうのが巷で話題になりました。 
        今、滞りなく21世紀を迎える事が出来たのは、

        もしかしたらヒーロー達が陰ながら我々の生活を守ってくれていたからかもしれません。 
        日本には古来より八百万の神がいるといいますが、

        神だけではなく八百万のヒーロー達がいたから今があるのかもしれません。 
        そんな1999年に活躍したヒーローが登場します。石原慎一さんの登場です!!」 
観客「ぉぉおおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「人の命は地球の未来! 燃えるレスキュー魂! 救急戦隊ゴゥ! ゴゥ! ファイブ!」

 

24:救急戦隊ゴーゴーファイブ/石原慎一 
-MC-

 

雰囲気ががらりと変わり、真っ赤でキラキラしたロングコートを纏った石原さんの出場で「救急戦隊ゴーゴーファイブ」オープニング。 
石原さんは命を救うという鬼気迫る使命感あふれる歌詞とスピーディーな曲調を、

ハードボイルドかつ色っぽく歌われ、大盛り上がりでした。

・石原さん「先日NHK-FMの公開生放送で震災後初めて宮城県の石巻市に行ったんです。

     しかも遠藤君と一緒に。現地では宮内さんとも合流して。 
     震災当時から『救急戦隊ゴーゴーファイブ』を被災地の方が……大切に聞いてくださっていたというお話を聞いていたので……。 
       ……自分はとてもいい曲を歌わせていただいたと改めて感じて……これからも力強く歌っていこうと思います。 
       当日は天気予報では雨だったんですけど、とてもいい天気だったんですよ。

     あ、やっぱり影ちゃんがいないってこういう事なんだね」 
 観客笑。 
 石原さん「まぁね、今日は皆さん生憎の雨模様で申し訳無かったんですけど……」 
 観客笑。 
・石原さん「次は挿入歌の中でも凄くカッコイイ曲で、

     こういう形でフルで歌うのは初めてなんですけど『流星合体!! ビクトリーマーズ』という」 
 観客「ぉぉっぉぉおおおおおおおおおおぉぉぉおお」 
 石原さん「今日はアップルパイとカインズのみんなと歌いたいと思います」

 

25:流星合体!! ビクトリーマーズ/石原慎一 
26:JIKU~未来戦隊タイムレンジャー~/佐々木久美 
-MC-

 

ステージの照明が青一色になる中、真っ赤なコートの石原さんが照らし出され「ゴーゴーファイブ」より戦う神ビクトリーマーズのテーマ。 
石原さんとコーラスの皆さんとの流星合体で荘厳な雰囲気が作り出され、神々しさすら感じる空間になりました。 
拍手の中、石原さんが退場され、ステージが暗くなるとゆっくりと佐々木久美さん登場され流れてきたのは

「未来戦隊タイムレンジャー」オープニング。 SSS初演以来のご登場となる佐々木さんが

「♪Go over time and space」と歌い出されると大歓声が沸き起こりました。待ってました。 
ハードでスピード感ある曲調に佐々木さんの颯爽としたエキゾチックな歌声がクロノチェンジし、

ライブならではの臨場感がすさまじかったです。

 

佐々木さん「ご無沙汰してました! 初めてこのライブに出させていただいた時に小学生だった娘も今や大学生になりました。 
     『タイムレンジャー』当時は娘はまだ幼稚園で、ちょうど特撮とかを見ていた時期だったので、

      お母さん心で歌わせてもらいました。 この曲はすごくパワフルで今歌うとすごく大変なんですけど、

      みなさんが温かく受け入れてくださって嬉しいです!」 
観客拍手。 
佐々木さん「もう一曲。今度は挿入歌なんですけど、レコーディング以来、初めて歌います。『WHO ARE YOU?』」 
観客「ぉぉぉおおおおおおおおおおおおお」

 

27:WHO ARE YOU?/佐々木久美 
-MC-

 

「タイムレンジャー」よりCase File 22「桃色の誘惑」でインストゥメンタルで流れた「WHO ARE YOU?」。

まさかこの曲が聞けるとは思わなかったです。 他の戦隊ソングとは一線を画した、グっと大人な印象の本曲はライブにぴったり。

佐々木さんはグルーブ感と雰囲気たっぷりに歌われました。

 

・ショッカーさんが合流され、佐々木さんとお話。 
 ショッカーさん「初めて久美さんに来てくださったのは初演だったんですね。11年ぶりです。よくぞ来てくださいました!!」 
 佐々木さん「ありがとうございます。お客さんがもうすごいパワーで。あの時よりも凄くなってるんじゃないでしょうか」 
 ショッカーさん「もう『タイムレンジャー』から15年ですって」 
 佐々木さん「歳をとるわけですね」 
 観客笑。 
・佐々木さんを見送りショッカーさんお一人に。 
 ショッカーさん「さあ、20世紀から21世紀へと進んで参ります。お待たせしました! 遠藤正明さんの登場です!!」 
 観客「ぉぉぉおおおおおおおおおおおおお」 
 ショッカーさん「荒ぶるダイノガッツ!! 爆竜戦隊アバレンジャー!!」

 

28:爆竜戦隊アバレンジャー/遠藤正明 
-MC-

 

二年ぶりに遠藤正明さんがご登場。「爆竜戦隊アバレンジャー」よりグルグル回りまくるパフォーマンスも魅力のオープニング。 
遠藤さんの持ち味であるダイノガッツあふれる歌声と、見せびらかさんばかりのストロングトーンに観客も熱狂しておりました。

 

遠藤さん「こんばんわーえんどーです。たのしんでますかー!? やっと出番でーす!」 
観客笑。 
遠藤さん「次も『アバレンジャー』です。羽田健太郎さんが作ってくださった

    『爆竜合体! アバレンオー』を超久し振りに歌いたいと思います!!」

 

29:爆竜合体! アバレンオー/遠藤正明 
30:We are the ONE~僕らはひとつ~/串田アキラ 
31:轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB 
-MC-

 

「アバレンジャー」より3大爆竜による戦闘巨人アバレンオーのテーマ。03年のSHS"夏の陣"以来でしょうか、久々に聞く事が出来ました。 
オープニング以上の迫力なロングトーンは爆竜電撃ドリルスピン級のパワフルさで、観客も思わずうっとりしているようでした。 
遠藤さんと入れ替わりに串田さんが登場され、引き続き「アバレンジャー」よりバーミア兵が踊っている映像が印象深いエンディング。 
串田さんが途中歌詞に詰まってしまった箇所では、観客の大合唱で文字通りひとつになってカバーされていました。 
続いて冒険スピリッツあふれるイントロと共に、飛び跳ねるようにNoBさんが登場され「轟轟戦隊ボウケンジャー」よりオープニング。 
マイクをクルクル回しながら軽やかなフットワークで、明るくかつハードに歌われるNoBさんの姿は実に格好良くも頼もしかったです。 
二番が終わりにNoBさんがウィスパーなヴォイスで「こんばんはぁ…」と囁かれると黄色い歓声が沸き起こりました。 

 

NoBさん「ポジション的には昨日が出番だったんだけど、今回は大人の事情でボクと遠藤君は今日なんだよね。 
    でもボクの前に串田さんが歌ってその前が遠藤君でしょ? 頑張らないわけにはいかないよね。腹から声出すチームだもんね」 
観客拍手。

 

32:天装戦隊ゴセイジャー/NoB 
33:ゴセイナイトは許さない/宮内タカユキ 
34:ミッドナイトデカレンジャー 10 YEARS AFTER/ささきいさお 
-MC-

 

続いてNoBさんが歌われたのは、シンフォニックからブラスへとつながるきらめくイントロで「天装戦隊ゴセイジャー」オープニング。 
地球を護る天使の使命をストイックに歌われるNoBさんの姿を受け、観客の「天装」コールにも力が入っている様子でした。 
NoBさんが退場されるとシリアスなイントロの中、宮内さんが登場され「ゴセイジャー」より、

ここからは"地球を浄める宿命の騎士"ゴセイナイトのターン。 キリリとした渋めの宮内さんの歌声は、

断罪のナイティックパワーそのままの力強さ。数多の戦隊挿入歌を歌われた宮内さんの存在感を実感しました。 
続いてはいさおさんのご登場で、放送から10周年を記念して制作された

Vシネマ「特捜戦隊デカレンジャー10 YEARS AFTER」よりエンディング。 
前日も披露されたこの曲を、二日続けてライブで聞く事が出来る贅沢さ。

間奏ではサックスのChouemonさんがステージ前方に登場され、 いさおさんと向かい合ってステップを踏みつつ、

魅惑のソロパートを奏でられていたのですが、昨日よりさらにしなやかな演奏に感じました。

 

・ショッカーさんが登場され改めていさおさんをご紹介。 
 ショッカーさん「『10 YEARS AFTER』という事でさらにパワーアップしたアレンジになってますね」 
 いさおさん「昨日ちょっとトチっちゃったからやっとマトモに歌えた気がするよ。 
      やっぱり何回も歌って自分のものにしないとダメだね」 
・いさおさん「『10 YEARS AFTER』には声でちょっと出てるんだけど、最後の台詞が『さらば、地球よ』なんだよね」 
 観客笑。 
 ショッカーさん「『10 YEARS AFTER』といい『トッキュウジャーサファリ』といい、最近やりたい放題ですね」 
・ここで堀江さんを観客との「ミッチ」コールで呼び込みます。 
・観客からの「カワイイ」コールに「すまない」と堀江さん。 
・堀江さん「いさおさんが絶対キラキラした衣装だろうと思ったんで、あたしもキラキラさせました」 
 いさおさん「ウチの女房がキラキラ好きだからなんでもキラキラさせちゃうんだよ。ンフフフ」

 

35:ゴレンジャーストーム/ささきいさお 堀江美都子 
-MC- 
36:見よ!! ゴレンジャー/ささきいさお

 

21世紀から原点に戻って「ゴレンジャー」より、ゴレンジャーストームをはじめ武器や兵器を高らかに歌った「ゴレンジャーストーム」。 
お二人の伸びやかな歌声と共に繰り広げられる「♪パヤパパ~」のコーラスはカインズの皆さんと観客とで軽やかに勇ましく。 
いさおさんが堀江さんを見送り、

ラストは「ゴレンジャー」の二代目エンディング&劇場版「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」のオープニング。 
アップルとカインズの皆さんと観客とが力強くコーラスをする中、間奏ではショッカーさんが登場し「秘密戦隊」の名乗りを披露。 
いさおさんが高らかに秘密戦隊の雄姿を讃えあげられ、ラストにぴったりの光景となりました。

 

-アンコール- 
-MC-

 

いさおさんが退場され、コーラス、バンド、Z旗hornsの皆さんも順番に退場されると、観客からじわじわとアンコール。 
しばらくアンコールの声が続くと、それに調子を合せるように合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。

 

ショッカーさん「アンコールありがとうございます!! 出演者の皆さんを一気にお呼びしたいと思います。 
        もちろん呼んでいただくのは皆さんです! よろしくお願いいたします!」 
観客「ぉぉっぉおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」 
観客「スピリィイイイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」 
ショッカーさん「おぉねがいしまぁあああす!!」

 

・ショッカーさんと観客に呼びこまれ、アーティストの皆さん、バンド、ホーン隊、コーラスの皆さんが続々登場。 
・バンド、ホーン隊、コーラスの皆さんをショッカーさんがお一人ずつご紹介。 
・ナベさんの時には「リーダー」などその度に色々つぶやく遠藤さん。 
・昨日に引き続き、松原さんの時に生き生きと「ひろし! ひろし!」とMoJoさん。 
・GUNTAさんの時には「いよっメダカっ」と影山さん。「やすひこ、やすひこ」と遠藤さん。 
・改めてみるとコーラスの皆さんは五人組。という事でそれぞれを色に例えるショッカーさん。 
 杉山さんは健康的なお色気とはつらつさからイエロー。 
 平山さんは実は影のリーダーということでピンク。 
 斉藤さんは基本男性の色ながら時には女性にも用いられる色で、クールな男前ということでブルー。 
 貴日さんは"司令長官ミズキ"の命を受けて活躍するリーダーのレッド。 
 常見さんはさわやかさもありながら実は腹黒な参謀グリーン。 
 ショッカーさんは五人を合わせて本日限定"魂戦隊コーラスファイブ"と命名されました。

・ショッカーさん「昨日と比べて30分長いです。それだけ曲数が多いという事です」 
 石原さん「話が長いという事ではないんですね?」 
 ショッカーさん「そうです! あの方は今日いらっしゃいませんし」 
 観客笑。 
 いさおさん「じゃあこれから10曲くらい歌う?」 
 観客「おぉぉおおおおおおおおおおお」 
 ショッカーさん「でも冗談抜きに二日間じゃ収まらなくなってきたんですよ」 
・影山さん「いつも一日目の遠藤君が今日一緒だったのがびっくりしたんスよね。遂にコッチ側に来たんだなぁと思いましたね」 
 観客笑。 
 遠藤さん「でも楽屋がちょっとね。大先輩ばっかりで緊張したんですよ」 
 MoJoさん「誰? 大先輩って」 
 遠藤さん「まぁ、全員が大先輩なんですよね。ボクと佐藤健太さんが今日最年少ですからね。やっと"若獅子"になりました」 
 観客笑。 
・NoBさん「ボクも二日目に来ると若手なんすよね。すごく新鮮でした」 
・健太さん「帰ってビール呑みます。18歳だけど」 
・風雅さん「楽屋がすごおく楽しかったです」 
・影山さん「今日は足元が悪い中ありがとうございます」 
 観客笑。 
 影山さん「雨男はオレじゃなくて遠藤っスからね!」 
 観客「ぇえええええぇぇえええええええ」 
 遠藤さん「違いますよ。MoJoさんですよ」 
 MoJoさん「えーっ!!」 
 観客笑。 
・ショッカーさん「続きまして、MoJoさんっ」 
 MoJoさん「……え、あ、オレ?」 
 ショッカーさん「聞いてないのかよっ!」 
 MoJoさん「きょーはありがとーございましたーあああああ! 
     二日間出させてもらったんだけどさー、出番が早く終わっちゃってさー。楽屋がもー楽しくてねー」 
 影山さん「なんやその喋り方っ、ナハハハ」 
 遠藤さん「にゃははははははは」 
 MoJoさんの口調が笑いのツボに入ったご様子の影山さんと遠藤さん。 
・串田さん「いやー今日はみんなに助けてもらっちゃったねー。また助けてください。よろしくっ!」 
・この日は串田さん、MoJoさん、宮内さん、影山さん、遠藤さんが同じ楽屋。 
 さらに堀江さんも混ざってずっとお話されていたそうです。 
・堀江さん「アニソン歌ってる人の横のつながり、縦のつながりっていいもんだなーって楽屋で話しててつくづく思いました。 
     いつもご一緒する方ももちろんですけど、久し振りに影ちゃんや遠ちゃんも戦隊に来てくれたし。 
     あたし、実はデュエットだけで出たのってはじめてだったと思うんですよ」 
 観客「おぉおおおおおお」 
 堀江さん「次回はソロで出たいなぁー。あと、『ガオホワイト』の歌のカッコイイコーラスは実は佐々木久美さんなんですよ 
     だからせっかくなんで次回はできれば一緒になってコーラスしてほしいなぁーって思いました」 
 佐々木さん「是非コーラスやらせてください!」 
 観客「ぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおお」 

 

37:秘密戦隊ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子 MoJo 串田アキラ 宮内タカユキ 影山ヒロノブ  
            佐藤健太 速水けんたろう 風雅なおと 石原慎一 佐々木久美 遠藤正明 NoB ショッカーO野

 

「スーパー戦隊"魂" 2015Ⅸ」東京公演の締めくくりは「秘密戦隊ゴレンジャー」よりエンディング。 
いさおさんが中心になって勇ましく歌われ、他の出演陣は思い思いにされている様子は壮観でありつつ、

もう終わってしまうという寂しさもはらみつつ。 佐々木さん、石原さん、風雅さんが並んで

「♪バンバラバンバンバン」と歌われている様子は、コーラスにさらに厚みが増えたようで圧巻でした。

 

バンド、ホーン隊、コーラスの皆さんがステージ前方に合流され、いさおさんが挨拶をしようとする中、 
堀江さんから「全員一列に並びきれない」とストップがかかったりしつつ、いさおさんの音頭で万歳三唱が行われました。 
そして拍手の中、ショッカーさんの紹介で出演者の皆さんが順番にご退場され、いさおさんと堀江さんとショッカーさんだけに。

 

ショッカーさん「やはり、このお二人がいたからこそ本日のライブがあったといっても過言ではありません」 
いさおさん「じゃあ『進め! ゴレンジャー』からもう一周……」 
観客笑。 
ショッカーさん「我々と観客の皆さんと、どっちが倒れるかですね」 
堀江さん「いさおさんがもう倒れそうじゃない。ずっと暑い暑いって言ってて」 
観客笑。 

いさおさんと堀江さんが揃って退場され、ショッカーさんお一人に。

ショッカーさん「さぁ、みんなぁ楽しんでくれましたかぁあああああ!!」 
観客「おおおおおおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「さぁ、歌ってくれたかぁあああああ!!」 
観客「おおおおおおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「また会いたいねぇええええええええ!!」 
観客「おおおおおおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「それじゃあ皆さん、さよぉおーならぁあー……って言っちゃうとぉー、 
        なんだかみんなの顔見えなくなっちゃうみたいでしょ? 
        だーかーらー。今日はおにいさんがせーのっていったらみんなで『またねー』ってお別れしたいと思います」 
観客「はーーい」 
ショッカーさん「よーく訓練されてますね。いいですかあー、お兄さんが『せーのっ』って言ったらみんなは、 
        お・お・き・な・こ・え・で『まーたねー』って言ってお別れしたいと思います! 
        それではみなさん、いーーーーきーーーーまーーーーすよーーーーーーー! せーーーーーのっ!!」 
観客「まぁあああーーーーたねーーーーーーーーー」 
ショッカーさん「スゥー・パァアアアア・戦んんっ隊ッ!!?」 
観客「スピりィイイイいいいいいいいいいいいいいいイッツ!!!」 
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ!!」

 

ステージにマイクを置いてショッカーさんが舞台袖へ駆けていかれる姿を見送り、 
「スーパー戦隊"魂" 2015Ⅸ 東京 二日目」および「スーパー戦隊"魂" 2015Ⅸ」東京公演は終演となりました。  

20世紀の作品群を歌われる皆様による盤石のステージは毎回楽しませていただきました。 
久々のご出演となった佐々木久美さんや影山さん、遠藤さんの活躍が嬉しかったです。

試験的な試みでこれまで設けられていた「21世紀編」「20世紀編」の垣根が外れたものの、 
出演陣と演目的には一日目には21世紀の作品、二日目には20世紀編がそれぞれメインになり、 
一種の交流戦的な趣きで、これまでとはまた違った切り口で楽しませていただきました。

 


補足

 

・前日にファンの方からプレゼントされたという、一日目出演者の方々のイラスト入りの大団扇をこの日も持参されたショッカーさん。 
 ショッカーさん「来年はきっと二日目の出演者も全員描いてくれるでしょう。って言って本人にプレッシャーを与えてみます」

 

・健太さん「2004年に出た時にも同じようにコートを脱ぐっていう事したんですけど、今回はもっと戦隊らしく、バサッと脱ぎ捨てました。 
      撮影の時はね『その衣装はコートの下に着ていないだろっ』ていう思うんですけど、実際にやってみました」

 

・影山さん「やっぱりなんだかんだ言ってもボクはアニメ、特撮のスタートが『チェンジマン』だったので、 
     今の自分のスタートともいえる場所に帰ってきたって感じで、最高です!!」

 

・石原さん「ありがとうございます。エロいですか?」 
 観客「エロォオオイ」 
 石原さん「安心してください、はいてます」 
 観客笑。

 

・ショッカーさん「今日は娘さんもいらっしゃってるんですって?」 
 佐々木さん「そうですね。見てると思いますよ」 
 ショッカーさん「お母さん頑張りましたよー!」 
 佐々木さん「お母さん頑張ったよー!!」

 

・いさおさん「いよいよラストの曲になりました」 
 観客「ぇぇええええええええっぇえええ」 
 いさおさん「そんな事言ったって、オレも楽屋で二時間半待ってたんですから」 
 観客笑。 
 いさおさん「二時間半も歌わないで人の歌ばっかり聞いてると、自分の歌がだんだん不安になってきちゃってね。 
      でも大丈夫。今日はここにこっそり歌詞が出てるからね。ンフフフ」 
 観客笑。

 

・影山さんと石原さんとショッカーさんと松原さんは同級生。 
 影山さん「でもボクは短パンとかはきませんからね」 
 ショッカーさん「慎ちゃん、今日は大丈夫なの?」 
 石原さん「安心してくださいよ、はいてますって」 
 観客笑。

 

・ショッカーさん「ちょっと前に慎ちゃんの30周年記念ライブがあって、北海道で仕事だったクッシーが駆けつけてくれたんですよ」 
 石原さん「そうだったね」 
 ショッカーさん「その時、北海道ではアニキとミッチとクッシーのライブ『アニソンヒットパレード』があって、 
        クッシーと入れ替わりに影ちゃんが北海道に行って三人でライブ『アニソンBIG3』をやったんだよね」 
 影山さん「はぁい」 
 ショッカーさん「クッシーが北海道から戻ってきた時に『北海道さ、おれがいた時は凄く晴れていたんだけれど、 
        おれと入れ替わりに影ちゃんがいったんだけど、土砂降りだって』って」 
 観客笑。 
 影山さん「まぁじっスか?」 
 ショッカーさん「これはもうね。国が保護すべきですよ」 
 石原さん「水不足対策にね」 
 影山さん「ナハハハハハ。保護てー」 
 ショッカーさん「水不足の所に影ちゃんが歌いに行くんすよ、遠ちゃんとかだにぃ~(きただにひろしさん)とか連れて! 
        みんなでライブするんですよ。それをダムProjectといいます!!」 
 観客笑。 
 影山さん「それ言いたかっただけやろ!! そぉんないつも雨降ってねえよ!!」 
 ショッカーさん「『かわさきTVまんが祭り』の時、大嵐だったじゃん!!」

 

・宮内さん「さっき表をのぞいたら雨は止んでましたよ」 
 こっそりガッツポーズをする影山さん。 
 ショッカーさん「なんでそこでガッツポーズしてんのよ! 認めちゃってんじゃん!」

 

・アップルのお二人が退場される際、両手を広げて平山さんを脅かす遠藤さん。

 

・いさおさん「やっぱりこれだけのメンバーが揃うと圧巻で『オレも40年やってきたんだなぁ』ってしみじみ思いました」

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