top of page

スーパーヒーロー魂2015"夏の陣" 
15.8.15 Zepp Tokyo

 

出演/水木一郎 串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 前田達也 石原慎一 風雅なおと

 

初出演/伊勢大貴 大西洋平

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一) 
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.板垣正美 Key.松原ひろし)

 


「ANIME JAPAN FES 2015 "夏の陣"」東京公演二日目、三公演目の演目は 
串田アキラさんが座長を務める「スーパーヒーロー魂2015"夏の陣"」です。通称"SHS"。

数多くのアニメソングライブが開催されている中でも、他に類を見ない特撮作品の歌に特化した本ライブは 
毎年「ANIME JAPAN FES」東京公演の中日に開催されています。

 

会場のZepp Tokyoに入場すると、ステージ後方には観葉植物が設置され、その中にバンドブースが設けられている 
昨日開催された「ゆかいな仲間たち」の時と同じバンドの配置になっていました。 
ステージ上空には今回のAJFのロゴマークがあしらわれた旗が掲げられていました。

 

-MC-

 

開演時間になると司会のショッカーO野さんがご登場。ひとしきり観客を盛り上げると、

ショッカーさん「スーパーヒーローォオオオッ!!!?」 
観客「スピリィィィィイイイッッ!!!」

ライブで恒例となっている観客との掛け合いを交えつつ、未来だと思っていた2015年になったというお話や 
前日の「アニソン女子部」でショッカーさんが関わったのヒーローショーお話を交えつついよいよ開演です。

ショッカーさん「みんな、盛り上がる準備は良いですかぁああああ!!!」 
観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「一緒に盛り上がろうぜぇええええええ!!!」 
観客「ぉおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「スーパーヒーローォオオオッ!!!?」 
観客「スピリィいいィィィイイイッッ!!!」 
ショッカーさん「はじ、まり、ます!!!」

 

00:逆襲のジバン/SE 
01:機動刑事ジバン/串田アキラ 
02:星雲仮面マシンマン/MoJo 
03:特急指令ソルブレイン/宮内タカユキ 
04:重甲ビーファイター/石原慎一 
05:時空戦士スピルバン/水木一郎 
-MC-

 

「機動刑事ジバン」より渡辺宙明先生作曲の不穏な印象のBGMが流れる中、バンドメンバーの皆さんが登場されセッティング。 
BGMが流れ終わり「機動刑事ジバン」オープニングのときめく電子音のイントロがはじまると観客大歓声。 
串田さんによる都会的な歌声と力強いパフォーマンスの後は、MoJoさんによる「星雲仮面マシンマン」オープニング。 
MoJoさんが煌びやかで軽快なパフォーマンスと颯爽とした歌声を響かせ、宮内タカユキさんがご登場。 
頼もしくも優しい宮内さんの歌声が光る「特急指令ソルブレイン」オープニングはアップルのお二人も大活躍。 
「重甲ビーファイター」オープニングのイントロが高らかに鳴り響く中、石原慎一さんがご登場。 
スマートでパワフルな歌声と「君は見たか(見たか)」の掛け合いはライブならではの高揚感。 
オープニングコーナーのトリは水木一郎さんによる「時空戦士スピルバン」オープニング。 
「行くぜ行くぜ結晶」での観客との一体感、水木さんの軽やかな歌声で高らかに歌われる姿はライブならではの臨場感。

 

水木さんを見送りながらショッカーさんがご登場。

ショッカーさん「先程アニキが歌われた『時空戦士スピルバン』。こちらの曲を作られたのが渡辺宙明先生です。 
        来る8月19日に90歳、卒寿を迎えられます!」 
観客拍手。 
ショッカーさん「ですので、ここからは宙明先生コーナーです!!」 
観客「おぉおぉおおおおおおおおおおおお!!」

 

06:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ 
-MC- 
07:宇宙刑事シャイダー/串田アキラ

 

宙明先生の数多の作品群の中でも代表作の一つともいえる「宇宙刑事シリーズ」からまずは殿堂「宇宙刑事ギャバン」オープニング。 
「ギャバンは健在! 宙明先生も健在!」とトークをされてから、スキャットで会場が一体感になる様子が楽しい

「宇宙刑事シャイダー」オープニング。 兄貴分を感じさせる歌声と蒸着、焼結ポーズやギャバン、

シャイダーの名乗りを再現する串田さんのストイックなステージは圧巻。

 

08:バトルフィーバーJ -オルタネートバージョン-/MoJo 
-MC- 
09:大戦隊ゴーグルV -オルタネートバージョン-/MoJo

 

宙明先生といえば初期のスーパー戦隊シリーズの数々。MoJoさんのご登場で「バトルフィーバーJ」より、

はつらつとした楽しいオープニング。 揃いの振り付けで一体感を味わった後「先程、宙明先生とお会いしました。

先生の前でクッシーに続いて歌えるのは嬉しいです!」と話されてから 「大戦隊ゴーグルV」オープニングでは

MoJoさんの軽快な歌声に合わせてコーラスや合いの手、振り付けなどライブならではの臨場感が楽しめました。

 

10:オー!! 大鉄人ワンセブン/水木一郎 
-MC-

 

高らかに鳴り響く「大鉄人17」オープニングで水木さんがご登場。観客との「オゥオオーゥ」の大合唱が楽しくも勇ましいです。 
雄叫びなどの派手な要素は無い楽曲な分、水木さんの凄まじい歌力をたっぷり堪能できます。途中歌詞がつかえてしまったのもご愛嬌。

 

「宙明先生、ごめんなさい」と言いながら水木さんが退場され、ショッカーさんがご登場。 
宙明先生が会場の関係者席にいらっしゃっている事に触れると、関係者席の宙明先生が観客へ向けて手を振ってくださいました。 
それを受けてショッカーさんの合図で観客全員から宙明先生に向けて「おめでとうごさいます」の声が贈られました。

 

ショッカーさん「続いてのヒーローも初期の頃は宙明先生も楽曲を手掛けられていました、今年40周年を迎えるスーパー戦隊シリーズです!」 
観客「ぉぉおおおおおおぉぉおおおおおおお」

 

11:電磁戦隊メガレンジャー/風雅なおと

 

まずは「電磁戦隊メガレンジャー」オープニング。風雅さんは浴衣にソフト帽姿。

そして「インストール! メガレンジャー」と手に巻いたデジタイザーを掲げられました。 
さらに手に「メガ」と書かれた煌めく団扇を持たれ、ステージを舞うようにステップを踏みながら、

風雅さん独特のスタイリッシュな歌声を響かせていました。

 

12:烈車戦隊トッキュウジャー/伊勢大貴 
-MC- 
13:なんじゃモンじゃ! ニンジャ祭り!/伊勢大貴 
-MC-

 

イントロが鳴るやステージに物凄い勢いで飛び込んできた"イセダイ"こと伊勢大貴さんによる「烈車戦隊トッキュウジャー」オープニング。 
まっすぐな歌声で観客を盛り上げまくる伊勢さんはとにかくパワフル。途中ハンドマイクからヘッドセットマイクに替える小休止を挟んで 
すぐに「手裏剣戦隊ニンニンジャー」エンディングへ。でっかい花火を打ち上げるように観客も一緒にわっしょいニンニンと踊ります。 
伊勢さんのコブシを効かせた歌いぶりもさることながら「トッキュウジャー」を歌い終えて

すぐに「ニンジャ祭り」を全編踊り倒すタフさに圧倒されました。

 

ショッカーさんが合流され、伊勢さんを改めてご紹介。 
ショッカーさん「去年は戦隊"魂"に来てくれて、今年はスーパーヒーロー魂に来てくれたイセダイですけど、今日は相方が来てくれてると?」 
伊勢さん「そうですね。相方はさっきまで舞台の袖で『暴れてやるぜ!』って言ってましたからね」 
ショッカーさん「それじゃあ暴れてもらいましょう、大西洋平さんでーす!!」 
大西さん「っこんにちわー!!」 
軽快に挨拶されて大西さんご登場。 
ショッカーさん「こりゃぁ、日本全国で子供たちとふれあってきた『こんにちは』だなっ。どうですか、このステージは?」 
大西さん「熱気が凄いですね。歌う前なのに最高の気分ですよ!」 
ショッカーさん「先日、このライブのリハーサルがあったんですけど、生のバンドとコーラスにとても感動してましたね」 
伊勢さん「凄かったですねあれは」 
ショッカーさん「『凄い! こんな豪華な演奏で歌わせてもらえるんですね……もう一回歌わせてください』って言ってたもんね」 
観客笑。 
ショッカーさん「AJF史上初じゃないですか? リハーサルで自分からもう一回歌いたいって言った人」

 

14:さぁ行け! ニンニンジャー!/大西洋平 
-MC-

 

当時絶賛放送中「手裏剣戦隊ニンニンジャー」オープニング。イントロでは「忍ぶどころか暴れるぜぇええ」と大西さん。 
振り付けを交えながら高揚感を誘う軽やかで疾走感ある歌いっぷりの大西さんに観客も大盛り上がりでした。

大西さんを見送りショッカーさんがご登場。 

ショッカーさん「これまで沢山のヒーローが登場してきましたが、沢山のヒーローを生み出してきた方の一人が石ノ森章太郎先生です。 
        続いての曲は石ノ森先生の故郷宮城県石巻市のヒーローの曲を、我らがアニキ・水木一郎さんが歌ってくださいます!」

 

15:たたかえ!! シージェッター海斗/水木一郎 
-MC-

 

宮城県石巻市の石ノ森萬画館でしか見る事が出来ない映画「シージェッター海斗 特別編」より劇中歌。 
印象的な"海原ババッバーン"ほかドラマチックな曲調を抒情的に歌われる水木さん。 
さらに途中から本物のシージェッター海斗と敵であるファリンクスが登場し、大立ち回りを繰り広げました。

 

水木さんとショッカーさんでトーク。 
ショッカーさん「海斗と戦っていたのはヒメラニアン帝国の怪人ファリンクスでしたけれど……」 
水木さん「これはね、哀しい運命があるんですよ。二人は敵同士で戦ってはいるんですけど、本当は親子なんですよ」 
ショッカーさん「うーわっ」 
水木さん「海斗はヒメラニアンと人間の間に出来た子供なんだけど、海を汚すヒメラニアンと戦っていくんですが、 
     実の父親と戦うことになるんですね。平和が来て親子が一緒に暮らせる日を夢見て戦っているんですね。 
     今歌った『たたかえ!! シージェッター海斗』がこの度、CDになるんですけど。その際にカップリング曲が必要になって。 
     で、石巻と言えば遠藤正明の出身地だし、彼は最初に海斗の歌を歌っているし、海斗と一緒に石巻を盛り上げているんです。 
     先日、仙石線が全然復旧した時のイベントに遠藤と一緒に行った時にメロディが浮かんで、遠藤に『詞を書け』って言ったんです」 
ショッカーさん「いわゆるムチャ振りですね。アニキから頼まれたら遠ちゃんも無理とは言えないですけど」 
水木さん「オレのひらめきなんだけど、遠藤は絶対イイ歌詞がかけると思ったんです。 
     震災でお母さんが一時行方不明になられて、その後自衛隊の方に無事助けてもらったっていう経験もしていますし、 
     お父さんとの事もあるし、故郷の事、ヒーロー、海斗への思いもあるし、遠藤にしか書けないと思ったんです」

 

16:まほろばの群青/水木一郎 
-MC-

 

父と子それぞれの視点からそれぞれへの思いを遠藤さんがつづり、水木さんが情感たぷりの曲を手掛けられた「まほろばの群青」。 
じっくりと歌詞を噛みしめるように表現力の塊になって歌われている姿に、水木さんはバラードに真骨頂があるという事を実感しました。 
途中に海斗とファリンクスが登場し、静かに見つめ会いながらすれ違っていく様子には思わずグッときました。

 

水木さんが退場されショッカーさんお一人に。 
ショッカーさん「ヒーローは強く、時にとても大きいです。ここからは巨大なヒーローを特集したいと思います。 
        暑い沖縄から、暑い東京へ今年もやってきてくれました。前田達也さんのご登場です!!」

17:ウルトラマンパワード/前田達也 
-MC- 
18:この宇宙のどこかに/前田達也 
-MC-

 

サングラスに白いスーツ姿でゆっくりと登場された前田さんが歌われたのは「ウルトラマンパワード」オープニング。 
優しいだけではなく、意志の強さも感じる歌詞を前田さんが、やわらかで宇宙的な歌声で歌われました。 
続いて同じく「パワード」よりエンディング。当方大好きな曲でして、ウルトラシリーズを象徴するような内容の歌詞と 
前田さんの広がりを感じる歌声はライブで聞くと、一層際立って魅力的でした。

 

前田さん「次はこの二人を呼びましょう、石原慎一さん! 風雅なおとさん!!」 
拍手の中、石原さんと風雅さんがご登場。 
石原さん「もう、見た目も何もバラバラですよね」 
観客笑。 
前田さん「三人のユニット名は"三人三様"だよねー」 
石原さん「この三人と言えば、コロムビアバージョンである曲をカバーしてるんだよね」 
観客「ぉぉぉおおぉおおおおおおおおお」 
前田さん「じゃあちょっと、三人で両手で"Vサイン"して」 
三人が両手でVサインをつくりVサインが六つ作られました。 
前田さん「Vが三つでV6!」 
石原さん「なるほど」 
風雅さん「わあー気づかなかった」 
石原さん「V6も随分大人になりましたけど、ここまで大人じゃあないですからね」 
観客笑。

 

19:TAKE ME HIGHER (COLUMBIA Version)/前田達也 石原慎一 風雅なおと 
-MC-

 

このお三方が揃われるという事で今回是非とも聞きたかった一曲。「ウルトラマンティガ」よりオープニングをコロムビア版で。 
原曲はお三方がほぼ全編歌いっぱなしですが、今回はお三方それぞれにパート分けがされており、 
さらにサビなどではハーモニーも加わり、今回ならではのアレンジになっていて目にも耳にも楽しませていただきました。

 

ショッカーさんが登場されお三方とトーク。

ショッカーさん「凄いV6を見たね」 
石原さん「この三人で本家6人分の年齢ですから」 
ショッカーさん「"ジャニーズ"じゃなくて"ジャネーズ"ですね。今日ここにいる4人が楽屋が一緒なんですよ。年齢も近いし。今日は中堅ですよ皆さん」 
石原さん「そうそう」 
ショッカーさん「今日はニンニンジャーの二人が若手ですから」 
石原さん「今日クッシーの歌を聞きながら『♪若さっ若さっって何だ』『隣の楽屋にご用意してございます』」 
観客笑。

 

20:仮面ライダーAGITO/石原慎一 
21:Dead or alive/石原慎一

 

ここからは「仮面ライダー」コーナー。トップは石原さんによる「仮面ライダーアギト」オープニングから。 
静かさに内包している躍動感がたまらない石原さんの歌声の余韻を引きずりつつ、すぐに「仮面ライダー555」初代エンディングへ。 
石原さんは「AGITO」が終わると一旦ステージから退場され「Dead or alive」のイントロの途中から極めて短いデニム地の短パン姿でご登場。 
以前も短パン姿で登場され話題になりましたが、今回はほぼ下着のような短さ。観客の黄色い声援をクールな表情で受けつつ 
ハードな楽曲をスタイリッシュな歌声で、見せつけるように歌われる石原さんのエンターテイナーっぷりを改めて目の当たりにしました。

 

22:BELIEVE YOURSELF/風雅なおと 
23:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ 
-MC- 
24:誰かが君を愛してる/宮内タカユキ


風雅さんのご登場で「アギト」よりエンディング。この曲がSHSで披露されるのは01年"冬の陣"以来、実に14年ぶりです。 
軽やかなステップを交え、伸びやかに突き抜けるような風雅さんの歌いっぷりは爽快の一言です。 
風雅さんに続いては宮内さんのご登場で、迫る緊迫感が魅力の「仮面ライダーBLACK RX」オープニング。 
宮内さんの楽曲の中でも人気曲の一曲なだけに、観客も抜群の盛り上がり見せ、後奏ではショッカーさんも名乗りで参加。 
さらに宮内さんによる曲紹介があり「RX」よりエンディング。手前味噌な話で恐縮ではありますが、「RX」の2曲は 
幼少期から聞いてきた曲なので、今も宮内さんが健在で歌い続けて下さっている有難味を感じつつ、しみじみと聞き入りました。

 

25:ドラゴン・ロード/串田アキラ 
26:男の名は仮面ライダー/水木一郎 
-MC-

 

続いては串田さんのご登場で「10号誕生!!仮面ライダー全員集合」よりオープニング。仮面ライダーZXの登場です。 
串田さんはイントロでZXの変身ポーズを交えつつ、躍動感あるワイルドな歌声を披露されました。 
仮面ライダーコーナーラストは水木さんのご登場で「仮面ライダー(新)」より二代目オープニング。 
ご自身のソロライブでもまず歌われない曲なだけに、イントロが流れた途端に思わず声が出ました。 
頼もしさあふれる水木さんの歌声はたまらないものがあります。

 

ショッカーさん「特撮ソングにはいろんな歌がありますが、ライブを続けている中で良い歌を発掘するのも楽しいものでございます。 
       『あの歌聞きたいな』というのがありましたらどんどんリクエストをお願いいたします。夢は叶います。 
        このライブを運営しているバースデーソングの今の担当者はかなりのアニソンオタクです。かゆい所に手が届きます!」 
観客「おぉぉおおおおお」 
ショッカーさん「さぁ、みなさんまだまだ歌えますかぁあああああ」 
観客「おぉぉおおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「まだまだ盛り上がれますかぁあああああ」 
観客「おぉぉおぉぉぉおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「スーパーヒーローォ!?」 
観客「スピリィィイイイイイイイイイイイイッツ」 
ショッカーさん「このまま一気にラストまで行くぞぉおおおお!」

 

27:救急戦隊ゴーゴーファイブ/石原慎一 
28:特警ウインスペクター/宮内タカユキ ナレーション:ショッカーO野

 

ラストブロックは一曲目は「救急戦隊ゴーゴーファイブ」オープニングで石原さんが出場。 
危機迫る疾走感ある楽曲をパフォーマンス、身のこなしの伊達さとハードボイルドな歌声で魅せる石原さんの格好よさったらありません。 
石原さんに続いては宮内さんのご登場で救急、レスキューつながりで「特警ウィンスペクター」よりオープニング。ショッカーさんもナレーションで参加。 
宮内さんの優しさの中に近未来を感じさせる歌声と、楽曲の高揚感はライブならではの熱気。この二曲の連続にはたまらないものがありました。

 

29:科学戦隊ダイナマン/MoJo 
30:宇宙刑事シャリバン/串田アキラ 
31:男はひとり道をゆく/水木一郎

 

続いてはMoJoさんのご登場で「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。

二番が終わるとショッカーさんがステージ中央で「科学戦隊」の名乗りを披露されました。 
逞しく颯爽としたMoJoさんの歌声と観客の合唱からの一体感はすさまじく、

最後はMoJoさんの音頭で観客と一緒に「ダイナマン!」で絞められました。 MoJoさんからのバトンは串田さんへ続き

「宇宙刑事シャリバン」よりオープニング。「シャイン」や「ダッシュ」での観客の掛け声が楽しいです。 
串田さんは逞しい歌声はもちろん、冒頭の「赤射」ポーズ、中盤でシャリバンの名乗りを交えるなど

パフォーマンスでも観客を魅了されていました。 本編ラストは水木さんによる「快傑ズバット」エンディング。

ラストにこの曲というのが心憎くも実に嬉しく、観客も思わず感嘆の声が上がりました。 
水木さんの小粋な格好良さの中に哀愁を感じる歌声を受けて、

それまでの盛り上がりとはまた違った大合唱になる様子は染み入るラストでした。

 

-アンコール-

 

水木さん、バンドの皆さんが退場されると、観客は良い余韻を引きずりながらアンコール。 
しばらくアンコールが続いていると合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。

 

ショッカーさん「スーパーヒーローォオオオッ!!!?」 
観客「スピリィいいィィィイイイッッ!!!」 
で出演者の皆さん全員を呼び込みます。

 

出演者全員がステージに登場された所で、バンド、コーラスの皆さんがご紹介されました。

 

水木さん「今日は若い子も来てくれて、おおに……大西洋(たいせいよう)君もね」 
大西さん「大西(おおにし)です!」 
ショッカーさん「アニキ、今、最初大西(おおにし)って言えてたじゃないっすか!?」 
水木さん「彼と伊勢君はずっと最初から最後まで舞台の袖で見学してたんだよ」 
観客「ぉぉおおお」 
水木さん「ホントにいい子たちでね。オレの若い頃を思い出したよ」 
ショッカーさん「結局それが言いたいんじゃないですか!?」

 

水木さん「あと、ジャネーズの三人ね。これも素晴らしいかったよね。前田さんね」 
前田さん「ハイ!」 
水木さん「前に出てくれた時にオレの事大好きだって言ってくれたんで。嬉しかったよね」 
ショッカーさん「やっぱり自分なんじゃないっすか!?」

 

水木さん「今日は宮ちゃんも声がとても出ててね。よかったよね」 
宮内さん「ありがとうございます」 
観客拍手。


黙祷


当日、8月15日は第二次世界大戦において日本が降伏した「終戦の日」。この年は戦後70年という節目という事もあり、 
平和に暮らしているありがたさを噛みしめながら出演者、観客全員で一分間の黙祷がささげられました。

 

黙祷を終え、改めて90歳を迎えられた宙明先生をお祝い。

ショッカーさん「今回のAJFのパンフレットでは先生の独占インタビューをカインズの貴日ワタリさんがされています。 
        貴日さんなので他の雑誌では聞けないようなことをたくさん聞いていると思います」 
水木さん「宙明先生、あの男はね、先生にインタビューしながら曲のいい所を盗もうとするんで気を付けてくださいよ」 
観客笑。 
ショッカーさん「自分の弟子を捕まえて何言ってるんですか!」 
水木さん「そういうオレも宙明節を盗む事はあるんだけどね。ナッハッハッハッハッハッハ」

 

今年は日本コロムビアがアニメソング、特撮ソングを発表して50年目。 
来る9月に「日本コロムビア アニメソング50th THE LEGENDS」と題した記念ライブが開催。

今回の出演者では水木さんと串田さんが出演されます。 

ショッカーさん「丁度この日にね、石ノ森先生の故郷、

        石巻の石ノ森漫画館でNHK-FMの『今日は一日特撮ソング三昧』が放送されるんですよ。 
        そちらにはね、慎ちゃんたちも出られるんですよね」 
石原さん「そうですね」 
ショッカーさん「特撮といえばアニキも歌ってますけれど、どうなるんでしょう?」 
水木さん「オレは『アニソン三昧』の時にも出てたし、当日一緒に出るクッシーももちろん特撮をたくさん歌ってるからね。 
     なんかで出ちゃおうかな、オレたち」 
観客「おぉおおおおおおおお」 
水木さん「中継とかね。お願いしてみようかな」 
ショッカーさん「じゃあみなさんはここでライブを楽しみつつFMを聞いていると。その間に慎ちゃんたちが歌うと」 
石原さん「僕以外にも宮内さんとか遠藤も出ますからね」 
水木さん「慎ちゃん、オレがいつ出るかわからないと思うから、自分の出番が終わってもずっとFM聞いててね」 
石原さん「わかりました!」 
観客笑。 

水木さん「あと、クッシーがいつ出るかもチェックしてね」 
石原さん「チェックします!」 
水木さん「クッシー時々変なテレビ出てるから。オレも変なテレビ出てますけど」 
観客笑。

水木さん舌好調。 
ショッカーさん「クッシー、今日はクッシーが座長なんでもうちょっとしゃべってください」 
観客笑。 
串田さん「隙間が無えもん」 
観客大笑。 
水木さん「クッシー、オレはねー喋んなくてよかったんだけどさー。今回最初から喋んなかったんだよね。 
     いつもは歌の間にトークを挟んでどんどんエンジン掛かってくんだけど、最初喋らなかったからもう歌詞は飛ぶしよぅ」 
ショッカーさん「それなの!?」 
水木さん「だからもういいの、ハイ、クッシーしゃべって」 
串田さん「そう言われてもねえ」 
観客笑。 
串田さん「今日は暑いよね、くらいしかないよなぁ」 
観客笑。 
ショッカーさん「でも今日は毎年やってる花火大会がね。無いですから」 
水木さん「そうなんだよ!」 
観客笑。 
ショッカーさん「もう先週やっちゃいましたから」 
水木さん「アレは毎年大変なんだよね」 
水木さん舌好調。

 

石原さんの短パン姿の話。 
ショッカーさん「安心してください、はいてますよ」 
水木さん「楽屋で慎ちゃんと会った時に、ズボンはき忘れてるのかと思ったよ」 
石原さん「ほぼパンツみたいなもんでしたからね……クッシー喋ってないですよ!!」 
観客笑。 
串田さん「もうしゃべるタイミングなくなっちゃったよ」

 

32:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ 水木一郎 MoJo 宮内タカユキ 前田達也 石原慎一 風雅なおと 伊勢大貴 大西洋平

 

「スーパーヒーロー魂」のラストは串田さんが歌われた「太陽戦隊サンバルカン」のオープニング。 
間奏ではショッカーさんがステージ中央に登場され、「太陽戦隊」の名乗りで彩を加えられました。 
串田さんがメインで歌われ、サビでは出演者と観客一緒になって大合唱の様子は大団円にぴったりの光景でした。

 

バンド、コーラスの皆さんがステージ前方に登場され、串田さんの音頭で出演者全員で万歳三唱。 
拍手の中、ショッカーさんの紹介で出演者の皆さんをひとりひとりが退場されていき、

 

ショッカーさん「みんな、楽しかったかァアアアアアアア!!!!?」 
観客「ぉぉおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「また一緒に盛り上がろうぜえええええええ!!!!」 
観客「ぉぉおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「また絶対会おうなぁあああああああああ!!!!」 
観客「ぉぉおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「それじゃあ、約束のっ! スーゥパーァヒィーロぉーォオオオッ!!!?」 
観客「スピリィいいィィィイイイッッ!!!」 
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ、また明日っ!!」

 

ショッカーさんがステージマイクを置き、颯爽と退場していき「スーパーヒーロー魂2015"夏の陣"」は終演となりました。 
毎年AJFでも抜群の盛り上がりを見せるSHS。今年もウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、メタルヒーローの四本柱を軸に 
多くのヒーローたちが登場し、宙明先生卒寿記念特集や、現役戦隊歌手のお二人によるエネルギッシュなステージ、 
シージェッター海斗の登場、カバーバージョンの披露など見所が多くとても盛り上がりました。 
SHSならだからこそ体感できる空間はこれからも是非続いていってほしいと思いました。


 

ゲスト/シージェッター海斗 ファリンクス

 


補足

 

・MoJoさん「今年の夏は凄いもーじょ(猛暑)だったよね」 
 観客笑。 
 MoJoさん「……これくらいしとこう。アニキに怒られちゃう。登山倶楽部に入れとか言われちゃうし。気を付けないと」 
 観客笑。

 

・ショッカーさん「『トッキュウジャー』で飛び込んで来た時にステージ端まで行っちゃってびっくりしたよ」 
 伊勢さん「ボクもあそこまでいくとは思いませんでした」

 

・数日前に行われたリハーサルでは生やしていたヒゲを当日は剃っていた吉岡さん。 
 そんな吉岡さんを見て「ヒゲかっこよかったのに。はやせよー」と残念そうな水木さん。

 

・水木さん「アニソンを歌ってると若くいられると思ってたけど、伊勢君の踊りを見ててね、オレにはできないって思ったね」 
 観客笑。 
 水木さん「NHKでうたのおにいさんをやってた頃は出来たんだけどね。今度伊勢君をおにいさんに推薦しようかなぁ」 
 観客「ぉぉおぉおおおおお」 
 水木さん「オレが歌った『ちょんまげマーチ』を歌ってほしいね」 
 伊勢さん「仕事増えたぞぉおおおおおおお!!」 
 観客「ぉぉおおおおおおおおお」 
 大西さん「オレも欲しいぞぉおおおおおお!!」 
 観客「ぉぉおおおおおおおおお」

 

・水木さん「『海斗』のCDの売り上げは石巻に寄付するんですけど。売れてくれると遠藤が一番喜ぶと思うんです。 
     遠藤自身には一銭も入らないんですけど『オレは石巻の為にやったぞー!』って思えるからね」

 

・今回はアンコール後、出演者の皆さんからの一言コメントは無し。 
 その分、水木さんが舌好調。トーク中に出演者の皆さんに触れられるという珍しい回でした。

 

・MoJoさん「NO MORE WAR ですねっ!!」 

bottom of page