top of page

スーパーロボット魂2015"春の陣" 2DAYS 一日目 
15.4.28 Zepp Tokyo

 

出演/MIQ 森口博子 鮎川麻弥 川添智久 米倉千尋 麻倉あきら 福山芳樹 笠原弘子 松澤由美

 

初参加/柿島伸次 コミネリサ

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/SUPER ROBOT SPECIAL BND(G.松尾洋一 B.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原博) 
    B.川添智久  Ag.柿島伸次  G.福山芳樹

 


毎年4月29日に開催されているロボット作品のアニメやゲームの歌を中心に扱うライブ「スーパーロボット魂」。 
アニメソングライブの草分け的存在として1997年よりはじまった本ライブも18年目でございます。 
2013年より28日と29日の二日間公演が行われるようになりました。


今回は一日目、28日に行われた、いわゆる「リアル系」ロボットの楽曲が主になっているライブのレポートです。

会場は「スーパーロボット魂」をはじめとした「ANIME JAPAN FES」東京公演のメイン会場になっている

お台場にあるライブハウスZepp Tokyo。 
ステージ上の中央にはステージ後方から前方にかけて花道が用意され、左右にはバンド、コーラスのブース。 
そしてライブのロゴマークがあしらわれた幕がステージ後方に掲げられていました。

 

-MC-

 

ぞくぞくと観客が入場して行き、開演時間になると司会のショッカーO野さんがご登場。 
ショッカーさん「スゥーパァーロボットォゥ!?」 
観客「スピリッィイッツ」 
という本ライブではおなじみとなっている合言葉を交わされました。 
バンドの皆さんも登場されセッティングされる中、まずはショッカーさんがトーク。

 

・2015年は昭和生まれにとってはSFの世界。 
 ショッカーさん「♪時は2015年~という『ジェッターマルス』の歌もありましたが、もう2015年ですよ。

        現実がSFを越える時代になりました!」

ショッカーさん「さぁ、みんなぁ!! 準備はいいですかぁああああ!!」 
観客「おおおおおおおおおおぉぉおおお!!」 
ショッカーさん「準備はいいかぁああああ!!」 
観客「おおおおおおおおおおぉぉおおお!!」 
ショッカーさん「スゥウパァーロボットォッ!?」 
観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」 
ショッカーさん「はじ・まり・まっす!!」

 

00:SE 
01:熱風! 疾風! サイバスター/MIQ 
-MC-

 

一曲目はMIQさんのご登場で、ゲーム「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より風の魔装機神・サイバスターのテーマ。 
今回はゲーム「第4次スーパーロボット大戦」でMIQさんが歌われた疾走感あるオリジナル版での披露。 
これまではアルバム「スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション」で水木さんと影山さんがカバーされたアレンジで 
披露されてきただけに、オリジナルシンガーのMIQさん版のアレンジで聞く事が出来とても嬉しかったです。

 

ショッカーさんが合流されお二人でトーク。 
MIQさん「この曲はいつもアニキ、ミッチ、影ちゃんの4人で歌ってるじゃない? しかもキーが男声に合わせてるのよ。 
      だから今日、はじめて自分のキーで歌う事が出来て歌しかったよー!!」 
ショッカーさん「そうなんですよ! 『スーパーロボット魂』史上、MIQさんのオリジナル版が歌われたのは今が初めてですよ!!」 
観客「ぉぉぉおおおおお」 
ショッカーさん「以前はね、途中でクッシーが加わってMIQ姉と二人でデュエットってのもありましたけどね」 
MIQさん「あの時も楽しかったし、四人で歌うときは四人で歌うときで楽しいのよね」

 

02:ダンバインとぶ/MIQ 
03:風のノー・リプライ/鮎川麻弥 
04:嵐の中で輝いて/米倉千尋 
05:STAND UP TO THE VICTORY~トゥ・ザ・ヴィクトリー~/川添智久 
-MC-

 

続いてはMIQさんが歌われたのは「サイバスター」とは縁深い作品「聖戦士ダンバイン」オープニング。 
MIQさんが観客に歌の冒頭にある「♪オーラー」の部分を扇動されていたのが新鮮でした。 
がらりと雰囲気が変わるイントロが流れ、鮎川さんによる「重戦機エルガイム」二代目オープニング。 
さわやかでしなやかな鮎川さんの歌声にのせて、「Say MarkII」等での振付の揃いぶりは壮観です。 
照明が観客をまぶしく照らす中、OVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」のオープニングで米倉さんがご登場。 
米倉さんがポジティブな歌声とステージングで観客を大いに盛り上げた後は

、マイクスタンドが用意され、ベースを携えた川添さんがご登場。 
「機動戦士Vガンダム」初代オープニングを高ぶる歌声で披露され、間奏の「Stand UP!!」は観客とのコール&レスポンス状態になり、 
原曲以上に「Stand UP!!」の応酬となり、より一層盛り上がりました。

 

ショッカーさん「さぁ、コーナーはいつもまにか『ガンダム』に突入しています。

        『ガンダム』もシリーズが沢山ありますね。ファースト、Z、ZZ…いっぱいです」 
観客笑。 
ショッカーさん「あとはGとかXとかアマゾンとかストロンガーとか…」 
観客笑。

 

ここで今回がSRS初登場の柿島さんを呼び込みお二人でトーク。 
エレアコ(エレキアコースティックギター)を携えた柿島さんの為に、スタッフさんがマイクスタンドをセッティング。 
ショッカーさん「柿島さん、まぁ、僕らはかっきーさんと呼んでいるんですが、みんなもせーので『かっきー』せーのっ!!」 
観客「かっきぃいいいいい!!」 
柿島さん「……こんにちは。いやぁ、なんか嬉しくて恥ずかしいですね」

ショッカーさん「かっきーさんは色々な方に楽曲を提供されているんですけど、一番びっくりしたのは、えー……中学校が同じでした」 
柿島さん「そうなんです」 
観客笑。 
ショッカーさん「びっくりして」 
柿島さん「まさか同じ校舎で学んだとは思わなかったですね」 
この後、担任の先生や、校長先生、専科の先生などで共通の先生を探そうとするもなかなか見つからず。 
柿島さん「っ共通点がないっ。美術の先生は誰でした?」 
ショッカーさん「美術? ○○先生!」 
柿島さん「○○先生!」 
ショッカーさん「おっ!?」 
柿島さん「すみません、違う先生でした」 
観客笑。 
ショッカーさん「後で楽屋でじっくりやりましょう」

 

06:PLACES IN THE HEAR/柿島伸次 
07:TIME IS ON MY SIDE/コミネリサ 柿島伸次 
-MC-

 

ショッカーさんの曲紹介を受け、柿島さんが歌われたのは、OVA「機動戦士ガンダム MS-IGLOO2 重力戦線」よりエンディング。 
バラードを歌う際の柿島さんが見せる哀愁が込み上げるような歌いぶりがとても素敵。

その余韻もそのままに、コミネさんが花道からご登場。OVA「GUNDAM EVOLVE../」より「TIME IS ON MY SIDE」。 
柿島さんもギターとコーラスで参加されました。コミネさん独特の雰囲気ある歌声で歌われ、実に魅力的でした。

 

コミネさん「みなさんはじめまして、コミネリサでーす」 
観客拍手。 
コミネさん「すみません、いきなりバラードで盛り下げちゃって」 
観客笑。 
柿島さんが拍手で見送られ、コミネさんお一人に。 
コミネさん「みなさん、平日ですのに、おいで頂き、ありがとうございますね」  
観客笑。

 

08:tears/コミネリサ 
-MC-

 

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションII それぞれの剣」でエンディングとして使われ、

シリーズの要所で使われている曲。 願いと祈りが込められた歌詞を笑顔で歌われるコミネさんの歌声は、

やわらかくも力強くとても温かに会場を包み込んでいました。

 

ショッカーさんが登場され、改めてコミネさんをご紹介。

ショッカーさん「コミネさんはご出身が……」 
コミネさん「栃木なんですよ。今日、栃木から来てくれている方いらっしゃいますかね?」 
客席の方々で挙手。 
コミネさん「いっぱいいますねー」 
ショッカーさん「おぉ、ここにも、そこにも、あそこにも、エロイムエッサイム……」 
観客笑。

ショッカーさん「栃木大好きですよ。いい所ありますよね。岩船山とか」 
コミネさん「ずいぶんマニアックですね」 
ショッカーさん「もう岩船山がなかったら『スーパー戦隊』も『仮面ライダー』もありませんからね」 
観客笑。 
ショッカーさん「日本の特撮は岩船山にかかってますから」 
コミネさん「わかりましたー。岩船山、ばんざーい!!」 
観客笑。

コミネさんを送り出し、ショッカーさんお一人に。 
ショッカーさん「ここまで『機動戦士』がきましたが、ここからは『機動……警察』いっちゃおうかな?」 
観客「おぉぉおおおおおお」 
ショッカーさん「実物大が出来たり、ちょうど今週末に劇場版が公開されますからね」

 

09:コンディション・グリーン~緊急発進~/笠原弘子 
-MC- 
10:勇気を翼にして/笠原弘子

 

「機動警察パトレイバー」コーナーは笠原さんのご登場で、テレビアニメ版2代目オープニングから。 
歌詞になぞらえた緑の照明の中でさわやかに歌われ、自己紹介と水分補給を挟み、続いては劇場版一作目より「勇気を翼にして」。 
軽快な曲調の中、笠原さんははつらつとした歌声で伸びやかに歌われていました。

 

11:PATLABOR'99/MIQ 
-MC-

 

アメリカンポリス風のお帽子のMIQさんが「私のパトレイバーも聞いてねっ!」と登場され、

歌われたのはOVA「PATLABOR MOBILE POLICE」より。 主人公泉野明の芯の強さを思わせるMIQさんの歌いっぷりがたまりません。

当方、ずっと聞きたかった曲だったので大変嬉しゅうございました。

 

ショッカーさん「さぁ『機動警察』の次は『機動戦艦』にいきましょう!!」 
観客「ぉぉぉおおおおお」 
ショッカーさん「松澤由美ちゃんの登場です! 『YOU GET TO BURNING』!!」

 

12:YOU GET TO BURNING/松澤由美 
-MC-

 

頭の花飾りが印象的なご衣裳で松澤さんが登場され、歌われるのは「機動戦艦ナデシコ」よりオープニング。 
松澤さんの涼しげではつらつとした歌声は、放送当時よりもさらに磨きがかかったように思えました。

 

松澤さん「次の曲はスパロボで初めて歌うんですけれども。映画『ナデシコ』の主題歌『Dearest』のカップリング曲です」 
観客「ぉぉおおおおおお」 
松澤さん「この曲は『YOU GET TO BURNING』から3年後の成長した姿をイメージして作られた曲です」

 

13:ROSE BUD/松澤由美 
-MC- 
14:Dearest/松澤由美 
-MC-

 

続いては劇場版「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」から2曲続けて。 
「ROSE BUD」では冒頭の歌詞に合わせて照明が紫色になる演出から始まり、激しい曲ながら憂いを感じる松澤さんの歌声が特徴的。 
曲紹介を挟んで歌われた「Dearest」では雰囲気ががらりと変わり、松澤さん独特のはかなさあふれる歌声が会場を包み込みました。

 

ショッカーさん「機動、機動、機動ときましたが、あと機動ってつくのは何ですかね。 
       『機動刑事』ならあるんですけど……あれは特撮だし、今日はクッシー来てないし」 
観客笑。 
ショッカーさん「ではここでどーんと"軌道"修正しまして、時空を超える『超時空』に行こうと思います!」 
ここでショッカーさんに呼びこまれて福山さんがご登場。スタッフさんによってマイクスタンドなどがセッティングされました。 
ショッカーさん「せーので"福ちゃん"。せーのっ!!」 
観客「ふくちゃぁああああああああああん」 
福山さん「すごいなぁー。なーんだーい?」 
ショッカーさん「今日はケガしてない?」 
福山さん「なんか、会うたびにソレ言われるんですけど。オレ、1回だけですからね"鎖骨ボンバー"したのは」 
観客笑。

ショッカーさん「最近はやっぱり情熱的に(J)熱い(A)ミュージシャン(M)の皆さんと世界を駆け巡っているんですか?」 
福山さん「そうですね。先週末もJ・A・Mの皆さんや、他のアニソンの団体の皆さんと一緒に台湾に行って来まして、 
     地方色豊かな食事をしてきました。もうノー・モア・油。日本食が恋しかったです」 
観客笑。 
ショッカーさん「そんな福ちゃんが日本に帰ってきてくれました。みんな、ヤツの歌をきけぇえええええええ!」 
観客「おぉおぉおおおおお!」 
福山さん「OK!!!! 『SEVENTH MOOOOOOON』」

 

15:SEVENTH MOON/福山芳樹 
-MC-

 

「超時空要塞マクロス」シリーズより、まずは「マクロス7」よりオープニング。照明が会場を紫のパノラマよろしく紫色に染めます。 
福山さんのシャープで高揚感を誘う歌声はもちろん、しなやかなギターのテクニックにも目を奪われました。

 

福山さん「やっぱり皆様凄いですね。スパロボ独特のこの雰囲気『帰ってきたなぁ』と思いますね。 
     今年はですね、『マクロス7』なんと20周年になるんですねー」 
観客拍手。 
福山さん「実はコレ、去年も言ってたんですね。なんでそんな事になったかっと申しますと、 
    『マクロス7』は21年前の10月から始まって20年前の9月まで放送していたんですね。 
    つまりは足掛けで20周年になるんですよ。これはなかなかにズルい算数でございますよ」 
観客笑。

福山さん「『マクロス7』にはドカーンとした曲、♪ダイナマイッ!! とかもありますけどもね。 
    ちょっと静か目の曲をここで初めてやってみたいと思います。挿入歌もいろいろあるんですけどね、 
     今回ちょっとやってみたくて、むりやりお願いして歌わせてもらいますよ。 
     知ってる人もいると思いますが、知らない人は『マクロス7』のビデオの中頃を借りてみてもらうと、よく流れている曲です」

 

16:REMEMBER 16/福山芳樹 
-MC- 
17:約束(プロミス)/笠原弘子

 

「マクロス7」よりギターの音色が鮮やかな青春回顧曲「REMEMBER 16」。

激しい曲の時とは好対照の繊細でさわやかな福山さんの歌声を堪能。 
福山さんと入れ替わりにショッカーさんが登場され、続いての曲紹介。マクロスシリーズ続いては笠原さんのご登場。 
OVA「超時空要塞マクロスII-LOVERS AGAIN-」より二代目エンディングを、しっとりとした歌声で披露されました。

 

・笠原さんが退場され、スタッフさんによってセッティングがされていく中、ショッカーさんがご登場。 
・バンドとコーラスのみなさんも退場され、続いてはアコースティックコーナー。

・今回のユニット名はレコード会社にちなんで「王様と勝利者 KING & VICTORS」。 
 メンバーはMIQさん、森口さん、鮎川さん、川添さん、米倉さん、福山さん、笠原さん、柿島さんの皆さん。 
 そのうち楽器は川添さんがベース、福山さん、柿島さんがアコギ、米倉さんはエレキギターを担当されていました。 
・ショッカーさん「近頃、婚活で話題の森口さん!」 
 フジテレビ系「ライオンのごきげんよう」に出演した際に婚活について語った森口さん。 
 その後、週刊誌で「狙いはセレブ社長」等と報じられていました。 
 森口さん「そうなんですよー。でも事実と異なった報道ですねー。私が狙ってるのは"セレブ婚"ではなく"共働き婚"です!」 
 ショッカーさん「いいですね"共働き婚"。みんな、チャンスあるよ!!」 
 森口さん「ウワサを信じないでくださいね」

・王様と勝利者 KING & VICTORSの皆さんはそろいのライブTシャツ姿。 
 鮎川さんや米倉さんが着ていたTシャツは独自のアレンジが施されていました。なんでも川添さんのスタッフさんの手によるものだとか。 
 ショッカーさん「え? だってこのTシャツって今日、ライブがはじまる前に配られたんですよね? こんな短時間でできちゃうんですか?」 
 鮎川さん「そうなんですよ」 
 川添さん「でも、僕のTシャツは何もされてないんですよ」 
 ショッカーさん「なるほど、自分の所には厳しいんですね」 
 観客笑。

・ショッカーさん「これまでは『機動戦士』『機動警察』『機動戦艦』と来て今は『超時空』ですので、

        そのまま超時空つながりで行きたいのですが」 
 福山さん「そうですねー。ここらで超時空も頑張らないとねー。ねえひろこちゃん!」 
 森口さん「??」 
 笠原さん「??」 
 ショッカーさん「そうだ、二人ともひろこだっ」 
 MIQさん「カサヒロとモリヒロがいるんだよ」 
 森口さん「どっちのひろこ? 若い方のひろこちゃん?」 
 ショッカーさん「幸せな方のひろこと不幸せな方のひろこがいますけど」 
 観客笑。 
 森口さん「ちょっとみんな笑うってどうよー!」 
 福山さん「えっと、不幸せな方ってのはガンダムを歌っている方ですよね?」 
 森口さん「ちょっとー失言ー!」 
 福山さん「どわはははは」 
 ショッカーさん「まさにキングレコードとビクターの対決が!」 
 観客笑。 
 ショッカーさん「冗談はさておき、大切なのは対決ではなく"愛"ですね」

 

17.3:愛・おぼえていますか・1/王様と勝利者 KING & VICTORS 
-MC-

 

ショッカーさんの曲紹介で演奏が始まったのですが、若干の違和感。

 

鮎川さん「ちょっとまって。なんかチューニングが……」 
柿島さん「ちっひー、カポ(ギター用の演奏補助具カポタスト)付けるの忘れてない?」 
米倉さん「あっ!!!」 
福山さん「ありがとうございました。ただいまのは『愛・おぼえていますか・1』でした」 
観客笑。 
米倉さん「失礼しました!」 
ショッカーさん「大丈夫ですか? カポ・おぼえていますか?」

 

17.5:愛・おぼえていますか・2/王様と勝利者 KING & VICTORS 
-MC-

 

改めて演奏が始まり、鮎川さんが歌いだされたのですが、歌いづらそうになって一旦ストップ。

鮎川さん「ごめんなさい!」 
森口さん「先生! どうしました?」 
MIQさん「愛があふれすぎちゃった?」 
ショッカーさん「ちょっとまてちょっとまって鮎川さん (お笑い芸人8.6秒バズーカさんのラッスンゴレライの節で)」 
鮎川さん「……ホントにごめんなさい!」 
福山さん「みんな、オレたちでテンポを合わせるから手拍子はちょっと待っててくれたまえ!」 
ショッカーさん「拍手はステージの方でなんとなく合図しますからね」 
福山さん「みんな、頼むぞ!!」 
ショッカーさん「大丈夫。みなさんも出演者ですからね!!」

 

18:愛・おぼえていますか/王様と勝利者 KING & VICTORS 
-MC-

 

「マクロス」コーナーのシメは映画「超時空要塞マクロス~愛・おぼえていますか~」より、

何万年も昔に異星人達の街で流行った当たり前のラブソング。 
女性陣が順番に歌い継がれ、サビで男性陣がコーラスで参加されました。2番が終わり再びサビの繰り返しになった所で 
メンバーから手拍子と一緒に歌うよう指示があり、会場全体で大合唱となりました。

 

・ショッカーさん「さぁ、超時空から再び『機動戦士』に戻りたいと思いますが、このシリーズもいろいろございます。 
        えー『ガンダム Gのレコンギスタ』」 
 観客「おぉぉおおおおおおおおおおおおお!!」 
 MIQさん「レコンギスタってどういう意味? スタジオ? Aスタ、Bスタ、レコンギスタ?」 
 ショッカーさん「……えー、スルーします」 
 観客笑。

 

19:Gの閃光/王様と勝利者 KING & VICTORS 
-MC-

 

ガンダムシリーズ最新作「ガンダム Gのレコンギスタ」より元気なエンディング。待っていたから歌うでしょ! 
男性陣を皮切りに、女性陣が高らかに歌われ、サビの観客も一緒になっての大合唱になる光景は音楽の回帰を感じました。 
特にアコギを元気にかき鳴らす福山さんと柿島さんがとても楽しそう。今回ならではの一幕、見たくなったでしょ!

拍手の中、王様と勝利者 KING & VICTORSの皆さんが見送られ、スタッフさんが機材をお片付け。

 

ショッカーさん「さぁ、いよいよ後半戦!! このまま『機動戦士』が続いてきます! 
        久し振りに帰ってきてくれました! 麻倉あきらさんの登場です!! 『DREAMS』!!」

 

20:DREAMS/麻倉あきら 
-MC-

 

高揚感を誘う電子音の中、花道から麻倉さんが颯爽と登場され「機動新世紀ガンダムX」より初代オープニング。 
パワフルかつしなやかな歌声もさることながら、すらりとした長身での力強いパフォーマンスも印象的でした。

 

麻倉さん「今日みんな得したねー。さっきのアコギ。なかなか見れないよね」 
観客笑。 
麻倉さん「さっき歌ったのは『ガンダムX』の最初のオープニング。もう一曲あるよね?」 
観客「おぉおおおおおおおお」  
麻倉さん「……じゃあサヨナラー」 
観客「ぇええぇぇええええええええええ」 
麻倉さん「ウソウソ~」

 

21:Resolution/麻倉あきら 
22:MEN OF DESTINY/MIQ 
23:Ζ・刻をこえて/鮎川麻弥 
-MC-

 

続いては「機動新世紀ガンダムX」より二代目オープニング。伸びやかな麻倉さんの歌声を堪能した後は、 
MIQさんが登場され、OVA「機動戦士ガンダム0083」二代目オープニングへ。 
哀愁漂う戦士の姿を凛とした歌声で歌われ、続いては鮎川さんによる「機動戦士Zガンダム」初代オープニング。 
鮎川さんはライブならではのコール&レスポンスを交えて大いに盛り上げられていました。

鮎川さん「先程のアコギコーナーでは失礼をいたしました。なんとか立ち直ってまいりました」 
観客拍手。 
鮎川さん「おかげさまで、去年デビュー30周年を迎えることが出来ました」 
観客拍手。 
鮎川さん「これからも心を込めて歌を届けていきたいと思います!」

 

24:星空のBELIEVE/鮎川麻弥 
25:水の星へ愛をこめて/森口博子 
-MC-

 

続いて鮎川さんが歌われたのは「機動戦士Zガンダム」エンディング。鮎川さんはしなやかにさわやかに歌われていましたが、 
最後の部分の歌詞が出てこず、「ラララ」と歌われるという、珍しいハプニングが起こる一幕もありました。 
森口さんが登場され、同じく「機動戦士Zガンダム」より、森口さんのデビュー曲でもある二代目オープニング。 
透き通るような歌声で観客を魅了されたそのお姿は、テレビでのバラドルとしてのご活躍とはまた違った魅力でした。

 

・森口さん「盛り上がってますかー?」 
 観客「おぉぉおおおおおおおお!」 
 森口さん「これがスパロボですよねー。この皆さんの男臭い『うぉぉおおおお』を聞くと帰ってきたなぁと思いますね。 
      そして女子も男子に交じって『きゃああぁああああ』って言ってるのがたまりませんね」 
・森口さん「今聞いていただいた『水の星』は私が17歳の時に歌ったデビュー曲です。ですので、ちょうど今から10年前ですね」 
 観客笑。 
 森口さん「気持ちは17歳。でもこの曲でデビューして今年で30周年を迎えます!!」 
 観客拍手。 
 森口さん「ヤバい泣きそう。おかげさまで皆さんに支えて頂き今日まで歩いてこれました。ありがとうございます!!」

 

26:銀色ドレス/森口博子 
-MC- 
27:ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~/森口博子 
-MC-

 

続いての森口さんの曲は「Zガンダム」より劇中でも印象的に使用された挿入歌「銀色ドレス」。 
サビの「♪ドレス着て(ドレス着て)」では観客へマイクを向けて追っかけを誘導する場面もありました。 
30周年の新曲とコンサートのお話をされてから、ガンダムコーナーのラストは映画「機動戦士ガンダムF91」より主題歌。 
強くやさしい歌声はライブで聞くと広がりを感じます。最後の「peace forever」では指をピっと掲げる振り付けも。

 

ショッカーさん「みんなぁああ、まだまだ歌えるかァアアア!!?」 
観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「歌えるかぁああああああああ!!!」 
観客「おおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお!!」 
ショッカーさん「スゥウーゥパァァアアア・ロォ・ボ・ッ・ト・ォッ!?」 
観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」 
ショッカーさん「ラストブロック、まずはこの男に登場してもらいましょう!! 
        ガンダムが続きましたが、続いては富野監督つながりで『キングゲイナー・オーバァアア!』」

 

28:キングゲイナー・オーバー!/福山芳樹 
29:10 YEARS AFTER/米倉千尋 
30:未来派Lovers/笠原弘子 
31:夢色チェイサー/鮎川麻弥 
32:エルガイム-Time for L-GAIM-/MIQ

 

ラストブロックのトップは福山さんによる「OVERMANキングゲイナー」よりオープニング 
原曲以上に高揚感を掻き立てる福山さんの歌声とオープニングの映像よろしく踊る観客はライブならではの光景。 
続いては米倉さんのご登場でOVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」エンディング。 
ひたすらに明るい米倉さんの歌声とパフォーマンスの後は、笠原さんによるOVA「PATLABOR MOBILE POLICE」よりオープニング 
どこか中華な雰囲気漂う小気味よい楽曲と弾む笠原さんの歌声を味わった後は、鮎川さんによる「機甲戦記ドラグナー」初代オープニング。 
しなやかで色香漂う鮎川さんの歌声と疾走感ある曲調で大いに盛り上がり、ラストはMIQさんの「重戦機エルガイム」初代オープニング、 
へヴィでハードな楽曲を、哀愁が込めて一気に高音域を歌うMIQさんのカッコイイことったらなかったです。

 

-アンコール- 
-MC-

 

MIQさん、バンド、コーラスの皆さんが拍手の中、退場されると拍手がアンコールへ。 
しばらくすると観客のアンコールにショッカーさんが合いの手を入れながらご登場。 
観客と一緒に出演者全員を一気に呼び込みます。 
ショッカーさん「呼んでくれるのはもちろん皆さんです!! スーパーロボットォオオゥ!!」 
観客「スピリィイィイイイイイイイッ!!」 
拍手の中、出演者の皆さんが続々とご登場。

 

・ここでバンド、コーラスのみなさんをショッカーさんがご紹介。 
・腰痛と四十肩と戦う男、ガンタさん。 
・ショッカーさんの誘導で出演者の皆さんから一言ずつコメント。 
・柿島さんとショッカーさんは理科の先生が同じ。ルパン三世似の先生だったとか。 
・福山さん「今回はアコギコーナーをすっげぇ練習したんですよ。普段の倍以上に。 
     なんか新バンド結成くらいの勢いで練習したんで、すっげぇ楽しかったです」 
・鮎川さん「今日は冥土の土産にと私の両親が来てくれたんですけれど、私がいろいろやらかしてしまいまして。 
     冥土の土産所じゃなくなってしまいました」 
 観客笑。 
 鮎川さん「一から出直して頑張ります!!」

・MIQさん「客席とステージとの一体感がたまりませんね。明日に向けてがんばります!!」

 

33:熱風! 疾風! サイバスター/MIQ 森口博子 森口博子 鮎川麻弥 川添智久 米倉千尋 麻倉あきら 
              福山芳樹 笠原弘子 松澤由美 柿島伸次 コミネリサ

 

「スーパーロボット魂2015"春の陣" 2DAYS」一日目のラストを飾るのは「ボーカルコレクション」版アレンジの「サイバスター」。 
イントロではMIQさんによる水木さんさながらの「サイバスタァアアアアアア」の投げ込みがありました。 
出演者の皆さんが一節ずつ順番に歌っていく中、パワー系の歌声の川添さん、福山さん、米倉さん、麻倉さん、柿島さんは抜群の安定感。 
鮎川さん、森口さん、笠原さん、松澤さん、コミネさんなどしっとりとした歌声の方が雄々しく歌われているのがとても新鮮でした。 
ソロパートのトリを務めたMIQさんは高音から一気に低音へ歌い変えるアクロバティックなアプローチをされていました。

 

拍手が続く中、バンド、コーラスを含めた出演者の皆さんがステージ前方に集合し、MIQさんの音頭による万歳三唱。 
ショッカーさんのナビゲートで出演者の皆さんが順番に退場され、ショッカーさんお一人に。

 

ショッカーさん「みなさん楽しんでくれましたかァアアア!!?」 
観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「また来てくれますかぁああああああああ!!!」 
観客「おおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお!!」 
ショッカーさん「約束のぉッスゥウーゥパァァアアア・ロォ・ボ・ッ・ト・ォッ!?」 
観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」 
ショッカーさん「……ショッカーO野でしたっ、また明日!!」

 

ショッカーさんが颯爽と退場され、閉演のアナウンスが流れる中、

「スーパーロボット魂2015"春の陣" 2DAYS」一日目は終演となりました。 
今回は昨年の同公演と比べても演目自体はそれほど変化はなかったものの、 
「機動戦士」「機動警察」「機動戦艦」「超時空」としっかりと区分けされていたのが印象深く、 
その中で「勇気を翼にして」「PATLABOR'99」「ROSE BUD」など、普段はまず聞く事が出来ない楽曲が披露されたり、 
初参加の柿島さん、コミネさんを中心にスローテンポの楽曲も多く歌われ、より"聞く"ライブという面も強調されたように感じました。 
個人的には本公演の一ヶ月前まで放送されていた「Gのレコンギスタ」の「Gの閃光」が歌われた事がとても感慨深かったです。

 

 


補足

 

・開演前のショッカーさんによる2015年ではロボットアニメつながりでぜひエヴァンゲリオンにも触れて頂きとうございました。

 

・ショッカーさん「昨日ね、ファウに会いましたよ」 
 MIQさん「ファウってあの可愛いファウ?」 
 ショッカーさん「そうそう。ファウって言っても皆さんも色々なファウがいるからわからないかもしれませんね。 
         『聖戦士ダンバイン』のチャム・ファウ役を演じられた川村万梨阿さん」

 

・「STAND UP TO THE VICTORY」ではベースを川添さんが担当されるので、吉岡さんは観客と一緒に「Stand UP!!」されていました。

 

・ショッカーさん「コミネさんは普段、何て呼ばれてるんですか?」 
 コミネさん「ヤギちゃんとかですかね」 
 ショッカーさん「ヤギちゃん! ヤ、ヤ、ヤギちゃん!」 
 コミネさん「あとは、コミネとかですねー」 
 ショッカーさん「えーっと……どうしましょう?」

 

・福山さん「『マクロス7』では30曲くらい歌いましたかね。バサラの声優の林延年、現・神奈延年がですね、 
      『福山さん、今回、ずっと福山さんの歌でオレしゃべるところなかったんだよ』なんて言われたこともありましたね」 
 観客笑。

 

・今回のアコギコーナーのコーラスアレンジは鮎川さん。 
 ショッカーさん「まるで音楽の先生ですね」 
 鮎川さん「そんなことないですよ。コーラスをちょっとやっただけですよ」 
 ショッカーさん「いえいえ。先生ですよ。柿島さん、音楽の先生は誰だったっけ?」 
 柿島さん「えっと…●○先生…」 
 ショッカーさん「あー残念。×◎先生!」

 

・「キングゲイナー」でのギターの松尾さんのソロパートになると、 
 「松尾のギターを聞けぇえええ!!」、「ウマい!!!」、「速ァアアイ!!」と 
 松尾さんを讃えまくり、観客をアジテートしまくっていた福山さん。

bottom of page