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340スズキ♪ presents 「歌祭40 ~吉田仁美の巻~」
15.4.17 Naked Loft

 

出演/吉田仁美

 

司会/鈴木美潮

 

演奏/カラオケ

 

読売新聞の記者であり特撮ヒーロー好きな鈴木美潮さんが主宰されている、 
特撮関係者を招き、お酒を飲みながらゲストのひととなりと伺いつつ、 
普段歌わないような楽曲をカバーしてもらう独特なトークイベント「祭」シリーズ。

 

そんな「祭」シリーズの中でも歌手の方々にスポットを当てた「歌祭」シリーズも今回で40回目。 

毎回、その会の出演者から次回の出演者へのリレー形式で数珠つなぎにバトンが渡されていく中、 
今回は、サイキックラバーのIMAJOさんからのバントで吉田仁美さんのご登場です。

 

幼少期から子役として活躍され、2001年からはNHK教育(現・Eテレ)の

「うたっておどろんぱ!」第三シリーズにうたのおねえさんとしてご出演。 
その後アニメ「そらのおとしもの」シリーズやアニメ「プリキュア」シリーズなどで主題歌などを歌われるほか、 
声優としても映画「カーズ」の吹替やアニメ「家庭教師ヒットマンREBORN!」、アニメ「ジュエルペット」シリーズ 
アニメ「いとしのムーコ」「おまかせ! みらくるキャット団」などに出演されたり、舞台、ミュージカルにも多く出演されています。 
堀江美都子さんが座長を務めるライブ「アニソン女子部」にも2008年より参加されており、

しっかりはっきりとした歌とパフォーマンス、

そして同じ"ひとみ"である三重野瞳さんとの掛け合いも見所になっているお方です。

 

「歌祭」は歌の祭りですが、基本的にトークライブですので、詳しい内容は省略します。 
来場された方だけのお楽しみです。

 

会場のライブハウスNaked Loftは「歌祭」シリーズのホームグラウンドである居酒屋形式のライブハウス。 
今回だけの限定メニューとして、ピーチツリーとアセロラに桃の果肉が入ったカクテルの 
40回記念のスペシャルドリンク「Sweet 40」が販売されました。

 

その後、スタッフさんにより、お店の説明とイベントに関する諸注意がされ、 
司会の美潮さんがご登場。近況や今後の「祭」シリーズの展開の告知があり、吉田さんが呼びこまれます。

 

01:特捜戦隊デカレンジャー (1C) 
-MC-

 

サイキックラバーのIMAJOさんからのバトンという事で特撮「特捜戦隊デカレンジャー」よりオープニング。 
吉田さんは突き抜けるようにはつらつとした歌声で歌われていました。

 

・とても緊張されている様子の吉田さん。 
・美潮さん「なんかこうして並んでいますと学校の先生と生徒みたいですね」 
 吉田さん「先生ー。こんな先生がよかったー」 
・お酒が飲めない吉田さん。「Sweet 40」の酒抜きを注文。 
・ここで観客と一緒にカンパイ。 
・3歳から6歳までドイツで過ごした幼年期。 
・姉に勝手に喧嘩を挑んで勝手に負けて勝手に泣く。 
・ドイツの人は子供好き。 
・絵本で見た魔女みたいな人がいっぱい。 
 吉田さん「赤毛のもじゃもじゃで、鼻がとがっていて、語気が荒くて、声が大きいんですよ」 
・家に引きこもって空想にふける。 
・クウちゃんとケイトちゃんという妖精さんと遊ぶ日々。 
・チョコとグミばっかり食べていました。 
・吉田さん「いろんなグミがあるんですけど、まっずいのもあるんですよ」 
 美潮さん「黒いやつでしょ」 
 吉田さん「そうですそうです。あれを必ず一個買って『まっず』ってなってから美味しいのを食べるんです」 
 美潮さん「『美味しいの食べて幸せー』っていう確認作業ですね」

 

02:ベルリンの赤い雨 (ブロッケンJr.のテーマ) (1C) 
-MC-

 

ドイツがらみの曲ということで、マネージャーさんが思いついたのがアニメ「キン肉マン」よりブロッケンJr.のテーマ。 
オリジナルの宮内タカユキさんのドスの利いた歌声とは好対照に、きりりと笑顔でブロッケンJr.を歌われていました。

 

・吉田さんドイツ在住時にベルリンの壁が崩壊。時の流れをしみじみと感じる美潮さん。 
・ドイツで出会った日本人の先生に日本舞踊を習う。 
・吉田さん「当時はドイツでは日本を紹介するバラエティが結構放送していたんですよ」 
 美潮さん「そこでテレビデビューされたと」 
 吉田さん「そうですね、で、調子のって今ですね」 
 観客笑。 
 美潮さん「そこで日本舞踊を踊ったんですか?」 
 吉田さん「そうなんですけど、私はまだ小さかったので、他に踊っているお姉さん達の真ん中で座ってるだけでした」 
 観客笑。 
・帰国してから本格的に芸能活動を目指す事に。 
 吉田さん「一緒に遊んでいたお兄ちゃんに『てれびにでるひとになりたーい』って言っていたらしいんですけど、 
        お兄ちゃんがその時とっていた読売新聞にあった劇団東俳の広告を見て勝手に応募してたんですよ」 
 美潮さん「読売新聞。ちょっと聞いた?」 
 観客笑。 
 吉田さん「あははは。そうなんです。で、気が付いたら入団テストの連絡が来てたんですよ」 
 美潮さん「ということは、読売新聞の広告を見なければ吉田さんは今ここにはいないという事ですね?」 
 吉田さん「そうですね!」 
 美潮さん「大事だね、新聞をとるっていうのは」 
 吉田さん「しかも読売新聞!」 
 美潮さん「ここ皆さん、心に太字で書き留めて」 
・楽しかったレッスン時代。 
・初恋は6ヶ月しか通わなかった幼稚園の頃。

 

03:初恋 (1C) 
-MC-

 

初恋のエピソードをお話された所で歌われたのは、村下孝蔵さんのヒット曲「初恋」。 
とても透き通った歌声でせつなげにはかなげにに歌われていました。

 

・見ていたアニメの話。 
 吉田さん「『ちびまる子ちゃん』が大好きで将来の夢がまるちゃんだったんですよ。 
     あこがれて前髪をまるちゃんみたいにギザギザにたかったんですけど、あれ、人間にはムリなんですね」 
 観客笑。 
 吉田さん「当時はお母さんに髪を切ってもらってたんですけど、ギザギザにならなくていっつもクレーム入れていました」

 

04:ムーンライト伝説 (1C) 
-MC-

 

吉田さんが憧れたもう一つのヒロインということで、アニメ「セーラームーン」より初代オープニング。 
ご覧になられていた作品という事もあり、吉田さんのしなやかな歌いっぷりはとてもハマっていました。

 

・初舞台はスーパー歌舞伎「オグリ」。 
 吉田さん「東俳の伝統で一番厳しいの歌舞伎が初舞台なんですね」 
 美潮さん「厳しかったですか?」 
 吉田さん「厳しかったですね。私と同年代の子も一緒に出るんですけど、今はダメなんですけど、当時はしつけとして 
    その子が悪い事をしたんですね。そしたらバーンって飛ばされて。『DRAGON BALL』? 『DRAGON BALL』?ってくらいに」 
 観客笑。 
 吉田さん「もう壁にめり込んでないかってに飛んでいきましたね」 
 美潮さん「まさに『DRAGON BALL』。それくらい厳しかったんですね」 
 吉田さん「そうですね。でも厳しいからこそ学ぶことが多くて、あの時学んだことのおかげで今とても助かっていますね」 
・二時間ドラマで三浦友和さんの娘役でテレビデビュー。 
・当時の子役に求められていたのは様式美。セリフは棒読みでいい。泣くときは「えーん」が正解。 
・今の子役の凄さ。 
・美潮さん、鈴木福君とライダートークに花が咲く。 
 美潮さん「『○○監督ってしってる?』って聞いたら『○○さんとは仲良くさせていただいています』って大人な答えが返ってきました」 
・初めて買ったCDは岡本真夜さん。 
・中学高校はJUDY AND MARYやLArc-en-Ciel、GLAYが好き。

 

05:そばかす (1C) 
-MC-

 

好きだったアーティストの話からJUDY AND MARYの代表曲。アニメ「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」より初代オープニング。 
はずむようで少し斜にかまえたような吉田さんの歌声は、YUKIさんを彷彿とさせるようでした。

 

・美潮さん「若いっていいわぁ……」 
 吉田さん「美潮さん、私より年下、年下」 
 美潮さん「そうでした。25歳。設定では」 
・子役時代に劇場版「五星戦隊ダイレンジャー」に出演された時のお話。 
・吉田さん「衝撃でした。気力転身してないじゃん!! 二人いる!!」 
・悪役のトランプ公爵を演じた石井愃一さんがやさしい。 
 吉田さん「あーわるいひとはわるくないんだー。いいひとなんだーって思いました」 
・優しかったダイレンジャーの面々。 
 吉田さん「待機時間ってお休みじゃないですか?なのに、ロケバスでずっと遊んでくれて」 
 美潮さん「全員?」 
 観客笑。 
 吉田さん「そうですね。かわるがわる皆さんが遊んでくれたんです」 
 美潮さん「みんな平等にいいひと達だったんですね」 
 吉田さん「そうです。ありがたかったですね」 
 美潮さん「あの人たちが……つまんない」 
 観客笑。 
・美潮さん「で、ここで『ダイレンジャー』を歌われると思っている方はまだまだです」

 

06:大戦隊ゴーグルV (1C) 
-MC-

 

中学校の部活は新体操部だったという事で、新体操がモチーフの特撮「大戦隊ゴーグルV」よりオープニング。 
原曲と同じキーで高らかに弾けるように歌われる吉田さんが印象的でした。

 

・新体操部は一年で廃部。お友達と一緒に水泳部へ。 
 吉田さん「入部して気づいたんですけど、私、泳げなかったんですよ」 
 美潮さん「だめじゃないですか」 
 吉田さん「でも『水泳部だからきっと最初から教えてくれるんだー』と思ってたんですね」 
 美潮さん「それは……」 
 吉田さん「そうしたら初日から皆さんがものすごい勢いで泳いでて。すぐに幽霊部員になりました」 
 観客笑。 
・幽霊部員でも応援には行くし雑用もする。 
・水泳部を辞めて美術部へ。一番最後に入ったからという理由でなぜか部長に。 
 吉田さん「でも結局一枚も作品を作りませんでしたね」 
 美潮さん「珍しいケースですね」 
 吉田さん「それでも日誌は毎日書いていました。部長なんで!」

・念願のファーストアルバム「.htm」のお話。 
・詰め込みすぎてCDの収録時間がギリギリに。 
・吉田さん「なので結構選りすぐりったんですけどパンパンに入ってます」 
・作詞を手掛けた楽曲たちの話。 
・「スペクトル」に込めた思いのお話。 
 吉田さん「アルバムを聞いていただいた方や、今まで出会ってきてくれた方への思いを込めて書かせていただいたんですけど、 
      スペクトルっていうのは虹という意味で、それも空の虹ではなくて、グラスに反射してできるような、自分でも作れる虹。 
     『over the rainbow』みたいに虹をくぐって夢がかなうという意味ではなく、 
     自分で虹を夢を叶える、それも色んな人のおかげで虹が作れるという意味を歌詞に込めました」

 

07:スペクトル 
-MC-

 

前途のファーストアルバム「.htm」よりアルバムのために書き下ろされた「スペクトル」。 
颯爽とした楽曲で、透き通るような歌声で情感豊かに歌われる吉田さんの歌いぶりに楽曲への思いの強さを感じました。

 

~休憩~

 

吉田さん、美潮さんが一旦退場され、15分間の休憩タイム。 
時間になると場内が暗くなり、美潮さんがご登場。拍手の中、吉田さんを呼び込まれて後半スタートです。

 

08:めぐりあいっていいね 
-MC-

 

「うたっておどろんぱ!」より主題歌より先にレコーディングしたという、吉田さんの人生初レコーディング曲。 
手あそびを交えながらころころはつらつとした歌声で会場内を和ませてらっしゃいました。

 

・後半スタートの景気づけにカンパイ。 
・楽しかった「おどろんぱ!」。 
・吉田さん「とにかく自由でした『おかあさんといっしょ』ほどに看板を張っていなかったので」 
 観客笑。 
 吉田さん「ディレクターさんがプロレス団体のWWEにハマって『これやってみたいんだよねー』って言い出したり」 
 観客笑。 
・スタジオにリングを作ってダンス対決。 
 吉田さん「私は立ち位置的にはロック様(ザ・ロック)でヒトミ・マクマホンっていう名前でした」 
・映画「マトリックス」にはまったディレクターさんのアイディアでCGを使わない、黒子を多用した人力マトリックス。 
・戦隊シリーズを意識したオドロンファイター。 
 吉田さん「私がピンクなんですけど、自動販売機のジュースを飲んで変身するんですね。 
     ピンクは桃のジュースとかを飲んで変身するんですけど、緑のおにいさんは毎回、青汁で不味いって言ってましたね」 
・「おどろんぱ!」は様々なコーナーがあったため、幅広いジャンルの歌を歌われたとか。 
 吉田さん「ロックだったり、ボサノバだったり、あとケチャとかも。そこで色んな楽曲を歌う事を学ぶことが出来たので、 
     今、私が色々な歌を歌わせていただけているのもその時のおかげですね」

 

09:Smoke Gets In Your Eyes (煙が目にしみる) (1C) 
-MC-

 

ジャズが聞きたいという美潮さんのリクエストでスタンダードジャズでありザ・プラターズ版が有名な「煙が目にしみる」。 
まさかこの曲が歌われるとは。これまでとはまた違った雰囲気で、綺麗な裏声を交えて歌われる吉田さんの表現力に脱帽です。

 

・声優業のお話。 
・デビュー作「家庭教師ヒットマンREBORN!」でヒロイン・三浦ハルを演じるプレッシャー。 
・歌詞を間違えることが多い吉田さん。ラジオの生歌コーナーでサビ以外全てを忘れてしまったとか。 
 吉田さん「『スマイルプリキュア!』の『イェイ!イェイ!イェイ!』を歌ったんですけど、踊りと歌詞をセットで覚えるんですね。 
     どちらも無意識で出てくる位に練習するんですよ。なので歌詞が出てこないと踊りも全然出てこなくなっちゃうんですね」 
 美潮さん「まぁ『歌詞は忘れるもの』なんていった先輩もいましたからね。

     だからってワケけじゃないんですけど、次は『アバレンジャー』です」

 

10:爆竜戦隊アバレンジャー (1C) 
-MC-

 

美潮さんの意味深な発言から特撮「爆竜戦隊アバレンジャー」より、遠藤正明さんが歌われたオープニング。 
序盤でいきなり間違えてしまった吉田さん。歌詞間違いの話の直後だっただけに苦笑されていました。

 

・吉田さん「ごめんなさーい!! ヤバい! 」 
 美潮さん「大丈夫です。歌詞は忘れるものって言ってた人がいました。その人も同じ事務所の和田光司さんという人もよく忘れますから」 
 吉田さん「あ、今回は実名で……」 
 観客笑。 
・ブラジルにライブに行った和田光司さん。「Butterfly」の歌詞を忘れてしまい大半を観客に歌ってもらったとか。 
 吉田さん「ゴキゲンな蝶になれなかったんですね」 
・お世話になっている高橋秀幸にいやん。 
・さみしがりやの人たちが一緒にご飯を食べる会「さみしんぼクラブ」メンバーの高橋さんと吉田さん。 
・美潮さん「そんな高橋さんは今日、今、荻窪でアニソン講座『みんなで歌おうアニメソング』というのを開いてますよ」 
 吉田さん「そうなんですか!」 
 美潮さん「あの人、私が紹介した講座なのに、このイベントと同日開催しちゃってます」 
 吉田さん「にいやん……でもにいやんそういうところありますよね」 
 美潮さん「優しいからね。ここだけはやらないだろうっていう事をやっちゃいますからね。」

 

11:バスターズ レディーゴー! (1C) 
-MC-

 

ここでにいやんの曲をという事で特撮「特命戦隊ゴーバスターズ」オープニング。 
オリジナルの高橋さんの「♪シャットダウン完了」からの難解な振り付けは、観客の方を凝視して見よう見まねで行っていました。

 

・「スマイルプリキュア!」の作曲者でもある高取ヒデアキさんとのお話。 
 吉田さん「『スマイル』放送中の一年間はお会いできなかったんですよ」 
 美潮さん「で、実際にお会いした時はいかがでしたか?」 
 吉田さん「あのー……コワいって思いました」 
 観客笑。 
 美潮さん「第一印象はコワいですよね。私も初めて会ったのが『歌祭』の第一回目串田アキラさんの回だったんですけど、 
     関係者席でご覧になってるのが帽子かぶってサングラスかけてる姿が凄いコワかったです」 
・パワーがあるハイプレッシャー高取さん。

 

12:みんな集まれ! キョウリュウジャー (1C) 
-MC-

 

そんな高取さんの曲という事で「獣電戦隊キョウリュウジャー」よりエンディングを本家の振り付けを交えながら。 
吉田さんが歌われると教育番組の恐竜数え歌の様で、とてもチャーミングで、観客もうっとりと踊っておりました。

 

・美潮さん「吉田さんが歌われると、恐竜たちがみんな二頭身みたいですね」 
 吉田さん「かわいいですねー。その恐竜たち欲しいです」

 

13:The Braves ~竜の道を継ぐ者 (キョウリュウバイオレットパート) 
-MC-

 

同じく「キョウリュウジャー」より松原剛志さん、高橋さんと共に歌われた、シアンとグレー、そしてバイオレットのテーマ。 
今回は吉田さんが歌われたバイオレットのパートのみ。吉田さんの凛とした芯の強さを感じる歌声は、生で聴くと一層に魅力的。 
歌い終った時のキメのポーズが、バイオレットのポーズそのままで、思わず息をのみました。

 

・吉田さん「まさか私が憧れの戦隊の曲を、しかもプリキュアを歌っている最中に歌わせてもらえるなんて思わなくて、 
       しかも松原さんと高橋にいやん三人ので楽曲で、曲も好きで作品も見ていたのですごくうれしかったです。」 
・「プリキュア」のお話。 
・最初の出会いは「Yes!プリキュア5」に声優としてオーディション。 
 吉田さん「オーディションに落ちてしまって、その後プリキュアを見ることが出来なかったんですよ。見ると絶対出たくなるので」 
・「スマイルプリキュア!」の声優オーディションに挑むも落ちてしまい落ち込んでいた所、再び「スマイルプリキュア!」オーディションの話が。 
 吉田さん「え、オーディションうけたじゃん。しかも先週!」 
 観客笑。 
 吉田さん「そうしたら今度は歌の方で。でもこれに落ちたら一生プリキュア見れないと思って、だから絶対受かりたかったんです。 
     正直、このオーディションに落ちたらこのお仕事自体も辞めようとも思っていたので。 
      なので誤解なく言いますと、私がいるのもプリキュアのおかげです」 
  
14:輪舞-revolution (1C) 
-MC-

 

ここで憧れの先輩の曲を歌うという事になり、奥井雅美さんが歌われたアニメ「少女革命ウテナ」よりオープニング。 
吉田さんは楽曲も作品も大好きだというだけあり、とても堂に入った歌い方でございました。

 

・先輩の歌を歌うのは嬉しくもあり、とても緊張する。 
・美潮さん「なんでしょう。同じ緊張しているのに前回のJOEとは緊張の質が全然違う」 
 吉田さん「いやいや、JOEさんにはJOEさんのかわいさが」 
・主題歌を歌われたアニメ「そらのおとしもの」のお話。 
・「歌祭36」の際、同作に出演している野水いおりさんがゲストという事もありDVDを購入した美潮さん。 
 美潮さん「1、2巻が通常版が無かったので限定版を買ったんですが、得点が抱き枕でびっくりしました」 
 吉田さん「あー抱き枕。なんか特典がいろいろあるんですよね。マウスパッドとかね」 
 観客笑。 
・美潮さん「『そらのおとしもの』っていうタイトルを聞いた限りは、少年のひと夏のジュブナイルものかと思ったんですよ。  
     確かに少年のひと夏の……っていう感じの作品だったんですけど、ちょっと私の思っているものとは違って……」 
 吉田さん「はははは。でも意外と爽やかなんですよね。ストーリーもホント素敵で。あーパンツ飛ぶんだーとは思うんですけど」 
 観客笑。

・アニソン登山部部員、吉田さん。 
・高峰温泉の話。 
 吉田さん「ナイスビューの露天風呂でお湯は暖かいんですけど、入れるのが運がいいって位に極寒なんですね。 
     でも顔が寒くなるじゃないですか。出来心で顔にお湯をぴちゃってかけたらもう無限にかけてないと凍るくらいでした」 
・誰よりも元気な部長、水木一郎さん。 
 美潮さん「あそこは事務所まるごとみんな元気なんですよ」 
 吉田さん「ほんとなんですよ。フットワークの軽さはイエローバードさんには勝てませんよ」

 

15:マジンガーZ (1C) 
-MC-

 

誰よりも元気な水木さんのお話から代表曲「マジンガーZ」。大先輩の歌という事でとても緊張されていた様子でしたが、 
歌が始まるとのびやかに、高らかに、とても元気よく歌われておりました。歌い終ると「水木さん歌いましたー」

 

16:Everyday、カチューシャ (1.5C) 
-MC-

 

続いては「歌祭」名物歌って踊るコーナー。今回はこれまで多くの方が歌い踊られた楽曲、AKB48の「Everyday、カチューシャ」。 
歌も踊りも見事にこなされる吉田さんは、この曲でも歌祭史上トップクラスの抜群のパフォーマンス。観客も大歓声でございました。

 

プレゼント抽選会

 

ここで入場時に配られた番号札を用い、吉田さん自らがクジを引いていくという形式のプレゼント抽選会。 
今回は愛用のエッグシェーカー、帽子、ムーコ役で出演されたアニメ「いとしのムーコ」のアフレコ時に使用した原作本などなど。

 

お友達紹介

 

ここで次回、41回目を数える「歌祭」の主役へ吉田さんが生電話。 
・吉田さん「あ、もしもーし。今大丈夫? え、外?」 
 美潮さん「外?」 
 吉田さん「でもさ、なんか近くにいない?」 
 美潮さん「ちょっと電話を切ってこっちに……」 
 吉田さん「あれ、ぐーぜんだねー」 
 関係者席から池田彩さんがご登場。 
 美潮さん「池田さん、どうですかご覧になってみて」 
 池田さん「いやー見てる分には楽しかったですね」 
 美潮さん「次回はあなたがやるんですよ」 
  
次回「スマイルプリキュア!」つながりで池田彩さんのご登場。

 

・次回の先行チケット抽選の為にくじを引く池田さん。 
 一枚一枚ではなくごっそりくじを引く姿に思わず「男らしい」と美潮さん。 
・美潮さんが番号を読み上げていく中、ずっと池田さんの肩に手を擦り付けている吉田さん、 
 そして吉田さんが付けていたアクセサリーをいじる池田さん。

 

17:イェイ! イェイ! イェイ! 
-MC- 
18:Ring My Bell (Main Vocal Hitomi) 
-MC- 
19:プリキュア・メモリ 
-MC-

 

最後は吉田さんのオリジナルコーナー。まずは世に名を広く知らしめたアニメ「スマイルプリキュア!」より初代エンディングからはじまり、 
続いてはアニメ「そらのおとしもの」のオープニング、ラストは美潮さんからのリクエストでアニメ「ハピネスチャージプリキュア!」より、 
初代エンディングの三曲。どの曲も吉田さんのポジティブではつらつした歌声が魅力的な曲で、 
今回生で聞けたことで、その魅力が一層際立ちました。さらにそれぞれの曲はアニメの映像では踊りや振付があるのですが、 
吉田さんはそのどれもをアニメ映像のままに踊られていて圧巻でした。

 

吉田さん「今回歌わせていただいた曲は尊敬する大先輩の曲ばかりで歌わせていただけるだけで嬉しかったんですけれど、 
     特に水木さんの『マジンガーZ』はいつか歌いたいと思っていた曲だったので、その夢を美潮さんにかなえて頂いて、 
     そしてみなさんが温かく迎え下さいまして本当にうれしかったです。またこういった場所でご一緒きるように頑張っていきます」 
美潮さん「なんか卒業のご挨拶みたいですね」

 

美潮さんのご挨拶があり拍手の中、340スズキ♪ presents 「歌祭40 ~吉田仁美の巻~」は終演になりました。 


以前より「アニソン女子部」での八面六臂のご活躍や、表情豊かな歌いぶりに感嘆しっぱなしでした。 
今回は終始緊張されていたという事ですが、歌や踊りなどキメる所は見事にキメられたかと思うと 
トークでは終始笑顔で天真爛漫な様子と、節々に子役経験から培われたであろう勘の鋭さを垣間見ることが出来ました。 
その様子には、美潮さんや会場にいた老若男女問わず、観客の多くがメロメロになっているご様子でした。

 


補足

 

・当日の会場の看板には今回の演目の他にアニメ「ハピネスチャージプリキュア!」で 
 吉田さんが演じられたキュアサンセットのイラストが描かれていました。

 

・美潮さんとキュアピースの年齢差は11歳。

 

・美潮さん「初恋はドイツではないんですね」 
 吉田さん「そうですね。コワいので!」

 

・吉田さん「子供の頃は『ちびまるこちゃん』の山田みたいだったんですよ。『あははははー』って」 
 美潮さん「よりによって山田。しかも吉田さん似てますね。モノマネ得意なんですか?」 
 吉田さん「モノマネは得意じゃないです。『ちびまるこちゃん』はずっと見てるのでー」

 

・吉田さん「高取さんは本当にいつもパワフルで、先輩があそこまでやるんなら私ももっと頑張らなきゃと思いましたね」

 

・美潮さん「吉田さんは地声もそんなかわいいんですか?」 
 吉田さん「かわいいなんて恐縮です。地声もこんな感じで、曲によって声を変えようと気を付けています」

 

・吉田さん「先日『水木さんマジンガーZを歌わせていただきます』と報告させていただいたら、 
     『おー、ひとみちゃんならキーだいじょうぶだねー』っていわれて『……はい、頑張ります』」

・「Everyday、カチューシャ」では観客から渡されたカチューシャを付けて歌い踊られていました。

・吉田さん「プリキュアは特別な作品ですね。セーラームーンを見ていたので、戦う女の子の作品、 
     しかも女の子向けって他にないじゃないですか? なので携わることが出来て本当にうれしかったです」

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