2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
Friends of Disney Concert ~歌がみんなをひとつにする~ 夜公演
15.2.22 東京国際フォーラム・ホールA
演奏/フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・バンド
コーラス/フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・シンガーズ (高尾直樹 渕上祥人 斎藤妙子 浅井麻里)
ゲストシンガー(50音順)/麻生かほ里 坂本美雨 関智一 中川翔子 麻衣 May J.
山寺宏一 Little Glee Monster(芹奈 アサヒ 麻珠 MAYU かれん manaka) 綿引さやか
司会:石井大裕 佐藤渚
世界的人気のウォルト・ディズニー社が制作したアニメ作品の歌と音楽を、
出演者、観客が垣根を越え“オール・フレンズ・オブ・ディズニー“として、
共に歌い楽しむ事を目的で開催された今回のコンサート。
今回のために結成されたフレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・バンド&シンガーズの皆さんによる演奏と歌をメインに、
日本語吹替版で歌唱や声を担当された皆様や、様々な形でディズニーの音楽に関わった方々をゲストに迎え、
ディズニー作品を彩ってきた楽曲が披露されるとの事。
当方、こういった形のコンサートは縁遠くなかなか行けずにいたのですが、
ゲストシンガーの方々がとても魅力的で、中でもファンである山寺宏一さんが出演されるということで行ってきました。
今回は昼と夜の二回公演で行われた中の夜公演のレポートです。
会場は公的総合文化施設・東京国際フォーラムのホールA。
会場内にはディズニーソングがBGMとして流れており、観客は家族連れやカップルなど、
老若男女問わず幅広く、ディズニーの人気ぶりを改めて目の当たりにしました。
ステージには弦楽器、管楽器、パーカッションなどが入り交じったバンドとコーラスブースがセッティングされており、
後方には大型ビジョンが設置され、定期的に当時公開間近の映画「イントゥ・ザ・ウッズ」や実写版の「シンデレラ」、
BSのチャンネル「Dlife」の告知映像が流れていました。
開演時間を少し過ぎた頃に、フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・バンドの皆さんと
歌とコーラスを担当される
フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・シンガーズの皆さんがご登場され、拍手で迎えられました。
シンガーズはディズニーの様々な楽曲に参加されている斎藤妙子さん、浅井麻里さん、
ディズニーはもちろんスーパー戦隊シリーズ等でも楽曲を歌われている高尾直樹さん、渕上祥人さんというコーラス界でも屈指の皆様。
00:The Main Street Electrical Parade
-MC-
開演を告げる鐘の音が響き、流れてきたのはディズニーランドの名物パレード「エレクトリカルパレード」メインテーマ。
大画面にはディズニーアニメの名シーンが流れ、いやがおうにも気分が高揚していく中、
司会のTBSアナウンサー石井大裕さんと佐藤渚さんがご登場。
今回のコンサートの概要とテーマ「歌がみんなをひとつにする」を改めて説明され、ゲストシンガーの皆様を一人づつ呼び込みます。
May J.さん、中川さん、関さん、麻衣さん、坂本さん、綿引さん、麻生さん、Little Glee Monsterの皆さんが順番に呼び込まれ、
最後に山寺さんが駆け足でステージ中央に登場され、ゲストの皆様それぞれ一言づつご挨拶がありました。
・関さん「ディズニーが好きなお友達ー!?」
観客の子供達「はーい」
関さん「ちいさいお友達の声しか聞こえないぞー。ディズニーが好きなお友達ー!?」
観客「はーい」
関さん「ありがとうございます。最後にこれだけ聞かせてください。お兄さんが、カッコいいと思うお友達ー!?」
観客「はーい」
関さん「ここは一番大きい声でお返事してほしかったなぁー」
観客笑。
・山寺さん「『美女と野獣』以降、昨年の『シュガーラッシュ』まで全部で10役以上、ディズニーで演じさせていただいています。
それだけでも嬉しいのに、今日はこんなに素敵なステージで歌う事が出来る。緊張しっぱなしです」
観客笑。
山寺さん「今日はここを東京国際フォーラムと思わずに、ディズニーランドに来たような気持ちで、
皆さんも盛り上がっていただけたらと思います。
じっと座ってるのもいいですけど、もう『イエー!』『ワーォ!』『やまちゃーん!』『おーはー!』なんでもいいです!!」
観客笑。
●フレンズ・オブ・ディズニー・ヒッツを聴いて、歌おう!
01:Letit Go/May J.
02:自由への扉/中川翔子
03:ユール・ビー・イン・マイ・ハート/関智一
-MC-
ゲストシンガーの皆様が退場された後は第一部「フレンズ・オブ・ディズニー・ヒッツを聴いて、歌おう!」。
まずはMay J.さんが登場され、2014年に大ヒットした「アナと雪の女王」より挿入歌「Letit Go」の原曲英語詞版を。
映画本編ではMay J.さんはエンディングの「エンドソングVer」を歌われていますが、ご自身のアルバム等で本曲をカバーされています。
しんみりとした序盤から突き通るような盛り上がりを、一貫した強さで歌われたMay J.さんの生の迫力に圧倒されました。
続いては中川さんが主人公ラプンツェルの声を演じられた「塔の上のラプンツェル」より、序盤に歌われる挿入歌「自由への扉」。
本編では歌の部分は中川さんではなく小此木麻里さんが歌われてます。
中川さんはご自身のライブでも本曲を歌われるほど思い入れがあるとか。 ポジティブに情感豊かに歌われつつ、
最後はしみじみとさせられる中川さんの歌いっぷりはとてもディズニーヒロインらしかったです。
中川さんが退場された後は関さんのご登場で「ターザン」より主題歌。
関さんは男性声優さんがディズニーソングをカバーしたアルバム「ディズニー 声の王子様 第2章~Love Stories~」で本曲を歌われています。
ダイナミックなラブソングである本曲を、声優界でも指折りの歌唱力で堂々とかつやわらかく歌われていました。
石井さんが登場され、これからの曲を紹介と解説をされました。
04:Once Upon a Dream ~いつか夢で~/麻衣
05:いにしえの子守唄/坂本美雨
06:ワンス・アポン・ア・タイム/綿引さやか
-MC-
麻衣さんが登場され、2014年公開の「眠れる森の美女」を独自の解釈でリメイクした映画「マレフィセント」より日本語吹替版主題歌。
原曲は大竹しのぶさんが歌われていますが、今回は本曲の訳詞をされた麻衣さんが自ら歌われました。
耳馴染みある「いつか夢で」が「マレフィセント」の世界観の歌詞になると一味違い、
麻衣さんの幻想的な歌声も相まって不思議な感覚になりました。
続いては「メリダとおそろしの森」より日本語吹替版エンディングを歌われている坂本さんがご登場。
母性の祈りを込められた本曲を歌われる坂本さんの歌声は、さながら森林にいるようなとても深みのあるもので、
しんみりと聞き入りました。 次は高らかなファンファーレから綿引さんが登場され、
東京ディズニーランドで行われているショウ「ワンス・アポン・ア・タイム」テーマソングの日本語版を。
夢と希望にあふれたディズニーらしいメッセージが込められた本曲を、綿引さんが高らかに伸びやかに歌われていました。
石井さん、佐藤さんが登場されこれまでの楽曲の感想を語られた後、山寺さん、麻生さんを招き入れます。
お二人ともディズニー作品では数々の役柄を演じられていますが、今回ピックアップするのは「アラジン」。
「アラジン」では山寺さんがランプの魔人ジーニー、麻生さんがヒロインのジャスミンを演じられています。
・山寺さん「よろしくお願いします」
佐藤さん「あ、ご挨拶だけでもうジーニーですね」
山寺さん「普通にしゃべっただけですけどね。本物はこうですね。『ジーニーさんでぇーす』」
麻生さん「ジーニーだー!」
・「アラジン」で山寺さんと麻生さんが印象的なシーン。
・名優ロビン・ウィリアムスの演じっぷりを日本でどうするのか。
・山寺さん「じゃあ、歌の準備に行こうか。ジャスミン」
麻生さん「スティッチ風に言って。ジーニー」
山寺さん「(スティッチの声で)ガンバロウネ。ジャスミン」
観客「ぉぉおおお」
麻生さん「スティッチだー!」
山寺さん「急にやらせないで、ジャスミン。しかも今日はアラジンじゃないのにあの曲を歌うんだから」
07:ホール・ニュー・ワールド (新しい世界)/山寺宏一 麻生かほ里
08:フレンド・ライク・ミー (僕は大親友)/山寺宏一
-MC-
「アラジン」より本編でアラジンとジャスミンが歌われている劇中歌版「ホール・ニュー・ワールド」をお二人でデュエット。
のびやかな麻生さんの歌声は原曲以上の迫力。山寺さんは原曲の石井一孝さんとはまた違った抱擁感ある歌声でした。
麻生さんが退場され、続いては劇中でジーニーが登場時に歌った「フレンド・ライク・ミー」。 今回一番聞きたかった一曲です。
「七色の声をもつ男」と言われた山寺さんが、ステージを動き回りながらその妙技を駆使される様子を見ることが出来て感激でした。
大歓声に山寺さんが見送られると佐藤さんが登場され、続いてのコーナーの説明がありました。
09:『アナと雪の女王』スペシャルメドレー
氷の心/高尾直樹 渕上祥人 (フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・シンガーズ)
~雪だるまつくろう/Little Glee Monster
~生まれてはじめて/斎藤妙子 浅井麻里 (フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・シンガーズ)
~トナカイのほうがずっといい/高尾直樹 (フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・シンガーズ)
~あこがれの夏/渕上祥人 セリフ:高尾直樹 斎藤妙子 (フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・シンガーズ)
-MC-
2014年に大ヒットした「アナと雪の女王」の楽曲をフレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・シンガーの皆さんを中心にメドレーでお届け。
まずは高尾さんと渕上さんをメインに迎え、冒頭で男たちが氷を切り出すシーンで歌われた「氷の心」、
続いてはLittle Glee Monsterの皆さんが登場され「雪だるまつくろう」。アナの幼女期と少女期を見事に歌い分けられていました。
斎藤さんと浅井さんによる「生まれてはじめて」では、ディズニーに長く携わってきたお二人の表現力の奥深さを実感しました。
「トナカイのほうがずっといい」は高尾さんのソロ。クリストフの一人二役を、声色を変えて巧みに歌い分けるお姿に圧倒されました。
ラストは渕上さんによる「あこがれの夏」。オリジナルのピエール瀧さんの雰囲気そのままに
オラフのマイペースな歌いっぷりを表現されていました。
石井さん、佐藤さんが登場され、続いてのコーナーは「みんなで歌おう!! Let It Go ~ありのままで~(エンドソング)」。
May J.さんと観客が一緒に「Let It Go」を歌おうという趣旨のコーナー。
ディズニーとdocomoによる携帯電話サービスである「Disney Mobile on docomo」で募集された、
「Let It Go」の歌唱動画を投稿するコンテスト「Let It Go Contest」で選抜された8名の方々もステージにご登場され、
更に歌唱指導としてMay J.さんをはじめ、多くの歌手の方のボイストレーナーをされている"りょんりょん先生"こと佐藤涼子さんがご登場。
・May J.さん「この曲は歌詞が素晴らしいので、自分を解放させる気持ちを持って歌うといいかもしれませんね」
・パワフルなりょんりょん先生による観客への歌唱指導。まずは観客全員起立による発声練習から。
・先生発案の発声&声帯ストレッチ「おたけび」。ゴリラゴリラしている。
佐藤さん「みなさん、恥じらいなく生きましょう」
・May J.さんのゴリラな「おたけび」
石井さん「さすがは音域が広いですね」
りょんりょん先生「あなたは何をやっても美しいわね。なんで私だけ……」
観客笑。
・歌手は女優。
・要所要所の歌唱指導があり、ピアノ伴奏で一回練習され本番へ。
10:Let It Go ~ありのままで~(エンドソング)
/May J. with Friends of Disney Concert (佐藤涼子 Let It Go Contest選抜メンバー 観客)
第一部のラストは「アナと雪の女王」よりエンディング版の「Let It Go ~ありのままで~」を会場全体で。
5000人規模の大合唱は実に壮観で、歌詞の意思強さも相まって思わずグッときてしまいました。
「Let It Go」のアレンジされた演奏が続く中、May J.さん、りょんりょん先生、選抜メンバーの皆さんが退場され、
石井さん、佐藤さんによる休憩のアナウンスがあり、前半は終了しました。
~休憩~
休憩時間中の大型ビジョンには開演前と同じ映像が流れていましたが、
第二部の開催を告げる鐘の音が鳴ると、石井さんと佐藤さんが登場され、これまでを振り返りつつ第二部スタート。
11:ミッキー・マウス・マーチ/麻生かほ里 坂本美雨 関智一 中川翔子 麻衣 May J.
山寺宏一 Little Glee Monster 綿引さやか
-MC-
第二部の一曲目はゲストシンガー全員によるテレビ番組「ミッキーマウス・クラブ」テーマソング。
ミッキーマウス自身のテーマソングとしても耳馴染みの曲だけに、観客も一緒になって歌っていましたが、
一番を歌い終った所で一階客席からスペシャルゲストとしてミッキーマウスとミニーマウスが登場。これには観客も大歓声&大興奮。
ミッキー、ミニーとも持ち前のサービス精神で観客とハイタッチしながらステージに登場し、大いに盛り上げました。
・ミッキーとミニーに挟まれた山寺さん「みんなを代表して挟まれてます!」。
・観客全員で「ミッキー、ミニー」コール。
●ディズニー・スーパー・ヒッツを楽しもう!
12:ハイ・ホー/Little Glee Monster
13:Under the Sea/坂本美雨
ミッキー、ミニー、ゲストシンガーの皆さんが拍手で見送られ、
ディズニーのヒットソングづくしの「ディズニー・スーパー・ヒッツを楽しもう!」。
まずはLittle Glee Monsterの皆さんが登場され、「白雪姫」より7人のこびとたちが歌った劇中歌「ハイ・ホー」。
10代前半のLittle Glee Monsterの皆さんは、大人顔負けの歌いっぷりで楽しく歌われると、坂本さんのご登場。
「リトルマーメイド」よりセバスチャンが歌った「Under the Sea」の英語歌詞版を、しなやかなで優雅な歌声で披露されました。
14:Circle of Life/高尾直樹 (フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・シンガーズ)
15:ハクナ・マタタ/Little Glee Monster
続いては「ライオンキング」より2曲。まずは高尾さんによるオープニングテーマ「Circle of Life」の英語歌詞版。
歌はもちろん、原曲のあの第一声や、間奏の英語でのムファサのセリフのすべてを高尾さんお一人でやられた事も圧倒されましたが、
会場全体を包み込む迫力と、まるでプライドロックにいるかのような表現力に引き込まれました。
再びLittle Glee Monsterの皆さんが登場され、ティモンとプンバァ、そしてシンバが歌った「ハクナ・マタタ」。
Little Glee Monsterの皆さんが伸びやかに軽快に歌われ、シンガーズの皆さんが陽気なコーラスで彩を加えられていました。
16:アロハ・エ・コモマイ/関智一 Little Glee Monster
17:チム・チム・チェリー/綿引さやか
18:ジッパ・ディー・ドゥー・ダー/May J.
-MC-
関さんが合流されLittle Glee Monsterの皆さんと一緒に「リロ・アンド・スティッチ」シリーズから「アロハ・エ・コモマイ」。
ハワイさながらの陽気で軽快な雰囲気で会場を和やかに盛り上げた後は、綿引さんのご登場で「メリー・ポピンズ」劇中歌。
しなやかでどこかせつなげな綿引さんの歌声と、しなやかなステップを堪能した後は、
実写とアニメの併合作つながりで「南部の唄」の劇中歌。
数多の楽曲をカバーされているMay J.さんならではの豊かな表現力に観客からも思わず手拍子が起こりました。
佐藤さんが登場され、2015年公開予定の実写映画「シンデレラ」にふれつつ、
次は、アニメ版「シンデレラ」の楽曲を、山寺さんの朗読にのせて披露されていくコーナーとアナウンスされました。
19:『シンデレラ』コーナー/朗読・山寺宏一
~夢はひそかに/麻衣
~ビビディ・バビディ・ブー/中川翔子
~これが恋かしら/麻生かほ里
-MC-
山寺さんのナビゲートによる「シンデレラ」コーナー。山寺さんはシンデレラをはじめ何役もお一人で演じられました。
物語の進行にそってゲストシンガーの方々が登場され、楽曲が披露されていきます。
まずは序盤に歌われる「夢はひそかに」を麻衣さんがハスキーでなめらかな歌声で歌い
中川さんは本編でフェアリー・ゴッドマザーが歌った「ビビディ・バビディ・ブー」を弾むように歌われました。
シンデレラとチャーミング王子のダンスのシーンで流れる「これが恋かしら」を歌われたのは麻生さん。
エレガントでロマンチックな歌声で、場内がうっとりとした空気に包まれ、「シンデレラ」のストーリーはフィナーレを迎えました。
20:星に願いを/麻生かほ里 坂本美雨 関智一 中川翔子 麻衣 May J.
山寺宏一 Little Glee Monster 綿引さやか
「ピノキオ」より「星に願いを」のオルゴールアレンジにのせて石井さんによる語りがあり、
ゲストシンガー全員が登場されて、名残惜しさを含みながら「星に願いを」を素敵なハーモニーでしっとりと歌われました。
ゲストシンガーの皆さんお一人お一人から一言づつコメントがあり、
拍手の中、出演者の皆さんが退場され、石井さんと佐藤さんが挨拶をされて退場されました。
~アンコール~
-MC-
ステージ上が暗くなってもそのまま拍手がなりやまず、次第にアンコールを表す手拍子へと変わっていきます。
しばらくするとステージ上が明るくなり、ゲストシンガーの皆さんが登場されました。
中川さん「皆さんの温かい拍手。興奮がさめません! ここで素敵な演奏を歌を披露してくださった
フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・バンド&シンガーズのみなさんにもう一度温かい拍手をお願いします!」
言葉を受けてバンドとシンガーズの皆さんに拍手が向けられます。
中川さん「それではもう一曲皆さんと一緒に歌いたいと思います!」
21:小さな世界/麻生かほ里 坂本美雨 関智一 中川翔子 麻衣 May J.
山寺宏一 Little Glee Monster 綿引さやか
ミッキーマウス ミニーマウス
「Friends of Disney Concert」の最後を飾るのは、ディズニーランドのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」 メインテーマ。
誰もが一度は聞いた事がある歌だけに、ゲストシンガーの皆さんもシンガーズの皆さんも観客も一緒になって大合唱。
さらに二番からは中川さんの呼び込みでミッキーとミニーが再登場し、ラストにぴったりの素敵な一幕となりました。
BGM:小さな世界
バンドの皆さんが「小さな世界」を奏でる中、ミッキーとミニーが見送られ、続いてゲストシンガーの皆さんがご退場。
観客の手拍子が続き「小さな世界」が奏で終わると、バンドとシンガーズの皆さんに惜しみない拍手が送られ、
「Friends of Disney Concert ~歌がみんなをひとつにする~」夜公演は終演となりました。
初めてディズニーのコンサートを見に行かせていただきましたが、同じアニメの歌を取り上げた音楽イベントでも
普段行くアニソン系のライブとはまた違った空間で、穏やかで厳かな雰囲気を楽しませていただきました。
出演者も観客も一緒になって楽しむスタイルはとても素敵で、長年多くの人に愛されているディズニー作品ならではの空間。
夢あふれる音楽をたっぷりと堪能させていただきました。
ゲスト/佐藤涼子
スペシャルゲスト/ミッキーマウス ミニーマウス
補足
・さながら「スーパーディズニー魂」。
・会場にはディズニープリンセスの格好をしたお嬢様がたくさん。
・山寺さん「ジーニーみたいな役がやりたかったんですよ。声優冥利につきますね。歌もあって大変でしたけど、やりがいがありました」
・当初「ホール・ニュー・ワールド」は麻生さんと渕上さんで歌われる予定だったそうです。
・「口を大きくあけましょう」と大画面に映し出されるりょんりょん先生の凄い顔。
石井さん「先生、凄い顔になってますよ」
りょんりょん先生「大丈夫、なくすものは何もないのよ~」
・ミッキーとミニーが登場した際、その様子が見えない二階席の観客に向かって
「二階の皆ごめんね。すぐステージに来るから待っててね!」と心配りの一言をかけられた山寺さん。
・「Circle of Life」で男前に歌われた直後に「ハクナ・マタタ」で合いの手や間奏のラップ部分を陽気に担当された高尾さんの凄さに脱帽。
・「アロハ・エ・コモ・マイ」では渕上さんがスティッチを担当。ものすごく似ていました。
・「ユール・ビー・イン・マイ・ハート」「ハイ・ホー」「ハクナ・マタタ」「アロハ・エ・コモマイ」は
おそらく「ディズニー 声の王子様」シリーズを基にしたアレンジ。
・山寺さんは「ディズニー 声の王子様~東京ディズニーリゾート 30周年記念盤」でも「シンデレラ」の朗読をされていますが、
今回の朗読は「声の王子様」と同じような内容だったように思われます。
・関さん「僕は『星に願いを』の『祈ると夢はかなう』というメッセージがすごく好きで。
今回は歌ですけど山寺さんは声優で、実は僕も後輩で声優をやっているんですけど、
山寺さんはディズニーで10役以上演じられたということですが、僕はまだ一役も演じられていません」
観客笑。
山寺さん「CDでディズニーの歌は歌ってるんだけどね」
関さん「そうですね。でもやっぱり演じたいです。……僕の夢はかなうのでしょうか……」
観客笑。
・山寺さん「小学校の頃、初めて読んだ伝記がウォルト・ディズニーでした。
まさかディズニーの作品にこんなに携われるとは思いませんでした。
僕の次の夢は、次の朗読では一切噛まずにやることです」
観客笑。
山寺さん「目標が出来ました。次また機会があれば頑張ります」