2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
影山ヒロノブ with Broadway especially Precious Night 2014 Winter Concert
14.12.14 よみうり大手町ホール
出演/影山ヒロノブ with Broadway
司会/鈴木美潮
演奏/Broadway (Key&Acd.須藤賢一 B.村上聖 Dr.岩田"GUNTA"康彦 G.松尾洋一)
Ag&Harp&Sha.影山ヒロノブ
「よみうり大手町ホールからアニソンを」をスローガンに、読売新聞メディア局編成委員であり、
ホールの企画プロデュサーでもある、特撮ヒーロー好きの鈴木美潮さんによる企画の一環で、
影山ヒロノブさんとご自身のバンドBroadwayの皆さんによるコンサートが開催されました。
かつてはBroadwayの皆さんと共にバンド編成のソロライブを定期的に開催していた影山さんですが、
近年はお一人によるアコースティックギターでのソロライブをメインに活動されており、
バンド編成でのソロライブは毎年行われるバースデーライブにとどまっています。
今回は久しぶりのバースデーライブ以外のバンド編成でのソロライブという事で、とても期待していました。
会場は前途のよみうり大手町ホール。読売新聞社の本社に併設しているこのホールは、
クラシックや能楽、落語などが主に開催されている、落ち着いた雰囲気の大人向けのホールです。
このホールでアニソンも日本の文化の一つとして組み込まれていると思うと感慨深いものがあります。
ステージ上にはBroadwayの皆さんのブースがそれぞれ設置され、
影山さん用の楽器や水などが用意されたテーブルには、小ぶりなクリスマスツリーが置かれていました。
開演時間になるとブザーが鳴って客席が暗くなり、ドレスアップされたBroadwayの皆さんがセッティングされ、
「影山ヒロノブwith Broadway especially Precious Night 2014 Winter Concert」の開演です。
01:All I Want for Christmas Is You (恋人たちのクリスマス)
02:フユソラ ~君の未来 君の幸せ~
-MC-
須藤さんの静かなピアノからイントロが奏でられたのは、
マライア・キャリーさんの定番クリスマスソング「All I Want for Christmas Is You (恋人たちのクリスマス)」。
影山さんはステージ上ではなく、なんと客席の通路からタキシード姿でご登場。
しっとりと歌われながらステージへ向かわれ、スタッフさんお二人によってステージへ抱え上げられると、観客から笑い声が。
そこから軽快な曲調に代わり、観客の手拍子共に楽しげな幕開けとなりました。
続いてはアコギを携え、やわらかでやさしい影山さんの歌声が楽しめる、
オリジナルアルバム「ROCK JAPAN」より「フユソラ~君の未来 君の幸せ~」は、この季節にピッタリな二曲でした。
・影山さん「ちょっと早いけど、ク、ク、ク、クリ、クリスマスコンサートです。変なところ繰り返しましたけど。
今日の衣装は、七五三ばりにちょっとおめかししました。どうでしょうか?」
観客拍手。
影山さん「ありがとうございます。カワイイと言っていただけると嬉しい、53ちゃいです。」
・当日は第47回衆議院議員総選挙の投票日。
影山さん「今日は、大変な日になりました。でもボクのスケジュールの方が先でしたからね」
・ここで、プロデューサーである鈴木美潮さんが青いドレス姿でご登場。
美潮さん「今日は選挙で同僚達は泊まる人たちばっかりだから荷物が多いんですよね」
影山さん「そんな大変な日にオレたちは楽しんでていいのか~!?」
美潮さん「楽しんだ者勝ちですね」
・影山さん「美潮さんによるアニソンコンサートなんで、
美潮さんに『○○○マンとアニメの○○○○○は歌いますよね?』って聞かれたんすよ
で、その時はプログラムに入れてなくて、『歌わなきゃぁダメよ』…ダメよぉ~ダメダメって言われました」
観客笑。
影山さん「でもただそのままやるのもシャクだったんで、美潮さんには代りにアレをお願いしました」
美潮さん「……これからここでイベントをやると私に何かやらせるのが恒例化してくるんですかね」
影山さん「そうでしょう。ナハハハ」
美潮さん「でも○○○マンの歌、期待していますよ」
影山さん「まかしといてくださいよ。オレは"マンのシィンガー"なんですよ」
・ここで美潮さんが退場され、影山さんとBroadwayの皆さんだけに。
影山さん「今日はアニソンあり、オリジナルあり、後半はボクが10代の頃の曲もやります」
観客拍手。
影山さん「しかも10代の頃の曲はいつもより多くやります!」
観客「おぉぉおお」
影山さん「あの頃の"Always lovely voice"はどこへ行ったのやら…」
観客笑。
03:風音 ~君に逢いたくて~
04:Birthday eve
-MC-
アニメ「宇宙戦艦ヤマト 2199」第五章エンディング「ヨーソロー ~星の海を越えて~」のカップリング曲「風音 ~君に逢いたくて~」。
せつない曲の世界観を情感豊かに歌われる影山さんはもちろん、Broadwayのみなさんのコーラスも魅力的です。
続いてはオリジナルアルバム「ROCK JAPAN」より「Birthday eve」。影山さんの等身大のあたたかな歌声が会場を包み込みました。
ここで須藤さんが楽器をキーボードからアコーディオンに変え、松尾さんは椅子に座られました。
・影山さん「おぉっ、そのアコーディオンは横森良造先生!!」
観客笑。
影山さん「ナハハハ。賢ちゃんはそうやって錦糸町の飲み屋を流しで……やってへんかぁ。」
・影山さん「ここでちょっとレアな曲をやります。当時、Broadwayのみんなにも手伝ってもらったんだけど、
ボクはLantisが出来てまだ間もない頃、声優の野川さくらちゃんのプロデュースをしてました。
井上(俊次)君に誘われたのがきっかけだったんですけど、曲作りを勉強したかった頃だったんで『やらしてください』ってね。
その時は沢山の曲を書かせてもらって、一番音楽のことを勉強した時期だったと思います。
スタジオを整理したときにさくらちゃんの曲の楽譜が見つかって、アコギでもやったら評判が良くて、
自分でも演奏していて気持ちよかったんで、今日もやってみようと思います」
05:星の降る丘
06:オアシス
-MC-
野川さくらさんの3rdシングルより影山さんが提供された「星の降る丘」とカップリング曲「オアシス」。
「星の降る丘」は須藤さんのケルト風のアコーディオンが原曲とはまた違った味わいを醸し出されていました。
「オアシス」は影山さんの囁くような素朴で飾らない雰囲気ある歌声がとても印象深かったです。
07:星のトライアングル
-MC-
続いてはアニメ「DRAGON BALL Z」より大人な雰囲気のバラード「星のトライアングル」。
間奏ではBroadwayの皆さんが影山さんによってお一人づつ紹介され、それぞれのソロ演奏が挿入されました。
影山さんの伸びやかな歌声とやわらかな演奏がホールにぴったりで、ゆったりと聞き入りました。
ここでBroadwayの皆さんは一旦退場され、影山さんお一人に。
・影山さん「今日、こんなにバンドでやってますけど、くくりはアコギなんです」
・影山さん「クリスマスって日本語でなんて言いますか?」
観客「聖なる夜!」
影山さん「うん、縮めると?」
観客「聖夜!」
影山さん「……」
観客笑。
影山さん「……ちょっと、ボクにとっては"や"の字が違いますけどね…」
08:夢旅人~ブルー・ドリーム~
-MC-
09:今夜LOVERS LANEで…
「聖夜」に「星矢」ということで、影山さんお一人でアニメ「聖闘士星矢」より二代目エンディングを新鮮な気持ちで。
アコギと歌声とハーモニカだけのシンプルさだからこそ、影山さんの歌声をたっぷりと堪能することができました。
続いてはLAZYの再結成後のアルバム「Happy Time」より、再結成を待っていたファンを思って作られた「今夜LOVERS LANEで…」。
情感たっぷりに歌われている影山さんに引き込まれる思いでした。後半の「wow wow…」の部分は影山さんの扇動で観客と合唱する場面も。
10:Welcome Toto…
-MC-
再びBroadwayの皆さんが合流され、オリジナルアルバム「30years3ounce」より、「Welcome Toto…」。
当方とても大好きな曲でございまして、今回久しぶりにバンド演奏で聞く事が出来てとてもうれしかったです。
ここで影山さんがアコギからハンドマイクに持ち替え、美潮さんをご紹介。
・白いドレスにお召返されて美潮さんがご登場。
影山さん「やられたー!」
美潮さん「タキシードにはこれくらいやらないと」
影山さん「やりすぎでしょー」
観客笑。
美潮さん「当然借り物ですよ」
影山さん「ボク、さっき値札見ちゃいました。すごいですよ。買うとしたら一千万超えてるんですって」
観客「えええええ」
美潮さん「今、全身で一千五百万円くらいを身に着けてます」
観客「ぇええええええ」
美潮さん「選挙で同僚が仕事してる時に私は何をしているのでしょうか……自分がわからなくなってきました」
・総理大臣付の記者だった美潮さん。
美潮さん「最後は橋本龍太郎さんだったんですけど、今日持ってるストールは橋龍からもらったものです」
影山さん&観客「へぇええええええ」
美潮さん「そのストール巻いて袖で見てたんですけど、ますます今の自分が分からない」
・影山さん「いつもオレたちアニソンシンガーのために頑張ってくれてて、
だにぃ~みたいな、あんな下々の下々の者なんかにも良くしてくださって」
美潮さん「下々って」
影山さん「だってアイツ、オレより小さいんですよ。身長の話ですよ」
美潮さん「でもだにぃ~さんは……」
影山さん「今、スッといきましたね!?」
美潮さん「だってどうリアクションしていいかわからなかったんですよ」
・美潮さんときただにさんによる340 presents 「ごきげん料理祭」のお話。
・JAM Projectのワールドツアーに同行した話。
影山さん「すごいですよ。ブラジルまでの交通費を定価で買ったんですよ! ブラジル! セレブですね」
美潮さん「違うんですよ。ぎりぎりで手順がよくわからなかったのと、経費で落とそうと思ったら『君の趣味だろ』って言われて……」
11:I'm in you./&鈴木美潮
-MC-
この年の8月に行われた『「アコギな二人旅だぜ!」リターンズ』でも披露されたという
オリジナルアルバム「I'm in you」よりKUKOさんとのデュエット曲を今回は美潮さんと。
緊張している面持の美潮さんを影山さんがやさしくリードしている様子や、
後半にお互いを見つめあってアドリブをされている光景が印象的でした。
美潮さんが見送られ影山さんお一人に。
影山さん「じゃあ美潮さんからのリクエストをやっちゃおうかなっ!」
12:愛のソルジャー
13:聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~
美潮さんのリクエストは特撮「光戦隊マスクマン」よりエンディング。久し振りに聞く事が出来ました。
幼少期から聞いていた曲が数十年たった今もライブで聞く事が出来ているのはなんとも嬉しい限りです。
続いては影山さんのアニメソングの代表曲の一つ、アニメ「聖闘士星矢」より二代目オープニング。
軽やかなステージングで魅せながら激しく歌われる影山さんの姿は抜群に恰好いいです。
14:ヨーソロー ~星の海を越えて~
-MC-
雰囲気がらりと変わって前途のアニメ「宇宙戦艦ヤマト 2199」より、第五章のエンディグ。
影山さんは沖田艦長をはじめとしたヤマトの乗組員の強い使命感を哀愁たっぷりに歌われていました。
・影山さん「美潮さんが『マスクマン』の歌をどうしても聞きたいって。美潮さんがアメリカに留学してた頃に
帰りたくて帰りたくて仕方なかった時に『マスクマン』や『チェンジマン』に助けられたそうです」
・影山さん「歌手にとっても歌ってて助けられた曲ってのはあって、さっきやった『星のトライアングル』は
『DRAGON BALL』のヤマケンさん(山本健司さん)やKUKOちゃんとやってたMONOLITH projectの曲です。
オレはゲームも含めると『DRAGON BALL』の曲は60曲くらい歌ってると思うんだけど、
その頃は一番レコーディングしていた頃で、音楽だけでは食えなくて建築関係バイトをやってたんですね。
いっつもスタジオが三田にあるスタジオで、バイトの現場に行く時や現場からスタジオに行く時とかは
ずっと電車の中でレコーディングの曲を聴いてたんですけど、当時は朝5時起きでバイトして、
そこから深夜までレコーディングしてました。今やったら多分一ヶ月で死にます」
観客笑。
影山さん「ナハハハ。でもその時にやっぱり建築のバイトはしんどくて、自分に明日が来るのかなぁと思ってたんですけど
『星のトライアングル』を聞いた時、『オレの悩みなんて宇宙に比べたらちっぽけなのかな』って思うようになって、
『ポジティブに頑張っていればいい事があるのかな』って思わせてくれた曲なんで、今日はどうしても歌いたかったんです」
・影山さん「じゃあ、最後に…こんな昭和の匂いで終わっていいのかなぁ? LAZYのしかも初期の曲。アニソンファンの子はわかんないかも。
歌詞とかね、コード進行とかいちいち昭和なんすよ。シビれますよ。最初の曲なんて作詞なかにし礼!」
観客笑。
影山さん「賢ちゃんに言ったら『イイっすねっ!』って。でもこれはオレがやるしかないんです」
観客拍手。
影山さん「たまにLAZYで演る時があるけど……高崎(晃)には怖くて言えないので」
観客笑。
影山さん「もう(田中)宏幸とも小学校からの付き合いなんで……先に逝ってしまった友達のためにも……オレがやります!」
15:地獄の天使
16:Midnight Boxer
17:愛には愛を
ラストブロックは影山さんにとって聖なる存在であるというLAZYの楽曲。
一曲目の5thシングル「地獄の天使」のイントロが鳴ると、観客から黄色い歓声が沸き上がりました。
ドラマチックな楽曲と影山さんの希うような歌声に引き寄せられた後は、9thシングル「Midnight Boxer」へ。
影山さんは当時からさらに磨き抜かれた軽快な歌いっぷりで歌われ、ラストは7thシングル「愛には愛を」。
がらりと雰囲気が変わり、影山さんはせつない曲の世界を激しくやさしく硬軟自在に歌われていました。
-アンコール-
影山さんとBroadwayの皆さんが拍手で見送られると、拍手が次第にアンコールを表す手拍子変わります。
しばらくすると再びBroadwayの皆さんが登場され、スタンバイ。観客の拍手もやみ、しばらく静かな時間が続くと、
舞台袖にスタンバイしていると思われる影山さんの「よっしゃ!」「いくぞー」という声が聞こえ、観客から笑いが。
18:光のこども
-MC-
ベストアルバム「CYVOX」より、阪神淡路大震災で被災した子供たちへ向けて作られた「光のこども」。
当方、とても大好きな曲ですが、まさか今回聞く事が出来るとは思わず、声をあげて驚いてしまいました。
影山さんは終始笑顔で歌われ、客席にはライブで行われていた振り付けをする方もそこかしこで見かけました。
影山さん「久し振りに歌いました。みんなよく振り付け覚えてるねー。
この曲、久し振りに歌ってみて、歌詞がすごくいいんだよね。
自分達がアニソンを歌う者として忘れてはいけない気持ちが込められてると思います。
これからボクは年老いてお陀仏するまでこの職業を続けると思います!」
影山さん「なんかアニキ(水木一郎さん)、来月ここでバースデーコンサートやるんですってね。
アニキ、オレより13歳も年上ですよ。一緒に山登ったりしてるんですけど、
あんまり上り坂が続くと山にキレてます。『なんだこの坂っ!! なんだっ!!』って……意味わかんないっすよね」
観客笑。
影山さん「で、下りは下りでまた怒ってるんすよ『なんだっ、ずっと下りじゃねえか!!』って」
観客笑。
影山さん「ナハハ。でもボクもアニキみたいに60になっても70になってもずっと歌っていきたいです」
影山さん「今年、スキューバダイビングとサイクリングと、水泳をがんばってます。
遠藤たちには『兄さんどこいくんすか?』って言われてますけど」
観客笑。
影山さん「来年はちょっとトライアスロンに挑戦してみようと思ってます! ハイ」
影山さん「せっかくなんで、ひっさしぶりの新曲やります! でもこのホール、あんまりロックな曲はできないみたいなんですけど、
今日はほら、ね。選挙のことでみんな頭いっぱいだから。美潮さんさえ黙ってれば……」
19:ヒッパレ! モンスターストライク
-MC-
影山さんのソロでの2014年の唯一の新曲はゲームアプリ「モンスターストライク」のテーマソング。
ポジティブでアッパーな楽曲は、これぞ影山さん真骨頂。このゲームの特徴である引っ張るしぐさを交えて歌われた場面もありました。
再びアコギを携えた影山さん。
影山さん「今年、まだレコーディングとかで歌うことはありますけど、ファンのみんなの前の皆で歌うのは今日が最後なんですよ。
2014年もいろいろありました。LAZYから数えると長い時間歌ってきてますけど、
アニソンだけでもオレ、キャリアありますから」
観客拍手。
影山さん「この前、初めてFLOWと会って『レジェンドに会えるなんて光栄です!』って言われました」
観客笑。
影山さん「ちきしょー。オレの『CHA-LA HEAD-CHA-LA』返せ! ナハハ」
観客笑。
20:MY DEAR
影山さんがホストを務められたデジタルラジオ番組「アニソン・パワー・ラジオ」主題歌のシングルのカップリング。
影山さんは励ましを込めた等身大のラブソングをやさしくやらわかく歌われフィナーレとなりました。
影山さんが美潮さんを呼び込まれ、Broadwayの皆さんもステージ前方に登場され、全員で万歳三唱。
影山さん「みんな最後までありがとうございました! 良いお年を! またねっ!」
拍手の中、影山さんが笑顔で退場され、
「影山ヒロノブ with Broadway especially Precious Night 2014 Winter Concert」は終演となりました。
「ソロアコギの旅」でよく歌われているラインナップに加え、今回ならではのクリスマスソング、
美潮さんプロデュースならではの楽曲、LAZYの楽曲と、影山さんの様々なキャリアの楽曲を幅広く聞く事が出来ました。
何より、久し振りのBroadwayの皆さんと一緒のライブという事で、皆さんの長年培った呼吸の演奏を堪能させて頂きました。
来年、2015年は影山さんがアニメソングデビューされて30年目を迎えられます。
いつかはLAZYでも、JAMでも、オリジナル曲でもない、アニメソングオンリーのライブを
Broadwayの皆さんと共に開催してみていただきたいと思いました。
補足
・影山さん「最近はバースデーライブくらいしか一緒に演れなくなっちゃったけど、
Broadwayはオレのフェイバリットミュージシャンたちです」
・当日のガンタさんはお帽子姿。ギックリ腰が治りかけ。
・今回はブロードウェイの皆さんの表記はBroadway。
・影山さん「いつもラフにアコギをやってますけど、こういう格好してるとちゃんとしようと思います」
・影山さん「アコギでタキシードっていう格好は自分の中では、
『グラミー賞を受賞した時のエリック・クラプトン』って感じなんですけど、
さっきバンドの皆に『影さん、演歌の司会の人みたいですねー!』って言われました」
観客笑。
影山さん「演歌て! しちゅれいなー!」
・影山さん「この前、ここで遠ちゃんとやったときよりも、スケールアップしてますよね」
・自分の立ち位置が分からない美潮さん。
美潮さん「今日は選挙でしょ、投開票日でしょ、社員でしょ、読売新聞社でしょ。何してるんだろう」
・影山さん「今日はボクが谷村新司なら、美潮さんは小川知子」
観客笑。
美潮さん「じゃあこんな感じで胸に手を……」
影山さん「ナハハハ。それは美潮ファンに殺されますよ」
美潮さん「しかも会社内なんで」
・影山さん「2014年もありがとうございました。オレ、デビューしてから38年目の音楽の人生を歩んでるんですけど、
LAZY解散して、ソロがあって、『DRAGON BALL』に会って『星矢』に会って、Lantisで井上君に背中を支えてもらって、
遠ちゃん(遠藤正明)はじめ素晴らしい後輩たちに会って、奇跡のようなJAM Projectに出会えて
50を過ぎて毎年のように武道館で歌えてるなんて奇跡です。これも支えてくれているすべてのファンに感謝したいです」
・影山さんが客席へ一礼すると、一緒に一礼する須藤さん。
影山さん「賢さんが頭下げると重みがありますねぇ……それに引き換え……」
視線の先はぎっくり腰のガンタさん。
影山さん「楽屋でずっと寝てるんですよ。それで起きるときもなんか杖ついてるんすよ。おじいちゃんじゃん」
ガンタさん「もうだいぶ良くなりましたよ」
・影山さん「みっともなくっても、やれる事全部やって、最後の最後になるまで頑張ります! この人たち(Broadway)と一緒に!」