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340スズキ♪ presents 「歌祭38 ~コミネリサの巻~」 
14.11.21 Naked Loft

 

出演/コミネリサ

 

司会/鈴木美潮

演奏/Key.コミネリサ カラオケ


 

読売新聞の記者であり、特撮ヒーローに造詣が深い鈴木美潮さんによる 
特撮関係各方面の方々をゲストに招き、その半生を伺いつつ、 
お酒を呑んだり、歌ったりというトークイベント「祭」シリーズ。

 

俳優、スーツアクター、スタッフなど様々な方々が出演されているシリーズ中、 
歌手の方々にスポットを当てたシリーズが「歌祭」です。 

以前は出演者は特撮ソングを一曲でも歌われている方に限定されていましたが、 
ここ数年は間口が広がり、アニメソングを歌われている方も出演されています。

 

「歌祭」も38回目を数える今回はmanzoさんからのバトンを受けてコミネリサさんのご登場です。

コミネさんといえば"lisa"名義でアニメ「忘却の旋律」主題歌を歌われたのを皮切りに、 
その繊細ながら力強い歌声で「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」や「鉄のラインバレル」などで歌を歌われるほか、 
シンガーソングライターとしてソロ活動や楽曲提供を行われています。

 

「歌祭」は歌の祭りですが、基本的にトークライブですので、詳しい内容は省略します。 
来場された方だけのお楽しみです。

 

会場は「歌祭」シリーズ開始当初から変わらず、居酒屋形式のライブハウスNaked Loft。 
コミネさんは鍵盤の弾き語りを得手とされているので、ステージ上にはキーボードが用意されておりました。 
今回は物販の時間は設けられず、会場後方に物販コーナーが設けられていました。

 

今回だけのおススメ限定メニューとして、「見つめてもいいんだよ」(ハイボール)、「わらしべいちご」(ストロベリーミルク)、 
「美潮さん、やせた?」(解禁したてのボジョレーヌーボ)等のドリンクと、 
コミネさんがお好きだという納豆を取り入れたメニュー「納豆いかんめし」(アボカド+納豆+キムチ+豆腐)が用意されていました。

 

開演時間が近づくとスタッフさんによりお店の説明とイベントに関する諸注意がされ、 
司会の美潮さんがご登場。12月に控えた影山ヒロノブさんのコンサートの司会が衆議院選挙の開票日と重なってしまい、 
政治部記者としては複雑な思いであるなど、今後の予定をお話しされ、今回の主役、コミネさんを呼び込まれます。

 

美潮さん「一曲目から弾き語りでお届けしていただくという事で」 
コミネさん「そうですね」 
美潮さん「曲はmanzoからのバトンという事であの曲ですね」 
コミネさん「アノ曲です。あ、その前に自己紹介、こんばんはーコミネリサでーす」 
観客拍手 
コミネさん「すみません。自分の事で手いっぱいで自己紹介しなくて」 
美潮さん「大丈夫です。さて、そんなmanzoさんの曲という事で、なんと今日はmanzoさんがお手伝いに来てくれています」 
観客がどよめく中、蛍光グリーンのベースを携え、「天体戦士サンレッド」のレッドさんのTシャツを着たmanzoさんがご登場。 
manzoさん「このベース。色凄くないですか?」 
コミネさん「すごーい」 
manzoさん「コレ、声優の桃井はるこさんに半ば騙されて、ロサンジェルスで買ったんですけど、 
      買って7年なのに一回もお披露目できてなかったのでここでお披露目します」

コミネさん「では、聞いてください、みじょのっ…溝ノ口っ」 
manzoさん「"続"! "続"!」 
コミネさん「続…! 続・溝ノ口太陽族!」

 

01:続・溝ノ口太陽族 USA (1C) 
-MC-

 

一曲目は前回の「歌祭」では歌われなかった「天体戦士サンレッド」第二期オープニング「続・溝ノ口太陽族」。 
コミネさんの鍵盤とmanzoさんのベースだけの演奏で、シンプルながらも迫力と勢いのあるものでした。

・manzoさんは拍手で関係者席へ見送られ、コミネさんと美潮さんお二人でトーク。 

・本日のおススメ限定メニューのお話。 
・納豆大好き。 
・ワインはボトル。大人はボトル。 
・限定メニューで観客と一緒にカンパイ。 
・幼少期のお話。 
・内気で野良猫と会話する日々。 
・ミミズや虫たちや木々と会話していた。 
・コミネさん「あと妖精を見たこともありましたね」 
 美潮さん「……あなた、ソッチですかー」 
 コミネさん「小さい頃ですよ。今は……たまに朝起きた時、髪の毛が結ばれてるのは小さいおじさんがやってると思いますけど」 
・ミシンとオルガンの訪問販売で母がなんとなくオルガンを買ったのが、音楽を志すようになるきっかけ。

 

02:ドレミのうた (1C) 
-MC-

 

一番最初に弾いた曲というミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」より「ドレミのうた」。 
コミネさんは観客に手拍子を要求しつつ、歌われずに伴奏に終始されていました。

 

・母はイントロだけを引き続けたのが許せなくて、母を矯正しつつ自分も弾くように。 
・スライドで4歳の頃の写真。 
 コミネさん「今と全然顔が違うんですよ。でも姉の娘、姪がこの写真とおんなじ顔なんですよ」 
 美潮さん「コミネ家の顔なんだ」 
 コミネさん「そうなんですよ。姉にその事を話したら『呪われる。言わないでくれ』って言われました」 
 観客笑。 
 美潮さん「その姪っ子はミミズとは話さないんですよね?」 
 コミネさん「話さないですね。でも、うどんが大好きですね」 
 美潮さん「すみません。ミミズの話からうどんの話って」 
 コミネさん「あのね。うどんをつゆにつけないで、そのまま噛まずに飲むの」 
 美潮さん「……ミミズからその話は、話の展開としては最悪ですね」 
・もともと鍵盤の方に興味があったコミネさん、歌に目覚めたのは小学校の頃に合唱部に入ってから。 
・「歌えなかったらお昼抜き」→「ご飯食べられないんだー、じゃあ大きい声で歌おう」 
・美潮さん「そんな頃に見ていたアニメといえば?」 
 コミネさん「結構見てたんですけど、合唱部に入る前に、あの、金髪を二つに縛った女の子のアニメを見てました」 
 美潮さん「セーラームーン?」 
 コミネさん「そんなに今じゃないんだよ」 
 美潮さん「キャンディ・キャンディ?」 
 コミネさん「そうなのー」

 

03:キャンディ・キャンディ (1C) 
-MC-

 

コミネさんいう所の"二つに縛った女の歌"アニメ「キャンディ・キャンディ」よりオープニングをカラオケで。 
やわらかくなめらかに歌われているコミネさんはとても楽しそうで、最後には「アンソニー!」と言われる場面も。

 

04:宇宙刑事シャリバン (1C) 
-MC-

 

そのまま見ていた特撮ということで「宇宙刑事シャリバン」よりオープニングをこちらもカラオケで。 
同作で挿入歌を歌われているポプラさんを彷彿とさせるような歌声で歌われましたした。

 

・小学校の頃、音楽に造詣が深い先生の影響で12歳でシンガーソングライターを志す。 
・美潮さん「その頃に、実は小学校のクラスの歌を作っている?」 
 コミネさん「そうなんですよ。美潮さんとの顔合わせの時に思い出して」 
 美潮さん「じゃあそれを歌っていただこうかしら」

 

05:学級歌 (1C) 
-MC-

 

小学校の頃にコミネさんが作られたという学級歌を弾き語りで。こういった曲が聞けるのも「歌祭」の醍醐味です。 
コミネさんののびやかな歌声に、歌詞と楽曲さわやかさが合わさり、とてもポジティブな一曲でした。

 

・コミネさん「当時のキーで歌ったから高かったですね」 
 美潮さん「やっぱり子供のキーは高いですか?」 
 コミネさん「高いですねー。今気づきましたよ、自分は子供ではないという事を」 
 美潮さん「よかった気づいてもらえて」 
・中学、高校と合唱を続け、高校は音楽系の学校へ。 
・本当はピアノをやりたかったものの、クラッシックのピアノは譜面読むのが面倒くさい為、声楽へ。 
・髪のボリュームが凄い声楽の先生が至近距離で「あなたは、歌を習いなさい」

06:Caro mio ben 
-MC-

 

当時歌っていた声楽の曲で、イタリア歌曲から、声楽界では有名な曲だという「Caro mio ben」を弾き語りで。 
先程までの歌声とは打って変わり、まさに声楽というようなのびやかで透明感のある歌声が会場に響き渡りました。

 

・途中でつまんなくなっちゃって、作曲やバンドや弾き語りの活動をしていた時、 
 地元のエージェントに入り、イベントやリゾートホテルで弾き語りを始められたとか。

 

07:コーヒールンバ (1C) 
-MC-

 

エージェント時代に弾き語っていた曲の中から、多くのアーティストがカバーしている「コーヒールンバ」。 
時折アドリブを交えながら、軽快さとアンニュイさを織り交ぜ、大人な雰囲気で歌われました。

 

・美潮さん「ポップスに傾倒していくのを髪のボリュームが凄い先生はどう思ってたんですかね?」 
 コミネさん「あきれてたと思いますよ。デビュー後も手紙やCD送ったりしても返事来ませんもん。 
        『やっぱり、クラッシックの掟を破ったわねっ』って」 
 美潮さん「理解できてないんじゃないですか?」 
 コミネさん「そうかもね。きっと星のように見守ってくれてますよ」 
 美潮さん「殺さないでください」 
・那須のリゾートホテルで専属で弾き語りを行う日々。 
 コミネさん「毎晩やってたんですけど、お酒とかご飯と食べながらというより、お客さんはみんなガチで見てるんですよ」 
 美潮さん「コミネリサワンマンショー的な」 
 コミネさん「そうなんですよ。で、無銭なので気に入らなかったら、立って帰っちゃうんですよね。 
      お客さんには『君の歌がつまらないからだよ』とか『お年寄りはカーペンターズは聞かないよ』とか言われましたね」 
 美潮さん「結構言うんですね」 
 コミネさん「そのうちに、お客さんを立たせない演奏法をつけていったんですよ」 
 美潮さん「具体的にどんなことをするんですか?」 
 コミネさん「なんだろうねー。パワーの出し方ですかね。『私、歌ってるわよー』っていうのを前面に出すんですかね」 
・よくホテルに来ていた作曲家・船村徹さんのお話。 
 コミネさん「船村さんの取り巻きの方が『キミは演歌いけるよ』って言ってくれたんですけど、私、演歌には進みたくなくて……」 
 観客笑。 
 コミネさん「しかも船村さんに『音楽は何が好きなの?』って聞かれたら、私『演歌以外!』って言っちゃって……」 
 観客笑。 
 美潮さん「いきなりケンカ売っちゃいましたね」 
 コミネさん「そのあとすっごい反省して、演歌も歌うようになりましたね」

 

08:リンゴ追分 
-MC-

 

コミネさんが尊敬するシンガーの一人である美空ひばりさんの楽曲から「リンゴ追分」。 
はかなげで独自の世界観のある歌声と、途中のセリフのやわらかい口調との差にコミネさんの表現力の深さを感じました。

 

・ホイッスルボイスに憧れて練習していたら喉をつぶしてしまう。 
 声がザラザラの低音しか出なくても、家賃が払えないのでホテルの弾き語りは休めない。 
 その状況下で福山雅治さんの「桜坂」を歌ってお客さんにウケる。そのまま3年がんばる。 
・コミネさん「そんな中でビクターの音楽プロデューサーの目に留まり、自主製作のCDを買ってくださって、 
      『今度タイアップ来たらよろしくねー』って言われたんですよ」 
 美潮さん「その話は後半ね」 
 コミネさん「あ、そうだった。ごめんねーあははは」 
 美潮さん「大丈夫です。後でね」

 

09:もののけ姫 (1C) 
-MC-

 

当時、米良美一さんのモノマネをよくしていたということで、映画「もののけ姫」より主題歌。 
コミネさんの透き通るような歌声がとても神秘的で、曲の世界観に引き込まれていく思いでした。

・カウンターテナーの仕事をください。 
・好きだったアイドルは中森明菜さん。 
 コミネさん「ちょっと不良っぽいところとか、斜に構えてるところとか凄い良くて」

 

10:ミ・アモーレ 
-MC-

 

前半のラストはお好きだった中森菜さんの曲から、一番お好きな曲という「ミ・アモーレ」。 
中森さんのそれとはまた違う哀愁を感じさせるコミネさんの歌声は、艶やかでとても魅力的でした。

 

~休憩~

 

コミネさん、美潮さんが一旦退場され、15分間の休憩タイム。 
時間になるとまずは美潮さんが登場され、コミネさんを呼び込まれて後半スタートです。

美潮さん「コミネさんに特撮をと思って、コミネさんは栃木出身…コミネリサ…コミネリサ…小宮有紗… 
    ということで『バスターズ レディーゴー!』」

 

11:バスターズ レディーゴー! (1C) 
-MC-

 

コミネさんと同郷の小宮さんが宇佐見ヨーコ・イエローバスター役で出演されていた「特命戦隊ゴーバスターズ」オープニング。 
作品のハードなテーマとコミネさんのシリアスな歌声がぴったりとハマっていました。

 

・痩せた美潮さん。健康診断も肝機能も基準値以内だったそうです。 
・肝機能の強い美潮さんを祝いもう一度カンパイ。 
・特別メニュー「わらしべいちご」はぐいぐい呑めてしまう。 
・コミネさんの初恋はいとこ。 
・好みのタイプはEXILEみたいなワルとヒゲ。 
 コミネさん「20代の頃は照れて見れなかったけど、今は直視してますね。ワルが好き。出てくるでしょ『シャリバン』にも」 
 美潮さん「あぁ、あのガイラー将軍ですか?」 
 コミネさん「そう。ああいう風なの結構好きです」 
 美潮さん「今、日本特撮党員はコミネさんはEXILE好きというよりガイラー将軍が好きっていう認識になってますよ」 
 観客笑。

 

12:Lovin'you (1C) 
-MC-

 

初恋の話から愛の歌という事で、コミネさんが影響を受けたシンガーであるMinnie Ripertonの代表曲。 
多くのアーティストにカバーされている曲ですが、コミネさんは原曲を踏襲しつつも、より切なげに歌われました。

 

・ビクターの音楽プロデューサーにスカウトされたものの2年間連絡が無く、お話も消えたと思っていたところにオファーが。 
 しかしながら、頻繁にかかってきた電話も、当初いたずら電話だと思って受けずにいたとか。 
・オファーが来てレコーディングしたのが"lisa"名義で発表したアニメ「忘却の旋律」のオープニング「Will」。 
・歌えるかどうかもわからないままレコーディングへ。そのままその日にPVも撮影。 
・更に全国区での販売や、着うたフルにもなるという事も当日知ったとか。 
・コミネさん「無名だったから何もわからなくて、予期せぬタナボタ。『あたしアニメシンガーになったー』」 
・美潮さん「タナボタでアニメシンガーになったコミネさんが好きなアニソンがあるんですよね」 
 コミネさん「そうなんです。私、『機動戦士ガンダム』の曲を歌わせてもらってる縁で好きになった曲なんですけど、 
      最初、この曲を歌っている人、大好きでちょっとお笑いっぽい人だと思ったけど、

      歌うと凄いんですよ『ETERNAL WIND』」 
 観客「ぉぉおおおお」 
 コミネさん「すごいよねー。すごい憧れましたよ」 
 美潮さん「お笑いじゃないでしょ?」 
 コミネさん「なんていうんでしょ? 面白路線?」 
 美潮さん「バラドル?」 
 コミネさん「バラドルっていうんだ。勉強になる。バラドルだって。ちょっと後で携帯にメモっとこう」

 

13:ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~ (1C) 
-MC-

 

元祖バラドルの一人、森口博子さんの歌手としての代表曲である、映画「機動戦士ガンダムF91」より主題歌。 
繊細さとダイナミックさの合わさった歌いっぷりでしたが、後半が盛り上がる曲だけに、1番だけの披露が悔やまれます。

 

・コミネさんが歌われたアニソンはタナボタ系が多い。 
・アニメ「レンタルマギカ」のオープニング「宇宙に咲く」を担当する事になったお話。仮歌のはずが。 
・アニメ「心霊探偵八雲」のエンディング「Missing You」を担当することになったお話。でいいや。 
・コミネさん「周りの人は大変だったと思いますよ」 
 美潮さん「大変ですよね。敗戦処理といいますか……」 
 コミネさん「それも知らずに私はね……どっかで刺されてたりしてませんよね、大丈夫ですよね」 
 美潮さん「それは大丈夫だと思いますよ。どっかで刺されたりって、刺されてないでしょう?」 
 コミネさん「気づいてないかも。あれーどっか痛いかなー? 血が出てたんだけどー、みたいな」 
・「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションII それぞれの剣」エンディング「tears」のデモテープが汚い。 
 コミネさん「曲を書いて簡易的なデモテープを提出したら『ちょっと汚いから録り直そう』って言われたんですよ」 
 美潮さん「デモテープとしても汚いってことですか?」 
 コミネさん「ひどいです。お母さんがエアコンで"ピッ"ってやってる音が入ってるんです」 
 観客笑。 
 コミネさん「『せっかくいいテイクなのにお母さんなんでこのタイミングでエアコン消した?』

      『うん、なんかいいと思ってー』『よくないよー』」 
 観客笑。 
・MW(間が悪い)な母。 
・その後、録り直したデモテープを提出するも返事が来ないと思っていたら、デモのまま採用されて音源に。 
 コミネさん「なんか一つだけ荒かったのが逆に目立ったみたいです」 
・結城アイラさんとの交流。コミネさんはライブにサポートメンバーとして参加されているとか。

 

14:星が永遠を照らしてる (1C) 
-MC-

 

コミネさんが"神"、"ディーバの中のディーバ"と崇める結城アイラさんが歌われたアニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」より初代エンディング。 
結城さんへのリスペクトも込めつつ、弾き語りでしなやかに歌われるコミネさんは、オリジナルの結城さんとはまた違った味わいでした。

 

・コミネさん「アイラちゃんバービーみたいですよね。あたし着ぐるみみたいだからさー」 
 美潮さん「ああなりたいですよね」 
 コミネさん「目指しましょうかね。なれなかったら許して。あははは」 
 美潮さん「私も昔、武田久美子さんみたいな体になりたかった時がありましたよ」 
・出る所は出てるけど出なくていい所も出てくる。 
・即興で歌を作るのが得意なコミネさん。 
 コミネさん「今回ちょっと挑戦してみていいですか?」 
 美潮さん「何をテーマにつくられますか?」 
 コミネさん「美潮さんって凄いステキな人だなぁと思ってるので、美潮さんの歌を」

 

15:美潮さんはステキだなって思うコミネリサのうた 
-MC-

 

コミネさんが知っている美潮さんの隠れたステキさをメインテーマに、やわらかでやさしい曲調で歌われました。 
手拍子を合図したり、サビを観客と一緒に歌ったりと、ほがらかでほっこりする一幕でした。

 

・美潮さん「こんなに褒めてもらうなんて一年に一回あるかないかですもん」 
・歌詞の真相を語る美潮さん。 
・グルメになってしまったので、わざわざ古米を買う。 
・二日酔いで窓を開けると見える景色。 
・コミネさん「古米を買おうと思いました」 
・美潮さんが孤独死すると会社の外に340の鳥文字が表示される段取り。

 

16:春先小紅 (1C) 
-MC-

 

ピアノを弾いている人のモノマネをということで、コミネさんも大好きだという矢野顕子さんの代表曲「春先小紅」。 
独特のなめらかな歌唱法は矢野さんを彷彿とさせながらも、コミネさんの味もしっかりと出されていました。

 

・コミネさん「後半、モノマネじゃなくなっちゃったあたしになっちゃった」 
・矢野さんの「ひとつだけ」も少しだけ披露。 
・モノマネ大好き。 
・美潮さん「天然と言われません?」 
 コミネさん「言われます。独自の時計を持ってるって言われます。でも後から気づくんです『今のは無い』って」 
・manzoさんから「歌祭」の電話が来た話。 
 コミネさん「その日仕事してたんですけど、最初なんでこんな時間にmanzoさんからって思ってたんですよ。 
      でもその時に『あ、そういえば9時46分位に電話するってmanzoさんからLINEがあった!』って思い出して」 
 manzoさん「そこまで細かく言ってねえよ!」 
 コミネさん「えー9時46分って言ってたよねー?」 
 manzoさん「言ってねえ!」 
 コミネさん「えー。でも『あの夜は熱かったねー』とか言われて何の事かわからなくて」 
 manzoさん「ボケ殺しー」 
 コミネさん「あ、それもよく言われる」

 

17:ハピネスチャージプリキュア!WOW! (1C) 
-MC-

 

今年のアニメの歌という事でアニメ「ハピネスチャージプリキュア!」よりオープニング。 
コミネさんは独特のやわらかい歌声で、飛んで跳ねて楽しそうに歌われていました。

 

・「ハピネスチャージ」と聞くとどうしても前回の「歌祭」でmanzoさんが踊られた「プリキュア・メモリ」が思い出される美潮さん。 
 manzoさん「思い出さなくていいです」 
 美潮さん「今、弊社の有料サービス『読売プレミアム』でその時の写真が絶賛公開中です」 
 manzoさん「やめてー、やめてくれー」 
 コミネさん「いい先輩を持ちました」 
・ここで、コミネさんにも踊っていただくことに。 
 美潮さん「ダンスは習ってたんですよね」 
 コミネさん「実はダンスで留学してたんですよ。でも途中で向いてないことに気づいたんですよ。覚えるのが遅くて」

 

18:Everyday、カチューシャ (1.5C) 
-MC-

 

「歌祭」のダンス課題曲の一つとなっているAKB48のヒット曲「Everyday、カチューシャ」。 
コミネさんはダンスを習っていらしたというだけに、軽快なステップで笑顔で踊られていました。

 

プレゼント抽選会

 

ここで入場時に配られた番号札を用い、コミネさん自らがクジを引いていくという形式のプレゼント抽選会。 
今回はディズニー好きのコミネさんの私物やメッセージ入りCDがプレゼントされました。

 

お友達紹介

 

さらに次回へのバトンをコミネさんが生電話。 
コミネさん「あもしもし?」 
JOEさん「はいもしもーし、サイキックラバーのJOEです」 
当日来場されていたJOEさん。ステージへご登場。 
JOEさん「いやーさっきまでアニキ、水木さんと呑んでて4人で焼酎3本くらいあけちゃってー」 
manzoさん「ガチでよっぱらってるよこの人」 
美潮さん「ここで、くじ引きで次回の先行販売をします」 
JOEさん「え、次回って誰?」 
美潮さん「アンタだよ!」 
JOEさん「あーまたまたー。美潮さーん」 
完全に出来上がっているJOEさん。 
JOEさん「今、くじを三枚取りましたよー。三といえばあれですね。今年もあと三か月になりましたねー」 
美潮さん「???」 
酔いに任せて色々お話しながらくじ引きをされ、 観客に乗せられて「ようかい体操第一」を少しだけ踊り、 
美潮さんが呑まれていたワイングラスを持ってステージを後にされました。

 

19:Resuscitated Hope (1C) 
~unity (1C) 
-MC- 
20:宇宙に咲く 
-MC-

 

ラストはコミネさんが歌われたアニメソング。まずはアニメ「GOSICK」の初代と二代目エンディングを弾き語りのメドレーで。 
コミネさんのダイナミックな歌声は、ピアノだけの演奏だけにダイレクトに届き、どんどんと歌に引き込まれていきました。 
続いて「レンタルマギカ」のオープニングをカラオケで。普段は弾き語りで歌う為、カラオケで歌うのはとても珍しいとか。 
先程までとはがらりと雰囲気が変わったアップテンポの曲で、コミネさんのまた違った一面を拝見できた心地でした。

 

コミネさん「最後の曲は例の汚かったデモテープの曲で、もちろん作品のために作ってはいるんですけれど、 
      今、世界中で流されている涙を思って作った曲でもあります。今日はホントにありがとうございました!」

21:tears

ラストは「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションII それぞれの剣」をはじめ、 
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」シリーズで使用された「tears」をカラオケで。 
コミネさんの願いが込められた壮大であたたかな歌声は、会場をやさしく包み込みました。

 

コミネさんに拍手が贈られ、そのまま観客とのふれあいタイムに移り、「歌祭38 ~コミネリサの巻~」は終演となりました。 

 

繊細ながらも伸びやかな歌声はもちろん、弾き語りでの引き込む力、観客を巻き込むパフォーマンスには、 
長年の弾き語りで鍛え上げられた力量が伺えました。 
さらに、歌を歌われる時とトークの時それぞれにまるで別の世界観をお持ちで、そのどちらも魅力的な方でした。


 

演奏ゲスト/Ba&Co.manzo 


 

補足

 

・開演まで休憩時間のBGMは「あらいぐまラスカル」の「ロックリバーへ」や「ギャラクシーエンジェル」の「Eternal Love」、 
 「星獣戦隊ギンガマン」の「The Galactic Warriors Gingaman」、ゲーム「クロノトリガー」のBGM、 
 「イナズマイレブン」の「マジで感謝!」などなど、硬軟取り混ぜた歌がBGMとして流れていました。

・美潮さん「ミミズに顔はあるのかい?」 
 コミネさん「ミミズって顔どこ?」 
 美潮さん「ミミズではなく、ミミズ男には顔がありますけどね」 
 観客笑。 
 美潮さん「私が子供の頃、唯一買ってもらった『仮面ライダースナック』のカードがミミズ男だったんですよ」 
 コミネさん「マジで!?」 
 美潮さん「だからミミズ男は私にとって思い出の男なんですよ」

 

・コミネさんは「スパリゾートハワイアンズ」で「宇宙刑事シャリバンショー」を見たことがあるとか。

 

・休憩時間、ステージ上に携帯電話を置いていってしまったコミネさん。

 

・お仕事で留守電を入れた話。 
 コミネさん「結構固い電話だったんですけど、話してるうちに自分の訛りがおかしくなっちゃって、 
       途中で『あっははははーわー ピッ』って電話切っちゃったんですよ」 
 美潮さん「それ録音されてるでしょ!」 
 観客笑。

 

・「Everyday、カチューシャ」といえばセーラー服で踊られた柿島伸次さんが思い出される美潮さん。

 

・そんな柿島さんにダンスにおけるかわいいポーズを教わったコミネさん。

 

・JOEさん「絶対踊らないです。ボク、昔、ANIXILEっていうので踊ったんですけど、地獄だったんですよ」 
 manzoさん「お前、オレに踊れって言ったんだから踊れよー!」 
 JOEさん「ぅっせええー!」 
 観客笑。

 

・コミネさん「『宇宙に咲く』呪文の部分は録る時コワくって。いろんな人がやってみたんだけど結局私が歌ってるんですよ」

 

・コミネさん「案外、『歌おう』としたら駄目みたいね。歌ってね、言葉を紡いでいく方が伝わるみたい」 

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