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スーパー戦隊"魂"Ⅷ 2014東京  "21世紀編" 
14.11.8  東京 豊洲PIT

 

出演/山形ユキオ Salia 高取ヒデアキ YOFFY(サイキックラバー) 
   岩崎貴文 Sister MAYO NoB 谷本貴義 高橋秀幸 鎌田章吾 伊勢大貴 
   (主題歌発表順)

 

司会/ショッカーO野

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一) 
演奏/Super Rescue BAND(G.&Ag.鍋嶋圭一 Ba.&Key.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原博) 
    Z旗horns(Tr.ケニートー Tr.阿久澤一哉 Sax&Fl.Chouemon Tb.Ozaki)

 


1975年から現在まで続く特撮作品「スーパー戦隊」シリーズの歌で構成されるライブシリーズ「スーパー戦隊"魂"」。 
毎回、歴代の戦隊ソングを歌われているアーティストの方々が数多く出演され、 
主題歌はもちろんのこと、ここでしか聞くことのできない挿入歌も歌われてきた本ライブが、 
2004年の初演から10年目を迎えた本年も開催されました。

 

"21世紀編"、"20世紀編"と作品の年代別に二日間の公演となった今回の「スーパー戦隊"魂"Ⅷ 2014東京」。 
今回は初日"21世紀編"のレポートです。

 

東京公演の会場としておなじみだったZepp Tokyoから会場を移し、 
先の東日本大震災における被災地復興支援活動の継続を目的に新しく建設されたライブハウス 
東京 豊洲PITで初開催となりました。

 

豊洲PITは客席の床が全面コンクリートで、どこか倉庫を思わせる広々とした空間で、 
前方は数ブロックに分けられた椅子席で、その後方の、全体の1/5程がスタンディング席になっていました。 
ステージ上にはバンドブースの後方向かって右手にホーン隊ブース、向かって左手にコーラスブースが設置され 
壁面には今回のライブタイトルロゴをあしらった横断幕が掲げられていました。

 

-MC-

 

そろそろ開演時間という頃になると 
「18:00丁度発ー、スーパー戦隊"魂"ー、発車いたしまーす。おノリ遅れの無いようにご注意くださーい?」 
という、戦隊最新作「烈車戦隊トッキュウジャー」になぞらえたアナウンスをしながら司会のショッカーO野さんがご登場。 
「スーパーロボット魂」をはじめとした「魂ライブ」ではおなじみの観客への鼓舞を交えつつトーク。

 

ショッカーさん「今日は、間違えてお台場のZepp Tokyoに行ってしまった方はいませんね?」 
観客笑 
ショッカーさん「行っちゃったのは一人だけですね。谷本貴義」 
観客大笑

ショッカーさん「今日は椅子席ということですが、最近やはり、三時間の立ちっぱなしはつらいと」 
観客笑 
ショッカーさん「これからの高齢化社会につきましてですね、やはり我々も他人事じゃあないと! 
        盛り上がる時は盛り上がっていただいて、休みたい時には休んでいただいて。 
        大体、僕が出てきたら休めますから。……って言ったら、以前、札幌で『スーパーロボット魂』をやった時に 
        アニキたちが歌い終わった後に僕が出てきたら、皆さん見事にサァーっと座って行って一糸乱れずとても綺麗でした」 
観客笑

ショッカーさん「さぁ皆さん準備はいいですかぁあああ!?」 
観客「ぉおおおおおおおおお!」 
ショッカーさん「準備はいいかぁあああ!?」 
観客「ぉおおおおおおおおぉおおおお!」 
 ショッカーさん「スゥーパァー戦っ隊っ?」 
観客「スピリィィイイイイイイイイイッツ!!」 
ショッカーさん「しゅっぱーぁつ、しんこーぅ!!」

 

00:変身いたしまーす!/SE 
01:烈車戦隊トッキュウジャー/伊勢大貴 
-MC-

 

「烈車戦隊トッキュウジャー」より、期待感をあおる劇伴に乗りSuper Rescue BANDの皆さんがセッティングされ、 
そのまま「トッキュウジャー」オープニングへと連結し"イセダイ"こと伊勢大貴さんが颯爽とご登場。 
若々しい力いっぱいの歌声とパフォーマンスでトップバッターにふさわしく、観客を激しく盛り上げまくっていました。

 

ショッカーさんも合流され、伊勢さんとトーク。

ショッカーさん「ついに、戦隊に王子様(プリンス)降臨だぁあああああ!」 
観客「おぉおおおおおおお」 
伊勢さん「最初、トップバッターということで緊張していたんですけど、最高に楽しいでーす!」 
観客「おぉおおおおおおお」 
ショッカーさん「いつもは小さいお友達の前で歌う機会が多いと思うんですけど、今日は大きいお友達ばっかりで……」 
観客笑 
伊勢さん「いやー、小さいお友達のイマジネーションも凄いですけど、大きいお友達のイマジネーションも凄いです!」 
観客「おぉおおおおおおお」

ショッカーさん「やっぱり伊勢さんっていうと、"王子様(プリンス)"じゃないですか?」 
伊勢さん「そうですね」 
伊勢さんは「ミュージカル・テニスの王子様」で日吉若役を演じられていました。 
ショッカーさん「どちらかというと女性ファンが多かったと思いますが、今日は大きい男のお友達が多いですが?」 
伊勢さん「むさくるしくて最高ー!」

 

伊勢さんを見送りショッカーさんおひとりに。 

ショッカーさん「さぁ、"イセダイ"ときましたら、次は"カマショー"ですか?」 
観客「おぉおおおおおお」 
おもむろに獣電池を取り出したショッカーさん。

ショッカーさん「恐竜、プラス人間。億千年の時を越え、地球を守るために今、史上最強のブレイブチームが誕生したァ! 
観客「ぉおぉぉぉお!!」  
ショッカーさん「っ聞ーぃいてっおどろけぇぇっ!」 
観客「わぁああっぁぁああ!!」 
ショッカーさん「獣電戦隊っキョォォリュウジャァアァアッ!!」

 

02:VAMOLA! キョウリュウジャー/鎌田章吾 ナレーション:ショッカーO野 
03:史上最強のブレイブ/伊勢大貴 
-MC-

 

ショッカーさんのナレーションを受け、"カマショー"鎌田さんが登場され「獣電戦隊キョウリュウジャー」オープニング。 
トレードマークだった金髪を茶色に染め、フォーマルなジャケット姿で印象が変わりましたが、歌声と扇動は変わらずにブレイブでした。 
続いては伊勢さんが登場され同じく「キョウリュウジャー」より挿入歌。

「トッキュウジャー」とはまた違う低音の伸びやかな歌声が魅力でした。

 

伊勢さんと入れ替わりに、Z旗の皆さんを引き連れ高取ヒデアキさんがご登場。 

高取さん「めぇんなぁ、盛り上がってるかぁああああああい!!」 
観客「いぇえええええええええい!」 
高取さん「楽しもうと思ってるかぁああああい!!」 
観客「いぇえええええぇえええええええい!」 
高取さん「それじゃあ、んめぇんなぁ、一緒に踊ってくれるかぁああああああぁああああ!!」 
観客「いぇえええええぇえええええええい!」

 

04:みんな集まれ! キョウリュウジャー/高取ヒデアキ 
-MC-

 

一体感が楽しい、盛り上がり必至の「キョウリュウジャー」エンディング。高取さん、Z旗の皆さん、観客一緒になって踊ります。 
高取さんとChouemonさんが一緒になって踊る様子はキングとウッチーの様。最後のサビ部分では鎌田さんも交じって一緒に踊っていました。

 

高取さん「去年から一年間一緒にいたカマショー、9月に大学卒業おめでとう!」 
観客拍手。 
鎌田さん「ありがとうございまーす! 5年半かかりました」 
高取さん「ようやく、社会人として一緒のステージに立つんだなぁ」

高取さん「まだステージに二人が残ってるという事は、もう一曲、踊ってくれるかぁあああい!」 
観客「いぇえええええぇえええええええい!」 
高取さん「立ち上がってくれるかぁああああああい!」 
観客「いぇえええええぇえええええええぇえええい!」 
高取さん「どぉっからきたんだぁあああああい!?」 
観客「家ぇえええええええええええええぃ!」

 

05:GABURINCHO OF MUSIC!/高取ヒデアキ 鎌田章吾 
06:バスターズ レディーゴー!/高橋秀幸 
-MC-

 

「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」より、こちらも一体感が楽しいエンディング。 
「♪華麗にステップ踏んで」の部分の高取さんのステップがとてもなめらかで素敵でした。 
一転してシリアスなイントロが流れ、大歓声の中、「愛たかったぜぇえええええ!」と高橋さんがご登場。 
緊迫感と疾走感あふれる「特命戦隊ゴーバスターズ」初代オープニングを独特のシャープな歌声で歌われました。

 

高橋さん「盛り上がってますかぁあああ!」 
観客「ぉおおおおおおおお」 
高橋さん「楽しんでますかぁあああ!」 
観客「ぉおおぉおおおおおおおお」 
高橋さん「今日は戦隊"魂"年に一度のお祭りです!」 
観客「ぉおおぉおおおおおおおお」 
高橋さん「ワッショ…あぁ、ダメダメ、巨匠に怒られちゃう…」 
観客笑。

 

07:モーフィン! ムービン! バスターズシップ!/高橋秀幸 
-MC- 
08:天装戦隊ゴセイジャー/NoB (MAKE-UP) 
-MC-

 

続いては「ゴーバスターズ」より小気味のよさがやみつきになる二代目オープニング。 
高橋さんはイントロで「バスターズ、レディゴー!」と同じくテレビ放送時のタイトルコールを再現されていました。 
ショッカーさんのトークを挟み、続いては「天装戦隊ゴセイジャー」オープニングでNoBさんが軽やかにご登場。 
護星天使の使命と覚悟の固さを鋭い歌声で高らかに煌びやかに歌われ、観客の「天装」コールにも熱が入ります。

 

NoBさん「今日はあれだよね、新しい順に行ってんだよなぁ。それで明日の一番古いのに行くんだよね。 
      えっと、今日は、もう一曲、『ゴセイジャー』の主題歌は主題歌でも映画の主題歌なんだよね」 
観客「ぉおおおおおおおおおお」 
NoBさん「聞いてください、『星を護る者』」

 

09:星を護る者/NoB 
10:ガッチャ☆ゴセイジャー/高橋秀幸

 

「天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE MOVIE」より、戦隊の劇場版作品では初のオリジナル曲「星を護る者」。 
NoBさんの歌声に追随、呼応するようなコーラスの皆さん歌声が独特の幻想的な空間を作り出していました。 
続いては高橋さんの登場でテレビのエンディング「ガッチャ☆ゴセイジャー」でガッチャと盛り上げられました。

 

11:侍戦隊シンケンジャー/YOFFY 
-MC-

 

イントロが鳴るや拍手の嵐、天下御免の「侍戦隊シンケンジャー」オープニングでYOFFYさんがアッパレにご登場。 
「今日も朝日が豊洲ーぅに上るうーぅ!」と小粋な替え歌を織り交ぜつつ、チャンバラバラなお祭り騒ぎの一幕と相成りました。

そして登場された高取さん率いるZ旗連中。 

高取さん「おーえー『スーパー戦隊"魂" "21世紀編"』まぁつりだーぁ!」 
観客「ワッショイ!!」 
高取さん「ゥワッショイ!!」 
観客「ワッショイ!!」 
高取さん「ッワッショイ!!」 
観客「ワッショイ!!」 
高取さん「ワッショイ!!」 
観客「ワッショイ!!」 
高取さん「ワッショイ!!」 
観客「ワッショイ!!」 
高取さん「ッワッショイ!!」 
観客「ワッショイ!!」 
高取さん「ワッショイ!!」 
観客「ワッショイ!!」 
高取さん「ワッショイ!!」 
観客「ワッショイ!!」 
高取さん「四六時夢中 シュィンケンジュャーァアア!」

 

12:四六時夢中 シンケンジャー/高取ヒデアキ

 

ワッショイといえば「シンケンジャー」エンディング。Z旗の皆さんを従え、お祭り騒ぎはまだまだ続きます。 
この曲も盛り上がり必至、観客一帯になってのワッショイコールは一度体感すると病みつきになります。 
曲の絞め部分では高取さんがご乱心とばかりにZ旗のメンバーのみなさんを次々と斬り倒す中、 
登場してきたYOFFYさんと谷本さんも斬り倒し、最終的に観客も一刀両断で斬り倒されました。

 

高取さん「人生はチャンバラだぁああああああ!」 
YOFFYさん「味方味方」 
高取さん「人生は戦いだぁああああああ! 『バーサス! スーパー戦隊』」

 

13:バーサス! スーパー戦隊/Project.R (高取ヒデアキ YOFFY 谷本貴義) 
-MC- 
14:炎神戦隊ゴーオンジャー/高橋秀幸 
15:炎神ファーストラップ-Type Normal-/Project.R (谷本貴義 SisterMAYO) 
-MC-

 

タイトルコールを言うが早いがVシネマ「スーパー戦隊VSシリーズ」のテレビ編集版「スーパー戦隊VSシリーズ劇場」主題歌。 
二番の「♪輝く瞳戻すのは 戦隊魂さ」の「戦隊魂」の部分で掲げられた横断幕を力強く指さす高取さんが印象的でした。 
ショッカーさんが登場され、休まず演奏しっぱなしのバンドの皆さんを激励しつつ、次の曲へ。 
続いては、行くぜ相棒「炎神戦隊ゴーオンジャー」オープニング。ポジティブな歌声と盛り上げ上手な高橋さん、 
当時と変わらないハンドルを回すような振付も軽やかに披露されたあとは、初代エンディング「ファーストラップ」へ。 
谷本さんとSisterMAYOさんが息の合った踊りを交え、こちらも当時と変わらない踊りで会場を一体にしていました。

 

MAYOさんを見送って谷本さんおひとりでトーク。 
谷本さん「ここでちょっと息を整えさせていただきますね。ここで休めないと最後の"ジャー"が歌えないので」 
観客笑 
谷本さん「それじゃあみんな盛り上がってくれるかぁあああ」 
観客「ぉぉおおおおおおおおお!」 
谷本さん「Gang-gang 行くぜぇええええええ」 
観客「ぉぉおおおおおおおおお!」 
谷本さん「獣拳戦隊?」 
観客「ゲキレンジャァアア」

 

16:獣拳戦隊ゲキレンジャー/谷本貴義 
17:Just feel it~明日のために~/Sister MAYO 
-MC-

 

拳叫一発、高みを目指して、学び、変わる「獣拳戦隊ゲキレンジャー」オープニング。 
谷本さん持ち前のなめらかさと突き抜けるようなハイトーンは、原曲以上にニキニキでワキワキです。 
続いてはMAYOさんのご登場で「ゲキレンジャー」より、修行その7「シュバシュバ踊ろう!」で流れた劇中歌「Just feel it」。 
序盤が大人っぽい雰囲気かと思えば、サビでアイドル風になるこの曲は、MAYOさんの歌いぶりの魅力を堪能できる一曲です。

 

ショッカーさん「スーパー戦隊、全米でも人気でございまして、『パワーレンジャー』としてアメリカで放送していますが、 
        この『パワーレンジャー』が20周年を迎えまして、今もなお人気でございます。 
        本国、日本では38戦隊を数える、まさに継続は力な作品ですが、ここでナベちゃんに38戦隊言ってもらおうと思います」 
観客「おぉおおぉおおおお」 
ギターの鍋島さん、戦隊言えるかな。 
鍋島さん「…ゴレンジャー、ジャッカー電撃隊…バトルフィーバーJ………デンジマン……………」 
ショッカーさん「合ってる、合ってる! すごーい! まさに門前の小僧ですね」

ショッカーさん「ここから後半、まずは戦隊30作目の作品から行きたいと思います」 
観客「おぉおおおおおおお」 
ショッカーさん「ということで次なる"ミッション"は! N・o・B! NoBさんに登場していただきます! 『轟轟戦隊ボウケンジャー』」

 

18:轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB 
19:冒険者 ON THE ROAD (Album Version)/YOFFY 
20:魔法戦隊マジレンジャー/岩崎貴文 
-MC-

 

颯爽とNoBさんが登場され「轟轟戦隊ボウケンジャー」のオープニングをプレシャスな歌声で披露。 
毎回マイクスタンドのパフォーマンスが華麗なNoBさんですが、今回はハンドマイクな分、軽やかにステージを立ち回られていました。 
「まだまだ盛り上がるぞぉおおおお」とYOFFYさんが登場され、「ボウケンジャー」エンディング「冒険者ON THE ROAD」へ。 
さわやかの塊のようなYOFFYさんの歌声と観客のコールが相まって、元気あふれるステージになりました。 
続いては魔法家族の登場。「魔法戦隊マジレンジャー」オープニングを岩崎さんがギターを奏で、歌われます。 
岩崎さんの明るくやさしい歌声と歌詞に合わせ、五色の照明に照らされる演出も毎度のことながら感服です。

 

岩崎さん「続いては久々に歌います。デュエット曲です。相棒を呼びたいと思います。カモン、Sister MAYO!」 
岩崎さんに呼びこまれMAYOさんご登場。

 

21:魔法のJUMON/岩崎貴文 Sister MAYO 
-MC- 
22:呪文降臨~マジカル・フォース/Sister MAYO 
-MC-

 

2008年に開催された「戦隊"魂"Ⅲ 2008 21世紀編」以来の披露になる、作中の魔法が満載の「マジレンジャー」挿入歌。 
岩崎さんとMAYOさん、コーラスの皆さん、観客の掛け合いも楽しいこの曲、久しぶりに聞くことができてうれしかったです。 
岩崎さんを見送り、続いてはMAYOさんの代表曲の一つと言える「マジレンジャー」エンディング。 
MAYOさんの「歌って踊る時間だよ」という声を受け、そこかしこで踊る人あり、「満月の夜 聞こえる悲鳴」には狼の遠吠えもあり。

 

ショッカーさん「次のブロックはまた、ワッショイ男がやってまいります」 
Z旗の皆さんが続々とステージへ。 
ショッカーさん「おーこういう布陣になるんですね。では高取ヒデアキさんの登場です。 
         忍風ぅ戦隊っ!?」 
観客「ハリケンジャァアアアアアア」 
ショッカーさん「あ、参上!!」

 

23:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ 
24:特捜戦隊デカレンジャー/YOFFY 
25:ガオレンジャー吼えろ!!/山形ユキオ 
-MC-

 

Z旗の皆さんと同じスーツ姿で風が哭きシュシュっと登場され「忍風戦隊ハリケンジャー」オープニング。 
水が舞うような軽やかさで歌声を響かせる高取さんと、Z旗の皆さんの大地が震えるようなブラスをたっぷり堪能しました。 
続いてはYOFFYさんによる「特捜戦隊デカレンジャー」オープニングで宇宙警察地球支部S.P.D出動。 
幅広い層に支持され続け、根強い人気を誇る作品だけに、観客の盛り上がりもすさまじいものがありました。 
YOFFYさんと入れ替わりに登場された山形さん。奇抜な衣装が毎回注目されていますが、 
今回は胸にライオンの頭部のぬいぐるみを付け、虎の皮のイミテーションを引きずりながら笑顔で登場されるという、 
ちょっとした人間百獣合体的状態で、観客から大歓声を受けながらの「百獣戦隊ガオレンジャー」オープニング。 
奇抜な衣装で満面の笑みだった山形さんが一転、やる気満々迫力の歌声が会場を包み大熱狂を呼び込みました。 
さらに虎の皮のイミテーションをブン回し、ステージに叩き付けるなどのダイナミックなアクションも披露されました。

 

山形さん「一年間、待ってたよ。この瞬間を待ってた!」 
観客「ぉぉおおおおおおぉおおおおお」 
山形さん「合言葉、"山"といえば"川"。"黒さ"は?」 
観客「強さぁああああああああ」 
山形さん「"黒さは強さ"です!!」 
ライオンの頭部と虎の皮のイミテーションを外し、身軽になった山形さん。 
山形さん「アニソン歌手なのに色が黒すぎることを反省しに来ました、ハハッ」 
この年の6月に放送された日本テレビ系バラエティ「有吉反省会」に"色が黒すぎるアニソン歌手"として出演した山形さん。 
さまざまな芸能人が反省したいことを告げ、それに合った禊を受けるという内容のこの番組で 
インパクトあるビジュアルとおちゃめなお人柄で注目され、その後、同番組他、様々なテレビ番組に出演されています。 
山形さん「それじゃあ、知ってたら一緒に歌ってね。『その翼で…』」

 

26:その翼で…/山形ユキオ 
27:ヒーリン'ユー/Salia 
-MC-

 

「ガオレンジャー」より、山形さんの表現力の強さがあふれ出ている、当方とても大好きな挿入歌。 
バンドアレンジも山形さんの歌い方も原曲の壮大さから、よりワイルドにライブ向きになっていて素敵でした。 
「トモダチ、トモダチ、ダイスキ!」と言いながら山形さんが退場され、続いてはSaliaさんによる「ガオレンジャー」エンディング。 
「戦隊"魂"」には2012年の大阪公演以来2年ぶり、東京公演には2008年以来の6年ぶりとなるSaliaさん。 
まさに会場全体を包み込むようかな癒しあふれる歌声にたっぷりと酔いしれました。

 

観客とSaliaさんが一緒に山形さんを呼び込んでお二人でトーク。 
Saliaさん「最近、山形さん、ろしゅちゅ…露出が多いですね」 
山形さん「露出?」 
Saliaさん「テレビにたくさん出られてるじゃないですか?」 
観客拍手。 
Saliaさん「私、最初全然知らなくて、『山形さんがテレビ出てるよ』って教えてもらってテレビ見たら、

     山形さんひな壇に座ってたんですよ!」 
観客笑。 
Saliaさん「しかもその番組は禊を受ける番組と聞いて、『あんなにやさしくていい人の山形さんがなんで禊!?』って思ってたんですけど、 
      ずっと見てたらなんとなく内容が分かってきて……教えてほしかったっ!」 
山形さん「ゴメンねっ!」 
Saliaさん「いいよっ!」 
観客笑。 
Saliaさん「次いつ出るの?」 
山形さん「この前、撮ってきたから……三週間分くらいかな? 出てるかわかんないけど」

 

28:絆~Spirit of Gao Ranger~/山形ユキオ Salia 
-MC-

 

「ガオレンジャー」よりQuest 48「奴らが蘇る」で使用されたガオレンジャーの音楽コンセプトがぎっしり詰まったパワフルな挿入歌。 
山形さんの研ぎ澄まされたハスキーヴォイスと、Saliaさんの艶やかな歌声を

Z旗のブラスに乗せて聞くことができる嬉しさをかみしめました。

 

お二人を見送りつつショッカーさんがご登場。

ショッカーさん「このステージのために二頭が……合掌」 
観客笑。 
ショッカーさん「ワシントン条約とか関係ないようです」

ショッカーさん「いよいよラストブロックだぁあああああ!!」 
観客「おぉぉおおおおお」 
ショッカーさん「えー、20:20発ー。本日の最終列車がー到着いたしまーす。伊勢大貴さんに登場していただきましょう!! 
       勝利のイマジネーション!! 烈車戦隊っ、トッキュウジャー!!」

 

29:烈車戦隊トッキュウジャー (TVサイズ)/伊勢大貴 
-MC- 
30:Go! Go! トッキュウジャー/伊勢大貴 
31:ビュンビュン! トッキュウジャー/Project.R (YOFFY 谷本貴義 鎌田章吾)

 

伊勢さんが登場され再び「トッキュウジャー」オープニングをテレビサイズで披露。会場の雰囲気にも慣れてきたご様子。 
さらに「トッキュウジャー」よりアクション曲を披露。激しい歌声と指さし確認を交えた熱の入ったパフォーマンスで魅了されていました。 
伊勢さんと入れ替わりでYOFFYさん、谷本さん、鎌田さん入り乱れるように登場され「トッキュウジャー」エンディング。 
センターで力いっぱいな鎌田さん、アジりまくるYOFFYさん、しっかり支える谷本さんと三者三様に盛り上げていました。 
間奏ではYOFYさんの扇動で観客との「ビュンビュン!!」のコール&レスポンスが行われる場面もありました。

 

-アンコール-

 

お三方と、バンドの皆さんが退場されると、観客からアンコールが沸き起こります。 
しばらくするとアンコールに合いの手をいれる形でショッカーさんがご登場。 
観客との合言葉「スーパー戦隊"魂"」で今回の出演者の皆様が一斉にご登場されました。 
まずはノンストップで演奏をし続けたバンドとホーン隊の皆さんをご紹介。 
次いでコーラスの皆さんを紹介され、歌手の皆さんおひとりづつコメントがありました。

 

・歌手の皆さんは全員今回のライブTシャツを着用されていました。 
・戦隊シリーズを4つ並べていえた男・ナベちゃん。 
・ベースの吉岡さんの奥さんもライブでお手伝いしていたり。 
・戦隊なので髪を赤く染めたものの、ピンクになってしまったChouemonさん。 
・アップルのお二人の衣装は赤いドレスで素敵なので、 
 同じ衣装でこの日の翌週の「かわさきTVまんが祭り」に来てほしいショッカーさん。 
・バンド、プラス、コーラスの紹介中、待機していた歌手の皆さんが暴走族の寄合に見えるとはショッカーさんの弁。 
・歴代戦隊歌手と初共演で緊張していた伊勢さん。 
・途中、客席の後方からみていた鎌田さん。 
・高橋さんの若干の挙動不審さに「今日はアニキとかいないから大丈夫だよ」とショッカーさん。 
・今回はサイキックラバーのギタリストJOEさんは中川翔子さんのバックバンドを担当している関係上不参加。 
 YOFFYさん「今日JOEは"ギザレンジャー"としてどっかで演奏していると思うんですけど、

      きっと、遠い空の彼方から見守ってくれてると思います」 
 ショッカーさん「"あの張本人の人"が今日一番来たそうだよね。夏来たときなんか『神でございますー!』ってずっと言ってたもん」 
 YOFFYさん「毎年重なるんですよね。でも今日はピンで頑張りましたが楽しんでいただけたでしょうか?」 
 観客「ぉおおぉおおおおおお」 
・ショッカーさん「続いては遅刻した谷本ー」 
 高取さん「いょっ、社長出勤」 
 谷本さん「今日ねー、誰よりも早く会場についたと思ったら、プロレスやってたんだー」 
 観客笑。 
 谷本さん「慌てたよー」  
・MAYOさん「今日は谷本が遅れたおかげで、私のリハが遅れたんで後でぶっと飛ばしたいとおもいまーす」 
・岩崎さん「今日はとても楽しかったです。谷本も遅刻したし。楽屋も楽しかったし」 
 谷本さん「だって『すみませんでしたー』って楽屋入ったらショッカーさんとNoBさんがすごい顔して腕組んで座ってるし

     …すぐ逃げましたよ」 
・Saliaさん「久しぶりに東京の戦隊に参加できてうれしかったです!」 
・高取さん「楽屋が久しぶりに.Rが集まってまったりと楽しんじゃってステージとのギャップがすごかったです。

     山形さんの衣装も凄かったし」 
・山形さん「一年間この日のために待っててよかったよ!!」 
・NoBさん「この前パリに行ってたんですよ『聖闘士星矢』で。吉岡君とガンちゃんと一緒に行ったんですけど、

     どんだけパリのライブが安心だったことか」 
 観客拍手。 
 NoBさん「またそのメンバーで今度は香港に行ってきます!」

 

32:スーパー戦隊 ヒーローゲッター/山形ユキオ Salia 高取ヒデアキ YOFFY 岩崎貴文 Sister MAYO 
                 NoB 谷本貴義 高橋秀幸 鎌田章吾 伊勢大貴 ショッカーO野

 

ラストは「海賊戦隊ゴーカイジャー」よりエンディング。ショッカーさんも全38戦隊レッドの名乗りで参加されます。 
山形さんはガオレンジャーの他にダイナマンなど、鎌田さんはバイオマンなど、伊勢さんがギンガマンなどのパートをそれぞれ歌われ、 
原曲に参加されていない方がどの箇所を歌われるかも今回の注目ポイントの一つでした。 
最後に舞台左右に設置されたキャノン砲からテープが噴射され、めちゃくちゃテンションが上がっている伊勢さんが印象的でした。

 

全名乗りを終えて息が荒いショッカーさんがバンド、ホーン隊、コーラスの皆さんをステージ前方に呼びこみ、 
全員が一列に並ぶと、NoBさんの音頭で万歳三唱が行われ、拍手の中、ショッカーさんの紹介で出演者の皆さんが順番に退場されていく際、 
鎌田さん「ブレイブだぜぇ」、谷本さん「アチャァアア」、YOFFYさん「ビュンビュン!」などそれぞれの歌唱戦隊になぞらえて退場する中、 
高取さんは「どこに帰るんだぁああぃ」観客「家ぇえええええええ」というやり取りを楽しまれ、

ご自分の紹介の前にZ旗の皆さんと一緒に帰ってしまいました。

 

ショッカーさん「みんな楽しかったかぁああああああ」 
観客「ぉおおおおぉおおおおおお」 
ショッカーさん「盛り上がってくれましたかぁあああああ」 
観客「ぉおおおおぉおおおおおお」 
ショッカーさん「歌ってくれましたかぁああぁあああああ」 
観客「ぉおおおおぉおおおおおお」 
ショッカーさん「踊ってくれましたかぁああぁあああああ」 
観客「ぉおおおおぉおおおおおお」 
ショッカーさん「また会おうぜええええ」 
観客「ぉおおおおぉおおおおおお」 
ショッカーさん「スーパー戦隊ぃいいいい」 
観客「スピリィイイイイイイイッツ」 
ショッカーさん「明日はレジェンド!!」

 

ショッカーさんが颯爽と退場され「スーパー戦隊"魂"Ⅷ 2014東京  "21世紀編"」は閉演となりました。

「"21世紀編"」ということで、ハードな曲が多く、否応なしに盛り上がる曲づくしでした。 
主題歌意外に披露された曲は劇場版が中心になっていたという点と 
オープニングが歌われた作品はエンディングも多く歌われたというのも特筆すべき点でしょうか。 
昨年の「"21世紀編"」をよりブラッシュアップしたような印象を受けました。

 


補足

 

・ショッカーさんが取り出した獣電池は当日の朝に西友で購入したそうです。

 

・山形さんが胸につけていたライオンの名前は"てなちゃん"だそうです。

 

・「ビュンビュン! トッキュウジャー」で盛り上がりまくってGUNTAさんのシンバルを叩く鎌田さん。

 

・アンコールでZ旗のみなさんが紹介された際、お父さんのようにメンバーそれぞれの写真を撮られていた高取さん。

 

・このライブの前の週に山形さんとショッカーさんが一緒に大阪にライブ出演。 
 寄ってくる方がヒョウ柄のおばちゃんばっかりで類は友を呼ぶと思ったとか。

 

・「ヒーローゲッター」でギンガマンパートを歌われた伊勢さんは、 
 ギンガレッド/リョウマの「炎のたてがみ」のアクションをされていました。

 

・ガンタさんが紹介される際、「兄さん! 兄さん!」と高橋さん。

 

・万歳三唱では無条件で頭目高取さんの周囲に召集されるZ旗のみなさん。

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