2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
340スズキ♪ presents 「歌祭37 ~manzoの巻~」
14.9.27 Naked Loft
出演/manzo
司会/鈴木美潮
演奏/Key.manzo カラオケ
特撮ヒーローとお酒を趣向する読売新聞の記者、鈴木美潮さんが主宰している
各方面の特撮関係者を招き、呑みながら歌いながらのトークイベント「祭」シリーズ。
その中で、歌手の方々にスポットを当てたシリーズが「歌祭」です。
毎回、リレー形式で数珠つなぎにバトンが渡されていく中、
37回目となった今回は、野水いおりさんからのご紹介でmanzoさんのご登場です。
manzoさんといえば2000年代初頭に企業「日本ブレイク工業」の社歌でネット界隈で注目を浴び、
アニメ「げんしけん」や「天体戦士サンレッド」、「鷹の爪」シリーズで独特の歌声を響かせています。
また、本名の坂下正俊としては1990年代中盤から織田裕二さんや内田有紀さんに楽曲提供をされているほか、
アニメ「超者ライディーン」、アニメ「魔装機神サイバスター」等の主題歌も作曲されています。
「歌祭」は歌の祭りですが、基本的にトークライブですので、詳しい内容は省略します。
来場された方だけのお楽しみです。
会場のライブハウスNaked Loftは「歌祭」シリーズのホームグラウンドである居酒屋形式のライブハウス。
ステージ上にはキーボードが用意されており、manzoさんの弾き語りが聞けるようで楽しみ。
今回だけの限定メニューとして、「ヘルスとソープ」(しそ焼酎 鍛高譚のソーダ割り)と
「カレージュース」(カレーライス)が用意されていました。
開演時間が近づくと美潮さんのお弟子さんであるハマダさんが登場され、物販スタート。
当日物販で購入された方には、先着でmanzoさんのキスマーク入りサイン色紙がプレゼントされるという事で、
観客が続々と各グッズを購入して行きました。
その後、スタッフさんにより、お店の説明とイベントに関する諸注意がされ、
司会の美潮さんがご登場。近況と今後の「祭」シリーズのアナウンスがあり、manzoさんが呼びこまれます。
01:DARAKENA (1C)
-MC-
まずはピアノの弾き語りで駆けつけ一曲。野水さんが歌われたアニメ「棺姫のチャイカ」のオープニングで「manzo祭」スタートです。
緊張で一度仕切り直す場面も。manzoさんが作曲された楽曲なので、デモテープが聞けたような疑似体験感覚で聞いておりました。
・今日はmanzoさんの公開処刑。
・「ヘルス」はヘルシー。「ソープ」は泡=炭酸。下ネタではない。
・manzoさんの漢字表記は萬造。美潮さんのお祖父さんと同じ名前。
・お祖父さんの年代物の名刺。
・美潮さん「今日はいろいろやって頂きますが…」
manzoさん「ボク、暇人ですよ。暇人ですけどやる事もそれなりにあるんですよ」
美潮さん「でも、自分からやるって言ったじゃないですかあ」
manzoさん「実は後押ししてくれた人がいたんですよ。IMAJOくん」
会場笑。
manzoさん「彼が酔っ払いながら後押ししてくれたんですよ『なんでやんないんすかぁ~』って」
美潮さん「でもそういう彼はまだこの『祭』やってないんですよ」
manzoさん「そうなんですか?」
・音楽の目覚めは3歳の頃にギターをはじめたから。
02:わたしの彼は左きき (1C)
-MC-
manzoさんは左利きということで、麻丘めぐみさんの代表曲「わたしの彼は左きき」をカラオケで。
独特のハスキーな歌声がどこかフェミニンに感じられて素敵でした。後半にシモ方面の替歌を交えてみたり。
・manzoさん「やるとおもったでしょ? まだ序の口だからね」
・ギターのFは押さえようと思わず感覚でつかむ。ろくろのように。
03:シクラメンのかほり (1C)
-MC-
一番最初にギターで弾いた曲である、布施明さんの代表曲「シクラメンのかほり」を今回はピアノで弾き語り。
関係者席からのヤジに対応する和やかさから、曲がはじまると空気が一転。あっというまにmanzoさんに引き込まれました。
・お母さんは演歌歌手の三鳩ひとみさん。manzoさんの歌の師匠でもあるとか。
・クラシックギターはやってません。
・ガットギターからしばらく遠のいてピアノをやるように。
・コードブックをボロボロになるまで読みふける日々の中、譜面が読めるように。
04:地獄のズバット (1C)
-MC-
ギターと特撮ヒーローという事でカラオケで「怪傑ズバット」オープニング。観客の「飛鳥」コールも外せません。
manzoさんは幼少期にご覧になっていたという事もあり、しっかりと歌われた印象でした。
・manzoさん「ズバットカードが欲しくてねぇ」
・小学校の頃は鉄道研究会。撮り鉄。
・友達にロマンスカーをおごる。
manzoさん「ろくでなしですね、今考えると」
・貨物が好き。人知れず動いているのに萌え。
・スタッフのお姉さんのクールな対応に「おねえさん、僕のことキライ?」とmanzoさん。
05:烈車戦隊トッキュウジャー (1C)
-MC-
鉄道と言えばということで、当時絶賛放送中の「烈車戦隊トッキュウジャー」オープニングをカラオケで。
manzoさんはテンポの速さに若干苦戦している様子ながら、どこか南武線感のあるトッキュウジャーでした。
・manzoさん「あまりのテンポの速さに不整脈が出そうになりましたよ」
美潮さん「私も振り付けが未だに覚えられないんですよ」
manzoさん「やめましょ。お互いいい歳なんですから。無理しちゃだめ」
・親の影響で刑事ドラマばっかり見ていた。
06:銀河鉄道999 (1C)
-MC-
07:CHA-LA HEAD-CHA-LA (1C)
-MC-
ギャグアニメばかり見ていても999は見ていたという事で、弾き語りでアニメ「銀河鉄道999」オープニング。
しっとりとした曲調の時のmanzoさんの歌声は、にじみでるような哀愁が素敵で弾き語りだと一層、際立ちました。
続いては見ていないアニメからという事で「DRAGON BALL Z」よりオープニング。
manzoさんも大好きな曲だという事で、楽しそうに歌われ、観客も勝手知ったる曲だけにとても盛り上がっていました。
・manzoさん「刑事ドラマなら今から明日の昼まで語れますよ、ワタクシ」
美潮さん「だいたい三分くらいでお願いします」
・「太陽にほえろ!」「特捜最前線」「西部警察」が大好き。
・manzoさん「当時は『太陽にほえろ!』の山さんが大好きだったんですよ。なんかお父さんみたいで」
美潮さん「山さんって聞き込み先で出されたお茶は飲まなかったんですよ」
manzoさん「そうなんですか!?」
美潮さん「仕事中は飲んではいけないっていうポリシーだったんですって。
で、私、新人で事件記者の頃、聞き込み先で出されたお茶飲んじゃって。その日の夜、頭抱えましたよ」
観客笑。
manzoさん「いいじゃないですか、刑事じゃないんだから」
美潮さん「凄く落ち込みましたよ。『山さんはお茶飲まないんだよー!!』って」
・manzoさん「西部警察」と特撮作品の魅力と共通点を語る。
08:「愛」のテーマ
-MC-
「太陽にほえろ!」より殉職シーンでよく流れていた劇伴の中から、最も印象深いであろう「『愛』のテーマ」。
ピアノ演奏のみで聞くこの曲はとても雰囲気がありました。最後はmanzoさんの「なんじゃこりゃぁああ」。
・manzoさん「『なんじゃこりゃぁああ』って言ってもジーパンが殉職した時は別の音楽が流れたたんですけどね」
・中学、高校は楽だと思ってバドミントン部へ。楽じゃなかったけど、動けるデブが自慢だった。
・バドミントン部と兼部で軽音部でドラム。おりしもBOΦWYや洋楽ブームでロックに傾倒していく。
・それでも歌謡曲は好き。筒美京平先生が大好き。
・突然、初恋の話。
・manzoさん「エロは大事ですよ。芸事する人はエロじゃないと」
美潮さん「どういう点が大事ですか?」
manzoさん「無心になれるからですよ!」
美潮さん「名言出ましたね」
manzoさん「やっぱり、女の子の裸が見たいじゃないですか。だからみんなインターネットをつなぐんですよ!
当時まだ情報が無いのに必死に本屋で本をあさったんですよ!! だから男子はPCに強いんですよ」
美潮さん「だからIMAJOくんはあんなにパソコンに詳しいんですね」
manzoさん「アイツはまた違ったディープな面もありそうですけど」
観客笑。
09:いい湯だな ビバノン・ロック (1C)
-MC-
前半のラストはザ・ドリフターズの「いい湯だな ビバノン・ロック」をカラオケで。
マイクスタンドで振り付けを交えながら、観客が「ババンババンバンバン」と歌い、
manzoさんは「歯みがけよ!」「宿題やれよ」と投げ込まれ最後は「次は10分後!」と締められました。
~休憩~
-MC-
10分ほどの休憩時間。再びハマダさんが登場され、物販コーナーを挟み、
再び美潮さんが登場され、後半がスタートです。
10:魅せられて (1C)
-MC-
後半は筒美京平さんの楽曲の中からジュディ・オングさんの代表曲「魅せられて」でスタート。
美潮さんが人間マイクスタンドを担当され、manzoさんはジュディ・オングさんの衣装を彷彿とさせるタオルケットを纏い、
下方面の替歌を交え色香漂う歌いっぷりで魅了されました。
・37回にして初めて人間マイクスタンドになった美潮さん。
・後半直前にどうしてもジュディ・オングさんの衣装っぽいものを纏って歌いたいというmanzoさんの意向で、
急遽、事務所にいた方の私物を借りたそうです。
・大学時代に先生を志したこともあったり。ジャズに傾倒したり。
・家庭教師時代に教え子の偏差値を20あげる。
・ろくでなし人生をおくるより作曲家になろう。
・コミックバンド「魅流魅流威」時代。
・調布から明大前までの距離を腹痛と戦う姿を歌った「Never give up」。
・音楽で人を笑わせることの魅力。
・就職活動で受けたゲーム会社3社の話。
・大学時代から今の事務所へ。色々なアーティストの楽曲のコンペに参加するも、なかなか通らず。
11:ギンギラギンにさりげなく (1C)
-MC-
続いても筒美京平さんの楽曲の中から近藤真彦さんの代表曲「ギンギラギンにさりげなく」。
若干マッチっぽい歌い方を交え見事に歌われているmanzoさんに振り幅の広さを目の当たりに致しました。
・大学四年生の時に内田有紀さんの1stアルバム「純情可憐乙女模様」に楽曲が採用。
・manzoさん「もー初めて内田有紀ちゃんに会った時の顔の小ささ。オレの尻より小さかった」
美潮さん「それは片側のお尻って事ですか?」
manzoさん「当たり前でしょ! 二つだったらデカイでしょ。ニコチャン大王じゃないんだから!」
美潮さん「新聞記者としてはちょっとそこツメとかないといけないと思いまして」
観客笑。
・内田有紀さんの楽曲で入った印税で独立するも、苦戦する日々。
・新宿にあったお母さんのお店を手伝いながら7年後に「日本ブレイク工業社歌」が注目されるように。
・アレンジの仕事をするようになってから徐々にお仕事が来るように。
12:蝉時雨 (1C)
-MC-
7年間くすぶっていたのはまるで蝉のよう、ということで五木ひろしさんの「蝉時雨」。
言葉の一つ一つをご自身に照らし合わせるように、味わい深く歌われていたmanzoさんが印象的でした。
・「蝉時雨」がお気に入りのmanzoさん。歌えば歌う程、歌詞の意味が伝わってきたとか。
・作曲家を辞めて弁当屋になろうと考えた頃も。
・作詞家、作曲家の羽場仁志さんに無心に行った所、代わりにとある機材を譲り受け、
羽場さん経由で振られた楽曲を作るようになっていき、段々と技術を習得して行くように。
・そんな中でレコード会社エアーズ(現在のランティス)の伊藤善之さんから仕事の依頼が来るようになり、アニメソングを手掛けるように。
・美潮さん「お金じゃ無くて機材でよかったですね」
manzoさん「そうですね。お金だったらパチンコ打って終わりでしたもんね」
13:戦士よ、起ち上がれ! (instrumental/1C)
~マジンカイザーのテーマ (1C)
~In My Justice~翼の伝説~ (1C)
-MC-
「私より高歌唱力の方に楽曲提供できて嬉しいシリーズ」。当時手掛けられたアニメソングの中から3曲をメドレーをピアノの弾き語りで。
まずはアニメ「魔装機神サイバスター」より遠藤正明さんが歌われたオープニングをスローテンポアレンジのインストでしっとりと弾かれ、
続いてはOVA「マジンカイザー」より水木一郎さんが歌われた挿入歌、
最後はアニメ「超者ライディーン」より渡辺学さんが歌われた初代オープニングを歌われました。
特に「In My Justice」はmanzoさんがエアーズ/ランティスと仕事をするきっかけになった楽曲という事で、
力を込めて歌われている様子でした。
・どの曲もハイトーンで喉を潰しそうになって大変。
美潮さん「どの曲もカロリー高いですよね」
manzoさん「え? オレの身体がカロリー高いって?」
・ランティスでUNDER17を解散した頃の桃井はるこさんの楽曲のアレンジを手掛けるようになる。
・manzoさん「最近はあまり一緒にやらなくなってるんですけど、なんでかっていうと。桃井さんがアレンジも出来るようになったから」
14:非公認戦隊アキバレンジャー (1C)
-MC-
桃井さんといえばこの曲という事で、特撮「非公認戦隊アキバレンジャー」オープニング。
初挑戦という事で若干苦戦されていた様子のmanzoさんでしたが、観客の後押しもあり見事に歌われていました。
・manzoさんが語る、桃井はるこさんの作詞能力の高さ。
・お色直しの前にもう一曲歌う事に。
15:行け! ゴッドマン (1C)
-MC-
筒美京平さんと同じくらい尊敬しているという山下毅雄さんの楽曲から
「おはよう!こどもショー」内の特撮「行け! ゴッドマン」オープニング。
manzoさんは「曲の不良っぽさがカッコイイ」と評し、曲の分析を交えつつ、あっという間に歌われました。
ここでmanzoさんはお色直しの為、一旦退場。スタッフさんによってステージがかたずけられる間、
美潮さんはトークゲストとして関係者席にいた柿島伸次をまねいてお二人でトーク。
・美潮さん「どうでした、今日の会は?」
柿島さん「いやぁー、重たいなぁー」
観客笑。
・関係者席からは譜面台でmanzoさんの顔が見えず、お腹ばっかり見える。
・柿島さん「manzoから電話があったんですよ。『どうしても、コワい』と『ダンスがコワい』と。
言ってやったんですよ。『manzo。オレもコワかった』」
観客笑。
柿島さん「『ただ、これが終わった後はビールが凄く美味しい』」
・柿島さん「ボクが電話で聞いた話ではダンスは絶対やらないって言ってたんですけどね」
美潮さん「なんか打ち合わせで『ボク、やっても良いと思ってるんですよね』ってmanzoさんが言われて、
話していくうちに自分で衣装も用意するって話になったんですよ」
柿島さん「なんでだろ、変態だな、アイツ」
観客笑。
・美潮さん「何の衣装を着るのかわかってませんからね」
柿島さん「美潮さんが? ホントに? ボクの時はセーラー服持ってきたくせに」
観客笑。
・美潮さん「ちなみにリハの時は熱くなったって上半身裸で踊ってました」
柿島さん「あいつスグ脱ぐんですよ。前にウチでちょっとリハした時はパンツ一丁になりましたからね」
観客笑。
柿島さん「『脱いでいいっすか?』って言われて『いいよ』って言ったけどホントに脱ぐんだ、貴様。って思いましたね」
・柿島さん「なるべく遠い所で見たい。できればYoutubeで見たい」
準備ができ、登場されたmanzoさんは「ハピネスチャージプリキュア!」のキュアラブリー風衣装姿。
16:プリキュア・メモリ (1C)
-MC-
はじまったのは「ハピネスチャージプリキュア!」初代エンディング。この曲は歌ではなく踊り一本。
会場の爆笑と苦笑と失笑が入り混じる中、胸毛をちらつかせながらボリューム満点のスカート姿で
サービス満点に踊るmanzoさんはどこかラブリーで楽しそうでした。指先の動きが小刻みでした。
美潮さん「manzoさん一言感想をどうぞ」
manzoさん「お父さん、お母さん、ごめんなさい」
観客笑。
プレゼント抽選会
ここで着替える間も与えずに、プレゼント抽選会。manzoさんが愛用している譜面や、
manzoさんの10周年記念グッズ、「鷹の爪」のレオナルド博士グッズなどがプレゼントされました。
お友達紹介
続いて次回「歌祭38」の主役となる方へ、manzoさんが生電話。
次回はアニメ「忘却の旋律」や「レンタルマギカ」
の主題歌を歌われているコミネリサさんのご登場。
manzoさん曰く、ド天然な方という事ですのでどういった「歌祭」になるのでしょうか。
美潮さん「最後はオリジナル曲なのですが、お着替えは……」
観客「えぇえええええええええ」
manzoさん「……いや、別にいっすよ。このままいっちゃいましょうよ!」
観客「おぉぉおおおお」
manzoさん「勢い、勢い!」
ちなみにmanzoさんのプリキュア風衣装は川添智久さんのマネージャーさんの手作りだとか。
manzoさん「せっかく作ってくださったから、もうちょっと着てようかなと思ったんですよ」
美潮さん「この後、観客の皆さんとサイン&握手のふれあいタイムがあるんですけど……」
manzoさん「……」
観客笑。
manzoさん「いいっすよ。いっちゃいましょ!」
17:溝ノ口太陽族 (最後のサビまで)
-MC-
18:溝ノ口太陽族 (最後のサビから)
オリジナル楽曲コーナーはアニメ「天体戦士サンレッド」より第一期オープニング。
人気曲だけに観客も盛り上がり、最後のサビでさらに盛り上がりきる、といった所で音響トラブル。
カラオケが流れなくなってしまったため、急遽キーボードによる弾き語りに切り替えて再開。
思わぬパフ二ングではありましたが、これも生モノであるライブならではの貴重な場面でした。
manzoさん「復旧にはまだ時間がかかりそうですか? じゃあ、その間に一曲。予定に無いけど」
19:希望の丘陵 (1C)
-MC-
言うが早いがしっとりと爪弾かれたのは「日本ブレイク工業社歌」のカップリングで「希望の丘陵」。
解体業に従事する男達の哀愁と希望のバラード。まさかこんな形で聞けるとは思わなかっただけに嬉しいサプライズでした。
20:日本ブレイク工業社歌
-MC-
manzoさんが萬Z(量産型)として2002年に発表した「日本ブレイク工業」社歌。「いちばんこの格好に合わない」とmanzoさん。
曲中の台詞と会話の部分では、観客への感謝と「機械に嫌われても負けないよ!」と力強く語られました。
21:マイペース大王
ラストはmanzoさんの歌手としてのアニメソングデビュー曲でもある、アニメ「げんしけん」よりオープニング。
間奏では美潮さんへの感謝と踊る事の楽しさを語られていました。
今回語られたmanzoさんの半生と重なるような歌詞で、この曲でラストと言うのも感慨深かったです。
拍手の中、manzoさんはそのままキュアラブリー風衣装で観客とのふれあいタイムに移り「歌祭37 ~manzoの巻~」は終演となりました。
アニメソング界の中でも歌だけでなく、作曲もされ、独特の存在感を放っているmanzoさんですが、
今回、改めてその半生をうかがう中で、歌謡曲や洋楽などが源流にあるからこその
作られる楽曲の多様さ、歌声の幅広さ、各音楽ジャンルへの造詣の深さがあるという事を知る事が出来ました。
ゲスト/柿島伸次
補足
・ヒョウ柄衣装の美潮さんと「へなちょこ」と書かれたTシャツのmanzoさん。
・美潮さんのお祖父さんも新聞記者。
manzoさん「じゃあ、血筋なんですね。新聞記者の」
美潮さん「でもお祖父ちゃんは、すぐに証券会社に行っちゃったんですよ」
manzoさん「そうなんですか」
美潮さん「あんまり新聞新聞した人じゃなかったんですよね」
manzoさん「美潮さんも新聞新聞した人じゃないじゃないですか!」
・トーク席とピアノ席の移動が大変。
・フジテレビONE/TWO/NEXTの「Stereo_ONE!」で司会をしていた際、
ささきいさおさんのオーディオルームに取材に行かれたmanzoさん。造詣の深さに感嘆されたとか。
・manzoさんは松田勇作さんに抱っこされた事がある。
・半年溜めた家賃。優しい大家さん。
・manzoさんの人生を変えた羽場仁志さんはアニメ「真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日」のオープニング「HEATS」や
2011年版のアニメ「HUNTER×HUNTER」のオープニング「departure!」などを手掛けられています。
・manzoさん「今気付いたけど、この感じって、今くるよ師匠だよね」
・manzoさん「『希望の丘陵』の二番の歌詞に『躊躇わずに壊した方が良い』っていうのがあるんですけど、
場合によっては壊していく事が必要な時もあって、ボクはこの歌詞が凄く好きなんですよ」
・manzoさん「いろいろトラブル続きでも、あまり自分の人生に期待せず、マイペースでやってきて、
やっと落ち着いて……落ち着きは無いか! でも、これでも前より落ち着きました」