2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
スーパーアニソン魂 2014"夏の陣"
14.8.10 Zepp TOKYO
出演/水木一郎 堀江美都子 串田アキラ 山本正之 速水けんたろう NoB
初参加/樋浦一帆 中川翔子
司会/ショッカーO野
コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋島圭一 Ba.吉岡満則 Dr.板垣正美 Key.松原博)
Ag.山本正之
三日四公演にわたって開催された「ANIME JAPAN FES 2014 "夏の陣"」東京公演の千秋楽は
「スーパーアニソン魂 2014」。アニメ・特撮・ゲームなどのアニメソングと呼ばれる全ジャンルを網羅するライブです。
当日は関東に接近していた台風の影響で、同じお台場で開催予定だった花火大会も中止になり、
大雨が心配されてはいましたが、入場待機時点では曇り空。難なく入場できました。
会場のZepp TOKYOのステージ上には前日の「スーパーヒーロー魂」、「ゆかいな仲間たち」と同じく、
夏らしい雰囲気を演出する数本のヤシの木がディスプレイされていました。
後方の壁部分には今回の「ANIME JAPAN FES 2014 "夏の陣"」幕が掲げられていました。
開演時間になると司会のショッカーO野さんがご登場。バンドの皆さんもセッティング。
当日の天気の心配をされつつ、「たとえ嵐が吹こうとも、たとえ花火が消えるとも、AJFはやるんです!!」と
「調電磁マシーン ボルテスV」のオープニングの歌詞を交えつつ観客を盛り上げます。
ショッカーさん「とことん楽しもうぜえぇええ!!」
観客「ぉぉおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「とことん歌おうぜえぇええ!!」
観客「ぉぉおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「スーパーアニソン!!」
観客「スピリィイイイッツ!!」
ショッカーさん「はじまりまーす!!」
00:SE
01:侍ジャイアンツ/水木一郎
02:キャンディ キャンディ/堀江美都子
03:マッハゴー・ゴー・ゴー1997/速水けんたろう
04:ヤットデタマン・ブギウギ・レディ/山本正之
05:ガツガツ!!/串田アキラ
06:CROSS FIGHT!/水木一郎 堀江美都子
-MC-
ファンファーレの様な音楽が流れ、ピッチングやバッティングの風切り音が響く中、
水木一郎さんのドスの効いた歌声が痛快な「侍ジャイアンツ」のオープニングからライブスタート。
一転、きらめくときめくイントロで堀江美都子さんが登場され、代表曲中の代表曲「キャンディ キャンディ」のオープニング。
涼やかな歌声で観客を魅了されると、続いては速水けんたろうさんが登場され、1997年版「マッハGoGoGo」二代目オープニング。
速水さんのさわやかさが心地良く、アニメソングとしても知られた曲だけに大合唱となりました。
そして打ち鳴らされるドラムから「タイムボカンシリーズ ヤットデタマン」エンディングで山本正之さんがご登場。
山本さんの「はーいどうぞー!」という言葉から
会場全体の「ヤットデタ ヤットデタ まちにまってたヤットデタ」の合唱の一体感は楽しいの一言です。
続いては「トリコ」オープニングで串田アキラさんがご登場。パワフルな串田さんの歌声とパフォーマンスは惚れ惚れするばかりです。
オープニングブロックのトリは水木さんと堀江さんのデュエットで「破邪大星ダンガイオー」オープニング。
数10年間共にアニメソング界を支えてきたお二人ならではの盤石のコンビネーションを堪能しました。
改めてショッカーさんもご登場され、水木さんと堀江さんと三日間を振り返ります。
・女子部のアカペラが見たかったけれど、同じお台場で4時間雄叫ぶお仕事をしていた水木さん。
・前日のSHSの楽屋は女子部と比べて男の匂いしかしない。
水木さん「昨日コミケだったら大変だったよ。楽屋も客席も男の匂いしかしないもんよぉ」
・水木さん「そしたらその後の影山たちの『ゆかいな仲間たち』はなんだよ。女装したキレイなJOEってよぉ」
観客笑。
水木さん「影山も影山でおじさんが女装してさぁ、しかも三人一緒の格好でよぉ」
ショッカーさん「よく知ってますね」
水木さん「アイツがLINEしてくるんだよ。深夜2時くらいに。オレ今日の為に早く寝ようと思ってんのに写真いっぱい来てよ」
観客笑。
水木さん「しょーがないからオレもハートマークで返すわけよ」
堀江さん「返すんかい」
・堀江さん「今日は女子は少ないけど女子力の高い方が来てくれてますからね」
水木さん「もうAJF、18年間やってて初めて出てくれたんだよ……18年前はあのコデビューしてないけど」
水木さんと堀江さんが退場され、ショッカーさんお一人に。
ショッカーさん「本日の一曲目は『侍ジャイアンツ』。今日は野球な感じなんですよ」
観客「ぉぉおぉおおお」
ショッカーさん「ここで今年の『スーパーロボット魂』で初参加して頂いたこの方をお呼びしましょう!
樋浦一帆さんの登場です!! 『いくぜ! イッキマン』」
07:いくぜ! イッキマン/樋浦一帆
-MC-
帽子をよこちょに被った樋浦さんご登場で、てっぺんヒーロー「剛Q超児イッキマン」オープニング。
樋浦さんはスタイリッシュで小粋な歌声を響かせ、軽快なダンスを交えたパフォーマンスも魅力です。
・樋浦さん「28年ぶりに歌いました。ごめんねぇ。ちゃんと歌えてたかなぁ?」
・樋浦さん「春に『六神合体ゴッドマーズ』を歌って、今日『剛Q超児イッキマン』を歌わせてもらったので、
私のアニメソングはもうこれで終わりです。ごめんねぇ、少なくて。もっと歌っておけばよかった。
まさか30年後にこんな事になるとは思わなかったんですよ。思ってたのは水木一郎さんくらい」
観客笑。
08:イッキマン・マーチ ~Go Go Blue Planets~/樋浦一帆
-MC-
続いては「剛Q超児イッキマン」エンディング。樋浦さんとカインズのみなさんとのハーモニーが素敵。
さわやかさの塊のような樋浦さん歌声はもちろん、独特のステップもライブならではの見どころでございます。
ショッカーさんも合流され、お二人でトーク。
・春のSRSの大阪公演の移動中に「剛Q超児イッキマン」歌ってくださいとお話したらもう夢が叶っちゃった。
・「イッキマン」は「キン肉マン」の後番組。
樋浦さん「日曜日の朝にやってたんだよね」
ショッカーさん「そうですね、今で言う所のニチアサですよ」
樋浦さん「でもね『イッキマン』ってあんまりヒットしなかったんだよね」
観客笑。
ショッカーさん「いやいや ♪ドンマイ! ドンマイ!」
・樋浦さんを見送られショッカーさんお一人に。
ショッカーさん「野球と言いましても、いろいろな野球がございますね。つぎは……野球型ロボットってぇか……」
観客「ぉぉおおおおお」
ショッカーさん「マグナムエースってぇか……」
観客「ぉぉおおおおおぉおおおおおおおお」
09:アイアンリーガー~限りなき使命~/速水けんたろう
-MC-
「疾風!アイアンリーガー」よりオイルが沸騰するオープニング。当方世代でして気がつけば一緒になって歌っていました。
速水さんが客席にマイクを向けて「ェイエーン リィーンガー」と大合唱するのはライブの醍醐味でございました。
速水さん「続いての歌は……たぶん初めて歌うかなぁ……歌う機会が無くて。歌う事になった時は歌詞が心配でしたね」
観客笑。
速水さん「歌ったり聞いたりしているうちに当時の事が思い出されました。それでは聞いてください。
おなじく『アイアンリーガー』より、最終回に流れました『WITH~友よ共に』」
10:WITH~友よ共に/速水けんたろう
11:勇気のテーマ/堀江美都子
12:北の狼南の虎/水木一郎
-MC-
13:心に汗を/水木一郎
-MC-
最終回「勝利への大行進」よりエンディング。この曲をライブで聞ける日が来るとは思いもしませんでした。
速水さんのさわやかな中に哀愁が入り混じった歌いっぷりは、原曲以上に味わい深く、しっかりと聞き入りました。
続いては堀江さんが登場され「野球狂の詩」よりエンディング。野球コーナーの紅一点、まさに水原勇気の様に
のびやかな歌声で会場を包んだ後、同じく「野球狂の詩」より、イントロがたまらない二代目オープニングで水木さん登場。
水木さんの真骨頂の一つである情感が込められた歌い方が映えるこの曲。たっぷりと堪能する事が出来ました。
続いては甲子園、全国高校野球選手権大会が開催される夏のこの時期的にぴったりな「新巨人の星II」よりオープニング。
原曲の若さあふれる歌いあげる感じも素敵ですが、一言一言を伝えるように歌われる今の水木さんの歌い方もまた素敵です。
ショッカーさんが水木さんを見送られてお一人ーでトーク。
ショッカーさん「さぁ、ここで今回、初見参の方をお呼びしたいと思います」
観客拍手。
ショッカーさん「この日を私も待っておりました!!」
観客「ぉぉおおおおおぉぉお」
ショッカーさん「我等がしょこたん! 中川翔子さんの登場です!!『空色デイズ』!!!」
14:空色デイズ/中川翔子
-MC-
「スーパーアニソン魂(だましい)! 夢が叶ったァアアア」と中川さんがご登場され「天元突破グレンラガン」オープニング。
初登場ながらも「♪答えはそうAJFにある~」と替え歌を交えつつ、
「みんなのドリルで天をつけ」と貪欲に積観客を扇動しまくる姿が印象的でした。
中川さん「ありがたやありがたや!! この歴史ある『スーパーアニソン魂(だましい)』にずっとずっと憧れていました!!
私に愛や希望を与えてくださった皆さんのこの舞台に、ついに立つ事が出来ましたぁああああ!!」
観客「ぉぉぉおおぉぉおぉおおおおお」
中川さん「みなさん凄いですね。サンクチュアリですね!」
15:キラキラ-go-round/中川翔子
-MC-
16:涙の種、笑顔の花/中川翔子
-MC-
続いては劇場版「モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-」の主題歌から。
軽快なスカのリズムが楽しい一曲。ライブでは中川さん&アップルのお二人と観客との掛け合いが体感できました。
間のトークでは男性、女性、平成生まれ、昭和生まれなどのアンケートを取られつつ、次の曲へ。
ご自身が「このアニメに出会えた事が私を変えてくれた」という劇場版「天元突破グレンラガン 螺巌篇」よりエンディング。
「キラキラ-go-round」の弾けた歌い方とは好対照な、シリアスで凛とした歌い方をされる中川さんに表現力の深さを実感しました。
中川さん「続いては、生きてて良かったと思えるスペシャルコラボが実現します!!」
観客「ぉおぉおおおおお」
中川さん「大きな声でお呼びしたいと思います、アニキィイイイ」
観客「ぉおぉおおおおおぉおおおお」
中川さん「ヌイグルマァアアアアアアアアア」
水木さん「ゼェエエエエッ!!」
17:ヌイグルマーZ/水木一郎×中川翔子
-MC-
劇場映画「ヌイグルマーZ」より、中川さんと大槻ケンヂさん率いる特撮が歌われた主題歌を、
小説「縫製人間ヌイグルマー」イメージソングとして、特撮と共に同曲を歌われた水木さんがデュエット。
水木さんも中川さんもとても楽しそうで、特に中川さんは声を限りに歌われている印象でした。
今回ならではであり、このお二人ならではの選曲でとても嬉しうございました。
ショッカーさんも合流され三人でトーク。
・貪欲汁出まくりで興奮しまくりの中川さん。ショッカーさんが登場された事に気づかず。
中川さん「ぁああああショッカーさんもいらっしゃる! AJFのDVDでショッカーさんのMCをずっと見てました!!」
ただただ笑顔でうなずくショッカーさん。
・中川さん「レジェンドのみなさんが優しい優しい! 今日は、堀江美都子様と同じ楽屋なんですよ。ィーヤッフーゥ!」
観客「ヒュー」
中川さん「ホントにいい香りで、どうしましょうと思ったんですけど。堀江様と今、LINEを交換しまして。
さっきまでガールズトークをしておりました。ホントに皆様がお優しくて」
水木さん「やっぱり、君たちに優しさとか勇気をとどけようと歌ってきたからね。優しくなくちゃ。怖いとイヤじゃない?」
水木さんと中川さんが見送られ、スタッフの皆さんがマイクスタンドをセッティング。
ショッカーさん「さぁ、ここから後半戦。AJFではお馴染みでございます。山本正之さんの登場でぇえええす!!」
ショッカーさんと入れ替わりに山本さんがギターを携えご登場。
山本さん「……ワタクシ…1976年からずっと…沢山のアニソンを作ってきましたが……昨夜数えてみました」
観客「ぉぉおおお」
山本さん「オープニング、エンディング合わせて主題歌が50曲、
イメージアルバムとか挿入歌を足していくうちに……数えきれなくなりました」
観客拍手。
山本さん「さらに劇伴音楽を足していったら天文学的な数字になりました」
観客「ぉぉおおおおおおおお」
山本さん「その中から厳選したDVD『アニメの大王☆THE MOVIE』が本日、物販コーナーにて販売しております」
観客拍手。
山本さん「これを宣伝してはいけないという、お上のお達しがありましたので、DVD収録曲は本日は歌いません。
うんとマイナーな曲をやります」
観客「ぉぉおおおおおおおお」
山本さん「……ワタクシ…1976年から沢山のアニソンを作っていますが……『からくり剣豪伝ムサシロード』…」
観客「ぉぉおおおおおおおおぉぉおおおお」
山本さん「……思ったより知っている人が多かった」
観客笑。
山本さん「知っている人が何人いようとも…やるぞ」
観客「ぉぉおおおおおおおお」
山本さん「この曲はメロディが先で私は詞を担当したのですが……メロディがイカしていたので……詞もイカした詞が出来ました」
18:ムサシ! BUGEI伝!!/山本正之
-MC-
子門真人さんが歌われた「からくり剣豪伝ムサシロード」オープニング。当方とても大好きな曲でございます。
原曲の高揚感はそのままに、山本さん独自のアレンジが垣間見れ、鬼気迫る山本さんのギターに引き寄せられる思いでした。
山本さん「……ワタクシ…1976年から沢山のアニソンを作っていますが……これはご存知でしょうか?『超攻速ガルビオン』」
観客「ぉぉおおおおおおおおぉぉおおおお」
山本さん「……思ったより知っている人が多かった……やっちゃおう……」
観客「ぉぉおおおおおおおお」
山本さん「この曲は私が先にメロディを作り……歌詞を亜蘭知子さんが担当されました
……メロディがイカしていたので、とってもイカした詞が出来ました」
観客「ぉぉおおおおおおおお」
山本さん「当時、この曲を歌ってくれたのが……若くてかわいい女の子と……若くも可愛くもないムサい男の人でした」
観客笑。
山本さん「日本語と英語を交えて歌っていましたが、本日は私が一人で歌ってみたいと思います」
19:ロンリー・チェイサー (LONELY CHESER)/山本正之
-MC-
田中利由子さんが歌われた「超攻速ガルビオン」オープニング。原曲に疾走感をプラスした山本さんの弾き語りが心地いいです。
英語の部分はもちろん、サビの部分の追っかけ部分も全てやってのける山本さんに圧倒されました。
山本さん「……ワタクシ…1976年から沢山のアニソンを作っていますが……これは…これはみんな知らないと思う」」
観客「おぉぉ」
山本さん「ホントにマイナーだよ」
観客「……」
山本さん「みなさんの中で『おじゃまんが山田くん』を知っている方…」
観客「ぉぉおおおおおおおおぉぉぉおおおおおぉおおおお」
山本さん「……ここにいるお客様全員が知っていようとも……やるぞ」
観客「ぉぉおおおおおぉおおおおおおおおおお」
山本さん「♪カランカランカラーン…よろしくね」
観客「ぉぉおおおおおぉおおおおお!!」
山本さん「♪三丁目…よろしくね」
観客「ぉぉおぉおおおおおおぉおおおおお」
山本さん「♪オンマイラーイフ……やらせてあげるからね」
観客「ぉぉおぉおおおおおおおおぉおおおおおぉおおおおおお」
20:おじゃまんが山田くん/山本正之
-MC-
こおろぎ'73の皆さんが歌われた、実に楽しい一曲「おじゃまんが山田くん」。
とにかく会場の一体感の心地良さ、山本さんの扇動で大合唱する様子はライブだからこその、涙が出るほど楽しいひと時でした。
山本さんが颯爽と去っていく姿を見送りながらショッカーさんがご登場。
ショッカーさん「『山田くん』懐かしいなぁ。『おじゃまんが山田くんショー』をずっとやっておりました」
観客笑。
ショッカーさん「私は山田よしおさんの役でコロムビア・トップさんの声に合わせて動いてましたね」
観客笑。
ショッカーさん「身体が覚えてるもので♪ひがし江戸川三丁目~って袖で踊ってました」
ここでスタッフさんによってマイクスタンドが設置されます。
ショッカーさん「さぁ、続いては……なんの番組をやるのか全く見当がつきません!」
そう話すショッカーさんのTシャツには黄金聖闘士たちの姿が……。
ショッカーさん「一体何の特集でしょう……さぁ『聖闘士星矢』の特集に参りたいと思います」
観客「おぉおおおおおおお」
ショッカーさん「トップは堀江美都子さんに飾って頂きましょう『SHINE ON ~永遠の夢~』」
21:SHINE ON ~永遠の夢~/堀江美都子
-MC-
白いお衣装で堀江さんが登場され「聖闘士星矢 冥王ハーデス篇」より、女神の視座から壮大な世界観を描いた「SHINE ON ~永遠の夢~」。
堀江さんの歌声の包容力に圧倒されます。特に後半のカインズ、アップルとの合唱はうねりの様でただただ感嘆するばかり。
堀江さん「この後はデュエットをしてみたいと思うんですが、『聖闘士星矢』といえばNoBさんですよね。
……してるんですよ。デュエット。それでは呼んでみましょうか、NoBさーん!!」」
拍手でNoBさんがご登場。
NoBさん「ちゃんと黒い衣装で来ましたよ」
堀江さん「え?」
NoBさん「またまた、堀江さんが白い衣装だから、黒い衣装で行きますって言うたじゃないですか」
堀江さん「そうでしたそうでした」
堀江さん「最初のアルバムでデュエットしたんですよね」
NoBさん「光栄ですよ」
堀江さん「あのね、ちょっとね。恥ずかしい」
NoBさん「恥ずかしいて!」
堀江さん「なんかね、アニキとは違う」
観客笑。
堀江さん「だいたいアニキ、いさおさん、影ちゃんだから。だから今日は『おぉ~NoBさんやぁ』って思ってます」
観客笑。
堀江さん「だからアニキがちょっとヤキモチ焼く。『ミッチいいなぁNoBと一緒だ~』」
22:希望の翼 -FRIENDS IN THE SKY-/NoB 堀江美都子
-MC-
23:Never-聖闘士星矢のテーマ/NoB
-MC-
初めてライブで歌われるという「希望の翼 -FRIENDS IN THE SKY-」。今回是非聞きたかっただけに嬉しうございました。
お二人ともどこか気恥ずかしそうでしたが、しっとりした曲に乗るお二人のやわらかな歌声を堪能しました。
堀江さんを見送り、NoBさんのソロで劇場映画「聖闘士星矢 天界編序奏~OVERTURE~」の主題歌。
シャープでハードなNoBさんの歌声に応えるかのように、観客の「聖闘士星矢」の応酬が臨場感たっぷりでした。
NoBさん「『聖闘士星矢』特集と言っておきながら、例のアノ曲はまだ歌ってません。でもね。今日はさ……」
観客「おぉおお」
NoBさん「女神が来てるじゃない?」
観客「ぅぉおおおぉおおぉおおおおおお」
NoBさん「だろぉ? たまにはそういうのもいいんじゃないのか?」
観客「ぅぉおおおぉおおぉおおおおおぉおぉおおおお」
NoBさん「女神、みんなで呼ぼうか? せーのっ」
観客「しょこたぁあああああああん」
中川さんご登場。
中川さん「舞台袖で小宇宙が燃えてましたよー!!」
NoBさん「この歌は何回か一緒に歌ったよね」
中川さん「そうなんですよー。『ver.Ω』ということで、デュエットですので、カップルの皆さんもねカラオケでね是非!
でも、まさか小さい頃から死ぬほど聞いてた歌っていた曲を一緒に歌えるとは思わなかったですし、
レコーディングした後もずっと歌ってたし、ライブで勝手にNoBさんの歌声流して一緒に歌ってたし、
今日はまた、一緒に歌えるかと思うともう嬉しくて嬉しくて」
NoBさん「……いつも思うんだけどさ、まったくしゃべる隙を与えないよね」
観客大笑。
中川さん「すいません!! もう言いたい事が多すぎて!! 黙ります!!」
NoBさん「ッフフフ。もっとしゃべっていいよ」
24:ペガサス幻想 ver.Ω/NoB featuring 中川翔子
-MC-
「聖闘士星矢Ω」より初代オープニング。メインを務める中川さんのシリアスな歌いっぷりと、しっかり支えるNoBさんの男前さが魅力。
途中で「小宇宙を燃やせぇえええええ!」「ペガサス流星けえええええん!!」と叫ぶ中川さんも素敵でした。
ショッカーさんがNoBさんと中川さんを見送られ、5月に行われた「アニソンバトルマックス2014」のお話。
ショッカーさん「お二人と同じく『聖闘士星矢』を歌われている流田Projectが出てたんですけど、
自分達の星矢の曲を歌ってたら、途中でNoBちゃんが合流するっていう場面があったんですけど、
なんでしょうね、彼らの曲なのにNoBちゃんが出てきた途端の彼らのニセモノ感」
観客笑。
ショッカーさん「さぁ『アニソンバトルマックス2014』でも歌われた現在放送中の番組の曲を、
あの方に歌って頂きましょう! 串田アキラさんの登場です!! 『オレカ オマエカ 限界バトル!!』」
25:オレカ オマエカ 限界バトル!!/串田アキラ
-MC-
26:疾風ザブングル/串田アキラ
轟くファンファーレの中、串田さんが勇壮に歌いだした「オレカバトル」オープニング。
串田さんのあふれんばかりの雄々しい歌声と、カインズとアップルのみなさんの軽快さが楽しめる、これぞアニメソング。
続いては「おれが一番最初に歌ったアニソンを歌います」とお話されて「戦闘メカ ザブングル」のオープニング。
「♪疾風の様に」と「♪ザブングル」を串田さん、観客にそれぞれ分かれて歌い、一体感を楽しめるのも串田さんのステージならでは。
27:君がいるから/堀江美都子
28:ルパン三世愛のテーマ/水木一郎
-MC-
続いて堀江さんが登場され、映画「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」の主題歌。不意を突かれました。
堀江さんの柔らかくはなかげな歌声と、カインズの皆さんのやさしいコーラスがたまらなく魅力的です。
入れ替わりで水木さんが登場され、「ルパン三世(新)」より二代目エンディングでぐっとオトナな雰囲気に。
原曲のロマンチックな歌い方もいいですが、今の水木さんのどこかアンニュイな歌い方にも惹かれます。
ショッカーさん「エンジンブルブル絶好調で参りたいと思いますが、
いよいよラストブロックです! まずは山本正之さんの登場です!!『ヤッタァアアアキング』!!!!」
29:ヤッターキング/山本正之
30:純白の勇気/速水けんたろう
31:キン肉マン Go Fight!/串田アキラ
32:セーラースターソング/堀江美都子
-MC-
33:キャプテンハーロック/水木一郎
「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」より、楽しさとカッコ良さを兼ね備え、疾走感もある二代目オープニングで山本さんがご登場。
山本さんと観客との掛け合いはとてもライブ映えし、いつ体感しても愉快でございます。
赤いキングから白いマッハ号へ。速水さんによる1997年版「マッハGoGoGo」二代目オープニング。
突き抜けるようなさわやかさがたまらない速水さん歌声に、ピュアなときめきを持っていた当時を思い出しました。
続いて串田さんによるコミカルな中にマッスルヴォイスが光る「キン肉マン」オープニング。
間奏で串田さんは「へのツッパリはいらんですよ。うぉおおお火事場のクソ力ぁあああ!!」のセリフで「キン肉マン」35周年を祝われました。
さらに堀江さんは「美少女戦士セーラームーン」20周年記念のカバーアルバム収録の「セーラースターズ」のオープニングで20周年をお祝い。
澄みきった歌声でやさしく力強く歌われるそのお姿は、45年歌い続けてこられた、まさに女王の風格でした。
水木さんが「次がラストソングという事ををしっかりと伝えたい」と少しお話をしている途中で波の音が聞こえだし、最後の曲へ。
男の男による男の歌「宇宙海賊キャプテンハーロック」のオープニングを、使命感と哀愁を織り交ぜ、力強く歌われました。
-アンコール-
水木さんとバンドの皆さんが拍手の中見送られ、客席からアンコールの声が。
しばらくするとそれに合の手を入れながらショッカーさんが登場。
ライブ中会場の外は土砂降りだったものの、今はすっかり雨はやんでいるとの事でした。
ショッカーさん「さぁ、ここでもう一度、出演者の皆さんをお呼びしたいと思いますが、
呼んで頂くのはもちろん皆さんですスゥパァアニソン!?」
観客「スピリィィィッツ!」
出演者の皆さんが拍手の中続々とご登場。
・ショッカーさんによってバンド、コーラスの皆さんが順番に紹介され、出演者の皆さんから一言づつご挨拶。
・NoBさん「今日は堀江さんと一緒に歌わせてもらったり、しょこたんともデュエットできていつもと違う感じでした」
水木さん「ずるいんだよ」
NoBさん「ずるいんですよ。そうなんですよ」
堀江さん「アニキだって二人とデュエットしてるじゃない」
水木さん「!! そうか!!」
観客笑。
堀江さん「自分だけ棚に上げてぇ」
ショッカーさん「今日、楽屋がNoBちゃんと一緒だったんですけど、アニキが前を通る度にNoBちゃんにプレッシャーかけてるんですよ」
水木さん「いつのまにかお父さんみたいなってんだよ。アニキなのに。『NoB! わかってるだろうな!!』って」
NoBさん「わかってますって!!」
水木さん「おまえ、アニソン登山部こいよー」
ショッカーさん「そこ?」
水木さん「一回しか来てくれねーんだもんよ」
串田さん「釣り部くる?」
・山本さん「……ワタクシ…2003年からずっと参加しておりますが……今日は楽しかったぁ」
観客拍手。
山本さん「お客さんが盛り上げてくれて、私が楽しんじゃった」
水木さん「今日、正之ちゃんに申し訳ない事したんだよ。野球のコーナーなのにさ、あなたアレ歌ってないじゃない」
観客「ぁあ~」
山本さん「それは来週やりましょう」
この翌週に行われた「ANIME JAPAN FES 2014 "名古屋 夏の陣"」では
山本さんと水木さんが「燃えよドラゴンズ!2014 覇権奪還」を歌われました。
・串田さん「おれも今日はデュエットしたかったなぁ」
堀江さん「ねー。歌いたかったですよ。サファリ」
水木さん「この前、二人は初めて一緒にレコーディングしたんだよね」
ショッカーさん「現在公開中の『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』の挿入歌ですね」
水木さん「あれ、なんで公開中なのに歌わねえの? もったいねえじゃん」
串田さん「今日聞けなかったから、映画で聞いてね」
ショッカーさん「秋に戦隊"魂"もありますしね」
・水木さん「ミッチがリーダーの『女子部』、クッシーがリーダーの『ヒーロー』、そして今日の『スーパーアニソン…魂(スピリッツ)!』」
中川さんの方を向く水木さん。
中川さん「……申し訳ございません…」
水木さん「いやいやいや、"たましい"と書いて魂ですからね。いいいんですよ」
中川さん「確認したんですよ。『正式に"スピリッツ"でいいんですよね?』って聞いたら『いや、"たましい"です』って言われまして」
ショッカーさん「誰だ! そんな事言ったのは」
水木さん「ダメだろ、クッシー」
観客「ぇええええええええええええええええ」
串田さん「え、おれ!!?」
水木さん「あ、楽屋に一緒にいた…」
と、堀江さんを見る水木さん。
観客「ぇええええええええええええええええ」
中川さん「ちがいますちがいます」
堀江さん「なんにもいってないよー?」
水木さん「いいんです。"たましい"も"スピリッツ"も同じ意味ですから」
・ショッカーさん「最後はやっぱりあの曲を。3000のしもべを従えて」
水木さん「しょこたんは歌詞見ないでも歌えるんだよな」
中川さん「もちろんでございます」
水木さん「NoBは覚えてません」
NoBさん「!! 覚えてますよー」
観客笑。
NoBさん「そんないきなりー」
堀江さん「今日はとばっちりがくるねー」
34:バビル2世/水木一郎 NoB & ALL CAST
「スーパーアニソン魂 2014」のラストを飾るのは水木さんの代表曲「バビル2世」。
出演者と観客が共に大合唱する中、3番は水木さんのムチャ振りでNoBさんのソロで歌う事に。
見事に歌いきったNoBさんに観客大歓声。最後のサビは出演者全員が客席にマイクを向け観客大合唱となりました。
バンド、コーラスのみなさんもステージ前方にご登場され、水木さんの音頭で万歳三唱。
そしてショッカーさんが紹介される順番にみなさんが退場されていき、最後はショッカーさんお一人に。
ショッカーさん「みんなぁああ、歌ってくれましたかァアアア!!?」
観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「また絶対会いましょうねぇえええ!!!」
観客「おおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお!!」
ショッカーさん「それじゃあ、約束のっ!! ッスゥウーゥパァァアアア・ァア・ニィ・ソ・ンッ!?」
観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」
ショッカーさんが颯爽と退場され、客灯がつくと、観客有志による三本締めが行われ、
「スーパーアニソン魂 2014」及び「ANIME JAPAN FES 2014 "夏の陣"」東京公演は終了となりました。
今回もバラエティ豊かなアニメソングの数々を聞く事が出来ました。
ちょうど10年前に「スポーツ特集」が設けられた事がありましたが「野球特集」は初めて。
バラエティに富んだ野球関係の作品を楽しむ事が出来ました。
さら今回の「「ANIME JAPAN FES」のトピックである中川さんの初参加。
ご本人もとても楽しまれていた様子で、今後の"魂"ライブへの参加も期待されます。
補足
・堀江さん「女子部はね、楽屋がいい匂いでしたよ」
水木さん「昨日は男ばっかりって言ったけど、アップルパイいたんだよなぁ。全然いい匂いしなかったんだよなぁ」
ショッカーさん「後で楽屋で怒られてください」
・中川さんの曲中の観客を煽りまくるアジテートと、トークでの腰の低さのギャップが凄い。
・ライブの前祝いで水木さんに焼き肉に連れて行ってもらった中川さん。
中川さん「アニキはとてもやさしくて、前日から鳥取で寝ずにロケして、
東京に帰ってきた当日に今日のリハしてからなのに、全部お肉を焼いてくれたんですよ!」
・水木さん「『ヌイグルマー』は不思議なもんでさ、最初オーケン(大槻ケンヂさん)が歌って、次オレが歌って、しょこたんでしょ?
この間、青森のロックフェスでオーケンに会って『今度、しょこたんとデュエットするんだよ』って言ったらさ、
『ボクも入れてください! ボクも行きます!!』って言ってて。
スケジュール確認したんだけど、今日はオーケン自分のライブやってんだよなぁ。
だから今度のアニソンで、しょこたんとオーケンと三人で一緒に歌いたいんだよ」
観客「おぉおぉおお!!」
・堀江さん「『SHINE ON ~永遠の夢~』はあまりにもスケールが大きすぎて、普段あまり歌えないんですけど、
今回は、スタッフの方からリクエストを頂いたので、久し振りに歌わせて頂きました」
・NoBさん「緊張したぁ~。オレいつも曲が流れて登場する事が多かったから、出て来ていきなりトークって初めてでさぁ。
『希望の翼』はいつか歌いたかったんだけど、それがAJFでとっても良かったです!」
・「オレカ オマエカ 限界バトル!!」の台詞は杉山さんが担当されました。
・堀江さんの「セーラースターゾング」の「♪負けない」がお気に入りの水木さん。
・当日、カインズ斉藤さんは赤いサングラスを着用されていました。
水木さん「昨日はあんまりしゃべれなかったんだよ。
夜中に影山達が『ゆかいな仲間たち』があるから、早く出てってくれって言われて」
堀江さん「それいつも『女子部』が言われてるから」
水木さん「そうなの? だから、しゃべっちゃいけねえからクッシーに任せてたら、すっげえ早く終わっちゃって」
串田さん「もうね、すっげえ静かだった」