2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
堀江美都子プロデュース「アニソン女子部」
14.8.8 Zepp Tokyo
出演/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia 三重野瞳 米倉千尋 吉田仁美
bless4 (AKASHI KANASA AKINO AIKI) シンガーズ・ラボ・シスターズ(織部ハル 渡邊恭子 稲川友紀 津田彩菜)
初参加/平野文
演奏/JYOSHIBU-BAND(B.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.中村智美 G.IMAJO) カラオケ
毎年8月中旬、のべ3日間4公演にわたって開催されている「ANIME JAPAN FES "夏の陣"」東京公演。
アニメ、特撮、ゲーム、イメージソング、すべてのジャンルのアニメソングを網羅している
アニソンライブフェスの殿堂ともいえるフェスが「ANIME JAPAN FES 2014 "夏の陣"」として開催されました。
2014年のスタートを飾るのは堀江美都子さんが座長を務める「アニソン女子部」。通称"アニ女"(あにじょ)。
バンドを除く出演者が全員女性歌手のみで構成され、歌だけではなく、毎回な趣向を凝らした催し物が用意され、
通常のライブとはまた違った魅力が楽しめるエンターテイメントショウです。
堀江さんを筆頭に出演者の皆さんが「女子部」というイベントに並々ならない思い入れが伺えるのも特筆されます。
前年の2013年はお休みされていたので、今回2年ぶりの開催となります。
会場は「ANIME JAPAN FES」東京公演のホームグラウンドともいえるZepp Tokyo。
客席には椅子が並べられステージ後方の壁全体が巨大スクリーンになっていました。
●DJタイム
開演時間の15程前になると、部長の堀江さんによるアナウンスが会場に響き、
恒例の女子部員のみなさんが代わる代わる登場するお知らせコーナーがはじまりました。
・堀江さん「みなさんこの時間にみんなの告知を否応無しに聞かされるという……」
・1年ぶりと間違える瞳さんと、それを訂正する仁美さん。
・カヴァーアルバム制作中の金月さん。今日はその中から一曲披露。
・米倉さんは翌日の「ゆかいな仲間たち」で弾き語りを披露されるとか。
・「Animelo Summer Live 2014 -ONENESS-」に出演される堀江さん。
堀江さん「完全にアウェーだよ? どうしよう? ひーちゃん(吉田さん)と同じ日だったら良かったのに。
知ってる人は誰もいない……あ、angelaがいたかな? でも、そんなアウェーでどうすればいいでしょう?
そうです! パイオニア魂を見せるのです! 代表曲をメドレーでやります! 頑張れ堀江!」
・堀江さん「10月には『ふたりのアニソン』をよみうり大手町ホールでやります。えぇ、いつものツレとです」
観客笑。
00:勇敢なるスコットランド(Scotland the Brave)/SE
堀江さんによる「アニソン女子部、開演です!」の声と共に、観客の拍手の中、客席が暗くなり、
スコットランドの非公式国家「勇敢なるスコットランド」が流れ、スクリーンには空と雲を思わせる映像が映されました。
そしてバンドの皆さんがセッティングを終えられると、音は小さくなっていきました。
01:キャンディ キャンディ (1C)/堀江美都子
02:イェイ! イェイ! イェイ! (1C)/吉田仁美
03:創聖のアクエリオン (1C)/AKINO with bless4
04:キューティーハニー (1C)/Salia
05:嵐の中で輝いて (1C)/米倉千尋
06:教えてMr.Sky (1C)/金月真美
07:ひとつのハートで (1C)/三重野瞳
08:ドラえもんのうた (1C)/大杉久美子 堀江美都子 金月真美 Salia 三重野瞳
米倉千尋 吉田仁美 AKASHI KANASA AKINO AIKI
-MC-
「ANIME JAPAN FES 2014 "夏の陣"」の一曲目を飾るのは、堀江さんの代表曲「キャンディキャンディ」のオープニング。
1番で終わると、吉田さんがその名前を世に知らしめた「スマイルプリキュア!」のエンディングで元気にご登場。
さらにbless4のみなさんはキレのあるパフォーマンスで「アクエリオン」オープニング、Saliaさんはあでやかに「キューティーハニーF」、
米倉さんは力強く「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」と、それぞれのアニソンデビュー曲を歌われました。
金月さんは「ときめきメモリアル」でご自身が演じられた藤崎詩織嬢のデビューシングルから「教えてMr.Sky」を振り付きで披露。
「超魔神英雄伝ワタル」の初代オープニングをさわやかに歌われると、
代表曲コーナーの最後は部員全員で大杉さんを囲んで「ドラえもん」の大合唱でしめられました。
・堀江さんによるご挨拶。
堀江さん「去年はお休みしてしまいました。堀江がサボったんです」
観客笑。
堀江さん「女子部は私が14、5年前に、縦のつながりも横のつながりも"女性だけ"でなにかできないかって……」
と、観客の視線はbless4のAKASHIさんとAIKIさんへ。
堀江さん「おーまいがー! ……大丈夫大丈夫。AKASHI子とAIKI子ですから」
観客笑。
堀江さん「女性だけで切磋琢磨して業界を盛り上げるために、なにかないかって考えた時、浮かんできたのが"女子部"だったんです。
最近は"女子部"って結構色んなトコがいってますけど、心の中では『あたしが最初だよ』って……。
最初は恥ずかしかったんですけど、三重野が『いいじゃないですか?』って言ってくれたんで大丈夫だろう、と……」
三重野さん「でしょ?」
観客笑。
・部員のみなさんそれぞれがご挨拶。
・6年前にデビューして初めて出演したアニソンイベントが女子部である吉田さんや、皆勤賞のSaliaさんにとっては思い入れも一入。
・金月さん「ここだけの話ですが、私あまりアニソンを歌っておりません……」
観客笑。
堀江さん「いーのいーの」
金月さん「そっと紛れ込んでいますが、やさしい拍手でお願い致します」
観客拍手。
・いつにも増して華やかな三重野さんに驚くみなさん。
三重野さん「さっき金月さんがアニソンあまり歌ってないって言ってましたが、私なんか歌すら歌わないで
お芝居に力入れてる時があったりして……」
観客笑。
・大杉さん「みんなデビュー6年目だ7年目だって言ってるけど、私、45年よ? 歌謡曲の頃から数えると50年になっちゃうの」
観客拍手。
大杉さん「だから物忘れとかミスとかしても許してね?」
観客笑。
・米倉さん「こんに…ち…わ? こんばんわ?」
堀江さん「時間的に微妙だね」
米倉さん「こん……にち……ばんわー!!」
・米倉さんよりちいさい人がなかなか入ってこない。
・練習中は端っこにいるAKASHIさんとAIKIさん。
・堀江さん「みんなが色々言ってくれたので、私はそれでいいです」
観客笑。
09:a・chi-a・chiアドベンチャー/三重野瞳
10:もっと! モット! ときめき/金月真美
11:透明ドリちゃん/大杉久美子
12:Ring My Bell(Main Vocal Hitomi)/吉田仁美
13:君の神話~アクエリオン第二章 (1.5C)/AKINO with bless4
14:WILL/米倉千尋
15:TRUST/Salia
16:セーラースターソング/堀江美都子
-MC-
歌のコーナートップは、デビュー20周年を機にカヴァーされた、三重野さんの原点である「魔神英雄伝ワタル」のエンディング。
民族的なアレンジの中を艶めいて歌われ、続く金月さんが「ときめきメモリアル」のオープニングで観客のコールを一身に受けられると、
一変して大杉さんの「ドリちゃん」で会場は和やかな雰囲気に。吉田さんが「そらのおとしもの」のオープニングを映像を彷彿とさせる
振り付けを披露されると、bless4のみなさんは「アクエリオンEVOL」初代オープニングで物語のあるパフォーマンスを見せられました。
米倉さんがしなやかに「仙界伝封神演義」の、そしてSaliaさんがシリアスに「ヴァンドレッド」のオープニングをそれぞれ歌われると、
堀江さんが企画アルバムでカヴァーされた「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ」のオープニングを圧倒的迫力で結ばれました。
堀江さん「今こんな感じの曲を歌わせていただいて、まだこんな感じでがんばるんだよって言われてるみたいで……がんばります!」
・ここで今日のスペシャルゲスト、平野文さんのご登場。
平野さん「ミッチ~!」
緑の髪を逆立てて登場された平野さんは、ホットパンツ姿で堀江さんに脚をかけてハグ。
平野さん「すごいねぇ~!」
堀江さん「文ちゃんも……すごいねぇ……」
・平野さん「このステージを楽しみにされてるみなさんの目はなかなかです!」
・今回、平野さんが出演するきっかけは、堀江さんに届いた「平野文です。今度、青二に入りました」というメール。
堀江さん「ちょうど女子部の出演者を決めろって言われてたところだったんですよ。
だから『文ちゃん、出ない?』って送ったら……」
平野さん「出るっ!!」
観客笑。
・平野さん「こんな風にみなさんの前に出させていただくなんて、平成になってから初めてなの!」
堀江さん「平成になってからけっこう経つけど」
観客笑。
・第一次アニメブームの頃はイベントでずっと一緒になっていたお二人。
平野さん「当時も袖でミッチが歌うの聞いてたけど、今もその頃と全然変わんないよね」
・ラジオDJから声優へ。そして築地の仲卸業の三代目の方とお見合い結婚をされた平野さん。
嫁修業を経て25年ほど経ち、アニメ「たまゆら ~もあぐれっしぶ~」での古川登志夫さんとの夫婦役や、
海外ドラマ「僕らのイケメン青果店」での意地悪な継母の吹替などを機に、青二プロダクションへ。
・NHKで「魚河岸のプリンセス」としてドラマ化された「お見合い相手は魚河岸のプリンス」など、
エッセイを執筆されている平野さんを見て、「文ちゃんは作家さんになるんだ~」と思ったという堀江さん。
・平野さんのご主人のお店「魚河岸三代目 千秋」を訪れた堀江さん。
堀江さん「ご主人にお会いしたんですけど、あ、良い結婚生活おくってきたんだなぁって思いました」
平野さん「そっくりそのままお返しするわ」
・平野さん「今日は8月8日で末広がりじゃない? 良い感じよね」
堀江さん「良い感じですね。それでその髪なんですね」
観客笑。
堀江さん「色が……もう、そのままですね」
平野さん「せっかくだからね。飛べませんけど」
堀江さん「今、CMで誰か飛んでますけど」
観客笑。
平野さん「あの飛び方はダメよ~」
堀江さん「ダメなんですか。ダメだそうです。本物がそう言ってます」
観客笑。
・堀江さん「文ちゃんにはアレをお願いしたいんですが」
平野さん「アレね」
堀江さん「当時見てない人も歌は必ず知ってます!」
平野さん「じゃあ歌いましょうか」
17:ラムのラブソング/平野文
-MC-
ご自身のアルバム「Fumiのラムソング」でもカバーされている平野さんの代表作「うる星やつら」初代オープニング。
平野さんがセリフを交えながら歌われると観客から大きな歓声が。どのようなセリフかは参加された方だけのお楽しみ。
・堀江さん「いやぁ~、昔からの仲間はいいもんですねぇ。でもさっきも言いましたが、
女子部は横のつながりだけでなく、縦でもしっかりつながっています。ここで新しいメンバーを紹介します。
私のやっているシンガーズラボの生徒4人で、みなさんもご存じのアニソンをメドレーで歌います。
どうかあたたかい声援を送ってあげてください」
18:アニソンヒットメドレー
ウィーアー!/織部ハル
~パラレルDays/津田彩菜
~魂のルフラン/稲川友紀
~となりのトトロ/渡邊恭子
-MC-
堀江さんが主宰されているボーカルスクール「堀江美都子シンガーズ・ラボ」の生徒さんからなるユニット、
シンガーズ・ラボ・シスターズのみなさんによるアニソンメドレー。
長身赤髪の織部さんが「ONE PIECE」の初代オープニングで凛々しくトップを飾られると、
津田さんは「涼宮ハルヒの憂鬱」のイメージソングをガーリーに。
「新世紀エヴァンゲリオン シト新生」のエンディングで稲川さんが迫力ある歌声を響かせたと思うと、
がらりと変わって「こどもちゃれんじ ぷち」のきょうこおねえさんこと、
渡邊さんによる「となりのトトロ」のエンディングでやわらかな雰囲気に。
みなさんそれぞれがそれぞれの個性に合った曲を歌われていて、バラエティに富んだメドレーでした。今後のご活躍が楽しみです。
シンガーズ・ラボ・シスターズのみなさんが退場されると、ステージ奥のスクリーンに映し出される「祭」の文字。
ほどなくして浴衣姿の堀江さん、金月さん、Saliaさん、米倉さん、KANASAさん、AKINOさん、そして平野さんが、かしましくご登場。
どうやらここは夏祭り会場。
金月さん「あ、ミッチさん! あっちで盆踊りやってますよ!」
19:ドラえもん音頭/踊り:堀江美都子 金月真美 Salia 米倉千尋 KANASA AKINO 平野文
みなさんが輪になってすずやかに踊られると、そこに登場したのは、
天女の出で立ちをした大杉さんと、牛の角をつけた三重野さん、牛の着ぐるみパジャマを着た吉田さん。
堀江さん「……大杉さん?」
大杉さん「わたくし、織姫です」
Saliaさん「大杉さんだ」
米倉さん「絶対大杉さんだ」
三重野さん「ごちゃごちゃうるさいもー」
吉田さん「そーだーもー」
堀江さん「もー?」
大杉さんではなく織姫様。
七夕以外は超ヒマな織姫様の世話をしている、三重野さんではなく牛のうしみさん、吉田さんではなく牛のようしださん。
金月さん「語尾に"も"がついているのは方言かなにかですか?」
堀江さん「牛だから?」
うしみさん「!! そんな、このステージで語尾になにかつけるなんて、恐れ多いですよ……ねぇ?」
と、視線は平野さんへ
ようしださん「語尾に方言だなんて……ねぇ?」
さらに多くの視線が平野さんへ。
平野さん「…………だっちゃ!」
観客拍手。
みなさんの願いをかなえに来た織姫様。
いの一番に名乗りを上げた米倉さんの願いは「一度でいいから大きくなりたい」。
堀江さん「それは無理だと思う」
米倉さん「Saliaちゃんくらいに!」
織姫様「できます。私できます」
織姫様の呪文で大きくなった米倉さんは、なんと2m10cmに。
米倉さんは「全然変わってない!」と訴えるも、客席の判定で願いは成就。
ようしださんに法被をもらってご退場されました。
続くは「流れるようにしゃべりたい」Saliaさん。
織姫様の呪文を受けたSaliaさんは、一度失敗したものの、
見事に流暢なしゃべりを手に入れられ、法被をもらって退場されました。
「しあわせになりたい」金月さんは、観客と共にもっとモットしあわせになり、
高笑いと共に法被をもらって去って行かれました。
KANASAさんとAKINOさんがカタコトで願ったのは「アレをもう一度聞きたい」。
それを叶えたのは織姫様の呪文を受けた平野さん。
平野さんの願いである「だっちゃ」のコール&レスポンスで、みなさんの願いが叶えられ、
それぞれが法被をもらって去っていき、舞台上には堀江さんと織姫様だけに。
堀江さん「そして誰もいなくなった……部長ってさびしいねぇ……」
そして堀江さんは織姫様からご自身の願いである「みなさんの笑顔」をかなえる呪文を受け、
ステージ上は一旦無人に。
女子部のみなさんが祭と花火を楽しんでいる様子の音が流れると、ステージ上に幾人かの人影が。
20:TAKIO'S SOHRAN2/踊り:堀江美都子 金月真美 Salia 三重野瞳 米倉千尋 吉田仁美 KANASA AKINO
音楽と共に始まったのは、08年にも披露された「南中ソーラン」の演舞。みなさんは先ほどの法被をまとわれ、
フォーメーションも見事に、それぞれがダイナミックに踊られていました。
~休憩~
女子部の皆さんの「15分の休憩です」の声で、女子部には珍しい休憩時間へ。
21:夜霧のハニー/Salia
22:歌うたいのバラッド (1.5C)/金月真美
23:フェアリーテイル~約束の日~ (1.5C)/米倉千尋
24:Let's Have A PARTY♪/bless4
-MC-
頃合いになりるとブザーが鳴り、少しして奏でられたのは「キューティーハニーF」の挿入歌。
「キューティーハニー」ではエンディングだったこの曲をSaliaさんがしめやかに歌われました。
続く金月さんが歌われたのは、DJタイムの際におっしゃっていた斉藤和義さんの代表曲のカヴァー。
せつなげな金月さんのお声が曲ととてもマッチしていました。
そして米倉さんが「FAIRY TAIL」の14代目オープニングを研ぎ澄まされた豊かな声量で歌われると、
音楽と共に文字通り踊りだしてきて観客に立つようにうながすbless4のみなさん。
AKASHIさんの「やらなかったら明日までやりますよ?」という冗談を交えた振り付けレクチャーから、
オリジナル曲「Let's Have A PARTY♪」。4人全員が歌い踊り、観客も一体となって楽しめる、
bless4のみなさんならではのステージを堪能しました。
ここで堀江さん、金月さん、Saliaさん、三重野さん、米倉さん、吉田さんが登場され、今回の女子部の山場。
アカペラのハーモニーやボイスパーカッションで、楽器を使わず声だけでサウンドを奏でるグループ同士が競い合うする
テレビ番組「ハモネプ」。その芸能人大会である「ハモネプ☆スターリーグ」では、水木一郎さんを中心にしたアニソンチームは、
過去に優勝もしています。これまでアニソンチームが3回出場したうち、堀江さんが2回、bless4のみなさんは3回全てに出場しています。
今回の女子部はその「ハモネプ」に挑戦。
「ハモネプ」でアニソンチームの指導を担当され、今回の選曲と構成、
指導も担当された「ハモネプ」出身のアカペラバンドINSPiの奥村伸二さんがご登場。
・アカペラは中華料理の料理人にフランス料理のコースを作れ、というくらい、歌手にとっては難しい。
・今回は本家の倍の長さてある6分と聞き、驚いた女子部のみなさん。
・堀江さんが部長権限でご自身の代表曲を10曲選んで奥村さんへ提出。
奥村さん「堀江さんが選ばれたのを無暗に削るわけにもいかないんで、悩んだ末の6分ですよ」
そしてみなさんが円になり、AKASHIさんのピアニカからキーを出し、いよいよ本番へ。
25:アニ女ハモネプ
~ハロー! サンディベル
~アクビ娘
~緑の陽だまり
~キャンディ キャンディ
~ハロー! サンディベル
~花の子ルンルン
~あかるいサザエさん/堀江美都子 金月真美 Salia 三重野瞳 米倉千尋 吉田仁美 AKASHI KANASA AKINO AIKI
-MC-
「サンディベル」を皮切りにした今日、この時しか聞く事の出来ないスペシャルなメドレー。
次々とメインボーカルが変わっていくめまぐるしさが楽しく、厚いながらも華やかで荘厳なハーモニーは、
美しい中に聞き入らずにはいられない緊迫感があり、長さを感じさせない素晴らしさでした。
歌い終え、目に涙を浮かべてお互いにハイタッチやハグを交わし合う女子部の皆さんのお姿に、
観客から惜しみない拍手喝さいが送られました。
26:ロックリバーへ/大杉久美子 シンガーズ・ラボ・シスターズ
27:プリキュア・メモリ/吉田仁美
28:瞳にDiamond/三重野瞳
-MC-
佳境を迎えた後半は、大杉さんの「あらいぐまラスカル」のオープニングテーマから。
大杉さんはシンガーズ・ラボ・シスターズのみなさんを従え、明るくもすこしさびしげに歌われました。
続くは「プリキュア」10周年を彩る「ハピネスチャージプリキュア!」の初代エンディング。
吉田さんが映像と同じダンスでキュートに歌い踊られると、姉貴分"ひとみ"三重野さんが、
デビュー曲であり「覇王大系リューナイト」の初代エンディングをポジティブに披露されました。
堀江さん「みなさん、楽しんでいただけますか?」
・女子部は毎回課題を作り、それに挑戦している姿を観客に見てもらう場でもある。
堀江さん「ですので先程は喜びすぎてあまりの感動に抱き合ったりしてしまいましたが、
みなさんをおいてけぼりにしているわけではありません。きっと一緒に感動してもらえていると思います。」
観客拍手。
・堀江さん「次はみなさんに聞いていただきたくて歌い続けている曲です」
29:キミのひかり/堀江美都子
-MC-
「心がほっこりしていただければ」という堀江さんのお言葉から
「ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~」の挿入歌。ありがたい事にここ数年聞く機会に多く恵まれていて、
その度に心が洗われ、堀江さんのおっしゃった通りほっこりした気持ちになりました。
堀江さんが退場されると、入れ替わりで水色に女子部のマーク入りTシャツを着た女子部のみなさんがご登場。
口々にこのイベントが終わってしまう事のさびしさを語られていると、早替えを終えた堀江さんが合流。
堀江さん「いよいよラストソングです」
「もうラストだ~」「終わっちゃう~」と名残り惜しそうな女子部の皆さん。
三重野さん「……やめます? ラストソング?」
観客笑。
三重野さん「だって今日はこの後(影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろしの『ゆかいな仲間たち』)無いんでしょ?」
観客笑。
金月さん「もう一回最初からやります?」
堀江さん「いいけど堀江にはもう体力が無い」
観客笑。
30:Sing☆Girl☆Magic~アニメで女子でいんじゃない!?~ (1.5C)/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia 三重野瞳
米倉千尋 吉田仁美 KANASA AKINO
09年に作られた三重野さん作詞、Saliaさん作曲のチャリティーソングであり女子部の2代目テーマ曲。
みなさんのダンスはもちろん、入れ替わり立ち替わりのラップ(特に大杉さん)も見どころ。
-アンコール-
-MC-
にぎやかに盛り上がった後のさびしげなステージに、アンコールと手拍子が送られます。
すると少しして「ありがとうございまーす」と、堀江さんを筆頭に女子部のみなさんがご登場。
・bless4の末っ子であるAIKIさんをステージ中央に呼びだされた堀江さん。
AIKIさんはこの秋から2年間、カリフォルニアへボランティアに赴くため、bless4での活動は休止する事に。
堀江さん「若いうちに色々経験するといいよ。その間、あとの3人は私にまかせて。一緒に踊ったりして……」
AIKIさん「それじゃ帰ってきた時に居場所が無くなってしまいますよ」
堀江さん「じゃあすぐにクビになるようにやっとく。いってらっしゃい!」
・ここでバンドの皆さんをご紹介。
・JYOSHIBU-BANDの初代ギターであるサイキックラバーのJOEさんが久し振りに女子部に。
堀江さん「最近売れ売れで、今回は引っ張ってきました」
・堀江さんに「御大!」と呼ばれるガンタさん。
・堀江さん「それではコレを歌うと終わってしまうのですが、歌わないと来年が来ないので、来年のために歌います」
と、曲紹介をしようとしたところで舞台袖からのスタッフさんの声にハッとする堀江さん。
堀江さん「あ! 文ちゃん紹介してなかった! ごめん!!」
堀江さん自らが手を引き、平野さんがご登場。
平野さん「おそろいのTシャツ着ちゃっていいのかしら」
堀江さん「でも凄くカスタマイズしてますけど」
色っぽくアレンジした女子部Tシャツにホットパンツというお姿。
堀江さん「私が脚出せって言ったんですよ」
・他に忘れている事が無いか心配な堀江さん。
堀江さん「色々と上手くいきすぎたんだよなぁ……」
「確かに」とうなずく女子部の面々。
三重野さん「でも、これぐらいがいいですよね」
31:A-motion~アニソン女子部のテーマ~/堀江美都子 大杉久美子 金月真美 Salia 三重野瞳
米倉千尋 吉田仁美 KANASA AKINO
平野文 織部ハル 渡邊恭子 稲川友紀 津田彩菜
ステージ後方にはシンガーズ・ラボ・シスターズのみなさんも登場され、最後は女子部の初代テーマ曲「A-motion」。
部員のみなさんだけではなく、初参加の平野さんも、そして観客も一緒におそろいの振り付けで参加し、
ラストにふさわしい華々しい盛り上がりをみせました。
堀江さんを中心に出演者とバンドの皆さんが一列に。
堀江さん「……なんだかわからないけど手をつないだけど……」
観客笑。
堀江さん「他のトコではタタタン、タタタン、タタタンタン、Z!! ってやるけど、今日は絶対やらない。やらないよ!?」
観客笑。
舞台上と客席が一体となって万歳三唱をし、出演者の皆さんが一緒に退場されるのを観客が拍手で見送り、
「堀江美都子プロデュース『アニソン女子部』」は終演となりました。
堀江美都子さん率いる女性陣による普段のライブやイベントではまず見る事が出来ない、
歌あり、トークあり、お芝居あり、踊りありで華やかに彩られる「女子部」独特の楽しいのステージは2
年ぶりに開催された今回も健在。一夜限りにしておくのが名残惜しいです。
ゲスト/奥村伸二(INSPi)
補足
・三重野さん「女子部の"ひとみ"といえば私ですが、いつまで経っても吉田がいなくならなくて……うれしい限りです」
・シンガーズ・ラボ・シスターズのみなさんはSagemstarというユニットでも活動されています。
・吉田さんはこの翌週の「ハピネスチャージプリキュア!」で声優として念願のプリキュアを演じられました。
・金月さん「もう終わっちゃうと思うとすごくさびしいのよ。夏休みと同じ。……宿題はやってないけど」
観客笑。
・堀江さん「『ドラえもん』最強やね。良い曲が多いわ」