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アニソンバトルマックス2014

14.5.25 TSUTAYA O- EAST

 

出演/串田アキラ NoB 高橋洋樹 浅岡雄也 馬渡松子 鈴木結女 米倉千尋

   谷本貴義 富永TOMMY弘明 流田Project(流田豊 穴澤淳 桃山竜二 栗川雅裕) 千綿偉功(ヒデノリ)

 

演奏/Super Rescue Band(G.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原博)

   流田Project(G.流田豊 G.穴澤淳 Ba.桃山竜二 Dr.栗川雅裕) Key.馬渡松子

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

 

司会/ショッカーO野

 

 

共に歌おう! 共に踊ろう! 共に闘おう!

 

 

「スーパーロボット魂」をはじめとした「魂ライブ」シリーズや

ANIME JAPAN FESなどのライブを主催しているバースデーソングが、

新たな試みとして開催したのが、今回のライブ「アニソンバトルマックス2014」。

 

アニメ作品の中でもとりわけ"バトルものアニメ"の歌のみで構成されるというのが今回の趣向。

 

会場は「スーパーロボット魂」や「スーパーヒーロー魂」の最初の公演と

同じ場所にあるライブハウスTSUTAYA O-EAST。当日は5月後半にしては暑い27度を超す陽気でした。

 

ステージ奥の壁には「アニソンバトルマックス2014」のロゴをあしらった幕が掲げられ、

舞台上にはドラムやアンプなどのバンドのセットが2組セッティングされていました。

 

開演時間を過ぎてしばらくした頃、パナマ帽をかぶった司会のショッカーさんがご登場。

・今回は初の試みとなる"バトルもの"の作品がメインのライブ。

・ショッカーさん「これまでのライブでみなさんに書いて頂いたアンケートが元になり、

        今回、このようなライブを開催する事になりました。

                  いわばみなさんがこのライブのプロデューサーです!!」

 観客拍手。

 ショッカーさん「アイマスかよっ!」

 観客笑。

・ショッカーさんから「アニソンバトルマックス」の合言葉のレクチャー。

 ショッカーさんが「アニソン」と言ったら、観客は「バトル」で肩の高さで拳を握ってから、

 「マックス」で掌を開きながら掲げるというもの。

ショッカーさん「ではみなさんわかりましたね? わからない人は置いていきます!」

観客笑。

ショッカーさん「では……共に歌おう! 共に踊ろう! 共に闘おう! アニソン!?」

観客「バトルマーックス!!」

ショッカーさん「はじまります!」

と、客席に帽子を投げて颯爽と去るショッカーさん。

 

00:SE

01:ペガサス幻想 -PEGASUS FANTASY-/NoB

02:WILL/米倉千尋

03:Dragon Soul/谷本貴義

04:キン肉マン Go Fight!/串田アキラ

-MC-

 

激しいギターが高揚感を誘うSEの中、バンドとカインズのみなさんがセッティング。

そして奏でられた「アニソンバトルマックス」の記念すべき最初の曲は、聖衣をまとって闘う少年たちを描いた

アニメ「聖闘士聖矢」の初代オープニング。マイクスタンドを携えたNoBさんが登場し、観客を扇動しつつも

鮮やかなスタンドパフォーマンスで先陣を切ると、続いては中華的なお衣装で米倉さんがご登場。

封神計画をめぐる闘いを描いた「仙界伝封神演義」のオープニングをあでやかに歌われました。

続く谷本さんが、世界が夢中になった闘いが生まれ変わった「ドラゴンボール改」の初代オープニングで

Dokkan Dokkanと盛り上げられると、串田さんが「キン肉マン」初代オープニングでご登場。間奏での

「うぉぉおお! 火事場のクソ力じゃぁああ!!」のセリフも勇ましく、超人たちの闘いと友情を歌いあげられました。

 

・ショッカーさん「串田アキラさん! クッシーです!!」

 串田さん「うおっす!!」

 観客拍手。

・ショッカーさん「今回、初の試みなワケですけども」

 串田さん「いいよね。初めてって。なんか新鮮で」

・串田さんご退場。

 ショッカーさん「さて、冒頭からジャンプ作品が続きましたが、次はマガジン、そしてサンデーもいきましょう!!」

 観客「ぉぉおおお!!」

 

05:Butterfly kiss/米倉千尋

-MC-

 

レイブマスター・ハルの冒険と闘いを描いたファンタジー「RAVE」の初代オープニング。オリエンタルな演奏の中で

蝶を模したダンスを披露される米倉さんの姿は、元気娘なイメージとはまた別の、きりりとした印象を受けました。

 

・米倉さん「アニソンバトルマックス。第一回目という事で、はじめてをみなさんと共有できてとてもうれしいです!!」

・米倉さん「外は暑かったですか? ……え! 27度!? じゃあ外の暑さに負けないように、もっとアツくいきましょう!!」

 観客「おぉぉおおお!!」

 

06:フェアリーテイル~約束の日~/米倉千尋

07:君にこの声が 届きますように/谷本貴義

08:カサブタ/千綿ヒデノリ

-MC-

 

前曲「RAVE」と同じ真島ヒロ先生が原作の、魔導師ギルド「妖精の尻尾」の荒くれ者の闘いを描いた「FAIRY TAIL」の14代目オープニング。

曲が進むにつれて複雑になっていく曲ながらも、米倉さんはシリアスに歌い切られました。最後のハイトーンもお見事。

そのままサンデーへ。谷本さんが登場され、魔界の王を決めるために闘う魔物の子がやさしい王様を目指す物語「金色のガッシュベル!!」の

2代目オープニングをしなやかに披露。サビの最後の「♪願うよ」では谷本さんに倣い、客席から親指を立てた腕が掲げられました。

そしてイントロで大歓声。マイクスタンドを引っ提げて登場した千綿さんが歌うは「金色のガッシュベル!!」初代オープニング。

アニソンイベントに初めて参加されたをは思えないほどに弾けたパフォーマンスをみせる千綿さんに、観客は大合唱で応えていました。

 

・ショッカーさん「千綿さんはこういったイベントに出られるのは?」

 千綿さん「初めてなんですよ」

 ショッカーさん「初めて出てみてどうですか?」

 千綿さん「やみつきになります!」

・ショッカーさん「せっかくなんで谷本君も呼びましょうか?」

 という事で登場した谷本さん

 谷本さん「タニーだよっ!」

 と、観客にVサイン。

 そして千綿さんと固く握手を交わされました。

・なんとお二人は今回が初対面。

 ショッカーさん「2代目のオープニングを谷本君が歌ったじゃないですか? そして初代を千綿さんが歌われて……3代目も聞きたいよなぁ!?」

 観客「っぉぉおおぉお!」

 ショッカーさん「……せっかく二人いるんだから……二人で、ねぇ?」

 観客「おぉぉぉおお!?」

 ショッカーさん「という事で、今回の夢のコラボ一発目だぁあっ!!」

 観客「ぉぉぉおおぉぉおおおお!!」

 

09:見えない翼/谷本貴義 VS 千綿偉功

-MC-

 

なんと「ガッシュ」の3代目オープニングを、オリジナルの谷本さんに加えて千綿さんも参加してのこのライブ限定のコラボレーション。

しかも1番2番で分けるのではなく、しっかりとフレーズ毎にパート分けしてのデュエット。サビで手を振る振り付けもありながら、

谷本さんと千綿さんは時に向かい合って、時に肩を組んで、とても楽しそうに歌われていました。

 

・ショッカーさん「こんなのをちょいちょい放りこんでいきます」

 観客「ぉぉぉおおおぉ!!」

 ショッカーさん「こういったライブならではのコラボが聞けるのが、アニソン!?」

 観客「バトルマーックス!!」

 ショッカーさん「なのです。ちゃんと覚えてたな……そのウチね、その前のもコール&レスポンス的にやっていきますんでね。

         こっちが"共に!?"って言ったらそっちが"歌おう!"。"共に!?"、"踊ろう!"。"共に!?"、"闘おう!"みたいにね。

        ……じゃあやってみましょうか。共に!?」

 観客「歌おう!!」

 ショッカーさん「共に!?」

 観客「踊ろう!!」

 ショッカーさん「共に!?」

 観客「闘おう!!」

 ショッカーさん「アニソン!?」

 観客「バトルマーックス!!」

 ショッカーさん「完璧です!」 

・ショッカーさん「次もバトル、カードバトルです。この作品はバトルというよりデュエルでしょうか?」

 観客「おおぉぉ!!」

 ショッカーさん「みんな、渇いてない? 大丈夫? 叫ぶのはいいけど渇きには注意してくださいね」

 

10:渇いた叫び/浅岡雄也

11:オレカ オマエカ 限界バトル!!/串田アキラ

-MC-

 

最初にアニメ化された闇のゲームやカードゲームで闘う「遊☆戯☆王」のオープニング。

さわやかな歌声とサビでの拳を振り上げる振り付けで浅岡さんが盛り上げられると、荘厳なイントロと共に串田さんがご登場され。

歌うは当時放送中のカードで闘うアーケードゲームを元にしたアニメ「オレカバトル」のオープニング。

コーラスや投げ込みに「おっかけと、観客参加型の非常にライブ映えする曲で、今後浸透していくのが楽しみです。

 

バンドの皆さんご退場。

串田さん「いやぁ、新しい曲だからみんなあんまり知らなかったかな?」

ショッカーさん「先月にはじまったばかりの放送中のアニメですからね。

        放送中といえば、今朝『ドラゴンボール改』を見てたらびっくりしましたよ。

        いきなりクッシーの声がテレビから流れてきて」

串田さん「え?」

ショッカーさん「ほらCMの」

串田さん「あ! あれもう流れてるの?」

ショッカーさん「今朝見て目が覚めましたもん。CMまた増えましたね」

 

11.5:超変換!!もじバケる8 CMソング/串田アキラ

 

文字型のブロックが動物などに変形するキャンディトイ「もじバケる」のCMソングを披露。

思わぬサービスに観客大拍手。

 

ショッカーさん「今クッシーに歌っていただいた現在放送中の『オレカバトル』は、

        月曜日の6時から放送中なんですが、後ろに"&"がつくんですが、

        その"&"の後、6時15分から放送しているアニメがあります」

観客「おぉおっ!」

※30分枠の「オレカバトル&ドラゴンコレクション」のうち、前半が「オレカバトル」、

後半は「ドラゴンコレクション」という2本立ての放送形態でした。

ショッカーさん「まずは登場してもらいましょう! 流田Project、流田豊さん!!」

トレードマークの仮面をかぶり、青いツナギ姿の流田さんがご登場。

串田さん「仮面取ると結構かわいい顔してるんだよ」

ショッカーさん「リハとかで仮面外してると、お前誰だ? ってなるんですよ」

串田さん「おれもかぶろうかな」

流田さん「いやいや、恐れ多いです!」

そうこうしているうちに穴澤さん、桃山さん、栗川さんがバンドセットで位置に着かれ、

流田さんもギターをセッティング。

 

12:ドラゴンコレクション~勇気のツバサ~/流田Project

-MC-

 

こちらもカードで闘うアニメで、ソーシャルゲームからアーケードゲームになった「ドラゴンコレクション」のオープニング。

流田Project本来の形である本格的なバンドでの参加とあってか、みなさんとても活き活きとしたパフォーマンスを見せられました。

 

・流田さん「ボクらみたいなコピーバンドがアニソンを歌えるようになるなんて、そしてこんな素晴らしい場に立てるなんて夢のようです」

 観客拍手。

・流田さん「次は2013年に生まれたボクらにとって大切な、そして大切に歌い続けていきたい歌です。『セイントエボリューション』!!」

 

13:未来聖闘士Ω ~セイントエボリューション~/流田Project VS NoB

-MC-

 

「聖闘士星矢」の次の世代の聖闘士の闘いを描いた「聖闘士星矢Ω」の3代目オープニングで、流田Projectのアニソンデビュー曲。

瑞々しいステージングで1番を終え、流田さんがマイクスタンドを中央から横にずらすと、

舞台袖からゆっくりと現れたのは、なんとNoBさん。さながら光牙達のピンチに駆けつけた星矢のよう。

NoBさんと流田さんでパート分けして歌われる光景に、観客は大歓声を上げていました。

 

・ショッカーさん「どうだぁああぁああ!!」

 観客「ぉぉおおぉぉお!!」

 NoBさん「なんかさ、人の歌を歌うのってすごく緊張するんだよね。『星矢』なのに」

 観客笑。

 NoBさん「それに今日は1番に歌ったじゃない? そんな事って普段無いから緊張しちゃって」

・ショッカーさん「みんなNoBちゃんの歌う『セイントエボリューション』聞きたかったよなぁ!?」

 観客「ぉぉぉおおお!!」

 流田さん「ボクが一番聞きたかったです」

 NoBさん「しょこたんとオレが歌った『Ω』のオープニングを取られたから奪い返してやったぜぃ!!」

・流田Projectのみなさんが退場されるのと入れ替わりにバンドの皆さんがセッティング。

 

14:Never-聖闘士星矢のテーマ/NoB

-MC-

 

劇場作品「聖闘士星矢 天界編序奏~OVERTURE~」の主題歌。静かな演奏にからむような色気ある艶めかしい声から、

激しくなる演奏にも競り勝つ力強い声と、NoBさんの表現力を十二分に堪能できました。

 

ショッカーさん「ここから後半戦です! まずは90年代の土曜6時半からのアニメにいきたいと思います。大変な人気だった……」

観客「おっ!?」

ショッカーさん「みんなわかってる? わかってるよな? 当時はイベントなんかで緒方恵美が出てくると、キャー!!

       檜山修之君が出てくるとキャー!! ってなるほど人気で、あのニッポン放送がアニメのイベントをやるほどでした」

ショッカーさんがお話しされている間に、スタッフさんによってステージ上にはキーボードと椅子、スピーカーがセッティングされました。

ショッカーさん「それではご紹介しましょう。馬渡松子さんです!」

拍手の中登場された馬渡さんは何度も礼をされ、キーボード前にセッティング。

 

15:微笑みの爆弾/馬渡松子

-MC-

 

霊界探偵・浦飯幽助と仲間達の闘いを描いたアニメ「幽☆遊☆白書」のオープニングを、バンドのみなさんの演奏と

馬渡さんのキーボード弾き語りで。馬渡さんは終始ニコニコと微笑みながら歌われました。

 

馬渡さん「こんばんは馬渡松子でーす」

と、椅子から立ち上がり一礼する馬渡さん。

馬渡さん「3年前にこのバースデーソングさんのイベント、ANIME JAPAN FESに出ないかと声をかけていただいたのをきっかけに、

     それまで病気とかをしてやってなかった歌手としての活動を再開しているんですが、私にはスローガンがあります。

     私は宮崎県出身なんですが、地方と地方を、地方と中央を歌でつないで、スマイルボムを投下して、

     みんなを笑顔にしていきたい。そう思っています」

 

16:デイドリームジェネレーション/馬渡松子

-MC-

 

使用されたのは8話と他に比べて少ないものの、物語の最佳境を彩った「幽☆遊☆白書」の5代目エンディング。

馬渡さんは原曲の力強さよりもはかない印象を受ける歌声で、歌の違った面を垣間見る事が出来ました。

 

ショッカーさんが登場され、馬渡さんがご退場。キーボードは少し後方へ移動。

ショッカーさん「まだ土曜6時半が続きます! さあ!『幽☆遊☆白書』がきましたから、

        その次の番組に行きましょう!!」

観客「おぉぉぉぉお!!」

 

17:輝きは君の中に/鈴木結女

-MC-

 

史上最強の武術「忍空」の使い手である元忍空隊隊長の風助が、帝国軍と戦いながら母を探すアニメ版「NINKU -忍空-」のオープニング。

キリッとした表情で登場した鈴木さんは、堂々とした歌声とステージングを見せ、

最後のサビでは観客に合唱を先導したりと悠然としていました。

 

鈴木さん「こんばんはー鈴木結女でーす。みなさん元気ですねー。今日はその元気を頂いて帰りたいと思います!

         もう、ライブ始まってからずっと楽屋で歌って踊って騒いでたんで、体力が持ってかれてますけども」

観客笑。

鈴木さん「私は2年前ですか? ANIME JAPAN FESに呼んでいただいて。

     結婚して渡米したのをきっかけに歌手は休業して、向こうで母ちゃんやってて、

     息子が手がかからなくなったんで、育児を一休みしてこっちで歌手に復帰したくらいの時だったんですね。

     で、その時にAJFに出させてもらったんですけど、まー驚きましたね。アニキの若さ!」

観客笑。

鈴木さん「それとカリスマ性! アニキすげぇ! ってなって。ウィキってもらうと年齢書いてありますけど、

     まぁ45歳ですけど、がんばらないといけないなってなりましたね」

流れるような心地いい早口でトークする鈴木さん。

鈴木さん「次の曲なんですけども、念願だったある方とご一緒したいと思います。松子姐さん!!」

思わぬ名前に起こった観客の歓声の中、馬渡さんが登場され、鈴木さんとハグ。

鈴木さん「馬渡松子ぉおぉ!!」

馬渡さん笑顔で一礼し、スタッフさんによってステージ前方の向かって左側にセッティングされたキーボードへ。

鈴木さん「当時、松子さんとあたしは同じレーベルだったんだけど、一緒になにかやるっていう話が無い事は無かったんだけど、

        実際になにかやるって事が無くて」

馬渡さん「無かったねー」

鈴木さん「スタジオでちらっと顔合わせて、松子さーん! って挨拶するくらいで」

馬渡さん「結女ちゃーん、ってね」

鈴木さん「だから是非やりたくて。今回、松子さんにオファーしたら、快く受けて下さったので、一緒にやりたいと思います!!」

観客拍手。

鈴木さん「それでは鈴木結女 featuring 馬渡松子で『それでも明日はやってくる』!!」

 

18:それでも明日はやってくる/鈴木結女 featuring 馬渡松子

-MC-

 

鈴木さんが詞と曲を手掛けられた「NINKU -忍空-」の初代エンディングを、バンドと馬渡さんのキーボードと共に。

鈴木さんは笑顔の馬渡さんに見守られ、「愛してるよぉぉおぉ!!」の叫びから最後のサビでは客席に合唱を促し、

力いっぱいのステージを見せました。

 

ショッカーさんが登場され、馬渡さんがご退場。今度はキーボードは撤収。

・ショッカーさん「いやぁ、オットコマエですねぇ」

 鈴木さん「ありがとうございます! 反抗期の息子抱えて頑張ってます!」

・ショッカーさん「残って頂いたのにはワケがあって、結女さんにはさらにこの方とコラボしていただこうと思います! ちっひー!!」

 拍手の中、米倉さんがご登場。

 ショッカーさん「あら、なんかいいじゃない。この並び。宝塚の男役と娘役みたい」

 すらっと背の高いボーイッシュな鈴木さんと、小柄でガーリーな米倉さんは好対照。

 ショッカーさん「Youたちつきあっちゃいなよ」

・ショッカーさん「お二人にコラボしていただく曲なんですが、『幽☆遊☆白書』『NINKU -忍空-』と来て、次のアニメを。

        と、思ったんですが、それだと『みどりのマキバオー』になっちゃうんで」

 観客笑。

 ショッカーさん「なんかちっひーが"そうなのねん"とか言うと似合いそうですけど」

 米倉さん「そうなのねん?」

 ショッカーさん「あれは当時のフジテレビの男性アナウンサーの方達が歌ってたんですよね。

        原曲は『走れコウタロー』ですけども、知ってる人はみんな40代ですね」

 スッと挙手する鈴木さん。

 ショッカーさん「6時半からだったので、7時からの、曜日を少し戻して木曜日。

           木曜日7時からテレビ東京で放送していたアニメです」

 どよめく観客。

 ショッカーさん「それではお二人に歌っていただきましょう! 『ジャングルの王者ターちゃん』より『mama I Love You』!!」

 観客「ぉぉぉぉぉおぉおぉっ!?」

 

19:mama I Love You/鈴木結女 VS 米倉千尋

-MC-

 

なんと、思わぬ曲を思わぬお二人でカバー。

ハンターと闘いジャングルを守る男が地球を救う物語「ジャングルの王者ターちゃん」の2代目オープニング。

対照的なお二人がそれぞれの個性豊かにパート分けして歌われ、最後のサビでは鈴木さんの声に米倉さんがハモり、

力強いハーモニーを生み出されていました。

 

ショッカーさんに送り出され、鈴木さんと米倉さんがご退場。

ショッカーさん「続いてはこのお二人をお呼びしましょう! クッシー!! & N・o・B! NoBちゃーん!!」

観客の歓声の中、串田さんとNoBさんがご登場。

ショッカーさん「お二人のコラボって今まで無かったですよね?」

串田さん「無いよね?」

NoBさん「無いですね。ただ、この二人ってどうよ? 濃いよね? っていうか濃すぎるよね?」

観客笑。

ショッカーさん「そんな濃いお二人の共通点を探してみたんですが、まずクッシーといえば"あの作品"ですよね?」

串田さん「お? おお」

ショッカーさん「"あの作品"といえば、NoBちゃんのバンドの仲間が主題歌を歌っているのもありますよね!?」

観客「ぉぉぉぉぉッ……」

ショッカーさん「じゃあその曲をお二人に歌ってもらおうじゃないの!! 『キン肉マンⅡ世』! 『HUSTLE MUSCLE』!!」

観客「ぅぉおおおぉぉぉおぉおおお!!」

 

20:HUSTLE MUSCLE/串田アキラ VS NoB

-MC-

 

またもや思わぬ曲を思わぬお二人でカバー。オリジナルはNoBさんと同じMAKE-UPのメンバーの河野陽吾さん。

「キン肉マン」の続編でキン肉マンの息子・キン肉万太郎の闘いを描いた「キン肉マンⅡ世」のオープニング。

今までありそうで無かったお二人の共演と意表を突く選曲に、観客は大興奮でした。

 

ショッカーさん「次は何が歌われるのか、全く想像つきません!」

と、一回転するショッカーさんの着られているシャツに描かれているのは「DRAGON BALL Z」。

ショッカーさん「1986年2月に放送を開始して現在の『改』に至るまで、およそ30年間続く、これぞバトルアニメの金字塔!

       『DRAGON BALL』の歌をお届け! まずはもちろんこの曲! 高橋洋樹さんの登場で、『魔訶不思議アドベンチャー!』」

観客「おぉぉぉっぉおぉおおお!!」

 

21:魔訶不思議アドベンチャー!/高橋洋樹

-MC-

 

主人公・孫悟空のドラゴンボールをめぐる冒険と闘いを描いた「DRAGON BALL」のオープニング。

作品と曲の人気はもとより、高橋さんのエネルギッシュな歌声とアジテートに、客席は終始大合唱状態でした。

 

高橋さん「たまに見るからありがたい、高橋洋樹です」

観客拍手喝采。

高橋さん「まさかこの年になってまでこの歌が歌えるなんて、当時はこれっっっっぽっちも思ってませんでした」

観客笑。

高橋さん「じゃあ次は、すべての天下一をめざす人へ。『めざせ天下一』!!」

観客「ぉおおぉぉぉお!!」

 

22:めざせ天下一 (1.5C)/高橋洋樹

~ドラゴンボール伝説 (1.5C)/高橋洋樹

23:DAN DAN心魅かれてく/浅岡雄也

24:Yeah! Break! Care! Break!/谷本貴義

-MC-

 

第21回天下一武道会を歌った挿入歌。1番を歌い終えると2番ではなく最後のサビを歌われた高橋さんが「もう一曲いくぞぉっ!」と叫び、

奏でられたのは「DRAGON BALL」で最も多く流れた挿入歌。パワフルに歌われる高橋さんに追いつこうと、観客も大声で歌っていました。

続いては原作のその後を描いたアニメオリジナル作品「DRAGON BALL GT」と映画「ドラゴンボール 最強への道」のオープニング。

2番以降にサビが繰り返されるライブバージョンで、浅岡さんは途中からマイクをスタンドから外し、

拳を振り上げて観客を盛り上げられました。そして谷本さんは再編集版である「改」の初代エンディングで、

サビの振り付けも楽しく、観客をひとつにされました。

 

谷本さん「タニーだよっ!」

またも観客にVサイン。

谷本さん「盛り上がってるかいっ!?」

観客「おぉおぉおお!!」

谷本さん「楽しんでるかいっ!?」

観客「ぉぉおおおお!!」

谷本さん「もう一曲歌っていいかいっ!?」

観客「おぉおおおっおお!!」

谷本さん「ありがとう! 次の曲はやっとフルで歌えるよっ! 大きいおともだち~! おにいさんと一緒に振り付けしてくれるかな~?」

という事で、谷本さんの歌に合わせた振り付け講座がさらっと終わり、すぐに本番へ。

 

25:空・前・絶・後 Kuu-Zen-Zetsu-Go/谷本貴義

-MC-

 

このライブ当日も放送していた「ドラゴンボール改」の魔人ブウ編のオープニング。谷本さんが歯切れ良く歌うサビは、

歌詞も楽しげでノリもいいものの、振り付けは結構な難易度。最後のロングトーンとシャウトも素敵でした。

 

・ショッカーさん「はーい谷本君でしたー」

 谷本さん「タニーだよっ!」

 と、またもや観客にVサイン。

 ショッカーさん「それなに?」

 谷本さん「タ"ニー"なんで"2"なんですけど……」

 ショッカーさん「"V"で"2"ね」

 谷本さん「あと、"た"にもと"た"かよしなんで、"た"が"2"で"タニー"っていう……」

 膝を打つように「あっ!」と納得した表情のショッカーさん。

 谷本さん「大丈夫ですか? なんか余計な事するなって怒られるところかと……」

 ショッカーさん「大丈夫大丈夫……なるほどな~。"た"と"2"でタニーなぁ……」

・ここで先程歌われた高橋さんと浅岡さんもご登場。

 ショッカーさん「まず初代がいるじゃないですか? それで『GT』、そして『改』。

       こうなるとやっぱりあの長期政権だった『Z』も聞きたいんですが……」

 観客「ぉぉぉぉぉぉぉおぉおおおお!!」

 ショッカーさん「あいにくと『Z』歌ってる人は別の『Z』の人と伊賀に行っているので」

 当日は三重県伊賀市にて、水木一郎さん、堀江美都子さん、影山ヒロノブさんによる

 「アニソンBIG3 スーパーライブ in IGA」が行われていました。

 ショッカーさん「いくら忍者の里だっていっても伊賀から戻ってこいってワケにもいかないので、

        今回はこのお三方に歌っていただこうと思います!!」

 観客「おぉぉおおおお!!」

 浅岡さん「初めてなんですよ、『Z』の歌を歌うの。『GT』ってどっちかっていうと日陰じゃないですか?」

 ショッカーさん「いやいやいや」

 高橋さん「え! オレがセンターでいいの?」

 ショッカーさん「もちろん! 初代なんですから」

 高橋さん「なんか緊張するな……スーちゃんの気持ちがわかるよ」

 ショッカーさん「スーちゃんって! みんなわかんないよ!」

 谷本さん「ちょっとわかんないですね」

 ショッカーさん「キャンディーズ……南海じゃない方のキャンディーズの話! 

        しかもスーちゃんがセンターだったのは4枚目のシングル『なみだの季節』までで、

        次の『年下の男の子』からほとんどランちゃんがセンターだったの! ……この話はあとで楽屋でたっぷりね」

 観客笑。

 ショッカーさん「それでは夢の『DRAGON BALL』コラボです! 『WE GOTTA POWER』!!」

 観客「ぉぉおおぉぉぉおおおおお!?」

 

26:WE GOTTA POWER/高橋洋樹 VS 浅岡雄也 VS 谷本貴義

-MC-

 

なんと、「DRAGON BALL Z」の魔人ブウ編のオープニングを、高橋さん、浅岡さん、谷本さんのお三方でカバー。

文字通り三者三様の歌声で、一曲の中に個性が入り乱れる様子は、さながら「DRAGON BALL」そのものの様でした。

 

ショッカーさん「いよいよラストのブロックになりました! 

        ラストブロックは肉食対決です!!」

観客「ぅぉおぉぉおぉおおお!!」

ショッカーさん「お待たせしました富永TOMMY弘明さんの登場です!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「ジョジョ ~その血の運命~!!」

観客「おおぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

 

27:ジョジョ ~その血の運命~/富永TOMMY弘明

28:ガツガツ!!/串田アキラ

 

イントロと共にゆっくりと登場されたサングラスにカウボーイハット、真っ赤なコートという出で立ちのTOMMYさんに、

観客から送られる大歓声ッ! 漫画連載開始から25年を経て初めてテレビアニメ化された「ジョジョの奇妙な冒険」の

第一部「ファントムブラッド ジョナサン・ジョースター ―その青春―」のオープニングッ! 

ジョースターの血統の永きに渡る闘いを、その奇妙な冒険のはじまりを飾るに余りあるTOMMYさんの歌声の迫力ッ! 

待ちに待った観客の大興奮の大合唱はそのまま次の「トリコ」のオープニングへ。串田さんの歌声は、このライブ当日が誕生日である

主人公の美食屋・トリコの人生のフルコースを求める闘いを後押しするかのように、いつも以上に力強くたくまく感じました。

 

串田さん「ラストソォーング!! カモンッ! TOMMYィィイィッ!!」

観客「わぁぁああああああああああぁ!!」

 

29:豪食マイウェイ!!/串田アキラ VS 富永TOMMY弘明

 

なんとなんと、ラストソングでまでもコラボレーション。「トリコ」の2代目オープニングをオリジナルの串田さんとTOMMYさんで。

歌詞の内容とお二人の個性が見事にぶつかり合う、豪さあふれるステージは本編のラストを飾るのにふさわしい盛り上がりを見せました。

-アンコール-

-MC-

 

誰もいなくなったものの、まだ興奮の残るステージに、観客からアンコールの声が投げられます。

しばらくするとその声に合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。今回の出演者のみなさんを呼び込む事に。

ショッカーさん「呼んでもらうのはもちろん皆さんですッ! 共に!?」

観客「歌おう!!」

ショッカーさん「共に!?」

観客「踊ろう!!」

ショッカーさん「共に!?」

観客「闘おう!!」

ショッカーさん「アニソン!?」

観客「バトルマーックス!!」

 

串田さんを中心にして、今回のライブのすべての出演者のみなさんがご登場。

そしてライブを支えてくれたバンドとコーラスのみなさんをご紹介し、出演者の皆さんからそれぞれご挨拶。

・先日とある駅でナベさんとバッタリ会ったショッカーさん。

・ショッカーさん「次はえっと……ジオン公国からお越しのTOMMYさん」

 観客笑。

 TOMMYさん「お腹満腹ッ! 気分上々ッ!! ありがとうッ!!」

・ショッカーさん「今日のライブの感想は、ぜひお手元のアンケート用紙に記入してロビーの回収ボックスにお願いします。

        ゆっくり書きたいという方は郵送でもかまいませんので、みなさんのご意見をぜひお聞かせ下さい。宛先はこちらです」

 

ショッカーさん「さぁ、みなさんからアンコールをいただいたので最後の曲にいきたいんですが、

       クッシー! ここはみんなで熱くファイアーな感じでいきましょうよ!!」

 

30:炎のキン肉マン/串田アキラ & ALL CAST

 

「アニソンバトルマックス2014」の最後を飾るのは、「キン肉マン」の2代目オープニング。

メインを串田さんお一人で歌われ、その横ではTOMMYさんと流田Projectのみなさんが歌詞に合わせてジャンプしたり、

女性陣が和気あいあいとしていたり、とても楽しい雰囲気の中での締めくくりとなりました。

 

最後はステージ上の全員が一列に並び、串田さんの音頭で万歳三唱。

そしてショッカーさんに紹介されながら、バンド、コーラス、出演者の皆さんがお一人づつ退場されていきました。

 

ショッカーさん「初めての試みでしたがどうでしたかぁっ!?」

観客拍手。

ショッカーさん「またやりたいよなぁっ!!」

観客「おぉぉぉぉおおおお!!」

ショッカーさん「またやろうぜぇっ!!」

観客「ぉぉぉおおおぉおぉぉぉ!!」

ショッカーさん「共に!?」

観客「歌おう!!」

ショッカーさん「共に!?」

観客「踊ろう!!」

ショッカーさん「共に!?」

観客「闘おう!!」

ショッカーさん「アニソン!?」

観客「バトルマーックス!!」

ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ!!」

颯爽と去っていくショッカーさんが拍手で見送られ、客席の灯りが着くと、観客有志による三本締めがあり、

「アニソンバトルマックス2014」は終演となりました。

 

初の試みとなった「アニソンバトルマックス2014」。

やはり世代的に直撃の曲ばかりだったという事もありますし、、

AJFや魂ライブ系に対して「こういう事をしてほしい」思っていた事を見事にやってくださっていて、大変楽しうございました。

 

それぞれの代表曲に加え、カバーやライブならではのコラボレーションもあり、

アーティスト同士のバトルといった様相で、当初想像していた予想をはるかに上回る内容でした。

今回が一回目という新鮮さを差し引いても満足満腹な内容でした。

ぜひ二回、三回と続いていって欲しいと思いました。

 

 

補足

 

・最後にショッカーさんの紹介で出演者のみなさんがお一人づつ送り出されていく中、

 自分の番だと思って一足早く帰ってしまった高橋さん。

 

・ショッカーさん「米倉千尋さん、ちっひーでしたー!」

 米倉さん「ありがとうございMAX!!」

 米倉さんXジャンプ。

 

・当日は「オレカ オマエカ 限界バトル!!」の作詞作曲をされた松浦勇気さんもいらしていました。

 

・出演者全員が必ず誰かとコラボレーションされていたのも今回の特徴でした。

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