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JAM Project LIVE TOUR 2013-2014 THUMB RISE AGAIN 日本武道館公演

14.2.11 日本武道館

 

出演/JAM Project (影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 奥井雅美 福山芳樹 ヒカルド・クルーズ)

演奏/B.山本直哉 G.横関敦 G&Ag.TAKEO Key.寺田志保 Dr.青山英樹

      遠藤カルテット(Vio.遠藤雄一 Cel.篠崎由紀 Vio.松本亜土 Viola.御法川雄矢)

 

 

キレッキレ。

 

JAM Projectが3枚目のオリジナルアルバム「THUMB RISE AGAIN」の発売と共に2013年から2014年まで、

年をまたいで約半年にわたって行ったライブツアー「JAM Project LIVE TOUR 2013-2014 THUMB RISE AGAIN」。

追加公演前の一旦の区切りとなる日本武道館公演のレポートです。

 

JAM Projectでは4回目のワンマンライブとなる日本武道館には、

当日はライブに先立って、会場の物販においてCDやDVD/BDの購入者を対象としたファンイベント

「JAM Project GUARDIANS PARTY2014」が行われた事もあり、開演前から多くの人が詰めかけていました。

 

ステージには銀のオブジェが掲げられ、左右の壁には大型ビジョンが、

されに内側には網目状のビジョンが左右にあり、その前の台にはそれぞれドラムとキーボード、

その麓に向かって左からギター、ベース、ギターと楽器類がセッティングされていました。

そしてハンディやクレーン、レールなど多くの種類のカメラがスタンバイしていました。

客席には左右と中央に張り出し舞台が設けられ、左右には椅子が数脚、中央には譜面台が置かれていました。

 

開演時間から少し過ぎた頃、会場の照明が落ちると共に歓声が起こり、左右の張り出し舞台に着席する楽器を携えた数人の人影。

そして中央の張り出し舞台に現れたのは、なんと作曲家の服部隆之さん。思わぬゲストの登場に観客がざわめきます。

さらにステージには既に各楽器の前にセッティングしているバンドの前に5人の人影が現れると、

服部さんが左右を確認し、手を振りかざします。

 

01:Groundbreakers

02:THUMB RISE AGAIN

03:Fight on!

04:鋼のレジスタンス

-MC-

 

アルバム「THUMB RISE AGAIN」の1曲目である「Groundbreakers」。これまでのツアーではオフボーカルの短いサイズのものが

開始のSEとして流れていただけでしたが、今回はオーケストラ演奏でフルサイズ歌唱。JAMのみなさんの声の深みを

如実に体験できる、稀有なサプライズでした。曲が終わると服部さんとオーケストラのみなさんが退場し、

すぐにアルバムとツアーのタイトルになっている「THUMB RISE AGAIN」へ。サビでサムズアップする振り付けがステージの

上下を問わず浸透していて、ツアーで積み重ねてきたものを見ました。

影山さんの「Hello 武道館! 帰ってきたぜぇー!!」という声と共に始まったのはアルバムの4曲目「Fight on!」。

作詞作曲のきただにさんが中央張り出し舞台のセンターに立って盛り上げると、続く「鋼のレジスタンス」では

曲のメインを務める遠藤さんが中心に立ち、「♪ザンザンザン ザンザンザン Z」の振り付けで会場全体を牽引しました。

 

・リーダ―の影山さんからご挨拶。「1曲目から俺達もヤラれてます!!」

・影山さんから「ウチの侍達」と紹介され、即座にマイクを髷に見立てて頭に乗せるきただにさんと、手裏剣を投げるポーズをする奥井さん。

・遠藤さん「日本武道館……! かかってきなすぁああい!!」

・前日に慣れないジョギングをして膝をヤってしまったきただにさん。「今日は膝がもげるまでやります!!」

・影山さん「きただには今日やっと実力を見せるらしいです」

 きただにさん「う゛ぉおぉお! ちょっと!」

 影山さん「さっき聞いたんですけど、こいつの今日のテーマなんだと思います? "キレッキレ"!!」

 観客「ぉぉぉおおおお!!」

 きただにさん「俺に触れるなよ?」

・奥井さん「私は他のみんなに比べてオーラが無いという事が発覚しました」

 今回の公演はDVD/BDになるという事で、楽屋に入るところから撮影をしており、

 男性のみなさんがキマった格好で会場入りする中、奥井さんはガードマンに止められ、名前の確認をされたとか。

 影山さん「奥井じゃあああ! って怒った、と……」

 奥井さん「いやいや。今までそんな事無かったから……」

 影山さん「まぁアニソン界の西川先生やから」

 観客笑。

 奥井さん「昔は"アニソン界のゴッドねえちゃん"とか言われてましたけど」

 影山さん「そのうちアニソン界の○○夫人に……」

 奥井さん「あかんあかん! DVD!」

 ビンタをするアクションをするきたださにさん。

 影山さん「だもんで今日は奥井ねえさん"キレッキレ"です」

 奥井さん「そうですね。オーラ無いからステージでは頑張ろうと……ちょっと待って。

     "キレッキレ"ってキレてるって事ですか!?」

 観客笑。

・「お元気ですか?」おだやかな口調で挨拶をする福山さん。

 福山さん「数年前、ワタクシも武道館の前で警官に声をかけられた事がございます」

 観客笑。

 ブログ用に車から窓を開けて武道館の写真を撮っていたところ、二人組の警官に声をかけられたとか。

 福山さん「ファンのみなさまを盗撮してると思われたようなので、悔い改めてこのような格好をしております」

 映画「ジャンゴ 繋がれざる者」の殺し屋の様な衣装を注文したら、正反対の牧師風の衣装になってしまった福山さん。

 福山さん「なのでいつしかザビエルと呼ばれております。それではみなさんごゆるりとご鑑賞ください……慣れないですね」

・海外や遠方の多くのファンからこの日を楽しみにしていると伝えられ、気持ちが高まっている影山さん。

 

05:一触即発 ~Trigger of Crisis~

06:Rage against the intrigue

07:風~旅立ちの詩~ 

-MC-

 

JAMがずっと携わっている「牙狼<GARO>」のTVシリーズ第三弾「牙狼<GARO>~闇を照らす者~」の2代目オープニング。

最後のサビから黄金騎士・牙狼の姿がビジョンに映し出される演出はJAMだからこそ。そしてアルバム「THUMB RISE AGAIN」より、

「Cry for the Earth」を彷彿とさせる「Rage against the intrigue」で重厚感のあるステージを見せると、

喋り出そうと一歩前へ出た奥井さんが慌てて元の位置に戻り、再び「牙狼<GARO>」より劇場版第2作

「牙狼-GARO- ~蒼哭ノ魔竜~」の主題歌「風~旅立ちの詩~」へ。幻想的な演奏と雄々しいコーラスを堪能できました。

 

・奥井さん「ここで喋るんでしたね」

 きただにさん「大丈夫ですよ。DVDになるだけです」

・奥井さん「次の曲はひろちくんが作って私がちょっと手伝った『Live True』という曲です」

 きただにさん「アメリカでレコーディングしたんですよね。去年の夏でしたっけ?」

 影山さん「……本気出してる?」

 きただにさん「出してますよ! "キレッキレ"ですよ」

・今回の武道館ライブについて話している奥井さんに相槌を打つきただにさんに無言でちょっかいを出す影山さん。

 奥井さん「もう二人で話したら?」

 影山さん「こいつ俺と話すの嫌がるんだもん」

 奥井さん「だってこないだ二人で同じ服着てたじゃん」

 ライブのリハーサルで影山さんときただにさんが同じ服(ヒートテックとジーンズとブーツ)を着ていたとか。

 影山さん「俺は北海道から帰って来てすぐリハに行ったからヒートテックやけど、コイツ自宅からヒートテックやで?

       しかも俺はノータイツなのにコイツはタイツはいてたからね」

 きただにさん「だって寒いんですもん」

 奥井さん「面白かったんでFacebookでさらしときましたけどね」

 

08:Live True

09:Wings of the legend

-MC-

 

「みんなで一緒に楽しくなれる曲を作りたかった」というきただにさんの言葉通り、会場が手拍子で一体になれる

アルバム「THUMB RISE AGAIN」の収録曲。楽しげな雰囲気から一変してゲーム「「第2次スーパーロボット大戦OG」オープニング。

軍歌調だったり、二重三重に

絡まったり、バラード調になったりと複雑な曲を歌いきってしまう様子は圧巻でした。

 

・ここからは今回のツアーの目玉のコーナー。

 影山さん「鬼太郎ォー!」

 きただにさん「お゛ぉ!?」

・影山さん「ではゲストミュージシャンを紹介します……遠藤組のみなさんです」

 遠藤さん「ゃはははは!」

 「JAM Project シンフォニックコンサート2011」でコンサートマスターを務め、

 今回のツアーにずっと参加しているヴァイオリンの遠藤雄一さんを筆頭に、チェロの篠崎由紀さん、

 そして武道館公演だけのゲストであるヴァイオリンの松本亜土さん、ヴィオラの御法川雄矢さんがご登場。

 影山さん「近頃は遠藤会といういかがわしい裏組織が人気なようですが……」

 遠藤さん「"遠藤"を悪く言わないでください」

・観客は着席し、遠藤組こと遠藤カルテットのみなさんを迎え、寺田志保さんのアレンジでゆったりと聞くコーナー。

 

10:夢スケッチ

-MC-

11:MIKAZUKI~天赦日~

12:未来への咆哮

 

「バクマン。」第3シーズンの2代目エンディング「夢スケッチ」。武道館の空間にこだまするみなさんの声のハーモニーは、

ツアーの他の公演よりストリングスが増えた事もあり、更に音に奥行きが増したように感じました。そして「THUMB RISE AGAIN」より、

「MIKAZUKI~天赦日~」を作詞作曲された奥井さんお一人での披露。武道館のステージでシンプルな演奏をバックに

歌う奥井さんの姿に貫禄を感じました。入れ替わりで登場した男性陣のみなさんは白いシャツ姿。バンドの皆さんもセッティングされ、

奏でられたのは「マブラヴ オルタネイティブ」より「未来への咆哮」。テンポを落としたアレンジで情感たっぷりな1番が終わると、

バンドの皆さんの参加で演奏はオリジナルのテンポになり、観客は総立ちに。

 

13:Amor~とある男の物語~

-MC-

 

雑踏の効果音が流れる中、暗闇の中ストリングスの皆さんが退場され、スタッフさんによってJAM男性陣の皆さんに

蝶ネクタイ、ジャケット、シルクハットが着用され、

演奏がはじまると赤いドレスをまとった奥井さんが登場。

イタリアを思わせる曲に乗り、そろいの振り付けで歌われると、奥井さんに手渡された拳銃を福山さんが客席へ発砲して

舞台は一旦暗転。照明がつくとJAMのみなさんは退場されており、そのままバンドの皆さんのソロコーナーへ。

ビジョンにバンドの皆さんそれぞれの名前と写真が映され、渾身のパフォーマンスをされると、

衣装チェンジしたJAMの皆さんが全員合流し、最後のサビを歌ってアトラクション的なステージを締め括りました。

 

遠藤さんと福山さんがメインでMC

・遠藤さん「劇団JAMはいかがでしたか?」

 福山さん「もうこれやんのも何回目?」

 遠藤さん「13回目ですね」

 福山さん「13回もやってるのに間違えました」

 観客笑。

 遠藤さん「大丈夫です。DVDになって一生思い出として残るだけですから」 

 観客笑。

・福山さん「ミュージカルやってる人は大変だよね」

 遠藤さん「ミュージカルやってる人に失礼ですよ」

・拳銃を打つ方向を間違えてしまった福山さん。

 福山さん「(客席に向かって)今日はDVDになるんでちゃんと死んでくれました?」

 遠藤さん「死んじゃだめですよー。生きてくださーい」

・次に歌う曲が出てこず、しゃがんで舞台の床に貼ってある進行表を堂々とみる福山さん。

 福山さん「13回やってるのに覚えられない。だんだん目も悪くなるし……」

 

14:R.I.P ~友よ静かに眠れ~

15:守護神 The guardian

16:侍パーリー

-MC-

 

福山さんが曲を書き、影山さんが詞を書いた「宇宙戦艦ヤマト2199」第六章エンディング主題歌。

バラードだけにそれぞれのソロパートでの個性の際立ちを如実に感じる事が出来ました。

そして「真マジンガー 衝撃! Z編」のオープニングのイントロが流れると、影山さんの紹介で

ヒカルドさんがご登場。他の皆さんに引けを取らない堂々としたパフォーマンスを見せました。

続く「侍パーリー」は「THUMB RISE AGAIN」より。作詞作曲の遠藤さんの扇動で、ステージ上下問わず

今回のツアーグッズの扇子を振り回す光景は今回のツアーならでは。

 

・ここで改めてヒカルドさんをご紹介。

 影山さん「ちょっとヒカルドに話を聞きたいと思います」

 ヒカルドさん「そうですね。今回は……」

 影山さん「いや、俺が訊いてからや」

 ヒカルドさん「あ、スイマセン」

 影山さん「間を読め! ……じゃあ……Youは何しに日本へ?」

 観客笑。

 ヒカルドさん「みんなとアニメソングを歌いに来ましたー!」

・ヒカルドさんがJAMに参加してから来年で10周年。日本のヒーローへの愛を込め、

 作詞作曲を自ら手掛けたファースト(ミニ)アルバムが発売に。

・影山さん「ここから最後までぶっ続けでいくけど、ついてこれるかい!?」

 ヒカルドさん「OK!!」

 影山さん「じゃあヒカルドがみんなを盛り上げろぉおぉお!!」

 ヒカルドさん「Next song is called 『Rocks』!!」

 

17:Rocks

18:GONG

19:VICTORY

20:レスキューファイアー

 

奥井さんと遠藤さんのハイトーンスキャットからゲーム「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」のオープニング。

ステージと客席で「♪SUPER ROBOT」の応酬で盛り上がると、

すぐにゲーム「第3次スーパーロボット大戦α -終演の銀河へ-」のオープニングへ。

近年のJAMのライブでは観客の合唱曲として定着してきているだけに、JAMのみなさんも客席へ歌うように促し、大合唱に。

そして続くゲーム「スーパーロボット大戦MX」オープニングのイントロが流れると、Vサインを掲げる観客とJAMのみなさん。

サビの追っかけで楽しそうにステップを踏んだり、中央の張り出し舞台に集まって「♪We'll never die」と手を合わせたりと見所満載でした。

最後は奥井さんのソロから「レスキューファイアー」の初代オープニング。

遠藤さんの「魂揺さぶる使命感(おもい) 解き放て武道かぁあぁあん!!」や、ヒカルドさん渾身のソロパートとこちらも見所満載。

 

そして「爆鎮完了!!」」から楽器が掻き鳴らされる中、遠藤さんと福山さんが中央の張り出し舞台へ。

遠藤さん「一階っ! 爆鎮完了!!」

福山さん「いっかぁあああぁああい!!」

遠藤さん「二階っ!! 爆鎮完了ぉー!!」

福山さん「にかぁあああああああああぁい!!」

遠藤さん「アルィーナァァアア! 爆鎮、完了ぉぉお!!」」

福山さん「アリィナァアアアァアァアアアアアア!!」

遠藤さん「武っ道ぉ館!! 爆鎮完了ぉおぉお!!」

福山さん「ぶどうかぁあああああん!! ぶっどぉかぁぁあああああああああああぁああん!!」

 

遠藤さんの「爆鎮完了」と福山さんのシャウトでライブは一旦終了。

 

-アンコール-

 

JAMのメンバーと演奏の皆さんが退場され、照明が落ちると、客席から「Motto Motto」コールが。

ほどなく照明がつき、ヒカルドさん以外のJAMのみなさんとバンドの皆さんがご登場。

 

・影山さんによってゲーム「第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇」の主題歌と

 アニメ「ノブナガ・ザ・フール」の第二期オープニングをJAMが担当する事が発表されました。

・ここでメンバーお一人お一人からご挨拶。

・過去の武道館公演に比べ、今回はリラックスしてできたという遠藤さん。

・"キレッキレ"でできたきただにさんと、キレて無い奥井さん。

 緊張から失敗してしまい、今エンジンがかかってきた奥井さん。「アンコールで燃えカスになろうと思います」

・みなさんに心配をかけ続けている福山さん。青少年の時に見たQueenやIan Gillanと

 4回も同じステージに立っている事が感慨深いご様子。

 福山さん「トイレでも、あぁ、この便器をJohn Lennon使ったのかぁ、って」

 影山さん「そこかよっ!」

・福山さんと同じく武道館に思い入れのある影山さん。ご自身の38年のキャリアを振り返り、

 他のLAZYのメンバーに比べ遠回りをしていると感じていたものの、音楽が好きすぎて辞められず、

 そんな時に「電撃戦隊チェンジマン」に出会って救われ、今のJAMに至れた事から、

 「若い頃の遠回りは最高の財産になる」というメッセージを多くの若いファンに話されました。

・影山さんの見てもらいたい生き様は"必死のパッチ"。

 影山さん「いつまで自分が歌えるかわかりませんが、アニソン界には凄い先輩達がたくさんいます!

           その先輩たちに負けないように、燃え尽きられる人生をおくりたいと思います!!」

 

21:Viva My Life

 

アルバム「THUMB RISE AGAIN」よりJAMがファンに贈るメッセージソング。ビジョンには歌詞が流れる中、

アルバムのキャラクター「サムくん」が歩き走っていく様子が映されていました。

中央張り出し舞台では遠藤さんと奥井さん、きただにさんが歌詞に合わせ客席と「乾杯」をされていました。

 

影山さん「JAM Projectはみんなの未来を応援しています!」

 

-アンコール2-

-MC-

 

ステージから演者のみなさんが拍手で見送られ、再び「Motto Motto」コール。

ほどなくして今回のツアーTシャツを来た演者の皆さんがご登場されました。

 

・影山さん「みんな大丈夫か?」

 奥井さん「燃えカス一歩手前です」

 福山さん「人間としてはカスですけどね」

 きただにさん「誰がカスや!」

 影山さん「今"キレッキレ"かよ!」

・影山さん「今日は日本だけじゃなく、色んな国から来てくれてます。

            俺達の気持ちは2008年の『No Border』から何も変っていません!

            みんな最後まで盛り上がってくれるかぁあああい!!」

 観客「おぉぉおおぉおおお!!」

 

22:SKILL

22:Long way to go

 

ゲーム「第2次スーパーロボット大戦α」のオープニングでありJAM Projectの代名詞「SKILL」。

今回のツアーではグッズのタオルを振り回す"タオル曲"となった事もあり、より一層盛り上がり、

さらに最後のサビ前での"部長"きただにさんによるコール&レスポンスが。

 

きただにさん「おぉぉし、武道館!! ソチオリンピックで盛り上がっておりますが、

                 ここ東京でも、2020年にオリンピック・パラリンピック開催が決まったぞぉぉおおおお!!」

観客「おぉぉぉおおお!」

きただにさん「じゃあみなさん!  わたくしに続いて、ぷりーずりぴーとあふたーみー!!」

観客「ぉおぉおおおおお」

きただにさん「お・も・て・なし!!」

観客「お・も・て・なし!!」

きただにさん「お・も・て・なし!!」

観客「お・も・て・なし!!」

きただにさん「お・も・て・なし!!」

観客「お・も・て・なし!!」

きただにさん「もっと大きな声で! お・も・て・なし!!」

観客「お・も・て・なし!!」」

きただにさん「お・も・て・なし!!」

観客「お・も・て・なし!!」

きただにさん「お・も・て・なし!!」

観客「お・も・て・なし!!」

きただにさん「お?」

観客「お!」

きただにさん「も?」

観客「も!」

きただにさん「て?」

観客「て!!」

きただにさん「なし!!」

観客「なし!!」

きただにさん「お・も・て・なし!!」

観客「お・も・て・なし!!」

きただにさん「お・も・て・なし!!」

観客「お・も・て・なし!!」

きただにさん「お・も・て・なし!!」

観客「お・も・て・なし!!」

 

からの"I Can FLY (HEY)""You Can FLY (HEY)""motto motto"と遠藤さんのロングトーン。

さらに影山さんの扇動での最後のコール&レスポンスから"motto motto"を繰り返し、

再びコール&レスポンスから最後のサビでこれでもかと盛り上がると、オリジナルでは締めになっている合唱部が

「THUMB RISE AGAIN」のラストトラックである「Long way to go」へ。厚いハーモニーや激しく盛り上がるのではなく、

JAMのみなさんそれぞれの歌声が連なる事で、ライブ全体がキリっと締められたように感じました。

 

バンドのみなさん、ストリングスの皆さん、そしてヒカルドさんが揃い、全員で中央張り出し舞台へ。

影山さんからJAMを13年間面倒見ている株式会社Lantisと、ツアーを支えてくれているスタッフ、

そして集まったファンへ、それぞれ感謝の言葉があり、最後の締めに"キレッキレ"のきただにさんとヒカルドさんを指名。

ノーマイクで怒鳴るきただにさんの後ろにマイクを持った福山さんが人間マイクスタンドとして立ち、

きただにさん一人の音頭で会場全体で万歳三唱。

 

閉演BGM:Frontiers~Glorious Days ~10th anniversary of Ragnarok~

 

・影山さん「今日来てくれた服部さんは仕事があるんで帰ってしまいましたが、忙しい中きてくれた服部さんと、

            一曲の為だけに来てくれたオーケストラのみなさんに拍手をぉお!!」

 

バンドの皆さんとストリングスのみなさん、ヒカルドさんがJAMのみなさんと抱擁やハイタッチをし合いご退場。

その後、JAMのみなさんは左右の張り出し舞台まで趣き、観客に手を振り、名残惜しそうに退場されました。

そして観客有志による三本締めでは、ビジョンに手拍子のアニメが映し出されました。

観客が口々に「Glorious Days ~10th anniversary of Ragnarok~」を口ずさむ中、

「JAM Project LIVE TOUR 2013-2014 THUMB RISE AGAIN 日本武道館公演」は終演となりました。

 

ツアーで公演を重ねてきただけあり、以前に参加した八王子公演に比べ、歌とパフォーマンスの完成度が

増していた印象を受けました。服部さんの指揮によるオーケストラ演奏の「Groundbreakers」や、

ヒカルドさんの参加、ストリングスの増員と、武道館ならではのラグジュアリーな内容で、

他の公演に参加していても楽しめる内容でした。

 

スペシャルゲスト/服部隆之 オーケストラのみなさん

 

補足

 

・奥井さん「今日も少し雪が降ってましたね」

 きただにさん「僕が来るときには降ってましたね……まぁ遅刻したんですけど」

 影山さん「本気出すって言ってる日になんで遅刻してんねん!」

 

・パンフレットのチェロ奏者の方の名前に誤字があります。ChinozakiさんではなくShinozakiさんです。

 

・「侍パーリー」ではステージ上に特大扇子を掲げるスタッフさんの姿が。

 

・影山さんに相談をしながら曲作りをしているヒカルドさん。

 影山さん「俺は厳しいですよ。これはだめ、これはだめってチェックしてって真っ黒にダメ出ししますから」

 ヒカルドさん「日本語難しい」

 影山さん「でもきただによりはいい」

 

・当日は影山さんのご両親が大阪から観覧に来られていました。

 

・最後の数曲でツアーグッズのペンライトを振りまくる福山さん。

 

・今回一番"キレッキレ"だと思ったのはヒカルドさんのステップ。

 

・ヒカルドさん「ありがとうみんなぁ! 愛してるぜ!」

 観客「おぉぉおお!」

 ヒカルドさん「日本を愛してるぜぇ!!」

 観客「おぉおぉおおお!」

 ヒカルドさん「本当の事!」

 

・最後にタオルを客席に投げ、強肩を見せた福山さんと、最後まで残り客席に一礼をしてから去る遠藤さん。

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