2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
スーパー戦隊"魂"Ⅶ 2013 大阪
13.10.27 なんばHatch
出演/ささきいさお 堀江美都子 MoJo 串田アキラ 宮内タカユキ
北原拓 鈴木けんじ 高取ヒデアキ YOFFY(サイキックラバー)
NoB 高橋秀幸 鎌田章吾
(主題歌発表順)
司会/ショッカーO野
コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) 貴日ワタリ(ザ☆カインズ)
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原博)
Z旗horns(Tr.ケニートー Tr.阿久澤一哉 Sax&Fl.Chouemon Tb.Ozaki)
スーパー戦隊シリーズの主題歌、挿入歌だけで構成させるライブ「スーパー戦隊"魂"」シリーズ。
2004年に始った本ライブ。当初は2年おきに開催されていましたが、
2010年からは毎年開催され、更には大阪でも開催されるようになりました。
「スーパー戦隊"魂"」も七回目。本公演は初日の大阪公演のレポートでございます。
当方、関東圏以外のライブに初参加でございます。
会場は大阪でのANIME JAPAN FESシリーズの常会場というなんばHatch。
八角形という独特な外観の建物に入場。エレスカレーターで登っていくとライブスペースがあります。
場内は東京の常会場のZEPP TOKYOとはまた違った印象でした。
-MC-
ショッカーさん「……っはぁーいどもー!! こぉーんにちわー!!」
観客「こーんにーちわぁあああああああ!!」
後楽園ゆうえんち(現:東京ドームシティアトラクションズ)の野外劇場とスカイシアターで行われていた
ヒーローショーの名物司会者"ヒロちゃん"ことなりた洋さんを思わせる口調で司会のショッカーO野さんご登場。
ショッカーさん「しかし大阪は流石。なんてったって台風27号、28号のダブルタイフーを撥ね退けましたからね」
この日の前日まで、猛烈な勢いとされていた台風27号、28号が本州を襲っていました。
ショッカーさん「今日は大阪が一番アツい日になるぜぇえええええ!!」
観客「ぉおぉおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「みんな準備はいいかぁああ!!!」
観客「ぉおぉおおおおおおおおぉぉおおお!!」
ショッカーさん「準備はいいかぁぁああああああ!!!」
観客「ぉおぉおおおおおおおおぉぉおおお!!」
ショッカーさん「スーパー戦隊ィイイイ!!!」
観客「スピリィィイイイイイイイイイッツ!!」
ショッカーさん「はじまります!!」
00:SE
01:進め! ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子
-MC-
オープニングの音楽が流れる中、コーラス、バンド、Z旗hornsの皆さんがご登場。
特に大阪初登場のZ旗hornsの皆さんが登場された際は、観客から拍手と歓声が沸き起こりました。
オープニングを飾るのは、いさおさんと堀江さんによる、記念すべき1作目「秘密戦隊ゴレンジャー」のオープニング。
堀江さんは今回がSSS大阪初登場。もちろん本曲が披露されるのも今回が初ということで、非常に盛り上がりました。
ショッカーさん「改めまして、レジェンドのお二人でぇえええす!!」
観客「ぉぉおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「ちなみにミッチは今回が大阪の『スーパー戦隊"魂"』初見参です!!」
観客「ぉぉおおおおおおおおぉおおお!!」
堀江さん「え、そうだったんですか?」
ショッカーさん「他のAJFでは大阪にはいらっしゃってるんですけど、『スーパー戦隊"魂"』は初ですね。
大阪の『戦隊"魂"』でやっと『進め! ゴレンジャー』が聞けましたよ!!」
いさおさん「せっかくミッチが一緒なんだから、次の曲も一緒に歌った曲をやります」
観客「ぉおおおぉおお」
堀江さん「もう、レコーディング以来、30ウン年ぶりに歌うんじゃないですかね?」
いさおさん「オレ、タイトル見ても『こんな曲歌ったけなぁ』って思ってたよ」
堀江さん「それじゃあいってみましょう、『ナゾナゾのミドレンジャー』!!」
02:ナゾナゾのミドレンジャー/ささきいさお 堀江美都子
-MC-
ナンジャラホイ? 「ゴレンジャー」よりミドレンジャーのほのぼのとしたテーマソング。なんとこの曲が。
出題のいさおさんのはつらつさと、回答の堀江さんとアップルのお二人のほがらかさが素敵です。
いさおさん「この曲は出題者のオレが間違えちゃうとちぐはぐな歌になっちゃうんだよね」
堀江さん「私もアップルと一緒だから歌詞を間違えられないんですよねー」
ここで堀江さんが退場され、いさおさんお一人に。
いさおさん「じゃあ次は、トランプマークが特徴の『ジャッカー電撃隊』!!」
03:ジャッカー電撃隊/ささきいさお
04:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/MoJo
05:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ
-MC-
続いては2作目「ジャッカー電撃隊」より、戦隊シリーズ屈指のハードボイルドさがたまらないオープニング。
大阪では男性コーラスが貴日さんお一人だけなので、観客も共にコーラスで盛り上げます。
3作目「バトルフィーバーJ」オープニングで元気いっぱいに登場されたMoJoさん。
「♪一人一人は~」からの振り付けは、大阪の地でも浸透している様で、会場が一体になっておりました。
MoJoさんと入れ替わりに串田さんが登場され、シリーズ5作目「太陽戦隊サンバルカン」のオープニング。
パワフルな串田さんの歌声はもちろん、間奏でのショッカーさんも太陽戦隊の名乗り助太刀もかろやか。
串田さん「いやぁ、『サンバルカン』も30年以上前なんだよね。懐かしいよね。
当時は戦ってる時にいろんな歌が流れてたよね。いい挿入歌がいっぱいあったよね」
観客「ぉおおおお」
串田さん「今日は、その中から『夢の翼を』という曲を歌います!!」
観客「ぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
06:夢の翼を/串田アキラ
-MC-
「サンバルカン」より、Z旗horns阿久澤さんのトランペット冴えわたる「夢の翼を」。生のトランペットで聞ける喜び。
串田さんは2番で若干歌詞が危うい様子ではありましたが、大空を思わせる爽快さあふれる歌声で会場を包み込みました。
串田さん「いやぁ、若干作詞してしまいましたね。おかしいなぁ。当時の事を思い出してたからかなぁ。
じゃあ次は、当時の予告風に。『太陽戦隊サンバルカン、次回をお楽しみに!』」
07:若さはプラズマ/串田アキラ
08:大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-/MoJo
-MC-
「サンバルカン」より初代オープニング。久し振りにライブで聞く事が出来ました。
この曲もさわやかな曲調と頼もしい串田さんの歌声をたっぷりと堪能できる素敵曲です。
続いてはMoJoさんが登場され、6作目「大戦隊ゴーグルV」のオープニング。
MoJoさんはとにかく元気いっぱい。オルタネートなコーラスや間奏の「ダイダダ~」でも会場を扇動しまくりでした。
・水がおいしい。
・MoJoさん「戦隊はMoJoが沢山歌わせてもらってるんだよね。その中でも今年30周年なのが『ダイナマン』。
今日は30周年をお祝いする気持ちで一緒に歌おう『科学戦隊ダイナマン』!!」
09:科学戦隊ダイナマン/MoJo
-MC-
2013年に放送から30周年を迎えたシリーズ7作目「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。
MoJoさんと観客の「必殺!(必殺!) スーパー!(スーパー!)」掛け合いや、ショッカーさんの名乗りの助太刀と見所満載。
MoJoさん「30周年というこで、もう一曲歌わせてもらいます」
観客「ぉぉおおぉおおおお」
MoJoさん「結構ライブで挿入歌を歌ったりしてるんで、一人で練習してるんですよ。
それで気づいたのは戦隊の曲って歌詞に『希望』や『勇気』とかが沢山出てくるんですよ。
でも『ダイナマン』で一番多かったのは『夢』。『おれのハートは夢じかけ』とかね」
観客「ぉぉおおぉおおおぉおおお」
MoJoさん「『夢』、いいじゃないっすかね! ちょっとクサいかもしれないけど、いつまでも『夢』もっていたいよね」
観客「ぉぉおおぉおおおぉおおお」
MoJoさん「じゃあ、『夢』という事でエンディング『夢をかなえてダイナマン』!!」
10:夢をかなえてダイナマン/MoJo
11:超電子バイオマン/宮内タカユキ
-MC-
「ダイナマン」よりエンディング。MoJoさんのお話を聞いた後で聞くと改めて歌詞の見事さに感嘆します。
続いては宮内さんのご登場でシリーズ8作目「超電子バイオマン」よりオープニング。
昨年のSSSでは大病の後遺症が目立った宮内さんですが、今回は驚くような回復っぷり。ショッカーさんも名乗りで助太刀されました。
宮内さん「みんな元気かぁあああ!!」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおっぉおおおおおお!!」
宮内さん「病気なのはオレだけかぁ…」
イッツ・宮内ズ・ジョーク。
宮内さん「『バイオマン』も来年30周年かぁ。ちょうど今頃、10月頃に主題歌のオーディションを受けてたんだよね。
その時歌ったのがMoJoさんの『ダイナマン』と串田さんの……『サンバルカン』?……あ、『シャリバン』だ。
オーディションで『ダイナメェン』って歌ったら『マンです』って怒られちゃったんだよなぁ」
観客笑。
宮内さん「でもまさか、あの時の課題曲を歌われたお二人と一緒のステージに立てるなんでね。思わなかったなぁ」
12:バイオミック・ソルジャー/宮内タカユキ
-MC-
続いては「バイオマン」よりエンディング。どんどん元気になっていく宮内さんのメッセージの様なものを感じました。
それに応えるように観客からの「B・I・O・M・I・C!!」の掛け声がとても楽しい時間です。
宮内さんが「もじょちゃん、くっしーちゃん」と串田さん、MoJoさんを呼び込まれて"魂の三兄弟"トーク。
・お三方が初めて三人だけでライブを開催してもすぐ10周年。
宮内さん「来年はまた三人でライブやりたいよね」
串田さん「そうだね」
MoJoさん「意外とオレいなくなっちゃってるかもよ」
宮内さん「それ言っちゃったらオレだって、一番年下なのにこんなんなっちゃってるもんなぁ」
MoJoさん「いやぁ、こういう時は元気で『イエーイ!』って言ってるようなヤツが危ないんだよ」
宮内さん「イーエイ(遺影)だけに? もしそうなったらオレの遺影にマイクとか向けないでよ」
串田さん「やぁ。もしかしたら、おれも結構危ないかもよ」
宮内さん「クッシーが? そんなことないでしょ?」
MoJoさん「やっぱり、鍛えすぎるのも身体にはよくないんだろうかね?」
・串田さん「でもやっぱりまだおれ達は『伝説』にはなりたくないよね」
宮内さん「そうだね」
串田さん「まだまだ『伝説』にならずにいつまで現役で歌っていたいよね」
13:伝説/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ
-MC-
"魂の三兄弟"といえばオリジナルビデオ「轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊」のエンディングである本曲。
今回はお三方共ともステージ上を縦横無尽に動きながら雄々しく、そして楽しそうに歌われていました。
ショッカーさん「さぁ、まだまだ20世紀の戦隊が続きます! 今回は曲紹介を全て名乗りで行きたいと思います」
観客「ぉおおおおお」
ショッカーさん「続いては久し振りに帰ってきてくれました。北原拓さんで『超新星ッ!! フラッシュマン!!!』」
14:超新星フラッシュマン/北原拓
-MC-
15:ファイティングポーズ、フラッシュマン!/北原拓
11年のSSSV以来2年ぶりの登場となる北原さんは、シリーズ10作目「超新星フラッシュマン」オープニング。
久し振りの北原さんは若干本調子ではない様に見受けられましたが、会場の盛り上がりは素晴らしいものでした。
曲間で軽く挨拶されると、魔を開けずにそのまま「フラッシュマン」のエンディングへ。
放送当時から円熟味を増し、軽やかさの中のロックな節回しが、現在の北原さんの歌声の魅力でございます。
16:地球戦隊ファイブマン/鈴木けんじ
-MC-
17:ファイブマン・愛のテーマ/鈴木けんじ
-MC-
続いては8年のSSSIII以来、実に5年ぶりの再登場。鈴木さんによる14作目「地球戦隊ファイブマン」オープニング。
「ファァイブメァン」の時のしなやかな手の挙げ方が印象的。
途中のトークでは初めての大阪でのライブという事で記念写真をパシャリ。
「みなさんに愛を届けたいと思います」と歌われたのはエンディング。やさしく包むような歌声が魅力的です。
両方とも幼少期からずっと聞いていただけに改めてライブで聞く事が出来て嬉しうございました。
ショッカーさんが登場され、Z旗hornsの皆さんもステージ前方へ。
ショッカーさん「さぁ、ここから一気に21世紀に飛びます。あの"お祭り男"の登場です!!」
観客「ぉぉおおぉおおおおおお」
ショッカーさん「忍風戦隊っ、ハリケンジャァアアアア、あっ参上!!」
18:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ
19:特捜戦隊デカレンジャー/YOFFY
20:轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB
-MC-
ここから21世紀の戦隊シリーズへ。まずはシュシュッと高取さんの登場で26作目の「忍風戦隊ハリケンジャー」オープニング。
Z旗hornsの皆さんを従え、爽快かつパワフルなステージングに、会場の盛り上がりも凄まじいものでした。
続いては28作目「特捜戦隊デカレンジャー」オープニングでサイキックラバーのYOFFYさんがエマージェンシーに登場。
盛り上がり必至の本曲。相棒JOEさんのパートはギターのナベさんが代行。こちらも今回ならではの一幕でした。
さらに盛り上がりは続きます。30作目「轟轟戦隊ボウケンジャー」のオープニングでNoBさんがご登場。
バードな歌声はもちろん、走って登場した勢いそのままにマイクスタンドを背負い投げる等、
マイクパフォーマンスが激しめで素敵でした。
NoBさん「やぁ、楽屋でずっと見てたけど、みんな盛り上がってるねぇ!!」
観客「ぉぉおおおおおおおお」
NoBさん「で、次はさ、『ゴセイジャー』歌うと思うでしょ? 歌わねぇよ! ……順番があるからね。
せっかくなんで『ボウケンジャー』から挿入歌を歌いたいんだけど、
『ボウケンジャー GO ON FIGHTING!』とかさ、遠藤と歌ってるのがYou tubeにあるよね。
みんな見てくれてるみたいだけど。アレも結構歌ってるから歌わないんだよねぇ~」
とても楽しそうなNoBさん。
NoBさん「『ボウケンジャー』は丁度、30作目って事でいろんな所で歌ったんだよね。
いっつもオレとサイキックラバーと三人でハァハァ言いながら全国周って。東京ドームとかでも歌ったなぁ。
で、挿入歌も結構歌わせてもらえて。次はボウケンジャー6人が揃った最後の挿入歌なんだよね」
観客「ぉぉぉおおおおおおお」
NoBさん「久し振りに歌うからちゃんと歌えるかな? じゃあ聞いてください、『Start up! ~絆~』!!!」
21:Start up! ~絆~/NoB
22:冒険者ON THE ROAD/YOFFY
-MC-
「ボウケンジャー」第39話、48話などで使用されたシリアスかつ使命感あふれる挿入歌。
NoBさんのハードロックほとばしる歌声は聞き惚れざるをえないカッコ良さ。最後のシャウトに感嘆。
一転して爽やかな「ボウケンジャー」エンディングでYOFFYさんご登場。観客との掛け合いも見所です。
・ショッカーさんが登場されて、「宮城ヒーローサミット2013」のお話と、
そのイベントで感じた"ヒーロー"という存在の大切さをお話されました。
ショッカーさん「続いては高橋秀幸さんの登場です! 『炎神ッ!! 戦隊!! ゴォ! オンジャァアア』」
23:炎神戦隊ゴーオンジャー/高橋秀幸
24:侍戦隊シンケンジャー/YOFFY
-MC-
続いて作品は32作目「炎神戦隊ゴーオンジャー」。高橋さんがパワフルに歌われたオープニング。
ハンドルを回すユニークな振り付けも会場のそこかしこで。高橋さんの扇動は高揚感を誘います。
続いて雅やかな音とともに33作目「侍戦隊シンケンジャー」オープニングでYOFFYさんが傾きます。
チャンバララな振り付けも軽やか、「今日も朝日が"なんば"に昇る!!」という粋な替え歌も天晴でした。
ステージ前方にZ旗hornsの皆さんが登場され、Z旗の頭目高取さんもご登場。
高取さん「もりあがってるかぁあああああい!!?」
観客「ぃえええええええええええええい!!!!」
高取さん「ん~もりあがってるかぁあああああい!!?」
観客「ぃええええええええええええぇえええええい!!!!」
高取さん「……」
観客「……」
高取さん「……どぉっからきたんだぁああい!!?」
観客「家ぇえええええええええええええええ!」
高取さん「ありがとうございます!! 大阪盛り上がってるかぁああ!!」
観客「おおおおおおおおおおおお!!」
高取さん「祭りだ祭りだ! ワッショイいきまっしょぉぉおぁ!」
観客「おおおおおおおおおおおお!!」
高取さん「ワッショイ!!」
観客「ワッショイ!!」
高取さん「ゥワッショイ!!」
観客「ワッショイ!!」
高取さん「ッワッショイ!!」
観客「ワッショイ!!」
高取さん「ワッショイ!!」
観客「ワッショイ!!」
高取さん「ワッショイ!!」
観客「ワッショイ!!」
高取さん「四六時夢中ぅぅ! シュィンケぇンジュぁああー」
25:四六時夢中 シンケンジャー/高取ヒデアキ
26:天装戦隊ゴセイジャー/NoB
27:バスターズ レディーゴー!/高橋秀幸
-MC-
抜群の盛り上がりの数え唄「シンケンジャー」エンディング。なんばがワッショイの嵐です。
曲の最後にキメる場面では高取さんが見えない刀でZ旗の皆さんをバッタバッタと斬り捨て、
更に、観客も斬り捨て、もちろんそれにノってやられたフリをする観客。さすが大阪。脱帽です。
続いてはNoBさんの優しさあふれる歌声が琴線に触れる34作目「天装戦隊ゴセイジャー」オープニング。
観客の「天装!!」の合いの手の凄まじさも、2番終わりのNoBさんのシャウトも抜群でございました。
一転シリアスにシリーズ屈指の意欲作、36作目「特命戦隊ゴーバスターズ」初代オープニング。
高橋さんのシャープな歌声と呼応するかのような観客との合唱は壮観でございました。
ショッカーさん「さぁ、ここで今年の戦隊。ニューカマーのご紹介です!! 鎌田章吾さん!!」
拍手の中、鎌田さん、大阪のAJF系ライブ初参加です。
ショッカーさん「来ましたよ、ニューカマー!!」
鎌田さん「なんかニューカマーで笑いが起きてますけど……あ、ニューカマーショー的な」
・パシフィコ横浜で開催されたイベント「健康と美の祭典」で偶然会ったお二人。
片や「キョウリュウジャーショー」、片や「キョウリュウジャーの歌のお兄さん」
・鎌田さんのお父さんがご来場。当日行われた大阪マラソンを走覇されたとか。
鎌田さん「でも僕は体力無いんですけどね」
ショッカーさん「夏のAJFの前に、僕の声優の師匠の一人である千葉繁さんのお芝居を見に行きまして、
その時にやってもいいですか? とお伺いしたところ、『いいよっ!』と快諾して頂きました」
観客「っぉおおおおおお」
ショッカーさん「ご本人の許可をいただきましたので、ミュージック、ガブリンチョ!
恐竜、プラス人間。億千年の時を越え、
地球を守るために今、史上最強のブレイブチームが誕生したァ!
っ聞ぃぃいておっどろっけぇっ! 獣電戦隊っ!」
ショッカーさん&観客「キョウリュウジャァアア!」
28:VAMOLA! キョウリュウジャー/鎌田章吾
-MC-
29:みんな集まれ! キョウリュウジャー/高取ヒデアキ
-MC-
高揚感とブレイブあふれるシリーズ最新作37作目「獣電戦隊キョウリュウジャー」オープニング。
小柄ながらも一生懸命な歌声と、パフォーマンス、コール&レスポンスは今後の活躍を期待致します。
入れ替わりで高取さんが登場。ステージ前方にZ旗hornsの皆さんも合流され、ダンス講座もさらりと「キョウリュウジャー」エンディング。
ディノチェイサーやオビラップーでの高取さんの盛り上がり方に注目。さらに3番からは鎌田さんも合流され、
更に更に最後のサビになると高橋さんとショッカーさんも一緒に、バモラでムーチョに踊られていました。
・高取さんと鎌田さんお二人でトーク。
・トークがしたい鎌田さん。時間がないので必死に押さえているとか。
・楽屋が串田さんはじめ、そうそうたる面々で末端の鎌田さんはド緊張。
高取さん「そんな中でカマショーのご両親が豚まんをおみやげに持ってきてくれたんスよ」
鎌田さん「そうですねー」
高取さん「お前、豚まんに救われたんだなぁ…」
・鎌田さんの師匠である"よしゆフィー師匠"もいらしている。
・"よしゆフィー師匠"がYOFFYさんの事だというのがピンと来ていないご様子の高取さん。
・京都出身の鎌田さん。故郷に錦といえば故郷に錦。
30:GABURINCHO OF MUSIC!/高取ヒデアキ 鎌田章吾
-MC-
この年の夏に公開された映画「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」よりエンディング。
事前のダンス講座もあって、会場が一体となってガブリンチョに踊る様子は、とてもにぎやかな光景でした。
ショッカーさん「はーい、ヒデちゃん&カマショーでしたー!! それじゃーみなさん、さよーならー!!」
観客「ぇええええええええええええぇええ!!」
ショッカーさん「という流れになると思うでしょ? もう最新作までやったから。
ところが、そうはいかないのが『戦隊"魂"』! まだラストブロックがあります!!」
観客「ぉぉおぉおおおおおおおおお」
ショッカーさん「ラストは、スーパーレジェンドコーナー!!!」
観客「ぉぉおぉおおおおおおおおおぉおおおおお」
ショッカーさん「まずは、永遠のアイドル、堀江美都子さんのご登場で『花のモモレンジャー』!!」
31:花のモモレンジャー/堀江美都子
-MC-
32:ゴレンジャーストーム/ささきいさお 堀江美都子
-MC-
堀江さんのご登場で「秘密戦隊ゴレンジャー」よりヒロイン・モモレンジャーのテーマ。
花一輪、戦う戦士の凛とした使命感をシリアスに歌われる堀江さんの表現力は、会場の空気を一変させました。
続いてはいさおさんを呼び込まれ、必殺技・ゴレンジャーストームをはじめとしたゴレンジャーの武器や兵器のテーマ。
お二人の歌声や独特のスキャットはもちろん、この曲のブラスが生演奏で聞ける日が来るとは思いませんでした。
・かわいいは嬉しい。
・SSS大阪初登場の堀江さん。
いさおさん「ミッチが居ないとオレ歌う曲が少ないんだよなぁ」
堀江さん「何言ってんですか、わたしなんか、いさおさんがいないと一曲も無いんですから!」
・覚える力は衰えない。思い出す力が衰えて行く。
・ライブ当日は東京で平山亨さんを偲ぶ会が開催されていました。
いさおさん「オレ達は『ゴレンジャー』はじめ、平山さんにとってもお世話になってるのに行けないのが申し訳なくてさ。
ショッカーもそうだし、今日出てるみんなもお世話になってるんだよね」
堀江さん「そうですね」
いさおさん「偲ぶ会を違う日に開催しようって動きもあったんだけど、会場が今日しか空きが無くてね」
堀江さん「残念でしたよね」
いさおさん「今日は水木も仕事だって言うし……アイツどんだけ稼ぐんだよなぁ」
会場笑。
いさおさん「平山さんと言えば、オレは『ゴレンジャー』より前に
平山さんの『妖術武芸帳』っていうドラマで主役をやらせてもらってさ、殺陣が不安だったんだけど、
平山さんから『この主役はね。居合抜きで一刀で斬り伏せるから殺陣はいらないんだよ』って教えてもらって、
安心して撮影に向かったら、殺陣師の人が『こうやってエイヤーッってやるんだ』って。実際は殺陣があったんだよね」
会場笑。
堀江さん「いさおさん、絶好調です!」
いさおさん「そんな思い出もあるから、今日は平山さんへ届ける思いで歌おうと思ったんだよね」
33:見よ!! ゴレンジャー/ささきいさお
堀江さんが退場され、本編の最後を飾るのは「ゴレンジャー」より2代目エンディング。昨年のSSS大阪では一曲目だったそうです。
勇壮ないさおさんの語りと、コーラスはもちろん、途中でショッカーさんが秘密戦隊の名乗りで助太刀される一幕も。
-アンコール-
いさおさんが退場され、コーラス、バンド、Z旗hornsの皆さんも順番に退場されると、観客からじわじわとアンコール。
しばらくアンコールの声が続くと、それに調子を合せるように合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。
ショッカーさん「アンコールありがとぉおおぉ!!」
観客「ぅおおおおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「それでは今回の出演者の皆さんをお呼びしたいと思います!! 呼んでいただくのはもちろん皆さんです!!
スゥーパァー戦っ隊ッ!!?」
観客「スピリィィイイイイイイイイイイイッ」
今回出演者の皆さんが順番に登場され、ショッカーさんがコーラス、バンド、Z旗hornsの皆さんを順番にご紹介され、
出演者のみなさんおひとりおひとりから一言づつコメント。
・ベースの吉岡さんは台風で飛ばされたというナイスジョークを交えつつ、今回はノーメガネなコンタクトレンズ。
・いさおさんも直立不動で一礼する巨匠・高取ヒデアキ先生。
・YOFFYさん「今日は、サイキックラバーのサイキックの方しか来れませんでしたけど、鍋島さんという心強い方に力を貸してもらいました!」
ショッカーさん「ナベちゃんはラバーじゃ無くてレバーだね」
不敵な笑みのレバー鍋島さん。
YOFFYさん「きっとJOEも遠い空の上で喜んでいてくれていると思います」
ショッカーさん「勝手に殺すな!!」
・いさおさん「もうそろそろ引退を考える年になってきたんだけど…」
出演者&観客「いやいやいやいや」
いさおさん「んふふふ。でもまだまだ若い人たちに負けないように頑張らないとなっ!」
堀江さん「大丈夫ですよ。私達は声さえ出れば大丈夫なんです!!」
34:秘密戦隊ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子 MoJo 串田アキラ 宮内タカユキ
北原拓 鈴木けんじ 高取ヒデアキ YOFFY(サイキックラバー)
NoB 高橋秀幸 鎌田章吾
「スーパー戦隊"魂"」シリーズを締めくくるのは、恒例「ゴレンジャー」より"力と技と団結"の初代エンディング。
いさおさんを中心に、串田さん、堀江さんがサポートする中、高橋さん、YOFFYさん、ショッカーさんはコーラス部分で楽しげ。
反対側で高取さんも楽しげにしていると、MoJoさんも一緒になって楽しげに「ウーワーワー」とコーラスを先導されていました。
最後はいさおさんによる三連パンチで見事にフィナーレとなりました。
拍手の中、出演者全員がステージ前方に登場され、いさおさんの掛け声で万歳三唱。
ショッカーさんのご紹介で一組一組が紹介されつつお見送りされました。
ショッカーさん「さぁ、みんなぁ楽しんでくれたかぁあああああ!!」
観客「おおおおおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「またやろうなぁぁあああああああああ!!」
観客「おおおおおおおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「……またやろう。絶対やろう。」
観客「おおおおおおおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「それでは、その約束を込めてっ! スゥー・パァアアアア・戦ったいッ!!?」
観客「スピりィイイイいいいいいいいいいいいいいいイッツ!!!」
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ!!」
ショッカーさんが颯爽と退場される後姿を見送り、観客有志による三本締めで「スーパー戦隊"魂"Ⅶ 2013 大阪」は終演となりました。
内容自体はオーソドックスなラインナップで、その中に名挿入歌が織り交ぜられている印象でしたが、
大阪の観客の皆さんが待望していたであろう、SSS大阪に堀江さんとZ旗hornsの皆さんが初登場というのが、
今回の特筆すべき点だと思いました。
当方初となった大阪でのライブ参加。観客の皆さんの沸く様子は、東京のそれとはまた一味違うようにも感じました。
その影響でしょうか、出演者の皆さんも東京でのライブと比べると若干自由な印象があり、とても興味深かったです。
「スーパー戦隊"魂"Ⅶ 2013」は大阪での盛り上がりと熱気をそのままに、東京公演2DAYSへと続きます。
補足
・これまで披露される挿入歌はおおまかに08年のアクション曲、11年のロボット曲、
12年の追加戦士曲ときましたが、今回はさしずめ名曲でしょうか。
・オレの翼が。
・「劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド」で石をぶつけていたのは別次元のショッカーさん。
・高取さん「オレと同い年の奥さん……お母さん」
・鈴木さん「今日の衣装を買いに行った時に、店員さんに『何かの発表会ですか?』ってい言われてしまいました…」
・最後のお見送りの時に、紹介を忘れられてしまったコーラスの皆さん。こっそりと退場されました。
・ショッカーさん「さぁ、お祭り男、ヒデちゃん!」
高取さん「……どぉっこへ帰るんだぁい!!?」
観客「家ェエエエエエエええええええええええええええええええええええぃ!!」
ショッカーさん「あ、以外とあっさり」
・堀江さん「実は今回、ベテランのお兄さん三人が歌われたのがなんだかほっこりして一番印象に残っています」
思わぬコメントに驚く"魂の三兄弟"。