2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
夏だ! 祭りだ! カバーだZone! 2013
13.7.27 ライブハウス LANTERN
出演/☆MoJo
司会/ショッカーO野
コーラス/小川武志 竹内光男 ショッカーO野 観客の☆みなさん
演奏/カラオケ Ag.☆MoJo
SUPER LANTERN UNCLE MARCHING PARTY(Ag&kaz.☆MoJo Ba.森谷博隆 Bon&kaz.竹内光男 G.小川武志)
☆MoJoさんがオリジナルとは別レーベルでカバーされたり、
ご自身のライブを中心に方々のイベントでカバーされた曲を中心にしたイベント「夏だ! 祭りだ! カバーだZone!」。
今回で6回目を迎え、☆MoJoさんがカバーされたアニソンは40曲近くになりました。
会場は渋谷の神泉にあるライブハウスLANTERN。
「夏だ! 祭りだ! カバーだZone!」というタイトルから、浴衣姿の観客もおり、一服の涼となっておりました。
00:「カバーZone」の♪ジングル
-MC-
音頭調のジングルに生歌を被せ、ゲスト出演された340 Presents「Z旗祭2」の縁からか、
Z旗の団扇を持ち、ご陽気に。観客も「祭」よろしく日本伝統の手拍子で参加し、賑やかな幕開けに。
・「オリジナルはほとんど歌いません!」と、ショッカーさんによるカバーZoneの説明。
・プレッシャーをかけられ、スタジオミュージシャンモードの☆MoJoさん。
01:APOLLO
-MC-
まずは色々なジャンルのオープニングを集めた「オープニングZone」。一曲目は10年の「カバーZone」で初お披露目された
アニメ「大草原の小さな天使 ブッシュベイビー」初代オープニング。レコーディングさながらの完成度での披露に、
☆MoJoさんの凄みを感じました。
・☆MoJoさん「最初にコレかよ!?」
・一曲目は「"A"POLLO」。
02:二人の地平線
-MC-
特撮「快傑ズバット」の印象深い挿入歌。11年の「カバーZone」で初披露から☆MoJoさんのギターの弾き語りで歌われてきましたが、
今回は発見されたオリジナルのカラオケでの披露。☆MoJoさんは哀愁たっぷりと丁寧な切り口で歌われました。
・☆MoJoさん「オリジナルを踏襲したかったんだけど……悩んだな。凄い葛藤があった」
・二曲目は「"二"人の地平線」
・☆MoJoさん「オリジナルの特徴を捉えながらやってみようと思うんだ」
03:飛べ! グロイザーX
-MC-
イントロからカンツォーネ的なアドリブを交え、アニメ「グロイザーX」のオープニングを、
オリジナルの池田鴻さんのニュアンスを踏襲した、重厚でのびやかアプローチで。
オーバー気味ながらしっかりと捉えられた歌声に、時折観客からは笑いが。初披露は09年の「Season 12」でした。
・ここからは「昨年を振り返るZone」。
04:たたかえ! バイクロッサー
-MC-
05:戦え! 仮面ライダーV3
-MC-
2012年のキーワードは"たたかえ"。まずは「X'mas」で歌われた「兄弟拳バイクロッサー」のオープニング。ショッカーさんによる名乗りと、
当時のヒーローショーなどでのお話があり、続く"たたかえ"は昨年の「カバーZone」でお披露目の特撮「仮面ライダーV3」のオープニング。
一番二番は雄々しく、三番はオリジナルをリスペクト&インスパイアで。ラストはショッカーさんによるナレーションも。
・☆MoJoさん「我慢しきれなかったっ!!」
・次は2013年に30周年を迎えた「アニバーサリーZone」。
06:燃えてヒーロー
-MC-
07:Midnight Submarine
-MC-
06年にNHK-BSで放送された「BS永遠の音楽大全集 アニメソング大全集」でカバーされ、
ファンを騒然とさせたアニメ「キャプテン翼」のオープニング。歌われる頻度も高く、自分のものにされている様子で、
若々しく、少しやんちゃな感じで歌われました。次は12年に行われたTOKYO MXでの再放送を決める
「タツノコプロ名作アニメ総選挙」で一位になったアニメ「未来警察ウラシマン」のオープニング。
観客のコーラス参加する箇所も多く、共に楽しむ"祭"の様相でした。
・大阪のイベントで好評だった「Crystal Knights NECRIME」。
・秋元さんでは無く太巻さん。
08:炎のさだめ
-MC-
09:夢をかなえてダイナマン-萩原佐代子バージョン-
-MC-
12年の「Season 19」で初披露された「装甲騎兵ボトムズ」のオープニング。人気の高い曲だけに観客はじっくりと聴き入っていました。
"カバーをカバーする"という趣で、「アニバーサリーZone」のラストは「科学戦隊ダイナマン」のエンディングを
立花レイ/ダイナピンク役の萩原佐代子さんが歌われたギター一本のスローなバージョンをセルフカバー。
☆MoJoさんは悲哀に満ちた希うような表情で歌われ、勇壮な原曲とは一味違う、素敵な味わいでした。
・「非公認戦隊アキバレンジャー」のイベントに出演された際のエピソード。
・「非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛」のエンディングのカバーでもあるので、カバーのカバーのカバー。
10:BELIEVE IN ME,BELIEVE IN YOU (君を信じてる)
-MC-
11:ランナー
-MC-
12:今日もどこかでデビルマン
-MC-
エンディングつながりで「エンディングZone」。まずは☆MoJoさんも大好きだというアニメ「巨神ゴーグ」のエンディング。
初披露は11年の「Season 18」でした。次は10年の「Season 15」でお披露目されたアニメ「超時空要塞マクロス」のエンディング。
そして07年の「Xmas」で披露されたアニメ「デビルマン」のエンディング。こういった曲達を☆MoJoさんが感情たっぷりに歌われ、
しかもそれを立て続けに聞く事が出来るのは年一回の「カバーZone」だからこそ。
・次は「エンディングZone」のラストで前半のラスト。
13:あしたのジョー~美しき狼たち~
劇場版「あしたのジョー」の主題歌。09年の「Season X」が初披露でした。☆MoJoさんの表現力にあふれた、
ミュージシャン的な心のままに崩すアプローチに、曲への思い入れの深さを感じました。サビでの観客の合唱から一転、
アウトロでの寂しげなスキャットが、楽曲の雰囲気を際立たせていました。
~休憩~
休憩が終わり後半へ。
後半は☆MoJoさん、LANTERNのオーナー小川武志さん、店長の竹内さん、スタッフの森谷博隆さんによるバンド
SUPER LANTERN UNCLE MARCHING PARTY、通称SLUMPのみなさんがご登場。
14:ウルトラマンの歌/SUPER LANTERN UNCLE MARCHING PARTY ショッカーO野
-MC-
15:ウルトラセブンのうた/SUPER LANTERN UNCLE MARCHING PARTY ショッカーO野
-MC-
後半の始まりは「アニバーサリーZone 2」。2013年に50周年を迎えた映像製作会社「円谷プロダクション」を特集。
まずは円谷プロの看板作品「ウルトラマン」から主題歌。「カバーだZone! 2011」で初お披露目されました。
ショッカーさんをメインに観客もみすず児童合唱団とコーロ・ステルラならぬコーレ・ステロルになって大合唱。
続いては流れ良く「カバーだZone! 2012」から歌われている「ウルトラセブンのうた」。
冒頭部分を客席毎に区切って再現するという、観客参加型な取り組みも☆MoJoさんの自由な差配も軽やかに。
☆MoJoさんの扇動で、イントロから曲の終わり方に至るまで、終始楽しげに自由でございました。
・観客の大合唱を「スカイドンから見る科学特捜隊の様なチームワーク」と称するショッカーさん。
・手が勝手に春日八郎さんの「お富さん」のイントロを弾いてしまう。
・ここからは再びカラオケに。
・入れ替える様な心の状態。
・ショッカーさん「円谷と言えばこの作品もアニバーサリーでございました。『スターウルフ』、『青春の旅立ち』」
16:青春の旅立ち
-MC-
17:ミクロイドS
-MC-
☆MoJoさんのソロライブでは「Season 9」で初披露となった、「スターウルフ」のオープニング。35周年です。
先程までの楽しげな表情から一片、雄々しく歌われる☆MoJoさんの表現力に引き込まれます。
「アニバーサリーZone 2」のラストは「Season 13」で歌われ、この年に40周年を迎えたアニメ「ミクロイドS」オープニング。
メッセージ満天の歌詞を軽快に勇ましく歌われる☆MoJoさん。「♪夢がなぁいぃぃっミクロッ」がたまりません。
・古を掘り出す大切さ。
・☆MoJoさんぽ流山編。
・小海線の思い出。
・☆MoJoさん「んぁっはっは。いろいろあるワケだよキミ」
・ショッカーさん「18時過ぎたんだコッチのもんだ」
・流山駅でVサイン。
・帝釈天でショッカーさんが入った食堂で。
・☆MoJoさんぽ帝釈天編。
ショッカーさん「続いてアニバーサリーというワケでは無いのですが、今からちょうど20年前に"引退宣言"をされたとはいえ、
もうひと踏ん張り、まだまだ帰ってきて欲しい。そんな気持ちを込めて『子門真人Zone』」
・まだまだ可能性はある。あれから15年。
・☆MoJoさん「引退宣言ってどこでやったの?」
ショッカーさん「それはわかんないよ土地のもんじゃないから」
☆MoJoさん「ブログで言っちゃったとか?」
ショッカーさん「20年前にブログねえし!!」
・無理難題を言う系列。
18:ガッチャマンの歌
-MC-
19:ロンリー仮面ライダー
-MC-
20:ライダー賛歌
-MC-
子門さんへのラブコールを込めた「子門真人Zone」の最初は「Season 14」で歌われた「科学忍者隊ガッチャマン」主題歌。
言わずと知れたアニソン of アニソン。ショッカーさんの口上も相まって場内大合唱でございました。
続いては「Season 9」で歌われた「仮面ライダー」よりショッカーさんの思いが詰まった「ロンリー仮面ライダー」と
「仮面ライダーV3」より「Season 16」で初披露された「ライダー賛歌」。どちらも全ライダーに共通するテーマソング。
2曲とも一節一節踏みしめるように歌われていた☆MoJoさん。
「賛歌」のラストにはショッカーさんがZXまでの名乗りを披露されていました。
・何が当たるかわからない。
・"桃太郎""金太郎""浦島太郎""竜の子太郎"ときたら最終回は……。
ショッカーさん「『子門真人Zone』ラストは新曲でございます」
観客「おぉぉおお」
ショッカーさん「こちらは菊地俊輔先生です……よね?」
☆MoJoさん「メロディがそうだよね」
ショッカーさん「ですよね。以前、☆MoJoさんにはエンディングを歌って頂きましたが、
今回やっとオープニングを歌っていただきます。『アイアンキング』」
21:アイアンキング
-MC-
特撮「アイアンキング」よりオープニング。ショッカーさんも「アイアンショック」で寄せ手に加わりました。
☆MoJoさんは子門さんを踏襲しながら歌われている印象で、に「ショック」「キック」「ジャンプ」の各部分が白眉でした。
・ショッカーさんが語る「アイアンキング」。
・ここからは「ラストスパートZone」。
・ショッカーさん「続いての曲は、まだここでは歌ってないですよ」
☆MoJoさん「うん。中野では歌ったんだけどね」
ショッカーさん「この曲はある種のオリジナルですよね」
☆MoJoさん「クロちゃん(山形ユキオさん)とシロちゃん(☆MoJoさん)がモモちゃん(桃井はるこさん)のバックを務めた曲なんだけど、
この前、中野でイベントをやった時に会場限定でそれぞれのソロバージョンのCDを販売したんだけど、
コロムビアの人に聞いたら800枚完売だってね」
・ソロバージョンの色艶が。
22:スーパー戦隊☆非公認応援歌 MoJoソロ・リミックス
-MC-
特撮「非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛」よりエンディングを☆MoJoさんソロバージョンで。
☆MoJoさんのはつらつとした歌いっぷりが爽快。2番の終わりの間奏ではカンツォーネ風のほか、様々な歌声を披露されました。
・いつかアノ曲と並べて聞きたい。
・「伝説」の☆MoJo。
☆MoJoさん「『この曲どうですか?』って色々な曲を勧めてくれる人が多々いまして」
ショッカーさん「すまんのぉーいつも無理言って」
☆MoJoさん「とんでもないです。いいんだけどね」
ショッカーさん「新しい曲をどんどん覚えるってすごいですよ。今回のオープニングと繋がるものがありますね。
この曲も谷村新司さんですね。『ターンAガンダム』より『AURA』!!!」
観客「ぉぉおおぉおおおおおお」
23:AURA
-MC-
アニメ「ターンAガンダム」より初代エンディング「AURA」。思わぬ選曲に驚きの風が吹く心地でございました。
原曲に忠実に歌いつつ、☆MoJoさん独特の表現力の奥深さにぐいぐいと引き込まれていきました。
・☆MoJoさん「ごめんね。後奏はちょっと編集させてもいました」
・ANIME JAPAN FES 2013"夏の陣"と「スーパー戦隊"魂"Ⅶ 2013」のお話。
・「ウルトラマンフェスティバル」のお話。
ショッカーさん「凄いですよ。今回、怪獣全1348体総出演ですって。凄いね」
☆MoJoさん「へーそうなの? アレって一体どれくらいの大きさなの?」
ショッカーさん「一体が58メートルくらいですから…」
観客笑。
☆MoJoさん「へーそうなんだー」
ショッカーさん「レッドキングが45メートルでしょ」
☆MoJoさん「へー!」
ショッカーさん「ゼットンが60メートル」
☆MoJoさん「あら! すごい!」
・☆MoJoさんはピグモンが好き。
・今回はショッカーじゃないショッカーさん。
24:宝島
-MC-
カバーの締めくくりは08年の「Xmas」で歌われて以来、愛されているアニメ「宝島」よりオープニング。
この曲が歌われる事自体も久し振りという事もあるのでしょうか、観客全員がじっと聞き入っている印象でした。
ここで、長年にわたり☆MoJoさんのソロライブを支え続けてくださっているLANTERNのスタッフの皆さんをご紹介。
更に☆MoJoさん、ショッカーさんとがお互いを讃えあい、いよいよラストへ。
ショッカーさん「さぁもうひと踏ん張り」
☆MoJoさん「イヤです!」
観客「えぇええええええええ」
ショッカーさん「そんな事言わずに。初めての方もいらっしゃるんですから、ここでオリジナルを歌わないと…」
☆MoJoさん「忘れちゃいましたっ!」
観客「えぇええええええええぇえええええ」
25:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン- (1C)
~大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン- (1C)
~科学戦隊ダイナマン (1.5C)/& ショッカーO野
2013年の「夏だ! 祭りだ! カバーだZone!」を締め来るのは戦隊メドレー。
☆MoJoさんの代表曲である戦隊3作のメドレーですので、盤石の盛り上がりはいわずもがな。
ショッカーさんも名乗りまくりで盛り上がりに花を添えます。「久し振りに時分の歌ですねぇ!」と☆MoJoさん。
拍手の中、☆MoJoさんからのご挨拶があり、2013年の「夏だ! 祭りだ! カバーだZone!」はお開きとなりました。
今回はしっとりとした「APOLLO」から始まったという事もあるのでしょうか、全体的に観客が"聞き入っている"印象がありました。
「カバーZone」は☆MoJoさんのオリジナルソング以外がメインになるというだけに、
"七色の声を持つ男"☆MoJoさんが、あらゆるジャンルをご自身のものにして歌われる千変万化を
たっぷりと味わう事ができるライブですので、時に聞き入りながら、時に盛り上がるにはぴったりのライブでございました。
補足
・☆MoJoさんは「今日もどこかでデビルマン」のイントロがお好き。
・話しながら照れる。
・本人は不義理の渡し。
・小海線に乗って軽井沢の方に行ってみる?
・「何だアレ?」
・ガッチャマンアマゾン的な。
・花火の日?
・☆MoJoさん「カバーは体中に潤滑油が回ってくる感じで、錆が落ちるようです」