2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
影山ヒロノブ 2013年 ソロアコギの旅 5月編
13.5.26 八王子 シネマクラブ
出演/影山ヒロノブ
演奏/Ag&harp.影山ヒロノブ Ag.松尾洋一 Per.岩田"GUNTA"康彦
影山ヒロノブさんが全国の比較的小規模な会場を
アコースティックギター一本でめぐる「ソロアコギの旅」。
影山さんが自らのライフワークとして続けられているライブです。
東京都下の八王子で開催された今回は特別編。
スケジュールの都合がついたということで影山さんが率いるバンド、
BROADWAYの松尾洋一さん、岩田"GUNTA"康彦さんが参加されました。
会場は2011年の「ソロアコギ」でも訪れた八王子 シネマクラブ。
外観も内装も木目を基調としており、大人な雰囲気を醸し出しているライブハウス。
前回は1ドリンク・1フード制でしたが、今回は1ドリンクのみ。
ですが席についた所、「ソロアコギの旅」用のオリジナルメニューが用意されていました。
しばらくした所で影山さんの所属事務所SOLID VOXのスタッフさんより説明があり、
どうやら今回も1ドリンク・1フード制との事。SOLID VOX側の情報伝達ミスだったようです。
00:SE
開演時間を少し過ぎた所で、開演を告げるBGMが流れ出し、
場内に影山さん、松尾さん、GUNTAさんがご登場され、拍手で迎えられました。
01:(曲名解らず。申し訳ありません)
02:フユソラ ~君の未来 君の幸せ~
-MC-
一曲目は外国語の楽曲で海外のアーティストのカバー曲かと思われます。
とても軽快な印象で素敵でしたので、曲目が判らなかったのが悔やまれます。
続いてはソロアルバム「ROCK JAPAN」より「フユソラ~君の未来 君の幸せ~」。
影山さんの歌声も曲調も柔らかな楽曲なだけに、アコースティックにとても映えておりました。
・影山さん「今回も来てくれてありがとう! 八王子は2度目ですね」
・たまたま三人でやる事になったのでメンバー紹介。
・影山さん「松ちゃんは地元やもんなぁ」
松尾さん「歩いて30分くらい」
影山さん「オレ、松ちゃんの地元ってもっと高尾山のふもとにあるとこかと思ってた」
・影山さん「ガンちゃんも八王子は近いんやろ?」
GUNTAさん「これが意外と時間がかかるんですよ」
03:Another heaven ~愛の名のもとに~
04:AIRBLANCA
-MC-
ソロアルバム「ROCK JAPAN」よりサイバーな印象の「Another heaven ~愛の名のもとに~」。
途中の掛け合いはどうなるかと注目していましたが、松尾さんとGUNTAさんが担当されていました。
続いて「I'm in you.」より、ご自身のスタジオや、サイトの名前にもなっている「AIRBLANCA」。
かつてのバンドAIRBLANCAのオリジナルメンバーによる歌・演奏はそれだけでも嬉しゅうございました。
・この日の前日は水木一郎さん、堀江美都子さんとの「アニソンBIG3」で甲府に。
影山さん「甲府と八王子って一駅じゃないっすか?」
観客「えぇ~」
影山さん「ちゃうの? あ、そうか、あずさなら一駅やけど実際は結構あるもんなぁ。
『BIG3』終わって次の日八王子やから、事務所に『泊まらして』てお願いしたんすよ。
したら、『ダメ』っていわれて、1時間半かけて新宿に帰らされました」
観客笑。
・影山さん「ガンちゃん照明当たってへんけど大丈夫?」
GUNTAさん「大丈夫です」
影山さん「そうか頭がまぶしいもんな」
GUNTAさん「うるさいわ!」
影山さん「今日は三人とも衣装バラバラ。キミら打ち合わせしてこいよぉ」
松尾さん「虫取りオヤジ……」
当日は影山さんが柄物のシャツ、松尾さんがシャツにネクタイ、GUNTAさんがラフなTシャツにハーフパンツでした。
影山さん「ハタから見たら、ちゃらい兄ちゃんとヤクザと虫取り少年やで」
観客笑。
05:Birthday eve
06:(曲名解らず。申し訳ありません)
-MC-
今月が誕生日の観客達へ向けてアルバム「ROCK JAPAN」より「Birthday eve」。
影山さんの優しい歌声と等身大のメッセージを間近で体感できるのは、ソロアコギの醍醐味でございます。
続いては海外のアーティストのカバー曲かと思われる外国語の楽曲。こちらも曲目が判らなかったのが悔やまれます。
・ここで松尾さん、GUNTAさんはいったんご退場され、影山さんお一人に。
・「BIG3」でひさびさに水木さんに会って。
影山さん「アニキかーなりお腹がへっこんでたんすよ。糖分を控えてるんですって。
楽屋でも『ボタンがこんなに簡単にとまる』って子供みたいにはしゃいじゃって。
オレもアニキを見習って、お菓子やめました! 甘いジュースも飲みません!」
観客拍手。
影山さん「もう、横で福山芳樹がガブガブ飲んでも飲みません!」
観客笑。
影山さん「お酒は…やめてません。ナハハハ」
でもウチのちっちゃいオッサンみたいに、やたらめったら飲んでません!」
観客笑。
影山さん「アニキも凄く痩せたからオレも頑張ります。7月は…こんなぴっちりとした…」
観客苦笑。
影山さん「なんで笑うねん。今後のオレに要チェックだぜぇ~」
・堀江さんに言われた一言。
・"ちっちゃいオッサン"の家に"ちっちゃいオッサン"が出る。
07:夜の海
-MC-
08:夢スケッチ
-MC-
ここで「大好きな先輩の曲を」と影山さんが歌われたのは故・桑名正博さんの楽曲で、
アルバム「30years3ounce」で影山さんもカバーされている「夜の海」。
更に「最近アコギでやるのが楽しくなってきた」というアニメ「バクマン」より、
JAM Projectが担当したエンディング「夢スケッチ」。
「夜の海」ではムーディーな、「夢スケッチ」では柔らかな影山さんの歌声の魅力を堪能いたしました。
・ここで松尾さん、GUNTAさんも合流。
・お二人の体調は?
・「ESP ミュージカルアカデミー」での先輩のお話。
・影山さん、健康診断を受ける。
・松尾さん「まだ操は残ってます」
・影山さん「恥ずかしくないのが恥ずかしい」
09:ヨーソロー ~星の海を越えて~
10:風音 ~君に逢いたくて~
-MC-
最新曲「宇宙戦艦ヤマト 2199」第五章エンディング「ヨーソロー ~星の海を越えて~」。
影山さんならではの視点から歌った使命感と男気をとても味わい深い曲でございました。
「ヨーソロー」のカップリング曲「風音(かざおと)」は、好対照な切なさあふれる楽曲。
当時まだCD発売前の最新曲をアコギ版で堪能できたというのはとても贅沢な体験でした。
・影山さん「新曲を演るのは緊張するね……」
11:Brother
12:Welcome Toto…
-MC-
アルバム「Cold Rain」より「Brother」。繊細でしっとりとした影山さんの歌声は、
ライブで体感すると、より一層魅力的で、会場全体を包み込む様でした。
続いてはアルバム「30years3ounce」より、当方とても大好きな「Welcome Toto…」。
影山さん独特の暖かで優しく素朴な世界観は、アコギだと更に際立ちます。
・影山さん「やっぱ三人でやるとええね。コーラスがあるとちゃんとしてる感がある」
・○○の人は声が良い。
影山さん「いや、たっぷりしてる人が優しい声とか出すとええんですよね」
・アニソン登山部のお話。
影山さん「帰りに温泉はいったんすよ。つるつる温泉……ッハ!」
驚いた表情でGUNTAさんを見る影山さん。
影山さん「君、行ったん?」
GUNTAさん「行った事ないですよ!!」
観客笑。
影山さん「まぁ…そういうオレも…ちゃうわ、これは本物!」
おもむろに髪の毛を引っ張る影山さん。
松尾さん「よく出来てますよね…」
影山さん「ちゃうちゃう!!」
GUNTAさん「本物みたいですよね…」
影山さん「ちーがーう!! …ホンマにちゃうわ!!」
観客笑。
影山さん「……ホンマやで?」
13:Everlasting Love
14:僕達は天使だった
-MC-
アルバム「ROCK JAPAN」より、曲調がJAM Projectにも共じる印象の「Everlasting Love」、
儚く切ないラブソングながら、激しくギターをかき鳴らす影山さんの姿が印象的。
そしてノンストップで「DRAGON BALL Z」より二代目エンディング「僕達は天使だった」、
馴染み深い曲のアコースティック版というのは、とても惹かれる物がありました。
・ここで影山さんの最近のお気に入り、愛媛県今治市のゆるきゃら"バリィさん"登場。
・さらに観客から群馬県のマスコット"ぐんまちゃん"がプレゼント。
・甲府で出会ったゆるきゃらの話。
15:明日天気になれ! ~僕は晴れ男~
ラストはアルバム「ROCK JAPAN」より観客の「We go!」の掛け声も揃う「明日天気になれ! ~僕は晴れ男~」。
影山さんはとても楽しそうな表情をされ歌い、ギターをかき鳴らしていました。
-アンコール-
影山さん、松尾さん、GUNTAさんが退場されると、
観客の拍手が手拍子にかわり、アンコール。
しばらくするとお三方が再び登場され、各自セッティング。
影山さん「アンコールはLAZYの曲を。最近、この唄の歌詞がちゃんとわかるようになってきました。
あの時代にこの歌を歌えた事を誇りに思います」
16:僕らの国でも
-MC-
17:愛には愛を
-MC-
アルバム「宇宙船地球」より「僕らの国でも」。大好きな曲ですが、まさか今回聞けるとは。
影山さんの歌い方は99年の再録版よりも原曲版に近い雰囲気でした。とても嬉しゅうございました。
「続いても懐かしい曲を」と歌い出されたのは7枚目のシングル「愛には愛を」。初めて生で聞けました。
原曲よりもエキゾチックな「アコギな二人旅だぜ!! LIVE」版に近いアレンジの印象でした。
・影山さん「GUNちゃん、今日、手がちぎれそうなくらい叩きまくったそうです」
・ライブ楽しい。一日でも長く歌っていたい。
18:この世の果て~Eden~
19:Fin… (Instrumental)
最後はアルバム「Cold Rain」収録の「この世の果て~Eden~」。
序盤のけだるさから一気に盛り上がるとてもドラマチックな楽曲で、
間奏で挨拶された後、影山さん渾身の歌声と演奏は更にヒートアップして行き、
松尾さん、GUNTAさんのソロコーナーになるとお二人をどんどんアジテート。
それに応えるように激しい演奏をされるお二人、ついにはGUNTAさんがウィンド・ベルを落とすほど。
エピローグはアルバム「30years3ounce」より「Fin… (Instrumental)」。
余韻を残しつつ、もしっとりとしたラストでございました。
閉演BGM
影山さんが「今日はありがとう、また会いましょう!」
ソロアコギオリジナルの閉演音楽が流れる中、拍手の中、お三方がステージに集合し万歳三唱の後、
順番に退場され八王子シネマクラブでの「影山ヒロノブ 2013年 ソロアコギの旅 4月編」は終演となりました。
飾らない影山さんのお人柄を間近で体感できるのはとても魅力です。
更に今回は松尾さん、GUNTAさんお二人が参加される特別編という事も貴重でした。
長年のお付き合いだからこそのお三方のチームプレイはもちろん、
仲の良いかけあいも見る事が出来て、とてもうれしゅうございました。
補足
・松ちゃんGUNちゃんってパックンマックンみたい。
・影山さん「オレは松山千春みたいにはなれないんやね…」
・男やったら前と後間違えるで。
・奥多摩に住みたい。住みたい所いっぱい。
・え、馬なん?
・原曲がギターのみの「Fin… (Instrumental)」ですが、
今回は松尾さんはギターで、GUNTAさんもトライアングルで参加。
・影山さん「今の自分の目標は、自分が納得できる作品を残していく事です」