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スーパーロボット魂2013"春の陣" 2DAYS

13.4.29 Zepp Tokyo

 

出演/水木一郎 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ

    遠藤正明 たいらいさお 山形ユキオ AKINO with bless4(AKASHI KANASA AKINO AIKI)

 

初参加/アンディ小山 石原慎一

 

特別出演/ささきいさお

 

司会/スペースショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 オスカル斉藤)

 

演奏/SUPER ROBOT SPECIAL BND(G.松尾洋一 B.村上聖 Dr.板垣正美 Key.松原博)

   Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tr.ケニートー Sax&Fl.Chouemon Tb.Ozaki)

 

 

ロボットものの歌に特化したライブシリーズ「スーパーロボット魂」が

初の試みとして開催した二日間公演「スーパーロボット魂2013"春の陣" 2DAYS」。

 

初日は「機動戦士ガンダム」を中心にいわゆる「リアル系」をメインとした内容。

一曲目から思わぬサプライズで幕を開け、のべ38曲という怒涛の曲数で、「これはいつものSRSと違う」と実感いたしました。

明けて二日目となる今回は「マジンガーZ」に代表される、いわゆる「スーパー系」と例年のSRSの様なラインナップを予想しつつ、

前日の物凄い内容に、否が応でも期待して会場へと向かいました。

 

会場は東京お台場にあるライブハウスZepp Tokyo。

多くの観客が集まる会場前の広場から会場内へ入り、チラシをもらい、ドリンクを引き換え、

物販をさらりと見つつ、重い扉を開けてライブハウス内へ入ります。

ステージ上にはライブのロゴマークがあしらわれた幕が掲げられており、

中央にはステージ後方から前方にかけて花道が用意され、左右にはバンド、コーラスのブース。

ぞくぞくと観客が入場して行き、開演を今や遅しと待ちます。

 

開演までの間、何気なくステージを見ておりました。

普段のSRSでは、ステージ後方のコーラスブースは向かって左側にカインズのみなさん用のマイクが3本、

向かって右側にはアップルのお二人ようのマイクが2本が用意されていますが、

当日は向かって左側に5本マイク、右側に4本用意されていました。

……それまでに増して一層期待が高まります。

 

-MC-

 

いよいよ開演時間という頃になると司会のショッカーO野さんがご登場。

高揚感を誘う扇動と「スーパーロボット魂」の合言葉もばっちり決まった所でバンドの皆さんがご登場。

そして高取ヒデアキさん率いるハードボイルド・ロックバンドZ旗のホーン隊のみなさんもご登場。

 

・ショッカーさん「…199X年…じゃなくて1997年から始まったライブも16年を迎えました」

・今日はいつもと違う。強い味方Z旗hornsが来てくれた。

 

ショッカーさん「さぁ、みんなぁ!! 準備はいいかぁああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおぉぉおおお!!」

ショッカーさん「準備はいいかぁああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおぉぉおおお!!」

ショッカーさん「楽しんでくれよォオオオ!!」

観客「おおおおおおおおおおぉぉおおお!!」

ショッカーさん「スゥウ~パァ~ロ・ボ・ッ・ト・ォッ!?」

観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」

ショッカーさん「はじ・まり・まっす!!」

 

00:SE

01:鋼の魂/水木一郎 影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ

-MC-

 

重みのあるSEの中、中央階段上に人影が。ゲーム「スーパーロボットスピリッツ」のCMソングのイントロと共に照明がつくと、

そこにはマイクを掲げた皆さんの姿が。一曲目でありながら、最後のサビ前では定番の爆発演出があり、

文字通りのライブの起爆剤となりました。

 

・ブラス隊のみなさん一旦退場。

・ショッカーさんが登場すると思っていたものの、自分達だけのMCだと思いだし、

 わたわたとしながらも年功序列に自己紹介。

・影山さん「えー、僕が、焼きそばパンを買ってくるペーペーの影山ヒロノブです!!」

・堀江さんとMIQさんで順番の譲り合い。

・本当は焼きそばパンよりコロッケパンの方がいい堀江さん。

・TBS系健康バラエティ番組「水トク! それ、放っておくとヤバイです」に出演以来、健康に気を付ける水木さん。

 水木さん「炭水化物と甘いものを控えます。ビールもほどほどにします」

 影山さん「アニキが出たテレビを見てからオレ、アニキと一緒にいる時、常に見張ってますから」

 

・水木さん「ハイ、ということで続いては、こいつも今は健康だけど、

     10年、20年後は笑ってられなくなるかも知れないから気を付けて欲しい。遠藤正明!!!」

 

02:勇者王誕生!/遠藤正明

03:FIRE WARS/JAM Project featuring 影山ヒロノブ

04:TIME TO COME/MIQ

05:ボルテスVの歌/堀江美都子

06:コン・バトラーVのテーマ/水木一郎

-MC-

 

「ぅいっしょに歌おぜぇーぃ!」と登場した遠藤さんが歌うは、前年に15周年を迎えた「勇者王ガオガイガー」のオープニング。

ラストスパート常連曲の冒頭歌唱に観客は「ガガガ」の大合唱。遠藤さんに「にいさーん!」と呼び込まれた影山さんが歌うは、

JAM Projectで歌われたOVA「マジンカイザー」のオープニング。影山さんのハードでロックな面が存分に堪能できる大好きな曲で、

近年はライブで頻繁に歌われて嬉しい限りです。そしてMIQさんはこちらも披露される事が多くて嬉しい「TIME TO COME」は、

「第4次スーパーロボット大戦」から。前日の疲れを感じさせないパワフルなステージングで魅せられました。

そして堀江さんが「超電磁マシーン ボルテスV」、水木さんが「超電磁ロボ コン・バトラーV」の「長浜ロマンロボ」のオープニングを

立て続けに披露。この二曲からブラスのみなさんが再び加わった事もあり、お馴染みの曲に新鮮な厚みを感じました。

 

ショッカーさんが合流され、水木さんと二人でトーク。

 

ショッカーさん「続いて登場の方はなんと、アニキと古くからのお付き合いとか」

水木さん「ハイ。オレがデビューする前、15、6歳くらいの時からですね」

ショッカーさん「ご紹介しましょう。アンディ小山さんです!!」

拍手の中、アンディさんがご登場。がっちりとした長身と皮ジャン姿がむちゃくちゃカッコいい。

 

・アンディさんは故・安岡力也さんを有するグループサウンズのバンド、シャープホークスにかつて在籍。

 水木さんとはシャープホークス時代に知り合われたとか。

 水木さん「あの時はアンディさんと安岡力也さんに両脇に立たれると、すっげぇちっちゃく見えちゃってさぁ」

 ショッカーさん「ハハハ、囚われた宇宙人みたいな!」

 観客笑。

・アンディさんの挨拶が全編英語で水木さん、ショッカーさん含め会場全体が「ぉぉぉおおおお…」となる一幕が。

 

07:失われた伝説を求めて/アンディ小山

-MC-

 

放送から30周年を迎えたアニメ「機甲創世記モスピーダ」のオープニング。この曲をSRSで聞ける日が来るとは。

イントロですでに歓声の勢いは凄まじく、アンディさんのハスキーな第一声時には一瞬の間の後、とてつもない大歓声に。

観客の勢いを受けてか、中盤で皮ジャンを脱ぎ捨てるアンディさん。終始うねりのような大合唱状態でした。

 

・曲が終わっても客席からの拍手はなかなか鳴り止まず、魂ライブでは類例のあまりない光景の中、

 「Thank you so much…」と再び英語で話し始め、観客の笑いを誘うアンディさん。

・アンディさん「当時歌った時はスタジオだけでそれっきりと思っていたんですが、

                 まさか今になってこんなに大勢の前で歌うとは思っていませんでした。ありがとう!」

 観客拍手喝采。

 アンディさん「『モスピーダ』では今のオープニングも歌ってますが、クロージングも歌ってるんですよね」

 どよめく観客

 アンディさん「でもデュエットなので一人では歌えないので、今日は素敵なレディと歌いたいと思います

                 MIQ!!」

 

08:ブルー・レイン/アンディ小山 MIQ

-MC-

 

同じくアニメ「モスピーダ」よりエンディング。これ以上ない組み合わせに感嘆至極でございます。

アンディさんの渋さとMIQさんの艶やかな歌声が作り出す大人な雰囲気に、たっぷりと酔い知れました。

 

ショッカーさん「次の方も初登場なんですね。お呼びしたいと思います! 今年デビュー30周年を迎えられた石原慎一さんです!!」

拍手の中、真っ赤な衣装の石原さん、初登場です。

石原さん「初めてスパロボに出させてもらいます!」

ショッカーさん「ようこそ、アミーゴ!」

石原さん「アミーゴ、アミーゴ」

ショッカーさん「慎ちゃんとボクは同い年なんですよ。

        さらにここに影ちゃんがいればアミーゴが揃います。あとキーボードの松原さんもね」

 

ショッカーさん「さぁ、初登場の慎ちゃんに歌って頂きましょう! まさに"スーパーロボット"!! 『戦え! レッドバロン』!!!」

 

09:戦え! レッドバロン/石原慎一

 

特撮「スーパーロボット レッドバロン」を94年にアニメとしてリメイクした「レッドバロン」よりオープニング。当方直撃世代です。

久々にライブで聞きますと、原曲よりさらにドスの効いた力強さとスマートでセクシーな石原さんの歌声にやられっぱなしでした。

 

10:夢の狩人/山形ユキオ

11:銀河旋風ブライガー/たいらいさお

12:銀河烈風バクシンガー/山形ユキオ

-MC-

 

興奮もそのままに、続いては山形さんがご登場。「魔境伝説アクロバンチ」のオープニング。

拳を挙げて盛り上がる曲ではないながら、山形さんの情熱的なパフォーマンスに場内も熱気が立ち込めます。

続いてはたいらさんのご登場で、快曲"情け無用のJ9"「銀河旋風ブライガー」オープニング。

たいらさんの粋な歌声と颯爽とした振り付けを堪能し、山形さんの「銀河烈風バクシンガー」オープニングへとバトンタッチ。

たまらなくもハニハニな歌声で"銀河烈風隊"を軽快に歌われる山形さん。やはり「J9シリーズ」コンボはたまりません。

 

歌い終わり、おもむろにステージ中央に座った山形さん。

山形さん「……次の…」

観客「ぉぉおぉおお」

山形さん「…♪次の言葉~捜~しながらぁ 靴音だけを聴いてい~るぅ」

おもむろにOVA「冥王計画ゼオライマー」のエンディング「I LOVE YOU 愛してる」を口ずさむ山形さん

ミュージカル的な盛り上げ方は、演劇で鍛え上げられた山形さんならでは。

山形さん「次の曲はね、『ゼオライマー』から…」

観客「ぉぉおぉおおおおおおお」

山形さん「紅のロンリネス!」

観客「ぉぉおぉおおぉおおおおお」

 

13:紅のロンリネス/山形ユキオ

14:復活のイデオン/たいらいさお

-MC-

 

OVA「冥王計画ゼオライマー」よりオープニング。終始ニコニコ笑顔の山形さんですが、

歌になると歌詞の世界観を表情と身体で表現されるその姿に圧倒されます。

入れ替わりでギターで爪弾かれるイントロの中、たいらさんがご登場され、代表曲「伝説巨人イデオン」オープニング。

たいらさんご自身がお気に入りという2番の冒頭の部分では、一言一言かみしめながら歌われていました。

 

たいらさん「いやぁひさびさのスパロボ! うれしいよ! ありがとう!」

観客拍手。

たいらさん「しかももう一曲歌えるんだよ!」

観客「ぉおおおおおおおお」

たいらさん「まだまだ、スパロボで歌った事がない歌もあるけど今日はこの作品です…ミト王子…」

観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおおお!!!!!」

たいらさん「スケさん、カクさん…いつも終わりに決め台詞があったよね。『その目でしかと見よ!』」

観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおおおぉおおお!!!!!」

たいらさん「今日は、みんなでこのセリフを言って始めたいと思います、いいですか?」

観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおおお!!!!!」

たいらさん「いいですか? いきますよ!!」

たいらさん&観客「その目で、しかと見よ!!!」

 

15:最強ロボダイオージャ/たいらいさお

-MC-

 

SRS01"春の陣"以来実に12年ぶりの「最強ロボダイオージャ」オープニング。待ってました!

たいらさんは軽やかな身のこなしから堂々たる歌声を響かせ、観客の目にその声と姿とをしかと記されました。

 

ショッカーさん「長年こうやってイベントを続けていると、多くの方が我々の仲間になってくださいます。

       また、残念ながら、向こうの世界へ旅立たれていく方もいらっしゃいます。

        沖田艦長。岩田鉄五郎。銭形のとっつぁん……個人的な話で恐縮ですが、

        私にとってはやはり、我が大首領様、ショッカー大首領……納谷悟朗さんがヤマトに乗って旅立たれました。

        次に登場いただく方は、声優としてデビューされた作品で、納谷さんに色々な事を教わり、

        納谷さんは声優界の父のような存在とおっしゃっています。堀江美都子さんの登場です」

 

 

広い銀河の果てまでも、悪を叩いて流れ星。行く手を阻むか宇宙の地獄。怒れ正義のダイケンゴー!

 

 

16:宇宙魔神ダイケンゴーの歌/堀江美都子

-MC-

 

ショッカーさんの渾身のナレーションから、悠然と堀江さんがご登場。

ご自身の声優デビュー作「宇宙魔神ダイケンゴー」オープニングを凛々と歌われ、間奏では、

 

「私はエンペリアス星の女戦士クレオ。ライガーと共に宇宙の平和のために戦うわ。お父さん……ありがとう!!」

 

と、思いのこもった台詞を披露されました。

 

堀江さん「続いては、メドレーでお送りしようとおもいます」

観客「おぉおおお」

堀江さん「果して、この2曲がメドレーとして上手く繋がるのでしょうか、ご覧ください。カモン! Z旗!!」

堀江さんに呼び込まれ、Z旗の皆さんがステージ前方にご登場。

 

17:ダルタニアスの歌 (2C)

~マジンガーエンジェルのうた (2C)/堀江美都子

-MC-

 

「未来戦士ダルタニアス」のオープニングからマンガ「マジンガーエンジェル」のイメージソングへの今回だけのメドレー。

左右にフォーメーションを組むZ旗のみなさんを従え、堀江さんは風格たっぷりに歌われました。

 

堀江さん「さあ、ここでわたしのカワイイ後輩を紹介します!! bless4!!」

拍手の中、AKASHIさん、KANASAさん、AKINOさん、AIKIさんのbless4の皆さんがご登場。

 

・堀江さん「もうね、お兄ちゃんは女子部で大人気なの!」

・AKASHIさん「やっぱりAIKIの隣が良いですか?」

・堀江さんと共演したフジテレビ系バラエティ「芸能人最強アカペラ王者決定戦ハモネプスターリーグ」の話。

 AIKIさん「皆さん見てくれましたかー!?」

 観客の多くが挙手。

 堀江さん「皆さん見てくれてるんですね」

 AKASHIさん「この会場だけでも視聴率90%ですね」

 堀江さん「まさか、『アキバレンジャー』も皆さん見てくれてるんじゃぁ…」

 ※このライブの前後に放送された「非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛(つう)」第4痛「妄想女神」に堀江さんがご出演されていました。

 

18:創聖のアクエリオン/AKINO with bless4

19:荒野のヒース/AKINO

-MC-

 

まずは代表曲「創聖のアクエリオン」のオープニングから。キレにキレたパフォーマンスと、高低自在の歌声は何度体感しても迫力満点。

最後のサビではAKINOさんの促しで、観客が大合唱する場面も。曲が終わるとAKINOさんお一人になり、

シリーズを通しての人気曲「荒野のヒース」へ。せつなげなAKINOさんの歌声とアップルのコーラスが合わさり、

それまでとは異なる幻想的な雰囲気を醸し出していました。

 

AKASHIさん、KANASAさん、AIKIさんも合流され、それぞれが自己紹介。

bless4のみなさんはいつも元気はつらつとされていて好感触です。

 

bless4結成10周年ライブ「~誓い Let's Have A Party♪~」のお知らせをされ、

ライブのテーマである「Let's Have A PARTY」を少しだけ観客と一緒に踊ろうという趣向に。

AKASHIさんとAIKIさんが振り付けを左右逆にナビゲートしてしまうという楽しい一幕も。

AKASHI「今日はボクがボケる番です」

 

19.5:Let's Have A PARTY/bless4

-MC-

 

和やかだった雰囲気が一瞬で引き締まり、圧巻のパフォーマンス。観客の多くはついて行くのがやっとという状況で、

bless4のみなさんのアビリティの高さとエンターテイナーぶりを見せつけられる思いでした。

 

AKINOさん「みなさんありがとうございます!! それじゃあ、私達は最後の曲ですが、これからもみなさんの歌を楽しんで言って下さい!! 

      それでは聞いてください!!『パラドキシカルZOO』!!!」

 

20:パラドキシカルZOO/AKINO with bless4

-MC-

 

AKINOさんのつんざく高音に乗るキャッチーなフレーズから始まる「アクエリオンEVOL」の二代目オープニング。

サビでの拳を挙げるアクションが印象的で、息づかいが聞こえてきそうな激しいダンスは冴えに冴えていました。

 

・bless4の皆さんを見送りながらショッカーさんがご登場。

・スタッフさんによって譜面台やマイクスタンドが設置され、ここからはアコースティックコーナーです。

・男子楽屋はアンディさんとAKASHIさんとAIKIさん、さらに石原さんも参加され英会話を繰り広げられ、

 そこに英語を習いにきているのが水木さん、影山さん、遠藤さん。

・ショッカーさんの呼び込みでアコギの皆さんがご登場。今回のユニット名は「スーパーロボット保存会Z」。

 メンバーはステージ向かって右から水木さん(アコギ)、たいらさん(アコギ)、堀江さん、MIQさん、遠藤さん(ジャンベ)、影山さん(アコギ)。

・ショッカーさん「今回の一曲目は、スーパーロボットのご先祖様といってもいい"元祖"の作品です」 

 堀江さん「あたしね、テレビで見てたけど、テレビで流れてたのって2番だったんですねー」

 ショッカーさん「そうなんですよ。フルコーラス初めて聞くとビックリします。わかりやすく言うと『アンパンマン』と同じです」

 観客笑。

 水木さん「ちょっと原曲と違うアレンジになってるけど、ライブならではのものという事でご了承くださいね。

     大阪でも違う感じで演りますよ」

 たいらさん「少し違ってても、みんな知ってるから大丈夫だよね」

 ショッカーさん「もうここに立ってるメンバーはみんな世代的に見てますからね」

 影山さん「あの、オレンち床屋なんですけど、下駄箱があって、そこにお菓子かなんかのオマケだったかな? 

             シールがいっぱい貼ってあって、今もあるんじゃないかなぁ~……」

 ショッカーさん「貼ってたんでしょ?」

 影山さん苦笑い。

 MIQさん「あたしね、実は知らなかったの」

 影山さん「ナハハハ、またまたぁ~ウッソやろぉ~?」

 MIQさん「いやっ、そうじゃなくて、鳥取では放送してなかったの!」

 影山さん「あ、そうなんや!」

 ショッカーさん「えんちゃん、さっきから喋ってないけど? 」

 遠藤さん「!? せんきゅーそーまっち」

 英会話実践。

 ショッカーさん「えんちゃんはこの作品の時は年齢的に見てはいないもんね」

 遠藤さん「!? だいじょーぶですよー。せんきゅーそーまっち」

 

21:鉄人28号/スーパーロボット保存会Z

-MC-

 

言わずと知れた日本の巨大ロボットアニメの魁「鉄人28号」のオープニング。「ダダダダ ダーン」「ババババ バーン」が

遠藤さんの投げ込みと水木さんの雄叫びという、それぞれの持ち味でアレンジされ、アコギコーナーらしいにぎやかさでした。

 

水木さん「次の曲はですね、去年に引き続き、レアな曲をやりたいと思います」

観客「ぉぉおおおおお」

水木さん「これはオレが作った『マジンガー』のイメージソングなんですけど……どうしました堀江さん」

堀江さん「大丈夫です。この曲、難しいからちゃんと確認したんです。どうぞ、進行して下さい」

水木さん「わかりました。この曲は、なんと申しましょうか、えー"メイ曲"でございまして…」

影山さん「自分で言っちゃったよ」

水木さん「えー"メイ曲"は"メイ曲"でも迷うの方の"迷曲"でございまして」

影山さん「あー!」

 

22:二人になれば/スーパーロボット保存会Z

-MC-

 

番組終了五年後に作られた「マジンガーZ」のイメージソング。イントロを真剣につま弾く水木さんと、

それを食い入るように見つめる影山さん、さわやかな声を通らせるたいらさん、堀江さんとMIQさん素敵に重なるハーモニー、

全体をジャンベで支える遠藤さんと、ここだからこそ見る事ができるプレミアムな一幕でした。

 

スーパーロボット保存会Zのみなさんが退場され、ショッカーさんお一人に。

ショッカーさん「さぁ、ここからいよいよ後半戦だぁああ!!!」

観客「おおおおおおおおおおぉぉおおお!!」

ショッカーさん「まだまだ行けるかぁあああああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおぉぉおおぉぉおおお!!」

ショッカーさん「今年、40周年を迎えたこの作品を特集します……」

観客「ざわざわざわ」

ショッカーさん「『ゲッターロボ大進撃!!』ぃいいい!!」

観客「おおおおおおおおおおぉぉおおぉぉおおお!!」

ショッカーさん「トップバッターはもちろんこの方、御大、ささきいさおさんで『ゲッターロボォオオオ!』」

 

23:ゲッターロボ!/ささきいさお

-MC-

 

チェンジゲッター、スイッチオン!! Z旗の皆さんがあのイントロを吹き奏でられ、大歓声の中、満を持していさおさんがご登場。

「パンチ」「ドリル」「ビーム」のアクションもしなやかに、「ゲッターロボ」のオープニングを力強い歌声で披露されました。

 

いさおさん「いやぁ、いきなりキツイのだったけど、最近エアロビクスで鍛えてるから大丈夫だったぞ。んふふふふふ」

観客拍手。

いさおさん「んふふふ。次はね、去年、彼(ショッカーさん)とファンミーティングをやった時に久々に歌ったんだ。

      でも、あの時は2番までだったんだ。今日は全部、3番までいってみよう!! 『合体! ゲッターロボ』」

観客「ぉぉおおおぉおおおおおおおおお!!」

 

24:合体! ゲッターロボ/ささきいさお

25:Can't Stop/遠藤正明

26:今がその時だ/水木一郎

27:HEATS/影山ヒロノブ

28:いざ行け! ロボット軍団/ささきいさお

-MC-

 

続いて「ゲッターロボ」のエンディング。こちらもブラスが映える曲で、いさおさんは鮮やかな疾走感で歌われました。

そしてイントロが流れて驚愕! 久々の遠藤さんのSRS初披露曲は、ゲーム「ゲッターロボ大決戦!」のオープニング。

ハイ&ロングトーンだけではない、遠藤さんのしっかりと歌う魅力を堪能すると、水木さんと影山さんによる、

「真(チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」オープニングが連続で披露。お二人の個性がそのまま曲になったかの様で、

好対照な盛り上がりをみせました。「HEATS」が終わると一瞬の間があり、それをつんざく金管の音に観客から大歓声。

いさおさんが登場され、映画「決戦! 大海獣-グレンダイザー・ゲッターロボG・グレートマジンガー-」のオープニングを勇ましく披露。

コーラスの皆さんがロボット名を歌われ、いさおさんは投げ込みを担当されました。

 

ショッカーさん「いい時代になったなぁああああ!!!」

観客「ぉぉおぉおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「さぁ、ここからラストまで一気にいくぞぉおおおお!!」

観客「ぉぉおぉおおおおおおおおぉおおおお!!」

ショッカーさん「『ゲッター』が来たなら続いては…『マジンガー大進撃!!』」

観客「ぉぉおぉおおおおおおおおぉおおおおぉぉおおお!!」

ショッカーさん「登場して頂くのは、もちろん、水木一郎さん! ここでこの曲です『マジンガァアアアア』」

ショッカーさん&観客「ゼェエエエエエエッ!!!」

 

29:マジンガーZ/水木一郎

30:ぼくらのマジンガーZ/水木一郎

-MC-

31:空飛ぶマジンガーZ/水木一郎

 

キラキラした真っ赤なコートをひるがえして登場された水木さんによる「マジンガー」コーナー。

普段はライブのラストで歌われる「マジンガーZ」の番狂わせの披露から、

観客大合唱のエンディング「ぼくらのマジンガーZ」、そして「次は初めてマジンガーが空を飛んだ時の曲です」

という水木さんのお話からの「空飛ぶマジンガー」と、ブラスの魅力を十二分に堪能できました。

 

32:ビューナスAの歌/堀江美都子

33:感じてKnight/ULTIMATE LAZY featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 for MAZINGER

34:勇者はマジンガー/水木一郎

-MC-

 

堀江さんの緊迫した台詞から「グレートマジンガー」の挿入歌。堀江さんご自身のターニングポイントとなった曲だけに、

哀愁のたっぷりの表現力と熱の入った鋭い高音は鬼気迫るものがありました。曲が終わりステージ上が暗くなると、

中央階段上に人影が。爆発的なイントロとコーラスから始まったのは、なんと! 異端のマジンガー「真マジンガー 衝撃! Z編」のオープニング。

影山さんと遠藤さんのコンビネーションは抜群で、以前から是非生で聞きたかった曲だけに、とても嬉しかったです。

そして続いて「グレートマジンガー」のエンディング。水木さんの明朗な歌声とアップルのお二人のスキャットが心地良かったです。

 

水木さん「ラストソォオング!」

 

35:おれはグレートマジンガー/水木一郎

 

SRSでは影山さんとお二人で歌われる事がほとんどの「グレートマジンガー」のオープニングを水木さんお一人で。

バンドメンバー紹介が無い代わりに、ブラスの良さが堪能できる間奏を良く聞く事ができ、とても新鮮に感じました。

 

-アンコール-

 

36:時を越えて/水木一郎 影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ

-MC-

 

アンコールを飾るのはSRSの看板曲の一つである、ゲーム「スーパーロボット大戦」のイメージソング。

出だしでミスをした水木さんを皆さんがカバーされるという、チームワークを感じさせる場面も。

 

・水木さん「何度も歌ってるのに……お恥ずかしい……」

・ショッカーさんも合流され、観客と共に「スーパーロボット魂」の合言葉で出演者の皆さんを呼び込みます。

・全員集合された所で、バンド、ホーン隊、コーラスの皆さんをショッカーさんがご紹介。

・この際、遠藤さんがバックメンバーそれぞれに対してぼそぼそとつぶやくのが恒例になっているのですが、

 今回は水木さんと、影山さんも低音でさりげなくぼそぼそとつぶやいていました。

 水木さん「オレ、低音では影ちゃんに負けねえもんよ」

 影山さん「ナハハハハ」 

 ショッカーさん「二人の会話を聴いてたいさおさんが鼻で笑ってましたよ」

 会場笑。

 それでは、とそこから高音でつぶやきだす水木さん。

・堀江さんもノリノリでメンバー紹介に参加。

・そしてMIQさんも低音で参加。

・カインズ斉藤さんは今日も"オスカル斉藤"。

・今回は若手チームに属しているのでガッツポーズの遠藤さん。

・堀江さん出演の「アキバレンジャー」はこの日以降地上波での放送なのでこれから視聴者が増える。

・いさおさんより背が高くて足が長い人、アンディさん。

 

37:マジンガーZ/水木一郎 & ALL CAST

 

ライブシリーズ「スーパーロボット魂」の最後を締めくくるのはやはりこの曲「マジンガーZ」。

率先して歌い、先駆けて歌詞を知らせて扇動する水木さん。肩を組んで歌う遠藤さんとショッカーさん等など。

会場全体の大合唱状態はラストにふさわしくとてもにぎやかでした。

 

38:三本締めZ

 

コーラス、バンド、Z旗の皆さんもステージ前方に集合。通常のライブでは出演者全員による万歳三唱で締める所ですが、

今回は年度初めのAJFであり、SRS初の二日間公演ということでおめでたい「三本締めZ」。

水木さんがマイクをしまわれ、生声で挨拶をしようとした所、いさおさんがご自身のマイクを差し出されたり。

 

拍手の中、ショッカーさんの紹介順にみなさんそれぞれが拍手で見送られ退場されていき、

ショッカーさんがお一人になった所で、恒例のご挨拶。

 

ショッカーさん「みんなぁああ、楽しんでくれたかァアアア!!?」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「また絶対会おうなぁああああああああ!!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお!!」

ショッカーさん「約束のっ!! ッスゥウーゥパァァアアア・ロォ・ボ・ッ・ト・ォッ!?」

観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」

ショッカーさん「…期間限定、"スペース"ショッカーO野でしたっ!!」

 

ショッカーさんが拍手で見送られ、二日間に及んだ

「スーパーロボット魂2013"春の陣" 2DAYS」は終演となりました。

 

主にスーパー系ロボットを中心にした二日目。

お馴染みの盛り上がり必至の楽曲、待ち望んでいた楽曲、まさか聞けるとは思わなかった楽曲などなど

スーパー系ならではの力強さをがっつりと堪能させていただきました。

そしてやはり特筆したいのはZ旗のホーン隊の皆さんの参加。

スーパー系に必要不可欠なブラスを生音で堪能できる日を心待ちにしておりました。

 

初の試みとなった「スーパーロボット魂」の二日間公演。

ロボットアニメ第一号の「鉄人28号」から最新作「革命機ヴァルヴレイヴ」まで

ロボットアニメの歴史を総ざらいしたかのようなラインナップは「スーパーロボット魂」だからこその内容。

近年のSRSは良く言えばお馴染みの曲が外せない状態、悪く言えばルーチン化していましたが、

二日間公演にした事に加え、これまで平均32、3曲だった曲数が、35曲以上にまでボリュームアップ。

楽曲数の幅も広がった事により、内容的にも曲数的にもSRSの底力を見せつけられた大満足の二日間になりました。

 

  

補足

 

・Z旗のみなさんは今年で結成10周年。おめでとうございます。

 

・AKASHIさんは彼女募集中。

 

・大阪公演の「鉄人28号」は「♪グリコ」のおまけ付きだったとか。うらやましい。

 

・いさおさん、2014年になにがしかを計画中だとか。

 

・ショッカーさん「『アキバレンジャー』見た人ー」

 観客ちらほらと挙手

 照れくさそうに「……見なくていいです」と堀江さん。

 ショッカーさん「よし、みんな見なくていいぞ! ……録画しましょう!!」

 

・遠藤さんのメンバー紹介つぶやき

 ケニートーさん「怖い。怖い」。

 Ozakiさんの「フレッシュ」。

 松尾さん「怖い。怖い」

 

・MIQさん「いつも男っぽい感じで歌ってるけど、今日は久々に女子な感じで歌えました」

 

・ブラス隊の参加やアンディさんとMIQさんのデュエット、

 AKINOさんのお一人でのステージと、エポック的出来事が多いSRSでした。

 

・ゲッター特集は初代ゲッターチーム、マジンガー特集は正統マジンガーに特化した作品という選曲。

 

・たいらさん「やっぱりスパロボはみんなで作るものだよね」

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