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JAM Project Premium LIVE 2013 THE MONSTER'S PARTY

13.2.24 横浜アリーナ

 

出演/JAM Project (影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 奥井雅美 福山芳樹) 

 

演奏/G.横関敦 G&Ag.TAKEO B.山本直哉 Key.寺田志保 Dr.青山英樹

 

アニメソングユニット・JAM Project。

影山さんと遠藤さんのオリジナルメンバーに加え、02年にきただにさんが、

そして、翌年に奥井さんと福山さんを迎えてから10年の節目を迎えた2013年。

大阪城ホールと横浜アリーナという、JAM Project単独のライブとしては最大のキャパシティで行われたのが、

プレミアムなライブ「JAM Project Premium LIVE 2013 THE MONSTER'S PARTY」。

今回は2月24日に行われた横浜アリーナでの公演のレポートです。

 

数多くの著名アーティストのライブやイベントが行われている横浜アリーナ。

当日は風が強く、冷え込んでいたものの、会場前には多くの観客が待機列を作っていました。

開場するとロビーには人があふれ、グッズ販売コーナーにも長蛇の列が。

 

座席配置は楕円形のホールの1/3をステージに使う横浜アリーナ言う所のBパターン。

ステージ上には、三面四段メッシュ状の大きなスクリーンがそびえ、その下にも同様のスクリーンが一列に設置され、

計20枚近くのスクリーンがありました。その前方、ステージ向かって左奥にドラム、そのまえにベースとギター、

階段を挟んで右奥にキーボードとギターがセッティングされていました。

そしてステージから客席に向かっては、数メートルの花道が設けられていました。

客席はセンター、アリーナ、スタンドと満員。

ホール内にはJAMの楽曲が流されていて、観客は時折それに合いの手を入れたりしつつ、今や遅しと開演を待っていました。

 

開演時間の頃合いになると、照明が落ち、観客の大歓声が。

 

00:Overture

 

三面スクリーンの両横に巨大なスピーカーが映し出され、地響きを立てる足音が近づくと、スピーカーに爪痕が。

一直線に飛んでいく五頭のドラゴンという、ライブのタイトル通り、モンスターを思わせる映像が流れていき、

やがてJAMの五人が映し出されると、またもや大歓声。

ドラマチックな音楽と共に映像が流れる中、バンドのみなさんがセッティングされると、

イントロと共にステージ中央の階段に五人の人影が。

 

01:THE MONSTERS

 

ライブ開始はシャウトからスタートした九枚目のベストアルバムのリードトラックであり、

ライブのタイトルの元である「THE MONSTERS」。

動画サイト「ニコニコ動画」内のアニメ「戦勇。」の特別版オープニングに使われてもいます。スクリーンにはエフェクトをかけた

メンバーの顔が映し出され、「METAL THUNDER! Breaking your way!」の部分では矢印をあしらった演出が。

 

02:Metamorphose

03:鋼のレジスタンス

-MC-

 

続く「Metamorphose」は、ゲーム「マブラヴ オルタネイティヴ」のXbox360版アバンオープニングテーマ。

所々の英単語部分では、多くの観客が手を挙げ、関東でのライブ初披露とは思えない息の合い方でした。

そして、遠藤さんのソロから始まるゲーム「第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇」のオープニング「鋼のレジスタンス」。

全編主役の曲ながら、出だしのソロやサビでミスをしてしまった遠藤さんを、

他のメンバーがフォローする様子に、JAMのチームワークを見ました。

 

影山さん「Hello! YOKAHAMA ARENA!! Well come THE MONSTER'S PARTY!!」

 

・メンバーのみなさんからご挨拶。

・「横浜アリーナぁ、かかってきなさぁいっ!!」と、恒例の挑発をかます伊達男・遠藤さん。

・きただにさんの「アドレナリンがっ!?」に応えられたのは7割。

・観客席をブロックごとに煽り、会場の広さを確かめる奥井さん。

・このライブの前年にクモ膜下出血を患い、見事に復帰された福山さんには万雷の拍手が。

 「最もMONSTERなメンバー」と紹介する影山さん。

 

影山さん「じゃあ、次の曲は懐かしいスパロボの曲。『RISING FORCE』!!」

 

04:RISING FORCE

05:覇王の剣

-MC-

 

アニメ「スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ」の二代目オープニングでスーパー・スピリット・インスパイア・テーマソング。

久々の披露ですが、見せ場を一手に負う奥井さんは、最後のソロでその魅力を存分に発揮。続いては漫画「覇-LORD-」を元にしたパチンコ、

「CRフィーバー覇-LORD-2」のテーマ。そこかしこの印象的なスキャットで、影山さんはとても嬉しそうに観客を先導されていました。

スクリーンには中華風の廟や人影が映り、作品の舞台である三国志的な雰囲気を演出していました。

 

・遠藤さんがメインでトーク。

・遠藤さんの後ろで、とても楽しそうに「DRAGON BALL」のフュージョンをする影山さんときただにさん。

 

06:冒険王 ~Across the Legendary kingdom~(1.5C)

~LIMIT BREAK(1C)

~ハリケーンLOVE(1.5C)

-MC-

 

オンラインゲーム「ラグナロクオンライン」の大会「Ragnarok World Championship」2009年大会のイメージソング。

しなやかな福山さんのソロと、文字通り冒険心を掻き立てる勇壮な曲調が魅力的。1番が終わるとラストのサビになり、

奥井さんのソロから「カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編」のオープニング「LIMIT BREAK」へ。

ワンコーラスと短いながらもライブオリジナルの「愛し合うだけ」の出だしから、

六枚目のベストアルバム「Get over the Border」よりオリジナル曲「ハリケーンLOVE」。

歌中の「ハリケェエエエエンナァ」の場所では、肘から先をグルグル回す振り付けで。

スクリーンには歌詞にあるように、虎や鷲、ライオンなどの獣が映し出される場面も。

 

・今度はきただにさんがメインでMC。

 

07:ヒカリへのカウントダウン

 

玩具やフィギュアの製造・販売会社「グッドスマイルカンパニー」の10周年記念ソング。疾走感のある曲で、歌詞が詰まったサビを

ライブで歌いきれるのはJAMだからこそ。途中、影山さんが水を口に含んで空中に噴霧させるという珍しい一幕が。

 

08:GARO -MAKAI SENKI- with JAM project/SE

09:我が名は牙狼

 

JAMのみなさんがいったん退場。特撮「GARO -MAKAI SENKI- 」が流れはじめると、スクリーンに黄金騎士 牙狼の姿が。

銀牙騎士 絶狼、白夜騎士 打無も登場し、三人の魔戒騎士が疾駆して戦う様子に観客大喝采。暗い中に再びJAMのみなさんが登場し、

唸るギターから、ここでも魔戒騎士の雄姿をバックに「我が名は牙狼」へ。映像と共に「牙狼〈GARO〉~MAKAISENKI~」の、

二つのオープニングが立て続けに披露されるのも、JAMのライブならでは。

 

10:Wings of the legend

 

ゲーム「第2次スーパーロボット大戦OG」より。イントロの英文が羊皮紙の様な物に書かれていき、

それを携えたJAMのみなさんを思わせる五人の西洋人の少年少女が旅をする映像がスクリーンに流されました。

花道の先で全員が向かい合う様が印象的。変化の激しい曲を勇ましく歌われました。

 

 

●衣装チェンジ生中継

 

舞台裏を慌ただしく移動するJAMのみなさんの様子が、生中継という"てい"でスクリーンに映し出されました。

福山さん、遠藤さん、きただにさん、奥井さん、影山さんの順番で、楽屋裏のみなさんの様子が

衝撃的な映像を交える事で面白おかしく演出されていました。

 

 

映像が終わると、スクリーンには大きく「THE MONSTERS」の文字が映し出され、

バンドセットが乗った台が舞台上にスライドされて来ました。

 

その上にはThe Beatlesの名盤「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」のジャケットを思わせる、

カラフルな軍服の衣装を着て、ロックンロールを奏でるJAMのみなさんに似ている方々の姿。

 

奥井さん「こんばんはー。We are THE MONSTERS!!」

 

・緑の衣装を着た影山さん(に似ている方)は、LAZYのニックネームをもじりMONSTER Michael(マイコー)。

 前年に開催された影山さんのライブツアー「KAGE☆STAR Project LIVE! ~ROCK JAPAN~」でお披露目されたエレキギター"Kage☆Star"を持っていました。

・青い衣装の遠藤さん(のような方)は、めずらしくベース担当。再結成間もないLAZYに、

"六人目のLAZY"としてコーラス参加されていた際、

 半ば冗談で名乗っていたニックネーム"ミルキー"を元に、MONSTER Milky。

・ドラムをリンゴ・スターを思わせる楽しげな仕草で叩く福山さん(を思わせる方)は赤い衣装。

 MONSTER Bomberの名前は歌を担当された「マクロス7」のFIRE BOMBERから。

・口調がカタコトなきただにさん(にそっくりな方)は黄色の衣装、二枚重ねのタイツでキーボード。

 「Pocky……に憧れている」という事でMONSTER Pretz。

・そしてリーダーはピンクの衣装の奥井さん(めいた方)。MONSTER Jewelの名前は遠藤さんへの提供曲からでしょうか?

・THE MONSTERSのみなさんがそれぞれ紹介される度に、スクリーンには名前と写真が映し出されていました。 

 

11:晴レルヤ!/THE MONSTERS

-MC-

12:Glorious Days ~10th anniversary of Ragnarok~/THE MONSTERS

-MC-

 

七年にもわたって放送されたアニメ「ケロロ軍曹」の二十一代目エンディング。会場全体でClap your hands!

舞台袖にいるスタッフの皆さんも笑顔で手拍子をされていたのが、とても素敵な光景でした。

続いては曲名通り、オンラインゲーム「ラグナロクオンライン」の10周年記念ソング。どことなく現在のJAMに歌詞が重なります。

こちらも「晴レルヤ!」同様に楽しげな曲。MONSTER Jewelさんの先導で「Ragnarok On! (Ragnarok On!)」の追っかけは会場が一体に。

 

・「青春ラジメニア」の"岩ちゃん"岩崎和夫さんにはJAMより好評なTHE MONSTERS。

・ここでMONSTER PretzさんとMONSTER Jewelさんがポジションチェンジ。

・そしてMONSTER Milkyさんによる突然の解散宣言。動揺する観客。

・古今東西の解散や引退の名言を用いながら、感極まったのか声を詰まらせるMONSTER Milkyさん。

・メンバー間の収入格差、音楽性の不一致、メンバーの不仲と、解散理由は多々あるものの、

 MONSTER Milkyさん「一番の理由は……体力の限界っ…!」

 MONSTER Bomberさん「千代の富士かよ!」

 MONSTER Pretzさん「秋元貢や! 秋元貢!!」

 MONSTER Michaelさん「古っ!」

 MONSTER Milkyさん「もう…輝けないんですっ!! 明日から普通のおじさん、おばさんに戻って……地味に暮らしていきます」

 

13:夢スケッチ/THE MONSTERS

-MC-

 

THE MONSTERS最後のステージは、当時放送中のアニメ「バクマン。」のエンディングで、

一月前に発売されたJAM Projectの楽曲のカバー。「バクマン。」の世界をJAM Project流に描いた曲を、

しっとりと歌い、奏でられていました。

 

観客の声に惜しまれつつ、THE MONSTERSのみなさんを乗せた台は舞台袖へ撤収されていきます。

その間、ドラムを叩いては止め、叩いては止めを繰り返していたMONSTER Bomberさん。

 

再びステージには誰もいなくなり、照明が落とされると、スクリーンに「夢スケッチ」の文字が。

 

●夢スケッチ

 

JAMのメンバーが、一人ずつ、自らの「夢」を書いた本を読み上げていくという趣向の映像コーナー。

本を音読する姿と、語られる「夢」をイメージした合成写真が交錯するという内容で、

影山さん、きただにさん、奥井さん、福山さん、遠藤さんと、それぞれがそれぞれらしい「夢」を語られていました。

しかしながら、全編にわたり、観客の多くから、嘲笑ともとれる笑い声が起こっていたのがとても残念でした。

 

14:キミオモフ ~たった一人の君へ~

15:願い

16:Cry for the Earth

17:MAXIMIZER

-MC-

 

映像が終わって奏でられたのは、「夢スケッチ」のカップリングで、きただにさん作の「バクマン。」をイメージした「キミオモフ」。

しっかりと作品の世界を捉えた曲で、まっすぐな皆さんの歌声を堪能すると、

今度は奥井さん作の「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」のエンディングである「願い」。

他の曲と一線を画す神秘的な雰囲気は、会場を独特の雰囲気に包み込みました。

その雰囲気一変。鍵盤の音色が奏でたのは、三枚目のベストアルバム「JAM-ISM」より、オリジナル曲「Cry for the Earth」。

ライブでの披露は久々という事もあってか、多用されるエフェクトに演出されたハードでシリアスな曲にメッセージの強さを感じました。

そしてまた雰囲気一変。オリジナルアルバム「MAXIMIZER ~Decade of Evolution~」からリードチューン「MAXIMIZER」。

退廃からのアッパーウィルを思わせる構成で、間奏ではバンドのみなさんの紹介がされました。

一筋縄ではいかない、それぞれ表情の違う曲を連続して披露されるJAMのみなさんのタフさを、身をもって体感しました。

 

影山さん「最後は激しい曲が続くぜぇええ!!」

観客「おぉおおお!!」

影山さん「その前にもう一曲バラードを。オレ達の一番伝えたいメッセージを込めた歌です! 『Believe』」

 

18:Believe ~永遠のLink~

 

アニメ「戦勇。」のエンディング。シンプルな演奏という事もあり、みなさんの歌声をたっぷりと堪能できます。

JAMのみなさんはメインで歌うのはもちろん、コーラスでも魅せ、派手なだけでは無い魅力を発揮されていました。

 

19:GONG

20:SOULTAKER

 

ライブ終盤の定番曲「GONG」は、ゲーム「第3次スーパーロボット大戦α-終焉の銀河へ-」のオープニング。スクリーンには歌詞と共に、

客席で合唱する観客たちの姿が映し出され、JAMのみなさんはアリーナ席前の通路を思い思いに走り回って、さらに盛り上げられました。

そしてステージの中央に集まり、奥井さんのソロで「The Soultaker ~魂狩~」のオープニングへ。横浜アリーナの地で、

JAM黎明期の志そのままの歌詞を聞くと、結成以来応援し続ける者にとっては感慨深いものがありました。

オリジナルでの水木一郎さんパートはきただにさん、松本梨香さんパートは奥井さん、

さかもとえいぞうさんパートは福山さんが担当されました。

 

21:レスキューファイアー(1C)

~爆鎮完了! レスキューファイアー(1C)

~レスキューファイアー(ラストサビ)

 

本編ラストは「レスキューファイアー」。ステージのそこかしこで火柱が立つという、文字通り熱気ある演出で一番が終わると、

そのまま曲は「爆鎮完了! レスキューファイアー」に移り、一番が終わると「もっと強く もっと早く さぁ」のコーラスと共に、

再び「レスキューファイアー」に。「トミカヒーロー レスキューファイアー」オープニングメドレーという趣向に観客は大いに盛り上がり、

最後は遠藤さんの「爆鎮完了!」で、ライブは一旦終了。

 

-アンコール-

 

JAMのみなさんとバンドのみなさんが退場すると、会場のそこかしこからアンコールを意味する「Motto Motto」のコールが。

照明の落ちた広い会場に、色とりどりのサイリウムが光っている様子は、この時間しか見る事が出来ない独特の光景でした。

 

22:POWER

 

イントロで総毛立ちました。ゲーム「スーパーロボット大戦α外伝」のエンディング。パート分けは「SOULTAKER」と同様。

草創期のライブではラストに歌われていた、JAM Projectの精神の象徴である曲を、文字通り「力」に満ちた声で歌われました。

 

-アンコール2-

 

ステージ上のみなさんが退場し、再び暗くなった客席では、タオルを掲げる客あり、

ライブグッズのTHE MONSTER'S PARTY FLAGを振る客あり、

自らが先導して扇動している気分になる客あり、それぞれが思い思いに「Motto Motto」のコールを送ります。

 

23:VICTORY

 

ゲーム「スーパーロボット大戦MX」オープニング。スクリーンにはJAM Projectや

アルバム「JAM Project BEST COLLECTION IX THE MONSTERS」、このライブ「THE MONSTER'S PARTY」のエンブレムが飛び交い、

やがて旗がはためく映像が映され、観客はVサインを高く掲げます。

イントロが加速すると、スクリーンに映し出されたエンブレムが記された大きな旗を持ったJAMのみなさんが、会場のいたる所から登場。

それぞれが旗を振りながらアリーナ席前の通路を走り回られ、観客大興奮。

やがてみなさんがステージ中央に集まられると、旗はスタッフのみなさんがステージ左右で掲げ続けられていました。

 

24:SKILL

 

そしてライブの最後はゲーム「第2次スーパーロボット大戦α」オープニング「SKILL」。二番が終わるときただにさんの扇動で、

ライブ名物である「I can fly!(Hey) You can fly!(Hey) We can fly!(Hey) ""Motto Motto""」のコールアンドレスポンス。

今回は横浜の建造物、横浜ベイブリッジを型どり、筆記体の"l"、リットルを書くように「べ~いぶりっじっ!!」からの、

「I can fly!(Hey) You can fly!(Hey) We can fly!(Hey) ""Motto Motto""」。

そして影山さんの音頭でもう一度コールアンドレスポンスをし、最後のサビで今一度盛り上がり、

ステージ中央の階段からの福山さんのジャンプで、演目は全て終了となりました。

 

 

閉演BGM:Glorious Days ~10th anniversary of Ragnarok~

 

 

バンドのみなさんもステージ前方へ集合。影山さんの促しで、ハードな演奏を続けたバンドメンバー、

当日0時から時間の限られた中で会場設営をしたライブスタッフ、JAMを支え続けたLantisへ観客から声援が送られ、

そしてファンへの感謝の言葉を述べられました。

最後にJAMとバンドのみなさんが一列に並び、快気した福山さんが音頭をとって万歳三唱。

バンドメンバーが退場するのを見送ったメンバーは、ステージの左右、中央の花道と

名残惜しそうに手を振りながらゆっくりと歩かれた後、退場して行かれました。

 

会場内が明るくなる中、最後は有志による三本締めがあり

「JAM Project Premium LIVE 2013 THE MONSTER'S PARTY」は終演となりました。

 

JAM Project史上最大規模の会場でのライブとなった「THE MONSTER'S PARTY」。

人気曲や最新シングルやアルバムからの曲はもちろん、凝縮されたメドレーや、数年ぶりの披露となる曲、

そしてJAMの礎となった曲と、バラエティに富んだ内容で、THE MONSTERSというそれまでに無かったアプローチもあり、

いわゆる"レコ発ライブ"にとどまらない、とてもプレミアムなライブでした。

 

補足

 

・当日スクリーンに映された映像は、横浜赤レンガ倉庫や東京駅のイベントなどで使用された映像技術、

 プロジェクションマッピングが使用されていました。

 影山さん「ライブは赤字ですっ!!」

 

・当日は音楽専門チャンネル「100%ヒッツ!スペースシャワーTV プラス」において、

 ライブの生中継を交えた特別番組が放送されていました。

 

・上記の番組や、BD及びDVDが発売される事もあり、今回のレポートは簡素なものになっております。ご了承ください。

 

・まるでJAMの手広さを打ち出したかのような、要所を点で抑えた曲目。

 聞かせる系の曲が中盤以降に集中し、演出が派手な分、

 かえって力強さよりも楽曲のメッセージ性を強調した印象でした。

 

・「覇王の剣」で映し出された人影が、中国の武将ではなく、明らかに日本の侍ばかりで、時折忍者まで。おしいと思いました。

 

・それぞれが一言ずつコメントをされていく際、「いない所で言ってもしょうがないんで、今言います」と、

 JAMのメンバー一人一人へ、感謝の言葉を述べられていく遠藤さん。その後に続くみなさんの口からも自然と感謝の言葉が。

 その内容はライブだからこそ伝わるものだと思うので、割愛させていただきます

 

・良い話をしていると煙が出る仕掛け。

 

・「VICTORY」でみなさんが持たれていた旗は、THE MONSTERSの衣装と同じ色。そしてみなさんがTHE MONSTER'S PARTY Tシャツ姿。

 

・諸々の関係か、「SKILL」でのコールアンドレスポンスがかつてない短さ。

 

・「SKILL」の間奏では「Come on! Fukyama!」と花道に飛び出し、福山さんとジャンプ合戦をする影山さん。

 

・福山さんがご回復され、喜ばしい限りです。

 

・「アニメ専用の歌」を作り、歌う為に作られたユニットであるJAM Projectのオリジナル曲が、

 後付けでアニメの主題歌になってしまうのは、本末転倒ではないでしょうか。

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