top of page

水木一郎・堀江美都子 ふたりのアニソン#10 プレミアム・コンサート

12.10.27 東京 第一生命ホール

 

出演/水木一郎 堀江美都子 

 

演奏/Key&Co.貴日ワタリ B&Co.村上聖 Dr.板垣正美 G.鍋嶋圭一 カラオケ

   門脇大輔グループ(Vio.門脇大輔 Vio.高橋和葉 Viola.三木章子 cel.古川淑恵)

   

 

「ふたりのアニソン」。

2003年より続いている、水木一郎さんと堀江美都子さん、アニメソング界を代表するお二人によるコンサートです。

 

お二人の持ち歌を合わせて2000曲を越える中から、

代表曲や最新曲はもちろん、ここでしか聞く事が出来ない貴重な楽曲が歌われるだけではなく、

長年共にアニメソング界を支え続けているお二人ならではの飾らないトークを、

ゆったりとしたホールで堪能できる「ふたアニ」は、独特の雰囲気でたいへん魅力的なイベントです。

 

今回は初演から数えてメモリアルな10回目の催しという事で、

「プレミアム・コンサート」と題されて開催されました。

 

例年、東京都新橋にあるヤクルトホールが会場でしたが、

今回は「プレミアム・コンサート」という事で、東京都中央区にある「東京 第一生命ホール」で開催。

場内は落ち着いた雰囲気で、ステージと客席との距離も近く、

ステージ上にはバンドの他に、弦楽器のカルテットが座る用の椅子などがセッティングされていました。

 

開演が近付くブザーが鳴り、しばらくすると場内が暗くなり、

いよいよ「水木一郎・堀江美都子 ふたりのアニソン#10 プレミアム・コンサート」の開演時間になりました。

ですがステージ上は依然暗いまま。

と……。

 

堀江さん「いやいやいや、アニキぃ。 凄いお客さんですよ!」

水木さん「ホントですね~」

 

舞台に向かって左側の中央出入り口にスポットライトが当たり、そこには堀江さんと水木さんのお姿が。

和気あいあいとトークをされながらステージに向かわれるお二人。

 

・水木さん「今日はトークする事無くお送りします!」

 観客「えー!」

 

ステージ上にはバンドのみなさんはもちろん、ストリングスのみなさんもセッティング。

 

水木さん「『ふたりのアニソン#10』!!」

堀江さん「はじまります!!」

 

01:君が創る詩/水木一郎 堀江美都子

-MC-

 

「ふたりのアニソン♯10」は「♯5」までオープニングを飾っていたオリジナルソングで幕開けです。

フルサイズで歌われるのはおそらく初めて。スタートからお二人のハーモニーの深みを堪能しました。

 

・堀江さん「みなさん、ようこそいらっしゃいました」

 水木さん「この第一生命ホールにおこっ…いらっしゃってくださって噛んじゃいましたね」

 観客笑。

 堀江さん「ヤクルトホールと間違えちゃった方はいないでしょうね?」

・自己紹介は年齢順。

・ちゃんと四万十川。

・「ふたアニ」はコーラスがいないのでお互いにコーラスを。

 

02:バビル2世/水木一郎 堀江美都子

-MC-

 

代表曲コーナーの一曲目は「バビル2世」のオープニングから。原曲のコロムビアゆりかご会のコーラスを

堀江さんが担当されるのは「ふたアニ」ならでは。水木さんの促しで堀江さんが最後の「三つのしもべ」のアクションをされる場面も。

 

・水木さん「どんな振り付けをするんだよぉ!! 笑っちゃって歌えねぇじゃん」

 堀江さん「だってアニキがやれっていう眼をするからぁ~」

 水木さん「ほんとにやるとは思わなかったんだよなぁ」

03:花の子ルンルン/堀江美都子 水木一郎

-MC-

 

続いては「花の子ルンルン」のオープニング。可憐に歌われる堀江さんと、その堀江さんの振付を真似てみたり、

音を確認しながら真剣な表情で「♪ルンルン」のコーラスをされる姿に、水木さんのお人柄が伺えました。

 

・堀江さん「アニキ、眉間にシワをよせてちゃ可愛くない~」

 水木さん「だってよぉ難しいんだもん」

 堀江さん「可愛い顔でやったらきっと上手くできますよ」

 水木さん「(可愛い顔で)♪ルルルン ルンルン ルルルン ルンルン、あ出来た」

 

04:マジンガーZ/水木一郎 堀江美都子

-MC-

 

この年、40周年を迎えた「マジンガー」シリーズのはじまりを飾り、水木さんの代名詞でもある「マジンガーZ」のオープニング。

数多の場面で歌ってきた相棒とも呼べる歌を歌われる水木さんのお姿は、文句なく"カッコいい"100%でした。

 

・観客「アニキカッコいいー!!」

 水木さん「カッコいいですか? ありがとうございます。この歌はアニメソングの中でも短い歌なんですよ。1分47秒しかない。

      だからボクのカッコいいのも1分47秒しかもたないんですよー」

 観客笑。

・水木さん「ではミッチとの寝れ染めを」

 堀江さん「慣れ染めなんてやだなー」

・水木さん「最近、忘れっぽくなっちゃいましてね」

 堀江さん「いいんですよ。大事な事と美しい事だけ覚えておけば」

 

05:キャンディ キャンディ/堀江美都子

-MC-

 

多くの女性の応援歌として愛されている「キャンディ キャンディ」のオープニング。最近のステージでは3番は観客と一緒に、

再び1番を歌われる事が多いのですが、今回はオリジナル通り3番を披露。当日の堀江さんの衣装は"みどりのドレス"。

 

・水木さん「やっぱりミッチの『キャンディ』はいいよね。何百回、何千回聞いてもその日その日で感動するもんなぁ」

・香港での鳴り止まない拍手のお話。

・ダイエットのお話。

・「ふたアニ」は台本が無しのフリー。

・毎回、お二人がソファーに座って和やかに進行する「ソファーコーナー」があるのですが、

 今回は会場が異なるという事で、それぞれ椅子に座られて「ソファーコーナー」。

・椅子に座ろうとするもドレスの生地が滑って座れない堀江さん。

 

・今回のソファーコーナーは過去9回を振り返る選曲でお届け。

・まずはお互いへの「リクエストコーナー」

 

06:君がいるから/堀江美都子 水木一郎

-MC-

 

水木さんがリクエストしたのは映画「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」より、作中でも印象的に流れるエンディングテーマ。

堀江さんの澄んだ歌声の魅力が際立っていました。水木さんと貴日さん、村上さんという特別な布陣のコーラスは今回ならでは。

 

・「堀江美都子デビュー40周年記念コンサート 歌は心にこだまする」での堀江さんファミリー共演のお話。

・水木さんが声優として主演され、主題歌も担当された映画「明日の希望-悲しみよありがとう・高江常男物語-」のお話。

・ここで椅子が滑りにくいモノにチェンジ。

07:北の狼 南の虎/水木一郎

-MC-

 

ナベさんの泣きのギターが冴えわたる、映画にもなった「野球狂の詩」のエピソード「北の狼 南の虎」のオープニング。

哀愁をはらんだ曲を歌われる時の水木さんは、他の追随を許さない表現力で、生で体感すると絶品。

 

・堀江さん「あたし客席に行って見たかったー」

・続いては「レア曲コーナー」。

・堀江さんの歌は水木さんからのリクエストで「ミッチが唯一客席に背中を向けて歌った曲」

 

08:ホネはどこだ (2C)/堀江美都子

-MC-

 

「ムスティ」より、いぬくんの歌。堀江さんはコミカルでとぼけた感じのいぬくんの声で歌われ、

間奏では「Dr.スランプ アラレちゃん」のオボッチャマン、

「愛少女ポリアンナ物語」のポリアンナの声を披露されるなど、声優としての一面を披露されました。

 

・堀江さん「普段よりこっちの方が可愛いのかな?」

 水木さん「やっぱりしんちゃんにちょっと似てますね」

 堀江さん「(いぬくんの声で)それは言っちゃいけないんだよぉ。あくまでいぬくん」 

・水木さん「ミッチには絶対負けるから、オレは飛び道具を持ってきた」

 一旦退場された水木さん。戻ってこられた時には風になびく真っ赤なマフラー、「アニキマフラー」を付けてご登場。

 堀江さんにも「アニキマフラー(二代目)」を付けられました。

 堀江さん「結構重い…」

 

09:レッドマフラー隊の歌/水木一郎

-MC-

 

衛星兵器XVIIも話題になった「大鉄人17」に登場するレッドマフラー隊の歌。一般的に"赤いマフラー"がトレードマークの水木さんが、

この歌を歌っていたのは奇縁。緊迫感のある水木さんの歌声に、サビでは観客の合唱が合わさり、歌の持つ使命感が強まりました。

 

・水木さんはマフラーを外す姿を見せない。

・続いては「持ち歌とりかえっこバトル」。

 水木さん「私はね、大好きな曲なんですよ『グローイング・アップ』」

 観客「ぉぉおおおおおおおおお」 

 堀江さん「これはやだなぁー。水木さん以外にはあげないよ。

     わたしはね迷ったんですよ。『ロボコン』をもう一回ってのもいいけど。アレにしました『グランプリの鷹』」

 観客「ぉぉおおおおおおおおおぉおおおお」 

 水木さん「いいですね。もう歌う前から敗北宣言ですよ」

 

10:グローイング・アップ/水木一郎

-MC-

 

堀江さんが主役のジュディ・アボットの声を務められた「私のあしながおじさん」のオープニング。

派手で勢いのある印象の水木さんですが、こういったやさしくなめらかな曲での表現力こそ真骨頂。とても素晴らしかったです。

 

・自分に合うキーそれぞれ。

・堀江さん「あたし歌ったら倒れるかも……失敗したなぁ」

 水木さん「キー下げたんでしょ?」

 堀江さん「ギリギリの所で歌うのが良かったのかもしれない…失敗したなぁ」

 

11:グランプリの鷹(2C)/堀江美都子

-MC-

 

カーレースアニメ「アローエンブレム グランプリの鷹」のオープニング。レースさながらに徐々に速度を上げていき、

ラストの突き抜ける様な「♪たーかーだー」の高音を歌いきられた堀江さんに、観客から拍手と歓声が贈られました。

 

・堀江さん「この曲は凄いですね。歌ってるとファイトが燃えますよ! いってまえー!!ってなるもん。

     やぁーすごいね、アニキは毎回これ歌ってんだもんね。いつもリハーサルとかでも手を抜かないもんね」

 水木さん「そうだね。いつも真剣にやるようにしてるよ。先輩がそうだから。オレより…少し脚の長い人が」

 堀江さん「いさおさんは手を抜かないね」

・ここで「ソファーコーナー」が終了し、再び門脇大輔グループのみなさんも合流しての

 「10周年スペシャルストリングス名曲コーナー」。

・水木さん「じゃあ、ミッチ、あとはよろしく」

 堀江さん「『鷹』のすぐ後でこれかよっ。いやあたいへんだなぁ」 

 

12:ペペロの冒険/堀江美都子

-MC-

 

「アンデス少年ペペロの冒険」のオープニングを、

アルバム「40th Anniversary ~ミッチの独言倶楽部2009~」でセルフカバーされたバージョン。

ストリングスのみの演奏は、原曲とは一味違う異国情緒を醸し出し、堀江さんの情感豊かな歌声を際立たせていました。

 

堀江さん「次の曲は、原曲とはちょっと雰囲気が違って、"大人になったやっこちゃん"っていう感じです『恋は突然』」

 

13:恋は突然/堀江美都子

-MC-

 

こちらはアルバム「40th Anniversary Encore」でセルフカバーされた「愛してナイト」のオープニング。堀江さんご自身が

"やっこちゃん"三田村八重子の声で主演を務められていただけに、演奏と相まって少女から大人に成長したしとやかさが感じられました。

 

・水木さんも合流。

・堀江さん「門脇大輔グループのみなさんと全国ツアーに行きたい」

 水木さん「10年続けるもんですね。ディナーショーとかもやりたいですね」

・堀江さんが退場され、水木さんお一人に。

 水木さん「私もとっておきの曲を選んできました。イメージアルバムの曲なんですけど、賞もいただきましたね。

    『ロマンティック・アゲイン』」 

 

14:ロマンティック・アゲイン ~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra Version~/水木一郎

-MC-

 

漫画「エロイカより愛をこめて」のイメージソングをアルバム「WAY~グランド・アニキ・スタイル~」でセルフカバーしたバージョン。

アレンジ版であったピアノは無かったものの、村上さんのベースが加わってストリングスの幅が広がり、

水木さんの歌声を引き立てられました。

水木さん「おかげさまで毎年いい曲にめぐり合います。今回は新曲の中から『東北合神ミライガー』のカップリングを選びました。

     東北六県の子供たちの未来に希望を与えられるような歌を作りました」

 

15:いつも未来が/水木一郎

-MC-

 

バンドのみなさんも全員合流され、シングル「東北合神ミライガー」のカップリング曲。

日本のヒーローに焦がれ、憧れた少年達の気持ちを表したかのような歌詞を、

力強く歌われる水木さんのお姿は凛々しく雄々しいものでした。

 

堀江さんが合流され、入れ替わりに門脇大輔グループのみなさんがご退場。

 

堀江さん「さあアニキ、バラードの余韻もどっかいけーってくらいに一気に行きますよ!」

水木さん「あいよ!」

堀江さん「初の試みです。『スペシャルメドレー』だゼェエエエッ!!」

 

16:紅三四郎(1C)/堀江美都子

~原始少年リュウが行く(1C)/水木一郎

~魔法のマコちゃん(1C)/堀江美都子

~アストロガンガー(1C)/水木一郎

~けろっこデメタン(1C)/堀江美都子

~コン・バトラーVのテーマ(1C)/水木一郎

~ボルテスVの歌(1C)/堀江美都子

~キャプテンハーロック/水木一郎

-MC-

 

堀江さんと水木さんの代表曲を連ねたメドレー。お二人のデビュー曲から始まり、

渋い主題歌やシリーズものを並べたりと、ファンに嬉しい選曲。

お二人が入れ替わり立ち替わりで歌われるというお姿も新鮮。

代表曲だけでアルバムもライブも出来てしまうお二人だけに、

こういったメドレーで多くの曲を聴く事ができると、とても得した気分でした。

 

・緩急様々な曲のメドレーを見事に演奏しきるバンドの凄さ。

・ここからはお二人のソロのステージによる「名曲コーナー」。

 

17:かぐや姫先生のうた/堀江美都子

-MC-

 

このコンサートの前年に放送開始40周年を迎えた「好き! すき!! 魔女先生」のオープニング。

ゆったりとしたテンポと、堀江さんの丁寧な歌声が心地良く会場全体に沁み渡っていきました。

 

・今までの「ふたアニ」。これからの「ふたアニ」。

・堀江さん「次に歌う歌は今年の三月に公開された映画『ドラえもん』の挿入歌です。

     今、私が歌いたい事、伝えたい事が全部詰まっている曲です。『きみのヒカリ』」

 

18:きみのヒカリ/堀江美都子

19:ルパン三世愛のテーマ/水木一郎

-MC-

 

小学館創業90周年記念作である映画「ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~」の挿入歌。

堀江さんだからこそ歌える歌が、ドラえもん生誕まで100年というこの年に聞く事ができて感無量。

一転「ルパン三世(新)」のエンディングでは、艶めいた水木さんの歌声で大人な雰囲気に。

 

・水木さん「本当は『ゴーバスターズ』のタテガミライオーの歌や『明日の希望』の主題歌も歌いたかったんだけど、

     今回は『東北合神ミライガー』を歌いたいと思います。東北六県を取り上げた歌詞が出てくるので注目してみてください」

 

20:東北合神ミライガー/水木一郎

-MC-

 

東北大震災を受け、被災地の子供達の未来にエールを送る為に誕生したローカルヒーロー「東北合神ミライガー」のテーマソング。

王道を行く渡辺宙明先生の曲に乗った思いの詰まった力強い歌声に、水木さんの気迫を感じました。

 

・衣装チェンジした堀江さん。「まだ一曲しか一緒に歌ってませんよ」

・違うティアラです。

・バイオレットかパープルか。

・堀江さん「アニキの衣装は結構凝ってるんですよ。でも男の人はどうしても黒とかが多くなっちゃうから、違いがわかりづらいんですよね。

     以前事務所に伺った時も、黒と赤い衣装がズラーっと」

 水木さん「そうなんだよ。赤いジャケットだけでも7、8着は持ってるけど、どれも違うんだよ」

21:斗え忍者キャプター(2C)/水木一郎 堀江美都子

-MC-

 

水木さんと堀江さんのデュエット曲が多い「忍者キャプター」より、オープニング。

勇ましくも洗練されたかけ声が魅力で、お二人の息の合った掛け合いが存分に堪能できました。

 

堀江さん「ラストです!」

水木さん「えー!」

観客「えー!」

堀江さん「とばしてくよー! 破邪大星! ダンガイオー!!」

水木さん&堀江さん「CROSS FIGHT!」

 

22:CROSS FIGHT!/水木一郎 堀江美都子

 

本編ラストは「破邪大星ダンガイオー」のオープニング。凛とした歌声を響かせる堀江さん。投げ込みの「CROSS FIGHT!」を観客に促したり、

盛り上げていたものの、最後のサビの出だしをトチってしまい、苦笑する水木さん。こんな光景も「ふたアニ」ならでは。

 

-アンコール-

 

水木さんと堀江さんが退場され、バンドのみなさんも拍手の中退場されました。

拍手は手拍子に代わり、会場全体に広がっていきました。

 

ほどなくしてステージ上に堀江さんと水木さんがご登場。

お二人がアカペラで歌いだされたのは…。

 

24:Dear Friend (1.5C)/堀江美都子 水木一郎

-MC-

 

堀江さんと水木さんが作詞されたオリジナルソングで、毎回「ふたアニ」の最後に歌われていた「Dear Friend」。

ゆっくりとしたお二人の歌声だけが会場にこだまする空間は、これまでに無い特別なものに感じました。途中から観客の合唱と手拍子が。

 

・バンドのみなさんをご紹介。

 水木さん「ギターはいつも今の『Dear Friend』を造ってくれた松尾(洋一)君なんですが、

            今日は来れないんでナベちゃんです。また来てくれる?」

 鍋島さん「ぜひ」

・バンド名は無し。

・堀江さん「大丈夫ですか? なにか言っておきたい事ないですか?」

 水木さん「……あったと思いますが全て忘れました!」

 堀江さん「なんか焦ってない?」

 水木さん「焦ってないんです! サインがくるんです! 早くしろってサインがくるんです!」

・来年は新橋で。

・客席には渡辺宙明先生のお姿が。

 

25:たたかえ! ガ・キーン/水木一郎 堀江美都子

 

10回目の「ふたりのアニソン」のラストは「マグネロボ ガ・キーン」のオープニングで、お二人がデュエットされた初めての宙明節。

珍しくフルコーラスでの披露。確かなコンビネーションで楽しそうな表情で歌われるお二人のお姿は、客席にいても楽しい気分になります。

水木さんと堀江さんが手を取り合って曲を締めた後も演奏は続き、お二人は客席に一礼され、手を取り合って退場されました。

バンドのみなさんの演奏に観客の手拍子が乗り、曲を奏で終えると拍手に。

フィナーレにふさわしいムードの中、バンドのみなさんも退場されていき、「ふたりのアニソン#10 プレミアム・コンサート」は終演となりました。

 

閉演BGM:Dear Friend (Ending Version)/BGM

 

10回目の「ふたりのアニソン」も「Dear Friend (Ending Version)」に送られ、観客は帰路につきます。

 

和やかな雰囲気と暖かい空気に包まれた「ふたりのアニソン#10」。

今回はストリングスが加わって荘厳になっただけではなく、

メドレーで多くの曲が披露され、10回目の節目にふさわしいラグジュアリーな内容でした。

 

"まんがのうた"の時代から"アニメソング"の今に至るまで、

苦楽を共にされてきた水木さんと堀江さんによる"純粋アニソン"のステージは、

お二人だからこそ作る事ができる、かけがえのない唯一無二の空間であると、改めて感じました。

補足

 

・来場者に配布されたパンフレットはフルカラーでお二人の対談はもちろん、

 「ふたアニ」10年間の演目やあゆみがまるわかりの豪華内容でございました。

 

・「ふたアニ」ではお馴染みのハワイのゴルフ場のお話。

 水木さん「おかげでオレの白いズボンがよごれっちゃってよぉ」

 堀江さん「普段白いズボンをはく人って少ないですよね。あと一人くらいしか知らない」

 水木さん「そうそう。オレよりも足が長くてカッコイイ人ね」

 

・「ビックロ」CMソング裏話。

 堀江さん「あたし、『オープン!!』までアニキってわかんなかったですもん」

 

・堀江さん「アニキはステージ上ではカッコいいが9割。普段は2割くらい」

bottom of page