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第8回 かわさきTVまんが祭

☆MoJo VS とみたいちろう - Double Role LIVE - 

12.9.29 ラゾーナ川崎 プラザソル

 

出演/☆MoJo とみたいちろう

 

司会/ショッカーO野

 

特別前説/内田朋紀(ねこ社長) 貝原怜奈

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/カラオケ

 

 

「映像のまち・かわさき」「音楽のまち・かわさき」を掲げる神奈川県川崎市にある

同人印刷会社「ねこのしっぽ」さんが開催している、アニメ・特撮作品すなわち"TVまんが"のお祭り、

それが「かわさきTVまんが祭」です。

 

第8回目を数える今回は☆MoJoさん/とみたいちろうさんがご登場。

☆MoJoさん/とみたいちろうさんといえばスーパー戦隊シリーズをはじめとしたアニメ、特撮ソングはもちろん、

フォークシンガーとしても、CM音楽業界などでも非常に著名なお方。

おおまかに区分しますと、アニメ、特撮ソングを歌われる時は"☆MoJo"、

オリジナルソングを歌われる時は"とみたいちろう"、作曲などをされる時は"富田伊知郎"としてご活躍されています。

"☆MoJoさん"としても"とみたいちろうさん"としても定期的にライブ活動をされているので、

今回の「かわさきTVまんが祭」では一体どんな切り口になるのかとても楽しみでした。

 

川崎駅に直結したショッピングモール「ラゾーナ川崎」にある多目的ホール「プラザソル」が会場。

会場前には現在の☆MoJoさんの写真と20代の頃のとみたいちろうさんの写真を使用したポスターが飾られていました。

場内にはねこのしっぽさんのお知らせや、15周年記念ソング「ねこのしっぽParty」が流れていました。

ほどなく開演時間という頃になると、場内がうす暗くなって流れてきたのは……。

 

00:ラブ・ファイター/ねこ社長

 

"ねこ社長"こと内田朋紀さんが10年ぶりの新曲「ラブ・ファイター」を高らかに歌い上げようとした所に、

声優の貝原怜奈さんが登場し、ピコピコハンマーで一撃して音楽ストップ。

・貝原さん「社長! 大人気ですよ!!」

 ねこ社長さん「わかってますから」

歌い損ねたねこ社長さんと、ツッコミ所がわからない貝原さんで物販の案内やライブ中の諸注意をアナウンス。

ねこ社長さんが「かわさきTVまんが祭」の合言葉を駆け足気味にかまし、お二人が退場され、

司会のショッカーO野さんがご登場。

 

・「かわさきTVまんが祭」の説明。

・今回は過去最多の曲数。

・ショッカーさん「ではここで、さっきの社長のはとっても中途半端だったんで、やっておきましょう!! 祭りだっ!?」

 観客「わっしょおぉおい!」

 ショッカーさん「まだまだ大きな声が出るはずだ! 祭だっ!?」

 観客「わっしょぉおおぉおい!!」

 ショッカーさん「祭だっ!!?」

 観客「わっしょおおおおおおおい!!」

 ショッカーさん「ん祭りだっ!!?」

 観客「ぅわっしょおぉおおおおおおぉおぃ!!」

 

01:かわさきTVまんが祭のテーマ/アップルパイ ザ☆カインズ

02:大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-/☆MoJo

-MC-

 

アップルパイとザ☆カインズのみなさんが登場され、荘厳なイントロの「かわさきTVまんが祭のうた」からスタート。

そして今回の主役の一人、☆MoJoさんが「大戦隊ゴーグルV」のオープニングのイントロと共に「よーこそっ!」とご登場。

☆MoJoさんは一曲目から快調のご様子で、カインズのみなさんは曲中で手を叩かれ、にぎやかな幕開けとなりました。

 

・回をまたいで何らかが繋がっていく「かわさきTVまんが祭」。

 前回の「第7回 たいらいさお & 山形ユキオ ジョイントライブ」では

 たいらさんが「バトルフィーバー」から「サンバルカン」までの戦隊主題歌をカバーされたので、

 今回のオープニングは続く「ゴーグルV」の主題歌。

・☆MoJoさん「『かわさきTVまんが祭』!! まさかオレに声がかかるとは思いませんでした。嬉しい!!」

 ショッカーさん「その気持ちが最後までもってるといいんですけどね…」

・当時のレコードを持参されたショッカーさん。

 ショッカーさん「『大戦隊ゴーグルV』は今年30周年を迎えました! なので『ゴーグルV』の曲を9曲連続でお届けします!!」

 

03:ゴーグルVのマーチ-We are Goggle V- (1C)/☆MoJo

04:フラッシュ! ゴーグルV (1C)/☆MoJo

05:熱風シャドウ (1C)/☆MoJo

06:ダンシングゴーグルV (1C)/☆MoJo

07:燃える男ゴーグルレッド (1C)/☆MoJo

08:花咲くゴーグルピンク (1C)/平山佳代子

09:ゴーグルVアクション! (1C)/杉山小絵子

10:出撃!ゴーグルロボ (1C)/☆MoJo

11:ストップ・ザ・バトル (1.5C)/☆MoJo

-MC-

 

1982年に放送開始した「大戦隊ゴーグルV」の挿入歌とエンディングをノンストップのメドレーで。

☆MoJoさんは「フラッシュ~」では珍しいキックアクションを見せたり、「熱風シャドウ」ではカインズのみなさんと並んで

低音のスキャットをしてみたり、「ダンシング~」ではショッカーさんを呼び込んでダンスをしたりと、様々な表情を見せられました。

そんな中「花咲く~」では平山さんが可憐に凛と歌われると、杉山さんが「~アクション!」をはつらつと快活に歌われました。

 

・本物のツネちゃん。

・「ゴーグルV」は渡辺宙明先生作曲ということで、続いても宙明先生の作品から。

 

12:光速電神アルベガス (1.5C)/☆MoJo

13:戦いに赴く前に (1C)/☆MoJo

14:若さのフォーメーション (1C)/☆MoJo

-MC-

 

特撮の次はアニメ「光速電神アルベガス」から☆MoJoさんが歌われた曲を全てお届け。

軽快でザ・ロボットソングなオープニング、ミドルテンポで雄々しい挿入歌、そして愉快で軽やかなエンディングと、

☆MoJoさんの歌声の表情の変わっていく様を短時間で堪能できました。

 

・次は曽根幸明先生が作曲した歌。

・ショッカーさんにとって曽根先生は「象印スターものまね大合戦」。

 

15:若き旅人/☆MoJo

16:俺は釣りキチ三平だ (1C)/☆MoJo

-MC-

 

戦隊シリーズの印象が強い☆MoJoさんはアニソンもいっぱい歌っているという事で、

アニメ「釣りキチ三平」のオープニングとエンディングを。

「若き旅人」は原曲に近いカラオケで。「俺は釣りキチ三平だ」ではショッカーさんを呼び込まれ、一緒に歌われました。

 

・カインズとアップルのみなさんが退場され、☆MoJoさんとショッカーさんお二人に。

・「若き旅人」のカラオケのお話。

 ☆MoJoさん「この曲はカラオケが無くて、オレの独自の解釈でオケを作って歌ってたんだよね」

 ショッカーさん「あれはあれでボクは好きですよ。壮大で」

 ☆MoJoさん「前に、上野の野外でやった時(※ アニソンカーニバル in UENO 2006)そのカラオケで歌ってさ」

 ショッカーさん「そうそう。ちょうど夕方くらいでいい感じでしたよね」

 ☆MoJoさん「でもさ。アレはオレが勝手にアレンジしちゃって申し訳なくてさ。

       今のカラオケはオリジナルに近づけるように作り直したんだよ」

 

17:Battle URASHIMAN (1C)/☆MoJo

18:Maybe (1C)/☆MoJo

19:Crystal Knights NECRIME (1C)/☆MoJo

-MC-

 

この年に行われた「タツノコプロ名作アニメ総選挙」で一位になった「未来警察ウラシマン」より挿入歌三曲を。

☆MoJoさんはヒーロー側の「Battle URASHIMAN」、しっとりとした「Maybe」、敵側の「Crystal Knights NECRIME」と、

それぞれの歌の表情の違いを、生で1コーラスの長さで立て続けに表現されました。

 

・初めて"☆MoJo"を知ったのは?

 

20:宇宙の男ライガー (2C)/☆MoJo

21:人生の停車駅 (1.5C)/☆MoJo

-MC-

 

ここでスタッフさんが椅子をセッティングされ、☆MoJoさんのアニソンデビューコーナー。

おおらかで豪快な「宇宙魔神ダイケンゴー」のエンディングで初めて"MoJo"という名前が登場。

それから二カ月ほど後に放送された「銀河鉄道999」の挿入歌では、さみしさを押し殺すように歌われ、最後は客席と大合唱。

 

・大きいライブではなかなか聞く事が出来ないいい曲いっぱい。

・宙明先生の曲をやったなら菊地俊輔先生の曲も聞きたい。

 

22:燃える闘魂~アントニオ猪木~ (1C)/☆MoJo

23:LONELY:ザ・ブッチャーのテーマ (1C)/☆MoJo

24:超空戦隊スターレンジャー (1C)/☆MoJo

-MC-

 

アニメ「タイガーマスク二世」から菊地先生作曲の「燃える闘魂」。MoJoさんの伸びやかな歌声が心地良いです。

続いてはプロレスつながりで"黒い魔術師"ブッチャー選手のイメージソング「LONELY」。MoJoさんのアクションにも注目。

そして再び菊地先生作曲のアニメ「無敵看板娘」の劇中歌「スターレンジャー」。かっこよくも楽しい楽曲です。

 

・☆MoJoさん「いやぁ『まんが祭』って大変ですね!!」

 ショッカーさん「今まで出られた方もみなさんそう言うんですよ。

        でもね。みなさん、終わった後は"やりきった"っていうイイ笑顔なんですよ」

・ショッカーさん「続いては今回で一番長いです。14分半!!!」

 観客「おぉぉおおおおおおお」

 ショッカーさん「80年代というのは漫画や小説のイメージアルバムが盛んな時期でした。

         その作品毎に世界観を表現するアーティストが求められるのですが、

         ☆MoJoさんはとても器用なので、数々のイメージアルバムに参加されています!!

         そこで、☆MoJoさんがイメージアルバムで歌われた歌をイッキにお届けします!!」

 

25:Seishun-Jungle(青春ジャングル) (1C)/☆MoJo

26:Aoi-Tategami(青いたて髪) (1C)/☆MoJo

27:エスパー・ファイティング2 (1C)/☆MoJo

28:ロック・ザ・ズーパーマン~時の旅人~ (1C)/☆MoJo

29:コロネル・バレンシュタイン (1C)/☆MoJo

30:ミッドナイトホテル (1C)/☆MoJo

31:漂流する街 (1C)/☆MoJo

32:彷徨人 (1C)/☆MoJo

33:Last SongはLove Song (1C)/☆MoJo

-MC-

 

まずは「リングにかけろ」から、滾るギラつきをそのまま歌にしたような「青春ジャングル」を激しく歌われたかと思うと、

「青いたて髪」は哀愁と黄昏の雰囲気を漂わせられ、そのままコズミック・ゲームへ。

一際ハードな「エスパー・ファイティング2」、「ロック・ザ・ズーパーマン~」のファルセット、そして「~バレンシュタイン」の重厚さと、

「超人ロック」の曲達は、☆MoJoさんの戦隊ソングなどとは別のシリアスさが堪能できます。

そして舞台は霧の上海 恋の街。ぐっと大人に「南京路に花吹雪」。軽快な「ミッドナイトホテル」から一変して退廃的な「漂流する街」、

寂しく憂愁とした「彷徨人」、最後は漫画のラストを思わせる物悲しい「Last SongはLove Song」。

このメドレーではさらに曲の表情が目まぐるしく変わり、それに合わせ見事にそれぞれの曲の個性で歌われる

☆MoJoさんの巧みさが際立っていました。

 

☆MoJoさん「倒れなかったゾぉおおおおおお!!!!」 

 

・ショッカーさん「兄さん、今、とみたさん到着しましたよ!」

 ☆MoJoさん「え? もう!?」

 

34:バトルフィーバーJ -オルタネートヴァージョン-/☆MoJo

35:明日の戦士たち (1C)/☆MoJo

36:勇者が行く (1C)/☆MoJo

-MC-

 

多くの人が"MoJo"という名前を知ったであろう「バトルフィーバーJ」のコーナー。この年のSHSでも披露されたカズーもあり、

"ミスアメリカ"杉山さんをフィーチャーしたショッカーさんの名乗りありのオープニングから、

正統派挿入歌「明日の戦士たち」の心地いいコーラスを堪能し、戦隊屈指の謹厳なエンディング「勇者が行く」で荘厳にシメ。

 

☆MoJoさんが一旦退場され、ショッカーさんとカインズのみなさんだけに。

 

・ショッカーさん「『バトルフィーバーJ』当時は『ヒット曲集』といった形でレコードにはなっていなかったんですよ」

 貴日さん「音楽集的な物は出てましたよね」

 ショッカーさん「そうなんですよ。でね。代わりというかなんといいますか、こういうレコードがあるんですよ」

 そう言って取り出したのは「バトルフィーバー大出撃/バトルフィーバー讃歌」。

 ショッカーさん「『バトルフィーバー大出撃/バトルフィーバー讃歌』。歌、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会、水木一郎!」

 貴日さん「どっかで聞いた事ある名前ですね」

 観客笑。 

 ショッカーさん「この二曲が歌われれば、『バトルフィーバー』コンプリートなんですよ。

        …やはりカインズのみなさんには、あの方の弟子として責任をとって頂ければと思います」

 

37:バトルフィーバー大出撃 (1C)/ザ☆カインズ

38:バトルフィーバー讃歌 (1C)/ザ☆カインズ

-MC-

 

"あの方"こと水木一郎さんが「バトルフィーバーJ」で歌われた挿入歌を、弟子であるカインズのみなさんがカバー。

常見さんの「ウーン」が印象的な序盤から、斉藤さんをメインにしてドラマチックに盛り上がる「~大出撃」と、

手拍子で会場が一体になる「~讃歌」が披露され、見事に「バトフィーバーJ」の楽曲が全て揃いました。

 

・ショッカーさん「『バトルフィーバー』これにてコンプリート!!」

 観客「ぉぉおおおおぉおぉお」

 貴日さん「これはこおろぎ勝ちですね」

 ショッカーさん「こおろぎ'78なき後はカインズのみなさんよろしく!! 今度ドカベンを聞かせてください!」

・ショッカーさん「続いては☆MoJoさんがユニットで参加された曲をカインズがカバーします。

        ユニットで参加された曲と、更にもう一曲続けてお届けいたします!」

 

39:Take off!! スーパーGUTS (1C)/ザ☆カインズ

40:出撃SAF (1C)/ザ☆カインズ

-MC-

 

「ウルトラマンダイナ」より、ピーカブーのお二人と若子内悦郎さん、そして☆MoJoさんが「ナイトスキャッツ」として歌われた曲をカバー。

様式美ともいえる雄々しく高揚感のある曲とコーラスを1コーラス堪能、説明も無く流れてきたのは「ファイヤーマン」のエンディング。

なぜこの曲が選ばれ、歌われたのかは聞いてみれば一耳瞭然説明不要。是非聞き比べてみてください。

 

・3番みたいな1番。「バトルフィーバー」と「スパイダーマン」くらいに。

・斎藤さんのご両親がいらしている。

・ショッカーさん「淳ちゃんは、あの写真から10年後のとみたいちろうさんっぽいよね」

・ここで☆MoJoさんが元気にご登場。

 ☆MoJoさん「いやぁー『スーパーGUTS』すげーなー。オレ、歌ってたんだなぁ」

・☆MoJoさんの元気の秘訣は?

・禁煙してから声の伸びが凄い。

・腕立てをやりすぎて。

 

ショッカーさん「さぁ、元気いっぱいな所で平成の戦隊シリーズ挿入歌、 世に言う酸欠ソングを今宵は一気にお届けしたいと思います!!!」

観客「ぉぉおおおぉぉおぉおお」  

 

41:EYES OF JUSTICE (1C)/☆MoJo

42:希望のサイレンビルダー (1C)/☆MoJo

43:炎神合体エンジンオーG6 (1C)/☆MoJo

44:究極サムライハオー降臨! (2C)/☆MoJo

45:データスハイパー 天使と共に (1C)/☆MoJo

-MC-

 

「百獣戦隊ガオレンジャー」、「轟轟戦隊ボウケンジャー」、「侍合体シンケンジャー、「天装戦隊ゴセイジャー」から、

平成になって☆MoJoさんが歌われた戦隊ロボットソングを一挙に披露。

一際ハードな「EYES OF~」と、対照的に重厚な「~サイレンビルダー」、合いの手が盛り上がる「~G6」、

モウギュウダイオーも見参した「サムライハオー」、そして耳馴染みの深い「データス~」と、

☆MoJoさんは息つく暇も無く一気に歌い抜かれ、観客は大盛り上がりでした。

 

~休憩~

 

ショッカーさんがご登場し、扇子で☆MoJoさんを扇ぎ労われます。

☆MoJoさんが退場後、ショッカーさんが休憩のアナウンスをされ、休憩時間へ。

休憩中、ステージではスタッフさんによって椅子や譜面台やギター、マイクスタンドなどがセッティングされていきます。

 

-MC-

 

休憩時間も終わり、ショッカーさんが登場され、後半の主役・とみたいちろうさんを呼び込む事に。

と、「「セガサターン、シロ!」を口ずさみながら現れたのはサングラスをかけた長髪で金髪の男性。

ショッカーさん「ってパチモンじゃねぇか!」

男性の正体はカインズの斉藤さん。

「仮面ライダーバトル ガンバライド シャバドゥビ1弾」のテーマソングを、

斉藤さんがボーカル、貴日さんと常見さん、アップルのお二人がコーラスで担当されているとのアナウンスがあり、

本物のとみたいちろうさんがご登場。

 

・ショッカーさん「とみたさんです!」

 いちろうさん「お前にとみたさんて言われると気持ち悪いなぁ~」

・ずいぶん年季の入ったボーヤで。

・椅子に座り、ギターのセッティングも終わり、ここからはいちろうさんお一人で。

 いちろうさん「このコーナー、何をしようかなぁと思ったんですけど、"とみたいちろう"の歴史を順を追って行きたいと思います」

 

46:道/とみたいちろう

-MC-

 

いちろうさんのデビューアルバム「TAKE1」の一曲目に収録されている曲。原曲は壮大なアレンジですが、

今回はいちろうさんのギター一本での披露。シンプルな演奏だけに、いちろうさんの声のハリとノビを堪能できました。

 

いちろうさん「次は自分で作ったベースだけのカラオケとカズーで『ホーボーズデキシーブルース』という曲をやります」

 

47:ホーボーズデキシーブルース/とみたいちろう

-MC-

 

ソロライブシリーズ「故郷にふろしきを飾るぞ!」(通称:ふろしきライブ)等で披露されている、いちろうさんのオリジナルソング。

ルーツがブルースであるだけに、スタンドマイクという事もあってか、とてものびのびと楽しそうに歌われているのが印象的でした。

 

・いちろうさん「何も持たないと楽でいいなぁ」

・ボーヤのシロヤギさんこと八木徹さんのご紹介。

・そのシロヤギさんをこき使う。

 

48:12時過ぎのシンデレラ/とみたいちろう

-MC-

 

「TAKE1」に収録され、シングルも発売された"とみたいちろう"さんの代表曲。こちらもギター一本での演奏。

せつない歌詞がいちろうさんの哀愁と嘆きの歌声に乗り、その世界にグングンと引き込まれていきました。

 

・いちろうさん「照れくさい歌を歌うのは照れくさいですね」

・2ndアルバム「STEP TO MY WAY」の話。

 「始まり」「今宵限りのロックンロール」をさわりだけ披露。

・シロヤギさんもベーシストとして在籍していたとみたいちろうとBig Beat"の話。

・ひょんな事からCMソングの世界へ。

・いちろうさん「オレ譜面読めないし。今も読めないんですよ。……謙遜ですよ?」

 観客笑。

・CMソングの話をいったりきたりしていると、「待ちきれないっす!」とショッカーさん登場。

 

「石丸電気の歌」(石丸電気)

「中村さんちもマックロード(入学式)」(松下電器)

「風よロマンに針路を向けて」(サッポロビール びん生)

「お~い北海道」(サッポロ 北海道生ビール)

「セガサターン、シロ!」(せがた三四郎 シリーズ)

「YAMADA SONG」(ヤマダ電機)

「やめたい時の禁煙パイポ」(禁煙パイポ)

 

・作曲を含めるといちろうさんが携わったCMソングを流したら1000曲ライブになっちゃう。

・ギターを持ち替え、次はそんなCMソングから。

 

49:俺とお前と大五郎/とみたいちろう

-MC-

 

焼酎「大五郎」のCMソングとして長らくオンエアされ親しまれた、いちろうさんのCMソングの代表曲の一つ。

ギターの演奏のみで観客と共に合唱する様は、カラオケで聞くのとは一味違った格別の一体感でした。

 

ショッカーさんが退場され、いちろうさんお一人に。

いちろうさん「次はさっき流れた『風よロマンに針路を向けて』を歌おうかなとも思ったんだけど、

       それのB面の曲を作曲させてもらって、結構いい曲になったので、聞いてください『ライバル』」

 

50:ライバル/とみたいちろう

-MC-

 

こちらはサッポロビール「びん生」のCMソングである「風よロマンに針路を向けて」のカップリング曲。

転調の激しい曲を、いちろうさんはしなやかに躍動感ある歌いこなされていました。

 

・あかるいスタジオ生活

・CMソングを作るようになって。

・CM界の巨匠であり恩師でもある桜井順先生のお話。

・桜井先生に誘われて。

 

51:ぼくのバレンタインデー/とみたいちろう

-MC-

 

恩師・桜井先生が作曲され、1987年にNHK「みんなのうた」で流れた歌を、いちろうさん自作のピアノだけのカラオケで。

いちろうさんの卓越したコミカルな面が堪能でき、後奏ではヨーデルも披露するという場面も。

 

・バレンタインの思い出。

・続いてはNHK教育(現:Eテレ)つながり。

 

52:旅がらすワン太郎/とみたいちろう

-MC-

 

いちろうさんが作曲をされたNHK Eテレ「いないいないばあっ!」内の歌をセルフカバー。オリジナルはワンワン。

ほがらかでのどかな曲調と、のんびりとしたいちろうさんの歌声はとてもよくマッチしています。

 

・「呼んだ? 呼んだよね?」と、Eテレつながりで「みいつけた!」のオフロスキーの台詞でショッカーさん登場。

・ワンワンはそういう生き物。

・次はいちろうさんが作曲されたデュエットを、という事で平山さんがご登場。

 

53:君の心を読む/とみたいちろう 平山佳代子

-MC-

 

「超人ロック コズミック・ゲーム」のイメージアルバムより、いちろうさんが作曲された曲をカラオケでセルフカバー。

久々のいちろうさんと平山さんのデュエットですが、そう感じさせないほど素敵なハーモニーが醸し出されました。

 

・次はカラオケが無い曲をギターで。

・"とみたいちろう"が"MoJo"をカバー。

 

54:The Esper Has Blue Hair (青い髪のエスパー)/とみたいちろう

-MC-

 

こちらはOVAにもなった「超人ロック ロード・レオン」のイメージアルバムの曲で、レオンのテーマ。

ギター一本の飾り気のない演奏で、いちろうさんの声を十二分に味わえます。これで「超人ロック」シリーズの曲がでそろった事に。

 

・先の震災を受けて。

 

55:涙くんさよなら/とみたいちろう

-MC-

 

坂本九さんや山野さと子さん、はいだしょうこさんといった数々のアーティストが歌われているスタンダードナンバーをカバー。

アルペジオに乗せ、いちろうさんの、時に溜めて、時にささやくような歌声は、シンプルな詞を一層魅力的にしています。

 

・次はとみたいちろうコーナーのラスト。鈴木清順監督の映画のテーマになった曲。

 

56:煙草の煙/とみたいちろう

-MC-

 

いちろうさんのコーナーの最後を飾るのは、映画「悲愁物語」より。原題は「戻っておくれ」。

短いイントロに瞬時に反応して合わせられ、自由に歌われていて、その様はまさに音を楽しんでいるというのが伝わってきました。

 

・ショッカーさんと入れ替わりでいちろうさんが退場。

・二段変身して☆MoJoさんに。

・いちろうさんと☆MoJoさん、それぞれのソロライブ。

・「夏だ! 祭りだ! カバーだZone!」のお話。

 

57:ロンリー仮面ライダー (1C)/☆MoJo

58:おれが正義だ! ジャスピオン (1C)/☆MoJo

59:あしたのジョー~美しき狼たち~ (1C)/☆MoJo

60:宝島 (1C)/☆MoJo

61:海のトリトン (1C)/☆MoJo

-MC-

 

☆MoJoさんがライブ「☆MoJo Zone」でカバーされてきた曲の中から、選りすぐりの曲達を披露。

ショッカーさんが変身ポーズを決められた「仮面ライダー」の三代目エンディングから、「巨獣特捜ジャスピオン」のオープニング、

劇場版「あしたのジョー」のオープニング、「宝島」「海のトリトン」のオープニングと、アニソンファン納得の名曲ばかり。

ライブでだけとはいえ、☆MoJoさんの歌声で聞く事ができるのは、とても尊く素晴らしい事だと改めて感じました。

 

ショッカーさん「そろそろ石ノ森先生の作品をお届けしたいと思います。『星雲仮面マシンマン』コーナーです!!!

         今日は会場にマシンマンを演じられた佐久田修さんもいらっしゃっております!!」

ショッカーさんの言葉を受けて関係者席の佐久田さんに観客の視線が集中。

ショッカーさん「今日は『♪あれは!!? (あれは!?)』でみんな佐久田さんを指さしちゃいますね」

 

62:星雲仮面マシンマン/☆MoJo

63:電光アクションマシンマン (1C)/☆MoJo

64:おれの名はマシンマン (1C)/☆MoJo

-MC-

 

「星雲仮面マシンマン」コーナーは、イントロでショッカーさんの名乗りが決まったオープニングから。掛け合い楽しく一番が終わると、

☆MoJoさんが呼び込まれ、佐久田さんが客席を駆けてステージに颯爽と登場。歌が終わるとがっちりと☆MoJoさんと握手を交わし、

佐久田さんが退場されると挿入歌「電光アクション~」。会場全体にコーラスが響いた後はエンディングでしっとりと大人な雰囲気に。

 

・いよいよラストコーナー。「科学戦隊ダイナマン」コーナー。

・関係者席がとんでもない事に。

・☆MoJoさん「宮内がお世話になってます!」 

 

65:待っていたんだダイナマン (1C)/☆MoJo

66:俺のハートは夢じかけ (1C)/☆MoJo

67:炎の戦士-FIRE CREW- (1C)/☆MoJo

68:白昼の嵐-BOMBER TWIST- (1C)/☆MoJo

69:スーパーダイナマイト (1C)/☆MoJo

70:ゴーゴーダイナロボ (1C)/☆MoJo

71:エンドレスウェイ (1C)/☆MoJo

72:夢をかなえてダイナマン (1C)/☆MoJo

-MC-

 

唸りの効いた「待っていたんだ~」からはじまり、振り付けの楽しい「~夢じかけ」、

「炎の戦士」「白昼の嵐」と富田伊知郎名義で作曲された曲が続き、

ショッカーさんの隠れエコーが肝の「スーパーダイナマイト」、最後のロングトーンのハリが凄まじかった「~ダイナロボ」から、

他の曲とは一線を画した雰囲気の「エンドレスウェイ」、そしてエンディングの「夢をかなえて」と、

ラストスパートにして見所聞所満載の「科学戦隊ダイナマン」コーナーでした。

 

・次回の「かわさきTVまんが祭」は2013年4月6日。会場を川崎市産業振興会館に移して規模が大きくなって開催予定。

・ショッカーさん「さあ! 兄さん、いよいよラスト一曲ですよ!」

 ☆MoJoさん「おう!」

 ショッカーさん「兄さんはあと一曲ですけど、カインズとアップルはこの先ずっと縛られ続けますからね」

 会場笑。

 

73:科学戦隊ダイナマン/☆MoJo

 

「第8回 かわさきTVまんが祭」ラストは☆MoJoさんの代名詞である戦隊ソングの中から「科学戦隊ダイナマン」。

カインズとアップルのみなさんはコーラスで、ショッカーさんは「科学戦隊」の名乗りで、観客は掛け合いで、

そして☆MoJoさんは歌とパフォーマンスで"祭"に最後の盛り上がりの花を咲かせます。そして最後は「ッダイナマァアアン」で締め。

 

閉演BGM:おさんぽこねこ

 

・終わった瞬間に帰ろうとする☆MoJoさんをショッカーさんが必死に止めたり。

・今回はのべ72曲。☆MoJoさんととみたさんが歌われたのはそのうちの66曲。

 ショッカーさん「今回は"6"という数字にこだわってみました!! なぜなら"6"という数字に関係ある誕生日を迎えた方がいるからです」

・☆MoJoさん「この『かわさきTVまんが祭』に出るのが夢でした。

       オレでお客さん来てくれるかな?って心配だったんだけど、こんなに大勢の方が来てくれて本当にうれしいです!

       やってよかったです! そして禁煙はとても素晴らしい事です!!」

 

☆MoJoさん、カインズ、アップルのみなさんが退場され、ショッカーさんお一人になり終演の掛け合い。

 

ショッカーさん「かわさきTVまんがっ、祭だぁあっ?」

観客「わっしょぉおおおおおおおおおおおおおぃ!!!」

ショッカーさん「祭だぁあぁっ?」

観客「わっしょぉおおおおおおおおおおォおおぃ!!!」

ショッカーさん「祭だぁっっ?」

観客「わっしょぉおおおおおおおおおォおおぃ!!!」

ショッカーさん「ありがとうございました!!」

 

「☆MoJo VS とみたいちろう - Double Role LIVE -」という異例のライブとなった「第8回 かわさきTVまんが祭」。

一体どういう内容のライブになるのかと思っていましたが、いざ終わってみると、

☆MoJoさんは歌われたアニソンのほとんど、とみたいちろうさんは携わった楽曲の良い所取りという赴きの内容。

 

怒涛の曲数を重ねる要因となった☆MoJoさんのメドレーでは、短時間で歌の表情を千変万化させる巧みさ、

いちろうさんのコーナーでは、ギターでの弾き語りとシンプルなカラオケがメインだった事もあり、

より高い純度で感じた声の響きに、☆MoJoさん/とみたいちろうさんの凄さとこれまで培ってきたものを感じました。

 

飛び入りゲスト/佐久田修

 

補足

 

・当日、来場者には「ねこのしっぽ」さんオリジナルウェットティッシュがプレゼント。

 

・今回使用されたカラオケ音源は全て☆MoJoさんが編集されたとか。

 

・お姉さんみたいなお母さん、お兄さんみたいなお父さん、お姉さんみたいな息子。

 

・ウソをついたポスター。

 

・いちろうさんのコーナーがなんか当時のラジオっぽい雰囲気。

 

・60曲以上を歌われてもとにかく元気な☆MoJoさん。すっごい。

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