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スーパーヒーロー魂2012"夏の陣"

12.8.11 Zepp Diver City(TOKYO)

 

出演/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 石原慎一

    影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 

    前田達也 サイキックラバー(YOFFY JOE) 高橋秀幸 松原剛志

特別出演/水木一郎 超神ネイガー 東北合神ミライガー

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.板垣正美 Key.松原博)

 

 

三日間四公演行われる「ANIME JAPAN FES 2012"夏の陣"」東京公演。

オールナイトイベント「ゆかいな仲間たち」が終演から十数時間後に控えているのは、

串田アキラさんが座長を務められる、AJF中でも硬派なイベント「スーパーヒーロー魂2011"夏の陣"」です。

 

会場はSHS(スーパーヒーロー魂)では初めてのZepp Dive City。

近くで開催されていたフジテレビの夏のイベント「お台場合衆国」の日替わりライブステージ「めざましライブ2012」では、

中川翔子さんが登場され、「天元突破グレンラガン」のオープニング「空色デイズ」やREBECCAの「フレンズ」を歌われた頃、

入場が開始しました。

 

会場内に入ると前日には無かった「AJF 2012 ANIME JAPAN FES OSAKA×TOKYO×NAGOYA」の文字と

AJFのロゴをあしらった幕がステージ上に掲げられていました。

 

-MC-

 

開演時間になると司会のショッカーO野さんがご登場。

 

ショッカーさん「世界よ! これが日本のヒーローソングだッ!!」

映画「レッツゴー仮面ライダー」のキャッチコピーを文字って観客を盛り上げつつ、

ショッカーさん「古来より、八百万の神というように、日本は多くの神々に守られてきました。

        そして今! 日本は数多くのヒーロー達に守られています! 今日はそんなヒーローみんなに会えます!!!

        みんな、盛り上がる準備は良いかァアアアア!!!」

観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおお!!」

ショッカーさん「準備は良いかァアアアア!!!」

観客「ぉおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおお!!」

ショッカーさん「スーパーヒーローォオオオッ!!!?」

観客「スピリィいいィィィイイイッッ!!!」

ショッカーさん「はじ、まり、ます!!!」

 

00:SE

01:ジライヤ/串田アキラ

02:星雲仮面マシンマン/MoJo

 

不穏なトーンのSEから、まずは「世界忍者戦ジライヤ」のオープニングで座長・串田さんがご登場。

ライブ開始にふさわしいパワフルな歌声と間奏でのカニ歩きもコミカルに盛り上げられた後は、

MoJoさんが「星雲仮面マシンマン」オープニングでさらに盛り上がりを加速させます。最後の「あれは?」もコミカル。

 

03:救急戦隊ゴーゴーファイブ/石原慎一

04:特捜戦隊デカレンジャー/サイキックラバー

 

「救急戦隊ゴーゴーファイブ」オープニングで来年にデビュー30周年を迎えられる石原さんがSHSに出場。

石原さんの「ゴーゴーファイブ」の振付は「ゴーゴー」は拳を突き上げ「ファイ」で手を内向きに開き「ブ」で振り下ろすというもの。

続くサイキックラバーのお二人は「特捜戦隊デカレンジャー」オープニング。今なお人気の作品だけに観客は大盛り上がりでした。

 

05:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ

06:仮面ライダーストロンガーのうた/水木一郎

-MC-

 

静かに激しさを刻むイントロは「仮面ライダーBLACK RX」。宮内タカユキさんの登場です。宮内さんは昨年末に倒れられ、

大病を患った事もあり、本調子ではないながら、しっかりと確実に歌われました。そして今回は特別出演の水木さんが歌うのは、

「仮面ライダーストロンガー」。有無を言わさぬ力強さとドスの効いた歌声に、水木さんの本領を見る思いでいると、後奏でおもむろに

 

ショッカーさん「仮面ライダーストロンガー城茂は自ら進んで改造手術を受けて電気人間となり、

        日本の平和と正義を守るため、世界征服を狙う悪の組織ブラックサタンを倒すべく、

        敢然と立ち上がった!!」

 

なんと「仮面ライダーストロンガー」のナレーションを披露。曲の最後まで大盛り上がりとなりました。

 

・ANIME JAPAN FES総座長である水木さんよりご挨拶。

・水木さん「この指とまれ運動ではじまったムーブメントも今年で15年目を迎える事が出来ました。

     15年前にみんなに言ったこの言葉を、今、もう一度言いたいと思います。『これからもオレ達についてくるかああああい!!!?』」

 観客「ぉぉぉおぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

・水木さんが退場されて、ショッカーさんお一人に。

 ショッカーさん「さぁ! 仮面ライダーに続いては銀色の巨人、ウルトラマンの登場です!!

        久し振りに帰ってきてくれました! 前田達也さんで『ウルトラマンダイナァアアア!!!』」

 

07:ウルトラマンダイナ/前田達也

-MC-

 

SHSには09年以来の登場となる前田さんは、15周年の「ウルトラマンダイナ」オープニングを。銀色の髪を後ろで束ねたお姿が素敵。

円谷プロの初代会長・円谷皐さんに"ウルトラヴォイス"と称された歌声は、生で体感するととても心地のいいものでした。

 

・前田さん「ここで懐かしい人を呼んじゃおうかな。松原くーん!!」

 呼び込まれて登場したのは松原剛志さん。

 前田さんと松原さんとはウルトラマン関連の歌を歌うユニットProject D.M.M.の初代メンバー同士。

 今回、お二人が同じステージに立たれるという事で、共演を非常に楽しみにしておりました。

 松原さん「14年ぶりに、プロトタイプD.M.M.が揃いました!!」

 観客「ぉおぉおおおおおおおお」

 松原さん「では久し振りにその頃の曲を前田さんと一緒に歌いたいと思います! 『ウルトラマンナイス!!!』」

 

08:ウルトラマンナイス/Project D.M.M. featuring 前田達也 松原剛志

-MC-

 

まさかの選曲! コマーシャルミニドラマ「ウルトラマンナイス」のテーマでProject D.M.M.のデビュー曲。親指ポーズはもちろん、

ベリーナイス光線のポーズまで完璧な松原さんと、久しぶりにD.M.M.を歌われる前田さんのハーモニーは素晴らしいの一言。

 

・Project ….M.M.のみなさんでした。

・ショッカーさん「まだまだ色々なヒーローが登場して行きますが、続いてはだにぃ~の登場です!!!

        『魔弾戦記っリューウケンドォオオオオオオぅ』!!!!」

 

09:魔弾戦記リュウケンドー/きただにひろし

10:環境超人エコガインダーOX/遠藤正明

11:電撃戦隊チェンジマン/影山ヒロノブ

-MC-

 

前日に行われた「ゆかいな仲間たち」のホストのお三方が登場。まずはきただにさんで「魔弾戦記リュウケンドー」オープニング。

力いっぱいに歌いあげられ、ラストに段階を上げていくシャウトは圧巻。続いて遠藤さんが「環境超人エコガインダーOX」オープニング。

遠藤さんの真骨頂である「エコロジー・ゼロスパーク!!」などの投げ込みも鮮やかに決められ、トリは影山さんで「電撃戦隊チェンジマン」。

SHSでは久し振りの「チェンジマン」。影山さんは終始笑顔で全力のステージングを見せてくれました。

 

影山さん「もう一回、オレの仲間…を紹介します! 遠ちゃんアーンドだにぃ~!!」

遠藤さんときただにさんがご登場。

影山さん「そいじゃぁ…次はオレ達がやってる秘密のProject…の曲をやります!!!」

 

12:我が名は牙狼/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし

-MC-

 

JAM Projectで歌われた「牙狼〈GARO〉~MAKAISENKI~」の二代目オープニングを、今回はこの三人で披露。

低音を響かせるきただにさん、ヒロイックに歌う遠藤さん、全体を調律するような影山さんと、お三方の個性が際立っていました。

 

影山さん「次も三人で歌うんすけど、この曲は、遠ちゃんの故郷、石巻のヒーローの歌です」

と、観客の中に「シージェッター海斗」のソフビ人形を掲げているのを発見。

手渡された遠藤さん。

遠藤さん「そうそう、コレですよ」

影山さん「知ってる! 『イナズマン』やろ?」

きただにさん「似てる似てる」

遠藤さん「違いますよ…『ロボット刑事』ですよ」

きたださにん「そうそう…って、ちゃうちゃう!!」

遠藤さん「はい。ありがとうございます。もーいーですよー」

と、観客へソフビ人形を返却。

 

遠藤さん「ボクの故郷を護っている『シージェッター海斗』っていうヒーローがいるんですけど、

     10年くらい前に依頼されて、ボクと兄さんでテーマソングを作ったんです。

     それでCDも出したんですけど、この前の地震でほとんどが流されてしまったんです。

     去年、地震の後に三人で石巻に行った時、泥だらけの「海斗」のCDを持ってきてくれた男の子がいたんです。

     その子の為にもCDを新しく作り直そうと思いまして、せっかくだから三人で歌った新曲も作りました」

 

13:不滅のヒーロー SEAJETTER KAITO/遠藤正明 影山ヒロノブ きただにひろし

-MC-

 

ローカルヒーロー「シージェッター海斗」のテーマソングが待望のお披露目。遠藤さんの作詞作曲による思いの詰まったポジティブな歌は、

明るい曲調だからこそ胸にグッときます。お三方による最後のロングトーンのハーモニーは今回のハイライトのひとつでした。

 

・ショッカーさん「情熱的に、熱い、MANGA TORIO。JAM Projectのみなさんでした!!!」

 観客笑。

 ショッカーさん「さぁ、宮城県石巻のヒーローが登場したなら、続いては秋田のヒーローの登場です。『豪石! 超神ネイガァアアアア!!!』」

 

14:豪石! 超神ネイガー ~見だがおめだぢ~/水木一郎

-MC-

 

その完成度から全国的な人気となった秋田県のローカルヒーロー「超神ネイガー」のテーマソング。

曲が始まると舞台袖からネイガーが颯爽と登場。水木さんの訛りを増した歌に合わせたポージングで会場を沸かせました。

水木さんが最後のサビの歌いだしを間違えてしまうという場面も。

 

・水木さん「ネイガーは普段秋田から出ないんだけど、今日は来てくれました。

     ……段取り間違えた…プロなのに間違えるとはなぁ…」

・水木さん「地震で元気をなくしてしまった東北を元気づけようと、新しいヒーローが誕生しました。

     そのヒーローの歌を渡辺宙明先生が作曲され、オレが歌いました。まずは聞いてください。『東北合神ミライガー!!!!』」

 

15:東北合神ミライガー/水木一郎

-MC-

 

東北六県のローカルヒーローの元で修業を積み、その力を集結させた合体ヒーロー「東北合神ミライガー」のテーマソング。

水木さんはミライガーと共に、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島のそれぞれの県名が織り交ぜられた歌詞を力強く歌われました。

 

ショッカーさんも合流し、水木さん、ミライガーと三人に。

ミライガーは東北六県の力を集めたヒーロー。体の各部分が東北六県を象徴するイメージで構成されており、

水木さんとショッカーさんでひとつひとつを紹介。

 

その間にスタッフさん達によってアコースティックコーナーのセッティングがされていきました。

・今回のグループ名は「東北応援隊ロッケンジャー」。

 メンバーは向かって右から影山さん、きただにさん、MoJoさん、串田さん、遠藤さん、水木さん。

・アコースティックギターは水木さんと影山さん。MoJoさんはウクレレとカズー。きただにさんはベース。遠藤さんはジャンべ(太鼓)。

・なんで女子部のスカートをはいているの?

・とばっちりきただにさん。

・twitterをはじめた水木さん。

 水木さん「twitterってよくわかんなくてさ。オレの事悪く書かれてたら嫌だなぁと思ってたんだよ…」

 ショッカーさん「あの、みなさんに言っておきますけど、アニキはこう見えて打たれ弱いんです」

 水木さん「そうなんだよ。水木殺すに刃物はいらぬってくらい」

 ショッカーさん「みんな繊細なんですよ。みんな褒められて伸びるタイプ」

 水木さん「それではじめてみたらみんな凄く好意的で、フォロワーも一気に二万人を越えちゃってさ。すっげぇうれしかったよ」

 

16:いつも未来が/東北応援隊ロッケンジャー

-MC-

 

宮城県出身の遠藤さんをフィーチャーして「東北合神ミライガー」のカップリングのバラードを。

六人それぞれの個性がとても綺麗に出ていて、今回だけの披露というのが惜しいくらいに素晴らしかったです。

 

ショッカーさん「遠ちゃん!」

遠藤さん「ハイ!」

ショッカーさん「遠ちゃんといえば、今月誕生日だよね」

遠藤さん「ハイ!」

ショッカーさん「じゃあ、みんなでせーので"おめでとう"。せーの!」

観客「おめでとー!!」

遠藤さん「あ、ありがとうございます」

ショッカーさん「遠ちゃん以外にも今月誕生日を迎える人がいますよね?」

遠藤さん「あ、だにぃ~」

きただにさん「そうなんすよ」

ショッカーさん「そう! あとその隣の人…」

影山さん「え、オレ?」

ショッカーさん「違う! 影ちゃんは2月18日でしょ!!」

きただにさん「僕とMoJoさん同じ日なんですよ」

影山さん「そうなんや。とみたいちろうが」

水木さん「オレと同じイチロウが」

ショッカーさん「そうなんです。MoJoさんも誕生日なんですけど、日頃『MoJoはアイドルだから誕生日なんて無い』とか言ってるんですよ」

影山さん「さすがとみたいちろうやで」

MoJoさん照れつも苦笑。

 

17:ゴーゴー・キカイダー/東北応援隊ロッケンジャー

-MC-

 

このイベントの約二週間後に誕生日を迎えられるMoJoさんをフィーチャーして「人造人間キカイダー」のオープニング。

フレーズ毎にそれぞれが歌われていき、間奏でショッカーさんが登場してキカイダーのチェンジポーズを披露されると観客から歓声が。

 

アコギコーナーが終了し、東北応援隊ロッケンジャーのみなさんが退場されつつ、スタッフさんがお片付け。

 

ショッカーさん「いよいよ後半です。ライブも半分過ぎたのにまだ出てきてない出演者もいます。

        さて後半戦は『スーパー戦隊シリーズ』からお届けしたいと思います。

        まずは高橋秀幸さんの登場です。『バスターズ、レディィィィッゴォオオウ!』」

ショッカーさんによる劇中のレッドバスターそのままのポーズから「戦隊特集」のはじまりです。

 

18:バスターズ レディーゴー!/高橋秀幸

19:科学戦隊ダイナマン/MoJo

20:侍戦隊シンケンジャー/サイキックラバー

 

まずはこのイベントの一週間前に映画が公開された「特命戦隊ゴーバスターズ」のオープニング。

高橋さんが専用ジャケットとサングラス姿でスタイリッシュに歌われると

カインズの皆さんの掛け声から「科学戦隊ダイナマン」のオープニング。ライブならではの「必殺(必殺)」の追っかけや、

ショッカーさんが登場しての名乗りで盛り上げ、ラストの「ダイナマァン!!」をMoJoさんがキめられると、

次はサイキックラバーのお二人による「侍戦隊シンケンジャー」のオープニングへ。

ステージを自由に動きながらも見事な運指で魅せるJOEさん。

対するYOFFYさんは振付でも盛り上げられ「♪今日も朝日がダイバにのぼる」と替え歌をされました。

 

21:炎神戦隊ゴーオンジャー/高橋秀幸

22:バトルフィーバーJ -オルタネートバージョン-/MoJo

23:海賊戦隊ゴーカイジャー/松原剛志

-MC-

 

「会いたかったぜぇ~!!」と走り込んできた高橋さんが歌うのは、

先程とは打って変わった陽気な雰囲気で「炎神戦隊ゴーオンジャー」のオープニング。

続いて世界のダンスで戦う「バトルフィーバーJ」のオープニングは、コーラスがプラスされているオルタネートバージョン。

杉山さんのミスアメリカっぷりも華やかに、「一人一人は~」の振付でMoJoさんが観客と心をつながれると、

戦隊コーナーのラストを飾るのは、「海賊戦隊ゴーカイジャー」のオープニング。

松原さんは金色のジャケットを輝かせながら、見事なキレで歌い踊られ、

文字通りド派手なステージングを見せてくれました。

 

松原さん「『海賊戦隊ゴーカイジャー』もおかげさまで派手にフィナーレを迎えまして、春には映画も公開されました」

観客「お…」

松原さん「今回はその『海賊戦隊ゴーカイジャーvs宇宙刑事ギャバン』のテーマをこの方と歌いたいと思います。串田アキラさん!!!!」

観客「ぉおおぉおおおおお!!」

串田さん「うぉっす! クッシーです!!」

松原さん「ボクは串田さんが歌われた『ギャバン』はもちろん『サンバルカン』世代ですから、ご一緒できてとても嬉しかったです」

串田さん「いやぁ、照れるなぁ。でもこの曲ってそれぞれのステージでは歌っていたけど、一緒にちゃんと歌うのって初めてなんだよね」

松原さん「そうなんですよね。フルサイズで歌うのって今日が初めてなんですよ」

 

24:JUMP/串田アキラ 松原剛志

-MC-

 

戦隊35作、メタルヒーロー30周年を記念した映画「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」のエンディング。

世代を越えたお二人の掛け合いは、そのまま作品のキャプテン・マーべラスと一条寺烈に重なりました。さわやかで力強く歌いあげられ、

最後にお二人がマーべラスとギャバンのポーズを決められると、観客から大歓声が起こりました。

 

松原さんを見送りつつ、ショッカーさんがご登場。

ショッカーさん「いよいよラストスパート。今年30周年を迎えるメタルヒーロー特集です!!!」

観客「ぉぉおおおおおお!!」

ショッカーさん「………せっかくですし、久し振りにやっちゃおうかな…。メェエタルヒィーロォーオ!!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイイッツ!!!」

ショッカーさん「いいねえ。じゃあもう一回。メェエタルヒィーロォーオ!!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイイッツ!!!」

ショッカーさん「ではトップバッターはもちろんクッシー!! 宇宙刑事…メドレェェエエエエ!!!」

 

25:宇宙刑事メドレー

  宇宙刑事シャリバン (1C)

~宇宙刑事シャイダー (1C)

~宇宙刑事ギャバン (1C)/串田アキラ

26:タイムリミット/水木一郎

 

メタルヒーローコーナーのトップを飾るのは、赤射! 「宇宙刑事シャリバン」のオープニングからはじまる宇宙刑事メドレー。

照明の演出も冴え、続けて焼結! 「宇宙刑事シャイダー」のオープニング。そしてメドレーのラストは「宇宙刑事ギャバン」のオープニング。

SHSでは久々の宇宙刑事のそろい踏みを串田さんは迫力たっぷりに歌われ、最後には「蒸着!」ポーズを決められました。

続いては水木さんの登場で緊迫感のあるイントロで「超人機メタルダー」のエンディング。

正義と悪の歌い分けられに水木さんの表現力を見ました。

 

27:TRUE DREAM/前田達也

28:重甲ビーファイター/石原慎一

 

メタルヒーローの中でも異色のハードさが個性的な「ブルースワット」のオープニング。前田さんのやさしくしくあたたかい歌声に、

ヒーローソングは盛り上がる歌だけではないという事を再確認しました。

続いては重甲! 「重甲ビーファイター」のオープニングのイントロが流れ、登場した石原さんの姿に観客騒然。

上はジャケットを着られていたのですが、下はボクサーパンツの様な短パンに紫のブーツという出で立ち。

気高い姿で歌われる石原さんは、その神秘のボディから光が放たれ、会場は大興奮。

 

29:なせばなるほどロボタック/影山ヒロノブ

30:特警ウインスペクター (1C)

~特救指令ソルブレイン (1C)

~特捜エクシードラフト (1.5C)/宮内タカユキ

 

ジシャックチェンジ! 「短パンの後はやりづらいぜぇ~!」と駆け込んできた影山さんが歌うのは「テツワン探偵ロボタック」のオープニング。

元気のいい影山さんの魅力が凝縮されたコミカルな歌で、今回約10年ぶりに聞く事が出来てとても嬉しかったです。

一変、緊迫したイントロから、着化! プラスアップ! 実装! 「特警ウインスペクター」「特救指令ソルブレイン」「特捜エクシードラフト」の

レスキューポリスシリーズのオープニングメドレー。

やはり本調子ではない宮内さんはステージングもおとなしく、かつての力強さは感じられないものの、

それでも一生懸命に歌を伝えようとするかのように、着実に手堅く歌われました。

 

31:機動刑事ジバン/串田アキラ

32:時空戦士スピルバン/水木一郎

 

これは人を愛し正義を守る 若者と少女の心のドラマである。

再び登場した串田さんが「機動刑事ジバン」のオープニングで盛り上がりに拍車をかけます。

親指と人さし指、小指を立てた手をマクシミリアンを模すように「♪機動刑事」で構え、「♪ジバァァン」で振り上げるのもお約束。

イントロでの「ラスッッソォン!」という水木さんの声で、本編最後は結晶! 「時空戦士スピルバン」のオープニング。

軽やかながらも芯の真っ直ぐ通った水木さんの歌いっぷりに、会場は大盛り上がりの中、本編ラストとなりました。

 

-アンコール-

-MC-

 

メタルヒーロー達による怒涛のラッシュの興奮が冷めないままアンコール。

しばらくアンコールが続いていると合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。

 

そしてこのライブの合言葉、

ショッカーさん「スーパーヒーローォオオオッ!!!?」

観客「スピリィいいィィィイイイッッ!!!」

出演者のみなさん全員を呼び込みます。

 

・まずはバンド、コーラスのみなさんをご紹介。

・ステージ上は"ひろし"だらけ。

・ショッカーさん「『スーパーヒーロー魂』には旗揚げからずっと参加してくれているバンマス、鍋島圭一!!」

 遠藤さん「え、バンマスだったの!!!?」

・アップルパイのお二人、ザ☆カインズのみなさんを紹介されている時、それぞれの衣装の色をこっそり言葉をとつぶやいていた遠藤さん。

・ここからは出演者のみなさんが一言づつご挨拶。

・元気いっぱい過ぎて甲高い声になってしまった高橋さん。

・JOEさん「石原さんの短パンが一大事にならなくてよかったです」

・その石原さんをステージ上で写メるYOFFYさん。

・石原さん「短パンをやってしまったので次はどうしたらいいやら」

・挨拶をしながら手を大きくぶらぶらしていた☆MoJoさん。

・それを真似るMANGA TRIO。

 

・出演者のみなさんが順番に紹介されていく中、串田さん、水木さん、影山さんを残すだけに。

 ショッカーさん「さて、残すはこのお二人だけに」

 どよめく観客。

 ショッカーさん「あ!!!」

 うっかり影山さんを紹介し忘れていたショッカーさん。

 ショッカーさん「ごめんごめん、てっきり紹介したんだと…」

 影山さん「びっくりしたぁ~。アカンでひろしぃ~」

 水木さん「いいじゃん。折角だから影ちゃんは今日の挨拶のトリね」

 影山さん「ぅえぇええええ!!!」

 水木さん「だって、最初からオレと一緒にやってきてくれたんだから、たまにはいいじゃん!」

・串田さん「どうも。寡黙な座長です」

・今回は特別出演枠の水木さん。

 ショッカーさん「なんか今回の並びで超人ネイガー、東北合神ミライガー、水木一郎って並んでるとアニキもキャラクターみたいですね」

・ハードルがガンガン上がる中、今回の挨拶のトリは影山さん。

 影山さん「えー。石原の慎ちゃんとボクは同い年なんすけど、ボクにはあんな短パンをはく勇気がありません!!!」

・ショッカーさん「…ね、影ちゃんがトリを務めてくれたところで、忘れないように今回の特別出演の……」

 遠藤さん「キミが忘れたんやろー?」

 ショッカーさん「だから忘れないように!」

 と、ネイガー、そしてミライガーを呼び込んで紹介し、最後の曲へ。

 

33:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 石原慎一

            影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 

            前田達也 YOFFY JOE 高橋秀幸 松原剛志

            超神ネイガー 東北合神ミライガー

 

AJF東京公演二日目、そして「スーパーヒーロー魂2012"夏の陣"」のラストは「太陽戦隊サンバルカン」のオープニングでフィナーレ。

出演者全員で名残惜しくも高らかに歌う仲、ネイガーとミライガーも合流。

間奏でお馴染みの「イーグル! シャーク! パンサー!」のポーズを決めようと舞台中心へ向かおうとするショッカーさんに、

背中を向けていたきただにさんが気付かず、あわや間に合わなくなりそうになるという珍しい場面もありましたが、

会場一体となっての大合唱の大団円となりました。

 

出演者全員がステージ前方に集まり、串田さんのマイクを通さない生声の挨拶からの万歳三唱。

そしてショッカーさんの紹介で出演者のお一人お一人が順番に退場され、

最後は串田さんと水木さんお二人が一緒に退場されました。

 

ショッカーさん「みんな、楽しかったかァアアアアアアア!!!!?」

観客「ぉぉおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「また来いよぉおおおお!!!!?」

観客「ぉぉおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「また絶対会おうぜえええぇえええええ!!!!?」

観客「ぉぉおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「それじゃあ、約束のっ! スーゥパーァヒィーロぉーォオオオッ!!!?」

観客「スピリィいいィィィイイイッッ!!!」

 

颯爽と退場されるショッカーさんを見送って「スーパーヒーロー魂2012"夏の陣"」は終演となりました。

 

毎回、「スーパーヒーロー魂」は会場内の熱気が凄まじいものがあり、夏の風物詩といった印象があります。

特に今回はウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、メタルヒーロー、単独ヒーロー、ご当地ヒーローと、

 

オールジャンルのヒーローソングを堪能でき、また今回の出演者だからこそ聞きたかった曲も数多く聞け、

あらためて特撮ヒーローソングの魅力にどっぷりとつかる事が出来ました。

 

「ANIME JAPAN FES 2012"夏の陣"」東京公演も残すところあと一公演。

この年に10周年を迎えた「スーパーアニソン魂 2012"夏の陣"」を残すのみとなりました。

 

 

補足

 

・毎回SHSは戦隊とメタルヒーローがメインなる印象なのですが、

 今回は仮面ライダー、単独ヒーローはもちろん、ウルトラマンも一緒。

 やはりウルトラマンが入ると幅が一層広がるように感じました。

 

・中川翔子さんはご自身のライブ後、少しだけSHSを見に来られていたようです。

 

・「スーパーヒーロー魂」史上、曲中にショッカーさんがナレーションで参加するのは異例。

 これは「仮面ライダーストロンガー」でストロンガー/城茂を演じられた荒木しげるさんが

 この年の4月に逝去された事を受けての追悼という意味合いだったのでは、と推測いたします。

 

・前田さん「ひさしぶりに出させてもらいましたー。もっと出たいでーす」

 

・「ナイス」ではD.M.M.のリストバンドを着用し望まれた松原さん。

 

・ネイガーは落ち着いた印象。ミライガーは若々しい印象。

 

・「いつも未来が」をこのメンバー版でもCDを出して下さらないかしら。

 

・宮内さんの大病から復帰後のステージを初めて拝見。じっくりと回復に向かって欲しいです。

 

・「バトルフィーバーJ」の間奏でカズーを取り出して噴き出すMoJoさん。

 

・所々で関係者席で見学されていた松原さんや高橋さんら.Rのみなさん。

 

・石原さんの短パン姿に楽屋でエマージェンシーコールが起こったらしく、

 「ビーファイター」演奏時の関係者席には出演者若手半の皆様の姿が。

 

・ナベさんのピックをこれでもかと観客に投げまくる遠藤さん。

 

・毎回各シリーズが特集されると、年代順に歌われる事が殆どでしたが、今回はランダムに披露。

 次は何が歌われるかわからないというワクワク感が増して非常に楽しゅうございました。

 

・今回も舞台袖で数多くの名乗りポーズを決められていたショッカーさん。

 まさかゴーカイシルバーまで決められるとは思いませんでした

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