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☆MoJo Zone Season 20

12.5.19 ライブハウス LANTERN

 

出演/☆MoJo ☆とみたいちろう

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/小川武志 竹内光男 ショッカーO野

演奏/カラオケ Ag.とみたいちろう

    SUPER LANTERN UNCLE MARCHING PARTY (Ag.☆MoJo Bon.竹内光男 Ba.森谷博隆 G.小川武志)

 

 

「バトルフィーバーJ」「大戦隊ゴーグルV」「科学戦隊ダイナマン」と、多くのスーパー戦隊シリーズや、

「釣りキチ三平」「光速電神アルベガス」などのアニメソングを歌われ、CMソングも多数手がけられている☆MoJoさんが、

2006年より年に数回、ソロライブ「☆MoJo Zone」と、観客が☆MoJoさんの歌を☆MoJoさんの目の前で歌う

「♪mojo×2 のど自慢」からなる"☆mojo×mojo 2DAYS"。この度2012年5月で、20回という節目を迎えました。

 

今回はその20回目のソロライブ「☆MoJo Zone Season 20」のレポートです。

 

会場は京王井の頭線の神泉駅のすぐ近くにある、☆MoJoさんのホームグラウンド・LANTERN。

20回にわたるイベントの全てを見守ってきただけではなく、ファンの☆みなさんがプライベートでも通う素敵なお店です。

 

開場して屋内に入ると、☆MoJoさんが8ビート調にアレンジしたアニメ「釣りキチ三平」のオープニング「若き旅人」をつま弾かれたり、

司会のショッカーO野さんが観客の☆みなさんと談笑されたりと、☆MoJo Zoneならではの光景が。

 

00:☆MoJo Zone のオープニング/SE

01:大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-

-MC-

 

「☆MoJo Zone Season 20」の幕開けはスーパー戦隊シリーズ第6作目「大戦隊ゴーグルV」のオープニングテーマ。

コーラスあり、おっかけあり、手拍子ありの戦隊主題歌のお手本的な曲だけに、観客参加で大盛り上がり。

 

・☆MoJoさん「ようこそっ!」

・ショッカーさん「20回目ですよ」

 ☆MoJoさん「もーいいでしょう」

・2DAYSを「水戸黄門」で例えると……。

・ショッカーさん「6年前にはじめて、20回目という節目なので、我々も真剣に考えて……いつも通りにやろうという事になりました。」

・それでも珍しく行われた打ち合わせは2分で終了。

 ショッカーさん「二人とも同じ事を考えてたんです」

・ショッカーさん「昨年はウルトラマン45周年、仮面ライダー40周年、そしてスーパー戦隊35作品目と、

                    色々なメモリアルイヤーでした。今年もマジンガーZが40周年だったりしますが、

                  今年30周年を迎えたこの戦隊を特集したいと思います!!

                    『大戦隊ゴーグルV』Zoneだぁっ!!」

 観客「おぉおおぉぉおおおお!!」

 

02:ゴーグルVアクション!/& ショッカーO野

-MC-

03:熱風シャドウ/& ショッカーO野

-MC-

 

「ゴーグルV」Zone二曲目はまさかの「ゴーグルVアクション」。オリジナルは日高美子さんですが、

今回は徹頭徹尾☆MoJoさんが歌われるという、他ではまず聞けない本邦初公開のサプライズ。

続く観客のコーラスも冴える「熱風シャドウ」では「DADUDADUDA……」のスキャットが会場を埋め尽くします。

 

・ヒット曲集のお話。

・「大戦隊ゴーグルV」になるまで。

・やっぱり渡辺宙明先生は凄い。

 

04:フラッシュ! ゴーグルV/& ショッカーO野

-MC-

05:ゴーグルVのマーチ-We are Goggle V-/& ショッカーO野

-MC-

 

「フラッシュ! ゴーグルV」ではディレイでお手伝いするショッカーさん。ご自身がショーで立ち回られる際、

この「フラッシュ!」を使用されていたとか。緊迫した雰囲気から明朗軽快な「ゴーグルVのマーチ-We are Goggle V-」へ。

☆MoJoさんはショッカーさんと共に対照的な曲を見事に歌い分けられていました。

 

06:ダンシングゴーグルV/踊り:ショッカーO野

-MC-

07:出撃!ゴーグルロボ

-MC-

08:燃える男ゴーグルレッド

-MC-

 

またもやムードを変え、ダンサブルな「ダンシングゴーグルV」。全力で踊り通され、ショッカーさん汗だくに。

そんなショッカーさんの「アキバレンジャー的に言えば日下さん(※)の登場だ!」の言葉で出撃したのは「ゴーグルロボ」。

勇壮なロボを歌いあげた次は「日下さんの次は新堀さん登場です(※)」とショッカーさんが紹介したのは、

"戦隊演歌"「燃える男ゴーグルレッド」。☆MoJoさんは「大戦隊」のリーダーの静かな闘志を、迫力十分に歌われていました。

 

※日下さんと新堀さん

日下秀昭さん。戦隊シリーズのロボットを中心に、数多くの特撮作品に出演されているスーツアクターさん。

新堀和男さん。「バトルフィーバーJ」から「鳥人戦隊ジェットマン」まで「レッド」を演じられた、

株式会社レッド・エンタテインメント・デリヴァー代表取締役社長。

 

・"戦隊演歌"の次は"戦隊フォーク"という事で、☆MoJoさんがアコギのセッティングをされている間、

 ショッカーさんが2006年に使用されていた手帳を取り出し、初めて"☆mojo×mojo 2DAYS"を開催した時のお話をされました。

 

09:花咲くゴーグルピンク (大川めぐみVersion)

-MC-

 

アコギ一本で☆MoJoさんが歌われたのは、戦隊フォーク「花咲くゴーグルピンク」。しかも桃園ミキ/ゴーグルピンクこと、

大川めぐみさんが歌われたバージョンをカバー。素朴な味わいはそのままにしっとりと歌われました。

 

・次も初めて歌う曲。

・「ゴーグルV」のアルバムの歌手の中に、見覚えのある名前が。

 それは☆MoJoさんがスタジオミュージシャン・とみたいちろうとして名を成しはじめた頃、

 よく一緒に仕事をしたうら若き"仮歌の女王"新倉よしみさん。

・☆MoJoさん「ショッカーは♪トリックトリックトリックってやって」

 

10:エレクトリック・マジックコンボイ

-MC-

11:ストップ・ザ・バトル

-MC-

 

アコギ一本でコンピューターボーイズ&ガールズのテーマ「エレクトリック・マジックコンボイ」をまさかのカバー。

☆MoJoさんはいわる「こどものうた」などのようなかわいらしいアプローチで楽しげに歌われていました。

 

そして「大戦隊ゴーグルV」Zoneのラストはもちろんエンディング曲「ストップ・ザ・バトル」。

「♪1(パン)2(パン)3(パン)4(パン)ゴーグル  ゴーグル  ゴー!」の手拍子も見事に揃ってのフィナーレとなりました。

 

ショッカーさん「これで正真正銘コンプリート!!」

観客「おぉおおおおお!!」

ショッカーさん「それではこのまま"やりきったZone"という事でいっちゃいましょう! 『ゼッコーチョー!』!!」

 

12:ゼッコーチョー!

 

前回の「☆MoJo Zone Season 19」で披露された「まじめにふまじめかいけつゾロリ」のオープニングのカバー。

軽快で楽しい曲で、☆MoJoさんも観客の☆みなさんもゼッコーチョー! ゼッコーチョー!」の大合唱。

 

~休憩~

-MC-

 

休憩時間にステージ上ではバンドのセッティングが着々と進められます。

後半はLANTERNのスタッフの皆さんと☆MoJoさんによるバンド、SUPER LANTERN UNCLE MARCHING PARTY、

通称"SLUMP"Zoneからスタート。

 

13:ベロベロバァ/SUPER LANTERN UNCLE MARCHING PARTY

-MC-

 

まずは"SLUMP"のテーマとも呼べる楽しい「ベロベロバァ」。出だしは☆MoJoさんが歌われ、それをコーラスの小川さんと竹内さんが

追いかけて繰り返すのですが、二番でアドリブを飛ばしまくった☆MoJoさんに困惑するお二人。思わず「できねぇよ」と小川さん。

 

・☆MoJoさん「ショッカー、踊ってよ」

 ショッカーさん「ガス欠です。ガソリンが無いとできません。補給しようにもスタッフみんなこっちにいるし」

・カウベルが似合う。

・全てがおじゃん。

・自分の世界観を持つ男。

・ポールを辱める。

 

14:オブラディ・オブラダ(Ob-La-Di, Ob-La-Da)/SUPER LANTERN UNCLE MARCHING PARTY

-MC-

15:白いサンゴ礁/SUPER LANTERN UNCLE MARCHING PARTY

-MC-

 

「オブラディ・オブラダ」はThe Beatlesの曲を「みんなのうた」でフォーリーブスがカバーしたバージョンのカバー。

SLUMPのみなさんの原点であるThe Beatlesの曲だけに、活き活きと演奏されていました。

続いては「このメンバーで初めて演る」という、以前さわりだけ披露されたGSバンド、ズー・ニー・ヴーの2枚目のシングル「白いサンゴ礁」。

明るい印象の前曲とは趣の異なる、せつなげな演奏とコーラスに、"SLUMP"の大人の魅力を堪能しました。

 

・ショッカーさん「ズー・ニー・ヴーは町田義人さんが在籍されていたんですよね」

・SLUMPのみなさんが退場され、☆MoJoさんお一人になって引き続きアコギコーナー。

 

・☆MoJoさんお一人でトーク。内容は「ゴールデンウィークに☆MoJoさんに何が起こったか」。

・ヘルペスがひどくて。

・不服そうなスタッフ。

・ジンマシン。

・島がひどい。

・妙な医者。

・注射がイヤ。

・イビキがイヤ。

・ボクちゃん。

・まえまえ。

・コーカサス。

・高いてんぷらを食べに行く。

・「あ! あれ!?」の隙に……。

・これが思った以上の大作。述べ30分近くの長編で、ショッカーさんによるツッコミや、

 観客の盛り上げ上手な方々によるヤジが相まって、非常に面白い内容でした。

 

・☆MoJoさん「ホント、みなさんのおかげです!」

 ショッカーさん「オチは!? 良い話にしようとしてるけどオチは!!」

 

16:伝説/& ショッカーO野 観客

-MC-

 

というワケで、このイベントから一ヶ月程前にNHK-FMの特番「今日は一日“特撮”三昧」で

最後に流された「伝説」を☆MoJoさんのアコギ一本で。

☆MoJoさんのパート以外は観客とショッカーさんで大合唱という、"これぞ音楽"という一幕でした。

 

・☆MoJoさん「スンバラシイ!」

・先生のカブトムシが乗り移った。

・ショッカーさん「孤独だな! ここはっ!」

 

17:人生の停車駅

-MC-

 

ムードは一気にシリアスに。以前ショッカーさんがパーソナリティを務めていたラジオで流されたのをきっかけに、

☆MoJoさんがカラオケを作られた「銀河鉄道999」のイメージソング。

最後の繰り返しの「♪そして人はまた~」の部分は会場一体となって大合唱。

 

・ショッカーさん「5分前の空気を一掃しましたね」

・仲間がたくさんテレビに出る半面、カットされた人も。

・ここからはショッカーさんpresentsのカバーZone。

 一曲目は☆MoJoさんが今回のためにカラオケを作られた曲。

 ☆MoJoさん「NHKからDVDが送られて来て、見てみたんだけど、まぁ、自分で作った曲なのにアレだけど、見てみたらカワユくて…」

 ショッカーさん「カワユいといったらボクちゃんですよね」

 

18:旅がらすワン太郎

-MC-

 

NHK Eテレ「いないいないばあっ!」で三度笠と道中合羽を着たワンワンが歌う曲をセルフカバー。投げ込みもご自身の声で。

短いながらも楽しくてかわいらしい曲で、是非とも☆MoJoさん版で聞いてみたかったので、とても嬉しかったです。

 

・ボクちゃんのまえまえが。

・☆MoJoさん「絶対に夏とか言うなよ!!」

・20回目の異常事態。

・前回のZoneでは「装甲騎兵ボトムズ」の「炎のさだめ」をカバー。そのすぐ後の「第7回 かわさきTVまんが祭」では、

 たいらいさおさんと山形ユキオさんのジョイントライブという事で、80年代ロボットアニメを中心にお届け。

 ショッカーさん「カインズもそれぞれが80年代ロボットをカバーしてくれました。

                  イベントに続けて来ているとこういった楽しみ方ができるんですね。

                じゃあそれを続けていきましょう!!『超時空世紀オーガス』より『漂流~スカイハリケーン~』!!」

 

19:漂流~スカイハリケーン~

-MC-

 

たたみかけるように曲の紹介された途端に客席からは感嘆の声が。これがショッカーさんの司会の醍醐味。

静かな序盤から疾走感あふれるサビになると自然とコーラスと手拍子が。

☆MoJoさんはオリジナルのケーシー・ランキンさんを思わせるニュアンスで歌われていました。最後のコーラスはもちろん大合唱。

 

20:光速電神アルベガス

-MC-

21:星雲仮面マシンマン

-MC-

22:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-

-MC-

23:科学戦隊ダイナマン

-MC-

 

ラストスパートは☆MoJoさんの代表曲を立て続けに披露。

ロボットつながりで歴然の盛り上がりの「アルベガス」から、「マシンマン」ではイントロでショッカーさんの名乗りあり、

自然とオルタネートバージョンになる「バトルフィーバー」で観客との☆MoJoさんとの阿吽の呼吸を感じ、

気勢そのまま最後は会場一体となって「ダイナマン」!!

 

拍手の中、☆MoJo Zoneを20回支え続けたLANTERNのみなさんをショッカーさんがご紹介し、☆MoJoさんのご挨拶。

☆MoJoさん「20回もやって、もーいいでしょうと思ってたけど……またやってもいいかな?」

観客拍手喝采。

今後の予定などが話され、☆MoJoさんがショッカーさんをご紹介し、「☆MoJo Zone Season 20」は無事終了となりました。

 

20回目という節目で普通どおりにやるといいつつ、30周年の「大戦隊ゴーグルV」を完全網羅し、

☆MoJoさんのソロはもちろん、SLUMPコーナーも多種多様な曲ばかりのバラエティに富んだ内容で、

それでいて最後は定番曲をしっかりとハズさないという、押さえる所を押さえた、いつも以上に嬉しい内容でした。

 

 

補足

 

・25周年の2007年にも「ゴーグルV」コンプリートは試みられましたが、その時は☆MoJoさんの歌われた8曲のみ。

 今回は30周年だけあり、それを上回るパーフェクトコンプリートとなりました。

 

・ショッカーさん「(6年前の手帳を見て)うわっ読めねぇ。石ノ森先生の生原稿くらい読めない」

 

・「フラッシュ! ゴーグルV」を全力で踊り終えたショッカーさん「20回目で初めてこんなに疲れたよ」。

 

・ショッカーさんが「漂流~スカイハリケーン~」を正式にお願いしたのは当日の1週間前だったとか。

 

・ショッカーさん「この場所で皆さんと会うのを何よりの楽しみにしている人もいるんですよ」

 

・☆MoJoさんのロングトークが繰り広げられた際、

 「スーパーロボット魂2012"春の陣" 東京公演」で、ショッカーさんが水木一郎さんについて、

 「面白い、楽しいアニキはテレビで見れますが、本当にカッコいいアニキが見れるのは、ライブ」

 という旨の発言をされ、それを受けた堀江美都子さんが、

 「アニキはそんな所を合わせて全部でカッコいいんですよ」と言われた事に感銘を受けた、とショッカーさん。

 ショッカーさん「だからオチの無い話をしても、それが全部にいさんのいいところですよ」

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