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スーパーロボット魂2012"春の陣" 東京公演

12.4.29 Zepp Tokyo

 

出演/水木一郎 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ

    森口博子 鮎川麻弥 遠藤正明 米倉千尋

    AKINO with bless4(AKASHI KANASA AKINO AIKI) angela(atsuko KATSU)

 

初参加/きただにひろし 渡辺学

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一) ゴリアテ

ダンス/女性二人組(名前わからず。申し訳ありません)

演奏/BROADWAY(G.松尾洋一 B.村上聖 Dr.板垣正美 Key.松原博) G.KATSU

 

 

「スーパーロボット魂」。

 

1997年に開催されたロボットアニメの歌に特化したライブ「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」。

ゲーム「スーパーロボット大戦」(SRW)の大ヒットなどを受けて開催されたライブイベントは、

当時はまだアニメソングをライブ形態で聞く事ができるという事自体が目新しく、画期的なイベントとして大反響となりました。

その後、「スーパーロボット魂」(SRS)に名前を変えて毎年開催され、アニメソングライブの殿堂として不動の地位を築いています。

 

その「スーパーロボット魂」も今回の「2012"春の陣"」で15周年を迎えました。

今回も出演者総勢16名という大所帯。どんな内容になるのかとても楽しみでした。

 

会場は東京お台場にあるZepp Tokyo。

待機している観客は若干少なめに思えましたが、開場が近付くにつれ徐々に黒山の人だかりに。

会場前には開場前から「SRS2012"春の陣"」ライブTシャツやタオル、出演者のみなさんのCD、DVDを販売されておりました。

ライブハウス内に入場すると、ステージ上にはライブのロゴマークがあしらわれた看板が掲げられており、

中央にはステージ後方から前方にかけて花道が用意され、左右にはバンド、コーラスのブース。

バンド、コーラスブースの合間には円筒系の塔の様なオブジェが数本あしらわれていました。

 

-MC-

 

開場時間になると司会のショッカーO野さんがご登場。

 

ショッカーさん「最近、テレビでアニキの姿を見る機会がとても多いです。もう、テレビつければ出てる。

        そうかと思えばクッシーが『サファリパーク』を歌ってたり、年末にはミッチも出てたり。

        MIQ姐が『ヨドバシカメラ』を歌ってたり。思えば、テレビのゴールデンタイムでアニキ達を見る事が出来たり、

        アニメや特撮の歌が聞けたりと、本当に良い時代になったもんです。

        でも、面白い、楽しいアニキはテレビで見れますが、本当にカッコいいアニキが見れるのは、ライブだよなぁああ!!?」

観客「おぉおぉおおおおおおおおおおお!!!」

 

そして、15年目の

ショッカーさん「スーパーァロ・ボ・ッ・ト・ォッ!?」

観客「スピリイィィィイイイイッッツ!」

のやり取りがありいよいよ「スーパーロボット魂2012"春の陣" 東京公演」開演です。

 

00:SE -ROBONATION SUPER LIVE'97 summer オープニングSE-

01:鋼の魂/水木一郎 影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ

-MC-

 

流れ出したのは鳴り響く警報、軋む機械音。

SRS10周年の時と同じく、初演「ROBONATION SUPER LIVE」のオープニングSEがそのまま流れるという素敵な演出。

そこからなだれ込むようにはじまったのは、ゲーム「スーパーロボットスピリッツ」のCMソング「鋼の魂」。

スターティングメンバーの4方は黒の統一された衣装で登場され、盤石のパワフルさで幕開けとなりました。

 

・水木さん「今回のライブが15周年というのを知っていたのはオレだけでした」

 観客「えぇええええええ」

 MIQさん「いやいやいや」

 堀江さん「アニキは結構そういうのを覚えてますよね。毎年指折り数えてたんですか?」

 水木さん「そうだよ! もう1周年、2周年、5周年、12周年…」

・水木さん「15周年ですよ。最初掲げたのは『この指とまれ』っていいうキャッチフレーズだったんだよ」

 影山さん「…え、知らんかった…」

 水木さん「なぁーにいってんだよー!! 『この指とまれ』だよ」

 MIQさん「アタシ、違うのは知ってる。『見ろ、聞け、本物だ!!』っていうの…まぁ、アタシはあの時はMIOでしたけどね」

 影山さん「ぁあ、それはオレも知ってる」

 水木さん「それもあるけどよー」

・水木さん「さっきショッカーが言ってくれてたけど、これじゃカッコ良くないよなぁ…」

 堀江さん「何言ってるんですか、アニキはそんな所を合わせて全部でカッコいいんですよ」

 影山さん「おぉ~」

 MIQさん「さすがミッチ」

 水木さん「うれしーいことをいってくれんじゃないのー」

 思わず堀江さんのホッペにキスをされた水木さん。

 

02:HEATS/影山ヒロノブ

03:TIME TO COME/MIQ

 

出演者ソロコーナーのトップバッターは影山さんによる「真(チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」オープニング。

影山さんの軽快なステージングも魅力なこの曲。SRSでも序盤に歌われる事が多く、まさに起爆剤でございます。

続いて流れてきたイントロに狂喜。MIQさんが歌われたのはゲーム「第4次スーパーロボット大戦」より「TIME TO COME」!

MIQさんの突き抜けるハイトーンは原曲以上の迫力。当方、とにかく嬉しうございました。詳しくは補足をご覧ください。

 

04:ボルテスVの歌/堀江美都子

05:CROSS FIGHT!/水木一郎 堀江美都子

-MC-

 

突然、聞きなれないギターの音色が聞こえてきたかと思うと、女性ダンサーお二人が軽やかに踊り出し、続いて堀江さんがご登場。

なんと1989年に発表されたご自身の代表曲をロックアレンジしたアルバム「DEBUT」版の「ボルテスVの歌」!! 思わぬ変化球。

ダンサーお二人とコーラスにシンガーズ・ラボの生徒さんを従え、まさにロックの女王の様な風格で歌われた堀江さんでした。

水木さんを呼び込みOVA「破邪大星ダンガイオー」より、お二人のコンビネーションの真骨頂が体感できるオープニングへと続きました。

 

水木さん「『スーパーロボット魂』が15周年、『スーパーロボット大戦』も20周年。そんな中で『マジンガーZ』が今年40周年です」

観客「ぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!」

水木さん「きっと今年は40周年記念のイベントもやるだろうから、オレもそれに呼んでくれたら嬉しいと思っていますが、

       今日はそんな『マジンガーZ』の曲をめずらしくメドレーでやります!! マジンガーメドレー!!!」

 

06:マジンガーメドレー

~ぼくらのマジンガーZ (1C)

~Zのテーマ (1C)

~空飛ぶマジンガーZ (1C)

~マジンガーZ (1C)/水木一郎

-MC-

 

なんと水木さんは「マジンガーZ」の40周年を記念してのスペシャルメドレー。

どの曲も「マジンガー」の曲中でも馴染み深い曲だけに場内大盛り上がり。

メドレーとはいえ、一気に聞ける機会はなかなか無いだけに嬉しうございます。

 

ショッカーさん「うーわ。やーばーい、アニキ、マジンガーメドレーはやばいっすよー」

水木さん「今日はなるべく当時を意識してオリジナルのまま『マジンゴー』も言わなかったし『Z』も伸ばさなかったんだよ」

 

水木さんを見送りショッカーさんお一人に。

 

ショッカーさん「さぁ、これからもいろんなロボットが登場してきますが、

        続いては、ここお台場に帰ってきた巨大なヤツ(※)。『機動戦士ガンダム特集』です!!!」

 

※かつて期間限定でお台場に実物大ガンダムが展示されていましたが、

この年の4月にお台場にテーマパーク「ガンダムフロント東京」がオープンし、実物大ガンダムが再び展示されました。

 

07:嵐の中で輝いて/米倉千尋

-MC-

 

まずは元気印"ちっひー"こと米倉千尋さんの登場で、OVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」のオープニング。

快活な歌声と軽やかなステージ、盛り上げ上手なパフォーマンスはいつみても素晴らしいです。

 

米倉さん「『スーパーロボット魂』も15周年ということで、私はちょっとお姉さんの17周年なんですけど、

      15年ライブが続いてくなんて凄いですよね。みんなで『おめでとー』っていいましょー!! せーのっ」

観客&米倉さん「おめでとー!!!」

 

08:永遠の扉/米倉千尋

09:MEN OF DESTINY/MIQ

 

米倉さんの二曲目は映画「機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート」より「永遠の扉」。

伸びやかな米倉さんの歌声を堪能した後は、MIQさんによるOVA「機動戦士ガンダム0083-STARDUST MEMORY-」二代目オープニング。

使命感と哀愁とを力強くシャープに歌われるMIQさんのステージは圧巻の一言です。

 

10:Z・刻をこえて/鮎川麻弥

11:水の星へ愛をこめて/森口博子

-MC-

 

続いては「機動戦士Zガンダム」の初代と二代目のオープニングを連続で。

まずステージ中央から登場したのは、SRS初登場からこの年で10年目の鮎川さん。

間奏の「ゼータァ!」のコール&レスポンスはライブならではの楽しさ。

続いては森口さんのご登場。しなやかで透明感のある歌声が会場全体を包み込んでいました。

 

・森口さん「みなさんの熱さ、熱苦しさ、コレよコレ!! コレがスパロボなのよ!!」

 観客笑。

 森口さん「今回もいましたよー。私が唄ってる時にこう…」

 指揮をするジェスチャーをする森口さんに観客大笑。

・生で「♪しゃがんで跳ねると ゼイゼイゼイゼイゼイ 43ー!!」

・森口さん「『スーパーロボット魂』15周年、森口博子は27周年です」

 観客拍手。

 森口さん「ありがとうございます。当時アイドルにはキャッチフレーズがあったんですね。

     私のキャッチフレーズは『よかった、君がいて』。

     『Zガンダム』の歌を歌える歌手がなかなか見つからない中、私を見つけてくれたスタッフさんの言葉なんだそうなんですけど、

     27年やってきてこうやって今も皆さんの前で歌えているとこう思います『よかった、みなさんがいて』!!」

 

12:ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~/森口博子

-MC-

 

ミラーボールが回り出し、「ガンダム特集」の最後を飾るのは映画「機動戦士ガンダムF91」のテーマ。

透き通るようでいて芯の強さを感じさせる森口さんの歌いっぷりに、じっくりと聞き入らせていただきました。

 

ショッカーさん「15年やっていますと、多くの方が我々の仲間になってくれているのですが、

        ここからは初登場の方のご登場です。まずは渡辺学さんのご登場で『超者ライディーン』より『In My Justice』!!!」

 

13:In My Justice -翼の伝説-/渡辺学

-MC-

 

飛翔、時をこえて。すらりとした立ち姿に無精ひげがなんとも男前な渡辺さんが歌われたのは「超者ライディーン」の初代オープニング。

シャープでいて力強い歌声はライブで体感すると原曲以上の迫力で、圧倒される心持でした。

 

ショッカーさん「いやぁ、渡辺さん、如何でしょう、初めて参加されてみて?」

渡辺さん「実は密かにいつかこうやって歌える日が来るんじゃないかって思っていたんですよ!!」

 

ショッカーさん「さぁ、続いても初登場の方です……初登場なんだぁ…意外ですね」

観客「おぉおおおおおぉおお」

ショッカーさん「だにぃ~こと、きただにひろしさんのご登場で『出撃! マシンロボレスキュー』より『GO!GO!レスキュー』!!!」

 

14:GO!GO!レスキュー/JAM Project featuring きただにひろし

-MC-

 

マーチ調のイントロと共に行進しながらきただにさんご登場。

「出撃! マシンロボレスキュー」よりオープニング。きただにさんのはつらつとした歌声も、

間奏での三方向へのお辞儀も、とても魅力。大好きな曲でして、久々に聞く事が出来、べらぼうに嬉しゅうございました。

 

きただにさん「スパロボ15周年! 15年目にして初登場です! 実はきただにはロボットほとんど歌ってないんですね。

       『レスキュー』もプッチJAM(JAM Project featuring 遠藤正明 松本梨香 きただにひろし)の曲でして、

       ちょっとインチキしちゃいました。んナハハハハ」

観客笑。

きただにさん「ソロではロボットものを歌っていなくても、このユニットなら沢山歌ってるんですよね。

       じゃあ、この二人に協力してもらいましょう! 影山ヒロノブ、遠藤正明!!!」

 

15:嘆きのロザリオ/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし

-MC-

16:Break Out/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし

-MC-

 

影山さんと遠藤さんが合流し、歌いだされたのは、JAM Projectが歌われたアニメ「超重神グラヴィオン」オープニング。

2012年に10周年を迎える本作は、JAM Projectにきただにさんが加入されて初めて歌われた曲です。

「アーアーアーアーアー グラーヴィオーン」の観客大合唱の迫力は、これぞライブのが醍醐味という感じでした。

続いてもJAM Projectの楽曲から、アニメ「スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ」のオープニング。

この曲も人気が高いだけに、お三方と観客からの投げ込みや大合唱の一体感は凄まじいものが有りました。

 

ショッカーさん「はい、MANGA TORIOでしたー!!!」

影山さん「そっちかよ!」

ショッカーさん「だってMANGA TORIOでしょう?」

影山さん「ナハハハ。まぁそうやけど」

遠藤さん「パンパカパーン」

ショッカーさん「だって足んねえじゃん?」

きただにさん「そりゃ二人ほど足りませんけど」

ショッカーさん「冗談冗談。情熱的(J)に熱く(A)燃える(M)、JAM Project3/5でしたー!!」

 

ショッカーさん「さっき楽屋で80年代アイドルの話してたんだけど…」

影山さん「アイツ(きただにさん)は石野真子ファンやったんやで」

きただにさん「そうっすよーいけないんすかー?」

ショッカーさん「世代的に合わねぇだろぉ?」

影山さん「お前、だいぶ年上やぞ」

ショッカーさん「ホント小学生みたいに話しててね」

影山さん「あの"ひろし"はさぁ」

ショッカーさん「どっちの"ひろし"だよ!?」

※ショッカーさんの本名は"大野浩さん"。しかもちょうどきただにさんとショッカーさんが並んでいらっしゃいました。

影山さん「そっちのひろしや!(ショッカーさん) あの男はアレやで、榊原郁恵ファンクラブの、神奈川支部長やってんやで」

遠藤さん「おー。ちゅーるっちゅるちゅちゅー」

ショッカーさん「この前ラジオで話したネタ使うなよー!!」

 

・楽しいやり取りが続く中、スタッフさんによってマイクスタンドや楽器などが用意されていき、

 ここからはライブ恒例のアコースティックコーナー。

・ショッカーさんに呼び込まれ、水木さん、堀江さん、MIQさんがご登場。

・楽器は水木さん、影山さんがアコースティックギター。きただにさんがベース。遠藤さんがジャンベ。

・今回のユニット名は「スーパーロボットスペシャルなんでもこい楽団」。

・水木さん「今回はちょっと普段やらないような曲を、と思って選んだんですけど、えっと、キミは誰だっけ?」

 きただにさん「!! うぇ!?」

 水木さん「あ、ひろしくんって言ったっけ? 今日が初参加だっけ? そう、そんなひろしくんも好きだっていう作品。

     この作品は中東とかでも流行ってるっていうんですけど、人が乗って戦う最初のロボットなんですね。

     マジンガーが最初って言われるんですけど、そのちょっと前の作品ですね。ちゅうとうハンパですねー」 

 観客「……」

 ショッカーさん「みんな、ライブのアニキはカッコいいんだ!!!」

 観客大爆笑。

 

17:アストロガンガー/スーパーロボットスペシャルなんでもこい楽団

-MC-

 

アコギコーナー一曲目は前年のSRSで突発的に披露されたこの曲「アストロガンガー」オープニング。

水木さんのロボットソングデビュー曲がこのメンバーで合唱されるのは、どこか感慨深いものが有りました。

間奏では影山さんの突発的合図で水木さんのギターソロが設けられるも、突発的だった為、水木さん失敗。

 

・堀江さん「なんか遠ちゃんの楽器おもしろいねー」

 遠藤さん「そうっすか?……」

 堀江さんと遠藤さんの話をよそに、譜面を観客に手渡す水木さん。

 ショッカーさん「なんすか急に、山本正之さんみたいなことしてー」

 水木さん「15周年だから特別にね」

 堀江さん「アニキ、せっかくの遠ちゃんへのフリを無駄にして…」

・水木さん「今日は、えっと…だに…ベースのひろしくんだっけ?」

 きただにさん「っはい!!」

 水木さん「……きみはもしかして『ウィーアー!』とか『ウィーゴー!』とかを歌っている…」

 ショッカーさん「おぉ!? 意外と知ってるぞ!!」

 水木さん「ベースの方のきただにもいるのでちょっと軽快な曲を、新鮮な感じで……井の頭線の渋谷の次の駅、それは神泉ですね」

 影山さん「そんなローカルな話…」

 ショッカーさん「そんなん☆MoJoさんのライブに行ってる人しかわかりませんよ!!」

・水木さん「もう女性陣に合わせてキーをガンガンにあげました。堀江さんもMIQさんも普通の高いキーなんか楽々出せるし、

     遠藤やだにぃ~も平気で高い所を歌えちゃうんですね」

 ショッカーさん「さっきどさくさで普通に"きただに"っていってたよなぁ」

 きただにさん「更に、今、だにぃ~って言ってくれましたよ」

 

18:戦う兜甲児/スーパーロボットスペシャルなんでもこい楽団

 -MC-

 

続いては02年のSRS以来、実に10年ぶりにアコギコーナー歌われた「マジンガーZ」より「戦う兜甲児」。

軽快さあふれるロックンロールが魅力。まさか10年越しに聞く事ができるとは思わずビックリでした。

 

・アコースティックコーナーが終わり、続いては前回から参加されているangelaのお二方がご登場。

・atsukoさん「スパロボ15周年。さっき森口さんが27周年とお話をされていましたが、私達は9周年です。

       自分達でも『おぉ~9年目かぁ~』なんて言っていましたけど、まだまだまだまだです!!

        でもさっき聞いて驚いたのが、この次に出てくる方とデビューが2週間違いなんですよ」

 KATSUさん「2週間先にあちらがデビューされていたんですね」

 atsukoさん「ですんで今回の出演者の中では最若手です!」

・atsukoさん「今から歌う曲にはちょっとした振り付けがあるのですが…」

 方々でタオルを翳す観客が多数。

 atsukoさん「タオルはまだいいですよ?」

・ここでatsukoさんによる振り付け講座。ぐるぐるぐるぐるどっか~ん。

 

19:Spiral/angela

-MC-

20:蒼穹/angela

-MC-

 

angelaのお二人のステージ一曲目は「アスラクライン」よりオープニング「Spiral」。

荘厳さとミステリアスさあふれる曲と、楽しげな振り付けが合わさり、angelaのお二人ならではの独特の雰囲気に。

続いては映画「蒼穹のファフナー HEAVEN&EARTH」よりエンディング「蒼穹」。

激しい曲調の中、ステージを動き回るKATSUさん、独特のなめらかな声で凛と歌われるatsukoさん。

 

・atsukoさん「みなさん、タオルなどをお持ちでしょうかー? タオルが無ければハンカチでもなんでもいいですよー!」

 客席の方々でタオルが掲げられる中、今回のライブタオルを掲げる方の姿も。

 atsukoさん「おー今年のタオルを持ってる人もいますねー」

 KATSUさん「あ、あなた! それ去年のですよね!!? あ!! あなたも!!」

 タオルにこだわるKATSUさん。

 KATSUさん「隣の人見て! 見て! 今年の! あなたの持ってるのは去年の!!」

・KATSUさん「じゃあ、そのタオルを"超電磁ヨーヨー"の様に…振りまわしてください! …合ってる? 超電磁ヨーヨー?」

・atsukoさん「ホントはちゃんと説明したいんですけど、時間の都合上カットです。回しまくってください!」

 

21:Shangri-La/angela

-MC-

 

angelaのお二方のラスト曲は「蒼穹のファフナー」よりオープニング。この曲もライブならではの振り付けが楽しいです。

間奏でのコール&レスポンスからの「スーパーロボット」「魂!!」の掛け合いもライブならではの一体感でした。

 

・angelaのお二人と入れ替わりにショッカーさんがご登場。

 ショッカーさん「1000人超えの"超電磁タツマキ"はすごかったなぁー」

 KATSUさんをさらとフォローしながら続いてAKASHIさん、KANASAさん、AKINOさん、AIKIさんのBless4のみなさんがご登場。

・ショッカーさん「それではみなさん自己紹介をお願いします」

 AKINOさん「ハイ、みなさんこんばんはー! 次女のAKINOです!」

 KANASAさん「長女のKANASAです!」

 AIKIさん「次男のAIKIです!」

 ショッカーさん「以上、Bless4のみなさんでーす!」

 AKASHIさん「……ちょちょちょ、ショッカーさん、まってくださいよ」

 ショッカーさん「冗談冗談、どうぞ!」

 AKASHIさんさん「ハイ! 長男のAKASHIです!!」

 長男AKASHIさんはナイスポジション。

 

22:君の神話~アクエリオン第二章/AKINO with Bless4

-MC-

 

「創聖のアクエリオン」の続編であり、当時絶賛放送中の「アクエリオンEVOL」よりオープニング。

ANINOさんの歌声、AIKIさんのサポートボーカル、AKASHIさん、KANASAさんの歌詞に合わせたダンスの全てがドラマチック。

ライブで聞くと改めてBless4のみなさんのパフォーマンスには圧倒させられました。

 

・Bless4のみなさん単独でトーク。

 AKASHIさん「さっきショッカーさんのアレは僕にはショック過ぎました」

 AIKIさん「あれはショッカーさんの愛だよ!」

 AKASHIさん「わかってるよー。でもいきなりだったからね」

 AIKIさん「ショッカーさんからの愛情表現だよ!」

 AKASHIさん「そうだよね。みなさん、ショッカーさんに愛の拍手を!!」

 観客拍手。

・ここでAIKIさんのボイスパーカッションとBless4のみなさんの軽快なラップに合わせて

 「スパ!?」「ロボ!!」のコール&レスポンス。ここでしか聞く事が出来ない、抜群のコンビネーションでした。

・AKINOさん「次の曲は、東京で初めて歌います! 『月光シンフォニア』」

 

23月光シンフォニア/AKINO AIKI from Bless4

-MC-

24:創聖のアクエリオン/AKINO with Bless4

-MC-

 

AKASHIさん、KANASAさんが退場され、ANINOさんとAIKIさんのデュエットで「アクエリオンEVOL」のエンディング。

せつなくもはかなげなANINOさんとAIKIさんの歌声は、楽曲の世界観にぐいぐいと引き込まれていきます。

続いてはBless4のみなさんの代表曲ともいえる「創聖のアクエリオン」よりオープニング。

AIKIさんがマイクを向けると、観客が「あ・い・し・てーるー!!」と応える光景はとても魅力的でした。

 

Bless4のみなさんが退場され、ショッカーさんお一人に。

ショッカーさん「さぁ、ラストスパート!! ガンガン行くぞぉおおお!!!」

観客「ぉぉぉおおおおおおおぉぉおおおお」

ショッカーさん「ガンガン行くぞぉおおお!!!」

観客「ぉぉぉおおおおおおおぉぉおおおお」

「ショッカーさん「ガンガン行くといえば、"ガ"が沢山出てくるこの曲、遠藤正明さんに登場して頂きましょう!『勇者王誕生!!!』」

 

25:勇者王誕生!/遠藤正明

26:風のノー・リプライ/鮎川麻弥

 

ラストコーナーのトップバッターは遠藤さんによる「勇者王ガオガイガー」のオープニング。

SRS最初期から歌われているだけに、しなやかで伊達なステージと好対照なパワフルでのびやかな歌声は圧巻です。

遠藤さんに続いては鮎川さんのご登場で「重戦機エルガイム」より、さわやかな二代目オープニング。

揃いの振り付けは会場の観客はもちろん、アップルのお二人も一緒に。間奏での鮎川さんのスキャットが魅力的。

 

27:マジンガーエンジェルのうた/堀江美都子

28:Fighters/影山ヒロノブ

 

轟く宙明節にのせて堀江さんが歌われたのは「マジンガーエンジェルのうた」。

「レディーゴー」、「ミサイル発射!」の振り付けを堀江さんの指導のもと、観客、アップルのお二人も一緒に。

続いて影山さんが歌われたのは「電脳冒険記ウェブダイバー」の二代目エンディング。ありがとうございます!!!!

影山さん独特の哀愁たっぷりの希う歌唱をたっぷり味わえる快曲。生で聞けるのを期待して10年。感慨無量でした。

 

29:ダンバインとぶ/MIQ

30:コン・バトラーVのテーマ/水木一郎

 

ときめくイントロが続きます。「聖戦士ダンバイン」よりMIQさんの代表曲のひとつであるオープニング。

デビュー30周年を迎えられたMIQさん。その歌声は衰えるどころか当時以上の迫力で、魅了されっぱなしです。

ラストコーナーのトリは水木さんによる「超電磁ロボ コン・バトラーV」より説明不要のオープニング。

水木さんと共に会場が一体になる振り付けは15年間変わらない楽しさです。これぞライブの醍醐味。

 

31:おれはグレートマジンガー/水木一郎 影山ヒロノブ

32:時を越えて/水木一郎 影山ヒロノブ MIQ 堀江美都子

 

水木さんが影山さんを呼び込んで「グレートマジンガー」オープニング。間奏でのバンドメンバー紹介も軽やかに、

偉大な勇者を高らかに讃えると、堀江さん、MIQさんも合流し「スーパーロボット大戦」シリーズを象徴する楽曲「時を越えて」。

この曲もたいへんに思い入れが有る曲でして、いつ聞いてもグッと来てしまいます。

 

-アンコール-

 

水木さん、堀江さん、影山さん、MIQさん、バンドのみなさんが退場されると

しばらく観客によるアンコールが続き、バンドの皆さんが再登場。いよいよ大詰めアンコールです。

 

33:熱風! 疾風! サイバスター/水木一郎 影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ

-MC-

 

アンコールは「スーパーロボット大戦」、「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より"風の魔装機神"サイバスターのテーマ。

イントロが一気に加速すると、四方ご登場。水木さんはなんと「アニキ★マフラー」を着用。

会場言わずもがなの大盛り上がりの中、「アニキ★マフラー」姿に驚かれていた堀江さんが印象深かったです。

 

ショッカーさんも合流し、出演者全員を呼び込んでトーク。

・フジテレビ系バラエティ「逃走中~ラストミッション~」での水木さんの勇士のお話。

 水木さん「やっぱりアニメやヒーローの歌を歌ってるからカッコ悪い所は見せられないよね」

・ここでコーラスのアップルパイ、カインズの皆さんをそれぞれご紹介。

・当日のアップルのご衣装はが水玉スカート。

 お二人が紹介される際、まんま「水玉、水玉」「水玉スカート」とこっそりつぶやく遠藤さんと影山さん。

 カインズのみなさんの時は「アルフィー、アルフィー」とつぶやく遠藤さん。

 ショッカーさん「うるさいよ! そのまんまじゃねぇか!」

・AKINOさん「楽屋もとても楽しくて、ずっと女子トークしてました!」

・遠藤さん「…僕等はずっと男子トークしてました」

 ショッカーさん「ホント小学生かよってくらいのやつね」

・いつの間にか「アニキ★マフラー」を外されていた水木さん。

・KATSUさん「先程は"超電磁タツマキ"と"超電磁ヨーヨー"と言ってしまい申し訳ありませんでした!!!」

 ステージ中央に出てきて観客と水木さんに向けで土下座するKATSUさん。

 ショッカーさん「大丈夫さっきフォローしといたから」

 KATSUさん「ホント、すいませんでした!」

 atsukoさんに引っ張られていくKATSUさん。

・きただにさん「ロボットものを歌わせてください!!!」

・MIQさんはデビュー30周年。会場の全員で「おめでとーーう!!」

・水木さん「スパロボも15周年。15年前に皆の前で言った言葉をもう一度、言いたいと思います。

       みんなー!! これからもオレについてくるかァアアアアあ!!!!?」

 観客「ォォオオオオぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

34:マジンガーZ/水木一郎 & ALL CAST

 

15周年目の締めくくりはやはりこの曲「マジンガーZ」のオープニング。今回はイントロの「マジィインゴォウ!!」は無し。

「マジンガー」40周年とSRS15周年を受けてか感慨深げに歌われている水木さん、

観客へ向けてマイクを向け扇動しまくるMANGA TORIOのみなさんや、フルコーラスしっかり歌えているBless4のみなさんなど、

出演者全員がステージに立って歌われている様子はそれだけで見所満載でした。

 

ショッカーさんがライブの締めの為にバンド、コーラスのみなさんを呼び込まれていく中、

水木さんが、隣の堀江さん、影山さん、MIQさんに何やら耳打ちして出演者全員に伝えられていった様子。

 

ショッカーさん「さぁ、全ての出演者が集まりましたが…」

堀江さん「ショッカー! ちょっと提案が」

水木さん「今日は15周年だから最後は"三本締めZ"にしない?」

ショッカーさん「あっ!! いいっすねえ、縁起モノですし!」

 

35:三本締めZ

 

最後に水木さんのマイクを通さない生声の挨拶の後、ご利益が有るという「三本締めZ」が行われ、

出演者のみなさんはショッカーさんの紹介を受けて一組づつ退場されていきました。

 

ショッカーさん「みんな楽しかったかァアアア!!?」

観客「おおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「また会おうぜええぇえええ!!」

観客「おおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「じゃあ約束のっ、スゥーパァーアアアロォボッットォ!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイッツ!!」

ショッカーさん「ショッカーO野でした!!」

 

颯爽と去っていくショッカーさんが見送られ、大歓声と拍手の中、

「スーパーロボット魂2012"春の陣"」東京公演は終了となりました。

 

今回も30曲以上の大ボリュームかつ、初めてSRSで披露される楽曲がかなり多く、

ロボットアニメという括りの中でも新旧取り混ぜた、バラエティ豊かな内容になったのではと思います。

 

「スーパーロボット魂」15周年。

開始当時はまだまだアニメソングのライブ自体が珍しかったと伝え聞いております。

それが今や日本各地で大小様々なアニメソングライブが行われており、

アニメソングを取り巻く環境も様変わりしていますが、

そんな中で15年という長い間、変わらずにライブを行い続けながらも、その中で変化を続けて行く

「スーパーロボット魂」をはじめとした魂ライブ、ANIME JAPAN FES系列のライブは、

数あるアニメソングライブの中でも類を見ないライブであり、

そのままアニメソングムーヴメントの歴史といっても差支えないと思います。

 

 

補足

 

・MIQさんが歌われた「TIME TO COME」は現在まで続くSRWのオリジナルソング第一号。(除CMソング)

 いわばこの曲と同時期に発表された「サイバスター」無ければ、SRSも無かったかもしれないですし、

 水木さんやJAM Projectが歌う「スーパーロボット大戦」のオリジナルソングもなかったと言っても過言ではありません。

 その曲がSRS15周年、及びSRWも20周年、更にMIQさんのデビュー30周年である本年に歌われたという事は、

 非常に感慨深くもあり、とても嬉しゅうございました。

 

・影山さん「ひろし、なんでロボット歌てへんのに出てるんや?」

 きただにさん「ぅえへえええええ!!?」

 遠藤さん「歌ってますよ。『ダイガンダー』のエンディング」

 影山さん「そうなん? どんなんや?」

 遠藤さん「ほら、アレですよ。ねえ……」

 きただにさん「や、しらへんのかぁあああい!!?」

 遠藤さん「ほら、えーっとなんだっけ」

 影山さん「アレやろ♪ダイダイダイダイダイガンダ~」

 きただにさん「それオープニングをちょっと変えただけやないですか!!!」

 

・ショッカーさん「実は『スーパーロボット魂』の最初から出演している、遠藤正明!!」

 

・初参加の渡辺さんは原曲のイメージを全く損なわずに、原曲以上の力強さで歌われていたのが印象的でした。

 FACE FREEとして「キャプテン翼J」のオープニングを歌われているので、そちらも是非。

 

・同じく初参加のきただにさんはJAM Projectのナンバーを披露。

 「マシンロボレスキュー」はJAM Projectのライブでもほとんど歌われていないだけに大歓喜でした。

 今後はソロでの楽曲披露も期待しております。「ダイガンダー」のエンディング楽しみです。

 

・とにかく元気な水木さん。

 ショッカーさん「アニキ、そんなに元気ならまた『1000曲ライブ』できるんじゃないですか?」

 水木さん「また『1000曲ライブ』やったらみんな来てくれるのかなぁ?

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