top of page

第7回 かわさきTVまんが祭

たいらいさお & 山形ユキオ ジョイントライブ 

12.3.31 ラゾーナ川崎 プラザソル

 

出演/たいらいさお 山形ユキオ

 

司会/ショッカーO野

 

特別前説/内田朋紀(ねこ社長) 貝原怜奈

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/カラオケ

 

 

2010年から開催されているイベントシリーズ「かわさきTVまんが祭」。

設立15周年を迎える有限会社ねこのしっぽさんの尽力で、

「音楽のまち・かわさき」こと神奈川県川崎市を舞台に「TVまんが」というくくりで

毎回アニメ・特撮に関係する歌・トークなど、多種多様なイベントが開催されています。

 

第7回を数える今回は「たいらいさお & 山形ユキオ ジョイントライブ」。

「銀河旋風ブライガー」「銀河烈風バクシンガー」「銀河疾風サスライガー」からなる、

ロボットアニメ「J9」シリーズ内で主題歌、挿入歌を歌われ、シリーズ内で間接的に共演されていたお二人。

アニメソング以外にはたいらさんは童謡、抒情歌、山形さんはミュージカルと、

それぞれジャンルも歌声もライブでのパフォーマンスも好対照なお二人のジョイントライブという事で、

前途の「J9シリーズ」はもちろん、様々な歌を聴く事が出来るのではと期待しておりました。

 

会場となるラゾーナ川崎 プラザソルはショッピングモール「ラゾーナ川崎」内にある多目的ホール。

当日は生憎の荒天ではありましたが、会場は川崎駅から屋内で直結しているのでひとひと安心。

ねこのしっぽさんのオリジナルソングや宣伝がBGMとしてが流れている場内に入ると、

既に前売りチケットが完売している事もあって客席は満員御礼。

 

-MC-

 

開演時間が近づくと、ねこのしっぽさんの社長である"ねこ社長"こと内田朋紀さんと

Webラジオ「ショッカーO野の秘密基地へようこそ!!」でショッカーさんのアシスタントをされている

声優の貝原怜奈さんが登場され、開祭にあたっての諸注意をアナウンス。

ねこのしっぽさんの設立15周年記念イベント「にゃんふぇすLIVE 2012」や、

貝原さんが出演されるお芝居「十六夜工房~三日月~公演 Closs the Imaginary Line」などの告知をされた後、

ねこ社長さんと貝原さんが退場され、続いてショッカーさんがご登場。

 

・春の嵐は誰のせい?

・「音楽のまち・かわさき」に藤子・F・不二雄ミュージアムがある。

 音楽とまんがを同時に楽しむには、アニメソングのイベントが最適じゃない?

 

ショッカーさん「かわさきTVまんがっ、祭だぁあっ?」

観客「わっしょぉおおおおおぉおおおおおぃ!!!」

ショッカーさん「祭だぁっ?」

観客「わっしょぉおおおおおぉおおォおおぃ!!!」

ショッカーさん「祭だぁっ?」

観客「わっしょぉおおおぉおおおおおおおおォおおぃ!!!」

ショッカーさん「"開祭"です!!」

 

01:かわさきTVまんが祭のうた/アップルパイ ザ☆カインズ

02:トライダーG7のテーマ/たいらいさお

03:ヤットデタマンの歌/山形ユキオ 貴日ワタリ

-MC-

 

まずはアップルとカインズのみなさんの素敵なハーモニーによる「かわさきTVまんが祭のうた」でスタート。

安全確認して発進したのはアニメ「無敵ロボ トライダーG7」よりオープニング。サビでのたいらさんの伸びを堪能した後は、

笛の音に乗ってアニメ「タイムボカンシリーズ ヤットデタマン」のオープニングへ。

メインは原曲以上の迫力で山形さんが歌われ、貴日さんはコーラスにまわられていました。

 

・歌い終わるとすぐに帰ってしまう山形さん。「ユキオさん、帰っちゃダメ!」と止めるショッカーさん。

・たいらさんも合流され、お三方でトーク。

・たいらさん「ユキオちゃんとは義兄弟です!」

 ショッカーさん「にてねー」

・ショッカーさん「今日はたくさん歌ってもらいます!!」

 観客「ぉぉおおおおおおぉおお!!」

・ショッカーさんがたいらさんへ提出した新曲(レコーディング以来初めて歌う曲など)はのべ12曲。

・山形さんへは……たくさん。

 

04:最強ロボ ダイオージャ/たいらいさお

05:ヨカッタネ宇宙/たいらいさお

-MC-

 

たいらさんが「トライダー」の次に歌われた作品アニメ「最強ロボ ダイオージャ」よりオープニング。

合の手も、掛け合いも、コーラスも多く、楽しい雰囲気の後は、同じく「ダイオージャ」よりエンディング。

たいらさんはイントロで台詞を盛り込みつつしっとりと歌われ、最後の「♪ヨカッタネ~」では、観客に合唱を促されていました。

 

ショッカーさん「今回の『かわさきTVまんが祭』は80年代ロボットがかなり出てきます!

       続いてはユキオさんの登場で1988年の作品です『冥王計画ゼオライマー』より『紅のロンリネス』!!」

 

06:紅のロンリネス/山形ユキオ

07:I LOVE YOU 愛してる/山形ユキオ

-MC-

 

OVA「冥王計画ゼオライマー」より初代エンディング。ハードな曲での迫力とは逆の希う様な表情で「静」の迫力を堪能したら、

そのまま「ゼオライマー」の二代目エンディングへ。14年を経て磨き抜かれた山形さんの包み込むような表現力には圧巻。

アウトロがフェードアウトしていく中、最後に「I LOVE YOU」と囁かれたのも素敵でした。

 

・再び歌い終わるとすぐに帰ってしまう山形さん。それを「ユキオさん、カムバック!!」と止めるショッカーさん。

・ショッカーさん「今回、ユキオさんとへーちゃんのジョイントということで、お二人がオープニング、エンディングを

        それぞれ歌われた作品が有るじゃないですか?」

 山形さん「うん」

 観客「ぉおぉおぉおおおおお」

 ショッカーさん「両方を一緒に聞くなんて他ではなかなか無いです。1982年の作品です。

        まずはユキオさんにオープニングをお願いします。『魔境伝説アクロバンチ』より『夢の狩人』!!」

 

08:夢の狩人/山形ユキオ

09:渚にひとり/たいらいさお

-MC-

 

アニメ「魔境伝説アクロバンチ」のオープニングとエンディングが続けて披露。遂にこの時がやってきました。

静かな導入部から徐々に盛り上がり、サビでは観客も山形さんと共に大合唱のオープニング、

そして初めて生で聴けたエンディングは、シリアスなメッセージに今のたいらさんの説得力が加わり、曲の趣きを増していました。

 

ショッカーさんも合流し、たいらさんとお二人でトーク。

たいらさん「『渚にひとり』はね、とてもいい曲なんだけど、オリジナルのカラオケを持っていなくてね。

       今まではDAMっていうカラオケ機種の音源を許可を頂いて使用していたんだよ」

ショッカーさん「そうなんですよね。ですが、今日聞いて頂いたのは昨日、ボクの家に届いたオリジナル音源です!」

観客「ぉおおおおぉおお」

ショッカーさん「へーちゃんとユキオさんは主にキングレコードでアニソンを歌われていたので、

        カラオケ音源はキングが持っているんですよ。

        今回のライブ開催の為に音源を集めてたんですけど、なかなか集まらなかったんですね。

        でもキングにとある縁で知り合った先輩がいまして聞いてみたら

       『ギリギリになるかもしれないけど』って見つけて送ってくれたんです。

        それで昨日、『渚にひとり』の音源が届いたんです」

たいらさん「いやぁ、すごいよね。DAMの音源も決して悪くは無いんだけど、

      この頃ってのは恵まれてて、フルオーケストラで録音してたんです。

      曲中のホルンの音もそうなんだけど、音の厚みっていうのかな、そういうのはオリジナルならではだよね」

 

ショッカーさん「さぁ、80年代ロボットでお二人が揃っているなら、お待ちかねこのシリーズに参りましょう!! 『J9シリーズ』!!!」

観客「ぉぉおおおぉおおおおおおおおおおお!!!」

ショッカーさん「まずはもちろんへーちゃんに歌って頂きましょう!!! 『銀河旋風ッブライガァアアアア』!!!!」

 

 

夜空の星が輝く陰で 悪(わる)の笑いがこだまする

星から星に泣く人の 涙せおって宇宙の始末

銀河旋風ブライガー お呼びとあらばそく参上

 

 

10:銀河旋風ブライガー/たいらいさお

11:太陽の子ら/山形ユキオ

12:さすらいキッド/たいらいさお

 

"情無用のJ9"がかわさきTVまんが祭に参上。たいらさんの燻し銀な口上と、粋な振り付けで大盛り上がりのオープニングから、

挿入歌「太陽の子ら」のイントロがかかると更に観客大歓声。そして「ビバ・ザ・ソーラーチルドレン」の大合唱。

続くしっとりとした初代エンディングの「さすらいキッド」では、たいらさんはジャケットの襟を立ててご登場。素敵。

物悲しくもニヒルに叙情的に歌われ、それに重なるコーラスも素敵。

 

13:星影のララバイ/山形ユキオ

14:ABAYO FLY BYE/山形ユキオ

-MC-

 

しっとりとした雰囲気そのままに、ギターでクィーンと始まったのは二代目エンディングの「星影のララバイ」。たまりません。

山形さんの切ない歌詞ながらも明るい声のトーンはそのまま、歌声は一層力強く。最後のアドリブが原曲のままだったのに感嘆。

ラストは最終回のエンディング「ABAYO FLY BYE」というニクい構成。サビでは山形さんに合わせ手を左右に振る振り付けが。

 

・ユキオさんの汗を拭こう。

・ショッカーさん「ユキオさん」

 山形さん「ん?」

 ショッカーさん「このあともまだまだ続くんですけど」

 山形さん「うん」

 ショッカーさん「ユキオさんばっかりです」

 山形さん「お……(驚いた表情)。がんばる」

 

J9って知ってるかい! 

むかし太陽系でイキに暴れまわってたっていうぜ

いまも 世ん中 あれほうだい

ボヤボヤしてると うしろからバッサリだ

どっちも! どっちも!

どっちもどっちも!

 

 

15:銀河烈風バクシンガー/山形ユキオ 貴日ワタリ

16:不死蝶のライラ/山形ユキオ

17:愛のライディングマシーン/山形ユキオ

18:アステロイドブルース/杉山小絵子

-MC-

 

かわさきTVまんが祭に来たやつら、"銀河烈風隊"が登場。クールな前口上から疾走感あふれるオープニングは、

山形さんがメインでハニハニと歌われ、二番になるとサポートの貴日さんとコーラス位置で並んで歌われる場面も。

続いて"翔べよ不死蝶"。同名キャラを歌った挿入歌「不死蝶のライラ」。「GOOD フィーリング」はもちろんですが、

「♪ライラ ライラ ライラ~」の繰り返しは観客大合唱。そのまま「バクシンガー」初の挿入歌軽快な「愛のライディングマシーン」。

印象的なフレーズが多く、ノリの良い曲だけあり、軽快でカラっとした盛り上がり。曲が終わると山形さんがお辞儀をし、

コーラスのみなさんと退場される中、一人ステージに残った杉山さんが、イントロと共に歌い出したのは、なんとエンディング。

はすっぱで男勝り、粋な感のあるこの曲を、可憐な感じで杉山さんが唄われ、新感覚をおぼえました。

 

ショッカーさん「ぃやぁ~小絵ちゃん。よかったですよ」

杉山さん「男っぽい感じの曲って初めてだったんですよ」

ショッカーさん「すっごいね。新鮮だったよ」

 

ショッカーさん「前半のラストブロックです。山形ユキオさんで『恋人達の星祭り』」

 

19:恋人達の星まつり/山形ユキオ

 

JJ9「銀河疾風サスライガー」より、同名の第41話挿入歌。久石譲さん作のムードある曲で、

山形さんのしめやかな歌唱とアップルのお二人のコーラスが合わさり、会場は大人な雰囲気に。

 

20:銀河疾風サスライガー/たいらいさお 山形ユキオ

-MC-

 

しっとりと前半終了と思いきや、"快走J9III号"! たいらさんとカインズのみなさんもご登場。

「サスライガー」のオープニングを掛け合い楽しく、明るくカラッとにぎやかに舞台上と観客席とで大合唱。

たいらさんと山形さんはとても楽しそうに仲良く歌われていました。Be Happy Good Luck!

 

 ~休憩~

 

熱気をはらんだまま15分ほど休憩時間。

再びねこのしっぽさんのオリジナルソングや宣伝がBGMとしてが流れていましたが、

そろそろ後半という頃になるとショッカーさんがご登場。

 

ショッカーさん「さぁ前半に『J9シリーズ』で楽しんで頂きましので後半は……好き勝手やります」

観客「ぉおぉおおおおおおおお」

ショッカーさん「いきなりレア曲をお届けします。まずはへーちゃんが歌われたアニメ『野生のさけび』から『愛する地球の上で』。

        この曲の作詞はかぜ耕士さん、ラジオ番組『たむたむたいむ』のDJをされていた方ですね。

        曲はクニ河内さん、チト河内さんのご兄弟が作曲、編曲をされていますね」

 

21:愛する地球の上で/たいらいさお

22:ウィニング・ラン! -風になりたい-/山形ユキオ

-MC-

 

シックな衣装のたいらさんが登場して「愛する地球の上で」。歌詞のメッセージを優しく、しっかりと伝えようと歌う

たいらさんのお声は、アニソンというよりメインフィールドの叙情歌に近い印象。続いてイントロ共に登場した山形さんが歌うのは、

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の初代オープニング。さわやかな雰囲気を引き継ぐように歌われ、最後には観客を促して「レッツゴー!」

 

・ショッカーさん「『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』は池澤春菜ちゃんと渕崎ゆり子ちゃんが兄弟役でしたけど、1996年の作品ですね」

 山形さん「今からっ十ぅ~………」

 ショッカーさん「それくらい前って事です」

・ショッカーさん「ユキオさん、その白いコートの下は裸って事は無いですよね?」

 山形さん「!!!!???? (大きく首を左右に振る)」

 ショッカーさん「前開けて『……なっ?』って。…これは影山ヒロノブさんが好きなヤツですけど」

 

・続いてはショッカーさんが信頼と実績と責任を持ってお届けする「恩師・石ノ森章太郎先生コーナー」。

 ショッカーさん「先生に関係する曲をお二人が歌われているのかなぁと思ってんですが、あるんですね。

        まずはユキオさんに歌って頂きましょう! この作品はある種今の自分の基になった作品と言えます。『多羅尾判内』!!!」

 

 

ある時は片眼の運転手 ある時は外国航路の船員 

ある時は大富豪 またある時はキザな紳士 

ある時は中国料理のコック ある時は謎のハンター

そしてあるときは多羅尾伴内

……しかしてその実態は!?

 

 

23:多羅尾判内/山形ユキオ

24:愛ゆえに/山形ユキオ

-MC-

 

飛行機のエンジンや風切り音、空港の雑踏を思わせる音の中から足音も高らかに、七つの顔の男が登場!

「多羅尾判内」のオリジナルナレーションは作詞・作曲の山本正之さん、

歌は両曲とも山形さんがメンバーだったトッシュのツインボーカルですが、

今回はナレーションも歌も全部山形さんお一人で。「多羅尾判内」を謎めきながら颯爽と歌われ、

一変して「愛ゆえに」ではせつなくも力づよくも哀愁たっぷりに歌いあげる山形さんの表現力に脱帽。

この二曲は抜群に格好良く、いつか生で聞きたいと思っていただけに、今回聞けて感激でした。

 

ショッカーさん「『多羅尾判内』という作品はもともと片岡千恵蔵さんが主演していた映画シリーズだったんですけど、

       小林旭さんでリメイクされた時に小池一夫さん原作、石ノ森先生が作画の漫画が制作されました。

       『ある時は○○、またある時は●●…』といって七つの顔を持つ男が主人公なんですけれど、

       ボクもそれに影響されて、いつしか7つの顔を持つ男になっちゃいました」

 

ショッカーさん「さて、続いては皆さんもご存知の曲をお届けしたいと思います。

       へーちゃんがキングレコードでカバーされていた曲を一気にお届けしたいと思います!!」

 

25:誰がために (1C)/たいらいさお

26:燃えろ! 仮面ライダー (1C)/たいらいさお

27:仮面ライダー スーパー1 (1C)/たいらいさお

 

カインズのみなさんを従えてたいらさんが歌うは、1979年版のアニメ「サイボーグ009」のオープニング。

「アニキ、歌うぜっ!」との声と共に特撮「仮面ライダー(新)」の初代オープニング。そして特撮「仮面ライダースーパー1」よりオープニング。

三曲ともメジャーなアニメソングで、コーラスや合の手もあるだけに、観客のレスポンスも勝手知ったるもの。

何よりも三者三様の個性がある曲達を、たいらさん独特の真っ直ぐな歌声、パフォーマンスで染め上げられていました。

 

28:アマゾンライダーここにあり (1C)/山形ユキオ

29:地獄のズバット (1C)/山形ユキオ

-MC-

 

イントロと叫びで会場騒然。なんと特撮「仮面ライダーアマゾン」オープニングを、山形さんがワイルドかつパワフルに歌われ、

さらに特撮「快傑ズバット」オープニングまで、今回だけの特別カバー。これは驚きました。

「♪復讐の風~」の後に「飛鳥ぁー!!」コールあり、「♪友よ~」で最前列の観客の方との握手あり、見所、聞所満載でした。

 

・ショッカーさん「……やっちゃいましたー」

 会場大沸。

 ショッカーさん「だってユキオさんのアマゾン聞きたかったんだもん!!」

・たいらさんはキングレコードで各楽曲をカバーされていましたが、今回はオリジナルカラオケであるコロムビアの音源で歌われました。

・カバー曲をカラオケで歌う際に問題になるのがキー設定。

 オリジナルの雰囲気を残しつつ、お二人が歌いやすくという配慮で、今回はイントロから歌がはじまるギリギリまでを原曲のキーにし、

 歌い出す瞬間からお二人に合ったキーに変更。後奏では再び原曲キーに戻すという、

かなり手の込んだこだわりの編集をされていたそうです。

・ショッカーさん「次の曲はもはやカバーというより、もはやへーちゃんのオリジナルといってもいいでしょう! 『エイトマン』!!!」

 

30:エイトマン/たいらいさお

31:あしたのジョー/山形ユキオ

-MC-

 

カインズのみなさんと腕を振りながら登場したたいさんが歌われるのはアニメ「エイトマン」オープニング。

たいらさんが「日本語で歌いましょう!」と、「ファイト!」や「エイト!」をはっきりと勇ましく歌われ、

入れ替わりに山形さんが登場し流れてきたのは、アニメ「あしたのジョー」オープニング。

山形さんの歌声は「ジョー」のハングリーさにぴったりでした。

山形さんはシャドーボクシングをして腹部に一撃受けるお芝居をする一幕も。

 

・ショッカーさん「えー、やりたい放題やってまーす」

・ショッカーさん「次のブロックもみなさんに楽しんで頂ければと思うんですけど、ここで先程ねこ社長と一緒に出てくれた

         貝原怜奈ちゃんをお呼びしたいと思います!」

 貝原さんご登場。

 ショッカーさん「怜奈ちゃん、ちょっとコレ呼んでくれる?」

 貝原さん「え? あ、ハイ」

 ショッカーさん「曲が始まってからね、コレを読んでくれると良い感じになるんですよ」

 貝原さん「ぅわ、わわかりましたっ!」

 

 

貝原さん「Nils. Come on Nils Come on up!」

 

32:ニルスのふしぎな旅 (1C)/たいらいさお 貝原怜奈

33:ザ・ウルトラマン (1.5C)/たいらいさお

 

貝原さんの台詞からはじまったのはアニメ「ニルスのふしぎな旅」オープニング。

たいらさんのカバー版では台詞は無いので、今回だけの特別仕様。

前向きで明るく、しっかりとしたたいらさんの歌いっぷりは、続くアニメ「ザ・ウルトラマン」オープニングの雄大な雰囲気にもぴったり。

最後のサビの繰り返しでは、たいらさんのアジテートで観客と大合唱。

 

34:キャンディ キャンディ (1C)/山形ユキオ

35:花の子ルンルン (1C)/山形ユキオ

-MC-

 

お馴染みのイントロで会場騒然で大爆笑。山形さんが登場して歌われるのは、アニメ「キャンディ・キャンディ」オープニング。

ドラマチックな"女王"堀江美都子さんの曲を、ミュージカル仕込みの表現力たっぷりに歌われる姿に観客大沸き。

さらに続いて流れてきたイントロは、またも堀江さんのアニメ「花の子ルンルン」オープニング。

追い打ちの大盛り上がり。最後に「♪ルン」とポーズを決める山形さんにまたも大沸き。

 

・ショッカーさん「今回はいかにしてユキオさんに『キャンディ』と『ルンルン』を歌ってもらうかが課題でした」

・ショッカーさん「毎回『花の子ルンルン』が終わるといつも"決まり事"がありました。『花言葉』です。

         その『花言葉』は誰が言っていたかというと、セルジュでした。セルジュねぇ…来てます」

 

 なんと、セルジュ役の水島裕さんご登場。

 

 サプライズ登場に会場大沸き。

 

・水島さん「いやぁ~、あの『キャンディ』は凄いねー。新宿二丁目かい?」

・天候が大荒れの為、都内から二時間かけてこられた水島さん。

・この年の6月2日、3日に開催されるアニメカルチャーの総合イベント「萌えカル文化祭2012」に"アニメ大使"として参加される水島さん。

 イベント内で開催されるアニソンライブに、たいらさんと山形さんが出演されるという事で、その告知を兼ねてのご登場でした。

・そのアニソンライブの司会をショッカーさんにやってもらいたいと、ステージ上で公開出演交渉。ショッカーさん快諾。

・観客一人一人にねこのしっぽさんのスタッフさんによって「萌えカル文化祭2012」のチラシが配布されました。

・セルジュのセリフ、「この花の種を育ててみませんか?」を文字って「このチラシをまいてみませんか?」と水島さん。

 

・ショッカーさん「裕さん、せっかく来てくれたんだからさ、何か歌ってかない?」

 水島さん「え?」

 ショッカーさん「例えば、この曲とか?」

 ショッカーさんの指示を受けて流れてきたのは、水島さんが"安永憲自"名義で歌われた特撮「愛の戦士レインボーマン」のオープニング。

 観客「ぉおぉおおおおおお!!」

 最初は戸惑っていた水島さんも、曲に合わせて少しだけ歌って下さいました。

 水島さん「こんな感じでいいかな?」

 観客「ぇえええええええぇええ」

 ショッカーさん「いやいや、『レインボーマン』もいいですけど、今日はテーマが"80年代ロボット"なんですよ。

         裕さんで80年代ロボットっていうとアレじゃないですか」

 観客「おぉおおおぉおお!?」

 水島さん「ああ! でもアレは挿入歌は歌ってるけど、オープニングはイベントで一回くらいしか歌った事ないんだよね」

 ショッカーさん「ということはかなり貴重なんですね!!」

 

36:宇宙の王者! ゴッドマーズ/水島裕

-MC-

 

ゴッドマーズ!!。なんと、水島さんが主人公・明神タケルを演じたアニメ「六神合体ゴッドマーズ」オープニングを披露!

観客と共に「六神合体!!」の投げ込みもキめ、凛とした雰囲気でかろやかに歌われました。

 

ショッカーさん「明神タケルの『ゴッドマーズ』どぉうだぁあああああああ!!!!」

 

水島さんが見送られ、ショッカーさんお一人に。

 

ショッカーさん「さぁ、どんどんと80年代のロボットが"復活"しておりますが、続いてはこの作品です!!

       たいらいさおさんに登場して頂きましょう。『伝説巨人イデオン』より『復活のイデオン』!!!」

 

37:復活のイデオン (1C)/たいらいさお

38:コスモスに君と (1C)/平山佳代子

-MC-

 

たいらさんの代名詞であり、80年代ロボットを語る上では無くてはならないアニメ「伝説巨人イデオン」のオープニング。

ギターのアルペジオから静かに盛り上がっていくこの曲を劇的に、振り付けを交えながら平さんが歌われると、

続いて平山さんがエンディングをしっとりと。悲しげながら希望を投げかける歌の雰囲気に平山さんの声がぴったりでした。

 

・続いては毎回粋な選曲で楽しませて下さるザ☆カインズのみなさんによる"80年代ロボット"コーナー。

・斉藤淳一さんの私物「J9シリーズ」のLPレコードやシングルレコードのコレクション大公開。

・高取ヒデアキさん率いるZ旗のライブ「Z旗 LIVE 2012 あの旗を高く掲げろ! ~青盤、マワセ!3.7~」を見に行かれた

 ショッカーさんとカインズのみなさん。今回のカインズのみなさんが歌われる歌はZ旗のライブ後の食事会終了直後、

 斉藤さんがトイレに行かれた間の2、3分で決定してしまったとか。

 

39:心はジプシー/ザ☆カインズ

40:失われた伝説を求めて (1.5C)/斉藤淳一

41:亜空大作戦のテーマ (1C)/常見弘士

42:あしたに生きろバルディオス (1.5C)/貴日ワタリ

 

「かわさきTVまんが祭」の裏の顔、ザ☆カインズのコーナーは斉藤さんをメインにアニメ「超時空世紀オーガス」エンディングでスタート。

会場一体となっての「♪ラ~イライラ~イ」のコーラスは実に「祭」らしく、オープニングではなくエンディングというチョイスに納得。

続いても斉藤さんでアニメ「機甲創世記モスピーダ」より人気曲であるオープニング。シャープな斉藤さんの歌声が魅力。

アニメ「亜空大作戦スラングル」オープニングのイントロがかかり、斉藤さんと入れ替わりでステージ中央に進み出る常見さん。

荒々しい原曲を、スタイリッシュに洗練された印象で歌われました。

ラストを飾るのは貴日さんによるアニメ「宇宙戦士バルディオス」オープニング。

勇壮でダイナミックな曲を、イメージ通り、風格たっぷりな歌いっぷりでした。

 

43:立て! バルディオス/たいらいさお

-MC-

 

"こうきたらこう"という期待を裏切らない選曲。オープニングに続き、アニメ「宇宙戦士バルディオス」挿入歌。

勇ましく武器名も高らかな清く正しいロボットソングを歌う、清く正しいたいらさんの歌声と表現力は、生で聞くと圧巻の一言。

 

・たいらさん「『立て! バルディオス』大好きなんだよね。歌うといつも元気が出てくるんだ」

 

・ショッカーさん「続いてへーちゃんに歌ってもらう曲なんですが、実はへーちゃん、この曲をオリジナルとして歌う予定だったんですよね」

 たいらさん「うん。このカラオケで確かに歌ったんだけどね。でも、そういう事を公に言っちゃっていいのかな」

 ショッカーさん「大丈夫ですよ。もう30年前の作品なんですから」

 たいらさん「そっか。まぁいろいろあったんだよ」

 ショッカーさん「このカラオケで、へーちゃんが歌われるのはこのイベントだからこそです。『超時空要塞マクロス』より『マクロス』!!」

 

44:マクロス/たいらいさお

-MC-

 

アニメ「超時空要塞マクロス」オープニング。原曲のように雄々しく歌われる中に、たいらさんの個性が力強く出ていた「マクロス」には、

名曲の発掘やカバーだけではなく、"if"までも味わえてしまう、「かわさきTVまんが祭」の更なる可能性を見ました。

これぞイベントならでは。

 

ショッカーさん「…感動です」

観客「ぅわぁあああああああああ!!」

ショッカーさん「いいもの聞かせるでしょ? "80年代ロボット"はへーちゃんの『マクロス』で一区切りです。

        さぁ、いよいよラストブロック、盛り上がっていきますよ!!!」

観客「わぁああああああぁぁあああ」

ショッカーさん「盛り上がると言えば、スーパー戦隊シリーズ。

        まずは山形ユキオさんのご登場で『スーパーギャラクシーメガァアアアア』!!!」

 

45:最強! スーパーギャラクシーメガ (1C)/山形ユキオ

46:見せつけろ星獣魂! (1C)/山形ユキオ

47:獣装光! 正義よ輝け! (1C)/山形ユキオ

-MC-

 

"超電磁合体!" 特撮「電磁戦隊メガレンジャー」より、ギャラクシーメガとデルタメガが超電磁合体したスーパーギャラクシーメガのテーマ。

その巨大感を現すようにじわりじわりと増していく迫力は、山形さんだからこそ出せる味。

それは続く二曲の特撮「星獣戦隊ギンガマン」の挿入歌も同様で、星獣の名と雄叫びに説得力を持たせられるのも、

擬音に圧力を込められるのも、山形さんの無二の個性あってこそだと改めて実感しました。

 

ショッカーさん「ユキオさん!」

山形さん「ん!!!?」

ショッカーさん「まだまだ続きますよ」

観客「ぉぉおおおお!!!」

ショッカーさん「今日は全部歌ってもらいますからね」

観客「!!!! ぉぉおおおおおおおおおぉぉおおおお!!!」

 

ショッカーさん「続いては…『人の命は人類の未…』あ、まちがえちゃった」

観客笑。

ショッカーさん「ちょっとこういうのも入れてみたりして。では改めて。

        『人の命は地球の未来!!! 緊急合体!! ビクトリィイイイイロボ!!!!』」

 

48:緊急合体! ビクトリーロボ (1C)/山形ユキオ

49:タイムシャドウ~姿なく、音もなく (1C)/山形ユキオ

50:覚醒! ブイレックスロボ!! (1C)/山形ユキオ

-MC-

 

"緊急合体!" 特撮「救急戦隊ゴーゴーファイブ」の挿入歌「緊急合体! ビクトリーロボ」で、

緊迫感と使命感が頂上に達し「パワー」「スピリット」で爆発させ、そびえるロボの強さを見せたかと思うと、

一変、特撮「未来戦隊タイムレンジャー」からの二曲「タイムシャドウ~姿なく、音もなく 」では闇に潜む月下の騎士を、

「覚醒! ブイレックスロボ!!」では疾走するブイレックスと、三者三様を迸る表現力で歌わる山形さんに感嘆至極でした。

 

ショッカーさん「先程、お届けしたのは『救急戦隊ゴーゴーファイブ』より『緊急合体! ビクトリーロボ』、

        『未来戦隊タイムレンジャー』より『タイムシャドウ~姿なく、音もなく』『覚醒! ブイレックスロボ!!』でした。

        『タイムレンジャー』なぁ……」

観客「ざわざわざわ」

ショッカーさん「ここで、タイムスリップです!!」

 

51:バトルフィーバーJ (1C)/たいらいさお

52:電子戦隊デンジマン (1C)/たいらいさお

53:太陽戦隊サンバルカン (1.5C)/たいらいさお

-MC-

 

時代は昭和へ。たいらさんが特撮「バトルフィーバーJ」「電子戦隊デンジマン」「太陽戦隊サンバルカン」のオープニングを立て続けに披露。

「バトルフィーバー」の振り付けや、「デンジマン」のコーラス、そして「サンバルカン」の掛け合いと、

オリジナル歌手の方々がライブで頻繁に披露されている曲だけに、観客もたいらさんと一緒に大合唱でした。

 

ショッカーさん「へーちゃんがキングレコードでカバーされたコロムビアの曲、これにてコンプリートォオオオ!!!」

観客「ぉおぉおおおおおおおお!!!」

ショッカーさん「へーちゃん、『サンバルカン』歌ってたんですね」

たいらさん「歌ってたんだねー。『サンバルカン』良い曲だよねー。名曲っ!」

 

たいらさんを見送りショッカーさんお一人に。

ショッカーさん「ここからは"スーパー野獣タァアアアイム"!!!!」

観客「ぉぉおおおおおおおおお!!!」

ショッカーさん「『百獣戦隊ガオレンジャー』からまずはこの曲、『HOT! HOT! ガオマッスル!!』!!!!」 

 

54:HOT! HOT! ガオマッスル!! (1C)/山形ユキオ

55:その翼で… (1C)/山形ユキオ

56:絆~Spirit of Gao Ranger~ (1C)/山形ユキオ 平山佳代子

-MC-

 

戦隊シリーズ第25作目、特撮「百獣戦隊ガオレンジャー」から、山形さんが歌われた曲達を立て続けに披露。嬉しい限りです。

パワーみなぎる雄々しい「ガオマッスル」のスキャットで揺さぶられ、一転して名曲「その翼で…」では沁み入るやさしさに胸打たれ、

コーラスの所から平山さんをエスコートしてお二人の好対照な「絆~」と、「ガオレンジャー」一作での山形さんの色々な面を堪能できました。

 

・ショッカーさん「ライブ『スーパー戦隊"魂"』シリーズはユキオさん無しでは始まりませんよ」

 山形さん「ホントぉ?」

 ショッカーさん「ホントですよぉ、しかも今度は"ウラの戦隊"まで歌うっていうじゃないですか?」

 この日のから数日後に始った東映制作の「スーパー戦隊シリーズ」非公認作品「非公認戦隊アキバレンジャー」にて

 山形さんは桃井はる子さんと共に主題歌を歌われています。

・当日は桃井はるこさんはすぐ近くで行われている

 「川崎ワンセグ 桃井はるこ Special Live in Azalea」というイベントに参加されていました。

 ショッカーさん「今日は強風で来れないけどね」

・さすがに放送前に歌う事は出来ない。けれど。

・非公認なのに戦隊ゆかりの制作陣。

・出るんでしょ?

 

ショッカーさん「さぁ、"スーパー野獣タイム"のラストはこの曲、

        『命ある所、正義の雄叫びあり、百獣戦隊、ガオレンジャー!!! 吼えろぉおう!!!』」

 

57:ガオレンジャー吼えろ!/山形ユキオ

-MC-

 

牙吼!! "山形ユキオ"の名前をアニメソング界に再び広く知らしめた「百獣戦隊ガオレンジャー」のオープニング。

山形さんの扇動による間奏での「ガオ! ガオ!」の声も激しく、ライブも終盤という事で観客は大盛り上がりでした。

 

ショッカーさん「いよいよ『第7回 かわさきTVまんが祭』もラスト一曲、最後はやはりこの方に締めて頂きましょう!!『俺は社長だ』!!!」

 

58:俺は社長だ/たいらいさお 山形ユキオ アップルパイ ザ☆カインズ 内田朋紀 ショッカーO野

-MC-

 

最後はアニメ「無敵ロボ トライダーG7」よりエンディング。一曲目がオープニング、最後がエンディングという、とてもきれいな選曲。

折り目正しく歌われていて「つれェなァ!」でコミカルになる様は、たいらさんの真骨頂。三番になると出演者全員とねこ社長がご登場。

たいらさんの提案で、来場した観客へ、出演者一同からの感謝を込め、1番の歌詞を替え歌で。

「ありがとう」「ごくろうさん」で礼をされたり、ねこ"社長"をフィーチャーしたり、

明るく楽しい雰囲気で「かわさきTVまんが祭」はフィナーレとなりました。

 

拍手の中、ショッカーさんが改めてお二人をご紹介。

 

山形さん「沢山、歌えてうれしかったです。強風でみんな来れないんじゃないかと思ったけど、無事にこれて良かった。♪ルン」

 

たいらさん「ショッカー、ムチャ振りするなぁ。ハハハ。でもね、今日は歌える楽しみを改めて感じました。

      あとね、やっぱりみんないい曲だよね。

      久し振りに歌ったり、初めて歌う曲もあって、いい曲に出会える喜びを感じました!!」

 

お二人からのご挨拶があり、最後は祭を締めくくる合言葉、

 

ショッカーさん「かわさきTVまんがっっ、祭だぁぁあっ?」

観客「わっしょぉおおおぉぉおおおおおおおおぉおおおぃ!!!」

ショッカーさん「祭だっ?」

観客「ぅわっしょぉおおおぉおおおおおおおおォおおぃ!!!」

ショッカーさん「ん祭だぁっ?」

観客「わっしょぉおおおおぉおぉおおおおおおおおォおおぃ!!!」

 

拍手の中、「第7回 かわさきTVまんが祭」はお開きとなりました。

 

「かわさきTVまんが祭」シリーズ初となったジョイントライブ。

80年代のキングレコードからアニメソング界を牽引していたお二人、待望の共演となった今回。

大きいライブでは代表曲を2~3曲歌われる程度にとどまっており、ファンとしては物足りない感が有りましたが、

今回はお二人の代表曲はいわずもがな、お二人を掘り下げた内容になると、とても期待していました。

しかし、まさか歌われたアニメソングのほぼすべてのみならず、オリジナルから別レーベルで出されたものはもちろん、

ライブ限定のカバーまで聞く事が出来るとは思いませんでした。最高でした。

裏テーマの80年代ロボットアニメのなかでも、ライブではなかなか聞く事が出来ない曲を多く聞く事が出来たのも印象深かったです。

 

たいらさんと山形さんのお二人はとても和やかな雰囲気ながら、ステージングは好対照。

だからこそ、それぞれの個性をがっつりと堪能できるジョイントライブは

「それぞれがそれぞれに違っているから面白い」という事を改めて感じました。

 

 

ゲスト/水島裕

 

 

 

補足

 

・同じラゾーナ川崎のルーファ広場にある野外イベントステージ、グランドステージでは

 「侍戦隊シンケンジャー」シンケングリーン/谷千明役の鈴木勝吾さんや

 「海賊戦隊ゴーカイジャー」バスコ・タ・ジョロキア役の細貝圭さんなどの俳優さん達が結成していたバンド、

 ココア男。のラストイベントが行われていたりしました。

 

・当日、ねこ社長さんが来ていらしたアロハはねこ社長さんのお誕生日にショッカーさんからプレゼントされたもの。

 

・ねこ社長「突然の"牙吼"にご注意ください」

 

・たいらさんのアニソンに対する謙虚でストイックな姿勢と、

 山形さんの多くも語らないながらもお茶目な佇まいが素敵。見習いたい限りです。

 

・「サスライガー」最後の「Good Luck!」ではたいらさん、山形さん共に親指ポーズ。

 

・ちなみにたいらさんがカバーされているのはアニメの曲としてではなく、「みんなのうた」としての「ニルスのふしぎな旅」。

 

・水島さんが語る"双子の兄"の話。

 

・もうグレーゾーンとおりこしてレッドゾーンだよね。

 

・「宇宙の王者! ゴッドマーズ」のオリジナル版で投げ込みをされているのは、水島さんではなくオリジナル歌手の樋浦一帆さん。

 

・「バトルフィーバー」は観客によるセルフオルタネートバージョンでした。

 

・たいらさんは観客を見つつ観客と一緒に「バトルフィーバー」のサビや「サンバルカン」でクッシーサインなどの振り付けをされていました。

 

・山形さん、「ガオレンジャー」ブロックでは「スーパー戦隊"魂"」シリーズで魅せた"あの衣装"のマイナーチェンジ版でご登場。

 

・たいらさん「ねこ社長もつらい、ショッカーもつらい、歌手もつらい、でも、アニソンは最高です!!!」

 

・おそらく観客のお目当ては「J9」シリーズ。その観客に楽しんでもらうため、

 お二人のレパートリーから導き出されたのが80年代ロボットというテーマ。

 その中でアップルやカインズのみなさんの個々の見せ場を出しつつ、

 アニソンカバーをやりつつ、石ノ森先生と戦隊の特集をしつつ、水島さんを活かす。

 この条件を全て満たして過不足無く、"全部やる"いやさ"全部できる"のは、

 「かわさきTVまんが祭」だからこそ。

 どれくらいの曲が聴けるのか色々と予想をしていましたが、それ以上の、

 まさに「予想を裏切り期待に応える」、極上無二の構成だったと思います。

bottom of page