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♪ふろしき12枚目だよ1ダース

11.11.6 船橋 SAUSALITO

 

出演/とみたいちろう 八木徹 Mr.Gombe!

 

友情出演/☆MoJo

 

演奏/Ag&Kaz&&harp&Par.とみたいちろう Ba&Par.八木徹 G&Par.Mr.Gombe! Ag.MoJo Par.観客の方々 カラオケ

コーラス/八木徹 Mr.Gombe!

 

スーパー戦隊シリーズをはじめ多くのアニメソング、特撮ソングを歌われている☆MoJoさんの

もう一つの名前が"とみたいちろうさん"。

 

とみたいちろうさんは1973年に「12時過ぎのシンデレラ」でデビューされ、

その後、アルバムを発表されたり、ライブやバンド等で活動さてていく中、

本名の"富田伊知郎"さんとしてCM音楽等を手掛けるかたわら、

"☆MoJo"さんとしてアニソンを歌われるようになられました。

 

そんないちろうさんのプライベートソロライブシリーズが「故郷にふろしきを飾るぞ!」。

故郷である千葉県でご自身のオリジナルソングと洋楽カバーを中心に定期的に開催されている

通称「ふろしきライブ」も、今回で12回、1ダースとなりました。

当方、通常の「ふろしき」は今回が初参加でございました。

 

会場は千葉県船橋市にあるSAUSALITO。

いちろうさんの盟友であり、「ふろしき」を始めるきっかけにもなった、

"龍"こと佐藤龍一さんもマンスリーライブを行われている、オトナな雰囲気のライブバーで、

店内に入るとすぐのカウンターにはお酒がずらりと並べられ、奥にライブスペースが設けられています。

 

入場するといちろうさんがバンドBig Beat時代の仲間である"シロヤギさん"こと八木徹さんや、

SAUSALITOのマスターである"Mr.Gombe!"ゴンベさんと談笑中。

時折いちろうさんがギターをつま弾かれている中、観客が続々と入場。

30人程が入る事が出来る会場はあっという間に満員になりました。

 

-MC-

 

・いちろうさん「みなさんようこそ!」

・1曲目はシロヤギさんとゴンベさん、観客がコーラスで参加。

・練習をイッパツ。

 

01:ふろしきさぶまりん(イエローサブマリン/Yellow Submarine)/& 八木徹 ゴンベ 

-MC-

 

オープニングはビートルズ(The Beatles)の「Yellow Submarine」を「ふろしきライブ」用に替歌した「ふろしきさぶまりん」。

いちろうさん、シロヤギさん、ゴンベさん、観客が一緒になっての合唱でほがらかに幕開けです。

 

・「♪セブン~」

 「帰ろうかな…」

・1ダースを記念してお花が贈られていました。

 

02:俺とおまえと大五郎

-MC-

 

いちろうさんが編曲、歌を手掛けられた焼酎「大五郎」のCMソングを、アコギ一本で8ビート調に。

しみじみとする原曲の魅力そのままの躍動感あふれるアレンジで、いちろうさんの歌声も違った魅力を帯びていました。

 

・基本となる8ビートが身体に合ってきた。

・「若き旅人」レコーディングのお話。

・「えっとーあの人です。そうですね」

 

03:若き旅人

-MC-

 

続いては「大五郎」と同様に8ビート調にアレンジされたアニメ「釣りキチ三平」のオープニングテーマ。

今回、8ビートアレンジ版をはじめて聞きましたが、とても軽快で、原曲とはまた違った魅力で素敵でした。

 

・西海岸風? 熱海の海岸くらい?

・ギターと歌のお話。

・ゴンベさんのご兄弟がやっているギター修理のお店「ギターラブ」のお話。

 

04:Tea For Two (喫茶店)

~短パン -A Taste Of Honey篇-

-MC-

 

いちろうさんの一枚目のアルバム「TAKE1」に収録されている「喫茶店」こと「Tea For Two」。

やわらかで、少しせつないようないちろうさんの歌声を堪能していると、

突然ご自身の母校の校歌を挟みつつ、「ふろしき」の名物と言われている「短パン」へ。

「短パン」の詳細に関しましては、来場された方のみのお楽しみ的要素が多分にありますので省略させて頂きます。

 

・母校の女性はみんな美人。男性はみんな27インチ。

・研究会のお話。

・マドンナ・キョウコちゃんのお話。

 

05:Don't Think Twice, It's All Right (くよくよするなよ)

-MC-

 

PP&Mの通称で親しまれたフォークグループ、ピーター・ポール&マリー (Peter, Paul and Mary)の楽曲。

飾り気のない等身大の歌声と、しなやかにギターをつま弾くいちろうさんの姿がとても印象深かったです。

 

・「超人ロック」のイメージアルバムで共演した音楽集団「MARIAH (MARIAH Project)」の土方隆行さんとの奇縁。

 

06:Ruby Tuesday

-MC-

 

ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)も好きないちろうさん。ストーンズの曲から「Ruby Tuesday」。

原曲よりも更に曲の強弱が激しくなったように感じました。特にサビからの盛り上がりの伸びやかさに圧倒されました。

 

・シロヤギさんご登場。

・エレックレコード時代に一緒だった海援隊・武田鉄矢さんとのお話。

・30分で一曲。自然と二曲くらいに。

・バンドがやりたくてBig Beat。

・シロヤギさんとの再会。

 

07:The Dock Of The Bay (ドック・オブ・ザ・ベイ)

~今宵限りのロックンロール/& 八木徹

-MC-

 

八木さんとのセッションはオーティス・レディング (Otis Ray Redding Jr)の遺作「The Dock Of The Bay」から。

いちろうさんの歌声と間奏の口笛がとてもさびしげ。途中からいちろうさんのギターとシロヤギさんのベースが激しくなり、

二枚目のアルバム「STEP TO MY WAY」に収録されている「今宵限りのロックンロール」へとなだれ込み。

原曲より一層パワフルで激しい歌いっぷりと演奏は、生で体感すると病みつきになるたまらなさ。

この二曲、歌詞の内容もつながっているように思え、とても味わい深く感じました。

間奏でのいちろうさんのサジ加減で時間が決まるシロヤギさんのベースソロや、

ラストにストーンズの「サティスファクション ((I Can't Get No) Satisfaction)」の一節が交えられているのも見所です。

 

・シロヤギさんご退場。

・乳酸がたまらないように。

・「何笑ってんの?」

 「セキです。咳」

・栄養をつけたい。

・レバ刺しのお話。

 

08:春はそこまで

-MC-

09:12時過ぎのシンデレラ

-MC-

 

ギターを持ち替えアルバム「TAKE1」より、海援隊の後によく歌っていたという「春はそこまで」。

やさしくもどこかはかなげないちろうさんの歌声が会場内に沁み渡るようでした。

続いては同じく「TAKE1」にも収録されている、いちろうさんの代表曲「12時過ぎのシンデレラ」。

アコギをかき鳴らしながら、感情たっぷりに歌われている様子は圧巻。

 

・もう一度、シロヤギさんご登場。

 いちろうさん「どうですシロヤギさん。歌ってみたい気持ちになりませんか?」

 シロヤギさん「ないない」

・来年でとんでもない事になるんですよ。

・血圧と"小川ちゃん"のお話。

・再びギターを持ち替え、ハーモニカをつけて。

 

10:Shadow Boxer

-MC-

 

前半の最後は龍さんとのユニットS.S.D.B(SUPER SOUL DINAMAN BROTHERS)のオリジナル曲「Shadow Boxer」。

郷愁のロックといった趣きのこの曲。過ぎた日々をワイルドかつ哀愁たっぷりに歌われる魅力的な一曲です。

 

~休憩~

 

ここで前半が終了し、しばらくの間、休憩時間。

休憩中は思い思いの時間を過ごされ、後半は特別ゲスト☆MoJoさんのご登場です。

 

11:宇宙の男ライガー/☆MoJo

-MC-

 

アニメ「宇宙魔神ダイケンゴー」のエンディングを「☆MoJo Zone Season 18」で初披露されたアコギ版で。

ウェスタン風の乾いたロックアレンジはとても格好良く、今回再び聞く事が出来て嬉しい限りでした。

 

・再びシロヤギさんのご登場。

 いちろうさん「ヤギ君のベースだけに注目して下さい!!」

 シロヤギさん「これむずかしいんだよなぁ…」

12:光速電神アルベガス/☆MoJo 八木徹

-MC-

 

アニメ「光速電神アルベガス」のオープニングをシロヤギさんを従えて、カズーを吹きながら。

アコギ版も魅力的。客席では要所要所で☆MoJoさんと一緒にカズーを吹いている方もいらっしゃいました。

 

・レバ刺し屋で会いましょう。

・シロヤギさん「うるさいよー」

 

13:エンドレスウェイ/☆MoJo 八木徹

-MC-

 

☆MoJoさんのコーナー最後はスーパー戦隊シリーズ「科学戦隊ダイナマン」より挿入歌「エンドレスウェイ」。

シンプルながら芯のしっかりした曲だけあり、アコギの演奏がとても引き立っていて、じっくりと聞き入りました。

 

・ギター一本で歌うのはクセになる。

・☆MoJoさる。13日に会おうね。☆MoJoさる。

・☆MoJoさんと入れかわりにゴンベさんご登場。

・いちろうさん「なんでマスクしてるんです?」

 ゴンベさん「カゼなんです」

 いちろうさん「『マスクマン』ですね。影ちゃんですねえ!」

・船橋のライブハウス「月」で行われた影山ヒロノブさんの「ソロアコギの旅」を見に行ったいちろうさん。

・「もじょ~なにしてんねん。席用意しとくから。観にきてやぁ~」

・いちろうさん「オレ、影ちゃんのライブ、好きだなぁ~」

・自分の間を作る事が出来るギター一本のライブの魅力。

・続いては前回やりたかった曲。

・いちろうさん「ゴンベさんのギターとシロヤギさんのベースにご注目! いちろうの歌なんかどうでもいいです!!」

 

14:Coffee rumba (コーヒールンバ)/& 八木徹 ゴンベ

-MC-

 

ゴンベさんの魅惑的なギターからはじまる「コーヒールンバ」は世界的に大ヒットし、多くの人がカバーされた曲。

先程まで戦隊の挿入歌が奏でられていたとは思えない、ゆるりとした雰囲気になったのも興味深かったです。

 

・音を出したら戻ってくるように。

・ゴンベさん「リターンマッチしたいです」

 いちろうさん「じゃあ次回は歌いながらというのはどうでしょう?」

 ゴンベさん「いやいやいや」

 

15:Copacabana (コパカバーナ)/& 八木徹 ゴンベ

-MC-

16:ラストダンスは私に (SAVE THE LAST DANCE FOR ME)

-MC-

 

いちろうさん、シロヤギさん、ゴンベさんがそれぞれ得物をパーカッションに持ち替え、

何人かの観客にもパーカッションが配られ、世界的にも有名な「コパカバーナ」を会場全体でセッション。

軽快でトロピカルな曲にのせてパーカッションを叩くお三方はとても楽しそうでした。

続いて歌われたのは越路吹雪さんがカバーされていた事で知られる「ラストダンスは私に」。

圧巻のいちろうさんの声だけの多重コーラスカラオケでのびやかに、しなやかに歌われていました。

 

17:ホーボーズデキシーブルース

-MC-

 

カズーのソロも魅力な、いちろうさんのオリジナルソング「ホーボーズデキシーブルース」。

豪放磊落な二人の旅を歌ったこの曲、いちろうさんの独特の節回しと悠然とした歌いっぷりが最高です。

 

・高校時代に衝撃を受けた4ビート。

・何をしていいかわからなかった「TAKE1」。

・「オレはやっぱり何でも屋なんだ」

・CM音楽とボーカリストとしての表現のお話。

 

18:二つにひとつ

-MC-

19:Bitter sweet memory

-MC-

 

続いていちろうさんのオリジナルソング「二つにひとつ」と、S.S.D.Bの楽曲「Bitter sweet memory」。

両曲ともせつなさほとばしる曲で、いちろうさんの表現力の奥深さに感嘆しながら、しんみりと聞き入りました。

 

20:河向こうの日々/& 八木徹

-MC-

 

再びシロヤギさんが登場され、次の曲はいちろうさんの青春の日々を歌った「河向こうの日々」。

ハングリーとノスタルジーが入り混じったいちろうさんの哀愁の歌声は、琴線にガンガンに触れました。

 

・いちろうさん「楽しいふろしき1ダースでした!!」

・昔は弦を切りまくっていたけど、切らなくなりましたね。

 

21:What a Wonderful World (この素晴らしき世界)

-MC-

 

ラストは"Satchmo"ルイ・アームストロング (Louis Armstrong)の代表曲「この素晴らしき世界」。

ギターをゆっくりと弾きながら歌ういちろうさんの歌声はとてもぬくもりにあふれていました。

 

いちろうさん「まさか1ダースも出来るとは思いませんでした。自分でも奇跡のようです!

       ありがとうございました! おしまーい!!」

 

-アンコール-

-MC-

 

拍手の中、挨拶をされたいちろうさん。鳴りやまない拍手がアンコールの手拍子へ。

 

・42年ぶり。

・煙草やめたから。

・母にささげる。

 

22:煙草の煙

 

アンコールは鈴木清順監督の映画「悲愁物語」の主題歌「戻っておくれ」こと「煙草の煙」。

強く激しくのびやかに愛を歌われ、いちろうさんの表現力の真骨頂を感じさせられました。

途中、歌詞の"ハニー"を"マミー"に替えて歌われる一幕もありました。

 

いちろうさん「ありがとうございました!!」

 

万雷の拍手の中、「♪ふろしき12枚目だよ1ダース」は終了となりました。

終始いちろうさんのお人柄を感じさせる和やかな雰囲気。

あたたか、無邪気、おちゃめ、ちょっと真剣と、その時々で雰囲気ががらりと変わり、

シロヤギさんやゴンベさんとのセッションはとても楽しそうで、まさに音を楽しむといった趣き。

とみたいちろうさんの音楽をたんぷりと堪能させて頂きました。

補足

 

・今回はライブの性質上、シンプルなレポートになっております。何卒ご了承ください。

 

・いちろうさんの高校の同級生の方や後輩の方がいらっしゃっていました。

 

・「♪セブン~」

 

・洋楽は原曲のまま歌われていたり、訳詞を交えていたり。

 

・「短パン」はじめて聞きました。なるほど。

 

・やっぱりそういう人じゃないとダメなんすかね?

 

・「オレ、あいつに5000円借りてんだよなぁ」

 

・「気がついたら…」

 「気がついたらなれるもんなんでスかね?」

 

・恋をしてみたいもんです。もう少しヤせよう。

 

・わざとらしーの。

 

・泉谷君の次ぐらいに切ってましたね。

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