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スーパーヒーロー魂2011"夏の陣"

11.8.13 Zepp Tokyo

 

出演/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 石原慎一

    影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 

    サイキックラバー(YOFFY JOE) Sister MAYO 高橋秀幸

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.板垣正美 Key.松原博)

 

 

「ANIME JAPAN FES 2011 "夏の陣"」東京公演、影山さん、遠藤さん、きただにさんによる

オールナイトアコースティックコスプレライブ「ゆかいな仲間たち」に続いて、

二日目、三公演目は特撮ヒーロー達の歌に特化した「スーパーヒーロー魂2011"夏の陣"」(SHS)。

 

2011年はウルトラマン45周年、仮面ライダー40周年、スーパー戦隊35作品目という

メモリアルな年ということで、今回のSHSは例年以上の盛り上がりが予想されます。

 

会場のZepp Tokyoには多くの観客がつめかけておりました。

ステージには夏らしく、ヤシの木などが配置され、その後方にAJFのロゴマークに加え、

「AJF 2011 ANIME JAPAN FES “Natsu No Jin”」の文字をあしらった幕が掲げられていました。

 

-MC-

 

開演の頃あいになると司会のショッカーさんがご登場。

ショッカーさん「地球が悲鳴を上げてるぜ!! 地球にピンチが迫ってる!!」

「バトルフィーバーJ」と「超新星フラッシュマン」のオープニングの歌詞を引用し、

先頃おきた東北地方太平洋沖地震の話題に。

被災地でのヒーローショーと藤岡弘、さんとのトークショーのお話を交えつつ、

「少しずつでもいいから長く支援していきたい」とショッカーさん。

 

ショッカーさん「この会場は地震でも平気な建物ですので、もしもの時は係の者の指示に従ってください。

        でも大丈夫です! 今ここには日本中のヒーロー達が駆けつけてくれています!! みんな準備はいいかぁああ!!!」

観客「ぉおおおおおおおぉぉおおおおぉぉおぉお」

ショッカーさん「盛り上がってくれるかぁああ!!」

観客「ぉおおおおおおおぉぉおおおおぉぉおぉお」

ショッカーさん「スゥーパーァヒーロォーオ!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイイイイイッツ!!」

ショッカーさん「はじ、まり、ますっ!!!」

 

00:SE

01:機動刑事ジバン/串田アキラ

 

緊迫する音楽に合わせ、観客の手拍子が響く中、Super Rescue BAND、ザ☆カインズ、アップルパイの皆さんがそれぞれスタンバイ。

音楽が終わり、都会的なイントロが流れ出すと場内大声援。イントロが激しくなり串田さんがご登場、

歌うのは「機動刑事ジバン」のオープニング。串田さんの唄声に呼応して多くの観客が親指、人差し指、小指を立てる

"クッシーサイン"を掲げて幕開けです。

 

02:大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-/MoJo

 

駆け足で登場されたのは☆MoJoさん。特撮ソングの殿堂「大戦隊ゴーグルV」のオープニングを元気たっぷりに歌われます。

「ゴーグルV ゴーゴー!」や「ダィヤダダダダダィヤ」ではMoJoさんが観客へマイクを向け、一体になっての大合唱。

これぞライブの醍醐味です。

 

03:特警ウインスペクター/宮内タカユキ

 

一転緊迫するイントロは「特警ウインスペクター」オープニング。

串田さん、MoJoさんと共に"魂の三兄弟"と渾名される宮内さんのご登場です。

先の震災後、人の命を守るレスキューヒーローの重さを改めて感じた事と、

何より幼少期より聞いていた思い入れ深い曲という事も相まり、感極まる思いでした。

 

04:重甲ビーファイター/石原慎一

 

重厚なイントロとは好対照に軽やかに登場された石原さんが歌うのは「重甲ビーファイター」よりオープニング。

エネルギッシュで盤石の歌声はもちろん、時折上着がはだけてタンクトップ姿があらわになる様子は、

これでもかという程にセクシーでした。

 

05:魔弾戦記リュウケンドー/きただにひろし

-MC-

 

続いてはSHSには5年ぶりの登場となるきただにさん。ガガガガとダダダダと「魔弾戦記リュウケンドー」オープニング。

歌詞の一言一言体現するようなステージングと、振り絞るような迫真の歌声はきただにさんの魅力の一つ。

ラストのハイトーンはライブならではです。

 

ショッカーさん「きただにひろしさん、だにぃ~でしたぁあああ!! さて、続いては特集をお届けしたいと思います……派手に行くぜっ!」

観客「おおおおおっ」

ショッカーさん「今年35作目を数えるスーパー戦隊シリーズ。映画が両方ともスゴイ事になっていましたが、

        来年は大丈夫なのか心配なところです。

        そんなスーパー戦隊を特集していきますが、まずはこの方に"レッツゴー 飛び出して"いただきましょう!!

        影山ヒロノブさんの登場で、曲は『鳥人戦隊ッジェットマァアアアン』!!」

 

06:鳥人戦隊ジェットマン/影山ヒロノブ

 

「スーパー戦隊シリーズ特集」のトップバッターは、こちらも5年ぶりのSHS参加となる影山さんの「鳥人戦隊ジェットマン」オープニング。

力強くさわやかな歌声と、抜群のパフォーマンスを拝見し、改めて影山さんはSHSには欠かせない方だという事を実感させられました。

 

07:爆竜戦隊アバレンジャー/遠藤正明

08:We Are The One~僕らはひとつ~/串田アキラ

 

続いては「爆竜戦隊アバレンジャー」のオープニングを遠藤さんがダイノガッツたっぷりに歌われます。

サビの「アバレ、アバレ、アバレまくれ」の部分ではぐるぐると回られるのが通例ですが、

ギターのナベさんも一緒になって回っているのも見所です。遠藤さんが駆け去った後、太古の時代を思わせるイントロが流れ、

串田さんがダッシュで登場され、同じく「アバレンジャー」のエンディングへとなだれ込みます。

この曲では串田さんの歌声に合わせ、観客がバーミア兵軍団になって踊るのが見所体感所。

千人を越す規模の"アバアバ"はライブならではのうねりです。

 

09:救急戦隊ゴーゴーファイブ/石原慎一

 

"人の命は地球の未来、燃えるレスキュー魂"「救急戦隊ゴーゴーファイブ」のオープニングで石原さん"出場"です。

石原さんの圧巻の歌声を聞きながら、先の震災の事もあり、この曲の歌詞をより一層噛みしめて聞き入っていました。

 

10:超電子バイオマン/宮内タカユキ

11:科学戦隊ダイナマン/MoJo

-MC-

 

毎回歌詞に込められたメッセージに背筋をただされる思いの「超電子バイオマン」オープニング。宮内さんが原曲以上の迫力で歌われます。

1番が終わり宮内さんの「ショッカー!!」の呼び声と共にショッカーさんがご登場。

SSS IVで初めて披露された「バイオマン」の名乗りが再び披露されました。続いて爆発!! ☆MoJoさんが颯爽と登場され、

「科学戦隊ダイナマン」のオープニングを観客と共にダイダイダイダイ大合唱。

2番終わりには☆MoJoさんの「カモン、ショッカー!!」の声を受け、ショッカーさんが再登場され「科学戦隊」の名乗りを披露。

この連続は何とも嬉しかったです。

 

ショッカーさん「M・o・J・o! ☆MoJoさんでしたー! みんなぁー! たのしんでるかぁあああ!!?」

観客「ぉおおおおおぉぉおおおおおお!!」

ショッカーさん「歌ってるかぁああああ!!?」

観客「ぉおおおおおぉぉおおおおおお!!」

ショッカーさん「名乗っっ、名乗るのはオレだけでいいな。客席だと他の人にぶつかっちゃって迷惑になっちゃうだろうし」

観客笑。

ショッカーさん「ここからは戦隊シリーズを中心に活躍しているProject.Rの登場だっ!」

観客「おおおおおお」

ショッカーさん「彼らが様々な形で登場してくれます! まずは、高橋秀幸さんの登場です!! 『炎神戦隊ッ ゴーォゥ! オンジャー』」

 

12:炎神戦隊ゴーオンジャー/高橋秀幸

 

Project.RのTシャツを身にまとい、高橋さん3年ぶりのSHSご登場。歌うはエンジン全開「炎神戦隊ゴーオンジャー」オープニング。

高橋さんのさわやかな歌声に合わせ、サビでのそろいの振り付けや「HEY!!」等の合の手が見事に揃う様子は、ライブならではの楽しさです。

 

13:呪文降臨~マジカルフォース~/Sister MAYO

 

続いてはSister MAYOさんのご登場で、ご自身の名を一躍知らしめるきっかけになった「魔法戦隊マジレンジャー」のエンディング。

MAYOさんは今回もアジテートしまくり。それに応え、数千人規模で2番の「満月の夜聞こえる悲鳴」の遠吠えは楽しい迫力。

 

14:特捜戦隊デカレンジャー/サイキックラバー

-MC-

 

サイレン音が響き、YOFFYさんの「スペシャルポリスっ!! デカレンジャー!!」の掛け声で「特捜戦隊デカレンジャー」オープニングがスタート。

YOFFYさんの突き抜ける歌声と、疾走感あふれるJOEさんのギターが相まり、観客の盛り上がりっぷりはすさまじいものがありました。

 

YOFFYさん「みなさん楽しんでますかァアアア!!?」

観客「ぉぉおおおおおおおおお!!」

YOFFYさん「それじゃあ、次はみんなの侍魂を見せてもらおうかぁ! ♪チャンチャンバラァ チャァーンバラァ!!」

観客「♪チャンチャンバラァ チャァーンバラァ!!」

YOFFYさん「♪チャンチャンバラァ チャァーンバラァーア!!」

観客「♪チャンチャンバラァ チャァーンバラァーア!!」

YOFFYさん「侍戦隊っシーンケーンジャーァ!!」

 

15:侍戦隊シンケンジャー/サイキックラバー

16:スーパー戦隊 ヒーローゲッター/Project.R(Sister MAYO YOFFY 高橋秀幸)

-MC-

 

拍手の嵐・真打登場、大人気の「侍戦隊シンケンジャー」より、オープニング。伊達姿二侍の歌、演奏、

振り付けは鮮やか軽やか。観客との一体感も折神付きです。最後のサビでは「今日も朝日がZeppに昇る」の替え歌も。

お二人が退場されると流れてきたイントロは「スーパー戦隊シリーズ特集」のラストを飾る「海賊戦隊ゴーカイジャー」より、

歴代戦隊の数え唄エンディング。YOFFYさん、高橋さんが交互に戦隊を数えていき、

海賊衣装のMAYOさんが合の手やサビで振付を交えて一緒に歌われていました。

 

.Rのみなさんを見送りながらショッカーさんがご登場。

・舞台袖で「スーパー戦隊 ヒーローゲッター」に合わせて歴代戦隊の名乗りをされていたショッカーさん。

 ショッカーさん「……なんとかできそうだなぁ…」

 観客「おおおおおっ!?」

 ショッカーさん「まぁ、いつかね」

・スタッフさんによって準備が進められていく中、"不定期恒例コーナー"のアコースティックコーナー。

・今回のグループ名は「お台場フォークゲリラ雨」。

 メンバーは向かって右から影山さん、きただにさん、宮内さん、串田さん、MoJoさん、遠藤さん。

・アコースティックギターはMoJoさんと影山さん。きただにさんはベース。遠藤さんはジャンべ(太鼓)。

 MoJoさんはアコギに加え、ご自身のライブでも頻繁に使用している笛・カズーも用意されていました。

・影山さん「今日はリードギターのアニキがおらへんから、ちょっと心配やなぁ~」

 ショッカーさん「大丈夫、あっちの"いちろうさん"がいない代わりにこっちの"いちろうさん"がいるから」

 ニコニコしているいちろうさん(MoJoさん)。

・ショッカーさん「"魂の三兄弟"と"ソリボな三兄弟"の対決みたいになっていますが、"ソリボな三兄弟"はオールナイト明けで眠いでしょ?」

 遠藤さん「2時間くらい寝ました」

 影山さん「もうなんか頭ぐるぐるして逆にキモチいい。でもこいつなんかあの後、帰ってから晩酌して今二日酔いですからね」

 きただにさん「してないっすよぉ。ちょっと呑んだだけ…7時に帰ってビール1リットル…」

 

ショッカーさん「今回のアコギコーナーはやはりメモリアルという事で、45周年を迎えるこの作品から行きたいと思います。

        皆さんも一緒に歌ってください。40年前の1966年7月17日、『ウルトラ作戦第一号』からはじまりました。

        もちろん歌えますねっ?『ウルトラマンの歌』!!」

 

17:ウルトラマンの歌/お台場フォークゲリラ雨

-MC-

 

言わずと知れた空想特撮シリーズ「ウルトラマン」のオープニング。

イントロはMANGA TRIOの皆さんが口で奏でた後、MoJoさんがカズーで再現。

1番は"魂の三兄弟"のお三方がメインで歌われ、2番はMANGA TRIOのお三方がメイン、

3番は入り混じって観客も一緒に大合唱となりました。

 

・MoJoさん「影ちゃん達が深夜から大変だと思ってさ、ヒマなオレが少しでもできればっ、てんで持ってきたんだけど、良かったかな?」

 カズーの大活躍に会場大歓声。

・ショッカーさん「さて、マンといえば影ちゃんだけど」

 影山さん「そうやね」

 遠藤さん「マンです。マン男(お)です」

 きただにさん「なんかやぁらしぃ~」

 影山さん「なんやねん、まどか☆マギカのくせに」

 きただにさん「なんすかぁ、オレのまどか☆マギカに」

 詳しくは弊サイトの「影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろしの『ゆかいな仲間たち2010』」をご覧ください。

 ショッカーさん「マンときたらこの作品でしょう。これはオレ達世代は夢中で見てたよね」

 影山さん「見てたねー。小学校1年生くらいやったかなぁ?」

 

18:ウルトラセブンの歌/お台場フォークゲリラ雨

-MC-

 

こちらも言わずと知れた「ウルトラセブン」のオープニング。みんなが知っている曲だからこその大合唱はたまらないものがあります。

歌のパート分けは「ウルトラマン」と同じ構成でした。MoJoさんのカズーはイントロに曲中にと大活躍でした。

 

・拍手の中、ショッカーさんによって「お台場フォークゲリラ雨」の皆さんが見送られる中、串田さんだけ残り座長のご挨拶。

・2010年から2011年にかけて「仮面ライダーオーズ」の変身ベルト、オースキャナーの音声からはじまり、アニメ「トリコ」の主題歌、

 「仮面ライダーオーズ」関連のCMに至るまで、日曜日の朝は串田さんの声を聞かないと始まらない。

・ショッカーさん「続いては、1971年4月3日『怪奇蜘蛛男』からはじまったこのシリーズ、『栄光の仮面ライダー特集』です!!

         それでクッシー! 景気づけに一発、お願いします!!!」

 

串田さん「スキャニングチャージ!! タカ! トラ! バッタ! タットッバッ! タトバ タットッバァッ!」

 

19:ドラゴンロード/串田アキラ

 

「仮面ライダー特集」先陣は10号ライダー・ZXの登場です。「10号誕生!!仮面ライダー全員集合」よりオープニング。

他のライダー曲と一線を画す曲調と、串田さんのワイルドさあふれる唄声はいつ聞いても素敵です。

 

串田さん「プットッティッラァッノォ ザァウルゥー!! あいがとうっ!!」

 

20:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ

 

つづいては"太陽の子"「仮面ライダーBLACK RX」のオープニングを、宮内さんが凛とシリアスに歌われます。

幼少期から何度も聞いており、ライブでも聞く機会が多い曲ですが、何度聞いても魅力にあふれています。

 

21:仮面ライダーAGITO/石原慎一

 

"目覚めろ、その魂"。2011年に放送10周年を迎えた「仮面ライダーAGIT0」よりオープニング。

静かな所からじわじわと激しさを増してくる石原さんの歌声は、ライブですとより一層響いてきます。

 

22:Revolution/きただにひろし

-MC-

 

"戦わなければ生き残れない!" 「仮面ライダー特集」のラストは「仮面ライダー龍騎」より3代目エンディング。

放送から9年、きただにさんの歌声は原曲以上に鍛えられ、改めて表現力の凄まじさに圧倒させられました。

 

ショッカーさん「40周年という事で、仮面ライダーショーも今のオーズ、大人気の電王、

          そして一号という豪華なメンバーで行われるのですが、何がいいって、敵がショッカーなんですよ!」

観客歓声。

ショッカーさん「子供たちに『好きなライダーは何だ?』って聞くと、やっぱり一番人気は放送中の『オーズ』なんですが、

        『剣(ブレイド)!』って応える子がいると『キミ渋いねぇ』って言ったりするんですけど、

        こちらもショッカーなもんで、意地悪をしてみるんです。子供が『W(ダブル)!』って答えますと、

        『どんなライダーなのだ?』と訊くんですね。『えっとねー、体が半分ずつ色が違うの』

        『それは「人造人間キカイダー」というんだっ!!』」

観客笑。

ショッカーさん「『違うの、違うの、二人が変身して一人になるのー』『それは「超人バロム1」だっ!!!』」

観客大笑。

 

ショッカーさん「やっぱり昭和のヒーローはいいですねぇ…そんな昭和の2大ヒーローが制作会社の枠を飛び越え、

        共演した作品があるのですが、なんとこの度、めでたくDVD化されました!

        続いてはその二つの作品をつなぐ主題歌を歌っているこの方に登場していただきます!

       レコーディング以来初めての披露です。影山ヒロノブさんで『戦うために生まれた戦士』!!!!!」

観客「!!!!!!!!!!!!」

 

23:戦うために生まれた戦士/影山ヒロノブ

-MC-

 

今回一番驚いた「ウルトラマンVS仮面ライダー」よりエンディング。

まさかこの曲をライブで聞く事が出来る日が来るとは思いませんでした。

少々気恥しい様子ながら、一節一節を確かめながら、ウルトラマンとライダーをさわやかに歌い上げられる影山さんが印象的でした。

 

影山さんと入れ替わりで駆け込んでくる遠藤さん。「いっしょにZETTAI!!ってやってちょぉうだぁあい!」

 

24:環境超人エコガインダー/遠藤正明

-MC-

 

"ZETTAI!!" 環境省環境教育推進室協力作品「環境超人エコガインダー/II」よりオープニングテーマ。

歌い出しを少々見誤ってしまった様子の遠藤さんでしたが、しなやかなステージングと力強い歌声を響かせていました。

 

遠藤さん「じゃぁ次はこの二人を呼んじゃおうじゃないのぉ、兄さーん!! だにぃ~~!!」

 

25:牙狼~SAVIOR IN THE DARK~/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし

-MC-

 

JAM Projectの楽曲から根強い人気の「牙狼<GARO>」より2代目オープニング。黄金の魔戒騎士の登場です。

2番の「一網打尽 叩き斬って」の部分ではお三方全員が牙狼剣でホラーを斬り裂くアクションをされていました。

 

きただにさん「ほんじゃぁ、次はもっとテンポの速いのいくぞぉおおお!!」

観客「おぉぉおおおおおおお!!」

影山さん「その前に、遠ちゃんに合わせてみんなでやってみよう」

遠藤さん「ボクが『爆鎮!』っていったらみなさんは『完了!!』って言ってくださいねー。いきますよー! 爆鎮!!?」

観客「完了!!!!」

遠藤さん「ばぁあくちん!!?」

観客「かんりょぉおおお!!!!」

遠藤さん「爆鎮!!?」

観客「完了!!!!」

遠藤さん「OK!! じゃぁいってみよう『レスキューファイアァアアア』」

 

26:レスキューファイアー/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし

-MC-

 

続いては実質的に本日3回目となる「トミカヒーロー レスキューファイヤー」の初代オープニング。

一体感の塊のような曲だけに、場内の盛り上がりは終始すさまじい物がありました。ラストは遠藤さんと共に観客全員で「爆鎮完了!!」。

 

ショッカーさん「影ちゃん、遠ちゃん、だにぃ~でしたー! まさに情熱的(J)に熱く(A)燃える(M)そんな3人でした。

          さぁ、ここからはラストまで一気に行くぞぉオおおおおおお!!」

観客「おおおおおおおおおぉおおぉ!!」

ショッカーさん「我々の業界では、スーパー戦隊シリーズなどは"タイツもの"と呼んだりいたします。

        ウルトラマンは"ゴム人間"。まーこの"ゴム人間"やってる人達はスゴイもので、何でもできるんですよ。

        そんな中、ここからは"甲冑もの"が続々と登場します。まずは宮兄、宮内タカユキさんのご登場です。

       『特捜ォエクシードラフトッ!!!』」

 

27:特捜エクシードラフト/宮内タカユキ

 

レスキューつながり。ギターのハードなイントロがたまらない「特捜エクシードラフト」よりオープニングテーマ。

宮内さんがレスキューシリーズで見せる、時に力強く、時に優しい歌声は最高。この時分、歌詞の一言一言が心に響きます。

 

28:星雲仮面マシンマン/MoJo

 

銀のスーツに黒のストローハット姿で颯爽と登場された☆MoJoさんは「星雲仮面マシンマン」オープニング。

☆MoJoさんの勇壮な歌声と軽やかなパフォーマンスと、どこか親しみ深さを感じる掛け合いは、ラストスパートに拍車をかけます。

 

29:ジライヤ/串田アキラ

 

「世界忍者戦ジライヤ」オープニングのイントロと共に、磁光真空剣を背負い、駆け抜ける磁雷矢の様に串田さんがご登場。

ダイナミックな唄声、手裏剣を思わせるアクション、そして間奏での少し照れながらのカニダンスも串田さんの魅力です。

 

串田さん「ラストォ!! よろしくぅ!!」

 

30:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ

 

イントロと共に「蒸着!!」 ラストは串田さんの代表曲の一つ「宇宙刑事ギャバン」よりオープニングテーマ。

唄い重ね、原曲よりも一層パワフルになった男気あふれる串田さんの唄声と共に、観客の大合唱が会場に響きました。

 

-アンコール-

 

串田さんに続いてバンド、コーラスの皆さんが退場されると拍手がアンコールに変わります。

 

少々するとアンコールに合の手をいれながらショッカーさんがご登場。

恒例の掛け声「スーパーヒーロー・スピリィイイイイッツ」で出演者の皆さんが呼びこまれます。

 

・きただにさん、常見さん、松原さんとステージ上には「ひろし」さんがいっぱい。

 影山さん「あ、ひろしやっ!」

 きただにさん「…ヒロシです」

 影山さん「古っ!」

 串田さん「え、ひろしっていうの?」

 きただにさん「そうっすよぉ~」

 串田さん「あっ! そうだそうだ。ごめん」

 影山さん「クッシー、だにぃ~がひろしって知らんかったんや」

 ショッカーさん「なんでそこでヒロシトークしてんの?」

 影山さん「ショッカーだってひろしやろぉ?」

 ショッカーさん「…ヒロノブにゃぁいわれたかねぇや!」

・Gロッソには「ワタナベ」さんが多いとか。

・Super Rescue BANDの皆さん、アップルパイのお二人、ザ☆カインズのみなさんをショッカーさんがご紹介。

 それぞれをショッカーさんが紹介していくのですが、遠藤さんがこっそり言葉をとつぶやかれます。

 99年のSHS旗揚げ以来、バンマスを担当しているギターのナベさんにはストレートに「ナベ」。

 すっかりおなじみのキーボードの松原さんは当日着ていた衣装から「水玉」。

 この年の「スーパーロボット魂2011"春の陣"」から引き続き参加の板垣さんには「ヒゲ」。

 最年少の吉岡さんにはメガネをかけていたので「メガネ」。

 アップルのお二人は当日の衣装が花柄だったので「花柄」。

 カインズの皆さんは、貴日さんを「カインズA」、斉藤さんを「カインズB」、常見さんを「カインズヒロシ」。

 

・ここから出演者の皆さんから一言ずつコメント。

 ショッカーさん「まずは、…高……取ヒデアキさん!」

 高橋さん「…♪ハリケェンジャァアアってちょっとちょっとぉ!」

 ショッカーさん「あ、ごめんごめん、えー改めまして、たか…よし…谷本さん!」

 高橋さん「アチャァッ! ゲキレンジャァアアア…ってちがいますよ高橋です高橋!!」

 きただにさん「ぅおっ! おもろい!!」

 ショッカーさん「…やるねぇ。これ使えるね」

 高橋さん「ありがとうございますありとうございます」

・JOEさんは"女装癖"ではなく"女装好き"で"女性好き"。

・石原さん「最近はずっと先輩方にお世話になっていまして、串田さんとは数年前からブラジルにに引っ張ってもらってますし、

     MoJoさんはスタジオミュージシャンの先輩としてお世話になってますし、水木のアニキとは一緒にテレビに出させて頂いて」

 会場笑。

 石原さんは水木さんと俳優の宮内洋さんと共にTBS系「さんまのスーパーからくりTV 第8回芸能人かえうた王決定戦SP」にご出演。

 ショッカーさん「何が凄いって、"水木一郎"、"石原慎一"に加えて"宮内洋"という奇跡の並び!! 

           慎ちゃんがどんだけゴージャスに決めてても目立たないという…」

 石原さん「歌は良かったんですけど、あの敗北感! あんなの初めてでしたよ!」

 観客笑。

 石原さん「あと、宮内さんとも10月にいっしょにライブをやらせてもらいます!」

 宮内さん「うん、ちょっと面白い事をやろうと思ってるんだ」

・宮内さん「みんな震災の事もあって色々な思いでここに来てくれたんだと思う、孤独だったり。

     様々な状況に置かれてる人がいると思う、けど、俺達の歌を聞いて元気になってくれれば嬉しいんだよ」

・MoJoさん「…ニッポンの夏……カズーの夏でしたっ☆ ありがとう!!」

・最後に座長、串田さんからご挨拶。

 串田さん「『スーパーヒーロー魂』という事で、いろいろな事があった今だからこそ、僕達が心も力も一つにしないといけないと思います」

 挨拶が続く中、串田さんの言葉に深くうなずくMoJoさん。それにつられる影山さん、遠藤さん、きただにさん。

 おふざけ開始。串田さんの一言一言に4名が全く同じタイミングでうなずいていると、気付いた観客がくすくすと。

 気付かない串田さん。話の中で「魂を」と言いながら片手を胸に持っていくと、4名も一緒に片手を胸に。

 ショッカーさん「ちょっとそこ何やってるかなぁ!!」

 やっと気付いた串田さんは「まいったなぁ」といったような表情。いたずらがばれた4名は苦笑い。

 串田さんの器量の大きさと、4名のおちゃめさだからこその和やかな一幕でした。

 

31:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 石原慎一

             影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 

             サイキックラバー(YOFFY JOE) Sister MAYO 高橋秀幸

「スーパーヒーロー魂2011"夏の陣"」フィナーレは「太陽戦隊サンバルカン」よりオープニング。

間奏では恒例になっているショッカーさんによる「太陽戦隊」の名乗りが披露されると場内大湧。

名乗りに見とれてか、思わず2番の歌い始めを見誤ってしまって照れる串田さん。そしてそれをいち早く見つけ串田さんに笑顔の影山さん。

アクシデントもライブならでは。串田さんをメインに大合唱となった場内は大団円にぴったりの光景でした。

 

拍手の中、出演者、バンド、コーラスのみなさんがステージ前方に登場され全員で万歳三唱。

その後、ショッカーさんによってみなさんそれぞれが拍手で見送られ退場され、串田さんとショッカーさんだけに。

 

串田さん「『スーパーヒーロー魂』! これからももっともっとパワーアップしてみんなに元気を届けたいです! ありがとう!!」

 

大歓声の中、串田さんが退場され、ここでショッカーさんより、

ロビーにて出演者の皆さんが東北地方太平洋沖地震の義援金の募金活動を行われるというアナウンスがありました。

ショッカーさん「詳しくはスタッフから指示があると思いますので、係の方の指示に従ってください!

          そうです! 最初言った事はこれの伏線だったのです!! …ウソ、今思いついた」

観客大笑。

ショッカーさん「それじゃあみんなぁ、歌ったかぁあああああ!!」

観客「おおおおおおおおおお!!!」

ショッカーさん「また、楽しんでくれたかァアアアあ!!」

観客「おおおおおおおおおぉおおおおお!!!」

ショッカーさん「スゥーパァー・ヒィー・ローッ!!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイッッッ!!」

ショッカーさん「…ショッカーO野でしたッ!!! ロビーに行ってきまーす!」

 

ショッカーさんが颯爽と舞台袖へ駆け抜けられると、観客有志による三本締めがあり、

「スーパーヒーロー魂2011"夏の陣"」は終演となりました。

 

震災後、多方面でヒーローソングが持つ力が再評価されつつありますが、

今回はそういった現状と歌詞の一つ一つが重なる部分が多く、思わずこみ上げてくるものがありました。

そしてほとんど間を置かずに登場するヒーロー達の歌に、とにかく終始盛り上がりっぱなし。あっという間の31曲2時間半。

ライブ全体が座長の串田さんの歌へのストイックな姿勢とパワフルさをそのまま取り込んだような、

ヒーローソングが持つ一種独特ともいえるパワーを存分に味わえる唯一無二のライブそれが「スーパーヒーロー魂」。

 

AJF2011"夏の陣"東京公演もいよいよ残す所、1公演。

AJF全体の座長ともいえる水木一郎さん、"御大"ささきいさおささん、奇才・山本正之さんが登場される

なんでもありのアニメソングライブ「スーパーアニソン魂2011"夏の陣"」へと続きます。

 

 

補足

 

・「ジェットマン」、「ゴーオンジャー」では、ショッカーさんの名乗りを混ぜた曲紹介に観客興奮。

 

・「お台場フォークゲリラ雨」の命名の由来は6人の姿がフォークゲリラみたいだったから。

 「ゲリラ豪雨/雷雨」ではよろしくないという事で「ゲリラ雨」となったそうです。

 

・曲が終わるごとに深々とお辞儀をされていた石原さん。

 

・.Rの始まりとなった高橋さんの「ゴーオンジャー」から.R特集というのもオツでした。

 

・今回は全身黒の衣装で統一されていたMAYOさん。

 

・「スーパー戦隊 ヒーローゲッター」ではYOFFYさんが「ゴーオンジャー」、

 高橋さんが「シンケンジャー」を歌われ、お互いに指をさし合うという場面が。

 

・盛り上がるとはいえ、SRSのガンダム特集、SHSの戦隊特集は

 毎回特集されているので、別方向のアプローチを期待したかったり。

 特に今回は秋に戦隊魂があるのでよりそう思いました。

 

・ショッカーさん「皆さんくれぐれもライブ中はつぶやかないでくださいよ! ライブを心底から楽しんでください!」

 

・遠藤さん曰く、「エコガインダー」で出トチったのはナベさんのせい。

 

・「牙狼」の最後、遠藤さんのソロパートはJAMのライブでは演奏の無い独唱状態ですが、今回はCDそのままの演奏あり。

 

・ドラムの板垣さんは水木さんの「24時間1000曲ライブ」でもドラムを担当されていたとか。

 

・5年ぶりの影山さん、きただにさんのSHS参加はとても嬉しかったです。

 

・「シージェッター海斗」と「不滅のヒーロー SEAJETTER KAITO」の披露が無かったのは、

 この年、この場だからこそ歌われるべき曲だと思っていただけに残念でした。

 

・アンコール時、影山さん、遠藤さん、きただにさん、高橋さんはおそろいAJF"夏の陣"2011Tシャツ。

 

・中でも影山さんと遠藤さんはAJF"夏の陣"2011Tシャツはもとより、迷彩ズボンまでおそろい。

 

・ショッカーさん「遠ちゃんさ、誕生日近いよね?」

 遠藤さん「あ、はい」

 ショッカーさん「みんなでおめでとう、せーのぉっ!!」

 観客「おめでとぉおおおおおおおおおおお!!」

 

・終演後のロビーでは参加者にショッカーさんが拡声器で注意事項を呼びかける中、

 出演者の皆様が二手に分かれて募金箱の前に立たれ募金活動をなさっていました。

 「SRS2011"春の陣"」と「アニソン女子部」同様、先程までステージにいらっしゃった皆様が

 目の前にいらっしゃるという事で、当方、とてつもなく緊張いたしました。

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