2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
史上最大のワンピースドームイベント!! ワンピースドームツアー 東京公演 麦わらステージ ライブ1stステージ
11.4.29 東京ドーム
出演/モンキー・D・ルフィ ロロノア・ゾロ ナミ ウソップ サンジ
トニートニー・チョッパー ニコ・ロビン フランキー ブルック
THE ROOTLESS(野畑慎 内藤デュラン晴久 井原拓也 大坪祐介)
エイジアエンジニア(YOPPY KZ ZRO SHUHEI)
そげキング
司会/女性の方(名前わからず。申し訳ありません)
声の出演/田中真弓 中井和哉 岡村明美 山口勝平 平田広明 大谷育江 山口由里子 矢尾一樹 チョー
演奏/THE ROOTLESS(G.内藤デュラン晴久 B.井原拓也 Dr.大坪祐介) カラオケ
日本各地のドーム型球場で開催された初の試みとなるイベント「ワンピースドームツアー」。
「ONE PIECE」の登場キャラクターの原寸大の模型や、名シーンを再現したブースを中心に、
大海賊時代の世界がドームいっぱいに繰り広げられていました。
場内の一角にはイベントステージ「麦わらステージ」が設けられており、
「ONE PIECE」ゆかりのアーティストの方が登場するライブステージと、
声優さん達によるトークステージが開催されていました。
今回は4月29日のライブ1stステージのレポートです。
ステージ上は「名も無き酒場」という酒場さながらのセットが組み上げられ、
真ん中にはスクリーンが上下する華道が設置されていました。
00:ADVENTURE WORLD/SE
そろそろ開演時間という頃になると、酒場の店員さながらの司会の方が
デリカテッセンさんの歌った18代目エンディングに乗ってご登場され、
ステージの諸注意をアナウンス。と、カウンターにいる電伝虫が鳴き、
そこから麦わらの一味の一人、"鼻唄"のブルックの声(チョーさん)が。
一流のスカルジョークをかまされた後、いよいよ開幕です。
01:ウィーアー! ~9人の麦わら海賊団篇~/SE
-MC-
ゆったりとした調べにのせて、中央のスクリーンにはルフィとナミ、そして麦わらの一味のシルエット。
いわゆる影絵にすることによって、ルフィ独特の"ゴムの伸び"が再現され、
曲の盛り上がりと共にスクリーンが上がり、麦わらの一味がステージ上に流れ込みました。
麦わらの一味は全員、劇場版「ONE PIECE 3D 麦わらチェイス」の衣装をまとっていました。
一味それぞれが挨拶をしていく中、ウソップだけ不在。
司会の方「客席の皆さんとの距離が近いですよねー」
声「…距離? …みんな、狙撃の島がどこにあるか、知りたいかい?」
ルフィ&チョッパー「その声は!! …そげキング!!!」
02:そげキングのうた/そげキング
-MC-
ステージの上部にある塔の頂上に颯爽と登場したのは"狙撃の王様"そげキング。
自身のテーマソングを高らかに歌われ、「さばらじゃ」と颯爽と去って行きました。
ときめくルフィ、チョッパー、ブルックらをよそに、あきれた様子のゾロ、ナミら。
そして一味が自己紹介をしていると、何故か遅れてきたウソップもあわただしく合流しました。
司会の方「今日はこのステージを盛り上げるためにスペシャルゲストが駆けつけてくれました!!」
スクリーンにシルエットで作中の名シーンを再現したエイジアエンジニアの皆さんが映し出され、
スクリーンが上がるとステージ前方へ登場され、
ボイスパーカッションでゾロの名ゼリフを交えたラップを披露され、メンバーの皆さんがそれぞれご挨拶。
03:エターナルポーズ/エイジアエンジニア
-MC-
ラップならではの表現がとても魅力的な「ONE PIECE」15代目のエンディング。
当方大好きな曲でして、生で聞く日が来るとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。
後奏では「ONE PIECE」に出会って自分達が夢や希望をあきらめない想いを貰った事、
そして観客にも夢や希望への永久指針(エターナルポース)を持ち続けて欲しいというメッセージが語られました。
さすがはポジティブ工房でスマイル職人。
エイジアエンジニアのみなさんからの紹介を受けて、ご自身達の曲「One Day」をBGMにTHE ROOTLESSの皆さんがご登場。
バンドの皆さんがセッティングされる中、ボーカルの野畑さんがご挨拶。
野畑さん「まずはみなさんもよくご存知の、僕たちの『One Day』の前に流れていたオープニング、
東方神起さんの『Share The World』をカバーしたいと思います!」
04:Share The World/THE ROOTLESS
-MC-
なんと東方神起の皆さんが歌われた11代目オープニングをTHE ROOTLESSの皆さんがよりシンプルなロックアレンジでカバー! 驚き。
原曲のイメージそのままの野畑さんのシャープさと、小気味良く響く井原さんのベースが印象的でした。
野畑さん「ありがとうございました。もうみなさん会場は見て回りましたか? くま凄いっすよね!?」
05:One Day/THE ROOTLESS
-MC-
THE ROOTLESSの皆さんのデビュー曲であり13代目オープニング。
曲も歌詞も放送当時の、そしてその後に語られる過去の両方での主人公の心情と見事に合わさっている快曲で、
野畑さんの振り絞るような啼きの歌声は、生で体感することにより力強く胸に響きました。
最後はエイジアエンジニアの皆さん、麦わらの一味、司会の方も合流。
司会の方「ルフィ! 最後はみんなで盛り上がれる曲をお願いっ!」
ルフィ「っおぉし、わかった! ブルック!!」
ブルック「ヨホホホホホ! かしこまりました! …パカっ」
ブルックの頭が開いて出てきたのは音貝(トーンダイアル)。
06:ビンクスの酒 (港の唄~船出の唄~海の唄~嵐の唄)/モンキー・D・ルフィ ロロノア・ゾロ ナミ ウソップ サンジ
トニートニー・チョッパー ニコ・ロビン フランキー ブルック
THE ROOTLESS エイジアエンジニア 司会の方
-MC-
スクリーンに歌詞が映し出され、ライブステージは「ビンクスの酒」でフィナーレ。
途中で歌わずに酒を樽から飲むゾロや、ルフィ、ウソップと肩を組んで歌うエイジアエンジニアの皆さん、
マイペースに踊りながら歌うブルック等など、大人数ならではの見どころ満載でした。
閉演BGM:Break into the Light ~約束の帽子~
劇場版「ONE PIECE 3D 麦わらチェイス」のメインテーマが流れる中、
司会の方のアナウンスでTHE ROOTLESS、エイジアエンジニアの皆さんがご退場され、
続いて麦わらの一味が続々と退場していき、司会の方の挨拶やアナウンスがあり
「麦わらステージ」ライブ1stステージは終演となりました。
アニソン系のライブにはまず参加されないであろう二組の歌を聞く事が出来たのは個人的にとても貴重でした。
全体で約20分程度のステージではありましたが、作品の世界観を尊重している、とても楽しいステージでした。
補足
・今回はイベントの性質上、さくっとお届けいたしました。
・メインの「ワンピースドームツアー」の内容については割愛させていただきます。大きさの迫力は言葉では表せませんので。
・エイジアエンジニアの皆さんはそろいのつなぎ姿。
・本ステージの後に開催されたトークステージでは"ジャンゴ"で"ボン・クレー"で"フランキー"矢尾一樹さん、
"ゲッコー・モリア"で"ジンベエ"宝亀克寿さん、"クロコダイル"大友龍三郎さん、
"電伝虫"他多数の藤本たかひろさんという、滅多に生で見られない、とても渋いメンバーのトークが展開されていました。
・トークステージで声優さんの登場BGMが「Jungle fever~海賊の海賊による海賊のための感謝祭」だったり、
声優さん達が名シーンを再現される際のきっかけの音楽が、劇場版「ONE PIECE-FILM- Strong World」のオープニング
「ONE PIECE FILM MUSIC」だったり、最後に流れたBGMが「Family~7人の麦わら海賊団編~」だったり、
ドラム王国ブースでは「RUMBLE BALL チョッパー七段変形」だったり、
会場のトイレやそこかしこで「ADVENTURE WORLD」が流れていたりとBGMにも制作者の方々のちょっとした心意気が感じられました。