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340 presents 懐歌祭4

11.4.8 新宿LOFT/PLUSONE

 

出演/影山ヒロノブ NoB 福山芳樹 高取ヒデアキ

構成・司会/鈴木美潮

 

演奏/Key.NoB G&Key.福山芳樹 カラオケ

 

 

読売新聞記者であり、大の特撮好きである鈴木美潮さんが

特撮縁者の方々を招いて繰り広げるトークと歌のイベント、340 presents シリーズ。

 

今回の「懐歌祭(なつうたまつり)」は340 presents シリーズ中でも、

アニメソング・特撮ソングを歌われている歌手のみなさんが、トークやそれぞれの代表曲の他、

"ムチャ振り"という形で懐かしい昭和の歌、特撮ソングをカバーされるというイベントで、

4回目となる今回は09年11月以来約3年ぶりの開催となりました。

 

 

今回はトークライブでもありますので詳しい内容は省略します。

来場された方のお楽しみということで。

 

 

会場はサブカルチャー系のイベントが多く開催されているライブハウス&居酒屋、新宿LOFT/PLUSONE。

今回も女性の観客が多めの会場内。ステージ上には譜面台、アコースティックギターやキーボードが設置され、

開演までは美潮さんのお弟子さん方によって、美潮さんが党首という架空政党「日本特撮党」TシャツやCDの物販が行われていました。

このイベントの一ヶ月ほど前の3月11日、平洋三陸沖を震源とした東北地方太平洋沖地震が発生したこともあり、

会場には義援金を募る義援金箱が設置されていました。

 

「340 Presents」シリーズではオリジナルメニューとして

出演される方々になぞらえメニューが用意されているのですが、今回は以下のメニューでした。

 

・ワッショイ! (生ビール)

・ナイトレスキュー! (焼酎水割り)

・みんながんばれ! (パインジュース)

・懐歌特別盛り (おつまみ盛り合わせ)

 

-MC-

 

開演時間が近くなるとLOFT/PLUSONEのスタッフさんが会場の説明などをされました。

 

・なんでも、今回はお店のジョッキが無くなるほどの大入りだとか。

・スタッフさんの説明が終わるとロイ・オービソン氏の大ヒット曲、

 「オー・プリティ・ウーマン(Oh, Pretty Woman)」を出囃子に司会の美潮さんがご登場。

・会社唯一のストラップ、イベント三連続などのお話のほか、

 諸々の告知などをされ、いよいよ「懐歌祭4」開演です。 

 

・出演者のお一人づつをその人の特撮ソングを出囃子に呼び込む事に。

・まずは「電撃戦隊チェンジマン」が流れる中、影山さん登場。

・先の東日本大震災以来、初めて日本のファンで歌われるという影山さん。

 

01:鳥人戦隊ジェットマン/影山ヒロノブ

-MC-

 

影山さんの駆けつけ一曲は「鳥人戦隊ジェットマン」よりオープニング。

放送20周年というメモリアルな「ジェットマン」。影山さんの歌声は当時以上の力強さです。

 

・続いては「轟轟戦隊ボウケンジャー」を出囃子にNoBさん登場。

・観客の熱気に思わず「元気すぎるー。心配したけどよかったー」とNoBさん。

 

02:天装戦隊ゴセイジャー/NoB

-MC-

 

続く「懐歌祭」初登場のNoBさんが歌うのは「天装戦隊ゴセイジャー」のオープニング。

2010年を駆け抜けた記憶も新しい曲だけに、観客の「天装!」の掛け声も高調子。

 

・続いては「忍風戦隊ハリケンジャー」で高取さんがシュシュッと参上。

・高取さん「楽しんでますかぁああ~!」

 観客「いぇぇええぇぇええ!」

 高取さん「んのぉんでますかぁあああ~!!」

 観客「ぃいええぇえぇええええ!!」

 高取さん「計画停電に困ってませんかぁああああ!!!!」

 観客「ぃいええぇえぇええええ!!」

 高取さん「んどぉっからぁ来たんだぁああぁああぁぁあい!?」

 観客「ぃ家ぇえええええええええええええ!!」

 

03:四六時夢中 シンケンジャー/高取ヒデアキ

-MC-

 

人気の高い「侍戦隊シンケンジャー」より、高取さんの代名詞ともいえるエンディング。

前奏で観客に背を向ける高取さんの目の前には影山さんとNoBさんが。高取さんテレて何度も会釈。

 

・続いては特撮ソングを歌われていない福山さんは、戦隊全曲集の中からご自身で出囃子を選ばれたとか。

・という事で選曲した「救急戦隊ゴーゴーファイブ」で出場。 

・福山さん「やぁ、こーいう会だったんですね。おれ特撮は見てるけど歌ってないからなぁ」 

 美潮さん「では、代表曲をお願いします」

 福山さん「じゃあ、カラオケが無いんでアコギでやります」

 観客「おおおおおお」

 

04:真赤な誓い/福山芳樹

-MC-

 

340 presents初登場の福山さんは特撮の持ち歌が無い為、アニメ「武装連金」よりオープニング。

アコギ一本とはいえ人気曲だけに観客のコーラスにも熱が入り、福山さんの扇動もあって大盛り上がり。

 

・福山さん「ぜーたく言うんじゃないよ!」

・高取さん「お客さんのコーラスがすっごいっすね。かっこいぃ。Jリーグみたい」

 

・東日本大震災で亡くなられた方へ、観客、出演者全員で黙祷。

 

・ステージ上も客席も飲みながら進行する本イベント。影山さんは「ナイトレスキュー!」、

 NoBさん、高取さんは「ワッショイ!」、福山さんは「みんながんばれ!」をオーダー。

・全員に飲み物がいきわたった所で影山さんの音頭でカンパイ。

・影山さん「今日も福ちゃんがこぼすよー」

・高取さん「唐揚げが食べたいっすね」

 

・続いてのコーナーは「こんな時だからこそ元気が出る曲」。

・ここからは出演者全員がステージ上で見守る中、一人一人が前に出て歌われます。

 

05:エンブレム~名も無き英雄達へ~/影山ヒロノブ

-MC-

 

航空自衛隊の航空救難団を描いたアニメ「よみがえる空 -RESCUE WINGS-」よりエンディング曲。

震災に起因する様々な問題に尽力し、立ち向かっている方々への激励を含んだ「エンブレム」は胸に来るものがありました。

 

・NoBさん「後ろで聞くとまた違った感じに聞こえますよ」

 影山さん「ホンマ?」

 高取さん「そうっすよ。今日はカッコよかったっすよ!」

 影山さん「今日"は"てどういう意味やねん」

 高取さん「いや…今日"も"っすよ!」

 影山さん「……どっから来たんだい!?」

 高取さん「家ぇえええええ!!」

 

06:星を護る者/NoB

-MC-

 

映画「天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー」よりエンディングをNoBさんのスローアレンジでピアノ弾き語り。

スローバージョンは原曲とはまた違う魅力があり、特にサビの情感のこもった感じは味わい深いものがありました。

 

・NoBさん「こういう時の為にこの曲を書いたんじゃないかなぁと思ったんですよ」

・影山さん「人前でピアノ弾くって緊張するよなぁ…」

・美潮さん「しっとりした曲が続きましたが、続いては高取さん」

 影山さん「ここでオチ?」

 高取さん「まさかここでこんな事になるとは思いませんでしたよ」

・高取さんのバインダー、譜面台に置いた途端に張っているシールがはがれまくり。

 しかも譜面台からでは読めないという事で結局、バインダーを持って歌われる事に。

 影山さん「朗読かよ!」

 

07:耳にタコ/高取ヒデアキ

-MC-

 

アニメ「ぐるぐるタウン はなまるくん」内の「お歌のコーナー」で流れたのが、この「耳にタコ」。

歌詞の愉快さや裏声のひょうきんな感じが軽快な曲調と相まり、会場はとても楽しい雰囲気に。

 

・美潮さん「福山さんの選曲は神が降りたと思いましたよ」

 福山さん「そぉ? さっきも言ったけど、おれ特撮は見てたんですよ。最近は…『ぁあ゛?』ってなるけど」

 観客「えええええ」

 福山さん「しょーがないだろぉ? 正直に言ったんだ! …まぁ子供と見ててハマったんですよ。

     ちょうど『ガオレンジャー』から、それこそ『ハリケンジャー』に変わる位からハマりまして、

     『ジェットマン』から『ハリケンジャー』までは全部見ましたね。

     で『ハリケンジャー』の頃に"忍者"ってんで借りたのがこの作品で。歌うのは挿入歌なんですけど、

     凄い好きで、ブラジルに行った時に宮内さんがステージでこの曲を歌われたんですよ。

     もうその時は大興奮で、楽屋でおれのギターでもう一回宮内さんに歌ってもらったんですよ」

 

08:星よ、にじむな!/福山芳樹

-MC-

 

「忍者戦隊カクレンジャー」より"ニンジャレッドが頑張る時"に流れた挿入歌。オリジナルは宮内タカユキさん。

緊迫感の中に哀愁や使命感の入り混じったこの曲は、福山さんの柔らかくも凛とした歌声にバチはまり。

 

・まさに4者4様。

・"4"という事で仮面ライダー40周年とむりくり結びつけ、仮面ライダーのお話。

・影山さん「放送が始まった当時は5年生だったんすけど、もう死ぬほど見てましたね」

 高取さん「5年生っていったらもうオトナっすよね」

 美潮さん「でもあの頃の5年生って言ったら見てた方も多かったんじゃないですか?」

 影山さん「そう、みんな夢中で。後々LAZYを組む事になる高崎晃とも、最初ライダー好きってんで友達になったんやから」

・高取さん「俺も物心ついた頃はじまりましたんで、見てましたね」

 影山さん「うそやろぉ? だいたい年同じくらいやないか」

 高取さん「そんな事ないっすよ、俺、今日最年少っすよ! やっと"チュウケンジャー"から抜け出せましたよ」

・NoBさん「やっぱり1号、2号が好きで、当時は紙でマスクつくってましたね。で仲良くなった子からギター習いましたよ」

 美潮さん「なんか、みなさんライダーがきっかけで音楽と結びついていますね」

・福山さん「当時CMで流れていた"仮面ライダー自転車"ってあったじゃないですか?」

 影山さん「うんうん」

 NoBさん「あー!」

 高取さん「ありましたね」

 福山さん「あれが欲しくてね。でも買ってもらえないんですよね。ベルトも買ってもらえなくて自分で作ったんですよ。

     それでよくあるクリスマス会なんかで、演劇をやる事になって女子は演劇なんですけど、

     男子はただ単に仮面ライダー。ほとんどがライダーやってただ喧嘩するってだけでしたね」

・美潮さん「私はライダースナックを買ってもらえなくて、やっと買ってもらって出たカードが、忘れもしないミミズ男」

 会場笑。

 

・ここで「仮面ライダーコーナー」という流れには行かず、仮面ライダーが放映開始した1971年に流行った曲を出演者全員で歌うことに。

 

09:また逢う日まで/影山ヒロノブ NoB 福山芳樹 高取ヒデアキ

-MC-

 

福山さんのギター一本で四人で歌うのは71年の尾崎紀世彦さんの大ヒット曲「また逢う日まで」。

高取さんが妙に癖をつけた歌い方をして、それが福山さんに伝染して同じように歌われたり、

出トチに対してちゃちゃを入れ合う様は、他では見られない「懐歌祭」ならではの光景でした。

 

・「ねここしゃん」を却下された福山さん。

・福山さん「ねこの歌を特撮で使ってくれりゃあいいんだよ!」

・高取さん「なんかモミアゲを付けたくなりますね」

・「また逢う日まで」で出トチしまくってしまった福山さん。

 影山さん「なんで福ちゃんは学習せえへんの?」

 美潮さん「なんかデジャビュを見ているようでしたけど」

 福山さん「…悲しいよ!」

・ここで福山さんがギターからキーボードに移動。

 

・高取さん「次の曲はすっごい好きで聞きまくってるのに歌った事なかったですよ」

 影山さん「でもあれやろ、英語と言えば高取やもんな」

 高取さん「えぇえええ」

 

10:Imagine/影山ヒロノブ NoB 福山芳樹 高取ヒデアキ

-MC-

 

1971年はJohn Lennon氏のアルバム「Imagine」が発表された年ということで「Imagine」。

みなさんがおそらく影響を受けている世代なだけあってか、顔つきや姿勢が一変。

アニソンを歌っている時とは違う様相で、これも他では見られない光景でした。

 

・ここで前半が終了。

 美潮さん「後半はもっと凄い事になりますよ」

 高取さん「期待して。俺以外」

 影山さん「いやいや、オレ以外」

 

~休憩~

-MC-

 

ここで出演者の皆様が退場され、しばらくの間、休憩時間。

観客がそれぞれに飲み物や食べ物をオーダーされたり、再び物販が開始されたり。

休憩が終わると美潮さんが登場され、「進め! ゴレンジャー」を出囃子に出演者のみなさんがご登場。

 

・「ゴー! ゴゴー!」とごきげんな高取さん。

・改めて、飲み物をオーダーされるみなさん。

 影山さん「♪ナイトレスキュー! (ハウス食品ウコンの力 モーニングレスキューのCMソングの節回しで)ください」

・なにやら緊張感が尋常じゃないみなさん。

 影山さん「なかなか酔えないっすよ」

 美潮さん「楽屋でみなさん、ずっと別方向向いてiPod聞いて、それぞれ違う歌を歌ってましたからね」

 高取さん「俺も客席の方に行きたい。けどちょっと歌いたい」

・影山さん「今違う歌歌われたら覚えてるの忘れそう」

 高取さん「ゴー! ゴゴー!」

・太らない春巻。

・NoBさんがひっそりと緊張。

・影山さん「オレは明太が大好きなんだ」

 福山さん「なんか、若大将みたいじゃない?」

 影山さん「ぼかぁ、明太が大好きなんだ」

 福山さん「ぼかぁ、明太を鼻の中に入れている時が一番幸せなんだ」

・後半のカンパイの音頭はNoBさん。

・カンパイしても緊張感が漂うステージ。

・観客の「負けないで!」の一言からZARDさんの「負けないで」を歌いだした高取さん。

 美潮さん「なんか今日はいつも以上にごきげんですね」

 高取さん「だってメンツが素晴らしすぎるじゃないっすか! 滅多にないっすよ」

 

・美潮さん「では後半はせっかく影山さんとNoBさんが揃われたという事で『聖闘士星矢』対決を…」

 観客「おおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

11:ペガサス幻想-Pegasus Fantasy-/NoB

-MC-

12:聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~/影山ヒロノブ

-MC-

 

この年に生誕25周年を迎えた「聖闘士星矢」対決。まずは初代オープニング「ペガサス幻想」。

TV版同様、NoBさんの「聖闘士星矢!」の叫び入りで、会場はこれまでにない位に大盛り上がり。

続く二代目オープニング「聖闘士神話」のイントロでは、NoBさんと影山さんがハイタッチ。

続く「聖闘士神話」も観客のコーラスがとにかく大きく、こちらも負けじと圧巻の大盛り上がり。

 

・影山さん「やっぱり本物はええね。いっつもブラジルできただにの『ペガサス幻想』ばっかり聞いてるからなぁ」

 観客笑。

・高取さん「観客の皆さん、バックコーラス全開で凄いっすよねぇ」

・ここで高取さん、福山さんも一曲。

 福山さん「なんでこの曲なの?」

 美潮さん「高取さんがやるならこの曲って」

 高取さん「外国で聞く日本語に感動したんですよ。それこそブラジルに行った時なんですけど、

     イベントの打ち上げのカラオケで筒井さん(筒井巧さん/世界忍者戦ジライヤの磁雷矢/山地闘破役)が

     この曲を歌われて号泣したんすよ。もう酒飲みにはたまらないんですよ」

 福山さん「デュエットできるってのは嬉しかったんだけどさ、おれ酒飲めないだよなぁ」

 観客笑。

 福山さん「まったく心にこねぇんだよ」

 観客笑。

 高取さん「だからってリハーサルでテンポ早く演奏するんすよ。もっとじっくりと歌いたいのに~」 

 言われた途端、アコギをジャカジャカ弾きまくる福山さん。

 福山さん「でもおれ、この曲を知ってると思ってたんだけど、聞いてみたら知らなかったんだよなぁ」

 

13:時代おくれ/福山芳樹 高取ヒデアキ

-MC-

 

福山さんのギターで、ここでしか聞けないタッグで「時代おくれ」。酒呑みの高取さんが意気込む一方、

呑めない福山さんが二番の「酔っぱらう」に力を込めたり。お二人の個性がいい感じに一体になっていました。

 

・福山さん「酒だよっ! やっぱ!」

 高取さん「なんかウソ臭いっすよ」

 福山さん「どわははははははは」 

・昭和の懐かしい歌と特撮ソングを歌うという「懐歌祭」のコンセプトをおさらい。

 美潮さん「最初は影山さんに『夏色のナンシー』を歌ってもらいましたからね」

 影山さん「あれが最初やったん?」

 福山さん「『ナンシー』ってアレですか?」 

 影山さん「おぉ。"何を言う早見優"や」 

 福山さん「もう影さんといえば『ナンシー』ですからね」

 美潮さん「しかも最後の方に全員で『長崎は今日も雨だった』を歌うという」

 高取さん「…え? 『影さんと歌うといつも雨だった』?」

 観客笑。

 福山さん「同じチームに属しているおれはいい迷惑だよ!」

 影山さん「どういうことやねん」 

 

・続いては影山さん、NoBさんが昭和の懐かしい歌をデュエットする事に。

 NoBさん「昭和といえばジュリーでしょう」

 影山さん「オレら世代やもん」 

 美潮さん「もうこの曲を決めた時、女性スタッフが色めき立ちましたよ」

 

14:時の過ぎゆくままに/影山ヒロノブ NoB

-MC-

 

こちらはNoBさんのピアノで"ジュリー"沢田研二さんの「時の過ぎゆくままに」。このお二人のデュエットは稀有。

泣きの影山さんと時折艶っぽい節回しを交えるNoBさんの後ろでエアドラムをする福山さん。こっそり参加の高取さん。

 

・ここからは「観客からの質問とムチャ振りコーナー」。

・内容は来場された方のお楽しみということでキーワードのみで失礼いたします。

・斬新なカンパイ。

・Nobさん「三人は約束してくださいね!」

・扇。

・イブファイン。

・抱き合う二人。

・脱ぐ男の肖像。

・超セクシーポーズ。

・影山さん「きっとGOROとかこうてたで」

・お互いを億万長者とたたえ合うお二人で「ハートキャッチ」。

・ANIXILE。

 

・ここからは今回の目玉。歌のムチャ振り。

 美潮さん「いろんなしがらみや垣根を乗り越えて、ここだけでしか聞けない曲ばかりです」

 高取さん「No Borderっすよ!」

 

15:海賊戦隊ゴーカイジャー/影山ヒロノブ

-MC-

 

イントロが始まって大歓声。当時放送中の「海賊戦隊ゴーカイジャー」オープニングをなんと影山さんが!

最新戦隊の歌はやはり大盛り上がり。所々苦戦する個所はありましたが、影山さんは見事に歌われていました。

 

・影山さん「いい曲やのにごめんなぁ」

 NoBさん「いいなぁ、歌い終わって~」

 影山さん「さぁ、飲むぞぉ! こっからが本番やぁ!」

 

16:シークレット カクレンジャー (2C)/福山芳樹 高取ヒデアキ

-MC-

 

「カクレンジャー」より今度はオープニングを福山さんのギターのみで。高取さんもコーラス参加。

危なげない歌いっぷりは勿論、印象的で難しいフレーズの数々をギター一本で奏でる福山さんは流石。

 

・高取さん「『カクレンジャー』をギター一本で出来るなんて世界に23人くらいしかいないっすよ!」

 観客笑。

 高取さん「ウソウソ、ホントは3人くらいじゃないっすか? ホントすっげぇなぁ」

 福山さん「いつか自分のライブでも歌いたかったんだけど、やっぱなかなかできなくてさぁ、嬉しかったです!」

 

・続いては高取さん。

 高取さん「えっとこの曲は橋本仁さんが歌われ…」

 自分の番が終わり早々に譜面台を片付け帰る支度をしだす福山さんに観客注目。

 高取さん「いーまーはー俺のばんー!」

 

17:青空になる/高取ヒデアキ

-MC-

 

高取さんが歌うのは「仮面ライダークウガ」より、美潮さんも思い入れのあるというエンディング。

力一杯歌っていたと思うと、二番終わりの間奏でワッショイ!(生ビール)を口に含み、霧吹きパフォーマンス。

 

・美潮さん「この曲で吹きますか?」

 高取さん「みんなごめん!」

・出番が終わってリラックスし、キャベツをモリモリと食べる影山さん。

 影山さん「キャベツおいしいでぇ、みんなで福島や茨城のキャベツ喰おうぜ!」

・このコーナーのトリはNoBさん。ものすっごい緊張されている様子。

 NoBさん「うわ~。これ女声じゃない? 普通できないよ~」

 

18:Anything Goes!/NoB 高取ヒデアキ

-MC-

 

影山さんが最新戦隊なら、NoBさんは最新ライダー「仮面ライダーオーズ/OOO」よりオープニングを。

ここでも高取さんがラップで参加。女声曲で難曲にも関わらず、遜色なく歌いこなせてしまったNoBさんにただ感嘆。

 

・NoBさん「間違えちゃってごめんね~」

 見事に歌いきったNoBさんに会場大沸。

 

・ここで四者四様のプレゼント抽選会。当選された方々おめでとうございます。

 

19:レスキューファイアー/影山ヒロノブ NoB 福山芳樹 高取ヒデアキ

-MC-

 

「懐歌祭4」最後を飾るのは福山さんのギターで時節柄「トミカヒーロー レスキューファイアー」オープニング。

福山さんは原曲どおりの、影山さんは原曲+α、それ以外をNoBさんと高取さんというパート分けでした。

難なく歌えているNoBさんとは対照的に、楽しみすぎて声が枯れてしまい、曲のキメ所である

「ファイナルレスキュー」の投げ込みが遅れ、歌とカブってしまった高取さん。

 

・影山さん「おせぇよ、ファイナルレスキューおせぇよ」

 高取さん「もぉ、すっげー楽しんじゃって、10年ぶりくらいに声かれちゃいましたよ」

 

最後に出演者のみなさんから一言づつ。

 

・福山さん「こういう会が新宿の地下で催されているとは知らなかったです。

     また、是非よんでくれ!! そして、おれに戦隊の曲を歌わせてくれ!」

・高取さん「最近スタジオワークばっかりだったので、今日を凄い楽しみにしていました!

     こんなに素晴らしいアーティストの皆さんと歌える、ホント、羨ましがれコノヤロー!!!」

・NoBさん「今日、マジでムチャでした。でも楽しかったっ。ハハハ

     影さんとはいつもブラジルとか、AJFとかデカイステージでしか会えなかったけど、

     こういう身内的なライブで一緒になれたのははじめてだったので、うれしかったです」

 影山さん「NoBちゃんがピアノ弾けるってのはビックリしたで」

・影山さん「最初にも言いましたけど、震災後、日本のステージに立つのは初めてです。

     これから復興まで結構長い時間がかかりるけど、オレらも持続して応援して行かなくちゃいけない。

     どんな時でも自分の場所でポジティブを発揮して行こうと思います!」

 

みなさんから一言づつあった所で「ゴーカイジャー」のエンディング「スーパー戦隊 ヒーローゲッター」が流れ出し、

出演者の皆さんがそれぞれ拍手で見送られようとすると…

 

高取さん「楽しんでくれたかああ~ぃ!?」

観客「いぇぇええぇぇええ!」

高取さん「もぉりあがってくれたかぁあああ~ぃ!!?」

観客「ぃいええぇえぇええええ!!」

高取さん「…っどぉっこに帰るんだぁああぁああぁぁあい!?」

観客「ぃ家ぇえええええええええええええ!!」

 

再び高取さんお馴染みの掛け合いがあり、出演者の皆さんがご退場。

最後に美潮さんのご挨拶されご退場され、のべ三時間に及ぶ「340 presents 懐歌祭4」は終了となりました。

 

普段は規模の大きいステージで共演することの多い出演者の皆さんが、

飲みながら食べながらゆったりと話し、歌われている様子は340 presents シリーズの醍醐味。

今回も美潮さんならではの構成と選曲が相まり、他には無い空間が繰り広げられました。

特に影山さんとNoBさん、福山さんと高取さんと、滅多に見れないデュエットはたまりませんでした。

更にアコギやピアノの生演奏もあり、より一層「懐歌祭」の幅が広がったように感じました。

 

補足

 

・出演者の皆さんが客席内を通って登場されるのもLOFT/PLUSONEならではの光景。

 

・これまで「四六時夢中」の序盤で「♪いつつのぉ、むっつの!!!」とゴールド・ゲンちゃんも

 しっかり登場していましたが、「むっつの!」は観客が合の手として入れるという形に。

 

・「Imagine」は09年に飢餓や貧困に苦しむ人々を支援する運動「THE WORLD WAITING FOR」の応援歌として、

 影山さんや福山さんを含む「アニソンオールスターズ」がカバーされました。

 

・「時代おくれ」も「聖闘士星矢」と同じく25周年。

 奇しくも2011年は、オリジナル歌手の河島英五さんの10回忌の年でした。

 

・福山さんのいたずらで麦焼酎が芋焼酎に。

 

・1・2・3・ダー!と1・2・3・フォー!

 

・セクシーばっかり。

 

・終始ごきげんな高取さん。

 

・アニソン界を牽引しているJAM ProjectとProject.Rのメンバーの皆さんが、

 ガッツリと共演する「懐歌祭」はとても稀有なイベント。

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