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340スズキ♪ presents 「歌祭18 ~谷本貴義の巻~」 

11.2.25 Naked Loft

 

出演/谷本貴義

 

司会/鈴木美潮

 

前説&永遠の新人歌手/佐藤健太

 

演奏/カラオケ 

 

 

責任転嫁。

 

テレビにイベントにと多岐にわたって活躍されている読売新聞記者、鈴木美潮さんが司会を務める、

主に特撮に関係した歌を歌われた方をゲストに迎えた、お話と歌のイベント「歌祭」シリーズも18回目。

 

前回の和田光司さんからの紹介されたのは、谷本貴義さん。「谷本祭」です。

 

谷本さんといえば「デジモンテイマーズ」の挿入歌「One Vision」でアニソンデビュー以後、

「金色のガッシュべル!」、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」、「DRAGON BALL KAI(改)」などの主題歌を歌うほか、

「炎神戦隊ゴーオンジャー」からはProject.Rの一員としても活動され、2011年でアニソン歌手歴10年目を迎えられます。

また、「テニスの王子様」、「薄桜鬼」の主題歌やキャラクターソングを編曲されているほか、

株式会社テンテンカンパニーの代表取締役としても活動されています。

 

基本的にトークライブですので詳しい内容は省略します。

来場された方のお楽しみということで。

 

会場はNaked Loft。ライブハウス形式の居酒屋でございます。

当日の日中は春の様な陽気でしたが、ライブ開始の夕方ころは若干涼やかに。

 

入場してしばらくすると谷本さん、美潮さんのTシャツやCD等のグッズが販売開始。

開演まで20分ほどという頃になると"永遠の新人歌手"「高速戦隊ターボレンジャー」のレッドターボ・炎力こと

佐藤健太さんがご登場されました。

 

01:Butter-Fly (1C)/佐藤健太

-MC-

 

前回が和田さんだったという事で「デジモンアドベンチャー」のOPで人気曲「Butter-Fly」を。

"もしも「デジモン」が90年代初頭に放送されてたら"といった趣きで、しっかりした爽やかさでした。

 

・"永遠の新人歌手2号"植村喜八郎さんは前日になってドタキャン。

・健太さん「ヒデキを歌ってもらう筈だったんですけどね」

・「海賊戦隊ゴーカイジャー」の話。

 

02:伝説/佐藤健太 観客の方々

-MC-

 

これは貴重。続く「伝説」はいつもコンビを組んでいる喜八さんが前日に諸事情でドタキャンたという事で、

観客の中から男女お二人が選ばれ、健太さんが☆MoJoさん、女性の方が宮内さん、男性の方が串田さんのパートを担当されました。

 

・「伝説」の歌詞カードは「君もソロで唄う・ゾ!」のコピー。

・"永遠の新人歌手・佐藤健太"と"俳優・佐藤健太"は別人。

 

03:高速戦隊ターボレンジャー (2C)/佐藤健太

-MC-

 

後ほど谷本さんが歌われる前に本物を、という事で「歌祭」の課題曲「高速戦隊ターボレンジャー」。

「歌祭」シリーズでは1番まででしたが、今回は久し振りに2番まで聞く事が出来て嬉しゅうございました。

 

・"ブルーターボ"朝倉圭矢さんとの四時間カラオケで喉が枯れ気味という健太さん。

・「ゲキレンジャー」のワナ。

 

04:DANCE ときめく心 (2C)/佐藤健太

-MC-

 

そして前説最後の曲は、卒業シーズンに合わせて「高速戦隊ターボレンジャー」最終話のさわやかエンディング。

「青春の卒業式」で流れたこの曲を「まさか20ウン年後に歌うとは思わなかった」と健太さん。

 

健太さん「なんだ、2号がいなくてもできたじゃないか、じゃあ、よろしくねっ!」

拍手で健太さんが見送られ、会場のスタッフさんによってNaked Loftのシステムが説明され、

いよいよ「谷本祭」本編の開始です。

 

「ハートキャッチプリキュア」のオープニング「Alright!ハートキャッチプリキュア!」をBGMに

司会の鈴木美潮さんが、なんと"キュアムーンライト"のコスプレでご登場。。観客大沸。

 

・公約は守る美潮さん。

・でも二代目エンディング「Tomorrow Song ~あしたのうた~」の踊りは覚えられなかった。

・お知らせ色々。目白押し。

 

05:Butter-Fly (1C)/谷本貴義

-MC-

 

"前回の出演者の代表曲を歌って登場する"という「歌祭」のお約束に則り「Butter-Fly」で谷本さんご登場。

「デジモン」つながりとはいえ、和田さんのしなやかさとはまた違う趣きの、力強い「Butter-Fly」でした。

 

・当日の谷本さんはスーツ姿。

・話題はキュアムーンライトになった美潮さんの話へ。

・「谷本祭じゃなくてキュアムーンライトを見に来たんだろう」

・美潮さん「髪の毛を立てるので今日の仕事は終わった感じです」

・谷本さん「すごいですよ、本物のプリキュアかと思いましたよ」

 美潮さん「ありがとう」

・「私に合う飲み物を」

・谷本さん「美潮さんと話してる、美潮さんと話してる、美潮さんと話してる」

・ここで谷本さんの音頭でカンパイ。

・キュアムーンライトになるまで。

・5人のスタイリストが改造会議。

 

・お子様時代の谷本さん。

・谷本さん「バカでしたー」

・空中爆竹、カエル爆竹、セミ爆竹。

・いじめっ子だった少年時代。

・家庭は複雑なサザエさん。

 

06:星雲仮面マシンマン (1C)/谷本貴義

-MC-

 

"マシンマン"が見守る中、小さい頃TVで見ていたヒーロー「星雲仮面マシンマン」のOP。

しなやかな高音域の印象がある谷本さんですが、「マシンマン」でのなめらかな低音も魅力でございました。

 

・"マシンマン"から谷本さんへ。

・QUESTION:本当に好きだったの?

・谷本さん「星雲仮面マシンマン」を語る。

・でも「カタルシスウェイブ」を知らない。

・なので生「カタルシスウェイブ」。

・駐車場が同じ頃があった。ジャガーとドルフィン。

 

・野菜、ピーナッツ、ニッキ。

・ニッキ大好き。色がいい。

・大人買いをする大人の話。

・小学校で「谷本にいじめられましたー」多数。

・逆にいじめ。

・成績はトップクラス。

・スポーツはダメだった。

・その中でもサッカーはやっていた。

 

07:燃えてヒーロー (1C)/谷本貴義

-MC-

 

日本の、ひいては世界のサッカー界に並々ならぬ影響を与えた「キャプテン翼」のOP。沖田浩之さん版。

ソフトかつハードな谷本さんの歌いっぷりは、曲と作品の雰囲気にとても合っていました。

 

・サッカーは補欠。

・ジャンプでは読めたものの、アニメは歌が身につまされて。

・「がんばれ! キッカーズ」を見ていたが、憧れは「キャプテン翼」。

・ここで幼年期の写真公開。

・カブトガニのマネ。歌がうまいアネキ。

・谷本さん「どこで道を間違えたかアミダクジ」

・初恋の話で個人情報ながれまくり。

・「まてーカワイコちゃぁあん!」

・「ほっとくしかなかった」

 

・中学・高校時代は"サイテーなヤツ"。

・成績は良くてもつるむのはアッチ系。

・高取さんがやった事はだいたい…。

・尾崎豊的な事もだいたい…。

・谷本さん「ボク、広島なんでそういうのいっぱいあるんですよ」

・広島では小学生から花札。

・病院の名前が答えられなくて。

・応援団に所属していたころの独創的な紙型。

・「谷本写真祭」を開催したい美潮さん。

・谷本さん「全部、高取さんに負けますよ」

・呉高専で出会った音楽仲間。

・建築家の夢。

・木造を建てたい。

・谷本さん「今建てたら震度5で倒れちゃうようなのしか建てられないですよ」

・広がる「ハチミツの話」

・今はユーカリハニー。

・根本的に僕がワルモン。

 

・谷本一家は音楽一家。

・伊吹友里さん、吉野聡留さん、友近890(ともちかやっくん)さん等、ご親戚が音楽活動集。

 

08:与作/谷本貴義

-MC-

 

美潮さんのイベントに出る度に「歌いたい」と願いながら、却下され続けたという「与作」をようやっと披露。

歌の抑揚や情感の込め方、アドリブの部分の力の入りっぷりに、積年の想いを感じました。

 

・美潮さん「出演者の歌いたい歌は基本的に歌わせないんですよ」

・演歌はロック。

・ロックバンドDeep Purpleが音楽を志すきっかけになった。

 

09:Smoke on the Water/谷本貴義

-MC-

 

「与作」と似ているという事で、Deep Purpleの曲の中から、誰もが耳馴染みのある「Smoke on the Water」。

後半のアドリブが「与作」に通じる所がありました。こういったご自身のルーツである曲を聞けるのも「歌祭」の醍醐味。

 

~休憩~

 

ここで谷本さん、美潮さんがいったん退場され、現役ホスト美月凛音さんが入れ替わりにご登場。

少々のネタばれをかましつつ、各種物販をされていました。

 

休憩が終わると、キュアムーンライトの美潮さんと黒のロングTシャツに衣装チェンジされた谷本さんが再びご登場。

 

10:高速戦隊ターボレンジャー (1C)/谷本貴義

-MC-

 

衣装チェンジをしての後半一曲目は、「歌祭」のお約束である課題曲「ターボレンジャー」。

原曲のさわやかさもありながらも、谷本さん独自の色に染め上げられていた印象でした。

 

・健太さんからの講評「ちょっと訛ってた」

・コスプレが馴染んできた美潮さん。

・美潮さん「このままニュースが読める」

 谷本さん「やっちゃいなよ」

・テンテンカンパニーへの移籍話。ギャラは8:2。

・過去は振り返らない男。

・後半の景気づけにカンパイ。

・好きなアイドルの話。

・森口博子さんに憧れて。

・共演したステージで告白。

・菊地桃子さんや小泉今日子さんも好き。

 

11:抱いてくれたらいいのに (1C)/谷本貴義

-MC-

 

谷本さんの挙げたアイドルの誰でもなく、工藤静香さんのソロでの3枚目のシングル「抱いてくれたらいいのに」。

女声曲ながらも違和感はなく、谷本さんの歌声もどこか艶っぽい雰囲気を帯びていました。

 

・当日は喉が枯れ気味だったという谷本さん。

・谷本さん「ギターやアンプも壊れかけが一番いい音が出るんですよ」

・上京した20歳。

・「ボクハハタチデジョウキョウシマシタ」

・経験したバイトの数々。

・ピザのデリバリーと借金500円の話。

・カップラーメンかタバコか。

・五つ星ホテルでの伝説。

・500万円のウェディングケーキ。

・ドラマ「ホテル」に共感。

・BON JOVIの記者会見でデモテープを渡せたら。

 

12:Tomorrow Song ~あしたのうた~ (1C)/谷本貴義 ダンス:鈴木美潮 観客の方々

-MC-

 

観客の方お二人と美潮さんをダンサーとして巻き込んで「ハートキャッチプリキュア!」の2代目エンディング。

ほぼ完璧に踊る観客のお二方を横目で確認しながら踊る美潮さんと、実は踊れている谷本さんが印象的でした。

 

・喰い気味が大事。

・バンド時代の話。

・超2流のスーパーバンド。

・結婚直前まで行き、音楽を辞めようとまで考えていたものの、お相手に新たな恋の芽生えが。

・だるまウィスキー(サントリーオールド)をほぼイッキで救急車。しかし消防車が。

・ソロ活動を始めてほどなく、マイカルシネマの「この街のどこかに」が話題に。

・谷本さん「熊野神社の力ですよ」

・スタジオミュージシャンやディレクターをしていた縁でアニメソングへの道へ。

 

13:mistake (1C)/谷本貴義

-MC-

 

谷本さんのアニソンデビューのきっかけになったデモテープに収められていた曲。

まず生で聞く事ができない曲が飛び出すのも「歌祭」ならではのもの。歌詞が当時の谷本さんの心境とオーバーラップ。

 

・アニソンを歌う事に違和感はなかった。

・恩師・太田美知彦先生。

・谷本さん、和田光司さんを語る。

・シャイな人。

・「特歌祭」の打ち合わせは大雪の日。

・物凄い早さで雪玉を作り、はるか遠くのJOEさんに当てる和田さん。

・結論、和田さんは「持っている」

 

・話題は「ゲキレンジャー」の最後を歌わせる事について。

・谷本さん「うまくなったんです」

・理由1・遠藤正明さんと呑んで語って目が覚めた。

・理由2・影山さんに言われたら、ねぇ。

 

14:勇者王誕生! (1C)/谷本貴義

-MC-

 

「勇者王ガオガイガー」より遠藤正明さんの代表曲のオープニング。冒頭の「ガガガ」は無しでした。

歌いっぷりもさることながら、この曲の肝である「ディバイディング・ドライバー!」の投げ込みもお見事。

 

プレゼント抽選会

 

くじ引きで当選した観客に谷本さんのグッヅをプレゼント。

谷本さんからのプレゼントは上海土産やプライベートの愛用品などでした。

 

お友達紹介

 

続いては次回の「歌祭」の主役へ谷本さんが生電話。

さっくりと「いいともー!」と答えられたのはサイキックラバーのYOFFYさん。

 

次回は「歌祭19 ~YOFFYの巻~」です。 

 

15:Dragon Soul/谷本貴義

 

ラストプロックは代表曲三連続。一発目は「DRAGON BALL KAI(改)」より最早お馴染みとなったオープニング。

譜面台を下げた谷本さんのアジテートで、Naked Loft全体での「Dokkan Dokkan!!」は新鮮な感じがいたしました。

 

16:高みの空へ/谷本貴義

-MC-

 

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」より、「修行その11 ウキャウキャ! 獣拳武装」、「修行その14 ネツネツ! 技を捨てろ」

で使用され、作詞・作曲・編曲・歌唱を全て谷本さんが担当された挿入歌。なめらかな歌声とサビの裏声が素敵です。

 

17:獣拳戦隊ゲキレンジャー/谷本貴義

-MC-

 

「谷本祭」の最後を飾るのはもちろんこの曲。「獣拳戦隊ゲキレンジャー」よりオープニング。

合いの手が多い曲だけに会場全体が激気の嵐。件のキメどころの「ゲキレンジャー」の部分は、

途中いたずらっぽいフェイントを交えながら、一度も観客に振る事なく、全て谷本さんが歌い切りました。

 

谷本さん「素晴らしい会に呼んで頂いて、沢山お話も出来て嬉しかったです!!」

 

閉演BGM:勇気を受け継ぐ子供達へ

 

谷本さんから最後に一言あり、「歌祭18 ~谷本貴義の巻~」は終演となりました。

ANIME JAPAN FES系列のライブでは、出演者の皆様にイジられている存在の谷本さんですが、

美潮さんからの硬軟取り揃えた課題曲のどれにも見事に応えつつ、

トークでは小ボケをはさみつつ、それでいてしっかりとお話されていたのを拝見し、

谷本さんの根底にある真摯なお姿を垣間見ました。

 

 

補足

 

・NoBさんは.Rリストバンドが超お気に入り。

 

・左右に苦戦した美潮ムーンライトの立ち位置は本来とは逆。

 

・「友達について」の授業。

 

・「与作」を聞いているプリキュアという構図。

 

・宮崎歩さん、谷本さんと飲みに行ってカラオケで起きない和田さん。

 

・その和田さんに爪楊枝が刺さる刺さる。でも起きない。

 

・歌手として、人間として遠藤さんの言葉は谷本さんに響いた様子。

 そんな遠藤さんも「勇者王誕生!」ではお客さんに振るのですけれども。

 

・感動的なエピソードと同時刻に財布を噴出していたJOEさん。

 

・次回の次回がYOFFYさんと縁深いさかもとえいぞうさんだったら叫びます。

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