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2006 アニソンカーニバル in UENO

06.7.28 上野公園 不忍池 水上音楽堂 みずどりのステージ

 

出演:水木一郎 MoJo 串田アキラ 宮内タカユキ 影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし

   たいらいさお 鮎川麻弥 石原慎一 MIQ

 

司会:ショッカーO野 NEY

 

特別前説&後説ゲスト:宮田信

応援ゲスト:大元雅治 沖田真早美 福井裕佳梨 とろ美 柳まお 御園イブキ 

 

演奏:カラオケ

 

 

上野公園で行われている「うえの夏祭り」の一環としてライブ。

ショッカーさんの呼びかけに、SRS、SHSなどでお馴染みの総勢11名の歌手の方々が集まりました。

こんなに凄いメンバーで¥3500は安すぎ。

 

今回は入場の整理番号はなく、来た順に入場という事なので、私達は開演3時間前から待機。

当日は蒸し暑く、そのせいか途中スタッフの方から団扇をいただきました。ありがとうございました。

 

野外ですので否が応でもリハーサルの音が耳にされるわけで。

不忍池を見ながら聞こえてくる曲に「おお、今日はこんな曲まで聞ける」と、一喜一憂。

たまにはこういうのも乙なもの。

 

開演前BGM/アメノチエガオエガオノチハレ(BGM ver)

 

開演前のBGMはショッカーさんが関っているからか、名曲「アメノチエガオエガオノチハレ」。

これがずっとループで流れていました。

会場に入ると出迎えてくださったのが、ラジオ日本の番組「アキバ系☆絶対領域」のメイドさんたち。

私達にとって、生のメイドさんを見たのはこれが初めて。

おおこれが噂のメイドさん。凄い迫力。

そのメイドさん達、開演前はライブ限定のTシャツと手ぬぐいの売り子さんもしていました。

ご苦労様なことで。

 

会場は野外ながら屋根付き。舞台の下には水上音楽堂ということですから池(?)が。

 

-MC-

 

開演30分前になると、ステージ上に現れたのはショッカーさん。…ではなく、

ステテコに腹巻にハッピという、なんとも小粋な姿のおいちゃん。

 

声援&拍手を送る観客に「なんでも拍手すりゃぁいいってもんじゃぁねえよ~」

いつものスーパーロボット軍団の皆さんには「……しょぉがねえなぁ~、ま好きなモンがあるなりゃイイやな」

と、キレの良い江戸弁で気持ちよく受け答えをするおいちゃん。

結構キツイことを言っていながらも、独特の雰囲気で和やかに沸かすおいちゃん。

しかも手馴れた様子で観客を暖めながら、開演前の注意とTシャツと手ぬぐい、物販の宣伝をサクサクこなし

くわえて、客席へ降りて拍手の練習まで、とても素人離れしているおいちゃん。何者?

 

00:アキバ系☆絶対領域 アキバ系世界征服 OPナレーション&SE

 

開演のSEは今回のライブに全面協力をしている

ラジオ日本の番組「アキバ系☆絶対領域 アキバ系世界征服」のOPから。

 

-MC-

 

SE終了後、「アキバ系世界征服」のパーソナリティーでもあるショッカーO野さんとメイドのNEYさんが登場。

ショッカーさんお馴染みの鼓舞の後、現役のメイドさんでもあるNEYさんの自己紹介。アクション女優志望だとか。

 

ショッカーさん「昨日はこちらで演歌のステージがあって、会場は「上野」ではなく「巣鴨」でした。

        今だけ会場は「上野」から「秋葉原」に変わります。では、NEYちゃんよろしく!」

NEYさん「お帰りなさいませ!ご主人様、お嬢様!」

 

イベントの経緯を説明し、今回のライブの合言葉

 

ショッカーさん「アニソォンッ!!」

 

観客「カーニバァァアアアル!!」(この時、手はクッシーよろしく親指、人差し指、小指を立てます)

 

ショッカーさん「完璧です。これ指間違えると"グワシ"になっちゃいますからね、気をつけて」

 

ここで、応援ゲストとして「アキバ系☆絶対領域」の前に放送している「歌謡曲ワンダーランド」から

パーソナリティーの大元雅治さんと、新曲「海峡ざんげ」絶賛発売中のアシスタント沖田真早美さんが登場

しばしトークの後にいよいよスタート。

 

ショッカーさん「まずはロボット特集!最初はもちろんアニキだァ!」

 

01:マジンガーZ(1C)

~コン・バトラーVのテーマ(1C)

~鋼鉄ジーグの歌(1C)/水木一郎

-MC-

 

トップバッターはやはりこの方。お馴染みの赤ジャケットで登場。

いきなりこの3曲のメドレーは猛烈でした。

MCではショッカーさんが登場。

ショッカーさん「アニキごめんなさいね、いきなりメドレーやらしちゃって」

Z~コン・V~ジーグをメドレーで聞く事自体なかなか無く、貴重でした。

ショッカーさん「さぁ、次はクッシーの登場だ!!」

 

02:疾風ザブングル/串田アキラ

-MC-

03:神魂合体ゴーダンナー/串田アキラ

 

なんとも格好いいイントロに乗ってクッシー登場。

今回はゼブラ柄のジャケット。中に着ているのは、なんとデカレンTシャツじゃないですか!

そしてまさかの「ゴーダンナー」、今回は歌われないかなと思っていただけに驚きです。

 

串田さん「…いやぁ…暑いなっ!でもみんなの方が熱いよな!!」

 

-MC-

 

串田さん「ちょっと夏風邪ひいちゃてさ、気をつけたほうがいいよ」

ショッカーさん「あぁ、なんか今年の夏風邪はひどいらしいですからね」

 

風邪をひいたとしてもあのパワフルさは凄いです。

 

04:トライダーG7のテーマ/たいらいさお

-MC-

05:最強ロボダイオージャ/たいらいさお

 

お待ちかねのたいささんが歌うのは、待望の「トライダーG7」、ホント待ってました。

張りのある伸びが聞いていて心地いいです。感想ではコーラス部分も歌ってくれました。

 

たいらさん「では次の曲いってみましょーう『最強ロボダイオージャ』」

 

…ですが流れてきたの「俺は社長だ」でした。

 

たいささん「ははは、ちがうよ~、それは社長だ~。好きなんだけどね」

 

そして生で聴けるのは、五年ぶりとなる「ダイオージャ」

五年ぶりでもコーラスや振り付けを忘れないお客さんもさすがです。

 

-MC-

 

ここでショッカーさんが登場し、二人でトーク。

ショッカーさん「へーちゃんと言えば、まだ歌ってないのがあるじゃないですか~」

 

06:復活のイデオン/たいらいさお

 

SRS06では聞けなかった「イデオン」、鬼気迫る歌詞が抜群の格好良さ。

とくに「たたかうか たたかえるか おびえるえる魂よ」、「必殺の 技が撃つのは わが身なのかと」は素晴らしすぎです。

 

07:光速電神アルベガス/MoJo

-MC-

 

少しの間があり、不意打ちの唸る宙明節と共に☆MoJoさん登場。帽子がカッコイイ。

イントロでの観客の沸きっぷりが凄まじく、まさに「待ってました」といった所でしょうか。

MoJoさん退場後、ショッカーさん登場。

 

ショッカーさん「なんだ~、MoJoさんロボット歌ってんじゃ~ん…来年考えとこ。

        さぁ、続いては華の登場です! M・I・Q!! MIQさんでダンバイン!とぶ!」

 

08:ダンバインとぶ/MIQ

-MC-

09: みえるだろうバイストンウェル/MIQ

 

爽やかな出で立ちでMIQさん登場。MIQさんも帽子姿。

ダンバインのOPとEDが一緒に聞けること自体が滅多にないだけに興奮。

OPの激しさとEDの優しさあふれる歌い方はMIQさんならでは。

 

-MC-

 

ショッカーさん、MoJoさんも一緒にトーク。

 

MoJoさん「さっき出てくるときに『なんか面白い事してきて』っていわれちゃったよ」

ショッカーさん「ここは楽屋が凄い近いから、楽屋からステージがすぐ見れるんですよね」

 

水上音楽堂は舞台袖が楽屋になっているようで、男性出演者の皆さんが行き来しているのがモロに見れました。

MoJoさんとMIQさんは今回が初競演ということでしたが、とても仲が良さそうでした。

 

ショッカーさん「MIQ姐、どうですか、今回は?」

MIQさん「いやー、楽しいね!!鳥取から来た甲斐があったよ~」

 

10:エルガイム-Time for L.GAIM-/MIQ

 

「ダンバイン」がきたなら、この曲も欠かせません「エルガイム」。

原曲以上の迫力と圧倒的な歌唱力、なにより最後の伸びが何度聞いても気持ちです。

 

11:ビデオ戦士レザリオン/宮内タカユキ

-MC-

 

白のスーツで宮内さん登場!

なんと今回は「レザリオン」まで聞けるとは、驚きです。

最後の「レザリオーン」はコーラスの高音部分ではなく、原曲通りに歌われました。

 

12:Ζ・刻をこえて/鮎川麻弥

-MC-

13:風のノー・リプライ/鮎川麻弥

 

続いての登場は、今回のもう一人の華、鮎川さん。

野外という環境だけに「Z」、「ノーリプライ」とも鮎川さんの清涼感あふれる歌声が染み入ります。

 

-MC-

 

「麻弥ぢゃああん!麻弥ぢゃぁぁぁあああああん!!」と叫びながらショッカーさん登場。

観客と一緒に宮内さんを呼び込んで三人でトーク。

 

ショッカーさん「宮兄、ロボットもの歌ってるじゃないですか~」

宮内さん「そう、あと三、四曲あるかな…♪ガンッ、ガンッ、ガッガガッンッ!!とかね」

と「最強勇者ロボ軍団」のサビをちょっとだけ披露。

 

ショッカーさん「麻弥ちゃんは先程歌ったのは、何の主題歌でしたっけ?」

鮎川さん「Zと………」

「重戦士エルガイム」の名前が出てこなかったり…。

 

14:夢色チェイサー/鮎川麻弥

 

こうきたら、こうという納得の曲目。観客の「Dead heat!!」のコーラスも絶好調。

清涼感と力強さに加え、色気まで含まれている鮎川さんの歌声の凄さに改めて感服。

 

15:戦え!レッドバロン/石原慎一

-MC-

 

少しの間のあと、いきなり流れてきた、あのイントロ!!

遂に「レッドバロン」が生で聴ける日が来るなんて! 学童から急いで帰って見てました!!

「アニソンカーニバル」に石原さんが出演すると知った時、是非とも聴きたかったこの曲。

原曲以上の迫力で一気にボルテージが上がります。石原さん、格好良すぎです。

 

16:戦士よ、起ち上がれ/遠藤正明

-MC-

17:勇者王誕生!-集大成神話ヴァージョン-/遠藤正明

 

「夏はこれからだぜぇぇえッ!!楽しんでってちょぉだぁい!!」

ロボットコーナー最後を飾るのは、遠藤さん。

いつもながらパワフルなステージングと観客の盛り上げ方が上手いです。

最後の「ガ・ガ・ガガ・ガオ・ガイガー」部分は今回もお客さんに。

 

-MC-

 

遠藤さん、ショッカーさん、石原さんでトーク。

 

ショッカーさん「また、カッコイイ二人でさ~、オレ絶対二人の間に入りたくねえ」

石原さん&遠藤さん「どうぞ、どうぞ」

渋々二人の間に立つショッカーさん。

遠藤さん「リアルドラえもんみたいっスね」

ショッカーさん「そうそう、もしくは捕らわれた宇宙人みたいね。……ってさすなよ!!」

 

ショッカーさん「遠ちゃん、今回は何バージョン?」

遠藤さん「…えっと……集大成ヴァージョン。俺は"オヤジヴァージョン"て行ってますけどね。コーラスがオヤジ声だから」

ショッカーさん「この歌は日々進化していくからね~。」

 

ショッカーさん「慎ちゃん、レッドバロンよかったよ~」

石原さん「これね、OAしたのが12年位前なんだけど、レコーディング以来、一回位しか歌ってないんだよ」

ショッカーさん「そうなんだってね。だから、今回カラオケがあるか心配でさ~、

        今朝、慎ちゃんから電話がかかってきてね。全然ちがう内容だったんだけど。

        でも電話もらった瞬間、『まさか、カラオケが無いんじゃ』て思っちゃた」

 

お二人が退場後、ショッカーさん単独でMC。

ショッカーさん「さぁ、ロボットの次はアニメのヒーローに行ってみたいと思います!!」

 

18:バビル2世/水木一郎

19:キャプテンハーロック(2C)/水木一郎

 

アニメコーナーもやはり水木さんがトップバッター。

「キャプテンハーロック」では久し振りに間奏での

あの台詞「アルカディア号、発進」を披露。

 

20:CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ

-MC-

21:聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~/影山ヒロノブ

 

コンサートも中盤で満を持して影山さん登場。最近定番になっているスーツ姿。どうしてもヒゲに目が…。

やっぱりこの歌は良い! 風呂上りに見てたんですよDRAGON BALL Z!!

MCでは「(息を切らしながら)次はこの曲だぁー」と、だんだん声が高くなっていったものの、

若干の間。

そしてフェードインしてきた「聖闘士星矢」のイントロに会場から黄色い大歓声が。

 

22:ウィーアー! /きただにひろし

-MC-

 

本日の出演者最後の一人、きただにさんは小さめのシャツと破れジーパン姿。

ブラジル帰りの疲れを感じさせず、逆に元気を吸い取ってきたかのようなパワフルな歌いっぷり。

 

ショッカーさん、NEYさんが登場し、きただにさんとMC。

客席から見えないように楽屋口で立っている影山さんに「紹介しなかったら怒るよね」と呼び込み。

某妖怪人間の発売延期の話でいじられるきただにさん。

 

影山さん「このまま発売しなかったらいいのに…」

きただにさん「ええー、ちょ、なんて事言うんスか、ヒドイ」

 

-MC-

 

影山さん、きただにさんが退場し、応援ゲストとして「アキバ系☆絶対領域 アキバ系世界征服」と隔週で放送している

「アキバ系☆絶対領域 アキバ大帝国」より、福井裕佳梨さん、とろ美さん、柳まおさん、御園イブキさんが登場。

 

福井さんは赤い浴衣姿、メイドの皆さんは開演前まで売り子をしていらした方たちでした。

(そっちの方面には疎いので、てっきりプロの売り子な方々なのかと…)

 

福井さんは名前だけは存じ上げていたのですが、なんとも…こう…特徴的な喋り方をされる方で…。

とてもゆっくりと話される方で、ショッカーさんがおもわず「もちょっと巻きでしゃべって」と言うほど。

「アキバ大帝国」の紹介などされている時なんか…ショッカーさんの動きみたいな心境でした。冗談ですが。

 

どうやら「アキバ大帝国」では福井さんを姫、メイドさん達はそれぞれ、幹部や福井さんの教育係と

設定しているらしく、教育の成果を見せるためこのステージで若干のクイズコーナーが設けられました。

 

内容は、今回のイベントの提供と協賛である「ねこのしっぽ」、「tiara」、「みるきぃ☆えんじぇる」さんの

名前を当てるというクイズでしたが、福井さんは全滅。

 

福井さん、とろ美さん、柳まおさん、御園イブキさんが退場後、再びショッカーさん、NEYさんで次の曲紹介。

 

23:キン肉マンGo Fight!/串田アキラ

 

いろんなものを吹き飛ばす勢いでの「キン肉マン」。

串田さんのパワフルな歌声とライブでの一体感は何度聴いてもいいものです。

もちろん間奏に「あの台詞」もあり、だんだん串田さんの声が郷に入ってきているのが凄いです。

 

-MC-

 

串田さんと入れ替わりに、ショッカーさん、NEYさん登場。

NEYさんはキン肉マン大好きだとか。

ショッカーさん「ここでしっとりとバラードを聞いていただきたいと思います」

 

24:若き旅人/MoJo

 

まさか今回、この曲歌われるとは思いませんでした!「釣りキチ三平」より「若き旅人」

いわゆる"<り~つ~ペイさん>のカラオケ"ヴァージョンです。

ちょうど涼しい風が吹いてきた野外でこの曲が聞けるというのは、とても贅沢でした。

今回もMoJoさんの節回し全開で、さしずめ「2006 ver.」といったところでしょうか。

 

-MC-

 

MoJoさんが退場し、ショッカーさんが登場。

 

ショッカーさん「今の「若き旅人」はカラオケがどうしても見つからなかったんですが、

        MoJoさんてCM音楽もやってますから、原曲聞いて自分で作っちゃったんですって。スゲーなぁ」

 

「次はお父さんお母さんにも懐かしい曲をおとどけしたいです」と、ほくそ笑むショッカーさん。

 

25:エイトマン/たいらいさお

 

まさかのまさか、678の「エイトマン」が歌われるなんて!! 

クラシック的なアニソンの中でも「エイトマン」は大好きな曲でして

高らかなイントロと美しい歌詞、そしてたいらさんの力強い歌声が合わさって素晴らしい名曲。

たいらさんは「『ファイト』と『エイト』の違いははっきりとね!」とおにいさんぶりを発揮。

 

-MC-

 

したり顔で登場したショッカーさん。

 

ショッカーさん「今日は野外だから、どうしてもリハで音が漏れちゃって何が歌うかわかっちゃうんですが

        へーちゃんに『ビックリさせたいから『エイトマン』はリハでも歌わないで』ってお願いしてたんだよ~」

なんとも粋なことをなさる。

さて、ここからはおまちかね、特撮コーナー。

 

26:ぼくらのバロム1(2C)/水木一郎

 

特撮コーナーも先陣は水木さん。大活躍です。

黒ジャケットに衣装チェンジして、問答無用のバロローム。

後奏では尾長鳥よろしくロングトーンで「バロォーーーーーーーーーーーーッ」

 

27:宇宙刑事ギャバン(1C)

~宇宙刑事シャリバン(1C)

~宇宙刑事シャイダー(1C)/串田アキラ

 

煌めく閃光、怒涛の宇宙刑事メドレー。

詞の内容と串田さんの歌声が宙明節と合わさり、それをライブで聴くと一層力強いです。

串田さん、本当に風邪をひいているとは思えないパワフルさです。

 

-MC-

串田さん退場後、ショッカーさんとNEYさんでヒーローの話題に。

 

ショッカーさん「いやー、宇宙刑事を一気に聞いていただきました。」

NEYさん「私、見てましたよー。宇宙刑事」

ショッカーさん「NEYちゃん宇宙刑事見てたの?」

NEYさん「はい!」

ショッカーさん「オレ出てた。

        ギャバンをマクー空間に引きずり込んでた。

        えー、さて。ヒーローといえば重要な位置を占めているのが石ノ森章太郎先生の作品ですが

        現在、石巻の記念館でも先生原作のヒーローの特別展が行われてまして……」

 

と説明中に舞台左端から無言でじりじりとステージへ近づく方が。

 

……MoJoさんでした。

待ちきれずに来てしまったようで。

MoJoさん登場し、歌う石ノ森先生の歌といえば、「星雲仮面マシンマン」!!

 

…間

 

MoJoさん「…まぁ、こういう事もあるさ。(空を見ながら)星がきれいだろう?」

 

残念、当日は曇天。

 

MoJoさん「出てないか、でもみんな"心に星"をもっているさ。じゃぁ改めて"心に星をもつ男"星雲仮面マシンマン!!」

 

……間

 

どうやらハプニングが起こってしまったようです。

「なんか、オレとMoJoさんで漫才でもやれって事みたいですね~」と、すかさずショッカーさん登場。

間をつなぐ為、話題はMoJoさんの最近のCMの話題に。

 

MoJoさん「この前テレビ見てたらさ、クッシーの『♪富士~サファリパークッ』が流れたんだよね。

       その後に俺が作曲して、たいそうのお兄さんが歌った『♪マルチビタミン、体にイイです、ポポンッエスッ』が流れてね。」

ショッカーさん「ああ、弘道おにいさんのやつですね」

MoJoさん「そう、クッシーの後に俺だろぉ、なんかイイなぁって思っちゃってね。」

 

と舞台左端から無言でじりじりとステージへ近づく方が。

 

……水木さんでした。

しかも手には「そろそろ次へ」と書かれた紙を持ってました。

MoJoさん、ショッカーさんが水木さんに気付くと、水木さんは客席に軽く会釈し、そのまま無言で退場。

 

ハプニングが収まるまで、ライブを続けることに。

MoJoさん退場後、舞台袖で控えていたのは「魂の兄弟」、宮内さんです。

 

28:特警ウインスペクター(1C)

~特救指令ソルブレイン(1C)

~特捜エクシードラフト(1.5C)/宮内タカユキ 

 

「魂の兄弟」の危機を救うかのように、レスキュー三部作メドレー。

どうも所々苦しそうだったので、本調子じゃないのかなと思ったら、宮内さんも風邪をひいていらしたようです。

それでもあの迫力、あの伸び。流石です。

 

29:重甲ビーファイター(1.5C)/石原慎一

 

続いて「メタルヒーロー」つながりで石原さん登場。「ビーファイター」を聞くのも久しぶりです。

1.5Cと短いですが、それだけにパワーがハンパないです。

気がつけば「マシンマン」のハプニングがあったために「メタルヒーロー」でコーナーができました。

そう考えるとハプニングは逆に良かったのかもしれません。

 

30:魔弾戦記リュウケンドー/きただにひろし

 

イントロがなった途端、唸りを上げる客席。待ってましたリュウケンドー。

「鍵」や「ゲキリュウケン」の振り付けは番組を見ていれば、肌があわ立つのを覚えるはずです。

やっぱりこの曲は正統派ないい曲です。

気付けば客席のマジンガーZさんと肩を並べ見ているショッカーさん。

 

-MC-

 

舞台右側からはNEYさんが登場し、ショッカーさんが客席からそれぞれ登場。

客席でトークをするショッカーさんを、ウチワで扇ぐお客さん。

ひとしきりトークを終え、ステージに上がろうとするショッカーさん。

 

ショッカーさん「おお、あぶねえ。これで水に落ちたら洒落になんないもんなー。

        さて、お待たせしました。石ノ森先生が産んだヒーローから、『星雲仮面マシンマン』」

 

31:星雲仮面マシンマン/MoJo

 

待っただけに、MoJoさんも観客も沸く沸く。

思えば、MoJoさんがSHSに参加して以来、この曲が聴ける日が来るとは思わなかったものです。

最後の「あれは!」は声色を少しひょうきんな感じに変えてました。

 

-MC-

 

ショッカーさん「今年はエポックメイキングな年でして、巨大なヒーロー、ウルトラマンは40周年です。

        続いては、今年で30作品目を迎える、戦隊シリーズをメドレーで一気にお届けしたいと思います!!」

 

32:太陽戦隊サンバルカン(1.5C)/串田アキラ

-MC-

 

戦隊メドレーのトップは串田さんによる「サンバルカン」

爽やかさと力強さを併せ持つこの曲。SHSではラストに歌われますが、コーナー最初に歌われても申し分ない曲です。

 

串田さんが退場すると、ショッカーさんが福井さんを連れて登場。

 

ショッカーさん「裕佳りんがさ、さっきから舞台袖でずっと歌ってるんだもん」

福井さん「…はぁいっ」

ショッカーさん「大好きなんだもんな、特撮!」

福井さん「…はあいっ!」

 

福井さん少し泣きそうでした。

そして舞台袖からまた「そろそろ次へ」の紙が。

 

33:バトルフィーバーJ(1C)

~大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-(1C)

~科学戦隊ダイナマン(1C)/MoJo

34:超電子バイオマン(1.5C)/宮内タカユキ

 

MoJoさんによる戦隊メドレー。

毎回「バトルフィーバー」や「ゴーグルV」が歌われる時は、一部の客席から「オルタネートバージョン」の掛け声があるのですが、

今回「ゴーグルV」でついに、MoJoさんが「ゴーグルV、Go!Go!」と「オルタネートバージョン」を歌ってくれました!!

続いく宮内さんは最後の"決め"では、右手は開き、左は拳で胸で合わせる

「バイオマン」のあのポーズで"決め"てくれました!

 

35:電撃戦隊チェンジマン

~光戦隊マスクマン

~鳥人戦隊ジェットマン/影山ヒロノブ

 

MoJoさんと並ぶ戦隊主題歌最多歌唱者、影山さんによるメドレー。

影山さんのメドレーというのも珍しく、しかもこの三曲。

連続でこの曲が歌われると影山さんはもとより、こっちも軽く酸欠に。

 

36:救急戦隊ゴーゴーファイブ(1.5C)/石原慎一

37:爆竜戦隊アバレンジャー(1.5C)/遠藤正明

 

影山さんメドレーに続いてこの二曲、盛り上がりっぷりもハンパじゃあありません。

石原さんはいつにも増してパワフルかつ格好良く、迫力は原曲以上。

今回も"アバレスピン"全開な遠藤さん、最後の「アバレンジャー」は見事なロングトーンでした。

 

-MC-

 

遠藤さんが退場し、ショッカーさんが登場。

ショッカーさん「さぁ、最後のブロックは、今年35周年を迎えます! 戦隊が年代順にきたなら、

        今度はさかのぼって参りましょう!! 栄光の仮面ライダーシリーズ!!」

 

38:果てなき希望(1.5C)/きただにひろし

 

生で聴くのは、おそらく三年ぶりとなる「果てなき希望(いのち)」

間奏でのハイトーンの叫びや「龍騎 GO!龍騎 GO!龍騎 GO!」の盛り上げ方も凄いです。

 

39:仮面ライダーAGITO(1.5C)/石原慎一

 

こちらも久し振りに生で聴けました。四年ぶりくらいでしょうか。

冒頭の静かな歌い出しからサビの激しさへの変調は、石原さんだからできる独特の世界。

 

40:仮面ライダーBLACK RX(1.5C)/宮内タカユキ

 

私達直撃世代のRX。文句なしの格好良さです。

カセットからはじまり、CDそしてライブと何度も聞いていますが、やっぱり良い曲です。

 

41:ドラゴン・ロード(1.5C)/串田アキラ

 

「ドラゴン・ロード」は大好きな曲ですが、SHSなどのライブでもなかなか聞けない曲だけに

今回聴けて本当に嬉しかったです。ZXもちゃんとフォローする構成は流石です。

 

42:燃えろ!仮面ライダー(1C) ナレーション:ショッカーO野

~仮面ライダーストロンガーのうた(1C)

~セタップ!仮面ライダーX(1C)/水木一郎 

 

「仮面ライダー」の最後はやっぱり水木さん。

「燃えろ!仮面ライダー」の最後には、ショッカーさんによる嬉しいナレーションもありでした!

水木さん「ストロンガー」では電ショック、「Xライダー」ではお馴染み"X"の振り付けも。

ソロライブでも三曲一緒に聴けることは、まずありませんから、改めて菊池節を噛み締めました。

やっぱり仮面ライダーは大好きです。

 

ショッカーさんとNEYさんが登場し、水木さんとお客さんと共に今回の出演者を呼び込むことに。

 

ショッカーさん「アニソンッ!!」

観客「カーニバァーール!!」

 

出演者一人ずつ感想を述べ、

ショッカーさん「今回のライブで歌った曲は今までで54曲。先日の某国営放送の特番は55曲。

        こうなったら、こちらも55曲いっちゃいましょうよ!

        それじゃ、アニキ。最初にも歌いましたが、最後はやっぱりあれでしょう」

水木さん「じゃあ21st century versionで」

 

43:マジンガーZ(21st century ver.)/全員 NEY 福井裕佳梨

 

という事で本日二度目の「マジンガーZ」。またまた影山さんが伸ばす伸ばす。

二番に入るところで水木さんが舞台袖へ手招きをし、NEYさんにつれられて福井さん登場。またまた泣きそうでした。

最後の間奏は短め。しかし雄叫びは長めの「ルストッハリッケェェェーーーーーーーン」。

 

カラオケという事もあり、万歳三唱は無く、ショッカーさんが個々に紹介し退場。

 

ショッカーさん「これから毎年恒例のイベントにしていきたいなぁ!」

観客「おおぉお!」

ショッカーさん「アニソンッ!!」

観客「カァニバァアアル!!」

 

44:終演BGM/アメノチエガオエガオノチハレ(BGM ver)

 

恒例の三本締めで締め……ているところでおいちゃん登場。

閉演の挨拶と物販の宣伝をし、最後には観客に拍手で送られるおいちゃん。いかす。

 

終了後、会場の外では祭提灯の淡い光と、出店のちょっとした賑わいがなんともいえない

江戸の祭りの気風を感じさせ、なんとも粋な夜の演出でした。

 

今回初の試みとなった「アニソンカーニバル」、多くの歌手の方々が集まることができ、

メドレーを上手く駆使し、これだけ多くの曲を聴く事ができたのは、

今回のライブに構成、司会と全面的に関ってきた、ショッカーO野さんの力が大きいと思います。

改めてショッカーさんの凄さを感じずに入られませんでした。

 

補足

 

・当日の一番乗りの方は朝五時。凄いです。

 

・開演前から、舞台袖にある楽屋ののぞき窓で、ちらちら客席を見る影さん、遠さん達。

 

・男性の楽屋は全員が一緒の部屋だったらしく、皆さん歌いまくりだったとか。

 

・男性楽屋で全員が歌った曲があるとか、その曲は「エイトマン」

 

・どうやら謎のおいちゃんはテキヤさんのようで、前日と前々日に行われた演歌のイベントに登場していたらしく

 ショッカーさんが「明日来てくれませんか」と言った所、快くOKしてくれたとか。

 

・おいちゃんの名前は宮田信さん。司会を主に活動しているタレントさんで、ショッカーさんにとっては大先輩だとか。

 

 ・「アキバ大帝国」の方々は…なんか…ほんとにアニメみたいな方々だな…と…動きとか…。挨拶の浸透はぼちぼちなようで。

 

・ショッカーさんの不意打ちコール&レスポンス。

 いつもの情景反射でしょうか、

 ショッカーさん「アニソン!!」

 観客「スピッッ!!…ーーニバァァール!!」

 

・アニソンライブで特ソンを歌うのはどうかというのは野暮な話。特ソンも広義で立派なアニソンです。

 

・「そろそろ次へ」と書かれた紙を持って来た水木さんは終始無言。なんだかとても面白く。

 

・どうやら「そろそろ次へ」は男性楽屋内でも話の間に水木さんが使用しまくっていたらしいです。 

 

・MoJoさんのは終始帽子。なんでも円形脱毛症…ではなく、美容院に行く暇がなかったとか。

 

・今回は石原さんが八面六臂の大活躍。

 

・当日、影山さんは今回の出演者の中で会場に一番乗り。

 

・そして、一番最後に会場に来たのは、きただにさん。

 きただにさん「迷ったんすよ~、おれのカーナビ駄目だな~」

 

・更に宮内さんも道に迷い、「水上音楽堂どこだ、水上音楽堂どこだ!?」とショッカーさんに電話してきたとか。

 

・影山さん「みんな、ここら辺にカミツキガメがいるらしいから、気をつけて」

 ショッカーさん「ああ、ニュースでやってたヤツでしょ」

 

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