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串田アキラ デビュー40周年記念ライブ 

夢中者

09.10.17 Shibuya O-EAST

 

出演/串田アキラ 

 

ゲスト/大葉健二 

 

友情出演/MoJo 宮内タカユキ 

 

演奏/Super Rescue Band(G.鍋島圭一 Ba.三宅博文 Dr.瀧本裕 Key.松原博)

    Mission Z(Tp.Akuzawa Tb.Ozaki TSax.Tag Tp.Terry)

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

 

司会/ショッカーO野

   

 

俺達、みんな、夢中者。

 

串田アキラさん。

その歌声はR&Bで鍛え上げられ、アニメ・特撮ソングでも唯一無二の存在として支持され続けており、

その人柄は温厚で飾らなく、アニメ・特撮界はじめ、格闘界、お笑い界などの幅広い業界に交友を持ち、

その活動の幅は日本という枠をはるかに飛び越え、ブラジルをはじめ世界各国を国境無く飛び回り、

その創造力は「君もソロで唄う・ゾ!」などファンと共に作り楽しむイベントを生み出し、

デビュー40周年を迎えた今も一筋の道を走り続けています。

そんな串田さんのデビュー40周年を記念したライブが今回の「夢中者(むちゅうもん)」です。

 

串田さんが「前からやりたかった、他では絶対に見ることができない一夜限りのライブ」と

以前よりライブ中のトークなどで話されていただけに、何が飛び出すのかとても楽しみでした。

 

会場となるO-EASTの待機場所には

水木さん、堀江さんをはじめ影山さん、遠藤さん、きただにさん、井上あずみさん、

ゆでたまご先生、白鵬関、南部虎弾さん、中川翔子さん、はなわさん、腐男塾のみなさんなどなどなど、

串田さんの40周年を祝う業界を飛び越えたお花の数々が。

 

会場前の物販コーナーにはオリジナルアルバム「爆発するソウル」のジャケットをはじめ、

これまでの串田さんの軌跡をたどる写真の数々が展示されていました。

会場に入ると既に多くの人でライブが始まるのを今や遅しとにぎやかに待っていました。

ステージは幕がしまっており、珍しく向かって右側にはステージから客席への階段が設置されていました。

左右にあるスクリーンには「KUSHIDA AKIRA ANNUAL 40」という緑のロゴマークが。

 

そろそろ開場時間も近づいてくるとスクリーンのロゴマークが黒くなり、

やがてそのマークが消えると会場が暗転。いよいよ開演です。

 

音声多重カラオケで串田さんがカバーされたB.B.クィーンズの「ギンギラパラダイス」をBGMに

幼少時代から今までの串田さんの秘蔵写真の数々がスクリーンに映し出されました。

それが日本を含む世界各地のファンたちの映像に変わり、時には一人、時には数万人規模で串田さんと共に叫んだ言葉は

 

串田さん「俺達みんなっ」

全世界のファン「夢中者!!!」

 

ファンの「夢中者!!!」が残響を残しながら会場中に響き渡り、聞こえてきたのは、銀光のトランペット音。

 

01:チェイス!! ギャバン

 

ステージの幕が開き、熱狂の歓声の中、"夢中者"串田さんは白いスーツ。唸る mission Zの皆さんのブラス。

オープニングは「宇宙刑事ギャバン」から抜群の男っぷりあふれる虚の曲。最初からたまりませんもの。

 

02:太陽戦隊サンバルカン

 

全てはここからはじまりました。続くは串田さんのアニメ・特撮ソングデビュー作「サンバルカン」。

串田さんの代表曲でもあり、SHSのラストソングとしてもお馴染の曲だけに、串田さんと観客みんなで、唄う・ゾ!!

一番が終わり、いつものライブですと間奏でショッカーさんが登場し「イーグル! シャーク! パンサー!」と

太陽戦隊の名乗りをされるところですが、今回舞台袖から登場されたのは…

 

新堀和男さん、柴原孝典さん、剛裕樹さん!!

 

「サンバルカン」でスーツアクターを務められたお三方による本物の太陽戦隊の名乗り!

ニ曲目にしてこの演出。観客大興奮! 大歓声! 続く二番も俄然、串田さんと唄う・ゾ!!

 

03:1たす2たすサンバルカン (1C)

-MC-

 

興奮冷めやらぬ中、ノンストップで"あふれるきらめく"「サンバルカン」の二代目エンディング。ダ・ダ・ダ。

今回は一番のみの歌唱ではありましたが、これが盛り上がらずにいられますか。"1たす2たす"が揃う事揃う事。

 

串田さん「今日は、お忙しい中、お越しいただき、ありがとうございます!!

     僕はこの40年、ずっと台風、嵐の中を走ってきたような感じがします。

       その中でも時々見えてくる太陽があって、僕はその太陽に向かって夢中になって走っています。

     まさに夢中者、まだまだ夢の中です!! 今日はみんなで盛り上がる・ゾッ!!!」

04:ジライヤ

 

我古来闘者悪魔不動。ブラジルで国民的作品として洒落じゃ無い位に支持されている「世界忍者戦ジライヤ」。

一番が終わり、間奏になると

 

"戸隠流正統"磁雷矢/山地闘破こと筒井巧さんが登場!!

 

ジライヤスーツを身にまとうアクションを披露され、串田さんと一緒にブラジル発のカニ歩きカニ踊り。大興奮坩堝。

世界をまたにかける串田さんと「ジライヤ」の歌詞とが重なる部分もあり、

サビでの高揚感あふれる歌声も相まり、改めてこの曲の魅力を実感した思いでした。

 

05:空からひびく声

 

続いても「ジライヤ」より、ファンの方の熱烈な支持で串田さんご本人もこの曲の魅力を再認識したという「空からひびく声」。

時に力強く、時にせつなく、時に優しい串田さんの魅力がぎっしり詰まった名バラードです。

 

06:機動刑事ジバン

-MC-

 

刻まれる電子音、都会的な静けさを一掃するように会場を埋め尽くす"クッシーサイン"。機動刑事の登場です。

当方、幼少よりカセットテープで擦り切れんばかりに聞きこんでいた曲だけに、この場所で聴ける喜びを噛みしめていました。

 

ここで今回の司会、ショッカーO野さんが登場。おぉギャバンTシャツ。

 

ショッカーさん「改めまして、串田アキラさん、クッシーでぇええええす!!」

観客「わぁあああああああああああああ」

串田さん「うぉっす!!」

ショッカーさん「みんなで40周年おめでとう、せーのっ!!」

観客&ショッカーさん「40周年、おめでとぉおおおおおおおおおお!!」

串田さん「ありがとぉおう!!」

ショッカーさん「これをあと40回やりましょうね」

 

ショッカーさん「今日はのっけから新堀和男さん、柴原孝典さん、剛裕樹さんのホンモノのサンバルカンですよ!!

        いつものスーパーヒーロー魂なんかのパチモンとはワケが違いますもん!! まず見れないですよ。

        先ほどは、ジライヤの筒井巧さんが登場して、まさかクッシーとカニ歩きするとは思わなかったよ」

串田さん「いやぁ、ビックリだよね」

ショッカーさん「凄いですよ。今日はクッシーがずっとやりたかった夢のライブですから、クッシーとみんなの夢がかないますよ!」

 

ショッカーさん「今年でデビュー40周年ということですが、僕らはどうしても先ほどの『サンバルカン』以降になってしまいますが、

        クッシーのデビュー当時のお話ってあまり聞く機会ってないんですけれど…」

串田さん「うん、実はレコードデビューってあんまりノリ気じゃなかったんだよね。

     それまでR&Bのライブでずっと唄ってきて、ライブが大好きでしたけど、まさかデビューするとは思わなくってさ」

ショッカーさん「さっき、物販の所でデビュー当時のジャケットが飾ってあったのを見ましたけど、アイドルですもんね。

        デビュー後はNHKの『ステージ101』にも出演されていたという事ですけど…」

串田さん「なんかそういう売りだし方だったみたいでさ、『ステージ101』でもなんか浮いてる感じだったんですよ。

     他のみんなは凄くまじめでアイドルっぽいんだけど、僕はなんか場違いな感じがしたんだよね。

     でも、今思うと、デビュー曲なんかはまさに自分の事を唄ってるんだよね。今になってそれは強く感じますよ」

ショッカーさん「では、次はそのデビュー曲を唄っていただきましょう! 『からっぽの青春』」

 

07:からっぽの青春

-MC-

 

今回、"デビュー40周年記念ライブ"ということで是非とも聞きたかった「からっぽの青春」。

当時から40年を経て、さらにソウルフルに鍛え上げられた歌声で一語一句噛みしめるよう歌われている串田さんが印象的です。

 

串田さん「じゃぁ、次は『しあわせの限界』という曲です」

 

08:しあわせの限界

-MC-

 

「ステージ101」時代の曲から"今月の歌"にもなったという「しあわせの限界」。

R&Bを基盤とされている串田さんの真骨頂ともいえる後半のアドリブが素敵でした。

 

串田さん「最近、唄ってない曲を唄わせてもらいましたが…、あ、こんな所にマイクスタンドが」

スタッフさんによってマイクスタンドが三本セッティング。

串田さん「じゃあ、ここでカインズのみなさんをお呼びしましょう!」

拍手で迎えられたカインズのみなさん。なんとみなさんサングラスを着用。

貴日さん「どうもブルース☆カインズです」

串田さん「俺、ちょっと水飲むから、しゃべっといて」

貴日さん「…え、あ、はい。えー、いつもはこうやって前に出てくることはないんですけれど…」

串田さん「(水を飲み終えて)そうですよね。珍しい。やっぱり前に出てほしいと思ったんだよね」

 

串田さん「僕はR&Bがルーツなんですけど、もっとも影響を受けたのがThe Temptations(ザ・テンプテーションズ)なんですね。

     凄く大好きで、いつか一緒にステージに立ちたいなぁって思っていたんですけど、

     あれは…88年くらいかな? 同じステージで3年くらい一緒になったことがあって、あの頃の仲間も今日来てくれてるんですけど、

     その時、僕の夢がかなったんですよ。」

 

09:My Girl

10:So Much In Love(渚の誓い)

-MC-

 

The Temptationsからは「My Girl」。回るミラーボールでさながらEASTがダンスホールのような雰囲気に。

続いては串田さん、カインズのみなさんによるアカペラでThe Tymes(ザ・タイムズ)の「So Much In Love(渚の誓い)」。

洋学に疎い自分達でも聞いたことがある程、多くの人に知られている曲だけに、

その2曲を串田さんの歌声で聴くことができるというのはとても貴重でした。

 

串田さん「アカペラっていいね」

貴日さん「初めてやりましたよ」

串田さん「そういう挑戦ってエネルギーになっていきますよね」

 

串田さん「次は生きる道を唄った歌で、オバマ大統領の言葉もこの曲が元になったのかなって思うんです。

    『A Change is Gonna Come』という曲です」

 

11:A Change is Gonna Come

-MC-

 

多くのR&B歌手に影響を与えたというSam Cooke氏(サム・クック)の代表曲ともいえる「A Change is Gonna Come」。

「I was born~」というインパクトある歌い出しをはじめ、串田さんの伸びやかな歌声がとても素敵でした。

 

ショッカーさんによってカインズの皆さんが見送られ、串田さんとお二人でトーク。

 

ショッカーさん「あのサングラス…カインズは一体どこに着地したいんだろう…。

        でも、思えば10年前、クッシーが我々、AJFムーブメントに初めて登場されたスーパーヒーロー魂では

        さっきのカインズみたいなサングラスで登場されましたよね」

串田さん「あぁ、そうだったね」

ショッカーさん「それからしばらくして、あのドレッドヘアですか? スティービー・ワンダーみたいな髪型にしたりして」

串田さん「そうそう、そんな時もあったよね」

ショッカーさん「その時もサングラスかけてましたよね、あれもソウルフルでカッコ良かったですよぉ

        今、クッシーの歌声を聴いていて、R&Bが源流という事で

       『あぁ、歌声がアノ方に間違われるのがわかるなぁ…』って思いましたもの」

 

お二人が談笑する中、ステージ袖が何やら騒がしくなり、

突如乱入してきたチンピラ風の数人の男性。

 

ショッカーさんの制止も聞かず、串田さんに殴りかかる男性に

「おぃ!! クッシーになにすんだよ!!」と声を荒げるショッカーさん。

 

しかしながら、多勢に無勢、串田さんとショッカーさんが

チンピラ風の男性達にやられてしまうと思ったその時。

 

あらわれたのは香川県を守る三色の竜。

 

未来環境防衛隊ドラゴンマンのドラゴンレッド、ドラゴンブルー、ドラゴンイエローがO-EASTに登場!

串田さん、ショッカーさんを安全な場所へ避難させ、チンピラ風の男性達を一掃。

これで安心してライブが続けられると思ったも束の間、ドラゴンマン達の宿敵、暗黒集団ワルダクミンが登場。

謎の棒でチンピラ風の男性達を仲間に引き入れ、同じ棒でドラゴンマン達の動きを封じ込めてしまいました。

 

三人のピンチを救うべく、映画「トラ・コネ Triangle Connection」の作中ヒーロー、

スペース忍者 スターシャドウが登場!

 

一刀のもとに暗黒集団を追い詰めるも、ドラゴンマン同様、謎の棒で身動きが取れなくなり、

4人のヒーローはどこかへ連れ去られてしまいました。

 

こうなると会場は暗黒集団に占拠されたも同然。

 

悪の第一歩として観客を洗脳すべく、ステージから客席に降りてきて

女性一人、男性二人に悪の集団の挨拶をたたきこみ、着々と悪の所業を進めていきます。

 

更に、最悪な事に再び、串田さんとショッカーさん、そして4人のヒーローが連れてこられ、

前代未聞の公開マスク外しを行わんとしたその時、

 

一条寺烈さん登場。

 

ショッカーさん「一条寺烈おにいさんが来てくれたからもう大丈夫!! バンドのみんなも出てきなよ!!」

 

「スーパーヒーローぼくらのギャバン」をBGMに次々と襲いかかる暗黒集団を

バッタバッタとなぎ倒す一条寺烈おにいさんに会場大興奮。

かつて子供だった大人たちは口々に一条寺烈おにいさんに「ガンバレー!!」声援を送ります。

しかし、そこは敵もさるもの、なかなか手ごわく、苦戦している様子の一条寺烈おにいさんも。

このままではライブが続けられない、と、身構えた一条寺烈おにいさん。

烈おにいさん「蒸着!!!」

一連のプロセスは0.05秒間で完了する。

12:宇宙刑事ギャバン

-MC-

 

コンバットスーツを身にまとい宇宙刑事ギャバンとなった瞬間、奏でられたのは突き抜けるイントロ。最高です!!

ギャバンを応援するように力強く唄う串田さんの援護射撃もあり、見事に暗黒集団を追い払いました。

 

最後はギャバン、ドラゴンマン、スターシャドウの5人のヒーロー、無事に洗脳が解けたチンピラ風の男性達、

そしてショッカーさんが串田さんと共に

 

「よろしく勇気!!」

 

の掛け声で大団円となりました。

 

串田さんが長年温めていたヒーローショーとライブが一体となったエンターテイメントがついに実現。

串田さん「初めてヒーローショーを見たのがとしまえんのサンバルカンショーで、

     子供たちと一緒になって『カッコいいなぁ』って思ったんです。

     それからずっとライブで出来ないかって考えてて、どうしてもギャバンでやりたかったんだよ!!」

ショッカーさん「クッシーとみんなの夢がかなった・ゾおおおおおお!!!」

観客「わああああああああああ!!」

 

歌の持つ力、ヒーローショーが持つ力を実感しました。あの臨場感は最高としか形容できません。

 

13:星空のメッセージ

 

ミラーボールが満点の星空を作り出し、サビでは串田さんに合わせて左右に手を振る観客。たまりません。

「立ち止まるな 弱音をはくな 夢をあきらめるな」と自分自身に刻み込むように唄われる串田さんが印象的。

 

14:宇宙刑事シャリバン

15:強さは愛だ

 

ライブ中盤は串田さんを語る上でなくてはならない、光り輝く"宇宙刑事シリーズ"祭。

続いてはShine! 「宇宙刑事シャリバン」。一番が盤石の合の手と大合唱終了し間奏になると…

 

シャリバン/伊賀電こと渡洋史が登場され、「赤射!!」

 

嬉しすぎる状態はまさに夢の中。そのまま一気に Dash! で 大盛り上がり。

そして「シャリバン」のエンディングであり、特撮ソングの中でも人気の名曲「強さは愛だ」。

全てのヒーローたちに共通するかのようなメッセージを、パワフルに歌い上げる串田さんはカッコよすぎです。

 

16:宇宙刑事シャイダー

-MC-

 

息つく暇もなく「シャイダー」。イントロからアップルのお二人と共に観客一丸となってコーラス。

既に鬼籍に入られたシャイダー/沢村大こと円谷浩さんに届けとばかりに「ブルゥーフラァアッシュ!!」

 

串田さんが退場され、ショッカーさんがお一人でトーク。

 

ショッカーさん「宇宙刑事シリーズをお届けしてきましたが、宇宙刑事と言えば宙明節です。

        続いても宙明節から、なんと、今回初披露です!!」

観客「おおおおお!!?」

ショッカーさん「聞いてただきましょう!! この曲です!!!」

 

イントロが流れた瞬間、駆け抜けるみんなの笑顔。

 

17:烈空! 学園特捜ヒカルオン~テーマ オブ ヒカルオン~/& 桜井ちひろ

-MC-

 

OVA「学園特捜ヒカルオン」の主題歌がついに初披露です。 

大歓声の中登場されたのは、ものまねタレントの桜井ちひろさん。

オリジナルの金子久美さんのニュアンスそのままに一番を高らかに唄われると二番から串田さんも合流。

今回、もしかしたら聞けるのではと思っていただけに歓喜です。興奮の坩堝でございます。

 

ショッカーさん「改めまして、桜井ちひろさんでぇえええええす!!」

桜井さん「こんばんは!! 40周年おめでとうございます」

ショッカーさん「桜井さんは日テレのものまね番組などに出演されているんですよね」

串田さん「前に仕事で一緒になったんですよ」

桜井さん「そうなんですよ」

ショッカーさん「『ヒカルオン』の原曲を歌われている金子久美さんという方をずっと探してるんですよね」

串田さん「なかなか見つからなくて、目下指名手配中なんですよ」

会場笑。

ショッカーさん「でも、今日は桜井さんのおかげで、生で、初めて聞くことができたよぉおおおお!!」

観客「おおおおおおおおおおおおお!!!」

桜井さん「でも私、この曲唄ったのはリハーサルと本番とで今日で二回目なんですよ」

 

ショッカーさん「桜井さんは今日、一人目のゲストですから、一曲歌ってもらってさよならってわけにはいきませんよね。

        ここからは桜井さんのモノマネステージをお楽しみください!!」

 

串田さんとショッカーさんが退場され、桜井さんお一人に。

 

桜井さん「改めまして、桜井ちひろでーす!! ちっひーって呼んでくださいねー!

     私はANIMAXの 『第一回アニメ芸人グランプリ』でなんと初代グランプリを受賞させていただいたのですが、

     今日はその時のネタをやらせていただきます。新世紀エヴァンゲリヲンで『残酷な天使のテーゼ』!!」

 

18:残酷な天使のテーゼ (1C)/桜井ちひろ

-MC-

 

日本テレビの特番「ものまねグランプリ」でアニメオールスターズの一員として披露されたネタ。若干編集されていたり。

途中で碇シンジ、綾波レイ、惣流(式波?)・アスカ・ラングレー、葛城ミサトなどの登場人物たちのモノマネも聞くことができました。

 

更に「土曜ワイド劇場」の「家政婦は見た!」シリーズより野村昭子さんと市原悦子さんのモノマネで観客の笑いを誘い、

さらに畳みかけるようにスザンヌさんのマネで曲紹介をされ。またひと笑い。

 

19:Butterfly (1C)/桜井ちひろ

-MC-

 

桜井さん、ドレスを脱ぎ、倖田來未さんの代表曲をご本人さながらの艶やかな装いに。てっきり「キューティーハニー」かと。

歌い方の特徴や途中の踊りなどご本人をとても研究されており、ものまねタレントさんの職人芸を見た思いでした。

 

ショッカーさん「いやぁ~すげぇなぁ。どうでした森口博子さん?」

桜井さん「やぁ、もぉ楽しかったぇです。モリモリ~」

ショッカーさん&会場笑。

ショッカーさん「似てる~。ピロコもモノマネ上手いけど、ピロコのモノマネをする人ってなかなかいないよなぁ~」

 

ショッカーさん「桜井さん、このステージに立ったら、これからも我々の仲間ですよ!!」

桜井さん「嬉しいです!! みなさん、ぜひちっひーって呼んでください!」

ショッカーさん「これがねぇ、桜井さん。ウチにはもう"ちっひー"っていう人がいるんですよぉ。しかも結構"ちっひー歴"長いのよ」

桜井さん「え、そうなんですか? じゃぁ"ちーちゃん"でお願いします!」

ショッカーさん「わかりました! せーので"ちーちゃん"。せぇえーのぉっ!」

観客「ちーちゃあああああああん!!」

 

桜井さんが見送られ、ショッカーさんお一人に。

 

ショッカーさん「さぁ、次のゲストは、☆M・o・J・o!!! ☆MoJoさんの登場だぁあああああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「科学戦隊ッ!! ダイナマァアアアアン!!」

 

20:科学戦隊ダイナマン/MoJo

-MC-

 

駆け抜けるように☆MoJoさん登場。このライブの前の週に開催された「☆MoJo Zone」の興奮そのままに回る回る動く動く。

いわずもがなの熱狂で二番が終わり、間奏ではもちろんショッカーさんが登場され、定番となった科学戦隊の名乗り。

 

MoJoさん「いやぁああ!!」

観客大歓声。

MoJoさん「普段、あんまりしゃべらない☆MoJoが…」

観客笑。

MoJoさん「ハハハハ。なぁんだよぉ。…普段、あんまりしゃべらない☆MoJoが今日もしゃべらないけどさ、一言だけ。

     クッシー!! 40周年!! おめでとぉう!!!」

 

MoJoさん「じゃあ、次の曲は『光速電神、アルベガス』だ!」

観客「おぉ! おおおおおおおおおおお!!」

 

21:光速電神アルベガス/MoJo

-MC-

 

咲かせて見せるぜ真っ赤な花を。久しぶりにバンドで聞くことができました「光速電神アルベガス」。しかもブラスで。

ステージ狭しと躍動する☆MoJoさん、「まっ・まっ・まぁっ!! ぷたぁつぅ~」の振り付けも勇ましく。

 

22:特捜エクシードラフト/宮内タカユキ

-MC-

 

静かに刻まれるギター、瞬間大歓声、三男、宮内さんご登場。特別救急捜査隊の出動です。

宮内さんの「魂の兄弟たちよ」での歌いっぷりには、否が応でも力が入ります。これが盛り上がらずにいられましょうか。

 

宮内さん「さっき、MoJoがあんまりしゃべらないって言ってたけど…オレもあんまりしゃべらない…」

観客笑。

宮内さん「違うか。いつもしゃべらない宮内じゃなくて、いつも言葉が荒っぽいみやうちだってぇ? 」

観客大笑。

宮内さん「なんてね。みんな、一緒に言ってほしいんだ、『クッシー、40周年おめでとう!』いい? いくよ!」

 

宮内さん&観客「クッシィー、40周年、おめでとおおおおおおおおお!!」

 

宮内さん「オレも後からついてきます! …これで楽屋にいるクッシーもぼろぼろ泣いてたりしてね」

 

宮内さん「次は、『仮面ライダー BLACK RX』!!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

23:仮面ライダー BLACK RX/宮内タカユキ

 

照明が一転、赤く、黒く、WAKE UP!!  宮内さんの代表曲中の代表曲「仮面ライダー BLACK RX」。

サビでの宮内さんのまくしたてるような歌いっぷりをライブで体感するともう、たまりません。最後はもちろん「ぶっちぎるぜぇ!!」

そして"魂の三兄弟"揃い踏み。

24:伝説/& MoJo 宮内タカユキ

-MC-

 

高らかなホーンセクションも勇ましく「轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊」より、まさに伝説級のお三方によるエンディング。

☆MoJoさん、宮内さんがそれぞれのパートを歌われると黒で統一された衣装で串田さんが登場されました。

お三方、それぞれの個性あふれる歌声とステージングは素晴らしく、会場全体が大合唱状態でした。大好きです。

 

ショッカーさん「魂の三兄弟だあああああああああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「三人で一緒にライブをはじめた時、まさかこの三人がユニットとして戦隊のメモリアル作品で

        一緒に唄ってくれるとは思いませんでした。コロムビアさん、見事にだまされてくれましたね~」

串田さん「また三人でやりたいよね」

観客「おおおおおおお!!」

 

ショッカーさん「会場には多くの関係者の方がお祝いに駆けつけてくださっていますが、残念ながら都合がつかずに

          こちらには来られなかった方からお祝いのメッセージが届いています」

串田さん「え、なに?」

ショッカーさん「お祝いメッセージはこの方からです!!」

ショッカーさんの合図でスクリーンに映し出された文字は

 

第69代横綱 白鵬翔

「キン肉マン」ファンであり、串田さんと交流がある白鵬からのサプライズなお祝いメッセージに、

串田さんかなり驚かれていたご様子。☆MoJoさん、宮内さんもスクリーンにくぎ付け。

 

串田さん「いやぁ、びっくりしたよぉ…」

ショッカーさん「みなさんお察しの通り、クッシーには内緒にしてました!!」

観客拍手。

ショッカーさん「クッシー、今日一番のピュアな驚き顔だもん。白鵬さんもこちらにいらっしゃれればよかったんですけどね」

串田さん「明日から巡業なんだって。大変だよねぇ」

 

ここでショッカーさんに紹介されながら☆MoJoさんと宮内さんが退場。

ショッカーさん「魂の三兄弟はまさに、離れていても心は一つですよね」

 

25:We are the One ~僕らはひとつ~

 

「爆竜戦隊アバレンジャー」よりアバ・アバ・アバレまくるエンディング。バーミア兵よろしく、みんなで踊る・ゾ!!

二番終わりの間奏がカットされており、アバ・アバをノンストップで唄いまくる串田さんはホントにタフネス。

 

26:ドラゴン・ロード

-MC-

 

"竜"つながりで「10号誕生!!仮面ライダー全員集合」、仮面ライダーZXのテーマソング。当方大好きな曲です。

串田さん、途中、ステージ右側にある階段に降りてきて唄われるという素敵演出が。たまりません。

 

ショッカーさん「いやぁ、懐かしいです。僕の仮面ライダーの現場は仮面ライダーZXだったんですよ。

        あれから25年。今や、平成のライダーシリーズが10周年ですからね」

串田さん「凄いよね」

ショッカーさん「ロングランシリーズですよ。ロングランといえば、あの歌も長くCMで流れていますよね」

串田さん「あぁ、♪チョコモナカジャァ~ンボ?」

ショッカーさん「ハハハハ、それもありますけど、あとハイチュウキングとか、説明はいいですね、聞いていただきましょう!! この曲です!」

 

27:富士サファリパーク CMソング

-MC-

 

ホントに、ホントに、ホントに、ホントに「富士サファリパーク」だ!!

わずか30秒弱ながらも強烈なインパクト。生ブラス、生バンドで聞けるなんて感激です!!

 

ショッカーさん「もう、日本で知らない人のいない曲ですよ! この曲は去年、川崎の野外イベントでも唄ってもらいましたよね」

串田さん「そうだね」

ショッカーさん「やっぱり、野外のイベントってみなさんみたいにファンの方々の他にも親子連れの方もいるわけで、

        特撮ソングを歌うとお父さんお母さんとか聞いてくれるんですけど。子ども達は砂場で遊んでいたりするんですよ。

        でも、この曲がはじまって『富士~サファリパァーック』って唄うと、子ども達がグッと振り向くんですよ!!」

 

ショッカーさん「今も流れているのはギャバンとかと同じ位のクッシーの歌声ですから、やっぱりアノ人に似てますよね」

串田さん「一回、テレビでマネしたことあるんだよ。♪まっちっはぁはいひまは~って。

     そしたら関ジャニのお兄さんたちがすっごく喜んでくれたよ」

ショッカーさん「いいっすね。じゃぁ今度は桜井さんに頼んでものまね番組に出てみるってものいいですよね」

 

ショッカーさん「さぁ!! 前半は特撮ソングでしたが、後半は一気にアニメソングコーナーだあああ!!」

観客「わああああああああああ!」

ショッカーさん「まずはこの曲!! 『疾風っ!! ザブングル!!!』」

 

28:疾風ザブングル

29:乾いた大地

-MC-

 

ライブ後半一発目の舞台は、地の果て流されて"惑星ゾラ"と呼ばれる地球。きらめく力「戦闘メカ ザブングル」。

初めて「疾風ザブングル」を生で聴けたのはSRS00"夏の陣"で串田さんがサプライズ出演された時。

今回はあの時の熱気もかくやという盛り上がりでした。

哀愁ただよう序盤から一転、サビで一気に振り払う感じに唄われる串田さんが魅力的のバラード「乾いた大地」。

あの間奏、あの後奏が生のサックスで奏でられたのは嬉しすぎでした。

 

ショッカーさん「こういったバラードのクッシーってのもいいっすよねぇ」

串田さん「でもね。バラードでも結構キツいんだよぉ」

ショッカーさん「あぁ、クッシーは一曲一曲全力投球ですからね」

串田さん「ダイエットにもなるんだよ」

ショッカーさん「いいっすね! クッシーダイエット!!」

 

ショッカーさん「ここからは一気にこの作品でラストまで行きたいと思います!!

        あの、関係者のみなさんも、係員の指示に従ってどうぞステージの方へ!!

        一緒にクッシーを盛り上げたいと思います。とりあえず高橋秀幸はダッシュで来て! 『ゴーオンジャー』唄ってんだから!!

        さぁ、行きましょう! 『キン肉マン』だぁああああああ!!」

観客「ぅおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「まずは、『キン肉マン旋風』!!!」

 

30:キン肉マン旋風 (1C)

-MC-

 

ラストで一気に巻き起こる「キン肉マン」旋風。一番だけながらも巻き起こる熱気はさながら七色のタイフーン。

途中からマッハ全開で高橋秀幸さんもステージへ。…が、後から誰も登場せず、高橋さん困惑気味。なんとも高橋さんらしく。

 

ショッカーさんに軽くいじられる高橋さん。

「みなさん、どうぞステージの方へ!!」とショッカーさん呼びかけると高取ヒデアキさん、岩崎貴文さんが登場。

 

ショッカーさん「続いては『肉・2×9・Rock'n Roll』!!」

 

31:肉・2×9・Rock'n Roll (1.5C)

-MC-

 

串田さんのマッスル・ヴォイスと、アップルのお二人&観客による掛け合いが楽しいエンディング。セリフは貴日さんが担当。

次々と登場されるお祝いゲストのみなさんは串田さんを中心に半円状に取り囲み、ノリノリで踊る方いらっしゃり、ステージの上も大騒ぎ。

 

ステージ場はものすごい人数のお祝いゲストのみなさん。

ショッカーさん「すげぇ、ミノワマンだぁ…」

串田さん「おぉ、ミノワマン…」

ショッカーさん「もうあまりにも人が多いので全員把握できませんが、あとでご紹介出来ればと思います。

        とりあえず、遠藤正明ときただにひろしは前に出て盛り上げるように!!」

 

32:炎のキン肉マン

-MC-

 

今日のライブは並みじゃないぜ。M・U・S・E・L・E MUSELE!! 「3・2・1!! FIRE!!!」の部分の「1」は親指。

ゲストのみなさんに囲まれ、力いっぱい唄う串田さんの姿は、まるでリング上で闘うキン肉マンの様。

 

お祝いゲストがさらに増え、キン肉マン/キン肉スグル王子に扮したものまね芸人河口こうへいさんが登場。

串田さんに真っ赤な薔薇をプレゼントされました。

スグル王子からもらった真っ赤な薔薇を大切にステージ前方に置き、いよいよ本編ラスト。

 

33:キン肉マン Go Fight!

 

「果てない夢を追いかけ スーパーヒーローになるのさ」という歌詞がこれでもかと響きます。

歌詞の「真っ赤な薔薇」の部分では、スグル王子からもらった真っ赤な薔薇を高く掲げる串田さん。

最後はステージ両脇のキャノン砲から紙(?)吹雪が噴出され、会場全体がきらめきました。

 

-アンコール-

-MC-

 

とはいえ、まだ終わるはずもなく、沸き起こるアンコール。

ほどなくしてステージが照らされ、ショッカーさんが登場。

先程ステージに上がられたお祝いゲストのみなさんを紹介し、観客とともに串田さんを呼び込みます。

 

ショッカーさん&観客「クッシィイイイイイイ!!」

 

駆け込んできたのはトレーニングウェア姿の串田さん。

このトレーニングウェアはこの夏のANIME JAPAN FES「スーパーヒーロー魂2009"夏の陣"」で

歌手、俳優など幅広いジャンルのみなさんからプレゼントされたものです。

 

ここでSuper Rescue、Mission Z、アップルパイ、☆カインズが紹介され、

ショッカーさんに呼び込まれて、今回のゲストのみなさんが登場。

歌のゲストからはMoJoさん、宮内さん、桜井さん。

ヒーローショーからは、大葉さん、中川素州さん、武智健二さん。

曲中のゲストからは渡さん、筒井さんが登場されました。

 

ショッカーさん「そして、今日はこの方もお祝いに駆けつけてくださいました、渡辺宙明先生でぇええす!!!」

 

最後のゲスト渡辺宙明先生が登場されると、会場割れんばかりの大歓声。

宙明先生から串田さんへお祝いのメッセージがあり、串田さんとの出会いや作曲家としての転機、

「伝説」にかけた思いなどが語られ、宙明先生は退場されました。

詳細は参加された方たちだけのお楽しみということで。

 

ショッカーさん「クッシーが今着ているジャージは夏のAJFで仲間からプレゼントされたものですが、

        それは夏のこと、今日の分がまだです。

        本日、10月17日は我らがクッシーのお誕生日でぇえええええす!!!」

観客「わぁああああああああああああ」

きょとんとした様子の串田さん。

ショッカーさん「Sister MAYOちゃん、おねがいしまーす!!」

ショッカーさんに呼び込まれ、何やら紙袋を持ったSister MAYOさんが登場。

そしてスタッフさんによってバースデーケーキも運ばれました。

ショッカーさん「そのジャージですと冬場は寒いんじゃないかっていうことで、こちらをプレゼントさせていただきます!!」

 

Sister MAYOさんが取り出したのはスタジアムジャンパー。

MAYOさんが音頭を取り、ART JUNKIEのカトウシンイチロウさんがデザインされたものだそうで、

「串田さんが着られるなら問題ない」ということでゆでたまご先生の公認付きで、

背中にはキン肉マンのマスクを半分脱いでいる串田さんのイラストが描かれていました。

 

ショッカーさんによって賛同者のみなさんが呼びあげられましたが、

覚えているだけでも

 

水木一郎 ☆MoJo 宮内タカユキ 山形ユキオ 石原慎一 前田達也

堀江美都子 MIQ Sister MAYO 五條真由美 YUKA 石田燿子

影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 高取ヒデアキ

中川翔子 中川桂子 下田麻美 貝原怜奈 アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子)

サイキックラバー(YOFFY JOE) 谷本貴義 岩崎貴文 高橋秀幸

ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

新堀和男 柴原孝典 剛裕樹

大葉健二 渡洋史 筒井巧 酒井一圭 佐藤健太

有限会社ねこのしっぽ なべやかん ROBO太 

ゆでたまご のなかみのる 鈴木美潮 

コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社

ショッカーO野 

 

(敬称略・順不同)

 

という、そうそうたる皆様が名を連ねておりました。

 

34:宇宙刑事ギャバン/& 大葉健二 MoJo 宮内タカユキ 渡洋史 筒井巧 中川素州 武智健二 桜井ちひろ 

            ドラゴンレッド ドラゴンブルー ドラゴンイエロー スターシャドウ ショッカーO野

-MC-

 

最後にみんなで唄う・ゾ!! 「夢中者」ラストを飾るのはやはりこの曲。

ゲストのみなさんはステージ後方で串田さんを見守っていましたが、二番からは串田さんにいざなわれて大葉さんも一緒に歌唱。

曲がラストが近付くと☆MoJoさん、宮内さんもステージ前方で串田さん、大葉さん、観客と共に大合唱。

 

串田さん「ありがとう!! みんな、これからもヨロシク!!」

 

最後は出演者のみなさんによる万歳三唱があり、バンド、コーラス、ゲストのみなさんが拍手で退場。

串田さんとショッカーさんお二人になり、今回のライブに協力してくださった各社を渾身のフルネーム紹介。

 

串田さん「そして、今日この時を一緒に楽しんでくれたみんなに拍手!! ありがとう!!」

観客「わぁあああああああ」

串田さん「それから、いつもおれ達を支えてくれる、ショッカーO野!! ありがとう!!」

ショッカーさん「! はい!! ありがとうございました!!」

ショッカーさんが拍手で見送られ、串田さんお一人に。

 

串田さん「今日は本当にありがとう、僕は夢の途中です。まだまだ夢がたくさんあります。

     いつか、世界中のあらゆる国の人達が日本に集まって、日本でアニメ・特撮の万博をやりたいんです。

     その万国博覧会で、世界中の人達が、ひとつのアニメの曲をみんなで大合唱するんです。それが今の僕の夢です。

     それで少しでもいいから世界が一つになれれば、それこそ"We are the One"、僕らがひとつになるんだと思うんです」

 

世界中を飛び回り、世界中でその歌声を響かせた串田さん。

おそらく日本で誰よりも日本のアニメソング、特撮ソングの持つ力を知っている串田さんだからこそ語れる夢であり、

決して実現不可能ではないその夢を語る串田さんの姿に思わず目頭が熱くなりました。

 

串田さん「これからもその夢に向かって走り続けます!! ありがとう!!」

 

鳴りやまない拍手の中、深々と礼をして串田さんが退場されました。

客席が明るくなる中、有志による心意気あふれる三本締めをもって夢の一夜「夢中者」は終演となりました。

 

生きざまが熱いドラマといえる串田さんによる胸のエンジンに火をつけられるようなライブは

見たこともない奇跡が次々と起こり、まさにお前にNOCK OUTな他に類を見ないものでした。

 

デビュー以前からライブ活動に重点を置いて音楽活動をされていた串田さんが、

SHSで本格的にアニメソング界のムーブメントにカムバックされ、世界中のラブコールに応えていく中で、

「いつか実現させたい」、「みんなと一緒に楽しみたい」、「みんなと一緒に唄う・ゾ!」と構想を練り続けていた

夢のライブ、「夢中者」。

 

串田さんの魂のエンジンを唸らせるかのような歌声に応えるように、

続々と駆けつけるヒーロー達、☆MoJoさん、宮内さん、桜井さん、幅広いジャンルからのお祝いゲストのみなさん、

そしてファンの代表ともいえるショッカーさん、串田さんの歌声に何度となく元気づけられたであろう観客達、

 

みんな、串田さんに夢中者です。

串田さん、40周年おめでとうございます。これからも世界中でその歌声を響かせ続けてください。

ゲスト/新堀和男 柴原孝典 剛裕樹 渡洋史 筒井巧 桜井ちひろ

     未来環境防衛隊ドラゴンマン(ドラゴンレッド ドラゴンブルー ドラゴンイエロー)

     スペース忍者 スターシャドウ 暗黒集団ワルダクミン(ダーヤマ ネクラッシャー ヘドロイド)

     宇宙刑事ギャバン/一条寺烈

     渡辺宙明

 

お祝いゲスト/ゆでたまご(嶋田隆司) なべやかん ミノワマン(美濃輪育久)

       佐藤健太 和田圭市 酒井一圭

       遠藤正明 高取ヒデアキ きただにひろし JOE 岩崎貴文 谷本貴義

       いとうかなこ うちやえゆか Sister MAYO

       リトル清原 ミドル清原 東郷淳 河口こうへい 他

 

(確認できた限り・敬称略・順不同)

 

 

補足

 

・"ライブだからこそできること"、"ライブだからやりたいこと"を、

 "ライブを大切にしてきた"串田さんだからできたステージは、まさに夢の中。

 

・やろうと思えばマイナー曲や新曲づくしにできるものを、あえて代表曲で括ったのは、

 ひとえに、串田さんの"みんなと一緒に唄うゾ"という意思からかと。

 

・ステージ背後には「THE 40TH ANIVERSARY 夢中者 AKIRA KUSHIDA」の旗が。

 

・やはりホーンセクションって素敵。これも串田さんの夢だったとか。

 

・ショッカーさん「なんか、O-EASTっていつもみなさんスタンディングだから座りって珍しいですよね」

 

・カインズのみなさんのサングラス、貴日さんが白、常見さんが青、斉藤さんがピンクでした。

 

・ヒーローショーは圧巻のアクションあり、笑いありでとても素晴らしいものでした。

 とはいえ、全てを書くことはできませんので事のあらましのみ。。参加された方だけのお楽しみです。

 

・串田さん「ショッカー、説明して」

 

・ダーヤマさん「二階の人たちも参加して!!」

 

・ショッカーさん「離せ、離せよ素州ぃ~」

 

・トークではことごとくひょうきんな大葉さん。

 

・桜井ちひろさんは声優さんでもあります。生「コワイナ~」が聞けたり。

 

・MoJoさん「あれの後だとちょっと出づらかったなぁ…」

 

・ゲストコーナーの時、「いっしょに帰ろうよ~」と串田さんを連れ去ろうとする宮内さん。

 

・戦隊に偏ると予想していたゲストお二人の選曲が、

 「ダイナマン(戦隊)」「アルベガス(宙明節)」、「エクシードラフト(メタルヒーロー)」「RX(仮面ライダー)」と、

 見事に全ての曲が串田さんと関係しているのに唸ったり。

 

・高橋さんはここでも高橋さんらしく。オイシイ所をかっさらっていきました。

 

・串田さん「神谷さん、来てないかなぁ…」

 

・トークでも宙明節炸裂。

 

・かよちんのとなりはゆずらない。

 

・ショッカーさん「さっき本当に殴られてたましたよね」

 串田さん「あぁ、うん」

 ショッカーさん「クッシーは凄いんですよ。殴るフリだけでいいのに、『本当に当ててくれ』って。

         殴る方は『大先輩にそんなことできませんよ!』って断ろうとするんだけど、

         『いや、それじゃリアリティがないから』って言って。凄ぇよなぁ」

 串田さん「やっぱりリアリティあった方がいいからね」

 その心意気、今回のライブにかける串田さんの思いの強さを改めて思い知らされました。

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