2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
水木一郎バースデーライブ ANIKING 2006~新曲すべて聴かせます!~
06.1.9 セシオン杉並
出演/水木一郎
ゲスト/堀江美都子
コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 和賀秀樹 河野一郎 矢ヶ崎哲宏)
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋島圭一 Ba.三宅博文 Dr.瀧本裕 Key.河合英史)
和太鼓.和賀秀樹
7日の「SAS"THE新年会!"」から1日空けて、毎年恒例の水木さんのバースデーライブ。
今回はタイトルにあるように、05年に発売された新曲を主にしてのライブという事でしたが、
06年にリリースされる事が確定している新曲もいち早く聴くことができるとの事で期待いっぱいでした。
会場の最寄り駅に着いた早々に宮内タカユキさんを目撃。
事前にMoJoさんのHPで今回のライブをお二人で見に来る事は存じていましたが、まさか駅にいらっしゃるとは、ビックリしました。
今回の会場はセシオン杉並という杉並区の運営する複合施設だそうです。
入り口付近で「スーパーロボット大戦」のキャラクター、クスハ・ミズハの格好をている人を発見。
どうやら今回のライブの模様をTVで放送されるそうで、クスハの格好をしている人は上海のキャスターさんらしく
観客にインタビューをしていました、寒そうな格好でご苦労様です。
開演時間になると諸注意をするアナウンスが流れました。
「本日は水木一郎さんの…#@歳のバースデーライブにご来場頂き…」
と言葉を濁す場面もありながらの楽しい内容のものでした。実はアナウンスはアップルパイのお二人に寄るもので、
魂ライブでもこういったアナウンスをやってみても面白いのではないでしょうか。
SE:マジンガーZ 21st Century Ver.
聴き慣れない「マジンガーZ」のアレンジだと思っていたら、今年発売される「21st Century Ver.」だそうです。
曲が流れる中、レスキューの皆さんとアップルパイのお二人が登場。向かって左からB、Dr、Key、Gの順番でした。
曲の内容については下の方で取り上げますので、後程。
01:バビル二世
02:ぼくらのバロム1
-MC-
一昨日のSASのラストとつながるかのように「バビル二世」でスタート。
そして「バロォオオオオオ…」の雄叫びと共に「ぼくらのバロム1」と水木さんを語る上で外せない2曲を披露。
最初のMCでは、魂ライブなどでは見せないような低い調子で喋りで「今回は喋りません」と言うと観客から笑いが…。
05年のレポートでも書きましたが、「喋りません」と言ってもトークでも観客を楽しませてくれるのが水木さんです。
「今、日本のアニメは世界で人気があります。次の曲もイタリアで人気ですね、テッカマン」
と次に歌う曲を紹介したのですが、それが間違いだったらしく、そこから今まで低い調子だったトークが一変。
「ごぉぉめんねぇええ」
一昨日、SASでもおっしゃっていたのですが、スタンディングではない為に盛り上がるかどうか不安だったらしいのですが、
「今ので吹っ切れて楽になった」そうです。
03:コン・バトラーVのテーマ
04:テッカマンの歌
-MC-
05:永遠のために君のために
「コン・バトラーV」では観客も立上がります、一糸乱れずの振り付け。
水木さんも「わからなかったら前の方の人たちを見ればわかりますよ」と言っていただけに、先輩方は流石の貫禄。
城下育ちの私達も先輩方に習い、「コン・V」の「4」では手を引っ込め、「テッカマン」のサビでは拍手の連打を。
「永遠のために~」は「仮面ライダーBLACK RX」の挿入歌で歌詞、曲ともに素晴らしい歌です。結構ライブで聴ける気もするのですが。
-MC-
ここから、今回の目玉「新曲すべて聴かせます!」のコーナーに。
水木さん「新曲は覚えるのが大変。もう二度とこういう企画はやらない」と冗談混じりに行っていましたが
以前「新曲は歌詞が危ないから、失礼の無いようにレコーディングと同じ様に譜面を見て歌いたい」と言っており
今回は譜面台を横に置いての歌うことに。
06:デビルマンのうた 21st Century Ver.
-MC-
07:今日もどこかでデビルマン 21st Century Ver.
1/4にレコーディングしたてのほやほや、TEAM Entertainmentのアニソンセルフカバーシリーズの最新作。
2曲とも間奏で鍋島さんが前に出ての啼かせるギターソロが。
配られたチラシには水木さんがオリジナル歌手になっていましたが、オリジナルは十田敬三さんです。
MCでは水木さんが「21st Century Ver.」をなかなか言えず、結果、ゴリ押しで「21世紀バージョン」に。
「今日もどこかで~」はパチンコ、パチスロで近いうちに耳にする事になるとか。
-MC-
08:GO!GO!オートバックス
レコーディング、アルバムリリースは04年でしたが、シングルカットされたのが05年だったので。
台詞の投げ込みの担当はもちろん、今回フルメンバーで参加のカインズの皆さん。
このを聞くと思い出すのが04年のテレビ朝日系「M-1グランプリ」、CMでこれでもかという程に流れていました。
-MC-
09:みんなネコになりたいのさ/withエターナルキッズ(アップルパイ)
ガラッと雰囲気が変わって大人に、おしゃれに、シャンソンです。
原曲でのディミトリさんとの掛け合いはレスキューの皆さん各々がソロ演奏。(G→Key→Dr→Baの順番でした)
最後のマリーちゃんの「ニャン」は杉山さんがポーズ付きで。
-MC-
10:トーキョー・ファンキー・ソウル・バス
ファンキーでソウルな曲で水木さんの表現の幅の広さが感じられます。
今回は「ふたアニ#3」では聞けなかった「降車ボタン…」からはじまる台詞や後半のアドリブももちろん披露。
大のゲーマーとして知られる水木さんですが「トーキョー~」がキャンペーンソングになっている
「東京バス案内2」は「上手く運転しても扉を開けたりアナウンスしたりしなきゃならない、とても難しくやりがいがある」との事。
-MC-
アップルパイを呼び込んで三人でトーク。
今年春頃にアップルパイファーストアルバムが発売予定だそうです。
水木さん「この二人は日本ゴールドディスク大賞アルバム賞って言う俺もとった事のない賞をもらってるんだよな~
"びしょっじょ"戦士セーラームーンのアルバムで…」
アップル「は?何て?」
ろれつがまわらなく前のめりになる水木さん。
すかさず突っ込むお二人。
「それで賞がとれるのかぁ?」と、容赦ない言葉を浴びせかける杉山さん。師弟の間柄だから許される突っ込み。
ソロライブ以外では見る機会は少ないですが、杉山さんはお弟子さんならではの視点で水木さんに鋭く突っ込む事があります。
水木さんもこのお二人には敵わないようです。
11:なぞなぞ 交通ルール(3C)/with アップルパイ
-MC-
なぞかけが楽しい曲。
アップルがなぞなぞ部分を歌っているときの水木さんの振り付けが楽しかったです。
水木さん「アップルにはこの曲を引っさげて全国をまわって欲しい」
平山さん「え?水木さんは?」
水木さん「俺は事務所で左うちわだよ」
12:ポップン☆プルプル☆パピコロン 合言葉は~Pos-Kid's!!~!(カラオケ)/アップルパイ
ここで水木さんが一旦下がって、アップルのソロコーナー。
アップルも今回のソロコーナーでは新曲を披露。
この曲は北海道のショッピングモール「ポスフール」のキッズコーナーの「ポスフールキッズクラブ」の
キツネのイメージキャラクター、ココくんとルルちゃんのダンステーマソングです。
ココくんを平山さん、ルルちゃんを杉山さんがそれぞれ担当する、なんとも清く正しく楽しいテーマソングです。
-MC-
アップル退場後、拍手しながら黒地に炎をまとったデザインのハッピを着て水木さんが登場。
舞台中心に和太鼓が設置され、ドラムの瀧本さんと、水木さんと同じハッピを着たカインズもつづいて登場。
どよめく一部の観客。
水木さんとカインズが着ていたハッピは、01年に公認ファンサイト「ヒーロー列伝 水木城」の
主催で行われたファンイベント「雄叫び祭り」限定で水木さん、カインズ、アップル、会場スタッフが着ていたハッピでして
ライブ後には「水木城」内で「今回のライブでハッピ姿を見れるとは思っても見なかったので嬉しかった!」という声が続出。
もちろん私達もその中に含まれます。まさかあのハッピが再び…。
13:ドンドコドン!(カラオケ)/with ザ☆カインズ Dr.瀧本裕 和太鼓.和賀秀樹
ハッピといえば祭、という事で学校などで使用される、いわゆる「演芸モノ」の新曲。
1Cではドラムの瀧本さん、2Cでは和太鼓を和賀さんが歌詞と同じようにそれぞれ叩き
最後にドラムと太鼓でぶちかまし合戦が行われるという楽しいものでした。
-MC-
ここでアップルパイとバンドを呼び込んでMC。
アップルが「太鼓の達人」の和田どんをあしらったハッピを着て登場すると
「いいなぁ、俺にもそれくれない?」と水木さん。
平山さんがおもむろに自分のハッピをめくると、なんとハッピがもう一着、さすが平山さん。
水木さん「(小声ながらマイクを通して)ハッピさ…もう一着あると嬉しいんだけど」
平山さん「えっ!どうでしょう、これだけしかないかも…」
水木さん「(小声ながらマイクを通して)後で出てくる人に着せたいんだけど…」
果たして後で出てくる人はハッピを着られるのでしょうか…。
14:合体!ドンレンジャーロボ(1.5C)
ゲーム「太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル」のIN
リズムがとてもよく、文句なしのド直球の清く正しいロボットソング。
今の水木さんの歌声にぴったりハマっています。
-MC-
ここで今回のスペシャルゲスト、堀江美都子さんが登場。着ているのはなんと和田どんのハッピ。
バンド意外全員ハッピ姿と言うのもなかなか壮観でした。
「太鼓の達人」レコーディング当時のエピソードとして、スタジオに入った途端に
スタジオに置いてあった"和田どん"クッションにアップルのお二人が飛びついたとか。
堀江さん「私も和田どんクッションもらったんですけど、ずっと使ってたら和田どんが、ぐにゃ~ってなっちゃいました」
15:きっと もっと ずっと(1.5C)/&堀江美都子
-MC-
「ふたアニ#3」でも2人バージョンで歌われた本曲を今回はショートバージョンで。
以前も書きましたがコミカルで楽しいながら、少し寂しさも入り混じった素敵曲です。
今度は是非とも3人のオリジナルバージョンを生で聞いてみたいです。
16:響け!太鼓の達人/&堀江美都子&ザ☆カインズ
7日に3人で歌われたのですが、去年の新曲の目玉ですので歌われないはずがありません。
影山さんの「いつの日か~」は水木さん、「響き合えソウル~」はカインズが担当。
「大空に~」では髪の毛振り乱して、まさに熱唱の水木さん。
-MC-
17:キャンディ キャンディ/堀江美都子
「せっかく来てもらったんだから、歌ってもらおう」ということで、堀江さんの問答無用の代表曲。
いつ聞いても抜群の歌唱力の堀江さんと見事に拍手がそろうお客さん。
-MC-
18:燃えよ少年ドラゴンズ!
-MC-
19:野球の星のこどもたち
-MC-
20:燃えよドラゴンズ!~球場合唱編~
「思えば侍ジャイアンツとかダイエーとか野茂選手とか、意外と野球関係の曲が多いんだよね」ということで野球特集です。
少年野球ドラマ「燃えよ少年ドラゴンズ! 空からヤキューがおりてきた!?」から三曲連続で。
作詞、作曲が親友・山本正之さん、編曲が藤原いくろうさんというゴールデンコンビですから
ハズレがあるはずも無く、明るく元気ながら、ノスタルジーを含んだ良曲をのびのびと歌っていました。
「燃えドラ!~球場合唱編~」の前のMCでは、歌詞の他球団名を意図した歌詞を解説しながら
「ドラゴンズが優勝したらパレードの先頭でずっと歌っていたい」と言っていました。
-MC-
水木さん「俺の歌う歌にはよく"Z"って付く、マジンガーとかズバットとか…」
歓喜と期待が入り混じって、ざわつく観客。
水木さん「……きたきたきたきたー!!」
21:炎の笑顔(1.5C)
ということで去年の新曲の中でも屈指の"男球"。
熱血漫画家・島本和彦先生の"全力"な作詞と島本先生ご氏名の水木さんの歌唱。
これで"全力"な歌が出来ないわけがありません。カマンカマン。
次はぜひともフルコーラスで。
-MC-
22:Song For Magitopia(1.5C)
「影ちゃんはライブ、クッシーは仕事だったから来れなかったんだよ…」と
少し残念そうに話していましたが、水木さん一人で歌われるのも貴重なもの。
後半の掛け合い部分等はカインズが担当していました。
期待は今年のSHSに募ります。
-MC-
23:メイク・レジェンド!マジレンジャー!!
「Song For ~」のレコーディング直後にオファーを受けたという
「マジレンジャーが最強・最高のヒーローに進化する歌」(By.水木さん)
原曲よりもドスの利いた"水木節"が抜群に格好良く、今後の定番になってほしい曲。
-MC-
24:マジンガーZ 21st Century Ver.
25:おれはグレートマジンガー 21st Century Ver.
続いては今年3月に発売される、マジンガーとグレートの「21世紀バージョン」
両曲ともロックテイストが強くなり、鉄の巨人を思わせる重低音が心地よかったです。
「グレート」の最後のサビ部分の入り方が難しかったので、平山さんが指示してくれるはずでしたが
水木さんが平山さんの方を向いたらそっぽを向かれてしまい、水木さんはすねてしまいました。
-MC-
昨年は「第3次スーパーロボット大戦α 終演の銀河へ」のラスボス霊帝ケイサル・エフェスの声を演じ話題になった水木さん。
今度は「21世紀バージョン」が使われるパチスロ「マジンガーZ VS グレートマジンガー」で
宇門大介ことデューク・フリードの声を担当されるそうです。
水木さん「でもさぁ、スパロボで自分の声聞いたらさ、…俺って演技下手だな~って…」
新曲コーナーラストは水木さんが作詞、渡辺宙明先生が作曲したマジンガー、グレート、グレンダイザーに送る歌。
26:正義のために
歌を聞いていて何度震えが来たことか。曲は文句の付けようの無い、まさに清く正しい宙明節。
詩は三体の魔神のそれぞれの技名や、背負っているもの等のキーワードがしっかりと盛り込んであり、
なおかつ雄叫びもあるという、"王道"と言う言葉が似合う内容でした。
曲前のMCでは「俺はたまたまマジンガーを知っていたから書けたんたけど、自分でも気に入ってる」と
言っていたのですが、正直こんなに素晴らしい詩だとは思いませんでした。水木さん凄過ぎ。
-MC-
27:ゼブラーマンの歌
ここからは代表曲のオンパレード。
まずは水木さんが「70年代の雰囲気があり、とても安心する曲」という「ゼブラーマンの歌」
水木さんもお気に入りのようで、最近のライブでは欠かさず歌われる曲です。
-MC-
28:地獄のズバット
「マジンガー」、「ゼブラーマン」、「ズバット」と「Z」つながりでしょうか。
水木さんのドスの効かせかたが原曲とはまた違った魅力です。
観客による1番の「あすかーっ!!」2、3番の「アニキー!!」コールはもちろん今回もありました。
-MC-
29:ルパン三世愛のテーマ
がらっと大人な雰囲気に変わり、しっとりと「ルッパ~ン」。
ヒーローやロボットを歌いつつも、こういった曲も歌えるという表現の幅の広さを改めて感じさせられました。
-MC-
30:グランプリの鷹
今回ラストソングは疾走感抜群の「グランプリの鷹」
「いつかのぼるぜ栄光の空」のくだりは1~3共通で熱くならざるおえません。
出演者が舞台上からいなくなると会場からアンコールの声援がおこり、やがてアニキコールへ。
-EC-
31:キャプテンハーロック
-MC-
バンドの皆さんがセッティング後、大海原のSEが。
序盤にちょっと歌詞が危うい所がありましたが、そこがライブの醍醐味でもあります。
無限の軌道をさすらう理想郷の乗り組み員達は、その程度の事は気にしない事でしょう。
最後のMCでバンドとコーラスの紹介のもここで行われました。
このとき観客とアップルから花束が送られました。
32:正義のために
観客総立ちでラスト。
もう一度、じっくり詩を噛み締め聞いてみましたが、とても素晴らしい。
是非今後もライブで歌われて欲しいと切に思いました。
全ての曲が終了し、水木さん退場後、バンドとアップル、カインズが退場。
すかさず恒例の三本締めで今回のライブは終了。
水木さん、お誕生日おめでとうございました。
補足
・贈られてきた花のなかに井上あずみさんと藤原いくろうさんからの物を発見。
・久し振りのコーラスでのフルメンバーによるザ☆カインズは圧巻でした。
・ハッピを着た水木さん、どうやら「水木城」の皆さんも持って来てるかと思っていたらしく
「ハッピ持って来た?…持って来てないよな~、俺が事前に言っちゃダメだしなぁ」
ですが一人だけ、最前列の城下の先輩某さんだけが、すかさずハッピを着用。
…うらやましいです。
・カインズの和賀さんが和太鼓を担当。ギター担当なのに。
・堀江さん、杉良太郎さんもびっくりの早着替え。
・「炎の笑顔」は島本さん自身が「水木さんじゃなければ歌えない」と言わせたそうです。
・「ゼブラーマンの歌」は監督の三池さん自身が「アンタじゃなきゃダメなんだ」と言われたそうです。
・昨年行われたトークライブについて「今回は3時間で30曲以上、あの時は3時間で2~3曲だったから、楽だったなぁ~」
・というわけで4月頃に再びトークライブ開催。
・次回のバースデーライブはファンのリクエストが高い挿入歌特集?
・ライブ終了後、客席に観客と親しげに話すショッカーさんの姿を発見。
・さらに会場外ではクスハの方が出て来た人にインタビューをしていました。