~TWINS~
26.7.11 ライブハウス LANTERN
出演/とみたいちろう MoJo
演奏/カラオケ Ag&Kaz&Harp.とみたいちろう&MoJo Ba.八木徹
初期のスーパー戦隊シリーズを代表格に多くのアニメ、特撮、楽曲を歌われているMoJoさんは
"MoJo"という名前以外にも本名の"富田伊知郎"、本名をひらがな表記にした"とみたいちろう"と、
おおまかに区分するとこの三つの名前をそれぞれの活動に合わせて使い分けられています。
デビュー以降、シンガーソングライターとしてオリジナル楽曲を作り歌われる際は"とみたいちろう"
作家としてCMソング等の作詞作曲やコーラス等のスタジオワークを行われる際には本名の"富田伊知郎"
歌手としてアニメや特撮、漫画、ゲームなどのアニメソングを歌われる際には"MoJo"という名前を主に使用されています。
現在はアニメソング関係のライブへのご出演の他、20年以上にわたりご自身のソロライブを開催されており、
MoJoさんとしては東京の渋谷のライブハウスLANTERNを拠点に、現在は「Take」シリーズとして定期的に開催。
一方、いちろうさんとしては過去に故郷である千葉県でソロライブ「故郷にふろしきを飾るぞ!」を開催されていましたが
会場の船橋 SAUSALITO閉店に伴い、ライブへのゲスト出演や「Take」シリーズでのスポット的な楽曲披露に留まっていました。
ですが、2023年にいちろうさんと同じエレックレコードに在籍したフォークバンド・ピピ&コットのリーダー金谷あつしさんが
オーナーの東京大森にあるフォーク酒場「風に吹かれて」でいちろうさんとMoJoさんのツーマンライブとして「~TWINS~」を新しく開催。
いちろうさんとMoJoさんのツーマンライブ「~TWINS~」は、その後も2025年に会場を前途のLANTERNに移して開催。
それまでライブでいちろうさんの楽曲が披露される際はカラオケが無い為、アコースティックギターの弾き語りか
ご自身でカラオケを制作されていましたが、この時からAIステム分離ツール「Moises(モイセス)」と「LALALA(ラララ)」を導入。
歌をAIが分析し、曲のボーカル音声と楽器部分を個別に分離する事が出来るAIを使用した事で、オリジナル音源でのカラオケ化が実現。
カラオケ化されていない楽曲もライブで聞く事ができるという可能性がさらに広がっていき、
その後のライブではフジテレビ系「ひらけ! ポンキッキ」や小学校教材用の楽曲などの
所謂キッズソングもカラオケ化されて披露されました。
そんないちろうさんとMoJoさんのツーマンライブ「~TWINS~」が2026年も開催されました。
会場は前途の通り、東京の渋谷は神泉駅程近くにある老舗ライブハウスLANTERN。
ザ・ビートルズのファンが多く通う場所としても知られる本会場は、
現在の「Take」シリーズの前身ソロライブである「☆MoJo Zone」シリーズから
MoJoさんのホームグラウンドとして20年以上親しまれている他、
プロアマ問わずライブが行われ、音楽教室やダンス教室なども開かれています。
入場が開始されて会場内に入ると、BGMにビートルズの楽曲が流れる中、MoJoさんは既に客席と地続きのステージで準備中。
観客が入場する様子を見守りながら椅子に座ってアコースティックギターを携え、
ローリング・ストーンズの「(I Can't Get No) Satisfaction」やいちろうさんのオリジナル曲「愛の絆」などを歌や口笛で演奏され、
ブルースハープを鳴らしたり身振りを確認されると、その後は静かにイメージトレーニングをされていました。
開演時間が近づくとLANTERNのスタッフさんやかつて組まれていたバンドである
"とみたいちろうと Big Beat"のベーシストで、ライブではカラオケの音出しなどのスタッフ業務をお手伝いされている
"シロヤギさん"こと八木徹さんへ合図をされ、それまで流れていたBGMが止まり、照明がゆっくりと暗くなりました。
・MoJoさん「皆さんようこそいらっしゃいました。『TWINS』も三回目になりました。
今日は三部構成でお届けします。まず第一部は"いち"だけにいちろうの曲をからいきたいと思います。
皆さん知らない曲もあると思いますが、まあ、それはそれ。楽しく聞いてみてくださいね」
01:ホーボーズデキシーブルース/とみたいちろう
-MC-
02:あっちの空に飛んでいけ/とみたいちろう
-MC-
三回目の「TWINS」一曲目はいちろうさんのオリジナル未発表曲でライブで多く披露される「ホーボーズデキシーブルース」。
ベース演奏だけのシンプルで牧歌的なカラオケの中、前奏や間奏でカズーを自由に奏でながらのんびりと歌われた後は、
アルバム「TAKE1」制作の思い出を話され、続いてはアルバム「TAKE1」より19、20歳頃に作られたという「あっちの空に飛んでいけ」。
低音でのびやかな歌声を披露されながら、随所で肩をすぼめてブルースハープを奏でるお姿がとても魅力的でした。
・いちろうさん「19、20歳で作ったもんですからねぇ。変なブルースだなぁ。
でも、ちょっとひがみ根性が入っていて、今聞くといいブルースにも感じますね。
さぁ、次は一部最後の曲ですね」
観客「えぇええええぇええええぇええ」
いちろうさん「んなわきゃあないじゃないですかあーた」
観客笑。
・いちろうさん「次は『ハイエナデキシーブルース』って曲を歌いたいんですけど、ハイエナはどんな鳴き声だと思います?
『パオパオー』って鳴くんですって。皆さん、私が歌ってる時、ハイエナになりきって『パオパオ』鳴いてください。
歌ってる途中でも構いませんからパオパオ鳴いていただいて構いませんからね。そういうライブにしましょう」
観客笑。
03:ハイエナデキシーブルース/とみたいちろう
-MC-
04:BYE-BYE-BLUE (バイ・バイ・ブルー)/とみたいちろう
-MC-
パオパオの遠吠えも軽快にはじまったシングル「ハイエナデキシーブルース」より表題曲。
いちろうさんは観客の手拍子を受けながら楽しそうに歌われ、随所で観客に遠吠えを促されていました。
観客の遠吠えを受けて笑顔で「クセになりそう。もっとやってもいいよ。毎回やりたいなぁ」とお話しされ、
2ndアルバム「STEP TO MY WAY」より、アルバムに先駆けて1975年にシングルも発表されている「BYE-BYE-BLUE」。
音楽活動が思うようにいかなかった時に作られたという本曲は、故郷に戻って明るく再起を目指す内容の軽快さと、
最後に転調する箇所ではいちろうさんの伸びやかな高音域の歌声のダイナミックさがたまらなく素敵でした。
・「BYE-BYE-BLUE (バイ・バイ・ブルー)」は故郷に戻る曲ながら、いちろうさんご本人は戻らずに音楽活動を継続。
・当時所属していたエレックレコードの先輩である泉谷しげるさんにはとてもお世話になる。
・エレックレコードが倒産し、ヤギさんらと"とみたいちろうと Big Beat"を結成する事に。
05:町はずれの公園/とみたいちろう
-MC-
06:かげろうの恋/とみたいちろう
-MC-
続いてはアルバム「TAKE1」より、19歳の頃に作られたという素朴さが魅力の「町はずれの公園」。
歌い出しは椅子に座られ、遠くを見るような優しげな表情でさびそうに歌われていたのが印象的でした。
「今こんな曲は書けませんね。年相応というか。まだキレイでしたねぇ」と照れ隠しをされつつお話しされた後は
シングル「BYE-BYE-BLUE (バイ・バイ・ブルー)」のカップリングである「かげろうの恋」。
いちろうさんはゆったりとしたワルツをステップを交えながら豊かな包容力で穏やかに歌われていました。
・いちろうさん「自分が作る曲は誰かを主人公にしたり、架空の物語を考えたり、願いを込めて書くんですよ。
だいぶMoJoと違うんで驚いている方もいらっしゃると思うんですよ。『爆発ぅ!』とかしないですからね」
観客笑。
・続いては作家・富田伊知郎さんとして手がけられた楽曲群へ。
・お話をされながらご自身が手がけられたのCMソングの越後製菓株式会社「越後さんの餅つき」や
ヤマダ電気の「ヤマダ電機の唄(YAMADA SONG)」などを一節だけご披露されていました。
・いちろうさん「いろいろ作りましたけど、たいらいさおさんのお兄さんが歌ってくださった曲がありまして。
プリンスホテルかどこかで何百人も招待して大々的に発表したんですけど、
CMが放送した翌週に打ち切りになってしまいました。『よせて あげて』」
06.5:よせて あげて (途中まで)/とみたいちろう
-MC-
07:よせて あげて/とみたいちろう
-MC-
08:旅がらすワン太郎/とみたいちろう
たいらさんのお兄さんである平浩二さんが歌われたワコール「グッドアップブラ」のCMソング。
途中まで歌われたものの、カラオケが聞き取り辛かったらしく、いちろうさんの自己申告で仕切り直し。
しなやかな身振りと色気を感じる歌いぶりで客席にマイクを向け「スッキリ」を歌うように促がしていらっしゃいました。
第一部の最後はEテレ教育番組「いないいないばあっ!」より、ワンワン扮するワン太郎の股旅ソング「旅がらすワン太郎」。
短い曲ながら可愛らしくも旅情を誘う、とても味わい深い曲で、いちろうさんもとてものびのびと歌われていました。
~休憩~
-MC-
・第一部のいちろうさんコーナーが終わり、後半へ向けて約20分の休憩時間。
・ステージ上には譜面台が用意され、いちろうさんは椅子に座り、アコギを携えて調弦中。
・打ち合わせする中、いちろうさんとヤギさんがこの後に歌われる曲名を明かしてしまい観客の笑いを誘う場面も。
・準備が整った所で会場の照明がゆっくりと暗くなって第二部がスタート。
・この夏に開催されるアニソンフェス「ANIME JAPAN FES 2026“夏の陣”」の「スーパーヒーロー魂2026 “夏の陣”」と
秋に開催されるライブ「スーパー戦隊魂 XX 2026 ~FOREVER~」「“東京DAY2”」にご出演。
・いちろうさん「第二部はですね、まずはMoJoの歌をいちろうクンの解釈でやってみたいと思います。
ちょっとスクランブルな感じになってますけどよろしくお願いします」
09:宇宙の男ライガー/とみたいちろう
-MC-
10:俺とお前と大五郎/とみたいちろう
-MC-
いちろうさんがアコギ一本で歌われたのはアニメ「宇宙魔神ダイケンゴー」よりエンディングを独自の解釈で。
カントリー風の乾いたアレンジの中でいちろうさんがワイルドかつ雄大に歌われる様子はとても心地よく。
続いては前途の打ち合わせ時に明かしてしまったCMソングの代表曲の一つ、焼酎「大五郎」CMソングをアコギ一本で。
いちろうさんは「昔の友は今も友」を中心に観客も一緒に歌う様子を見渡しながらしみじみとした表情で歌われていました。
・フォークデュオ、竜とかおるの一員でもある音楽家佐藤龍一さんとのお話。
いちろうさんと龍さんは高校時代からの幼馴染であり、2007年ごろからは一緒にライブを行われたり
ユニットS.S.D.B(SUPER SOUL DINAMAN BROTHERS改めSUPER SOUL BROTHERS)を組まれたりされていました。
・いちろうさん「次は龍と一緒に作った世には出ていない曲で、さっきは19歳とかに作った曲でしたが
この曲は年を重ねてから若い頃を振り返って作った『Shadow Boxer』という歌です」
11:Shadow Boxer/とみたいちろう
-MC-
龍さんとのユニットS.S.D.Bのオリジナル曲「Shadow Boxer」をカラオケとアコギ演奏で。
いちろうさんはどこかさびしさと感慨にふける内容の楽曲をじっくりと力強く伸びやかに歌われていました。
・ここでヤギさんがステージに登場され、ベースをご準備。
・続いての曲はお二人の演奏とカラオケでご披露。
いちろうさん「ヤギ先生、カラオケのスタートはオレが押しに行く?」
ヤギさん「オレが走って押しに行きますよ」
いちろうさん「間に合わなかたらどうします?」
ヤギさん「その時はベースも演奏してください」
観客笑。
いちろうさん「じゃあヤギさんの走りにご注目ください」
11.5:レゲエダイナマン-科学戦隊ダイナマン- (途中まで)/とみたいちろう 八木徹
-MC-
12:レゲエダイナマン-科学戦隊ダイナマン-/とみたいちろう 八木徹
-MC-
いちろうさんの解釈とアレンジによるMoJoさんの楽曲続いては
スーパー戦隊シリーズより特撮「科学戦隊ダイナマン」のオープニングをレゲエ調のアレンジで。
遅めのテンポのアレンジといちろうさんのレゲエ的歌唱で見事に原曲とは違った世界観で、聞き応え抜群。
二番になった所でヤギさんが譜面を見失って間違えてしまい、最初から仕切り直しされていましたが、
いちろうさんがアニメ「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけを思わせる歌唱も織り交ぜるなど、
多彩さから生まれる自由な発想の歌唱を繰り広げられ、観客を楽しませていらっしゃいました。
・いちろうさん「ヤギ先生、レゲエもいいじゃありませんか」
ヤギさん「間違えなければね」
いちろうさん「いいんですよ間違えたって。それがライブってもんですから」
・いちろうさん「ギター弾いてるとそれぞれに自分の中でEメジャーを押さえた時につい思い出す曲ってあるんですよ。
かまやつひろしさんの『どうにかなるさ』とか町田義人さんがいたズー・ニー・ヴーの『白い珊瑚礁』とか
岡林信康さんの『私たちの望むものは』とかね。Eマイナーだとヤギさんはどんな曲を思い出しますか?」
ヤギさん「『エンドレスウェイ』とかですかねぇ」
観客「おぉぉぉおおお」
いちろうさん「おぉ? もっと大きい声で言ってくださいよ。Eマイナーだとどんな曲を思い出しますか」
ヤギさん「『エンドレスウェイ』とかですかねぇ?」
いちろうさん「あぁ『エンドレスウェイ』ね! 誰が作った曲だったっけ?」
ヤギさん「とみ・たいちろう先生ですかねぇ?」
いちろうさん「ぁあ! たいちろうくんかぁー」
観客笑。
13:エンドレスウェイ/とみたいちろう 八木徹
-MC-
いちろうさんの解釈とアレンジによるMoJoさんの楽曲シリーズの最後はお二人の演奏のみで
特撮「科学戦隊ダイナマン」より富田伊知郎さんが作曲された「エンドレスウェイ」。
原曲を基調にしたアレンジと観客のコーラスが合わさり、えも言われぬ一体感が生まれ、
最後はいちろうさんとヤギさんが顔を見合わせて笑顔で曲を締めくくられていました。
富田伊知郎さん作曲のMoJoさんの歌をとみたいちろうさんが歌うというなんとも奥深い一幕でした。
・ヤギさんが拍手で見送られ、いちろうさんはお一人になりアコギを下され椅子から立たれました。
・MoJoさん「次の曲はMoJoになって歌いたいと思うんですけど、……大野雄二先生が亡くなられましたね」
・作曲家の大野雄二先生は映画「犬神家の一族」やNHK「小さな旅」、アニメ「ルパン三世(新)」以降シリーズで知られ、
ジャズを基調とした都会的な楽曲を手掛けられましたが、この年の5月に老衰の為にご逝去されました。
・いちろうさんとしては大野雄二先生が作られたCMの楽曲を多く歌われ、
MoJoさんとしては大野雄二先生が手がけられた唯一の特撮ヒーロー作品「星雲仮面マシンマン」を歌われており、
これまでのライブでも大野雄二先生とのお話を度々されていて、先生にとても可愛がってもらっていた事が伺えました。
・MoJoさん「残念でなりませんね。思い出は尽きないですよ。なのでここからは先生の曲を歌いたいと思います」
14:星雲仮面マシンマン 2015ver./MoJo
-MC-
特撮「星雲仮面マシンマン」オープニングをアルバム「星雲仮面マシンマン SONG & MUSIC COLLECTION」収録の新録版カラオケで。
MoJoさんは頼もしさとスタイリッシュさあふれる本曲を、ステージ上を縦横無尽に動き回りながら歌われ、
後奏では大野雄二先生が作られた音色に合わせてスキャットをされるのですが、
今回は客席にマイクを向けて一緒にスキャットされていました。
・「星雲仮面マシンマン」のレコーディングでの大野雄二先生との思い出話。
・歌手としてCM音楽の世界に入ったいちろうさん。曲を歌う側に加え、曲を書く側も志すように。
・いちろうさんをCM音楽の世界へ見出した桜井順先生と、育てた大野雄二先生のスコアを読み込んで勉強する日々。
・いちろうさん「先生達のスコアはやっぱりすごくて、"プロとして音楽でメシを食う"っていうのは
"名前でメシを食う"のとは違うんですよね。技術がなければ相手にされないわけですから」
・大野雄二先生にCMソングを書きたいと話したら「10年早いよ」と言われる。
いちろうさん「でもその一言に励まされました。先生は優しかったですからね」
・さびしがりやの大野雄二先生と呑みに行く。
・愛おしそうにピアノを弾く大野雄二先生からの急な「おいMoJo、ブルース歌えっ!」
・いちろうさん「(小林)亜星さんも、桜井先生も、大野雄二先生も、オレ達の仲間だとアニキ(水木一郎さん)、
みんなあっちにいっちゃったからなぁ。元気でやらないと怒られちゃうよなぁ」
15:風よロマンに針路を向けて/富田伊知郎
-MC-
16:ライバル/富田伊知郎
-MC-
大野雄二先生の楽曲。続いてはサッポロビール「びん生」のCMソング「風よロマンに針路を向けて」。
富田さんとして歌われた本曲は、ピアノ演奏のみのシンプルなカラオケなので、歌声がより際立ちます。
本曲が歌われる際、サビは観客も大合唱するのですが、今回は観客の多くが歌わず、じっと静聴していました。
続いては「風よロマンに針路を向けて」のカップリングで富田さんが作曲され大野雄二先生がアレンジされた「ライバル」。
本曲はアコギや自作のカラオケで歌われていましたが、前回「TWINS」よりAIステム分離ツールにより
オリジナル音源のカラオケ化に成功した事で、躍動感あふれる大野雄二先生のアレンジを真っ直ぐに歌われていました。
富田さんと大野雄二先生の共作で第二部が締めくくられたのは、なんとも感慨深かったです。
いちろうさん「これにて第二部終了です。大野さんありがとう!」
~休憩~
-MC-
・最終コーナーの第三部へ向けてここで約20分の休憩時間。
・MoJoさんは衣装を変えられてLANTERNの店長である竹内光男さんと打ち合わせをされていました。
・準備が整った所で会場の照明がゆっくりと暗くなって第三部がスタート。
・MoJoさん「三部からはMoJoソングを歌っていきたいと思いますが、
引き続き大野雄二先生が作られた『マシンマン』の曲から『ぼくらのマシンマン』!」
17:ぼくらのマシンマン/MoJo
-MC-
18:OH! チャイルド/MoJo
-MC-
第三部は特撮「星雲仮面マシンマン」より「ぼくらのマシンマン」と「OH! チャイルド」を連続で。
MoJoさんは穏やかな曲調が魅力の「ぼくらのマシンマン」では身振り手振りを交えて優しく歌われ、
雄大な「OH! チャイルド」では観客のスキャットを浴びながらとても嬉しそうに歌われていましたが、
後半から曲中に「ハイエナデキシーブルース」の「パオパオ」を盛り込み観客の笑いを誘っていました。
・MoJoさん「今日はちょっとMoJo少なめですね。選曲がなかなか難しくてですね。
でも『TWINS』ですから。こんな日があってもいいんじゃないでしょうか」
観客拍手。
19:Crystal Knights NECRIME/MoJo
-MC-
20:Maybe/MoJo
-MC-
21:彷徨人/MoJo
-MC-
22:漂流する街/MoJo
-MC-
続いてはアニメ「未来警察ウラシマン」より犯罪組織ネクライムとアドルフ・フォン・ルードヴィッヒのテーマ。
MoJoさんがミステリアスな歌声を披露される中、一番の最後には圧巻のロングトーンをご披露。
観客からの拍手を受けると「次はみんなの番だ」と最後のサビで観客にロングトーンをより伸ばすように指示していました。
「完敗です。次も伸ばしましょう」と観客の笑いを誘った後は、同じくアニメ「未来警察ウラシマン」より「Maybe」。
MoJoさんのやわらかく瑞々しい歌いぶりを受け、観客はじっくりと聞き入ったりコーラス行っていました。
最近は深呼吸を意識して行うというお話から、なかなか抜け出せない笑いを経て漫画「南京路に花吹雪」イメージソングの「彷徨人」。
さびしさと優しさを感じるMoJoさんの歌声に聞き入った後は、同じく漫画「南京路に花吹雪」から「漂流する街」へ。
作品の舞台である1930年代の上海を退廃的に歌った本曲を、シリアスに物悲しく歌われるMoJoさんの奥深さを体感しました。
・MoJoさん「『漂流する街』は歌詞がなかなか難しくて色々な解釈ができる曲ですね」
・この年の一月に行われたライブ「MoJo×2 新年会 ジュークボックス MoJo」の思い出。
おそらくMoJoさんにとって初となる全編その場でリクエストを受けて歌詞をほぼ見ずに歌う形式でのライブ。
とても刺激的だったとの事で、またいつかやりたいとお話しされていました。
23:究極 サムライハオー 降臨!/MoJo
-MC-
続いては特撮「侍戦隊シンケンジャー」より侍合体モウギュウダイオーと全侍合体サムライハオーのテーマ。
バラードとは好対照に重々しくキリリとした序盤と、サビでの荒ぶる激しいMoJoさんの歌いぶりが魅力的でした。
・MoJoさん「今日は暑い中、ありがとうございました。19歳の頃から現在に至るまでの
とみたいちろうとMoJoの『TWINS』楽しんでいただけましたでしょうか?」
観客拍手。
24:バトルフィーバーJ -オルタネートバージョン- (1C)
~大戦隊ゴーグルV -オルタネートバージョン- (1C)
~科学戦隊ダイナマン (1.5C)/MoJo
三回目の「TWINS」ラストは特撮「バトルフィーバーJ」、特撮「大戦隊ゴーグルV」、特撮「科学戦隊ダイナマン」と
MoJoさんの代表曲であるスーパー戦隊シリーズのオープニングをメドレーでご披露。
「バトルフィーバーJ」の「ミスアメリカ」では女性の観客に直にマイクを向けて「Yeah!」を任せたり、
「大戦隊ゴーグルV」では客席間近まで近づいて歌われながら観客の大合唱を浴びるようになさったり、
「科学戦隊ダイナマン」の間奏ではLANTERNのスタッフさん達をお一人づつ紹介されていました。
・MoJoさん「どうもありがとうございました! おっしっまいっでっす!」
-アンコール-
-MC-
観客が拍手を贈る中、MoJoさんは各テーブルに向かって頭を下げられていましたが、
拍子がアンコールを現す手拍子に変わり、観客からアンコールが起こりました。
・「アンコール」を「深呼吸」に変えながらMoJoさんがご登場。
・MoJoさん「アンコール何やろうか考えてるんですよ。さっき間違えちゃった曲にしようかなぁ。
……でもやっぱり皆さんはアレをやらないと許してくれなさそうですね」
観客拍手。
25:炎神合体エンジンオーG6/MoJo
三回目の「TWINS」アンコールは特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より炎神合体エンジンオーG6のテーマ。
ステージ狭しと動き周られ、観客の合いの手やコーラスを受けながら激しく歌われるMoJoさんのタフさは圧巻。
間奏ではマイクをステージ置き前のめりになる中、観客の声を受けて力を漲らせるパフォーマンスを披露されました。
・MoJoさん「皆さん今日はありがとうございました! また元気にお会いしましょう! おーしまいっ!」
観客から万雷の拍手が贈られる中、MoJoさんは各テーブルに向かって礼をされた後、全体にご挨拶をされ
会場の照明が明るくなる中、いちろうさんとMoJoさんによるツーマンライブ「~TWINS~」は終演となりました。
「~TWINS~」はMoJoさんとしての楽曲が楽しめるのはもちろん、富田伊知郎さんが手がけられた楽曲群の多彩さと、
それぞれの楽曲で違った表情をされるとみたいちろうさんの歌手としての多才さ奥深さを再確認できるのが魅力。
今回はこれまでライブでそれぞれ聞けていたウエスタン調の「宇宙の男ライガー」や「レゲエダイナマン」など
いちろうさんの解釈でアレンジされたMoJoさんの楽曲をまとめて聞く事ができたのはなんとも新鮮な心地。
更に大野雄二先生への追悼としていちろうさん(富田さん)、MoJoさんそれぞれで歌われた楽曲を一緒に聞く事が出来た事も含め、
MoJoさん、いちろうさん、富田さんそれぞれのキャリアが混ざり合って一つになるという独特の存在感のライブでした。
補足
・諸々の準備が整い開演直前。MoJoさんは椅子に座られたまま、客席最前列付近の不特定多数の観客へ向けて
当日は7月11日という事でコンビニエンスストアのセブンイレブンでよく買う商品などを語りかけており、
途中でスタッフさんや観客達の視線に気づいて「あれ?」と首を上げて観客の穏やかな笑いを作られていました。
・57センチ時代。
・アルバム「TAKE1」は未来を感じさせるレコード。
・「TAKE1」は作編曲家の前田憲男さんが編曲を担当。
いちろうさん「前田先生は両手にペンを持ちスコアを書いていたという伝説を持つ方で、アレンジは日本一だと思いますよ」
・アルバム「STEP TO MY WAY」は演奏を伝説的ロックバンドであるスモーキー・メディスンが担当。
バンドのメンバーであり現在は日本を代表するギタリストであるCharさんも当時は高校生。
レコーディングには原付バイクに乗ってギターを背負って参加されたとか。
・「BYE-BYE-BLUE (バイ・バイ・ブルー)」は当初フルオーケストラ編成のアレンジで録音したものの、
いちろうさんのロックっぽくしたいという意向で現在のアレンジになったそうです。
・今回歌われた「旅がらすワン太郎」のカラオケは番組に提出されたデモ音源を使用されているとか。
・「レゲエダイナマン」は2009年のライブ「故郷にふろしきを飾るぞ」で初披露され、
LANTERNではおそらく2015年の「カバー カーニバル イン サマー Take1」で歌われて以来のご披露でした。
・いっさい音に無駄がない桜井順先生のスコア。
・「樟脳(しょうのう)に殺される虫の声で歌いなさい」というディレクション。
・スタジオにバケツと水が置いてあり、うがいをしながら歌う。
・ドッグフードのCMを犬の声で歌う。
・赤巻紙青巻紙黄巻紙を早口で歌う。
・麻布十番にホウキを買いに行く。
・MoJoさん「これで『マシンマン』はMoJoだけになっちゃったなぁ」
・「バトルフィーバーJ」で一瞬だけさかなクンさんになる。