2025.12.5
「スーパー戦隊魂 XIX 2025"大阪"」追加
スーパー戦隊魂 XIX 2025"大阪"
25.11.30 なんばHatch
出演/ささきいさお 堀江美都子 MoJo 宮内タカユキ 嶋大輔 鈴木けんじ 速水けんたろう
高取ヒデアキ 鎌田章吾 大西洋平 Wienners(玉屋2060% ∴560∵) (主題歌発表順)
司会/ショッカーO野
コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) 貴日ワタリ
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba&Key.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし) G.玉屋2060% Ba.∴560∵
スーパー戦隊シリーズ。
1975年の特撮「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まった本シリーズは、様々な個性を持つ色鮮やかな戦士達が
地球の平和を守る為に力を合わせて巨大な敵に立ち向かう姿を描いた群像劇であり、
シリーズが続く中で巨大ロボットや追加戦士などの新しい要素が加わりながら時代を反映した作品作りがされており、
現在では日本の特撮ヒーロー作品を代表するシリーズとしてウルトラマンや仮面ライダー等と共に
国内はもちろん、海外でも幅広い年代の人々に愛され続けています。
そんなスーパー戦隊シリーズは2025年で誕生から50周年を迎えました。
そんな50年続くスーパー戦隊シリーズの歴史を彩ってきた楽曲を楽しむ事が出来るのが
株式会社バースデーソングさんが制作するライブシリーズ「スーパー戦隊"魂"(スピリッツ)」、通称"SSS"です。
ロボット作品に特化した「スーパーロボット魂」、特撮ヒーローに特化した「スーパーヒーロー魂」、
女性歌手のみで構成される「アニソン女子部」オールジャンルの「スーパーアニソン魂」といった「魂ライブ」の派生として
2004年に旗揚げされた本ライブは、座長であるささきいさおさんと堀江美都子さんを筆頭に、
これまでスーパー戦隊シリーズの楽曲を歌唱された数多くの歌手の方々が一堂に介し、
オープニングとエンディングはもちろん、ロボットやアクションのテーマなどの挿入歌も多く歌われ、
一公演で曲数30曲以上、時間にして三時間を越えるという大ボリュームで味わう事が出来ます。
初期の頃は隔年での開催でしたが、近年は毎年開催されており、更に東京公演は二日間、大阪公演は一日開催。
東京公演二日間の出演者や内容は年毎に異なり、年代別に「21世紀編」、「20世紀編」と分かれる時もあれば、
年代別をベースにしつつ、特段区分されずに出演陣も内容も混交で開催される時もあります。
2025年は年代別などの区分は特段されず、混交形式での開催となりました。
本項は二年ぶりの開催となった大阪公演「スーパー戦隊魂 XIX 2025"大阪"」のレポートです。
大阪公演は座長であるささきいさおさんと堀江美都子さんを中心に
シリーズの基盤となる昭和の作品群を支えるMoJoさん、宮内タカユキさん、嶋大輔さん、
多彩な広がりを見せた平成と令和の作品を彩った鈴木けんじさん、速水けんたろうさん、高取ヒデアキさん、鎌田章吾さん、大西洋平さん、
シリーズ最新作「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」からWiennersの玉屋2060%さん、∴560∵さんがご出演。
東京公演二日間が凝縮された内容が期待されました。
そして当初は「"東京DAY2"」にはバンドMAKE-UPのボーカルとしてアニメ「聖闘士星矢」の初代主題歌を歌われたり
スーパー戦隊シリーズでは特撮「轟轟戦隊ボウケンジャー」、特撮「天装戦隊ゴジュウジャー」の主題歌をはじめ
多くの楽曲を歌われたほか、クリエイターとして楽曲制作にも関わられていたNoBさん(山田信夫さん)もご出演の予定でしたが、
ライブ開催発表から数日後の8月9日に長年闘病されていた腎臓がんの為にご逝去。ご出演が叶わなくなりました。
さらにその2025年10月末、一部報道で「スーパー戦隊シリーズがテレビ朝日での放送を終了する」というニュースが出ました。
スーパー戦隊シリーズを放送しているテレビ朝日や制作している東映からの発表では無い為、真偽不明の状況でしたが、
一時期はネットニュースはその話題で持ちきりになり、ファンだけはなくシリーズに出演した俳優さんや
スタッフなどの各方面の関係者を巻き込み、大きな驚きと動揺の声で溢れていました。
その後も東映やテレビ朝日から公式な発表は無く、真偽は不明のままでしたが、
一部報道から約一か月経過した11月末、「スーパー戦隊シリーズ」の放送枠で新たな特撮シリーズ「PROJECT R.E.D.」が始動し
第一弾として2026年から「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」の放送が発表。このライブ当日には特報映像が公開されました。
「PROJECT R.E.D.」の発表から数日後、テレビ朝日の定例記者会見にて「スーパー戦隊シリーズ」の放送終了が公式に発表。
ただ、終了とはいうものの、再開する可能性も示唆されており、"一区切り"という意味合いも込められている様でした。
この年は「スーパー戦隊シリーズ」50周年の記念の年でありながらシリーズの放送終了という年になってしまいました。
そんな状況を背景に今回の大阪公演が開催されました。
会場は長年大阪公演で主な会場になっている大阪府難波にあるライブハウスなんばHatch。
本会場に入場すると、ステージ後方に設けられたコーラス、演奏陣のブースがそれぞれ設置。
向かって左側のベースブースのすぐ後ろにコーラスブースが設けられていました。
中央にはカラフルなオーロラをバックに
「SSS 2025 SUPER SENTAI SPIRITS XIX TOKYO×OSAKA」」の文字が書かれた旗が掲げられていました。
大阪公演はZ旗ホーン隊の皆さんは出演されず、男性コーラスもスペースカインズのリーダー貴日さんのみがご出演。
開演までの間には上演上の諸注意がアナウンスされていました。
開演5分前になると間もなく開演である旨もアナウンスされていました。
-MC-
開演時間を少し過ぎた頃、司会のショッカーO野さんがご登場。
観客から拍手が贈られる中、客席の照明がゆっくりと暗くなっていきました、
・ショッカーさん「お待たせ致しました。皆さん、こんばんはぁあ!」
観客「こんばんわぁああああああああざああ」
ショッカーさん「元ー気ですかぁっ!?」
観客「ぉぉおっぉおぉおおおおおぉおおお」
ショッカーさん「魂は燃えているかっ!?」
観客「ぉぉぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおぃ」
ショッカーさん「2年ぶりの大阪だぁああ!」
観客「おおおおおぉぉぉぉおおおおおおおおお」
ショッカーさん「今日もとことん盛り上がるぜぇえぃ!」
観客「おおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおおおおお」
ショッカーさん「スゥーパァー戦隊ィッッ!!!?」
観客「スピリィいいィィィイイぃぃイッッ!!!」
ショッカーさん「会いたかったよぉお‼︎」
観客拍手。
・この年はスーパー戦隊シリーズ誕生50周年のアニバーサリー。
・「秘密戦隊ゴレンジャー」が始まってから50年、「電撃戦隊チェンジマン」から40年、「超力戦隊オーレンジャー」から30年、
「魔法戦隊マジレンジャー」から20年、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」から10年。
なのでショッカーさんの最初のアロハシャツは「ニンニンジャー」。
・そんなショッカーさんは「電子戦隊デンジマン」と同じ45周年。
・ショッカーさん「辛い時、悲しい時、いつも寄り添ってくれたスーパー戦隊ソングの数々に今夜は酔いしれていってください‼︎」
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおお」
ショッカーさん「それでは皆さん心の準備はいいですかぁあああ!!?」
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「準備はいいかああああぁぁあああぁああああああ!!?」
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおおおおおおおおおおお」
ショッカーさん「スーパァー戦隊ぃィ?」
観客「スピリィイイイイイイイイィイイイツ!!」
ショッカーさん「はじまりますっ!!」
00:特攻大作戦 ᐸII M-6>/SE
01:進め! ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子
-MC-
「秘密戦隊ゴレンジャー」より「特攻大作戦 ᐸII M-6>」が流れた後に爆音とエンジン音が鳴り響くと、
「秘密戦隊ゴレンジャー」よりオープニングのイントロと共にいさおさんと堀江さんがご登場。
スーパー戦隊シリーズの始まりを告げた勇ましいいさおさんと凛々しい堀江さんの歌声が
色褪せずに50年後のライブのスタートを飾りました。
・歌い終えられたお二人にショッカーさんが合流。
・ショッカーさん「戦隊50周年のこの年にお二人が元気に揃われています!!」
いさおさんはこの年の1月に間質性肺炎急性増悪を発症されて緊急入院。
集中治療室に入るほどの重篤状態から奇跡的に回復され、この年の7月にはご自身の65周年記念公演を開催され無事に成功されました。
・観客からの「かわいいー!」の声に「困っちゃうなぁ……」と堀江さん。
・退院以来、人に生かされていると感じて感謝の日々のいさおさん。
いさおさん「この前65周年のライブをやって、このまま70周年も……とか言ってるとパッといなくなっちゃうかもしれないですけど」
ショッカーさん「これだけの皆さんが慕っていますんで、そう簡単にはいかせませんよ!」
観客拍手。
02:ジャッカー電撃隊/ささきいさお
03:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ
-MC-
04:魔進戦隊キラメイジャー/大西洋平
05:科学戦隊ダイナマン/MoJo
-MC-
06:VAMOLA! キョウリュウジャー/鎌田章吾 ナレーション:ショッカーO野
-MC-
オープニングコーナー1曲目はスーパー戦隊シリーズのオープニングの中でも出色のシリアスさの「ジャッカー電撃隊」オープニングから。
いさおさんがクールに歌われると、「忍風戦隊ハリケンジャー」よりオープニングへ。高取さんは明朗に歌われると、
観客と「どっから来たんだい⁉︎」「家ぇぇえぇい」のコール&レスポンスを交わされて盛り上げられました。
続いて「魔進戦隊キラメイジャー」よりオープニングで登場した大西さんが衣装を翻しながら快活に歌われました。
そしてここで「科学戦隊ダイナマン」よりオープニングでMoJoさんがご登場。
ショッカーさんの名乗りと共に観客の盛り上がりに更に勢いをつけられました。
ショッカーさんのナレーションから”カマショー“こと鎌田章吾さんが登場され「獣電戦隊キョウリュウジャー」よりオープニング。
当時と同じ衣装を纏いながら、当時よりも格段に精悍になったパフォーマンスを見せられました。
・鎌田さんが大阪公演に参加されるのは「キョウリュウジャー」放送当時以来12年ぶり。
鎌田さん「また大阪に来れてみなさんのブレイブを感じられて嬉しいです。ありがとうございます!」
・ここで鎌田さんに呼び込まれ、鎌田さんと同じく「キョウリュウジャー」当時に着られていた衣装で高取さんがご登場。
・12年前と比べると大人になった鎌田さんの姿に感慨深い高取さん。鎌田さんとレコーディングスタジオで初対面した時の挨拶を再現。
高取さん「(ポケットに手をつっこんで)あぁ……どうも……鎌田章吾です……」
観客笑。
鎌田さん「絶対そんなじゃなかったですよ!」
高取さん「ごめん、今のは大分盛った」
観客笑。
・お二人がそろったという事でお二人で歌われた曲を披露。
鎌田さん「東京とは違う歌です!」
観客「おぉぉおおおっ!?」
07:GABURINCHO OF MUSIC!/高取ヒデアキ 鎌田章吾
08:さぁ行け! ニンニンジャー!/大西洋平
-MC-
高取さん鎌田さんが歌われたのは映画「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー GABURINCHO OF MUSIC」のテーマ。
歌詞に合わせてキョウリュウジャーそれぞれのポーズを取られたりしながら、お二人はとても楽しそうに
歌って踊られました。続く「手裏剣戦隊ニンニンジャー」よりオープニングでは、
「ニンニンジャー」Tシャツを着られた大西さんが時に力強く時に色っぽく歌われました。
・ここで大西さんはハンドマイクを置いてヘッドセットマイクを装着。
大西さん「みなさん座って頂いて大丈夫です。すぐ立って欲しいですけど」
観客笑。
・大西さんは大阪公演への参加は三年ぶり。
・歌う時は観客の顔を見て、ひとりひとりに届くように歌う事を心掛けられている大西さん。
大西さん「ですがここで皆さんに謝らなければいけない事があります。次に歌う曲ですが、一言目が『集まれアニマル』」
観客笑。
大西さん「『ジュウオウジャー』の第一話で大和(ジュウオウイーグル)がこう言っています『人間だって動物だ』と。
ですので皆さん立って頂いて、アニマルになって頂いて、一緒に踊って頂けますか!」
観客「おぉぉおおぉぉぉ!」
大西さん「踊りがわからない方もマネして頂いて、全然違くても楽しければ大丈夫です。
踊れない方はその方の心が躍るように全力で踊ります!」
09:レッツ! ジュウオウダンス/大西洋平 ショッカーO野
10:動物戦隊ジュウオウジャー/高取ヒデアキ ナレーション:ショッカーO野
11:地球戦隊ファイブマン/鈴木けんじ
-MC-
「動物戦隊ジュウオウジャー」よりエンディング。イントロと共にステージ端に登場されたショッカーさんの加勢を受け、
大西さんは歌とダンスで魅せられました。同じく「動物戦隊ジュウオウジャー」よりオープニングでは高取さんが泰然自若とした歌いぶりで、
間奏の雄たけびは元よりも更に段階が上がっていました。そして鈴木けんじさんが「地球戦隊ファイブマン」オープニングでご登場。
滑らかさと力強さが合わさった歌声で観客を盛り上げられました。
・鈴木さんは大阪公演への参加は9年ぶり。
鈴木さん「9年ぶりの大阪の法事です」
観客笑。
鈴木さんは2019年のライブ「スーパー戦隊"魂"XIII 2019 東京 一日目」において
「遠くの親戚よりも観客の方が年に一回会うから自分にとってこのライブは法事」と位置づけられておりました。
・毎回日常に起こったエピソードをお話されるのが恒例となっている鈴木さん。
「立ち話もなんだからちょっと座ってもらって」と観客に着座を促してのお話は、東京では話さなかったムスコさんのデビューの話。
「あまりSNSとかに書かないで」との事なので詳しくは記しませんが、観客のみならずステージにいるみなさんも大沸きで、
特にコーラスの杉山さんとベースの吉岡さんがものすごくウケていました。会場限定のお楽しみでした。
・鈴木さん「ここから立て直すのも大変なんですよ?」
観客笑。
12:ファイブマン、愛のテーマ/鈴木けんじ
13:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/MoJo
-MC-
お話とのギャップに観客がどよめきながらも「地球戦隊ファイブマン」よりエンディング。
時折直前のお話を思い出しつつ、鈴木さんのやわらかな歌声を堪能しました。
雰囲気変わって「バトルフィーバーJ」よりオープニングの別バージョン。
MoJoさんは歌詞に合わせた振り付けをしながら客席を嬉しそうに見渡しながら歌われていました。
・元気なMoJoさんお一人でお話。
・今回の楽屋の面子がが10歳刻み。
MoJoさん「俺の10歳下が速水さん、そして10歳上が御大ですよ。すごいですよね。俺なんてまだまだ若輩者です」
・この年はスーパー戦隊シリーズをはじめ多くのアニメ特撮の楽曲を手がけられた渡辺宙明先生生誕100周年。
MoJoさん「今歌った『バトルフィーバーJ』も宙明先生で、次に歌うのも宙明先生が作られた大好きな曲です」
14:明日の戦士たち/MoJo
-MC-
「バトルフィーバーJ」より挿入歌。MoJoさんは観客に語りかけるように言葉をはっきりくっきりと歌われ、
サビでは歌詞にあるように観客に合唱を促されていました。
・MoJoさんが退場され、ショッカーさんがご登場。
・ショッカーさんが観客へ「スーパー戦隊魂」や「スーパーロボット魂」などの"魂ライブ"への参加回数を挙手でアンケートをしている間に、
スタッフさんがマイクスタンドや譜面台、アコースティックギターやキーボードをセッティング。
・準備が整うとショッカーさんに呼び込まれ、堀江さん、高取さん、大西さん、鎌田さんが黒を基調にした衣装でご登場。
・大西さんがアコギ、鎌田さんがキーボードを演奏する準備が整ったところで次の曲へ。
15: 轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB Memorial Band ナレーション:ショッカーO野
-MC-
NoBさんが歌われた「轟轟戦隊ボウケンジャー」よりオープニング。それぞれがソロで歌われたり、
主に堀江さんと大西さん、高取さんと鎌田さんがペアになられたりと、パート分けをしながら歌い繋がれました。
・堀江さん「なんか一見すると妙なメンバーですよね。特に私がいるのが」
高取さん「いやいやいや」
大西さん「妙なのは僕とカマショーです」
観客笑。
堀江さん「でもこうした形でみんなとNoBちゃんを偲べて嬉しいです」
・高取さん「楽屋にいると、いつもみたいにつまらなそうに座っているNoBさんがいる気がするんですよね」
観客笑。
高取さん「話しかけづらいというか話しかけていいのか迷うというか」
堀江さん「そう。NoBちゃんはいつもつまんなそうっていうか、話しかけて大丈夫なのかなって感じで」
鎌田さん「そう感じてたのって後輩の僕達だけじゃなかったんですね」
観客笑。
堀江さん「先輩の私もそうだったから」
大西さん「僕はそんな事無かったですけど」
観客笑。
高取さん「スゲェ」
堀江さん「結構切り込むタイプ?」
大西さん「切り込んでいくタイプですね」
観客笑。
高取さん「でも話すと倍返しぐらいに返してくれるやさしさがありましたね」
堀江さん「そうなのよね最初がねー」
・切り込んでいくタイプなので、神戸のイベントに向かう新幹線で隣の席になったNoBさんに、今は人生の何章目かを問う大西さん。
・愛媛のイベントに出演された際、空港でNoBさんとしっかりと話す機会があった鎌田さん。
鎌田さん「NoBさんって阪神タイガースのファンで、僕も阪神ファンなんですけど、
楽屋とかで話しかけづらかったのは多分阪神のプレイに怒っていたからじゃないかと……」
観客笑。
鎌田さん「今年は阪神が優勝したんでお話ししたかったです」
・水木一郎さん率いる「アニソン登山部」でNoBさんとご一緒した高取さん。
NoBさんの「つらい」「帰りたい」という声を聞きながらキツい山を登ったり、山小屋に泊まっていびきがうるさいと怒られたり。
・アニメ「聖闘士星矢」の最初のアルバム「聖闘士星矢ヒット曲集」のレコーディングでNoBさんがボーカルを務めたバンド
MAKE-UPのメンバーがいるスタジオに放り込まれた堀江さん。当時はまだ"ロックの人はコワい"というイメージが強かったとか。
堀江さん「だけどいざレコーディングで声を合わせて歌うと色々わかるんですよね。その時にデュエットっていいなぁって思いました。
でもまたデュエットできる曲が減ってしまって……それはやっぱりさびしいですね」
高取さん「そういう曲も僕らで歌い継いでいきたいですね」
16: 天装戦隊ゴセイジャー/NoB Memorial Band
-MC-
続いてNoBさんが歌われた「天装戦隊ゴセイジャー」よりオープニング。大西さんと鎌田さんが演奏同様にペアで歌われる箇所もありながら、
堀江さんと高取さんが二番終わりのロングトーンを披露され、最後はNoBさんと同じ振り付けで締め括られました。
2曲ともみなさんが涙を堪えながらも歌われる姿に観客はしっかりと聞き入っていました。
・堀江さん、高取さん、大西さん、鎌田さんを見送られながらショッカーさんが登場され、
今回のユニットを「NMB(NoB Memorial Band)」と紹介されました。
・一時期イベントで毎月のように大阪を訪れていたショッカーさん。
そんな中でNoBさんと一緒になる機会があり、大阪食い倒れツアーズを慣行。
ショッカーさん「楽しく色々なお店を回ったんですけど、ステージなると本当にカッコよくて。
オリジナルのマイクスタンドをぶんぶん振り回して。それでいてカッコいいだけじゃなくて
同性の自分から見ても色気があってセクシーなんですよね。S・O・N・Y……それはSNOYですね」
観客笑。
・この間にステージ上ではスタッフさんが日本のマイクスタンドやアンプなどを設置されていました。
・そしてショッカーさんが2026年に開催予定の「スーパーロボット魂2026 "春の陣"」のご案内。
ライブに初参加されるの紹介を中心に、大阪公演の開催もアナウンスされました。
・ここで再び観客へ挙手でアンケート。今回は年代。
10代、20代、30代、40代、そしてスーパー戦隊と同じく今年でちょうど50歳の方とアンケートを取られました。
ショッカーさん「50歳以上は聞きませーん」
観客笑。
・ショッカーさん「さぁ、先ほど初参加という話をしましたが、まさに今放映中の作品でございます」
観客「おぉぉぉぉぉおお!!」
ショッカーさん「新しい戦隊は色々と目が離せませんが、その活躍の時には必ずこの方たちの歌があります!
Wiennersのお二人です!!」
と、観客の拍手の中、Wiennersの玉屋さんと560さんが登場されて玉屋さんがギター、560さんがベースをセッティング。
お二人の準備が整った所でショッカーさんが曲紹介「『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』より『WINNER! ゴジュウジャー!』」
17:WINNER! ゴジュウジャー!/Wienners
-MC-
当日も新たな展開を見せた当時絶賛放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」よりオープニング。
玉屋さんはエネルギッシュに小気味良く歌い、560さんは観客にクラップを促すなどして観客を大いに沸かせていました。
・玉屋さん「Wiennersでぇぇす!ハンパないっすねマジで!」
・玉屋さん「さっきジャスト50の方いらっしゃいましたよね? どちらです?」
再び挙手する50歳の方々。
560さん「何人かいらっしゃる」
玉屋さん「おめでとうございます」
560さん「おめでとうございます」
・スーパー戦隊シリーズでバンドが主題歌を担当するのは初。
玉屋さん「言ってみればオレたちはぐれものみたいなもんですけど、仲間に入れてくれたみなさん、
ここに集まってくれたあなた、本当にありがとうございます!」
観客拍手。
・玉屋さん「なんか詳しい事はよくわかんないけど、がんばれゴジュウジャーって気持ちで」
観客「ぉおぉぉおおお!!」
玉屋さん「みなさんもそうでしょう? スーパーヒーローに魂揺さぶられてるんでしょう!?」
観客「おぉぉぉぉおおおお!!」
玉屋さん「その気持ちを返す番ですよみなさん!!」
観客「おぉぉぉぉおおおおぉぉおぉおお!!」
18:VIBES×VIBES/Wienners
-MC-
続いても同じく「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」より挿入歌。
間奏ではぐれものへエールを送りながらスピーディーに玉屋さんが歌われ、
演奏だけでなく合いの手や遠吠えを560さんが見事に決めながら駆け抜けるように披露されました。
・ショッカーさんが登場され、Wiennersのお二人とお話。
ショッカーさん「もうね、大好きっ!」
玉屋さん「ありがとうございます」
560さん「うれしー!!」
・それぞれ楽器を下ろされたWiennersのお二人をお一人ずつご紹介。
もっとお近づきになるために呼び名を決める事に。玉屋さんは”玉ちゃん”、560さんは"ごろりん"。
・この間にスタッフさんが各種機材を撤収されていました。
・Wiennersのお二人が拍手の中ご退場。
ショッカーさん「新しい方が参加されるのはやはり嬉しいですね。
これもスーパー戦隊が続いてきたからこそで、その歴史を作ったレジェンドと呼ばれる方々は、
もちろん近年も活躍されています。この方もそうです。「百獣戦隊ガオレンジャー」から、
堀江美都子さんで『White light~ガオホワイト 冴のテーマ~』」
19:White light~ガオホワイト 冴のテーマ~/堀江美都子
20:ミッドナイト デカレンジャー10 YEARS AFTER/ささきいさお
-MC-
「百獣戦隊ガオレンジャー」より挿入歌の"麗しの白虎"ガオホワイト/大河冴のテーマ。
品格の漂う堀江さんの歌いぶりに、東京公演では手拍子をする観客がほとんどでしたが、
今回は静かに聞き入っている観客が大半でした。続いていさおさんが登場され、
Vシネマ「特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER」よりエンディング。
途中歌う個所を見失われる場面もありましたが、いさおさんはクールに歌われました。
間奏のソロは東京公演では福島健一さんのサックスでしたが、
ホーン隊のいない今回は松原さんのキーボードがソロを担当されていました。
・いさおさん「間違えてもみなさんが歌ってくれるんで助かりました」
いさおさん「よく女房とこの年になるまで歌ってるとは思わなかったねって話すんだけど、
この感じだと10年はいけるかな? でも5年くらいかな?
多分その頃になっても元気なミッチと歌いましょう」
という事で堀江さんがご登場。
堀江さん「いさおさん凄いですよね。私は60周年までまだ3年もあるんですよ」
いさおさん「3年なんてあっという間だよ。楽屋でもそんな話ばっかりしてて。(客席の方を向き)みんなも年取ったよね」
観客笑。
21:全界合体! ジュラガオーン/ささきいさお 堀江美都子
-MC-
22:オーレ! オーレンジャー/速水けんたろう
-MC-
「機界戦隊ゼンカイジャー」よりいさおさんと堀江さんによる全界合体ジュラガオーンのテーマ。
いさおさんと堀江さんは声を重ねられながらハリのある歌声で力強く歌われました。
お二人が退場されるとショッカーさんが登場され、45年前に主題歌を歌われたお二人が同じシリーズで
新曲を歌われる事こそ50年続いてきたスーパー戦隊シリーズだからこそというお話をされ、
続いては速水さんのご登場で「超力戦隊オーレンジャー」よりオープニング。
キレのある動きと芯のある歌声で歌われ、「とびきり熱い 五人の仲間」の個所を「とびきり熱い 大阪のみんな」と
替歌されたり、最後の繰り返しの一部で観客にマイクを向けられて観客を沸かせていました。
・スーパー戦隊50周年、そして「オーレンジャー」30周年という事で、キラキラした衣装を重ね着してきた速水さん。
・学生時代に大阪に住まれていた事もある速水さんは大阪公演には6年ぶりのご出演。
・前日に埼玉でファミリーコンサートをされていた速水さん。
速水さん「昨日は小さいおともだちでしたが、今日は昨日とはまた違った感じで……」
観客笑。
速水さん「でもこの大阪の熱さ、最高です!」
23:虹色クリスタルスカイ/速水けんたろう
24:あしたに生きるぜ!/嶋大輔
-MC-
「超力戦隊オーレンジャー」挿入歌で最終回「愛の勇者たち」のエンディングにも流れた「虹色クリスタルスカイ」。
曲紹介で歓声が起こり、速水さんの誠実な歌声を受ける観客の盛り上がりぶりに人気が伺えました。
続いては嶋さんのご登場で「超獣戦隊ライブマン」よりエンディング。嶋さんは要所要所で客席にマイクを向けられ、
観客の反応を受けながら楽しそうに歌われていました。
・ショッカーさんが合流され嶋さんとお話。
.・嶋さんの大阪公演への参加は8年ぶりなので、ライブが30分押しいたとしもしゃべりたい。
嶋さん「どういう基準でキャスティングしてるか訊いたら『適当』って……」
観客笑。
嶋さん「だったらもっと呼んでくれてもいいじゃないですか!」
ショッカーさん「いやいや、嶋さんが忙しいからですよ」
・嶋さん「僕は戦隊から離れた時期があって。それから最初にこのライブに参加したら本当に物凄い事になったんですよ。
みなさんそれぞれ推しの戦隊、推しの主題歌、推しの歌手とかあると思うんですけど、
そういう人達が待っていてくれる、支えてくれているから今があるんだと思います。ありがとうございます」
・次の曲を歌うにあたって嶋さんから観客へお願いが二つ。
一つは曲中の爆発音に合わせて「どっかーん(※)」と両手を挙げて言って欲しい事と
二つ目はショッカーさんのナレーションの後に嶋さんが「超獣戦隊」というので、「ライブマン」のタイトルコールをして欲しい事。
ショッカーさん「大丈夫です。みなさんプロの観客なんで」
観客笑。
※「超獣戦隊ライブマン」をオリジナルのコロムビアとは別レーベルでカバーされているMoJoさんがソロライブで度々披露されていました。
2007年にMoJoさんが開催されたソロライブ「♪mojo×2 Xmas」において観客がMoJoさんの歌を歌うというシーンがあり、
「超獣戦隊ライブマン」を選曲したファンの有志達がサビの「超獣戦隊」と「ライブマン」の間に入る爆発音に着目。
爆発音のタイミングに合わせて両手を上げて「どっかーん」という合いの手で表現した所、観客は大盛り上がり。
MoJoさんも大変気にいられたご様子で、その後ご自身のソロライブで「ライブマン」を歌われる際には
観客がタイミングを合わせて「どっかーん」と合いの手を入れて盛り上がるというスタイルが局地的に浸透していきました。
2012年の「スーパー戦隊"魂"VI 2012」のアコギコーナーで「超獣戦隊ライブマン」が披露された際には
当時MoJoさんのライブで司会を担当されていたショッカーさんの扇動で「どっかーん」が採用され、こちらも盛り上がりました。
2017年の「スーパー戦隊"魂"XI 2017 大阪」において嶋さんから承諾を得られた事を受け、
オリジナルの嶋さんが歌われる際も観客が「どっかーん」の合いの手を入れる事が可能になりました。
25:超獣戦隊ライブマン/嶋大輔 ナレーション:ショッカーO野
26:超電子バイオマン/宮内タカユキ
-MC-
27:バイオミック・ソルジャー/宮内タカユキ
-MC-
ショッカーさんのナレーションと嶋さんと観客とのタイトルコールから「超獣戦隊ライブマン」よりオープニング。
嶋さんのハスキーな歌声の力強さはもちろん、「どっかーん」も華々しく盛り上がりました。
そして続いては宮内さんが登場され、「超電子バイオマン」よりオープニング。
気合の入った緊迫感のある歌声を披露された宮内さんは、歌い終わるとなんばHatchは久しぶりだと観客に
ご挨拶をされ、続いても「超電子バイオマン」よりエンディング。
オープニングと好対照に楽しく軽快な曲でありながらしっかりと使命感を帯びた声で歌われました。
・宮内さんを見送られながらショッカーさんご登場。
・観客とのコール&レスポンスで盛り上げられ、ライブを締めくくる最後のコーナーへ。
28: 花のモモレンジャー/堀江美都子
-MC-
クライマックスは「秘密戦隊ゴレンジャー」コーナー。まずはモモレンジャー/ペギー松山のテーマ。
堀江さんは凛とした佇まいで緊迫感と可憐さを併せ持った歌声を披露されました。
・堀江さんは観客をねぎらいつつ、観客とともに「大王コール」でいさおさんを呼び込まれ、いさおさんお気に入りの大谷翔平選手のお話へ。
・楽屋に入るなり速水さんと大谷選手の話になったいさおさん。
いさおさん「そしたら高取が来て、LAで見てきたって言うんだよ」
堀江さん「すごいですね」
いさおさん「ホームラン打つところ見てきたって自慢してきて。オレも来年は行けるかなぁ」
・舞台袖でスタッフさんに「巻きでお願いします」と言われたといういさおさん。
堀江さん「って言われてるのに大谷翔平の話をするんかい!」
観客笑。
いさおさん「でもここが最後の話すところだから。来年は生きてるかわからないからね」
堀江さん&観客「いやいやいや」
・「巻きで」と言われていながらも最近いさおさんが飼い始めた犬、しょうへいくんの話題に触れる堀江さん。
・大谷選手由来の名前だけに叱らなければいけない時にしょうへいくんを叱れないいさおさん。
いさおさん「なんか偉そうな感じがしちゃってね」
観客笑。
29:ゴレンジャーストーム/ささきいさお 堀江美都子
-MC-
30:見よ!! ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子
「秘密戦隊ゴレンジャー」より「ゴレンジャーストーム」。秘密戦隊の装備やマシン、必殺技を高らかに歌われるお二人に、
観客も「パヤパパ……」のスキャットで参加していました。「巻きで」と言われていながらもいさおさんが最前列の観客の持っていた
いさおさんの65周年ライブのグッズであるタオルに触れられたりされながら本編ラストは
「秘密戦隊ゴレンジャー」より二代目エンディングであり、劇場版「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」のオープニング。
いさおさんの勇ましいセリフにオリジナル版では参加されていない堀江さんがコーラスに加わり、
ショッカーさんが名乗り、照明も歌詞に合わせて5色に変わり、観客もコーラスをし、会場全体総動員の大納会で、
ラストのドラムのガンタさんによるドラムソロも圧巻でした。
-アンコール-
-MC-
いさおさんと堀江さんに続いて、演奏陣の皆さんとコーラスの皆さんが観客の拍手を受けて退場されていくと、
拍手が手拍子へと変わり、少しして客席からアンコールの声が起こりました。
・観客のアンコールの声に「それっ」と合の手を入れながら割と早いタイミングでショッカーさんがご登場。
・ショッカーさんの「スーパー戦隊ぃ!?」の声に観客が「スピリッッツ!!」と応えて出演者の皆さんが呼び込まれました。
・今回の出演者の皆さんが一列に並ばれ、ショッカーさんがバンドの皆さん、コーラスの皆さんをご紹介。
・ここで出演者の皆さんからひと言づつご挨拶。
・玉屋さん「みなさんヒーロー達に心撃たれて人生を生きてきたと思うんですけど、オレも同じなんスよ。
だから今回、みなさんと一緒の時間を過ごすことができて嬉しかったです」
・フェルナンデスと共にショッカーさんに楽屋に呼び出される鈴木さん。
・嶋さん「40分押しになりました」
観客笑。
・マイクを通さない生声で「ありがとうございました」と大西さん。
・それを受け、続く高取さんと速水さんも生声で、と見せかけてマイクを通してご挨拶。
・宮内さん「みんないい笑顔だったよ」
・MoJoさんも、そして堀江さんも生声と見せかけてマイクを通してご挨拶。
ショッカーさん「ねえさんまで!」
. いさおさん「もう、言う事ないよ」
観客笑。
・最後の一曲の間のみ観客の写真撮影OKに。
・その際には動画はNG、本格的なカメラはNGというお願いと
撮影した写真は「#スーパー戦隊魂2025」「#SSS2025」をつけての各種SNSへの拡散を推奨されていました。
31:秘密戦隊ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子 MoJo 宮内タカユキ 嶋大輔 鈴木けんじ 速水けんたろう
高取ヒデアキ 鎌田章吾 大西洋平 Wienners(玉屋2060% ∴560∵) ショッカーO野
スーパー戦隊シリーズ50周年の「スーパー戦隊魂 XIX 2025」でラストを飾るのは「秘密戦隊ゴレンジャー」よりエンディング。
雄々しく歌われるいさおさんを中心に出演者の皆さん思い思いに合いの手やコーラスを行い、
「ちからと技と団結の」での振り付けで一つになっていました。いさおさんの最後のシメが上手くいかなかったものの、
笑いの中での大団円となりました。
32:三本締め
スーパー戦隊同様にこれも日本の伝統の三本締め。「締まらなかったから丁度いいね」と言ういさおさんを中心に
コーラスの皆さんとバンドの皆さんも前列に登場され、舞台上も客席も一体になっての三本締めでした。
・観客が拍手を送る中、ショッカーさんに紹介され、まずはバンドとコーラスの皆さんがご退場。
続いて出演者の皆さんがお一人づつ紹介されながら退場されて行きました。
・高取さん「盛り上がったかぁいっ!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇえええええい」
高取さん「どこに帰るんだぁあいっ!?」
観客「家ぇえええぇええええぇえええええええ」
高取さん「ありがとぉおぉ!」
観客拍手。
・最後はいさおさんと堀江さんお二人に。
いさおさん「ショッカーがいてくれると安心してできるよ。ありがとうね」
ショッカーさん「あぁっ、ありがとうございます」
・いさおさんと堀江さんが拍手の中退場され、ステージ上にはショッカーさん一人に。
ショッカーさん「完全に不意打ちでした」
観客笑。
ショッカーさん「楽しんだかぁああっ!!」
観客「ぉぉおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「歌ったかぁああああ!!」
観客「ぉぉぉぉおおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「また絶対に会おうぜぇっ!」
観客「ぉぉおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「それじゃあ、約束のぉスゥーパァーァ戦隊ッ!!!?」
観客「スピリィイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ! スーパー戦隊は永遠に不滅だぁっ!!」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおおおおお!!」
退場されるショッカーさんが拍手で見送られると閉演のアナウンスが流れ、
「スーパー戦隊魂 XIX 2025"大阪"」およびおよび「スーパー戦隊魂2025」全公演は終演となりました。
大阪公演は東京公演のDAY2を基本ベースに両公演を凝縮して展開。
大阪公演に参加されるのは久し振りの方々が顔を揃え、
前半は00年代以降を中心にしつつ、後半は時代を遡って「ゴレンジャー」に辿り着くかのような構成。
その間にNoBさんの地元である大阪での追悼コーナーと、
ライブシーンで活躍するWiennersのお二人の気合の入ったパフォーマンスという、
東京公演2日間のハイライトを合わせながら、大阪限定で「GABURINCHO OF MUSIC!」が披露。
1970年代から2020年代までの各年代の作品を押さえられていて、スーパー戦隊50周年の歴史を感じられるライブに感じました。
前記のように「スーパー戦隊シリーズ」の50周年記念の年でありながら放送終了となってしまったこの年。
新しく始まる特撮シリーズ「PROJECT R.E.D.」はスーパー戦隊を内包しているのか、それとも全く関係が無いのか、
このレポートを書いている時点では何もわからない状態です。
しかしながらライブはライブ。
「スーパー戦隊魂」をはじめとして「魂ライブ」である「スーパーロボット魂」「スーパーヒーロー魂」「スーパーアニソン魂」は、
過去も現在も関係無く、作品ジャンル毎の楽曲を楽む事ができるライブ。
願わくば「スーパー戦隊魂」が2026年以降も開催される事を期待しています。
補足
・退院後初めて船釣りに行かれたいさおさん。
堀江さんの旦那さんであるあさみあきおさんとスタッフさんと行かれたものの、満足する釣果が得られず。
堀江さん「でも3人の中ではいさおさんが一番釣れたんですよ」
いさおさん「それは一番良い所に座らせてくれたからだよ。でも家に帰って女房と食べたんだけど、
速水から年末用にってもらった日本酒があって、それと食べたら旨かったなぁ。またくれないかな」
観客笑。
堀江さん「でも釣りって結構体力使うんで、それだけ回復されたって事ですよ」
・「科学戦隊ダイナマン」の「燃えろ火の玉」の箇所では東京公演同様に
ピンスポットライトが MoJoさんの振り付けに合わせて左右に飛んでいくような演出が見られました。
・「キョウリュウジャー」での高取さんの衣装は補修済みで鎌田さんの衣装は未補修。
高取さん「近くで見ると結構キテるね」
鎌田さん「12年分のブレイブですよ」
・鎌田さんの活躍が親目線で楽しみな高取さん。
・「レッツ! ジュウオウダンス」の間奏で観客に休むように促したり、
後奏でひとしきり踊った観客へ「まだまだライブは始まったばかりです」と投げかけたりと歌とダンス以外でも盛り上げる大西さん。
・老婦人のまなざし。
・NoBさんから譲り受けたステージングを披露されていた大西さん。
・若手に話しかけられない堀江さん
堀江さん「みんなシャイだから」
高取さん「僕なんかもそうですけど、みんなやっぱり恐れ多いというか」
堀江さん「でも大西君は話しかけてくれるよ」
高取さん「切り込んでいくタイプですから」
観客笑。
堀江さん「そういう事かー」
大西さん「いやいや。みなさん偉大すぎる先輩たちばかりなんで少しでもお話しを伺いたいなと思いまして」
・560さんの緑色のアゴ髭がかわいいとショッカーさん。観客みんなで「かわいい」コール。
・いさおさん「若い人が入ってきてどんどん音楽も変わってくよね」
堀江さん「でも良いものは残りますから」
いさおさん「それは作品があるからだよね。テレビ見ながらああだったこうだったとか
思い出せるから50年前の曲も聞いてもらえるのかもしれないね」
堀江さん「みなさんの思い出と一緒に残っていったらいいですよね」
・「超獣戦隊ライブマン」で天宮勇介/レッドファルコンとして1年間レッドを演じ、主題歌を歌った嶋さんの"スーパー戦隊"への思い。
・2026年に公開予定の風間トオルさん主演の映画「おかえりの湯」に、
後輩の方が制作をされている縁で呼ばれて撮影に参加されたショッカーさん。
本作にはヒロインの星乃夢奈さんをはじめ、さとう珠緒さん、石垣佑磨さん、入来茉里さんなど
特撮にゆかりのある方々が出演され、 嶋さんもご出演。
ショッカーさん「撮影現場で嶋さんに会ったら『ウソでしょ?』って」
観客笑。
嶋さん「だって本編(映画)ですよ? まさか会うと思わないじゃないですか」
・いさおさん「次で最後の曲ですが……」
観客「えー」
いさおさん「えーと言われてもおーと言われたもココ(歌詞や進行が表示されるプロンプター)にラストソングって書いてあるんです」
堀江さん「書いてあるとか言わないのっ」
観客笑。