top of page

スーパー戦隊魂 XIX 2025 "東京DAY1"

25.11.1 Zepp Diver City(TOKYO)

 

出演/MoJo 串田アキラ 宮内タカユキ 影山ヒロノブ 嶋大輔 佐藤健太

   山形ユキオ 遠藤正明 サイキックラバー(YOFFY JOE) 高橋秀幸

   Wienners(玉屋2060% ∴560∵) きただにひろし (主題歌発表順)

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) スペースカインズ(貴日ワタリ 常見弘士 戸巻大蔵)

演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba&Key.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)

   Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tr.Kenito Tb.島田直道 Sax&Fl.福島健一) G.JOE G.玉屋2060% Ba.∴560∵

 

 

スーパー戦隊シリーズ。

1975年の特撮「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まった本シリーズは、様々な個性を持つ色鮮やかな戦士達が

地球の平和を守る為に力を合わせて巨大な敵に立ち向かう姿を描いた群像劇であり、

シリーズが続く中で巨大ロボットや追加戦士などの新しい要素が加わりながら時代を反映した作品作りがされており、

現在では日本の特撮ヒーロー作品を代表するシリーズとしてウルトラマンや仮面ライダー等と共に

国内はもちろん、海外でも幅広い年代の人々に愛され続けています。

そんなスーパー戦隊シリーズは2025年で誕生から50周年を迎えました。おめでとうございます。

 

そんな50年続くスーパー戦隊シリーズの歴史を彩ってきた楽曲を楽しむ事が出来るのが

株式会社バースデーソングさんが制作するライブシリーズ「スーパー戦隊"魂"(スピリッツ)」、通称"SSS"です。

 

ロボット作品に特化した「スーパーロボット魂」、特撮ヒーローに特化した「スーパーヒーロー魂」、

女性歌手のみで構成される「アニソン女子部」オールジャンルの「スーパーアニソン魂」といった「魂ライブ」の派生として

2004年に旗揚げされた本ライブは、座長であるささきいさおさんと堀江美都子さんを筆頭に、

これまでスーパー戦隊シリーズの楽曲を歌唱された数多くの歌手の方々が一堂に介し、

オープニングとエンディングはもちろん、ロボットやアクションのテーマなどの挿入歌も多く歌われ、

一公演で曲数30曲以上、時間にして三時間を越えるという大ボリュームで味わう事が出来ます。

 

初期の頃は隔年での開催でしたが、近年は毎年開催されており、更に東京公演は二日間、大阪公演は一日開催。

東京公演二日間の出演者や内容は年毎に異なり、年代別に「21世紀編」、「20世紀編」と分かれる時もあれば、

年代別をベースにしつつ、特段区分されずに出演陣も内容も混交で開催される時もあります。

2025年は年代別などの区分は特段されず、混交形式での開催となりました。

本項は東京公演1日目「“東京DAY1”」のレポートです。

 

「"東京DAY1"」は公私共に仲が良く"魂の三兄弟"と称される串田アキラさん、MoJoさん、宮内タカユキさんを筆頭に

「魂ライブ」発足以来、ライブの要としてアニメソングムーヴメントを支え続けている影山ヒロノブさん、

シリーズに俳優として出演されつつ、主題歌も歌われた嶋大輔さん、佐藤健太さん、

主題歌の他にも20世紀と21世紀を越えてシリーズを数々の楽曲を歌われている山形ユキオさん、

21世紀のシリーズを彩る遠藤正明さん、サイキックラバーのお二人、高橋秀幸さんに加え、

シリーズ最新作「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」からWiennersのお二人ときただにひろしさんが初参加。

特にMoJoさん、影山さん、サイキックラバーのお二人、高橋さんと

シリーズの主題歌を多く歌われている方々が顔を揃えたのが印象的。

 

またライブの模様は動画配信プラットフォーム「CN Live Streaming」を使用してストリーミング配信され、

ライブ終了後の11月6日から11月12日までの期間限定でアーカイブ配信も行われました。

 

会場は東京お台場にある複合商業施設ダイバーシティ東京プラザの地下にあるZepp Diver City。

ステージ壁面は全体がキラキラとした幕が張られており、

中央にはカラフルなオーロラをバックに「SSS 2025 SUPER SENTAI SPIRITS XIX TOKYO×OSAKA」」の文字が書かれた旗が掲げられ、

旗の両脇には不等号型の照明オブジェが両脇に2基つずつ、計4基設置されておりました。

 

ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、

カメラが移動するため、観客は最前列でもステージとは距離が保たれていました。

 

開演までの間には上演上の諸注意がアナウンスされていました。

開演5分前になると間もなく開演である旨もアナウンスされていました。

 

-MC-

 

開演時間になると司会のショッカーO野さんが登場され、観客から拍手と歓声が贈られました。

・ショッカーさん「改めまして皆さん、こんばんはぁあ!」

観客「こんばんわぁああああああああざああ」

ショッカーさん「元ー気ですかぁっ!?」

観客「ぉぉおっぉおぉおおおおおぉおおお」

ショッカーさん「魂は燃えているかっ!?」

観客「ぉぉぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおぃ」

ショッカーさん「今日もとことん盛り上がるぜぇえぃ!」

観客「おおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおおおおお」

ショッカーさん「スゥーパァー戦隊ィッッ!!!?」

観客「スピリィいいィィィイイぃぃイッッ!!!」

ショッカーさん「ようこそいらっしゃいましたっ!!」

観客拍手。

 

・ショッカーさん「なんなんだ? この二、三日? 信じるとか、信じないとか!」

 ライブ開催の前々日に一部報道で「スーパー戦隊シリーズがテレビ朝日での放送を終了する」というニュースが出ました。

 一時期はネットニュースはその話題で持ちきりになり、俳優さん他各関係者からも驚きの声が起こりましたが、

 スーパー戦隊シリーズを放送しているテレビ朝日や制作している東映からの発表では無い為、真偽不明の状況でした。

 ショッカーさん「まださ、公式が何も言ってないでしょ? おかしいでしょ?」

 観客拍手。

 ショッカーさん「たとえば来年60周年のウルトラマンや55周年の仮面ライダーだって今もやってるでしょ?

        そりゃあ途中で色々あるかもしれませんが、長い目で見ればいいと思いますし、

        何より公式が何も言ってないなら慌てる事はないと思います!」

 観客拍手。

 ショッカーさん「だけどいきなりあんな文章見たらビックリするよそりゃあ。

        ボクも驚いたし、そばにいた子なんか涙ぐんじゃっていましたから。

        でもそんな悲しい時、辛い時にいつも寄り添ってくれているのが、戦隊ソングじゃないの!!?」

 観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおおおお!!」

 ショッカーさん「それじゃあ今日はとことん戦隊ソングで盛り上がろうじゃないのぉおおお!!」

 観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおぉおおおおおお!!」

 ショッカーさん「ウチのライブは、いつも通り、いや、いつも通り盛り上がっていこうじゃないの!

        なんたって、50周年だもんなぁああああぁああああああ」

 観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおぉおおおおおお!!」

・ショッカーさんがお話されている間、バンドの皆さんがそれぞれの位置へスタンバイされていました。

・ショッカーさん「みなさん心の準備はよろしいでしょうか?」

 観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおおおお!!」

 ショッカーさん「準備はいいですかぁぁああ!?」

 観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおおおお!!」

 ショッカーさん「準備はいいかぁぁああい?」

 観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおおおお!!」

 ショッカーさん「スゥーパァー戦隊ィッッ!!!?」

 観客「スピリィいいィィィイイぃぃイッッ!!!」

 ショッカーさん「はじまります!!!!」

 

00:合体! スクラムウイング!!/SE

01:鳥人戦隊ジェットマン/影山ヒロノブ

02:爆上戦隊ブンブンジャー/遠藤正明

03:恐竜戦隊ジュウレンジャー/佐藤健太 ナレーション:ショッカーO野

04:We are the ONE ~僕らはひとつ~/串田アキラ

-MC-

 

オーバーチュアとして「鳥人戦隊ジェットマン」よりBGM「合体! スクラムウイング!!」が流れ、

曲が終わるとイントロで影山さんがステージに駆け込まれ、一曲目は「鳥人戦隊ジェットマン」よりオープニング。

多くの観客の心を晴らす様にからりとした爽やかさで影山さんが歌われた後は遠藤さんがご登場。

「爆上戦隊ブンブンジャー」よりオープニングを堂々とした歌いぶりで魅せられ、

二番終わりの間奏での阿久澤さんのトランペットソロは高揚感を誘いました。

神秘的な前奏の中、ショッカーさんのナレーションから健太さんが登場され「恐竜戦隊ジュウレンジャー」よりオープニング。

健太さんの瑞々しい歌声を堪能した後は、恐竜モチーフつながりで串田さんによる「爆竜戦隊アバレンジャー」よりエンディング。

串田さんは前年の1月末に急性すい炎を患われた後、闘病による体重と体力低下の為、お声も体も細くなられていました。

その為、今回はスタミナが必要な本曲が唄われないと思っていたので、前奏で多くの観客からどよめきがおこっていました。

串田さんはそのどよめきを跳ね返すようにご病気前に迫るような歌声とパフォーマンスを見せられました。

 

・退場される串田さんをご紹介しながら「特捜戦隊デカレンジャー」のジャンパー姿でショッカーさんがご登場。

・ステージ上ではスタッフさんがマイクスタンドや機材を準備されていました。

・ショッカーさん「さぁ、どんどんとスーパー戦隊の名曲に酔いしれてください。続いてはサイキックラバーの登場です!!

        『特捜戦隊デカレンジャー20th~ファイヤーボールブースター~』!!」

 

05:特捜戦隊デカレンジャー20th~ファイヤーボールブースター~/サイキックラバー

-MC-

 

サイキックラバーのお二人が登場され「特捜戦隊デカレンジャー」のオープニングを放送20周年記念で制作された

Vシネクスト「特捜戦隊デカレンジャー 20th ファイヤーボール・ブースター」の挿入歌用にブラッシュアップした「20th」。

YOFFYさんがシャープな歌声で観客を盛り上げ、その傍でJOEさんがクールにギターを奏でる中、

観客は本曲で新たに加わった6までのハンドサインも揃っており、赤と青の照明の中、観客は盤石の大盛り上がりぶりでした。

 

・JOEさんが退場され、ギターの機材をスタッフさんが片付けられる中、YOFFYさんお一人に。

・YOFFYさん「オレはサイキックラバーでもあるし、"兄弟"でもあるんだよ」

 観客「おぉぉおおっ」

 YOFFYさん「ご紹介しましょう。串田アキラさん、クッシーぃイイ!!」

・YOFFYさんに呼び込まれて串田さんがご登場。

 串田さん「久しぶりに歌うよね。この曲。二人で作詞したんだよね」

 YOFFYさん「そうですよね。作曲は渡辺宙明先生が作ってくださいました」

 観客「おぉぉおおおおおおおおっ」

 

06:スペース・スクワッド/激突兄弟

07:トラベリオン・ゴー!/きただにひろし

08:炎神戦隊ゴーオンジャー/高橋秀幸

-MC-

 

Vシネクスト「スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー」より串田さんとYOFFYさんが激突兄弟として歌われた主題歌。

勇ましい曲調の中、串田さんとYOFFYさんの好対照な歌声が文字通り激突する様子に久しぶりに聞けた嬉しさの余韻を残る中、

汽笛一発、きただにさんのご登場で「魔法戦隊マジレンジャー」より魔法特急トラベリオンエクスプレス/魔法鉄神トラベリオンのテーマ。

黄(金)と青の照明も心憎く、きただにさんは両腕の肘をまげて回し機関車のマネを織り交ぜながらマジカルな歌声をご披露。

きただにさんと入れ替わりに高橋さんが登場され、鉄道&乗り物つながりで「炎神戦隊ゴーオンジャー」よりオープニング。

高橋さんは「愛たかったぜえ!」のキメ台詞と共に軽快に歌われ、観客も一緒になってハンドルを持つ振り付けをしていました。

 

・高橋さんお一人でお話し。

・高橋さん「ライブの曲間にお話しすることを小MCっていうんですけど、僕、今回こうやって小MCをいただきまして。

     これまであんまりいただく事が無かったんで、時間ってどれ位か聞いたらスタッフさんに『1分です』って言われまして。

     で、『ちなみにNew Jack 拓郎さんとか鈴木けんじさんとかって何分なんですか?』って聞いたら『4分です』」

 観客笑。

 New Jack 拓郎さんと鈴木けんじさんが曲間にされるお話は本ライブでも名物の一つになっていました。

 高橋さん「そうですよね。僕も『スーパー戦隊魂』の漫談枠として期待してもらえるように精進していきたいと思います」

 観客笑。

 

09;バスターズ レディーゴー!/高橋秀幸

10:ガオレンジャー吼えろ!!/山形ユキオ

-MC-

11:覚醒! ブイレックスロボ!!/山形ユキオ

-MC-

12:爆竜戦隊アバレンジャー/遠藤正明

-MC-

 

続いて高橋さんが歌われたのは「特命戦隊ゴーバスターズ」より初代オープニング。

疾走感抜群の本曲を高橋さんが鋭くかつ優しく歌われ、間奏ではリズムに合わせて観客を扇動される場面も。

スタッフさんによって椅子と机とペットボトルの水がステージ中心に運び込まれると、ゆっくりと山形さんが登場されて着座。

金や赤の鮮やかな打ち掛けを羽織られた山形さんが歌われたのは、動物モチーフつながりで「百獣戦隊ガオレンジャー」よりオープニング。

今回山形さんは体調が優れなかったのか終始着座で、時折険しい表情で歌唱され、間奏に水を飲まれていましたが、歌声の迫力は健在。

笑顔で「会えて嬉しいよ」とお話しされた後は「未来戦隊タイムレンジャー」よりブイレックス/ブイレックスロボのテーマをご披露。

ハードな曲調の中、野生味あふれる重低音の歌声は圧倒的存在感。前奏など随所のKenitoさんによるトランペットも聞き所でした。

ショッカーさんが登場され山形さんを讃えられる中、スタッフさんが椅子やテーブルを片付けると、

「今日もアバれてもらいましょう」と遠藤さんを呼び込まれ、恐竜モチーフつながりで「爆竜戦隊アバレンジャー」よりオープニング。

遠藤さんはとても嬉しそうに観客を眺めながらパワフルに歌い、回られ、ラストには貫禄のロングトーンを披露されていました。

 

・遠藤さんお一人でお話。

・遠藤さん「『アバレンジャー』の音楽を担当されていたのがハネケンさん、羽田健太郎さんでした。

     ハネケンさんが作る曲はそても壮大でかっこよくて大好きだったんですけど、

     当時ハネケンさんが司会をされていた『題名のない音楽会』に出演させてもらった事があって

     『アバレンジャー』つながりで呼んでいただいたんですけど、いきなりクラシックホールに連れていかれまして」

 観客笑。

 遠藤さん「すごいアウェーの中でとても緊張したのを覚えているんですけど、今日はアウェーではないと思うんで、

     その時歌ったハネケンさんが作られた挿入歌『爆竜合体! アバレンオー』を歌いたいと思います」

 

13:爆竜合体! アバレンオー/遠藤正明

14:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/MoJo

-MC-

 

続いて遠藤さんが歌われたのは同じく「爆竜戦隊アバレンジャー」より爆竜合体アバレンオーのテーマ。

遠藤さんは雄々しい歌い振りでしたが、少し体調がお悪いのか一番の最後を低めに歌われたりと、お辛そうな表情を見せる場面も。

拍手の中、退場される遠藤さんと入れ替わりにMoJoさんが登場され「バトルフィーバーJ」よりオープニング。

MoJoさんが観客と共に歌い振り付けをされる中、照明がバトルフィーバー隊各自のカラーに彩られ

間奏ではバトルジャパンのお衣装姿のショッカーさんが名乗りで参加され、会場全体が一体になっていました。

 

・MoJoさんお一人でお話。

・MoJoさん「もう一曲歌わせてもらいたいんですけど、この曲は1979年の曲です。

     今から46年前だから、いくつだったかなぁ? 凄いよね。まだ元気ですよ」

 観客拍手。

 MoJoさん「この曲は今年生誕100年を迎えられた渡辺宙明大先生が作られました。

     先生が作られたこの曲はとてもわかりやすくて、親しみやすくて、優しさを感じ、そして熱い。大好きな曲です。

     『バトルフィーバー』の挿入歌から『明日の戦士たち』です」

15:明日の戦士たち/MoJo

 

続いてMoJoさんが歌われたのは同じく「バトルフィーバーJ」より挿入歌。

すべての戦隊に通じるようなメッセージの歌詞を、MoJoさんは観客を見渡しながら優しく、語りかける様に歌われ、

カインズの皆さんの厚みのあるコーラスやZ旗ホーン隊の皆さんのブラスも勇ましく前半を締めくくられました。

 

・MoJoさんを見送られながらショッカーさんがご登場。演奏陣、コーラスの皆さんが退場されていきました。

・手には先ほど着ていたバトルジャパンのお衣装が。

・ショッカーさん「これさぁ、昨日衣裳部屋で何かないかなって探してたら出てきたんですよ。

        前にも着た事があったんで、今回久しぶりに着てみようかなと。会場にバトルフランスも来てますし……」

 ざわめく観客。

 ショッカーさん「あ、今日は会場にいろんな関係者の方々が来ていますけど、探さないでください」

 観客笑。

 

 

~休憩~

-MC-

 

ここでショッカーさんのアナウンスがあり約10分間の休憩時間。

この間、ステージ上ではスタッフさんがマイクスタンドを二本やアンプなどを設置され、後半の準備が行われていました。

時間になると間もなく休憩時間が終了するという旨がアナウンスされ、しばらくすると客席の照明が暗くなり、ショッカーさんがご登場。

 

・演奏陣、コーラスの皆さんもステージに登場され、それぞれのブースで準備される中、

 ショッカーさんが2026年に開催予定の「スーパーロボット魂2026 "春の陣"」のご案内。

・ショッカーさん「春の会場はZepp Haneda、羽田でございます。春は羽田、秋はお台場、夏もお台場です。

        くれぐれも羽田とお台場を間違えないように。谷本貴義君みたいに」

 観客笑。

 ショッカーさん「以前そんな事もありました。だから今日出てないとかではないですよ」

 観客笑。

・ショッカーさん「さぁ、後半戦はまさに今放送中の作品です。そのパワフルな歌と演奏をお楽しみください!

        Wiennersのご登場、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』より『WINNER! ゴジュウジャー!』」

 

16:WINNER! ゴジュウジャー!/Wienners

-MC-

 

Wiennersのお二人がご登場され、ぞれぞれ楽器を携え、準備が整うと

当時絶賛放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」よりオープニング。

当時数多くの"バズる楽曲"を手掛けられ世間にぎわす稀代のヒットメーカー玉屋さんがポジティブに勢いよく歌われ

560さんが傍らで観客を扇動しながら躍動感ある演奏を披露され、大盛り上がりの後半のスタートとなりました。

・Wiennersのお二人がご挨拶。

・玉屋さん「改めましてWiennersです。『スーパー戦隊魂』、みんなチョーシどーっすかぁああああ?」

 観客「おぉおおおおおおおおおおぉおおおおお」

 玉屋さん「いや、すごいね。マジで」

 560さん「元気いっぱい」

 玉屋さん「やっぱりさ、スーパー戦隊をちっちゃい頃から見てたワケよ。今日もさ、初めから舞台袖で見ていたんだけどさ、

     ♪ジェットジェットジェットマーンとか♪ジュウレンジャージュウレンジャーとか、歌えるワケよ」

 560さん「甦る。伝説すぎる」

 玉屋さん「みんなと同じなんですよ。会えてうれしいです。ありがとうございます!」

 観客拍手。

 

17:VIBES×VIBES/Wienners

18:YOU BE ONE WINNER/きただにひろし

19:ビリビリBe-lie-ving/金子みゆ

-MC-

 

ここからは「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」の楽曲群を更に掘り下げ。まずはWiennersのお二人による挿入歌「VIBES×VIBES」。

スピーディーで激しい好戦的な楽曲を玉屋さんが痛快に歌われ、傍らで560さんもエネルギッシュな演奏を披露されていました。

続いてはきただにさんによる16話「真・救世主ナンバーワン!」限定のスポットオープニングであり、

その後も挿入歌として流れたゴジュウポーラー/ゴジュウジャーのテーマ。

きただにさんはゴジュウポーラー/熊手真白のイメージカラーである白と水色の衣装でゴッドネスな歌いぶりを披露されました。

エンディング「ビリビリBe-lie-ving」の前奏が流れて観客がざわめく中、

なんと、出演者に名前が無かった金子みゆさんがサプライズでご登場。

多くの観客が驚いている中、ノリの良い曲調を振り付けを交えて軽快でキュートな歌声を披露されていました。

 

・ここでショッカーさんが登場され、改めて金子さんをシークレットゲストとしてご紹介。

・さらにWiennersのお二人ときただにさんを呼び込まれ、今回初登場の皆さんとトーク。

・きただにさん「若者に挟まれてオジさんがいて大丈夫っすかね」

 観客笑。

・玉屋2060%(たまやにせんろくじゅっぱーせんと)さん、∴560∵(ごろー)さんをどう読むか。

 ショッカーさん「まぁ、オレも人のことは言えないんだけど」 

 観客笑。

 

・「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」主題歌の依頼が来た際のお話。

 玉屋さん「まずウソだろうと。でも別に我々の事をどっきりにかけても何もないから、どうやらマジくさいぞと。

     もちろん小さい頃から戦隊を見ていましたし、作品の内容をお聞きして、いたく感動して。泣きながら作りましたマジで」

 観客拍手。

 ショッカーさん「最初、Wiennersっていうのは『WINNER! ゴジュウジャー!』を歌う為のユニットだと思ってました」

 玉屋さん「やっぱりそう思いますよね。でもこの時はWiennersっていう名前でバンドやっててよかったって思いました」

 560さん「綴りがちょっと違うんですよね。ややこしくなっちゃうんですけど」

 ショッカーさん「そうなんですよね。考えてみればその前に『デジモン(ゴーストゲーム)』の歌とかやってますもんね」

 観客拍手。

・ショッカーさん「金子さんは楽屋でWiennersのお二人と主題歌歌手同士でお話というのは?」

 金子さん「…………っひふゅっ」

 玉屋さん「今ので察してください」

 観客笑。

 ショッカーさん「空気を読みたいと思います」

 金子さん「これからですねっ」

・久しぶりにスーパー戦隊の楽曲に参加されたきただにさん。

 きただにさん「まさかまた携われるとは思わなかったんですよ。やっぱり歌いたいですよ日本の男子に生まれたからには。

       自分は仮面ライダーとウルトラマンを歌わせてもらって今回また戦隊歌えて。最高ですよ!」

 

・玉屋さん、560さん、金子さんが拍手で見送られてショッカーさんお一人に。

 ショッカーさん「『ゴジュウジャー』を歌っているのは若手だけではございません!!」

 観客「おぉぉおおぉおおおお」

 ショッカーさん「ここで"永遠の中堅"のご登場です! 我らが影山ヒロノブさんのご登場で『愛が正義』!!!!!」

 

20:愛が正義/影山ヒロノブ

-MC-

 

「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」の楽曲群を締めくくるのは影山さんによる挿入歌「愛が正義」。

激しい楽曲を動き回りながら情熱的に歌われる影山さんのお姿に、観客もくぎ付けで大盛り上がりでした。

 

・影山さんお一人でお話。

・影山さん「今日も先輩と後輩の間で頑張ってます!!」

 観客拍手。

 影山さん「なんか今日はいつもと違うんすよ。いさおさんも出てないし、堀江さんもいないし。

     そしたらみんなから『いや、違う日に出てるのはお前だよ』って言われました」

 観客笑。

 影山さん「たぶん最新作を歌ってるからなのかな。でも嬉しいですよ。一番新しい作品に呼んでもらえるなんて。

     でも知ってます? 『ゴジュウジャー』って50作品目だから『ゴジュウジャー』なんすよ。さっき聞いたんですけど」

 観客「(今更という意味合いで)ぇぇえええええええええええええええええええええええぇええぇえええぇええええええええええ」

 影山さん「もうひとつ言われたのが『影山さんが歌った「チェンジマン」って40周年なんですよ』って。

     『チェンジマン』を歌ってなかったらぁ、アニメとか特撮のォ……あ、次歌うの違う曲だった」

 観客笑。

 影山さん「なぁんだよぉ、オレェ! ……今歌った『愛が正義』。作詞が誰かわかります? 売野雅勇さんなんですよ。

     で、これまでオレが歌った戦隊で売野さんと組んだ作品がもう一曲あるんですけど、

     次はその作品を歌いたいと思います。『光戦隊マスクマン』!!」

 

21:光戦隊マスクマン/影山ヒロノブ

22:あしたに生きるぜ!/嶋大輔

-MC-

 

続いて影山さんが歌われたのは売野さんが作詞された「光戦隊マスクマン」よりオープニング。

一番が終わり間奏になるとショッカーさんが登場されて名乗りをご披露。その様子を嬉しそうに眺める影山さんが印象的でした。

影山さんと入れ替わりにイントロで観客の期待の声が上がると嶋さんが登場され、「超獣戦隊ライブマン」よりエンディング。

二年ぶりのご出演となる嶋さんはとても楽しそうに歌われ、久しぶりのステージを楽しまれているご様子でした。

 

・ショッカーさんが合流され、改めて嶋さんをご紹介。

・嶋さんは2026年に全国公開が予定されている風間トオルさん主演の映画「おかえりの湯」にご出演。

 本作にはヒロインの星乃夢奈さんをはじめ、さとう珠緒さん、石垣佑磨さん、入来茉里さんなど特撮にゆかりのある方々が出演され、

 更にはショッカーさんも出演されるとの事。

 ショッカーさん「健康ランドが舞台なんで、いかにも純烈が出てきそうですけど」

 嶋さん「出てきません」

 観客笑。

 

・ショッカーさん「今日は戦隊シンガーとしてのご出演ですから、皆さんお待ちかね。"どっかーんタイム"です」

 観客拍手。

 嶋さん「これもMoJoさんが僕が出る前にやってくださっていたんですよね。

    今日、楽屋がいつもと違っていて、僕と佐藤健太君は、串田さん、MoJoさん、宮内さんと一緒なんですよ。どういう楽屋?」

 ショッカーさん「三兄弟とレッド!」

 嶋さん「話す事が無いんですよ。ずっと健康の話ばっかりで!」

 観客笑。

 

・「どっかーん」に関する経緯をご説明。

・MoJoさんは「超獣戦隊ライブマン」をオリジナルのコロムビアとは別レーベルでカバーされており、ソロライブで度々披露されていました。

 2007年にMoJoさんが開催されたソロライブ「♪mojo×2 Xmas」において観客がMoJoさんの歌を歌うというシーンがあり、

 「超獣戦隊ライブマン」を選曲したファンの有志達がサビの「超獣戦隊」と「ライブマン」の間に入る爆発音に着目。

 爆発音のタイミングに合わせて両手を上げて「どっかーん」という合いの手で表現した所、観客は大盛り上がり。

 MoJoさんも大変気にいられたご様子で、その後ご自身のソロライブで「ライブマン」を歌われる際には

 観客がタイミングを合わせて「どっかーん」と合いの手を入れて盛り上がるというスタイルが局地的に浸透していきました。

・2012年の「スーパー戦隊"魂"VI 2012」のアコギコーナーで「超獣戦隊ライブマン」が披露された際には

 当時MoJoさんのライブで司会を担当されていたショッカーさんの扇動で「どっかーん」が採用され、こちらも盛り上がりました。

・2017年の「スーパー戦隊"魂"XI 2017 大阪」において嶋さんから承諾を得られた事を受け、

 オリジナルの嶋さんが歌われる際も観客が「どっかーん」の合いの手を入れる事が可能になりました。

・嶋さんも大変気に入られたご様子で、以降は観客が「どっかーん」の合いの手を入れるのがお馴染みになっています。

 

・この年の八月に嶋さんと健太さんと「光戦隊マスクマン」レッドマスク/タケル役の海津亮介さん、

 「炎神戦隊ゴーオンジャー」ゴーオンレッド/江角走輔役の古原靖久さんと共に

 国内外でアニメや特撮の関係者を招いてイベントを開催している「TOKU SPIRITS」の差配で

 アメリカ合衆国のゲームショップ「Game Realms」にて「Legend Super Sentai Popup Autograph&Photo Event」というイベントと、

 ペルー共和国の日本の特撮関係のイベントを行う「TOKUSEN」の主催するイベント「JAPAN HEROES MATSURI」にご出演。

・現地のファンが持参したグッズへのサイン会や記念写真撮影会が行われたほか、ペルーでは生バンドによるライブも開催されたそうです。

・嶋さん「やっぱりみなさんと同じで熱い方々で、そんな方々が世界中にいるって本当にありがたいなあと思うんです。

    曲のファンだったり、俳優の推しだったりいろいろあると思うんですけど、これからもよろしくお願いします」

 

・せっかくなので曲をはじめるきっかけとしてショッカーさんによるナレーションの後、

 嶋さんが「超獣戦隊」、観客が「ライブマン」とタイトルコールを行ってはじめようという事になったのですが、

 お話が盛り上がってしまい、舞台袖からスタッフさんが予定時間が過ぎている事を表す"巻き"の合図をされていました。

 嶋さん「オレは二年ぶりだからしゃべるよ。何、そんな巻いてるの?」

 観客笑。

 

23:超獣戦隊ライブマン/嶋大輔 ナレーション:ショッカーO野

24:高速戦隊ターボレンジャー/佐藤健太

-MC-

 

ショッカーさんのナレーションと嶋さんと観客のタイトルコールからはじまったのは「超獣戦隊ライブマン」よりオープニング。

嶋さんのワイルドな歌声を受けて観客も「どっかーん」をすれば、

間奏ではショッカーさんが名乗りを披露され、三位一体での大盛り上がりでした。

退場される嶋さんと入れ替りに黒いコート姿の健太さんが登場され「高速戦隊ターボレンジャー」よりオープニング。

瑞々しい歌声を披露されてから一番の間奏が終わり、颯爽とコートを脱ぎ捨て、

レッドターボ/炎力役のご衣裳を披露される演出には今回も観客拍手喝采でした。

 

・健太さんお一人でお話。

・先ほど嶋さんがお話しされていたアメリカとペルーのイベントに出演された際のお話。

・健太さん「生バンドで歌のライブをやったんですけど、当初は演奏の具合によってはカラオケで、っていう話だったんですけど

     現地のバンドもとてもクオリティが高くてびっくりしました。

     で、お客さんは嶋さんだったら『ダイスケ! ダイスケ!』なんですけど僕は『サート! サート!』。まさかの"ケンタ"じゃない」

 観客笑。

・ここで次に歌われる曲である「ターボ・ビクトリー」での健太さんと観客との掛け合いをおさらい。

 

25:ターボ・ビクトリー/佐藤健太

26:超電子バイオマン/宮内タカユキ

-MC-

27:バイオミック・ソルジャー/宮内タカユキ

-MC-

 

練習が終わり健太さんが歌われたのは、前述の通り、「高速戦隊ターボレンジャー」よりVターボバズーカのテーマ。

健太さんの快活な歌いぶりを受けた観客の合いの手はこれまでで一番大きかった印象で、健太さんも笑顔を見せられていました。

拍手の中、健太さんが退場されると宮内さんが登場され、「超電子バイオマン」よりオープニング。

宮内さんは少々本調子ではない印象で、間奏になるとショッカーさんが登場され、名乗りを披露されて加勢されていました。

「バイオマンは特撮を歌うきっけかになった大切な曲です」とお話しされた後は、同じく「超電子バイオマン」よりエンディング。

宮内さんがノリが良く明るい本曲を力一杯歌われるお姿に観客も勢いよく「B・I・O・M・I・C!!」と合いの手を入れていました。

 

・拍手の中、宮内さんが退場されるのと入れ替わりにショッカーさんがご登場。

・この間にスタッフさんによってステージ上にマイクスタンドや機材が運び込まれました。

・ショッカーさんがこのまま最後までノンストップで行くことをお話しされ

 観客との「スーパー戦隊ぃ!?」「スピリィイッツ」の掛け合いが行われた後、

 ショッカーさんに呼びこまれてサイキックラバーのお二人が登場。

・YOFFYさんの扇動で「チャンチャンバラ チャンバラ」コール&レスポンス開始。

 JOEさんやバンドの皆さんがリズムを刻まれる中、男女毎に別れ、最後は全体でコール&レスポンスが行われました。

 

28:侍戦隊シンケンジャー/サイキックラバー

29:電撃戦隊チェンジマン/KAGE

30:科学戦隊ダイナマン/MoJo

31:伝説/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ

 

コール&レスポンスも鮮やかにラストブロックは「侍戦隊シンケンジャー」よりオープニングから。

YOFFYさんが軽やかな振りを交えて爽やか歌われ、JOEさんは艶やかなギターを披露された後は、

ガンタさんが勢い良くドラムを叩かれる中、影山さんがダッシュでステージに登場されて「電撃戦隊チェンジマン」よりオープニング。

この年にアニメソングデビュー40周年を迎えられた影山さんのアニメソングデビュー曲はKAGE名義で歌われた本曲。

40年立った今もステージを動き回りながら激しい歌声を披露される影山さんのお姿はカッコいいの一言です。

影山さんと入れ替わりにMoJoさんが登場され、「ダイナマン!!」の掛け声も勇ましく「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。

MoJoさんはダイナミックに歌われ、一番が終わって間奏になるとショッカーさんが登場され、名乗りを披露されて観客も大盛り上がり。

曲が終わるとそのまま間髪入れずに串田さん、MoJoさん、宮内さんによるVシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーvsスーパー戦隊」エンディング。

まずはMoJoさんが歌われ、次に宮内さん、さらに串田さんが歌われながら登場されてお三方がステージに揃われました。

お三方が寄り添ってスーパー戦隊を高らかに讃えて歌われるお姿に、50周年のお祝いと件の報道も重なりグッとくるものがありました。

 

-アンコール-

-MC-

 

串田さん、MoJoさん、宮内さんに続いて、演奏陣の皆さんとコーラスの皆さんが拍手の中を退場されていくと、

拍手が手拍子へと変わっていき、観客からアンコールの声が起こりました。

 

・わりと早い段階でアンコールの声に合いの手を入れつつショッカーさんがご登場。

・ショッカーさんの「スーパー戦隊ィいいッ!!?」の声に観客が「スピリッッツ!!」と応えて出演者の皆さんが呼び込まれました。

・ここでショッカーさんが演奏陣のバンド、ホーン隊の皆さん、コーラスの皆さんをご紹介。

・きただにさん、常見さん、松原さん、ショッカーさん(本名:大野浩さん)と出演者に「ひろし」が多く

 ショッカーさんがそれぞれを紹介される度にMoJoさんと影山さんが「ヒロシ!」と連呼されており、

 その度にきただにさんが両手を挙げて嬉しそうにされていました。

・ショッカーさん「貴日さんも『ボイスラッガー』の作詞とかをされる際のペンネームは"さかい大(ひろし)"ですから」

 影山さん「マァジ?」

 MoJoさん「ヒロシ! ヒロシ!」

 影山さん「ヒロシ! ヒロシ!」

・ショッカーさん「ひろしが多いですけど、その中にヒロノブなんてのもいますけど」

 影山さん「ちょっと新しいでしょ? だってひろしなんてもう、昭和じゃないっすかぁ?」

 観客笑。 

 

・ここで出演者の皆さんからひと言づつご挨拶がありました。

・玉屋さん「さっきも言いましたけど、子供の頃から見ていた作品の歌を歌われている方々の中に自分達がいられるって、

     なんか、夢あるなぁって思いました。すごかったよね」

 560さん「すごかった。ホンモノだぁって思ってました」

 玉屋さん「ホンモノだってね。そのホンモノに自分たちもなれたんだって。ホントにありがとうございます」

・影山さん「昨日、ブラジルのヒカルド(※)から連絡があって『明日、スーパー戦隊魂見に行くからー』って」

※ヒカルド・クルーズさん。ブラジルで日本の漫画などを翻訳する傍ら、

ブラジル向けに日本の特撮関係のロケ地や施設を巡るツアー「TOKUTOUR(特ツアー)」を企画されたり、

歌手として日本のアニメや特撮のブラジル版主題歌を歌われていたり、影山ヒロノブさんがチェアマンを務める

アニメソングを作り歌うために結成されたユニットJAM ProiectのAdditional Vocal/海外特派員として不定期で参加中。

 遠藤さん「あ、いるー」

 ショッカーさん「前の方にいるよ」

 影山さん「めっちゃいるー!」

 客席で手を振られているヒカルドさん。

 きただにさん「早く連絡せぇえよ。さっき聞いたわ」

 観客笑。

 

・アンコールという事でこれから披露される最後の一曲の間のみ観客の写真撮影OKに。

・その際には動画はNG、本格的なカメラはNGというお願いと

 撮影した写真は「#スーパー戦隊魂2025」「#SSS2025」をつけての各種SNSへの拡散を推奨されていました。

 

32:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 影山ヒロノブ 嶋大輔 佐藤健太

              山形ユキオ 遠藤正明 サイキックラバー(YOFFY JOE) 高橋秀幸

              Wienners(玉屋2060% ∴560∵) きただにひろし 金子みゆ ショッカーO野

 

「スーパー戦隊魂 XIX 2025 "東京DAY1"」のラストは串田さんが唄われた「太陽戦隊サンバルカン」よりオープニングを全員で。

ライブ「スーパーヒーロー魂」でもアンコールで披露される事が多い本曲は、ラストにぴったりのからりとした爽やかさ。

串田さんが中心となって出演者の皆さんが思い思いに歌われる中、間奏になるとショッカーさんがステージ中央にご登場。

バルイーグル、バルシャーク、バルパンサーの名乗りを披露されると観客の多くがその姿を撮影していました。

 

・ライブが無事に終了したという事でショッカーさんのアナウンスで万歳三唱を行う事に。

・本来は演奏陣、コーラスの皆さんもステージ前方に集合して行いたかったのですが、

 今回は出演者がとても多く、ステージに入りきらないという事で、その場で万歳を行う事に。

・ショッカーさん「今日の物販でCD買われた方には数量限定で出演者の皆さん全員のサインがついてきたんですけど

        人数が多すぎて米粒写経みたいになってましたからね。それでは準備が整ったところで、なんまい……」

 きただにさん「今、ナンマイダって言ったでしょ?」

 観客笑。

 遠藤さん「ひろしが浩にいってますよ」

 影山さん「ヒロシもめんなよヒロシィ」

 ショッカーさん「言っとくけど、ヒロシ暦はオレの方が長いから」

 きただにさん「オレも負けないっすけどねぇ」

 観客笑。

・串田さん、MoJoさん、宮内さんを中心に串田さんの音頭で会場全体で万歳三唱が行われました。

 

・観客が拍手を送る中、ショッカーさんに紹介されて出演者の皆さんがお一人づつ退場され、

 最後は串田さん、MoJoさん、宮内さんがご一緒に退場されて行きました。

・バンド、ホーン隊、コーラスの皆さんも順番に退場されていき、ショッカーさんお一人に。

・ショッカーさん「みなさん、楽しんでいただけましたかぁああっ!!」

 観客「ぉぉおおおぉおおぉおおおおおお!!」

 ショッカーさん「歌いましたかぁああああ」

 観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおおお」

 ショッカーさん「スーパー戦隊は、不滅ですよぉおおおおお」

 観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおおおおおおお」

 ショッカーさん「また絶対に会いましょうねぇえええええ」

 観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」

 ショッカーさん「じゃあ、約束のぉスゥーパァーァ戦隊ッ!!!?」

 観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」

 ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ! また明日っ!!」

 

退場されるショッカーさんが拍手で見送られると閉演のアナウンスが流れ出し、

「スーパー戦隊魂 XIX 2025 "東京DAY1"」は終演となりました。

 

 

スーパー戦隊シリーズ50周年という節目に開催された今回の「スーパー戦隊魂」。

時代で区切らずに開催された事で、何が披露されるかわからない楽しさや期待感が一層増す中、

「"東京DAY1"」ではオープニング、エンディングはもちろん、ロボットソングなどの挿入歌や

シリーズを越えた共闘作品である「スペース・スクワッド」も歌われ、より幅広い楽曲が披露されました。

最新作「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」のコーナーではWiennersのお二人やきただにさん、影山さんはもちろん

シークレットゲストで金子さんが登場された事で、より一層楽曲群を堪能する事ができました。

また、挿入歌が歌われた後は必ずと言っていい程に馴染み深いオープニングが披露された事で、

挿入歌にあまり親しみがない観客も置いてけぼりにしすぎない心配りのようなものも感じました。

この形式なら今後は挿入歌のご披露や挿入歌しか歌われいない方のご出演も期待できるのではないかとも感じました。

 

 

シークレットゲスト/金子みゆ

 

 

補足

 

・これまでライブタイトルは「スーパー戦隊"魂"」でしたが今回は「スーパー戦隊魂」に変わっていました。

 

・「ジュウレンジャー」で前奏での照明が緑で、健太さんが歌い出されたら赤に変わるのが実に心憎く。

 

・「特捜戦隊デカレンジャー 20th ファイヤーボール・ブースター」は

 デカレッド/バンとデカブルー/ホージーを中心とした作品だけに赤と青がメイン、

 「超獣戦隊ライブマン」では全面赤から緑と黒が左右半々へ、そして黄色に変わり青へと5人のライブマンを思わせたりと、

 今回も各所で作品に合わせた照明演出が素晴らしかったです。

 

・串田さん「激突兄弟って言うけど、兄弟よりも親子っぽいよね」

 観客笑。

 YOFFYさん「兄弟ですよクッシーさん。兄貴と呼ばせてください!」

 

・ショッカーさん「山形さんが玉座に鎮座まします姿はまさに百獣王国のコクオウ。この場合のコクオウは"黒王"と書きます」

 

・ライブ「スーパーロボット魂2026東京 ~stage universe~」が開催される4月25日はショッカーさんが初めてテレビに出られた日だとか。

 

・「WINNER! ゴジュウジャー!」でこの年の6月に脱退されたアサミサエさんが歌われたパートは

 おそらくアップルパイのお二人に加えアサミさんの歌声も重ねられていた様子でした。

 

・「VIBES×VIBES」後半でのゴジュウウルフ/遠野吠を思わせる狼の遠吠えは560さんが力いっぱい担当されていました。

 

・金子さんが「ビリビリBe-lie-ving」をライブでバンドの生演奏で披露されるのは今回が初めてだとか。

 

・金子さんの顔の小ささに驚く。

 玉屋さん「オレもそう思ってました」

 きただにさん「びっくりした。オレおじさんやん!」

 ショッカーさん「ごめん、横にオレがいるから余計ね」

 きただにさん「昭和で挟んじゃったよ」

 観客笑。

 

・「ライブマン」の前に舞台袖で巻きの合図を出していたスタッフさんも「ライブマン」がはじまると

 観客と一緒に「どっかーん」に合わせて両手を挙げていらっしゃいました。

 

・健太さん「去年、ステージ上で膝立ちで水を飲んだ時にそれを客席で見ていたブラックコンドルの若松さん(※)から

     『ヒーローは座って水を飲んじゃだめだよ』って言われましたので、今日は立って飲みました。ストローはだめですか?」

 観客笑。

※「鳥人戦隊ジェットマン」ブラックコンドル/結城凱役の若松俊秀さん。

 

・ドラムのガンタさんはお髭を生やされたので俳優のジョニー・デップさんに似ていると話題に。

 影山さん「クリソツですよ」

 遠藤さん「寄せてますよ絶対」

 ショッカーさん「どうする、たかぱす」

 高橋さんとガンタさんは顔が似ていると以前から話題になっていました。

 高橋さん「前までは似ているって言われてたのにどんどん僕から離れていくんですよ。よっぽど嫌だったのかな」

 観客笑。

 

・高橋さん「今回は二日間シャッフルっていう事で楽屋も山形さん、影山さん、遠藤さん、きただにさんとご一緒で」

 影山さん「……イヤなの?」

 高橋さん「いえいえそんな。とても新鮮で、去年まで大西洋平君とか鎌田章吾君とかの前で先輩ヅラしていたので」

 影山さん「……イヤなの?」

 高橋さん「いえいえ。初心に戻れた気持でした」

 観客笑。

 

・YOFFYさん「今日は楽屋がWiennersと一緒で、二人組同士だったんですよ」

 JOEさん「そこに高橋君が逃げてきてね」

 観客笑。

 

・「ターボレンジャー」でのパフォーマンスが大変になってきた健太さん。

 今回の盛り上がりや「ターボ・ビクトリー」の勢いを受け、もう少し続けてみようと思われたとか。

 

・自称シークレットゲストの嶋さん。

 

・コーラスの皆さんが紹介される際、観客が見やすいように前かがみになるMoJoさん。

 その背中に覆いかぶさるようによりかかる影山さん。

 

・そして最後に整列する際、一つずれた立ち位置に立っていた宮内さんに本来の立ち位置を教える影山さん。

 

・ライブ当日のXでは開催前からすでに「スーパー戦隊魂」がおすすめキーワードとして上昇。

 件の報道もあってか、各所から注目されている事がうかがえました。

 

・串田さん「僕は『もうダメか』ってずっと思ってましたけど、あきらめないでいた事で、こうしてみんなの前に立てています。

     70代最後なんですけど、年を忘れるくらい、これからも唄いつづけていければいいなと思っています」

 

・今回の模様はライブ終了後から数日後の11月6日から12日までの期間アーカイブ配信として楽しむ事が出来ました。

 内容はノーカットで開演前や休憩部分の時間がカットされていた他、アーカイブ用にオープニング映像が追加。

 デュエットをされる際は画面が二分割、三分割になるなどの工夫が凝らされており

 終演後バックステージで影山さんが常見さんに「おじいちゃんどうぞ」と椅子に座るに様促して笑いを誘う場面や

 出演者の皆さんが記念撮影にのぞまれる様子が収められていました。

 最後には当日披露された演目や出演者の皆さん、スタッフさん達の名前が記載され、

 休憩時間中には2026年のライブ「スーパーロボット魂 2026 "春の陣"」の告知CMが流れていました。

  • mixi
  • Grey Instagram Icon
  • x

© 2005 TEKKOUTETU All Rights Reserred

bottom of page