2025.09.10
「MoJo Take 19 #1」追加
MoJo Take 19 #1
25.9.6 ライブハウス LANTERN
出演/MoJo
コーラス/八木徹
演奏/カラオケ Harp.MoJo Ba.八木徹
シンガーソングライターとしてご自身のオリジナルソングを作り歌われる際は"とみたいちろう"
歌手としてアニメや特撮、漫画、ゲームなどのアニメソング関係の楽曲を歌われる際は"MoJo"
作家としてスタジオワークや作詞作曲などCMソングなどを手がけられる際は本名の"富田伊知郎"と
三つの名前をそれぞれの場面で使用されているMoJoさん。
そんなMoJoさんが歌われたアニメ、特撮、イメージソングを中心に展開されるだけでなく、
ご自身のオリジナルソングや、時にCMソング、さらに数々のカバーソングも精力的に歌われ、
多岐にわたるキャリアを堪能する事が出来るのがソロライブ「Take」シリーズです。
2020年より世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響や感染状況を鑑みて、
MoJoさんのソロライブ「Take」シリーズでは収容人数を従来の60人から半分の30人以下とする代わりに
2021年の「Take12」以降は「#1」「#2」の二回に分けて開催されており、
今回も「#1」と一週間開けて「#2」の二回に分けて開催でした。
2025年のMoJoさんのソロライブはご自身の楽曲とカバーで構成された「MoJo Take 18 二刀流」、
MoJoさんととみたいちろうさんの2マンライブとして開催された「~TWINS~」が開催されていますが、
純正「Take」シリーズとしては今回が今年初開催となります。今回は一日目「#1」のレポートです。
会場は東京渋谷の神泉駅程近くにあるライブハウスLANTERN。
50年近くの歴史がある本会場は日本のThe Beatlesファンが多く通う場所としても知られており、
プロアマ問わずライブが行われている他、音楽教室やダンス教室なども開かれています。
MoJoさんのファンの間では現在の「Take」シリーズの前身であるソロライブ「☆MoJo Zone」シリーズから
20年近くMoJoさんのホームグラウンドとして親しまれています。
会場内に入るとMoJoさんは既にステージにいらっしゃり、LANTERNのスタッフさんと談笑されていたり、
譜面を確認されていたり、アコースティックギターをつまびいたり、ブルースハープを吹かれたりされた後、
かつて組まれていたバンド"とみたいちろうと Big Beat"のベーシストで、
ライブではカラオケの音出しなどのスタッフ業務をお手伝いされている
"シロヤギさん"こと八木徹さんと打ち合わせをされていました。
ステージ上にはMoJoさんが弾いていたアコギの他、ヤギさんのベースが置いてありました。
開演時間前に観客が全員入場し、準備が整ったので少し早めに開演する事に。
00:The Theme From "A Summer Place" (夏の日の恋)/SE
01:光速電神アルベガス/MoJo
-MC-
映画「避暑地の出来事」主題歌「夏の日の恋」のパーシー・フェイスさんによるインスト版が流れる中、
女声の合成音声(AI)によるナレーションで今回のライブを構成する各コーナーを説明。
音声で「まずは宙明先生のコーナーです。ガンガン行きます」というナビゲートから
「MoJo Take 19 #1」の一曲目はアニメ「光速電神アルベガス」よりオープニングから。
MoJoさんは間奏で当日は台風15号が東京を通過した事を受け「台風一過、いい天気ですね」と話され
歌詞に合わせて観客を真っ二つにする振り付けを披露されるなど、にぎやかにライブがスタートしました。
・改めてMoJoさんがご挨拶をされ、今回のライブのメニューをおさらい。
・今回はまず「夏の思い出」をテーマに展開。
・MoJoさんのお誕生日前日に開催された作曲家の故・渡辺宙明先生の生誕100年を記念した
コンサート「生誕100年・渡辺宙明音楽祭」に出演された思い出話をされつつ、宙明先生が手がけられた楽曲コーナーへ。
02:戦いに赴く前に/MoJo
-MC-
03:若さのフォーメーション/MoJo
-MC-
04:バトルフィーバーJ -オルタネートバージョン-/MoJo
-MC-
宙明先生作品から続いては同じくアニメ「光速電神アルベガス」より「戦いに赴く前に」。
「先生の曲の中でも特に気に入っている」とお話されたMoJoさんは時折笑顔を見せながら歌われた後、
初めて宙明先生とお会いした時のお話や、楽曲の特徴をお話され、同じく「アルベガス」よりエンディング。
歌詞の「まだまだ」に更に「まだ」を加えて観客の笑いを誘いつつ、とても楽しそうに歌われていました。
続いてはスーパー戦隊シリーズから宙明先生との出会いの曲である特撮「バトルフィーバーJ」よりオープニングの別テイク版。
本曲を歌わる前に「生誕100年・渡辺宙明音楽祭」で二代目バトルコサック/神誠役の伴大介さんと歌われた事に触れられて
伸びやかに歌われる中、「ミス・アメリカ」の部分では客席の女性に視線を送ったりマイクを向けられる場面も。
・オーケストラの演奏をバックにして歌う時の心構えと歌う秘訣。
・MoJoさん「演奏が歌にのまれてしまわないように、むしろ逆にのんでしまう、自分がひっぱるような気持ちですね」
05:明日の戦士たち/MoJo
06:勇者が行く/MoJo
-MC-
同じく特撮「バトルフィーバーJ」より「明日の戦士たち」。本曲のカラオケはMoJoさんがご自身で作成。
宙明先生の楽曲へのお話を伺った後に聞くと、MoJoさんがとても作り込んで作成された事が改めて感じられました。
生誕100年を迎えられた宙明先生コーナーのラストは特撮「バトルフィーバーJ」よりエンディング。
MoJoさんのシリアスな歌声と観客のコーラスで重厚感ある締めくくりとなりました。
・ここで譜面台をステージ中央に設置されて、続いては夏のライブの思い出コーナー。
・この年の夏はほぼ毎週ステージに立たれていたMoJoさん。
ライブの場所も中国上海、東京お台場、大阪なんば、東京渋谷と多岐にわたりました。
・上海でのライブ「スーパーヒーロー魂2025 in上海 (超級英雄之魂 熱血演唱会)」の思い出。
・空気感の違いは感じるものの、ライブでの観客の盛り上がりは日本と通じるものがある。
MoJoさん「みんな日本語で歌ってますからね。歓迎してくれたみたいで嬉しかったですよ」
・出演者の皆さんと一緒に会食したお話。
・MoJoさん「ボイジャー、あの二人はホントに優しい人たちですね」
・前田達也さんは何でも食べる。
・寡黙な宮内タカユキさん。
・真夏といえば竜ですよという事で、ライブ「ANIME JAPAN FES 2025 "大阪夏の陣"」で共演された
特撮「ウルトラマンレオ」でウルトラマンレオ/おおとりゲンを演じられた真夏竜さんのお話。
・真夏さんのステージを舞台袖でご覧になっていたMoJoさん。
MoJoさん「やっぱりカッコイイんですよね。オレも歌っちゃおうかなと思いまして、今回歌わせてもらいます」
07:ウルトラマンレオ/MoJo
-MC-
08:星空のバラード/MoJo
-MC-
夏の思い出コーナーは真夏竜さんが歌われた特撮「ウルトラマンレオ」より初代オープニングから。
レコーディングさながらに譜面を確認されながらストレートに歌われるMoJoさんに曲への誠実さを感じました。
同じく「ウルトラマンレオ」より挿入歌「星空のバラード」。歌われる前に「この曲は凄く光りますね」と話され、
暖かながらもどこかさびしげな本曲をMoJoさんは穏やかに伸びやな歌声で披露されていました。
・MoJoさん「次は上海で初めて歌った歌なんですけど、ライブを作ってるバースデーソングには
とても若くて才能豊かで有望でかわいいスタッフがいるんですけど、そのスタッフからのリクエストで歌いました。
宮菌(宮内タカユキさんの愛称)がアニキ(水木一郎さんの愛称)と一緒にカバーした曲なんですけど、
上海ではアニキのパートをやらせてもらいました。今日は宮菌がいないので一人で歌ってみようと思います」
09:Brave Love, TIGA (COLOMBIA ver.)/MoJo
-MC-
ライブ「スーパーヒーロー魂2025 in上海 (超級英雄之魂 熱血演唱会)」にて宮内さんと歌われた、
特撮「ウルトラマンティガ」より地球防衛団の皆さんが歌われたエンディングを、
日本コロムビアで水木さんと宮内さんがカバーされたバージョンを、今回はMoJoさんがお一人でにカバー。
MoJoさんは全てのパートをお一人で歌われつつ、観客扇動してサビでは観客と一緒に大合唱されていました。
・MoJoさん「一人で歌うのもいいなぁ。二人だと楽なんだけどね」
観客笑。
・前途のコンサート「生誕100年・渡辺宙明音楽祭」で共演された高野二郎さんのお話。
・高野さんは本業はテノール歌手ではありますが、子門真人さんを敬愛し"平成の子門真人"を標榜。
子門さんの歌唱法の研究と実践、教育普及活動を行われています。
・MoJoさん「ステージを舞台袖で見ていたんですけど凄いですよね。ブレスやしゃくれの位置まで全部踏襲してる。
あそこまでいくと参りましたよ。いつか論文とか書きそうなくらい研究熱心ですよね」
10:勝利のマシンロボ/MoJo
-MC-
11:バビル2世/MoJo
12:データスハイパー 天使と共に/MoJo
コンサート「生誕100年・渡辺宙明音楽祭」で共演された高野二郎さんがカバーされた
アニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」より子門真人さんが歌われた二代目オーニングをカバー。
MoJoさんが子門さんの楽曲を歌われる際、一部で子門さんの歌唱を踏襲して歌われる事があるのですが、
今回はほぼ全編で子門さんの歌唱を踏襲して歌われ、間奏では代表曲「およげ! たいやきくん」を織り交ぜる場面も。
高野さんとはまた違ったアプローチの仕方はとても興味深く、それぞれの魅力を聞く比べる事できました。
夏の思い出コーナーの最後は、ライブ「ANIME JAPAN FES 2025 "大阪夏の陣"」のアンコールで出演者全員で歌われた
アニメ「バビル2世」より水木一郎さんが歌われたオープニング。MoJoさんと観客との連帯感を楽しんだ後は
前半の締めくくりとして、宙明先生の生誕100年を改めてお祝いするべく、
特撮「天装戦隊ゴセイジャー」より"御使い"データス&データスハイパーのテーマをご披露。
MoJoさんはステージを縦横無尽に動かれ、客席にのめり込む程に接近されて迫力のステージを披露されました。
~休憩~
-MC-
・ここで後半へ向けて約30分の休憩時間。
・この間のMoJoさんは衣装を変えられた後、スタッフの皆さんと打ち合わせをされたり、
初めてライブに来た観客の席へ出向いて談笑される場面もありました。
・準備が整った所で会場の照明がゆっくりと暗くなって後半がスタート。
・後半はとみたいちろうさんの楽曲コーナー。
・この年の7月に開催されたMoJoさんととみたさんのツーマンライブ「~TWINS~」において
歌をAIが分析し、曲のボーカル音声と楽器部分を個別に分離する事が出来る
AIステム分離ツール「Moises(モイセス)」と「LALALA(ラララ)」を使用した事で、
これまでカラオケが無かったとみたさんの楽曲を数多く聞く事が出来ました。
・MoJoさん「Moisesを教えてくれたヤギ先生からは『パンダに笹状態』と言われておりますが……」
観客笑。
13:ライバル/とみたいちろう
-MC-
14:ハイエナデキシーブルース/とみたいちろう
-MC-
後半一曲目はサッポロビール「びん生」のCMソング「風よロマンに針路を向けて」のカップリング曲「ライバル」。
本曲はこれまでアコギ演奏やいちろうさんご自身が作られたカラオケで披露された事はありましたが、
今回はAIによって作られたオリジナル版を元にしたカラオケで。間奏ではステージに背中を向け軽快なステップをご披露。
続いてはシングル「ハイエナデキシーブルース」より、冒頭の遠吠えが印象的な表題曲「ハイエナデキシーブルース」。
いちろうさんは観客の軽快な手拍子を受けながらとても楽しそうにのびやかな歌声を披露されていました。
・ここでヤギさんがステージに登場され、ベースの準備。
・更に今回はヤギさんの前にマイクスタンドが設置され、コーラスもご担当。
・いちろうさん「今回はヤギ先生がお歌いになるという事で」
観客拍手。
いちろうさん「お歌いになるという事で」
観客拍手。
ヤギさん「……なんなんすかネぇ」
観客笑。
15:下北 Town Woman/とみたいちろう 八木徹
-MC-
Big Beatの演奏で収録した幻の3rdアルバムから「下北 Town Woman」をヤギさんとセッション。
下北沢で長年愛され、この年に幕を閉じられた老舗ジャズバーLADY JANEの女将さんを歌われた本曲では、
どこか気だるげなコーラスをヤギさんがベースと共にご担当、MoJoさんは間奏になるとブルースハープをご披露。
時折お二人が顔を見合わせて笑顔を交わされながらのステージはなんとも素敵でした。
・いちろうさん「え? もっと歌いたい?」
ヤギさん「もうお腹いっぱいです」
観客笑。
・ステージを退場されるヤギさんが拍手で見送られ、ここからはキッズソングコーナーへ。
・前途のAIの力でこれまでカラオケが無かった楽曲のカラオケを作る事が出来るという事で
今回は子供番組や運動会や学芸会などのダンス教材やあそび歌などのキッズソングをカラオケ化。
・スタジオミュージシャン時代に「青春時代」で有名な森田公一とトップギャランのギタリスト岩田康男さんとお友達に。
MoJoさん「岩田さんってのはThe Beatlesが大好きな方で、
ある時『MoJo、ちょっとBeatlesみたいな曲作ったんだけど歌ってもない?』って声かけてもらいましてね。
歌ったのが『パンダキンギョ・マジックフィーリング』っていう曲なんですよ。
この頃はまさかこんなにパンダが大好きになるとは思いませんでしたね」
16:パンダキンギョ・マジックフィーリング/MoJo
-MC-
キッズソングコーナーは児童舞踊の第一人者である城野賢一さん、清子さんが振り付けや監修をされた楽曲群から
運動会用のダンス教材の「パンダキンギョ・マジックフィーリング」をライブ初披露。
The Beatlesの意匠が随所にみられる本曲ではMoJoさんの楽しさあふれる歌いぶりを堪能する事が出来ました。
・この年に生産を中止した日産自動車のスカイラインGT-Rの話題からスタジオミュージシャンの自動車事情に触れ
スカイラインGT-Rを愛用されていたギタリストの裵明煥さんのお話。
・MoJoさん「裵君から『ロックのカッコイイの作ったからさ、歌ってよ』って言われてスタジオに行ったんですよ。
行ったら子供向けの曲だったんですけど凄いロックでカッコよかったんですよね」
17:じしゃくマンはくっつくぞ/MoJo
-MC-
子供向けのダンス教材曲を集めたアルバム「あそびうた大作戦シリーズ ゲームでドン!」より「じしゃくマンはくっつくぞ」。
ギターを基調とした激しめのハードロックをMoJoさんはシャウトを交えながらとてもパワフルに歌われていました。
・MoJoさん「ハードな曲だね。キッズソングって意外と体力使うんですよ。
この曲、4番まであるんですけど、実は歌詞が全部同じなんですね。今回歌う時に初めて気づいたんですよ」
観客笑。
・MoJoさん「次の曲は小林亜星さんの事務所のスタッフさんから声をかけられて歌ったカバーなんですけど、
あれはとみた君だったかMoJoだったか、CDだったのか何かの付録だったのかちょっと忘れちゃったんですけど、
元を歌ってたのはクニ河内さん、♪ピッカピカのっいっち年生 (小学館の雑誌「小学一年生」CMソング)の方ですね」
18:ドラキュラのうた/MoJo
-MC-
NHK「みんなのうた」よりクニ河内さんによる「ドラキュラのうた」。MoJoさんはオリジナルとは別レーベルでカバーされています。
MoJoさんご自身が「結構好きな歌」と話されていた本曲ではMoJoさんコミカルな歌いぶりをたっぷりと堪能できました。
・続いては作曲家の池毅さんの楽曲。
・MoJoさん「レコーディングの時に舟木一夫さんが歌われた『銭形平次』のイメージで歌ってと言われたんですよ。
曲も『銭形平次』を意識していて可愛い曲なんですよ。曲中のイカした台詞もMoJoがやらせてもらいましたね」
19:江戸火消こ組出動/MoJo
-MC-
学芸会や発表会用の楽曲やアニメ、特撮ソングを集めたアルバム「学芸会 おゆうぎ会用CD」より「江戸火消こ組出動」。
MoJoさんは舟木さんを彷彿とさせる歌い方や威勢の良い歌声を披露されており、
間奏ではご自身によるセリフが流れるのに合わせて口パクをされ、最後は纏を掲げるポーズで締めくくられていました。
20:星雲仮面マシンマン 2015ver./MoJo
21:OH! チャイルド/MoJo
22:待っていたんだダイナマン/MoJo
23:ゴーゴーダイナロボ/MoJo
-MC-
ラストはMoJoさんコーナー。まずは特撮「星雲仮面マシンマン」よりオープニングを2015年に発表された
アルバム「星雲仮面マシンマン SONG & MUSIC COLLECTION」で新録された際のカラオケで。
観客との「あれは? (あれは!!)」の掛け合いではMoJoさんも(あれは!!)部分を歌われる珍しい一幕も。
同じく特撮「星雲仮面マシンマン」より、大空を思わせるダイナミックな曲調が印象的な「OH! チャイルド」。
MoJoさんはやさしく頼もしい歌いぶりを披露されながら観客のコーラスに笑顔を見せられていました。
続いてはがらりと雰囲気が変わり、スーパー戦隊シリーズから特撮「科学戦隊ダイナマン」より「待っていたんだダイナマン」。
緊迫感と勇ましさを感じる本曲をMoJoさんがシリアスに歌われた後は、同じく「ダイナマン」よちダイナロボのテーマ。
最後の「ダイナロボ」でのロングトーンではMoJoさんが観客とのロングローン対決が行われました
・MoJoさん「負けました。みんな凄いですね……オレはそれまでに何曲も歌っ……いけないいけない言い訳になるっ」
観客笑。
MoJoさん「でも今日は台風一過で爽やかな暑さでしたが、おかげさまでとても楽しくライブが出来ました。ありがとうございます」
観客笑。
24:科学戦隊ダイナマン/MoJo
「MoJo Take 19 #1」の本編ラストは特撮「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。
MoJoさんの代表曲の一つであるだけに、観客との一体感ある盛り上がりは言わずもがなで、
二番終わりの間奏ではLANTERNのスタッフさんをお一人づつ紹介され、観客から拍手が贈られていました。
-アンコール-
-MC-
観客が拍手を贈る中、MoJoさんが改めてLANTERNのスタッフさんやヤギさんをご紹介。
MoJoさんは各テーブルに向かって頭を下げられてご挨拶されると、拍子がアンコールを現す手拍子が続きました。
・MoJoさん「途中で倒れちゃうかもしれないですけど、その時は皆さんが勝手に歌ってください」
観客笑。
25:炎神合体エンジンオーG6/MoJo
「MoJo Take 19 #1」を締めくくるのは特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より炎神合体エンジンオーG6のテーマ。
疾走感の塊の様なハードな本曲をライブの最後に歌われるのはとても体力が必要とされるとは思いますが、
間奏で辛そうなパフォーマンスをされながらも実にパワフルに歌い切られるMoJoさんの姿は抜群に格好良かったです。
・MoJoさん「ありがとうございました。みんな、また会いましょう! 元気でねっ! おしまいっ!」
観客からMoJoさん、ヤギさん、LANTERNのスタッフの皆さんへ拍手が贈られ、「MoJo Take 19 #1」は終演となりました。
純正「Take」シリーズとしては今年初開催となった今回は、初披露曲が計5曲の大盤振る舞い。
前半は大活躍だったこの夏の思い出を、生誕100年を迎えられた宙明先生との楽曲とカバーで振り返り、
後半はAIの力でオリジナル音源で甦えったいちろうさんの楽曲と、そこからすそ野を広げてキッズソングが展開。
最後にはMoJoさんが歌われた特撮ソングを怒涛の勢いで歌われて締めくくられました。
宙明先生の楽曲群はMoJoさんのお話を伺った後に聞くと趣も増しましたし、
共演された方々が歌われた楽曲のカバーではMoJoさんならではのアプローチがとても興味深く、
いちろうさんの楽曲ではヤギさんとのセッションも含めてとても楽しそうな表情が印象的。
キッズソングのご披露はどれも嬉しかったと共にこれからのライブへの可能性の広がりを感じました。
MoJoさんのコーナーは曲紹介のみでほとんどノンストップで展開され、MoJoさんのタフさに圧倒されると共に
いちろうさんの楽曲、キッズソングを経てMoJoさんの楽曲を聞くと歌いぶりの幅広さに改めて感服いたしました。
補足
・特撮「バトルフィーバーJ」のレコーディングスタジオで初めて宙明先生とお会いした時のお話。
MoJoさん「スタジオに入るとミュージシャンとか他の人も沢山いたんで、誰が先生かわからなくてですね。
作曲家の方って割と個性的な格好や見た目をされている方も多いんですけど、
一人、ブレザーを着ている普通の方がいらっしゃったんですけど、それが先生で。全然気づかなかったんですよ」
・MoJoさん「先生の曲の特徴といえばやっぱり新しいものを取り入れるのが早いんですよね。
『ッぽぉーん』って鳴るシンセドラムとか、シンセサイザーとかもかなり早く取り入れてましたね。
どの曲にも出てくるなあと印象的だったのはティンパニ。タンバリンのタイミングはとてもこだわられてましたし。
ブラスのこだわりもう言わずもがなですね。劇伴に関しても近代的なジャズというか、新しいコード進行でしたね」
・MoJoさんが、串田さんと宮内さんと歌われたVシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーvsスーパー戦隊」の
エンディング「伝説」のレコーディングで見た宙明先生の緑色のスコアのオシャレさに感動。
・ギターの弦が指に入ったような顔。
・タァンボクサイネー。
・「聞いてたよ」
・コンサート「生誕100年・渡辺宙明音楽祭」ではアンコールに観客が大合唱するコーナーが設けられ、
串田さんがステージで観客が歌う「太陽戦隊サンバルカン」を聞くという一幕がありました。
MoJoさん「クッシーがすごく感動してましたね。オレもいつか経験してみたいなぁ」
・MoJoさん「バンド時代に作った曲ってね、結構パワーがいるんですよ」
ヤギさん「歳が1/3だったしね」
観客笑。
・MoJoさんは森田公一さんが手がけられた日本香堂のお線香「青雲」CMソング「青雲のうた」を
森田さんの前で歌われた事があるとか。
・「パンダキンギョ・マジックフィーリング」の曲中ではMoJoさんがとてもお好きだった
かつて恩賜上野動物園にいたパンダ、シャンシャンの名前を口にされる場面も。
・岩田康男さんや裵明煥さんやSHŌGUNの芳野藤丸さんなどギタリストの友人が多い。
・MoJoさんがスタジオミュージシャンとして初めて買った車は三菱ミラージュ1600GT。
・「ピッカピカ一年生」を歌われる際にはクニさんの歌いぶりをマネされていました。
・MoJoさん「クニさんはいつもピアノの前でぼおっとしていて『あ、とみたくぅん』って言ってましたね」
・2010年頃にMoJoさんが歌われ、総合格闘家の北岡悟さんがご出演されていた
ディスカウントストア「驚安の殿堂 ドン・キホーテ」のCMソング「情熱の人」は池さんとの作品だそうです。
・「オーナーのオーナーのオーナーのオーナーの小川さん」