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生誕100年・渡辺宙明音楽祭

25.8.23 LINE CUBE SHIBUYA

 

音楽監督・指揮/渡辺俊幸

 

出演/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 五條真由美 高野二郎

   伴大介 柿沢美貴 関智一 (順不同)

 

司会/山本百合子

 

プロデューサー/西耕一

 

指揮/髙橋奨

コンサートマスター/三瀬俊吾

演奏/オーケストラ・トリプティーク

コーラス/ヒーローコーラス

 

 

作曲家・渡辺宙明先生。

1953年のラジオドラマ「アトムボーイ」で作曲家としてデビュー。

50年代から70年代初頭までは「人形佐七捕物帖」シリーズや「スーパージャイアンツシリーズ」シリーズ等

新東宝を中心とした映画音楽をメインに数々の作品を手掛けられ、

1972年のアニメ「マジンガーZ」、特撮「人造人間キカイダー」を皮切りに、

東映を中心とした数々のテレビまんがの音楽をご担当。

以降、アニメではロボット、スポーツ、ファミリー向けなど多種多様なジャンルの作品を手がけられ、

特撮では石ノ森章太郎先生原作作品、初期のスーパー戦隊シリーズ、宇宙刑事シリーズからはじまるメタルヒーローシリーズ、

ゲームではスーパーロボット大戦シリーズからアイドルマスターシリーズなど幅広く手がけられ、

2022年に96歳でご逝去されるまで現役の作曲家として精力的に活動されていました。

 

ファンからはご本名の宙明(みちあき)の読みを変えた宙明(ちゅうめい)先生という愛称で呼ばれて親しまれ、

揚感と哀愁を併せ持つ独特のサウンド、革新的な音楽への追求から生まれた不世出の旋律は、

"宙明節"(ちゅうめいぶし)や"宙明サウンド(ちゅうめいさうんど)"と呼ばれています。

 

2025年は1925年8月19日にお生まれになった宙明先生の生誕100年にあたり、

日本の作曲家の作品を掘り起こすレーベル、スリーシェルズ代表の西耕一さんのプロデュースで

先生のお誕生日にほど近い8月23日に生誕100年を祝う記念コンサート開催されました。

 

音響監督には宙明先生のご子息であり、

作曲家として映画平成版「モスラ」シリーズ、大河ドラマ「毛利元就」「利家とまつ~加賀百万石物語~」

アニメ「銀河漂流バイファム」「アイドル伝説えり子」「宇宙兄弟」などを手掛けられた渡辺俊幸先生が就任。

 

演奏は宙明先生の生前から宙明先生の楽曲のコンサートにおいて演奏を担当されている

西さんがプロデュースのオーケストラ・トリプティークの皆さんがご担当。

 

そして串田アキラさん、MoJoさん、宮内タカユキさん、五條真由美さんら

宙明先生が手がけられた楽曲を数多く歌われてきた歌手の方々に加え、

子門真人さんを敬愛し"平成の子門真人"を標榜して歌唱法の研究と実践、

教育普及活動を行われているテノール歌手の高野二郎さんのご出演が発表されていましたが、

更に宙明先生が音楽を手がけた作品である特撮「人造人間キカイダー」でキカイダー/ジローを演じられた伴大介さん、

OVA「戦え!! イクサー1」シリーズで主題歌を歌われた柿沢美貴さん、イクサ―1を演じられた山本百合子さん、

特撮「銀河ロイドコスモX」でコスモX/十文字宙を演じられ、原案や主題歌も歌われた関智一さんのご出演が追加で発表されました。

 

コンサートの性質上、今回のレポートはざっくりとした内容でございます。予めご了承頂けましたら幸いです。

 

会場はかつて渋谷公会堂やC.C.レモンホールと呼ばれていたホールの跡地と同じ敷地内に建てられたLINE CUBE SHIBUYA。

多くの観客が会場横に長い行列を作りながら順番に入場していくと、

ホール内の一階から三階まで既に多くの観客が着座し開演を待っている状況。

 

ステージ上にはオーケストラ、コーラスなどそれぞれのブースが設けられ、

背面は大きなスクリーンになっており、今回のコンサートのロゴが映し出されていました。

開演までの間はホール内にBGMなどは流れておらず、オーケストラの皆さんが調音している音が聞こえていました。

 

開演時間になってしばらく経つと開演にあたっての諸注意のアナウンスが行われ、

オーケストラとコーラスの皆さんがゆっくりと登場されてそれぞれの位置で準備。

しばらくすると開演のブザーが鳴り、会場全体の照明がゆっくりと暗くなっていよいよ開演です。

 

-MC-

 

・俊幸先生と山本さんがご登場。

・まずは俊幸先生がご挨拶。

・宙明先生が生誕100年を迎えられた事と、先生が音楽を手がけられた特撮「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まる

 スーパー戦隊シリーズが50周年を迎えた事や、アニメ「マジンガーZ」をはじめとしたロボットアニメ、

 特撮「宇宙刑事ギャバン」から始まるメタルヒーローシリーズなどの多くの楽曲が

 今もなお多くの人に愛されていることを感慨深くお話しされていました。

・続いて山本さんがご挨拶。

・OVA「戦え!! イクサー1」制作にあたり監督の平野俊弘さんが「音楽は絶対宙明先生がいい」と熱望されたというお話をされ、

 今回、山本さんがステージに登場されず、影で声のみで語りを担当される際はイクサー1として

 ステージに登場される際は山本さんご本人として進行される旨がお話しされました。

 

・俊幸先生と山本さんが開演を宣言された後、俊幸先生が退場され、

 山本さんがステージ向かって左端の司会ブースに移動し伴さんを呼び込まれました。

・拍手の中、伴さんが登場されると 指揮を務められる髙橋奨さんがも登場されて山本さんはご退場。

 コンサートマスターの三瀬俊吾さんと伴さんとアイコンタクトを交わされていました。

第1部

●1972年・人造人間キカイダーから始まった宙明サウンド

01:ジローのギター

~(メインタイトル)人造人間キカイダー

~ゴーゴー・キカイダー (1C)/伴大介

-MC-

 

最初のコーナーは「1972年・人造人間キカイダーから始まった宙明サウンド」と題し、

宙明先生にとって初めてのテレビアニメ・特撮作品である特撮「人造人間キカイダー」の楽曲をメドレーで。

主人公・ジローが登場時に演奏している「ジローのギター」の哀愁を感じる音色に弦楽器が合流して趣を増した後、

「人造人間キカイダー」タイトルバックからのヒデ夕樹さんが歌われたオープニングテーマを伴さんがカバー。

勇ましくもどこかさびしさも感じる曲調の中、伴さんが渋みの聞いた歌声を披露されました。

 

・「ジローのギター」が終わると山本さんがイクサー1としての語りが挿入されたのですが、

 語りの内容はOVA「戦え!! イクサー1」の世界観を織り交ぜつつ、

 イクサー1の視点からこれから歌われる楽曲の作品やキャラクター達を紹介されるものでした。

・以降、曲前にはイクサー1の語りが設けられている箇所が多くありました。

・さらに事前に録音された伴さんによるキカイダー/ジローのセリフも流れました。

 

・山本さんが登場され、高野さんのを紹介されると高野さんがご登場。

・さらに事前に録音された伴さんによるキカイダー/ジローがキカイダー01/イチローに投げかけるセリフも流れました。

02:キカイダー01 (1C)/高野二郎 

-MC-

03:戦えイナズマン (1C)/高野二郎

-MC-

 

颯爽としたトランペットも勇ましい特撮「キカイダー01」より子門真人さんが歌われたオープニング。

高野さんの子門さんを踏襲した歌いぶりが高揚感を誘った後、高野さんが取り出されたのはイナズマンのソフビ人形。

イクサー1の語りとイナズマン/渡五郎を演じられた伴さんのセリフから特撮「イナズマン」より子門真人さんが歌われたオープニング。

伸びやかな高野さんの歌いぶりと勇ましい演奏を堪能した後、山本さんに呼びこまれて関さんが登場されました。

 

・ステージ中央に関さんが立たれると、指揮の髙橋さんが放物線を描いて関さんの足元に布を落とされました。

・関さんが拾いあげたのはスパイダーマンのスーツ。

・ここで特撮「スパイダーマン」で敵の鉄十字団幹部アマゾネスを演じられた賀川ゆき絵さんのセリフが流れ、

 関さんが作中のスパイダーマンの口上の様に「渡辺宙明の100周年に駆けつける男、スパイダーマン」と名乗られました。

 

04:駆けろ! スパイダーマン (1C)/関智一

-MC-

 

観客大沸の中、特撮「スパイダーマン」よりヒデ夕樹さんが歌われたオープニングを関さんがカバー。

野性味あふれる楽曲の様々な音色が生演奏で披露される中、関さんはヒデさんの節回しも踏襲されながら歌われていました。

 

・歌が終わるとアマゾネスの台詞が流れ出し、関さんとの会話が展開されました。

・関さんを見送りながら山本さんが登場され、続いて登場されるMoJoさんと宮内さんをご紹介されました。

・MoJoさんが登場され「今日は格調高いね。最高ですよ」とご挨拶をされました。

 

05:光速電神アルベガス/MoJo

-MC-

06:ビデオ戦士レザリオン/宮内タカユキ

-MC-

07:勝利のマシンロボ/高野二郎

-MC-

08:戦え! バイカンフー/高野二郎

-MC-

 

イクサー1が「アルベガス」の主人公達を応援する語りからアニメ「光速電神アルベガス」よりオープニング。

MoJoさんが観客を扇動されながらダイナミックなステージを披露された後は宮内さんがご登場。

宙明先生へのお祝いの言葉を述べられた後にイクサー1が「レザリオン」の世界感に関する語りが流れ、

管楽器が荘厳さを感じるアニメ「ビデオ戦士レザリオン」よりオープニングを宮内さんがスタイリッシュに歌われました。

退場される宮内さんを見送られながら山本さんが登場され、改めて高野さんをご紹介。

高野さんは「マシンロボ」の主人公ロム・ストールの決め台詞を今回用に変えて「……人、それを宙明サウンドと言う」と披露されると、

アニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」より子門真人さんが歌われた二代目オーニングをたっぷりの伸びやかさで歌われました。

続いて高野さんは作中でロムがバイカンフーへと合体する台詞を披露されて歌われたのは「マシンロボ」より子門真人さんが歌われた挿入歌。

原曲を歌われている時の子門さんの凛々しい歌いぶりそのままに歌われる高野さんが印象的でした。

 

・退場される高野さんを見送られながら山本さんがご登場。

・この年にシリーズ50年目を迎えたスーパー戦隊シリーズより、宙明先生が手がけられた楽曲のコーナーへ。

 

●オリジナル歌手によるスーパー戦隊

09:バトルフィーバーJ/MoJo 伴大介

-MC-

 

続いては「オリジナル歌手によるスーパー戦隊」。まずはMoJoさんと二代目バトルコサック/神誠を演じられた伴さんがご登場。

伴さんのバトルコサックとしての台詞と名乗りの音声が流れた後、特撮「バトルフィーバーJ」よりオープニングへ。

MoJoさんがはつらつとした歌われる中、伴さんは「Лa!」を担当され、サビの振り付けをMoJoさんと共に行われていました。

 

・MoJoさんと伴さんが退場され、山本さんに呼びこまれて串田さんがご登場。

・串田さんは特撮「太陽戦隊サンバルカン」を歌われる事になった経緯をお話されました。

 

10:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ

-MC-

11:大戦隊ゴーグルファイブ-オルタネートバージョン- (タイトルコール入り)/MoJo

-MC-

 

機械帝国ブラックマグマの幹部"銀河無宿"アマゾンキラーを演じられた賀川ゆき絵さんのセリフが流れると、

特撮「太陽戦隊サンバルカン」よりオープニング。打楽器が大活躍する演奏の中、串田さんは原曲同様にしっかりとした滑舌で歌われました。

MoJoさんが登場され、イクサー1の「ゴーグルV」の技名を交えた語りから、特撮「大戦隊ゴーグルファイ」よりオープニング。

今回はヒーロー・コーラスの皆さんによるテレビ放送時のタイトルコールに加え、

別テイク版であるオルタネートバージョンのコーラスが入れられていました。

 

・登場された山本さんに呼びこまれ、串田さんと宮内さんがご登場。

・この時、スタッフさんによってステージ中央に高めの椅子が運び込まれ、串田さんが寄りかかる様に腰掛けられました。

12:伝説/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ

 

前半の最後は"魂の三兄弟"と呼ばれるお三方によるVシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーvsスーパー戦隊」よりエンディング。

軽快なマーチの生演奏も軽やかに、お三方それぞれが歌われる中、串田さんが一番の歌詞を間違えてしまったのですが、

MoJoさんと宮内さんが一緒に歌ってカバー。間奏ではお三方が口を開けて笑顔を交わされているのが印象的でした。

 

~休憩~

-MC-

 

拍手の中、串田さん、MoJoさん、宮内さんが退場され、続いて演奏陣の皆さんがご退場。

その間に、イクサー1によるアナウンスがあり20分間の休憩へ。

 

後半開始の時間が近づくと、オーケストラの皆さんの他、演奏陣の皆さんが登場されてスタンバイ。

調律が終わると会場の照明がゆっくりと暗くなり、指揮の髙橋さんがご登場されました。

 

第2部

●イクサー1特集・40周年記念

13:ナギサ!!/山本百合子

-MC-

 

続いてのコーナーは「イクサー1特集・40周年記念」。イクサー1からヒロイン加納渚への語りから山本さんがご登場。

OVA「戦え!!イクサー1 ACT-II イクサーΣの挑戦」より「ナギサ!!」を凛とした力強さを感じる歌声で披露されました。

 

・山本さんお一人でお話。

・山本さん「宙明先生の曲はワクワクしますよね。イントロでキターって思います。でも私、先生の曲はこの一曲だけなんです」

 観客笑。

 山本さん「こんなに楽しいならもっと曲をお願いしておくんでしたが、これからもこの曲を大切に歌っていきます」

・ここで山本さんに呼びこまれて柿沢さんがご登場。

・柿沢さん「実は富士急ハイランドで一度だけ『イクサー1』を歌ったっきりこういったステージは40年ぶりでして、

     40年前の曲ですが、地球が大変な今だからこそ、伝えられるものがあるのではないかなと思います」

 

14:戦え!! イクサー1/柿沢美貴

-MC-

15:イクサーロボ

-MC-

 

山本さんが退場されるとイクサー1の語りから柿沢さんが歌われたのはOVA「戦え!!イクサー1」よりエンディング。

柿沢さんは40年のブランクを感じさせない張りのある歌声で「FOREVER」の箇所では振り付けを交えて歌われていました。

柿沢さんが退場され、イクサー1がイクサ―ロボに投げかける語りから、同じくOVA「戦え!!イクサー1」よりイクサ―ロボのテーマ。

演奏が始まると背面スクリーンにOVA「戦え!!イクサー1 ACT-3 完結編」で実際に「イクサーロボ」が流れたシーンが流れ出し、

フィルムコンサートさながらに非常に臨場感を感じる事が出来ました。

 

16:永遠のイクサー1/柿沢美貴

-MC-

17:ドラゴン伝説/柿沢美貴

-MC-

 

柿沢さんが登場され、OVA「戦え!!イクサー1 ACT-3 完結編」でのイクサー1から渚に向けての語りからエンディング。

印象的な高揚感を誘う前奏から柿沢さんの張りのある歌声が披露された後、イクサー1からイクサー3へなげかける語りから

柿沢さんの「イクサードラゴーン!」の掛け声でカセット文庫版「冒険!! イクサー3」より鶴崎江里子さんが歌われたオープニング。

ティンパニの重低音と管楽器によるシリアスな雰囲気の中、柿沢さんは鶴崎さんを思わせるしなやかさで歌われていました。

 

・退場される柿沢さんを見送られながら山本さんがご登場。

・宙明先生の楽曲を多く歌われている柿沢さんが羨ましいとお話され観客の笑いを誘った後は五條さんがご登場。

・五條さんが「キュア・アクション」レコーディング時に宙明先生がピアノにとてもこだわられていたというお話をされると

 ステージ端に関さんがご登場。ご自身が演じられたメップルの台詞を披露され、

 イクサー1がプリキュアの必殺技「プリキュア・マーブル・スクリュー」の掛け声を交えた語りをされると

 五條さんが手のひらを広げて空に突き上げ、プリキュア達の変身時の掛け声である「デュアル・オーロラ・ウェイブ!」をご披露されました。

 

18:キュア・アクション/五條真由美

-MC-

 

五條さんが歌われたのはアニメ「ふたりはプリキュア」よりイメージソング「キュア・アクション」。

はつらつとしつつも颯爽と五條さんが歌われる中、間奏ではピアノソロが展開されソロが終わると観客から拍手が起こりました。

 

・五條さんが拍手で見送られると山本さんがご登場。

・ここで再び関さんがご登場。山本さんのリクエストでメップルの声を少しだけ披露されました。

 

●銀河ロイドコスモX&関智一

19:戦え! 銀河ロイドコスモX/関智一

-MC-

20:銀河ロイドコスモX組曲(驚愕~危機~365の必殺技~ヒロシのテーマ)

-MC-

 

ここからは「銀河ロイドコスモX&関智一」と題し、関さんによるソロコーナー。

まずはVシネマ「銀河ロイド コスモX」よりコスモX/十文字宙を演じられた関さんご自身の変身の掛け声からオープニング。

ダイナミックな演奏の中、関さんが勢いのある歌いぶりを披露された後、「コスモX」の思い出をお話されて一旦ご退場。

オーケストラの皆さんがVシネマ「銀河ロイド コスモX」の劇伴を「銀河ロイドコスモX組曲」としてご披露。

「コスモX」の楽曲をオーケストラで聞く事が出来るのもとても貴重。円熟味を増した宙明先生の2000年代の楽曲を堪能しました。

 

・山本さんと関さんが登場され、続いては俊幸先生が宙明先生の楽曲を次世代に受け継いで欲しいと

 関さんへ向けて選曲された楽曲を披露されるコーナーへ。

 

21:ああ電子戦隊デンジマン (1C)/関智一

-MC-

22:俺が正義だ! ジャスピオン (1C)/関智一

-MC-

23:時空戦士スピルバン (1C)/関智一

-MC-

 

まず関さんが歌われたのはスーパー戦隊シリーズより特撮「電子戦隊デンジマン」より成田賢さんが歌われたオープニング。

関さんは成田さんを思わせる節回しで披露されつつ、「デンジスパーク」では変身のポーズをされていました。

続いてはメタルヒーローシリーズより特撮「巨獣特捜ジャスピオン」よりアイ高野さんが歌われたオープニング。

電子ドラムが印象的な演奏を受け、関さんはしなやかに歌われました。

そして特撮「時空戦士ジャスピオン」より水木一郎さんが歌われたオープニング。

荘厳な前奏の生演奏も嬉しく、関さんは「行くぜ結晶」「まかせろ結晶」では水木さんが行われていた振り付けを踏襲されていました。

 

・関さんが歌われた後、イクサー1が「全ての悪にとどめを刺す時がきました」と語り、

 関さんが「356ある必殺技のうちの一つ! レーザーブレードメドレー」と紹介されて「レーザーブレード特集」へ。

 

●レーザーブレード特集&串田アキラ

24:レーザーブレード・セレクション

B-11 マクーの攻撃

~B-2 異次元大決戦

~B-3 青き閃光

~A-6 激闘の嵐 

~M13 サイキック斬、そして

~A-11 紅蓮の戦闘領域

-MC-

 

特撮「宇宙刑事ギャバン」の戦闘時のクライマックスでよく流れていた「B-11 マクーの攻撃」は

「レーザーブレードのテーマ」として親しまれ、以降、宇宙刑事や他作品でも意匠を受け継いだ楽曲が多く作られました。

今回は宙明先生の楽曲でも人気が高く、先生を象徴する楽曲群をメドレーでご披露。

前途の特撮「宇宙刑事ギャバン」より「B-11 マクーの攻撃」からはじまり、特撮「宇宙刑事シャリバン」より「B-2 異次元大決戦」、

特撮「宇宙刑事シャイダー」より「B-3 青き閃光」、特撮「時空戦士スピルバン」より「A-6 激闘の嵐 」、

OVA「破邪大星ダンガイオー」より「M13 サイキック斬、そして」、アニメ「神魂合体ゴーダンナー!!」より「A-11 紅蓮の戦闘領域」と

オーケストラの生演奏ならではの迫力から生まれる臨場感と緊張感をたっぷりと味わう事が出来ました。

 

・演奏が終わると指揮の髙橋さんが促されてオーケストラの各セクションのみなさんが起立され、観客から拍手が贈られていました。

・関さんが登場されイクサー1との掛け合いが行われ、最後にコスモX/十文字宙として観客に再会を誓うご挨拶をされました。

 

・関さんを見送られながら登場された山本さんに呼びこまれ、串田さんがご登場。

・この時、スタッフさんによってステージ中央に高めの椅子が運び込まれ、串田さんが寄りかかるように腰掛られました。

 

・前年の1月末に急性すい炎を患われ、リハビリを続けながらステージへと復帰された串田さん。

 復帰へ向けての思いと、入院中に宙明先生が手がけられた楽曲やファンの応援に励まされたとお話されました。

 

25:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ

-MC-

26:強さは愛だ/串田アキラ

 

串田さんの「蒸着!」という変身時の掛け声とポーズから特撮「宇宙刑事ギャバン」よりオープニングを

2022年に開催されたコンサート「渡辺宙明 追悼コンサート」にて俊幸先生がアレンジされた版。

力強さに煌びやかさが加わったアレンジの本曲を、串田さんはひと言ひと言を確認するように歌われていました。

串田さんが宇宙刑事と出会った時に感じた未来への期待をお話され、特撮「宇宙刑事シャリバン」よりエンディング。

歌われる前に宙明先生もとてもお好きな曲だったと話された串田さんは、とても力強い声で歌いきっていました。

 

-アンコール-

-MC-

 

・串田さんが退場されると山本さんが登場され、

 ここからはオーケストラ・トリプティークの皆さんのコンサートでは恒例になっている

 オーケストラ演奏に合わせて観客も歌おうという「大合唱コーナー」へ。

・「大合唱コーナー」は俊幸先生が指揮を担当されるという事で髙橋さんとバトンタッチ。

・俊幸先生「このコーナーは生前は父が指揮をしており、皆さんの歌声を聞く度に『長生きはするもんだ』と話していました。

     今日は父にも届くように皆さん大いに歌ってください」

 

●大合唱コーナー

27:ジローのギター

~(メインタイトル)人造人間キカイダー

~ゴーゴー・キカイダー (1C)/観客&伴大介

-MC-

28:太陽戦隊サンバルカン (1C)/観客&串田アキラ

-MC-

29:マジンガーZ (1C)/観客&串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 五條真由美 高野二郎 伴大介 柿沢美貴 関智一 山本百合子

 

観客起立で俊幸先生の指揮による「大合唱コーナー」。

特撮「人造人間キカイダー」より「人造人間キカイダー」タイトルバックからのオープニング。

演奏が始まる前にステージに伴さんが登場され、観客が歌っている様子をしみじみと見渡されていました。

続いては伴さんと入れ替わりに串田さんが登場されて特撮「太陽戦隊サンバルカン」よりオープニング。

観客が歌う様子を笑顔で見守られていた串田さんは「負けた。太陽がガンガン照っているみたいでした」とお話しされました。

ここで山本さんに呼びこまれて今回の出演者の皆さんが全員ステージ上に登場され、

「生誕100年・渡辺宙明音楽祭」のラストはアニメ「マジンガーZ」より水木一郎さんが歌われたオープニング。

観客が大いに歌う中、出演者の皆さんもそれぞれ口ずさまれたり水木さんが行っていた振り付けをされていました。

 

●記念撮影

 

・ここで出演者の皆さんがステージ上に登場され、観客が自由に写真を撮影できるフォトセッションコーナー。

 山本さんが観客へ撮影後はSNSでの発信と共に、他の観客の顔が映らないように配慮を、と指示されていました。

・出演者の皆さんが「Z」のポーズをされ、客席の左、中央、右と向かれる中、多くの観客がその様子を写真に収めていました。

・オーケストラの皆さんもその場で立たれて出演者の皆さん全員でポーズを決められていました。

 

フォトセッションが終わると、歌手の皆さんに続いて演奏陣の皆さんが順番に退場されていき、

俊幸先生と山本さんがご挨拶をされ、「生誕100年・渡辺宙明音楽祭」は終演となりました

 

 

宙明先生の生誕100年を記念した今回のコンサートはアニメ、特撮の歌曲を中心に展開。

柿沢さん40年ぶりのステージと山本さんの「イクサー1」、今回大活躍の関さんの「コスモX」と、

OVAとVシネマはこれまでのコンサートでも掘り下げられなかった作品だけに、生演奏で聞く事が出来たのは非常に貴重でした。

また、山本さんが司会以外にもイクサー1としてコンサート全体のナビゲートをされたり、

関さんの各キャラクターの台詞や柿沢さん、五條さん、串田さんの変身の掛け声が盛り込まれるなど、

オーケストラのコンサートの中にエンターテイメント性が盛り込まれていたのも実に新鮮でした。

 

特撮デビュー作である「キカイダー」からはじまり、数々の特撮ヒーローやロボットアニメの楽曲が

オリジナル、カバーをまじえて展開され、50周年を迎えたスーパー戦隊シリーズ、40周年をむかえた「イクサー1」、

宙明先生が手がけた劇伴の中でも人気の高いモチーフの楽曲を集めた大ボリュームの「レーザーブレードメドレー」、

大病から復帰された串田さんのソロコーナーから観客の大合唱をアニメデビュー作である「マジンガーZ」で締められるという、

これまで開催されてきた宙明先生のコンサートシリーズの集大成を感じさせる盛大なもので、

改めて宙明先生が手がけられてきた作品の幅広さとバラエティ豊かさを全身に浴びるように堪能致しました。

 

宙明先生生誕100年おめでとうございます。

 

 

声の出演/賀川ゆき絵

 

 

補足

 

・2階ホワイエには宙明先生ゆかりの品々が展示されており、多くの観客が観覧の列を作っていました。

 更に出演者のサイン入りの本公演のチラシと宙明先生の等身大パネルも展示され、

 記念撮影が出来るフォトスポットも設けられていました。

 

・「キカイダー」のイクサー1による語りでは「キカイダー」に登場するハカイダーをモデルにしたイクサー2に言及される箇所も。

 

・「ゴーゴー・キカイダー」では背面スクリーンが青と赤の縦に二分割の照明で照らされてキカイダーを表現していました。

 

・「駆けろ! スパイダーマン」では背面スクリーンに青と赤の照明が横に二分割で照らされてスパイダーマンを表現していました。

 

・「バトルフィーバー」で登場された伴さんは、二代目バトルコサック/神誠を思わせるテンガロンハット姿でした。

 

・「太陽戦隊サンバルカン」が歌い終るとアマゾンキラーが撤退するセリフが流れていました。

 

・イクサー3はカセット文庫版ではイクサー1の娘、OVA版では妹とそれぞれで立場が違いますが

 「ドラゴン伝説」はカセット文庫版の歌なので、歌われる前のイクサー1の語りでは「娘」とされていました。

 

・関さん「皆さんご存知かもしれないんですけど、ワタシ、ウザいくらいヒーローが好きで……」

 観客笑。

 関さん「色んな所に出てきちゃって皆さんのお目汚しをしてしまい申し訳ないんですけど、

    20年くらい前、何でもわがままを聞いてくれる時代があったんですよ。売れてたもので」

 観客笑。

 関さん「その頃、特撮ヒーローものをやってみたいなっていう話をしていて出来たのが『コスモX』でした」

 

・コスモXのスーツに関して相談に行くはずが作る前提で話しが進んでいる。

 

・レコーディングが深夜に及び、夜食にカレーとハンバーグを平らげる宙明先生。

 

・関さんは水木さんが開かれていた「水木一郎ボーカルスクール」に通っていた事があるとか。

 

・串田さん「宙明先生からは『80歳まで歌えるよ』って言ってもらったんですけど、オレはもっと先に行くからね」

 観客拍手。

 串田さん「宙明先生は『100歳まで曲を書きますよ』ってお話されていたから、きっと今も曲を書いていますよね」

 

・俊幸先生「父は『100歳まで生きる』と常々話しておりまして、我々もそうだろうと思っていました。

     晩年まで元気であっただけに残念ではありますが、今日はきっと父も見に来ていると思います」

 

・会場から出る際にスタッフさんから配布されたチラシによりますと

 当日の模様は9月14日に動画サービス・ニコニコ動画にて有料配信が予定されているとの事です。

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