2025.08.14
「昭和・平成懐かしのアニソン・ドラマソング」追加
レジェンドたちが集結!! 昭和・平成懐かしのアニソン・ドラマソング 昼公演
25.8.11 ニッショーホール
出演/タケカワユキヒデ 前川陽子 麻倉未稀 鮎川麻弥 高橋洋樹 松本梨香
オープニングアクト/myunとyayo~(myun yayo)
コーラス/myunとyayo~
ダンス/二名(名前わからず。申し訳ありません)
演奏/G.西川進 Dr.西沢拓海 Ba.かーすけ Key.山葉隼也 カラオケ
昭和と平成を彩ったアニメやドラマの様々な主題歌を歌われた歌手の方々が一堂に会して
"「カラオケで必ず歌う曲・青春を思い出す大好きな曲」でランキングに入るヒット曲を
レジェンドたちが生バンドによる迫力の演奏と共に豪華リレー!"という触れ込みのコンサート
「レジェンドたちが集結!! 昭和・平成懐かしのアニソン・ドラマソング」が開催されました。
ご出演はバンド・ゴダイゴのボーカルであるタケカワユキヒデさんや
テレビ黎明期より活躍されている前川陽子さん、様々なドラマ主題歌を歌われた麻倉未稀さん、
アニメ制作会社サンライズの作品群の主題歌を多く歌われている鮎川麻弥さん、
アニメ「ドラゴンボール」の初代オープニングを歌われている高橋洋樹さん、
世界中を席巻するアニメ「ポケットモンスター」の主演声優で、主題歌を歌われている松本梨香さん。
当初はこの年の5月に「昭和100年企画! みんなで歌おう! 昭和・平成懐かしのアニソン・ドラマソング」と題して
千葉県の松戸市民会館にて松本さん以外の方々がご出演されて昼夜二公演で開催される予定でしたが、
直前に主催者都合により延期となっておりましたが、その一月後に、松本さんを加えての開催が発表されました。
それぞれの代表曲はもちろん、カバーや今回ならではの組み合わせなどが用意されているとの事で
どういった楽曲を聞く事が出来るのか大変興味深く足を運びました。昼夜二公演のうち今回は昼公演のレポートです。
会場は前途の千葉県の松戸市民会館から場所を移し、東京都港区虎ノ門にある日本消防会館内にあるニッショーホール。
2024年に日本消防会館が新しく建て替えられたという事もありとても新しさを感じる会場でしたが、
開場時間後に日本消防会館内に入ると最終調整を行っている影響で開場が遅れており、
前売りチケット、当日引換チケット、招待チケットの三種がそれぞれ列をつくっており特に招待チケットの列が長かったです。
30分近く遅れて開場し入場したホール内は深い茶色の木材を基調としたとても落ち着きを感じるもので、
ステージ上には向かって左からキーボード、ギター、ベース、ドラムの順で楽器がセッティングされ、
出演者の皆様用の水が置かれたテーブル以外は特に何もないシンプルなものでした。
開演5分前になると間もなく開演である旨と、上演上の諸注意がアナウンスされていました。
開演時間を少し過ぎた頃、照明が暗くなっていきいよいよ開演です。
●オープニングアクト/myunとyayo~
-MC-
・拍手の中、オープニングアクトを務められる"天国にいちばん近いアイドル"myunとyayo~のお二人が登場されてご挨拶。
・myunさんは立石美由紀で女優として活動され「あさひが丘の大統領」にも出演されていたとか。
01:サインはV/myunとyayo~
02:CAT'S EYE/myunとyayo~
03:太陽がくれた季節/myunとyayo~
オープニングアクトは坂口良子さんが歌われた1973年のドラマ版「サインはV」主題歌でスタート。
小気味良い掛け合いのあとはアニメ「キャッツ・アイ」より杏里さんが歌われたオープニングを艶めかしく。
そして最後は青い三角定規の皆さんが歌われたドラマ「飛び出せ! 青春」の主題歌へ。
myunとyayo~のお二人は曲間にMCや曲紹介などを設けず、どの曲もきれいなハーモニーで歌われ、
歌い終えられるとご挨拶をされて退場されました。
00:OVERTURE/SE
01:ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO/麻倉未稀
02:RUNAWAY/麻倉未稀
未来感漂う宇宙的なSEが流れる中、バンドの皆さんが登場されて各々のブースにセッティング。
SEが終わるとイントロが奏でられはじめて麻倉さんがご登場。
ボニー・タイラーさんの歌った映画「フットルース」の挿入歌を日本語訳にして
ドラマ「スクール☆ウォーズ」に起用されたご自身の代表曲を圧巻の迫力ある歌声で歌われると、
続いてボン・ジョヴィのデビューアルバム「夜明けのランナウェイ(Runaway)」の表題曲を日本語訳した
ドラマ「乳姉妹」の主題歌へ。麻倉さんはハイトーンを交えてクールでシリアスに歌われました。
・観客へご挨拶されるもライブタイトルが出てこない麻倉さん。
・麻倉さん「今日はドラマソングを一人で担ってます」
観客笑。
・歌われている途中で外れてしまったブレスレットを床から拾い上げ、水が置かれているテーブルに置く麻倉さん。
麻倉さん「興奮しすぎて取れちゃいました。(机の上を確認しながら)あたしの陣地っ」
観客笑。
・数日前に65歳のお誕生日を迎えられた麻倉さん。
麻倉さん「なのにこんなハードな曲を2曲続けてなんて……なので今おしゃべりしながら休憩してます」
観客笑。
03:What a feeling~フラッシュダンス/麻倉未稀
-MC-
映画「フラッシュダンス」の主題歌を日本語訳して、ドラマ「スチュワーデス物語」の主題歌として起用された曲。
スローな歌い出しでは麻倉さんの深みのある歌声に、激しくなってからはその力強さに圧倒されました。
・ここで麻倉さんに呼びこまれて鮎川さんがご登場。
・お二人は同じキングレコードでデビューされたレーベルメイトであり、担当ディテクターも同じ井口良佐さん。
・鮎川さん「後輩として入った時に『うわーかっこいい未稀ちゃん素敵』って思ってました」
麻倉さん「私も、『なんてカワイイ子が入ってきたんだ』って思ってましたよ」
04:愛は眠らない/麻倉未稀 鮎川麻弥
-MC-
オリビア・ニュートン=ジョンの歌った「そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow)」を
椎名恵さんが日本語詞で歌った、ドラマ「花嫁衣裳は誰が着る」主題歌を麻倉さんと鮎川さんがカバー。
時折顔を見合わせながら歌われるお二人の包容力のある歌声と豊かなハーモニーにうっとりと聞き入りました。
・麻倉さんが拍手で見送られ鮎川さんの一人に。
・鮎川さん「私の代表曲といえば『機動戦士Zガンダム』の前期オープニング『Ζ・刻をこえて』ですが、
今日は森口博子ちゃんが歌われた後期エンディング『水の星へ愛をこめて』もカバーさせていただいて
今回ならではのスペシャルなメドレーで聞いて頂きたいと思います」
05:Ζ・刻をこえて (1.5C)
~水の星へ愛をこめて (1.5C)/鮎川麻弥
-MC-
鮎川さんのソロコーナーはご自身の代表曲であるアニメ「機動戦士Zガンダム」より初代オープニングをしなやかに。
前奏で鮎川さんが間奏で「Z」のコール&レスポンスがある旨を伝えた事で、間奏では「Z」のコール&レスポンスがスムーズになり
そのままサビを歌い終えると同じくアニメ「機動戦士Zガンダム」より森口博子さんが歌われた二代目オープニングへ。
鮎川さんの透明感のあるせつなげな歌声はオリジナルの森口さんとはまた違った魅力で素敵でした。
・鮎川さんお一人でと話。
・2024年に40周年を迎えられた鮎川さんは40周年記念にご自身が歌われた曲や提供された楽曲を
セルフカバーされたアルバム「MamiSelf」を発表されたりライブを行ったりと精力的に活動中。
・鮎川さん「40年の間に色々な事がありました。のぼり坂、くだり坂、まさか(坂)」
観客笑。
鮎川さん「そんな中で、最近はこんなお仕事もしております。もしかしたらお耳にした事があるかもれません。
『これは、おとなになったまる子達のお話。人生は、ゆっくりおいしくなる。ザ・プレミアム・モルツ』」
観客拍手。
鮎川さんはサントリーのビール「ザ・プレミアム・モルツ」のCMで漫画「ちびまる子ちゃん」の大人になったまるちゃんを広瀬すずさん、
大人になったたまちゃんを伊藤沙莉さん、大人になった花輪君をオダギリ・ジョーさんが演じられた
「プレモル子ちゃん」シリーズにおいてナレーションをご担当されており、当時テレビで頻繁に流れていました。
06:風のノー・リプライ (1C)/鮎川麻弥
07:斜めな愛を許して (1.5C)/鮎川麻弥
08:魔訶不思議アドベンチャー! (冒頭サビのみ)/高橋洋樹
-MC-
続いて鮎川さんが歌われたのはご自身のデビュー曲であるアニメ「重戦機エルガイム」二代目オープニング。
サビで左手を掲げる振り付けは鮎川さんの扇動で観客はもちろんドラムの西沢さんも一緒に行われていました。
鮎川さんのコーナー最後は前年に急逝された中山美穂さんに提供された楽曲をセルフカバーアルバム「MamiSelf」版で。
とてもおだやかな曲調を鮎川さんが伸びやかなに歌われており、観客もじっくりと聞いている様子でした。
鮎川さんが退場されると間髪入れずに高橋さんがご登場され、勢いよくはじまったのはアニメ「DRAGON BALL」オープニング。
高橋さんがパワフルに歌われていたものの冒頭サビ部分のみで演奏が止まるというご挨拶的なご披露でした。
・改めて高橋さんがご挨拶。
・高橋さん「僕は『DRAGONA BALL』の最初のオープニングを歌っているんですけど、
『DRAGONA BALL』には素晴らしいオープニングが沢山ありますよね。
今日は、そんなオープニングを、さも、自分が歌った歌の様にこれから歌いますんで」
観客笑。
高橋さん「皆さんも是非一緒に歌ってください。『DRAGON BALL オープニングメドレー』!!」
09:DRAGON BALL オープニングメドレー
CHA-LA HEAD-CHA-LA (1.5C)
~限界突破×サバイバー (1C)
~DAN DAN心魅かれてく (1C)/高橋洋樹
-MC-
高橋さんによる歴代「DRAGON BALL」シリーズオープニングメドレー。
まずはアニメ「DRAGON BALL Z」より影山ヒロノブさんが歌われた初代オープニングをはつらつと歌われ
続くアニメ「ドラゴンボール超」より氷川きよしさんが歌われた二代目オープニングではダイナミックに
ラストはアニメ「DRAGON BALL GT」よりFIELD OF VIEWの皆さんによるオープニングではしなやかに歌われ
どの曲でも観客を扇動しながら力強く歌われる高橋さんが素敵でした。
・メドレーが終わりバンドの皆さんが「魔訶不思議アドベンチャー!」を演奏しだした所を高橋さんが一旦ストップ。
高橋さん「すみません。急にしゃべりたくなっちゃったもので……」
観客笑。
・海外でのステージも多い高橋さん。海外で「魔訶不思議アドベンチャー!」を歌われる際は
観客からの合いの手で「つかもうぜ(HEY!) ドラゴンボール(○○○)」の「○○○」部分に
その都市名を入れてもらう事が多いとの事で、今回もせっかくなので「○○○」の合いの手を入れてもらう事に。
高橋さん「でも、ここ虎ノ門なんで……『つかもうぜ(HEY!) ドラゴンボール(虎ノ門)』だと語呂が悪いですよね?」
観客笑。
高橋さん「じゃあニッポンにしましょうか? 『つかもうぜ(HEY!) ドラゴンボール(ニッポン)』……やっていただけますか?」
観客拍手。
・その後、数回の練習を重ねていよいよ本番へ。
10:魔訶不思議アドベンチャー!/高橋洋樹
高橋さんのコーナーラストはご自身のデビュー曲でもあるアニメ「DRAGON BALL」よりオープニング。
ワイルドで高橋さんの歌声は高揚感を誘われつつ郷愁も感じてグッとくるものがあり久し振りに聞けたのも嬉しく。
観客との掛け合いは練習の成果もあり、とても元気さあふれるものになっていました。
・高橋さんが「この後は前川陽子さんのステージです! 『キューティーハニー』見てました!」
・高橋さんが前川さんへのメッセージを残しご退場されるとステージ上が暗くなりバンドの皆さんもご退場。
・オシャレな洋服屋さんで流れている様なオシャレ音楽が流れる中、スタッフさんがステージ向かって左端にマネキンを
向かって右端にはプラスチックのザルを立てた様なものが付いたマイクスタンドをそれぞれ設置していました。
・更に、スタイリッシュな衣装のダンサーの方が男性と女性それぞれ一名ずつ登場されポーズをとられていました。
11:OVERTURE(リボンのマーチ~カルビーかっぱえびせん サウンドロゴ編~リボンのマーチ)/SE
前川さんコーナーのオーバーチュアとしてヨーロッパを思わせる音楽が流れていたのですが、
途中からアニメ「リボンの騎士」エンディングへと変わり、更にカルビー「かっぱえびせん」CMソングのフレーズがミックスされ
再び「リボンのマーチ」に戻っていました。ダンサーのお二人は曲の間はしなやかに踊られており、
どこかフランスの前衛的でモードな世界感のアーティスティックさを感じるオシャレさで
いつの間にかステージ向かって右側のザルを立てた様なもの前に客席に背を向けた前川さんがスタンバイされていました。
12:リボンの騎士 (王子編)/前川陽子
13:魔女っ子メグちゃん/前川陽子
-MC-
イギリスの警察官の帽子にコート姿の前川さんがステージ中央にご登場されアニメ「リボンの騎士」二代目オープニング。
ささやく様な歌いぶりから一気に声を張るとその迫力に圧倒。ダンサーの方が前川さんの帽子をマネキンにかぶせ
続いてはアニメ「魔女っ子メグちゃん」よりオープニングを独特の高揚感を誘う颯爽とした歌声で披露されました。
14:ひとりぼっちのメグ (序盤のみ)
~魔法のマンボ (1番途中まで)
~私は女の子 (序盤のみ)
~夜霧のハニー (1C)
~ひとりぼっちのメグ (途中から)/前川陽子
-MC-
続いてはアニメ「魔女っ子メグちゃん」エンディングにアニメ「魔法使いサリー」初代エンディング、アニメ「あさりちゃん」エンディング、
アニメ「キューティーハニー」エンディングと前川さんが歌われてきたエンディングを挟むように構成されたメドレー。
どの歌がどこで変わるかわからない独特な楽しさと前川さんがチャーミングにリアクションしながら歌われていたのが印象的でした。
・前川さんお一人でお話。
・前川さん「テーマソングというのはイントロがすごく大事なんですよね。
短い分数で番組の内容が想像できる様になっているんです。ちょっと聞いてみて下さいね」
14.5:忍者ハットリくん (さわりのみ)
~レッツ! 悟空ダンス (さわりのみ)
~あの子はあさりちゃん (さわりのみ)/前川陽子
-MC-
特撮「忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ」オープニング、アニメ「悟空の大冒険」挿入歌、アニメ「あさりちゃん」オープニングが
歌入りでイントロから冒頭部分まで順番に流れ、前川さんは「このイントロすごいでしょ?」と観客に投げかけながら
オリジナルのご自身の歌声に重ねるように少しだけ歌われていました。一節だけでも嬉しかったですし歌声の変わらなさに驚きでした。
・前川さん「ホントはもっとおしゃべりしたいんですけどね。……次、何するんだったかしら?」
観客笑。
・ダンサーさんと黒髪長髪サングラスにオシャレな出で立ちスタッフさんがご登場され、前川さんのコートを回収。
前川さんはスタッフさんから近未来的なサングラスを渡され装着されました。
15:キューティーハニー/前川陽子
16:ひょっこりひょうたん島/前川陽子
-MC-
続いて前川さんが歌われたのはご自身の代表曲の一つであるアニメ「キューティーハニー」オープニング
前川さんはダンサーさんを引き連れて圧倒的な存在かなる歌声と颯爽とした身のこなしで歌われていました。
人形劇「ひょっこりひょうたん島」よりオープニングが歌入りで流れる中、ご挨拶され次が松本さんという事をお知らせされ
観客に「この曲一緒に歌えます?」と投げかけ、観客と共に大合唱でご自身のコーナーを締めくくられていました。
・ステージ上が暗くなり前川さんとダンサーさんがご退場。スタッフさんがマネキンなどをお片づけされる中、
バンドの皆さんがステージ上にご登場されそれぞれの位置へつかれると松本さんがご登場。
・観客の拍手を受け、両手を上下に動かして拍手をさらに大きくするように扇動される松本さん。
拍手の勢いが大きくなった所で、フジテレビ往年のバラエティ番組「森田一義アワー 笑っていいとも!!」の
タモリさんよろしく、リズムよく拍手を指揮する松本さん。それに観客が合わせ一体感を生んでいました。
・松本さん「アニソンって笑顔を繋げる魔法の様な歌だと思ってます。
それじゃあ私も行きますか。笑顔を繋げる魔法、『タイプ:ワイルド』!!」
17:タイプ:ワイルド (TVサイズ)/松本梨香
-MC-
松本さんのコーナーはアニメ「ポケットモンスター」より根強い支持を集める五代目エンディングから。
爽やかな疾走感あふれる本曲を松本さんならではのはつらつさと少しのせつなさを感じる歌声でご披露されました。
・松本さんお一人でお話。
・松本さん「この曲はウチの母が大好きだったんですよ。特に最後のゆっくりとなる所が好きだったらしくて
最後は『ハローマイドリーム』じゃないですか? アレを『ハローマンドリーン』って歌ってたんですよ」
観客笑。
・松本さん「こう見えて、私、今年40周年なんですよ。まぁ永遠の10歳なんですけどね」
観客笑。
・ここで次に歌われる「生きてこそ」のサビ部分の手話を松本さん自らレクチャー。
初めての観客にもわかるようにゆっくりととても丁寧に教えられていました。
・松本さん「後ろの方、油断しないでくださいね? この年になりますと近い所よりも遠くの方がよく見えるんですよ」
観客笑。
18:生きてこそ/松本梨香
-MC-
カバーアルバム「まんまる」でカバーされているアニメ「甲虫王者ムシキング 森の民の伝説」のオープニング。
松本さんの想いの強さを感じる歌いぶりを受けて観客も一緒に手話を行い一体感が生まれていました。
ラストは松本さんがマイクをほとんど通さない生の声で歌われていました。
・松本さん「それじゃあ最後の曲です。『ポケモン』はこの曲からはじまった。『ポケモンッ! ゲットだぜぇええ!!』」
19:めざせポケモンマスター 20th Anniversary/松本梨香
20:Monkey Magic/タケカワユキヒデ
21:ガンダーラ/タケカワユキヒデ
-MC-
松本さんのコーナーのラストはご自身の代表作であり代表曲のアニメ「ポケットモンスター」の初代オープニングを
劇場版第20作記念映画「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」のオープニング用にアレンジしたバージョン。
松本さんが軽やかにステップを踏みながらパワフルに歌われた後、すぐに始まったのは1978年のドラマ「西遊記」オープニング。
前奏の中、スタッフさんがステージ中央にマイクスタンドを設置され、myunとyayo~のお二人もステージ端でコーラス位置に付き
準備が整った所で観客大歓声の中でタケカワさんがご登場され、軽快でファンキーな歌声をご披露されながら
後半には能等の舞台で使用される細かい紙テープの束「クモの糸」を両手から放たれるパフォーマンスで観客を更に沸かせていました。
余韻もそのままに続いては同じくドラマ「西遊記」よりエンディング。先程までの軽快さからがらりと雰囲気が変わり
どこか淋し気な雰囲気を感じる曲調の中、タケカワさんの異国情緒を感じる歌いぶりで観客を魅了していました。
・タケカワさんお一人でお話。
・この日に日本テレビで放送の音楽番組「昭和平成令和 日本人を支えた80年80曲」にタケカワさんがご出演。
タケカワさん「司会が堺正章さんなんですけど、一緒に今歌った二曲を歌わせてもらうんですよ」
観客拍手。
タケカワさん「結構感動しちゃいましたね。でも今日は夜公演もあるので、当然録画なんですけどね」
観客笑。
・ここでタケカワさんから今回のバンドメンバーをお一人ずつご紹介。
・バンドは若手メンバーで構成される中、バンマスでギターの西川進さんはタケカワさんとほぼ変わらない世代。
・タケカワさん「まぁ、僕が出て来たら『あの曲を歌うんでしょ?』って思う方もいると思いますが……」
観客笑。
タケカワさん「前振りがありますから。前振りって言うか同じ『銀河鉄道999』から『テイキング・オフ!』」
22:テイキング・オフ!/タケカワユキヒデ
-MC-
23:THE GALAXY EXPRESS 999/タケカワユキヒデ 松本梨香
続いてタケカワさんが歌われたのは劇場版「銀河鉄道999<The Galaxy Express 999>」より挿入歌「テイキング・オフ!」を
「タケカワユキヒデ T's COMPANY」名義でセルフカバーされたミニアルバム「GALAXY EXPRESS 999 BEST 4 SONGS」版のアレンジで。
タケカワさんの滑らかな歌声に観客も一緒に身を揺らして楽しんだ後、「こういうライブですからデュエットしちゃいますよ!」と
松本さんが呼び込まれて劇場版「銀河鉄道999<The Galaxy Express 999>」よりエンディングをデュエット。
松本さんもご自身のカバーアルバム「まんまる」でカバーされており、一番は松本さん、二番はタケカワさんがメインで歌われ
ラストの「THE GALAXY EXPRESS 999」からはじまる繰り返しはお互いが向かい合いながら楽しそうに掛け合いをされていました。
-アンコール-
-MC-
・タケカワさん「実は今の曲でフィナーレだったんですけど、ここからアンコールですからね」
タケカワさん、松本さん、コーラス、バンドの皆さんも一旦退場されずにそのままアンコールへ。
・ここでタケカワさんコーナーのコーラスを担当されたmyunとyayo~のお二人を改めてご紹介。
・更に出演者の皆さんをタケカワさんがお一人ずつ呼びこまれたのですが、
どの出演者の方がステージの左右どちらから登場されるのかが不確かだった為、
左を向いてご紹介された方が右からご登場される事が何度か起こりました。
松本さん「面白いですねー。今度は客席から出てくるかもしれませんよ」
観客笑。
・高橋さん「ボクが中学生の頃、生まれて初めて買ったシングルレコードが『Monkey Magic』だったんですよ」
タケカワさん「えーありがとうございます。その時僕はまだ小学生でしたね」
観客笑。
タケカワさん「まぁ、僕は14歳で年取るのをやめようって決めたんですけどね」
松本さん「同い年ぐらいだったんですね。私、永遠の10歳だから」
麻倉さん「そういうのアリなんですね。じゃあ私も12歳くらいで」
観客笑。
タケカワさん「前川さん、『ひょうたん島』歌われたのは?」
前川さん「12歳ですね」
タケカワさん「ほら、みんなそれくらいで止まってるんですよ」
鮎川さん「でも今日のコンサートのチラシの裏面に全員の年齢が書いてあったんですよ」
観客笑。
松本さん「ウソ?」
前川さん「それは親切なの?」
観客笑。
24:ビューティフル・ネーム/タケカワユキヒデ 前川陽子 麻倉未稀 鮎川麻弥 高橋洋樹 松本梨香 myun yayo
最後は1979年の「国際児童年」協賛歌でありNHKの「世界のこども」「みんなのうた」でも使用されたゴダイゴの代表曲を全員で。
観客の手拍子の中、タケカワさんを一番手に出演者の皆さんがお一人ずつ順番にソロパートを歌われていきました。
二番が終わり「ウーワーウーワーラララ」からはじまるハミング部分になるとタケカワさんの案内で観客のみが歌う事に。
ただ歌ったのでは大きい声が出ないだろうという事で客席の半分をくまさんチーム、もう半分をうさぎさんチームに分け
どちらが大きい声が出るかを競い合おうという事になり、何度も何度も競い合う事で大合唱が生まれていました。
閉演BGM:THE GALAXY EXPRESS 999 (カラオケ)
観客から拍手が贈られる中、「THE GALAXY EXPRESS 999」のカラオケが流れ出しました。
出演者の皆さんやコーラス、バンドの皆さんがご退場され、ステージ上に誰もいなくなると会場全体の照明が明るくなり
「レジェンドたちが集結!! 昭和・平成懐かしのアニソン・ドラマソング」昼公演は終演となりました。
初めての開催となった今回のライブはタイトル通りアニメソングとドラマソングで構成。
出演者の皆さんのソロステージは各代表曲を中心にそれぞれの個性が感じる事が出来て大変興味深く、
麻倉さんと鮎川さん、タケカワさんと松本さんと今回ならではの組み合わせのデュエットもありつつ、
最後は観客も参加して「ビューティフル・ネーム」大合唱の中で締めくくられたのはなんともにぎやかなで穏やかな心地でした。
補足
・ドラマの名前が出てこず、観客に教えてもらう。
麻倉さん「忘れることが多いんです。今日もメイク道具忘れちゃって。麻弥ちゃんに借りたんです」
観客笑。
麻倉さん「麻弥ちゃんは後輩なんですけど、こんな先輩で申し訳ないです」
・鮎川さん「……メイク道具の事はいわなくていいのに」
観客笑。
麻倉さん「もうねホントに情けなくて」
鮎川さん「でもその動じない感じが素敵ですよね」
麻倉さん「もう年取るとね、何に対しても動じなくなってくるの」
観客笑。
・麻倉さんは鮎川さんとのデュエットを歌い終え退場される際に机の上に置いたブレスレットを回収されていました。
・鮎川さん「私はビールは好きですけどあまり呑めないんですよ。この前、呑みすぎちゃって、意識が無くなっちゃいました」
・世界各国の様々な所で歌われている高橋さん。
高橋さん「今年だけでフランスには20回くらい行っていて、日本で歌う事はほとんど無いんですよ。
今日は凄いレアな、レアポケモンみたいな感じですよ」
・高橋さん「レッツ プラクティス トゥギャザーって言うんですよ。海外では」
・前川さんのコートを回収されたスタッフさんはステージ左端のマネキンにコートをかけられた後、
そのマネキンの後ろに重なるように立たれその場にとどまっていました。
・松本さん「前川さんの『魔女っ子メグちゃん』は私も世代で大好きでカバーさせてもらった事もあるんですよ。
今日も舞台袖で前川さんの歌を聞きながら一緒に歌ってたら『お客さんに聞こえるから静かにっ!』って言われました」
観客笑。
・タケカワさんが放たれた「クモの糸」はスタッフさんや最前列のタケカワさんのファンと思われる観客が
とても速いスピードで自分たちの手に巻きこんで回収されていました。
・タケカワさんはアンコールで合流された出演者の皆さんお一人お一人と握手を交わされていました。
・「ビューティフル・ネーム」が終わり出演者の皆さんが退場される際に、いち早く退場してしまった高橋さん。
早すぎてしまい、他の出演者の皆さんが退場しようとされる際に舞台袖から少しだけ顔を出され客席に手を振っていました。