2025.08.26
「生誕100年・渡辺宙明音楽祭」追加
スーパーアニソン魂2025 "夏の陣" ~THE LEGENDS~
25.8.10 Zepp Diver City(TOKYO)
出演/堀江美都子 串田アキラ 影山ヒロノブ 尾藤イサオ
クリスタルキング(ムッシュ吉﨑) 石原慎一 竹本孝之 富永TOMMY弘明
司会/ショッカーO野
コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) スペースカインズ(貴日ワタリ 常見弘士 戸巻大蔵)
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tr.Kenito Tb.島田直道 Sax&Fl.町田長右衛門)
1998年より毎年主に夏に開催される老舗アニメソングフェス「ANIME JAPAN FES」(通称AJF)において
ロボットアニメの楽曲に特化した「スーパーロボット魂」(SRS)、特撮作品に特化した「スーパーヒーロー魂」(SHS)と
その流れを汲んで2002年より開催されているライブ「スーパーアニソン魂」(SAS)。
アニメ、特撮、ゲーム、漫画のイメージソングなど、"アニソン"と呼ばれるオールジャンルを受け入れる間口の広さで展開され、
アニメ黎明期から活躍するベテランからデビュー直後の若手まで様々な歌手の方々が出演されてきました。
2021年よりタイトルに「THE LEGEND」が加わり、更に2023年「THE LEGENDS」へと変わってからは
アニメソングの歴史を築いてきた大御所、ベテランの方々が多く選出される傾向に感じられます。
そんな「スーパーアニソン魂」が2025年の「ANIME JAPAN FES 2025"夏の陣"」では
東京二公演、大阪一公演、計三公演の二日目、東京公演最終日に
「スーパーアニソン魂2025 "夏の陣" ~THE LEGENDS~」として開催されました。
「スーパアニソン魂」は2002年の初演以降、水木一郎さんと堀江美都子さんが座長を務められてきましたが、
2022年12月に水木さんが声帯不全麻痺と肺がんのためご逝去されて以降は
堀江さんと共にささきいさおさんを座長に迎えて開催されていました。
しかし、いさおさんがこの年の1月に間質性肺炎急性増悪を発症されて緊急入院。
集中治療室に入るほどの重篤状態から奇跡的に回復され、この年の7月にはご自身の記念公演として
「ささきいさお デビュー65周年記念 ~仲間と祝う復活祭~」を開催し、無事に復帰されたものの、今回のSASには不参加。
その為、今回は堀江さんを座長に、前年の1月末に急性すい炎を患われ療養中だった串田アキラさんが復帰、
堀江さんと串田さんを支える影山ヒロノブさん、ここ数年レギュラー出演されている尾藤イサオさん、
2023年以来のクリスタルキングのムッシュ吉﨑さん、2013年以来の石原慎一さん、2011年以来の竹本孝之さん、
2018年以来の富永TOMMY弘明さんと、久しぶりに出演される方々が顔を揃えられました。
今回、ライブグッズの中には前面にライブロゴ、背面に各公演の出演者名が書かれたオリジナルTシャツの他に
前面にライブロゴ、背面に串田さんのお写真と直筆のメッセージが印刷された「串田アキラ 応援Tシャツ」が販売されていました。
またライブの模様は動画配信プラットフォーム「CN Live Streaming」を使用してストリーミング配信され、
ライブ終了後の8月14日から8月21日までの期間限定でアーカイブ配信も行われました。
会場はお台場にある大型ライブハウスZepp Diver City(TOKYO)。
ステージ上にはバンド、コーラスブースが設けられていたほか、出演者の皆さんそれぞれの水のペットボトルが置かれた机が準備。
壁面は黒い凹凸のある幕が全面にかかっており、数箇所にはレース状のカーテンの様な布が飾られていました。
壁面中央には今回のライブロゴ「AJF2025 ANIME JAPAN FES」の幕が掲げられておりました。
ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、
カメラが移動するため、観客は最前列でもステージとは距離が保たれているようになっていました。
開演5分前になると間もなく開演である旨と、上演にあたっての諸注意がアナウンスされていました。
-MC-
・開演時間になると客席の照明が暗くなっていき、司会進行のショッカーO野さんがご登場。
・世を席巻した「ノストラダムスの大予言」に記されたとされる1999年に
この日の前日に行われた「スーパーヒーロー魂」が初開催され、それを弾みにに2002年に「スーパーアニソン魂」も開催。
1999年は水木一郎さんの「24時間1000曲ライブ」も行われ、1999年という年は世紀末でありながら
その後のアニメソングシーンの新たな始まりとなったターニングポイントの一つとなったのでは。
・ショッカーさんがお話されている間、バンドの皆さんがそれぞれの位置へスタンバイされていました。
・アニメ、特撮、ゲームなどの括りに縛られない、間口の広い「スーパーアニソン魂」。
・前日に行われた「スーパーヒーロー魂」ではMoJoさんと遠藤正明さんのお二人で希砂未竜さんの歌われた「星獣戦隊ギンガマン」をカバー。
ショッカーさん「とても評判が良かったんです。色々な事情で歌われなくなってしまった歌がありますが、
さびしいじゃないですか? この『アニソン魂』ならそういった曲を掘り下げる事ができるんです。
だから今日もやります!」
観客「おぉぉおおぉぉお!!」
ショッカーさん「そういったところで、みんな心の準備はいいですかああ!!!」
観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおお!!」
ショッカーさん「準備はいいですかぁああああああ!!!」
観客「ぉおぉぉぉぉおおおおおおぉぉおおぉぉおおぉ!!」
ショッカーさん「準備はいいかぁああぁあああああああああ!!!」
観客「ぉおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおおおおおぉ!!」
ショッカーさん「スーパーアニソンッ!!!?」
観客「スピリィいいィィィイイイッッ!!!」
ショッカーさん「はじまります!!!」
00:悪の総攻撃 (I-11)/SE
01:キン肉マン Go Fight!/串田アキラ
02:CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ
03:戦え! レッドバロン/石原慎一
04:ルパン三世のテーマ/クリスタルキング(ムッシュ吉﨑)
05:ハロー! サンディベル/堀江美都子
-MC-
アニメ「ゲッターロボ」より、菊池俊輔先生作曲の「悪の総攻撃 (I-11)」に合わせ観客が期待の手拍子。
曲が終わるとアニメ「キン肉マン」より初代オープニングのイントロが流れ、観客の大きな歓声の中、串田さんがご登場。
串田さんは急性すい炎を患われた後は体も声も細くなられましたが、一年前の復帰直後と比べると声と声に力が戻られており、
ご自身のアニメソングの代名詞を観客の声援を受けながら、間奏では台詞も披露され、笑顔を浮かべながらで歌われました。
「クッシー最高ー!」と影山さんが登場され、アニメ「DRAGON BALL Z」よりご自身の代表曲中の代表曲初代オープニング。
影山さんならではのポジティブで元気な歌声とパフォーマンスで観客と一緒になって盛り上がった後は石原さんがご登場。
「レッドバロォオオン ファイヤー」の掛け声も高らかに、アニメ「レッドバロン」よりオープニングを情熱的に歌われました。
アニメ「ルパン三世(新)」よりピートマック・ジュニアさんが歌われた二代目オープニングの前奏に観客がどよめく中、ムッシュさんご登場。
2004年に「愛をとりもどせ!!」セルフカバー版シングルのカップリングでこの曲をカバーされており、嬉しいサプライズでした。
ムッシュさんならではのダンディな歌声の中、サビでは観客も大合唱。間奏での長右衛門さんのサックスの生演奏も素敵でした。
がらりと雰囲気がさわやかに変わり、オープニングブロックのラストは堀江さんのご登場で、
アニメ「ハロー! サンディベル」よりオープニング。堀江さんはきらきらとした曲調を弾むようなはつらつさで歌われ、
振り付けを一緒に行う観客も多く見られました。
・堀江さんお一人でお話。
・堀江さん「今日は普段あんまり聞けないような曲も歌われるので、皆さんどうぞ楽しんで下さいね」
観客拍手。
堀江さん「最近ね、配信でアニメを見てるんですよ。今って便利ですねぇ。
それで、この前、東映チャンネルであれを見てました『聖闘士星矢』」
観客「おぉぉおお」
堀江さん「ちょうど第74話の『北欧アスガルド編』が始まる頃だったんですよ。ヒルダが登場するんですよ」
観客拍手。
堀江さん「ご存知無い方もいらっしゃると思うんですけどあたし、『北欧アスガルド編』にポラリスのヒルダ役で出てるんです。
これがねぇーいいーおんなのひとっ。めちゃめちゃ美人で、強くて優しくてカッコイイの」
観客拍手。
堀江さん「凄く好きな役なんですけど、今回何十年ぶりかに見たんです。うわぁ……かっけぇ~」
観客笑。
堀江さん「自分で演じておいてカッコイイって。ちょっと惚れました。なので今日は急遽『聖闘士星矢』の歌を歌います。
何曲か歌ってるんですけど、今日は、ほら、いるじゃなぁ~い? デュエットできる人がぁ~」
観客「おぉぉぉおぉおお」
・ここで堀江さんと観客が一緒に「影ちゃ~ん」と影山さんを呼び込みました。
堀江さん「カッコイイのよぉ、あたしっ」
観客笑。
影山さん「凄いっすよねェ、だって歌も歌って声もやって。言ってみれば二刀流じゃないっすかっ?」
観客拍手。
堀江さん「ふふふ。大谷君かっ」
当時アメリカのメジャーリーグでピッチャーとバッターの二刀流で大活躍されていた大谷翔平さんは国内でも大人気でした。
影山さん「言わせてもらいますよ。"昭和の大谷翔平"!!」
堀江さん「昭和のっ? まぁでも嬉しいなっ大谷さんっていわれちゃった」
06:TIME~2036の選択~/堀江美都子 影山ヒロノブ
-MC-
アニメ「聖闘士星矢」より堀江さんと影山さんのデュエットによる挿入歌「TIME~2036の選択~」。
緊張感漂う曲調とお二人のシリアスな歌いぶりに会場は凛とした空気になり、観客はしっかりと聞き入っていました。
・退場される堀江さんと影山さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・当時、ショッカーさんが携わった「聖闘士星矢ショー」の思い出。
ショッカーさん「そのショーでは星矢とアンドロメダ瞬とキグナス氷河の着ぐるみが入っている予定だったんですけど
現場に行ってみたら、星矢だけ無かったんです。そのままショーをやったら事故なんです。
でも僕達はやったんです……会場には子供達よりも多くのお姉さん達が見に来ていました」
観客笑。
ショッカーさん「だから瞬と氷河がいれば、星矢はいなくても気にならなかったみたいです。クレームも一切来ませんでした」
観客笑。
・ショッカーさん「先程、ミッチがおっしゃったように今日はレア曲もちょいちょい入ってきます。
まさかのっけから『ルパン三世』が聞けるとは思わなかったでしょ?」
観客拍手。
ショッカーさん「そんな中で、この方はいつも『スーパーヒーロー魂』とか『戦隊"魂"』に出演される印象ですが、
久し振りにアニソンにご登場です。石原慎一さんのご登場で『強殖装甲ガイバー』!!!」
07:強殖装甲ガイバー/石原慎一
-MC-
08:道標-異形の天使-/石原慎一
09:GET THE WORLD/影山ヒロノブ
10:むちゃうマンのテーマ/影山ヒロノブ
-MC-
石原さんが登場され「ガイバァアアア」の掛け声も勇ましくOVA「強殖装甲ガイバー」よりオープニングへ。
ミステリアスな雰囲気で影を感じる歌声を披露されると、この時代に歌える喜びを噛みめているとお話をされ、
同じくOVA「強殖装甲ガイバー」よりレコーディング以来数回かしか歌われていないというエンディング。
独特の緊張感ある曲を颯爽と歌われた後は、影山さんのご登場で、アニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP」よりオープニング。
疾走感抜群の曲調とからりとした明るさで歌われると、そのまま当時フジテレビ系朝の情報番組「めざましテレビ」内で放送中で
老若男女に大人気のアニメ「ちいかわ」より、劇中に登場するヒーロー「むちゃうマン」のテーマをサプライズ的にご披露。
30秒に満たない楽曲の中に「乳酸菌」の合いの手が満載で、影山さんのハードロックな歌いぶりを味わえました。
・影山さんお一人でお話。
・影山さん「こんなに多くのちい民(ちいかわファン)がいるとは! ……こういう所で歌ったのは初めてだったんすけど
満を持して、フルサイズ25秒!! おおくりしましたっ!」
観客拍手。
影山さん「ボクの最近出した曲の中で最も大きいヒット曲です。ナハハハ」
・影山さん「昨日今日は"おかえりなさいクッシー"って感じでめっちゃハッピーな空気が漂ってます!
もォ、楽屋も楽しそうだし会場の皆も元気だし優しいし明るいし最高でェエエエす!!」
観客「おぉぉぉおおおぉおお」
影山さん「まぁボクもぼちぼちカラータイマーが点滅しそうなんでもう一曲歌います。
っえー『覚悟のススメ』よりエンディング『覚悟完了ォオオオ!』」
11:覚悟完了!/影山ヒロノブ
-MC-
続いて影山さんが歌われたのは遂に東京公演で初披露となったOVA「覚悟のススメ」よりエンディング。
独特の難解な歌詞で雰囲気溢れる本曲を体を左右に振りながら情熱的に歌われる影山さんのお姿が印象的でした。
個人的にアンケートに書き続けていた曲なので、今回念願のご披露にとても嬉しかったです。
・退場される影山さんを見送あれながらショッカーさんがご登場。
・ここでショッカーさんに呼びこまれて堀江さんがご登場。
ショッカーさん「皆さん今日、何月何日? 8月10日。堀江美都子さんのデビュー日でございます!!」
観客拍手。
堀江さん「そうなんですよ。56年前の今日、レコードが出た日です」
ショッカーさん「そんな記念すべき日にステージがあるって凄いですね。みんなでおめでとう、せーのっ」
観客「おめでとぉぉおおおぉぉおおおおおおおおお」
堀江さん「ありがとございまーす」
ショッカーさん「今日もいろいろな曲を歌ってくださいますが、次の曲もイイ曲ですね。
映画『STAND BY ME ドラえもん』より『ひまわりの約束』」
12:ひまわりの約束/堀江美都子
-MC-
13:風の少女/堀江美都子
-MC-
堀江さんのデビュー50周年を記念して発表されたアニメ映画主題歌のカバーアルバム「One Voice」より、
映画「STAND BY ME ドラえもん」より秦基博さんが歌われたエンディング。
穏やかな曲調と堀江さんの包容力のある歌声が会場全体を包み込み、観客は着席してしみじみと聞き入っていました。
次の曲は都内のスタジオでレコーディングしていても風を感じたり歌詞を五感で感じられた、大好きな曲とお話され、
デビュー40周年を迎えられた際に歌われたアニメ「風の少女エミリー」よりオープニング。
多くのヒロインたちを歌で応援してきた堀江さんならではの優しく穏やかな歌いぶりがとても魅力的でした。
・堀江さん「まさか56年間この曲を歌い続けるとは12歳の頃には思いもしませんでした、あ、年バレた」
観客笑。
堀江さん「ホントにこんな日が来るとは思いませんでしたが、当時なりに頑張って歌っていたのは覚えています。
どの曲も、どんなスタジオで誰がいて、どんな服を着ていたか。そんな事まで全部思い出す56年間でした。
今日は56年前の12歳の頃に戻って、デビュー曲を歌わせてもらいます。『紅三四郎』!!」
14:紅三四郎/堀江美都子
-MC-
堀江さんのコーナーラストはご自身のデビュー曲でもあるアニメ「紅三四郎」より二代目オープング。
しなやかさの中に痛快さも感じる堀江さんの歌いぶりを受け、観客はコーラスの皆さんと一緒に勢いよく合いの手をしていました。
・退場される堀江さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさんが初めて堀江さんのお姿を見たのは高校生の頃。
・東京都の九段下にある科学技術館で行われたアニメフェアで堀江さんのステージを最前列で観覧。
その時に日本コロムビアから10数年ぶりに「紅三四郎」のテープが発見されたという事で、久し振りに歌われたとの事。
発見されたテープのカラオケには合いの手やコーラスが入っていなかったものの、ショッカーさんは嬉しくて
堀江さんの歌に合わせて合いの手を入れていた所、堀江さんが後のトークで「最前列の彼が合いの手を入れてくれたの」とお話され
ショッカーさんの方を向いて微笑まれた時に心を打たれ、以来数十年間ファンを続けられているとの事でした。
・ショッカーさん「さぁ続いては14年ぶりにこのステージ帰ってきてくれました!
竹本孝之さんのご登場です!! 『キャプテン翼』より『燃えてヒーロォォオオオオ!!』」
15:燃えてヒーロー/竹本孝之
-MC-
16:ロンゲスト・ドリーム/竹本孝之
-MC-
14年ぶりに竹本さんが登場され、世界中にファンを持つアニメ「キャプテン翼」より「中学生編」のオープニング。
二枚目のルックスとハスキーな歌声が実に格好良い竹本さんのステージを受け、観客も合いの手や大合唱で大盛り上がりでした。
14年ぶりという実感が湧かないとお話された後は、映画「キャプテン翼 ヨーロッパ大決戦」よりエンディング。
竹本さんは友情賛歌のロックバラードを、当時に比べ、より凛々しく、甘さを感じる歌いぶりでしなやかにご披露されました。
・ショッカーさんが合流されて改めて竹本さんをご紹介。
・それを受けた竹本さんがショッカーさんをご紹介。
・竹本さん「知ってます? 私、今年還暦なんですけど、今日は最年少なんですよ」
観客「えぇぇぇぇええええ」
ショッカーさん「そうなんですよ。なのでこの後、焼きそばパン買ってくる係ですよ」
観客笑。
・ショッカーさん「14年と言わずにまたコンスタントに来て頂いて」
竹本さん「いやぁ、でも二曲しかないからなぁ」
ショッカーさん「あのぉ当初このムーヴメントが始まった時は『見ろ! 聞け! 本物だ!!』を掲げて
オリジナル歌手の方を中心にお呼びしていましたが、時代が流れると向こう側に行っちゃう人も増えまして」
竹本さん「心が痛いですね」
ショッカーさん「ウチのファミリーも"ホンモノ"ばっかりですから、皆さんに歌い継いで行っていただければと。
なので、竹本さんも曲数が少ないとか言わなくて全然大丈夫です」
・ここで拍手の中、竹本さんが退場されると、
ショッカーさんがアニメ「ちびまる子ちゃん」のナレーションよろしく「後半へつづく」の号令で10分間の休憩へ。
~休憩~
-MC-
休憩時間が終了する頃合いにはまもなく再開する旨のアナウンスが流れ、しばらくすると客席の照明が暗くなり、
再びショッカーさんが登場されました。
・この年の11月に東京と大阪で開催予定のライブ「スーパー戦隊魂2025」のご案内。
・ショッカーさん「さぁ、後半戦ですが、逞しい、頼もしい助っ人がやってきてくれました。
『ジョジョの奇妙な冒険』より『ジョジョ ~その血の運命~』ぇ!!」
17:ジョジョ ~その血の運命~/富永TOMMY弘明
-MC-
18:With The Wind/富永TOMMY弘明
19:聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~/影山ヒロノブ
-MC-
ホーン隊の皆さんが荘厳さと力強さを感じるイントロを高らかに奏でられる中、 TOMMYさんが「さあみんな行くぞ!」と登場され、
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第一部「ファントムブラッド ジョナサン・ジョースター ―その青春―」からオープニング。
奇妙さと気高さにシビれる曲調を、TOMMYさんは迫力のあこがれる歌声に観客もハートを震わせて大盛り上がりでした。
自己紹介をされると、「この会場でッ、君たちと歌えた事ッ、とても光栄に思うゥ!」と力強くお話され、
続いては、アニメ「遊☆戯☆王VRAINS」より初代オープニング。雄大さを感じる近未来的サウンドの中、
爽やかさも感じる頼もしさあふれるTOMMYさんならではの歌声で伸びやかに歌われ、実に快活な心地でした。
クールに去られたTOMMYさんと入れ替わりに影山さんが登場され、アニメ「聖闘士星矢」二代目オープニング。
影山さんは冒頭の「聖闘士星矢ァアア!」の掛け声も軽やかに、ステージ上を軽やかに動きながら力強く歌われました。
・影山さんお一人でお話。
・影山さん「そぃじゃあここで、ボクのコラボの相方を紹介します。タメ年で、もうずっと前からの仲間です。石原慎ちゃぁああん!!」
影山さんに呼びこまれて石原さんがご登場。
影山さん「デカいわっ! もぉ、最高なんすけどね、隣にいくのイヤなんすよ」
観客笑。
石原さん「ずっとボクはアニキ(水木一郎さん)に言われてましたね。『慎ちゃん、デカいんだよぉ』って」
観客笑。
影山さん「だいたいオレが178cmくらいじゃないっすか、だからぁ慎ちゃんは205cm……」
石原さん「203cmです。んなわけあるかぁい!」
観客笑。
・石原さん「でも嬉しいよ。影ちゃんと一緒に歌うなんて何十年ぶりだよ」
影山さん「そうやったっけ?」
石原さん「『DRAGON BALL』ヒット曲集とか出していた頃はよく一緒にやってましたけどね」
影山さん「お互いいくつになってもォ、ね、シースルーの衣装がいいなぁって」
観客笑。
影山さん「アレ? なんで今日はセクシーな短パンじゃないの?」
観客笑。
2012年のライブ「スーパーヒーロー魂2012"夏の陣"」において短パン姿でご登場された石原さん。
アニメソング界でも石原さんの短パン姿は話題になり、その場にいた影山さんも事ある毎に話題にされきました。
・影山さん「じゃあ今日は慎ちゃんと一緒に、大先輩の歌を歌わせてもらいます。じゃあ曲は慎ちゃんからっ」
石原さん「ハァイ。聞いて驚くなっ、『サイボーグ009』より『誰がために』」
観客「おぉぉぉおおおおおおおおぉおぉおおおおおおおお」
20:誰がために/影山ヒロノブ 石原慎一
21:ユリア…永遠に (MOVIE ver.)/クリスタルキング(ムッシュ吉﨑)
-MC-
アニメ「サイボーグ009 (新)」より成田賢さんが歌われたオープニングを影山さんと石原さんでデュエット。
一番は影山さん、二番は石原さんがメインで歌われる中、観客も大いに歌って盛り上がっていました。
まさか今回本曲が歌われるとは思わず、しかも影山さんと石原さんの同い年コンビで歌われるという二重に嬉しいサプライズでした。
続いてムッシュさんによるアニメ「北斗の拳」エンディングを映画「真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝」エンディングとして
再アレンジした再録版。どこか悲壮感漂う破滅的なムッシュさんの剛の歌声と、
何度も繰り返されるサビには力強さの中に哀愁も感じられました。
・ムッシュさんお一人でお話。
・ムッシュさん「二年ぶりにやってまいりました。次は、まぁ、ほとんど無いと思いますけど」
観客「ぇえぇぇえぇえええええええええ」
ムッシュさん「ありがとうございます。今日は雨の中、お越しいただきありがとうございます。
それでは続いては『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』より『愛をとりもどせ!! (MOVIE ver.)』」
22:愛をとりもどせ!! (MOVIE ver.)/クリスタルキング(ムッシュ吉﨑)
-MC-
アニメ「北斗の拳」オープニングを、映画「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」より挿入歌として再アレンジされた再録版。
原曲より更に剛さと柔らかさを増し、銃の様な激しさも加わったアレンジの曲を、ムッシュさんは高低自在に歌われており、
間奏になると、かつてその風貌からラオウに似ていると言われたギターの鍋嶋さんを「ラオウ鍋嶋」と紹介される場面も。
・再びムッシュさんお一人でお話。
・ムッシュさん「もう一曲、歌って良い?」
観客「おぉぉおぉおお?」
ムッシュさん「それでは今日の相方を。今日だけだよ……(小声で)声援と拍手をお願いします。
TOMMYさんですっ!!!」
観客「おぉぉおぉおおおおおぅ?」
TOMMYさん「ありがとうございます!! 富永TOMMY弘明、参上しましたっ!!」
ムッシュさん「ヒロくんよろしくぅ」
観客笑。
ムッシュさん「ウチの息子がね、ヒロアキっていうんですよ」
TOMMYさん「息子同然ですけども、ムッシュさんの胸を借りてこの歌を届けたいと思います!!」
ムッシュさん「『デビルマン』から『デビルマンのうた』っ!」
観客「おぉぉおおおおおおおおおおぉおお」
23:デビルマンのうた/クリスタルキング(ムッシュ吉﨑) 富永TOMMY弘明
-MC-
アニメ「デビルマン」より十田敬三さんが歌われたオープニングをムッシュさんとTOMMYさんのお二人でデュエット。
一番はムッシュさんが荒々しく、二番はTOMMYさんが凛々しく、三番はお二人が一緒に歌われていました。
まさか本曲を、しかもこのお二人で歌われるとは予想だにせず。観客も終始大合唱で、これまでとはまた違った盛り上がりぶりでした。
・退場されるムッシュさんとTOMMYさんを「悪魔な二人」と紹介されながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「『デビルマン』だよぉ、そして影ちゃん、慎ちゃんでコレですよ」
この時、ショッカーさんが着ていたTシャツは「サイボーグ009」の009と003がディフォルメされたもの。
ライブではショッカーさんは時折その後の展開を予感させる作品関係が描かれた衣装を着用される事があります。
ショッカーさん「こういう事をするとネットとかで『あ、ショッカー"ネタバレ"だったな』って言われるんですけど
ネタバレもなにもね。この後にすぐ歌われるし、何の曲とかは言ってませんからね。
『009』も初代の『♪赤いマーフラー』かもですからね。それにこういうのは"伏線"といいます」
・この年にデビュー45周年を迎えるショッカーさんが声優としてのキャリアを振り返る。
今回はアニメ「DD北斗の拳」ではナレーション、パチンコ「CRあしたのジョー」では丹下団平とマンモス西の二役を振り返り。
・ショッカーさん「さすがパチンコ業界、なんでもありですね。石巻のパチンコ屋では相当出たそうです」
観客笑。
ショッカーさん「そんな『あしたのジョー』といえばボクが尊敬してやまないこの方にご登場いただきましょう。
エンターテイナー・尾藤イサオさんのご登場です。映画『あしたのジョー』より『美しき狼たち』」
24:あしたのジョー~美しき狼たち~/尾藤イサオ
-MC-
尾藤さんが登場され、映画「あしたのジョー」よりおぼたけしさんが歌われ、尾藤さんは1980年にカバーされたオープニング。
原曲から軽快さを増したからりとしたアレンジと、尾藤さんのさっぱりとした歌いぶりは、どこか哀愁を感じてとても魅力的でした。
・尾藤さんお一人でお話。
・尾藤さん「ボクは昔、ロカビリーで頑張っていました。今ではリハビリーを頑張っています」
観客笑。
尾藤さん「とにかく毎日暑いですね。ボクはおかげさまで8月、9月、10月、11月と忙しいんですよ。仕事探すのに」
観客笑。
尾藤さん「やっぱり仕事を頑張らなきゃいけないですからね。それでは仕事の続きに参りたいと思います」
観客笑。
ここで一旦舞台袖へ戻られる尾藤さん。
尾藤さん「すみませんね。次に何を歌うのか忘れちゃって」
観客笑。
尾藤さん「『あしたのジョー』の一環として効いて頂ければと思います。『Joe forever』」
25:青春の終章 (Anniversary ver.)/尾藤イサオ
-MC-
続いて尾藤さんが歌われたのは映画「あしたのジョー2」よりジョー山中さんが歌われたエンディング。
尾藤さんは2009年にミニアルバム「あしたのジョー(21st century ver.)」でカバーされています。
しっとりとした曲調の中で矢吹ジョーに語り掛けるように歌われる尾藤さんが印象的だったのですが、
今回は途中から歌詞か、歌うタイミングを見失われてしまった様で、だいぶ崩し気味に歌われており、
最終的にはアドリブや即興で歌われておりましたが、それが逆になんとも味わい深く、とても魅力的に感じました。
・退場される尾藤さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さぁここからラストスパートですが、トップはなんと我らがクッシィイイイ!!」
観客「おぉぉおおおぉおおおお」
ショッカーさん「『戦闘メカ ザブングル』より『疾風ザブングルゥウウ』!!」
26:疾風ザブングル/串田アキラ
27:WE GOTTA POWER/影山ヒロノブ
28:グローイング・アップ/堀江美都子
-MC-
29:あしたのジョー/尾藤イサオ
いよいよラストブロック。まずは串田さんが登場されアニメ「戦闘メカ ザブングル」よりオープニング。
串田さんは観客を見渡しながら嬉しそうな表情で歌われ、各所「ザブングル」部分は観客にマイクを向けられていました。
拍手の中、串田さんが見送られると、影山さんが登場され、アニメ「DRAGON BALL Z」より二代目オープニング。
影山さんは各所の「DRAGON BALL Z」の「Z」は観客にマイクを向け、ステージ狭しと動き回りながら元気に歌われていました。
続いてはがらりとやすらいだ雰囲気に変わり堀江さんのご登場。世界名作劇場シリーズよりアニメ「私のあしながおじさん」オープニング。
清涼感ある歌声で穏やかに歌われる堀江さん。デビュー記念日に「すべてはこれからいつでもこれから」の歌詞は心に響きます。
堀江さんが退場されると入れ替わりに尾藤さんが登場され「今日は感無量(カン無料)、ビン10円」とジョークで観客を沸かせた後、
「ラストソングです」と歌われたのはアニメ「あしたのジョー」よりオープニング。先程までの和やかさとは打って変わり、
重厚感ある曲調の中、尾藤さんは野性味と哀愁あふれる振り絞るような歌声を披露され、最後は「ジョー」の叫びで締めくくられました。
-アンコール-
-MC-
拍手の中、尾藤さんが退場され、続いて演奏陣の皆さんとコーラスの皆さんが拍手の中退場されると
拍手が手拍子へと変わり観客からアンコールの声が起こりました。
・そのアンコールの声に合いの手を入れつつショッカーさんがご登場。
・ショッカーさんの「スーパーアニソンッ!!?」の声に観客が「スピリッッツ!!」と応えて
出演者の皆さん、演奏陣の皆さん、コーラスの皆さんを呼び込みまれました。
・ショッカーさん「この並び、まさにレジェンドですよぉ。すごいねぇ。………………"長老"だって?」
影山さん「も、そういう恥ずかしい事は言わないでくれよヒロシぃ」
観客笑。
※影山さんはご自身がチェアマンを務めるアニメソングを作り歌うユニット、JAM Projectのライブにおいて
2000年代後半、当時40代のご自身を「初老」と表現したのですが、メンバーの皆さんが「長老」と聞き間違えてしまい
それ以来、JAM Projectのステージなどでは自嘲美味に「長老」と自己紹介され、ファンからも「長老」と呼ばれる事がありました。
※ショッカーさんの本名は大野浩。
堀江さん「でも影ちゃんは今日やっと焼きそばパンを買ってくる役をやらなくて済むんだもんね」
影山さん「そうなんですよ。悲しいかな今日ボクは最年少じゃないんですよ」
竹本さん「オレが行くようですかぁ?」
観客笑。
ショッカーさん「ホントはTOMMYさんが最年少かなと思ったんですけどね」
TOMMYさん「一歳違いなんですよ」
竹本さん「そうなんです。一歳下なんですよ」
・ここでショッカーさんが演奏陣のバンド、ホーン隊、コーラスの皆さんをお一人づつご紹介。
・ベースの吉岡さんはアンコール前にトイレに行かれていた為、アンコールが始まるのは吉岡さんのトイレ待ちに。
その為、ショッカーさんから紹介された際には影山さんから「よっ! トイレっ!」と声をかけられていました。
・その後のドラムのガンタさんに「いつもトイレっ!」と声をかけられていた影山さん。
・2023年以来ラオウ鍋嶋と言われ続けていたギターのナベさんですが、この時、髪がとても伸びていた為、ラオウは返上。
・ここで出演者の皆さんからひと言づつご挨拶がありました。
・ショッカーさん「慎ちゃんは昔はねブランデーグラスを持ってガウンで登場された事もありますし、
さっきも話してましたけどすっごい短い短パンで来た事もありましたね」
影山さん「それ最高!」
・堀江さん「今日はこのメンバーの中で、あたしはなんなんだろうと……」
ショッカーさん「紅一点でしょ」
堀江さん「凄い圧を感じながら歌いました。みなさんがキラキラした笑顔で歌を聞いてくださって幸せな気持でした」
・尾藤さん「お客様もそうですけど、ステージ上も熱気が凄くて、沢山の方がいらっしゃって。予算が豊かなんですね」
観客笑。
尾藤さん「これだけ人数がいますとォ、一人当たり……」
石原さん「計算しないで」
ショッカーさん「生々しい」
観客笑。
・アンコールという事でこれから披露される最後の一曲の間のみ観客の写真撮影OKに。
・その際には動画はNG、本格的なカメラはNGというお願いと、各種SNSへの拡散を推奨されていました。
30:炎のキン肉マン/串田アキラ 堀江美都子 影山ヒロノブ 尾藤イサオ
クリスタルキング(ムッシュ吉﨑) 石原慎一 竹本孝之 富永TOMMY弘明 ショッカーO野
「スーパーアニソン魂2025 "夏の陣" ~THE LEGENDS~」および「ANIME JAPAN FES 2025"夏の陣"」東京公演のラストは、
アニメ「キン肉マン」より、串田さんが歌われた二代目オープニングを出演者の皆さん全員で。
主に串田さんがメインで歌われ、サビで他の皆さんが合流されるスタイルで披露され、
ムッシュさんとTOMMYさんが寄り添って歌われる場面も。
串田さんの復帰をお祝いするように「M・U・S・C・L・E MUSCLE!」やサビでは観客も一緒になって大合唱で締めくくられました。
31:三本締め
観客の拍手の中、演奏陣、コーラスの皆さんがステージ前方に合流。
ショッカーさんから2020年より世界的に蔓延している新型コロナウイルスの影響で
出演者全員がステージ前方に揃う事ができなかったものの、今回は揃えたという事で、
東京公演の締めくくりとして三本締めを行う事に。
串田さん、堀江さん、影山さんを中心に三本締めが行われ、堀江さんが音頭をとられました。
・その後はショッカーさんに紹介されながら演奏陣、コーラスの皆さん、歌手の皆さんが順番にご退場されていき、
ステージ上はショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「皆さん、楽しんでくれましたかぁああっ!!」
観客「ぉぉおおおぉおおお!!」
ショッカーさん「たくさん歌いましたかぁあああぁあああああ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「また絶対に会おうぜぇええええええええええええええ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「じゃあ、約束のぉスゥーパァーァアニソンッ!!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ! 秋は戦隊だ」
観客の声援を受けながらショッカーさんがステージにマイクを置いて退場されると会場内の照明が明るくなり、
閉演のアナウンスが流れ出し、「スーパーアニソン魂2025 "夏の陣" ~THE LEGENDS~」および
「ANIME JAPAN FES 2025 "夏の陣"」東京公演は終演となりました。
座長である堀江さんのデビュー記念日というとてもおめでたい日に開催された
今回の「スーパーアニソン魂2025 "夏の陣" ~THE LEGENDS~」。
前日に引き続いて串田さんが出演され、2曲をフルコーラスで披露され復帰への兆しを感じる中、
石原さんやTOMMYさんや竹本さんといった久し振りに出演される皆さんの楽曲も嬉しく、
少年漫画が原作のアニメを中心に、いわゆる多くの人に知られる"王道"的な楽曲を中心にしながらも、
「ガイバー」や「覚悟のススメ」といったその世代の人や知る人ぞ知る"コア"な作品も披露され、
1960年代から2020年代までの幅広い年代の楽曲を、東京公演初披露となる楽曲や
ソロやデュエットなどでカバーも含めて続々と披露されました。
今回特筆したいのは「スーパーアニソン魂」史上でもかなり多く披露されたカバーソング。
披露されたカバーはソロでもデュエットでも観客の多くが知るアニメソングばかりで、どの曲も大合唱で盛り上がりました。
魂ライブのムーヴメントが始まりであるライブ「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」が開催される前、
ANIMETALをきっかけに数多くのアニメソングが再評価されていましたが、
その多くが曲をメタルやパンクなどにアレンジし、別のアーティストがカバーするスタイルでした。
そのカウンターとして「ROBONATION LIVE」が打ち出したのが「見ろ、聞け、本物だ!!」だったのではないかと思われます。
ただ「ROBONATION LIVE」も後の「スーパーロボット魂」からなる魂ライブシリーズも
出演者の皆さんによるカバーというのは当初から様々な形で行われており、今も脈々と続いています。
30年目が見えてきたムーヴメントの中でオリジナル歌手の方による楽曲披露を主軸にしつつ、
様々な事情で今はライブでなかなか聞くことができなくなってしまった楽曲を
出演者の皆さんが一緒になって歌い継ごうという気概を感じ、今後の可能性がより広がったように思いました。
補足
・毎回AJFのライブロゴにはその年の干支が描かれたいた事が多かったのですが、
今回のライブロゴは文字の下に雪を被った山麓が描かれたものでした。
・会場のロビーには関係各所からの祝花が飾られており、
その中には漫画「キン肉マン」の原作者ゆでたまごの嶋田隆司先生からのものもありました。
・この日はライブ中、照明が曲とは関係無く時折フラッシュの様に急に光ったり、
急に雰囲気が変わったりする箇所が多々ありました。
・しかしながら例えば「GET THE WORLD」では白と赤、白と青と主人公の星馬兄弟のそれぞれの愛車を思わせたり、
「デビルマンのうた」ではデビルマンを思わせる緑と赤だったりと、
歌われている曲の作品を思わせる照明演出は健在でした。
・「ルパン三世」はサプライズ的な歌唱ながらもサビでは観客は大合唱。
アニソンイベントの真髄を感じました。
・観客からの「カワイイ」コールを受けて「おいしいしい言葉だぁ」と堀江さん。
・石原さん「12年ぶりですって『スーパーアニソン魂』。いつもと違う顔ぶれなんですけど、
ついいつもの感じで『あれ? 宮兄(宮内タカユキさん)に挨拶したっけ? あぁ昨日だった』なんてね」
観客笑。
・石原さん「反射的にいきなり『ガイバー』で叫んじゃいましたけど、あれは草尾毅バージョンで彼が叫んでるんですよ。
石原バージョンには入っていないんですけどね。ちょっとサービス」
「強殖装甲ガイバー」は主人公・深町晶役の草尾毅さんが歌われたバージョンも存在しており、
石原さんは叫び声を草尾さんにかなり近づけられていました。
・ショッカーさん「……乳酸菌、乳酸菌。まさか聞けるとはね。『ちいかわ』はボクも『めざまし』よく見るんですけど
影ちゃんが歌った時は周りがみんな『影ちゃんだ影ちゃんだ』と大騒ぎになっていましたね」
・大きすぎて通路が通れないドン・ハッカ。
・14年前にショッカーさんが竹本さんと一緒に写真を撮った思い出。自撮りの達人。
・尾藤さん「男の方がファンというのは嬉しいですね。ボクもずっととある男の人のファンだったんですよ。
ボクをとっても可愛がってくれたんです。今は亡き、エルヴィス・プレスリーなんですけれど」
観客笑。
・最年少なのでアンコール後のご挨拶がとても短い竹本さん。
・TOMMYさん「歌と音楽とステージのエネルギーは不滅だと思います!」
・石原さん「AJFも発足当初からお世話になっていて、大分みんなと一緒に大人になったけど、
これからも沢山の思い出を刻んでいくだろうと思います」
・影山さん「実はクッシーが病で倒れてから、今回久し振りに一緒になったんですけど、
クッシーが歌った2回共次が自分の番だったんで舞台袖で見てました。
ずっと心配だったんですけど、クッシーの未来へ向けた生命力を感じる事が出来ました」
・今回初めて会場に二階席があるのに気づかれた尾藤さん。
・尾藤さん「これからもぜひ応援してください。長い間お世話になりました」
観客笑。
・三本締めを行う際にショッカーさんが説明中、水木さんがいらっしゃった時に行われていた
三本締めの合間に「Z」が入るありがたい「三本締めZ」の仕草をされる影山さん。
ショッカーさん「ちょっとちょっと。そこの人っ」
影山さん「堀江さぁん……」
堀江さん「あたしかい!」
観客笑。
・そして本番の三本締めでもこっそり「Z」をされている方々。
・串田さん「今日、ここに立てたのが何よりです。そして皆さんと一緒に唄えたのが何よりです。
これからもアニソン、特撮の歌、どんどん唄っていきますんで、一緒に唄って歴史を作ろうじゃありませんか」
・今回の模様はライブ終了後から数日後の14日から20日までの期間アーカイブ配信として楽しむ事が出来ました。
内容はノーカットで、デュエットをされる際は画面が二分割になるなどの工夫が凝らされており
映像特典で終演直後のムッシュさん、TOMMYさん、竹本さんが雑談をされている様子から
出演者の皆さんが記念撮影にのぞまれ、それぞれが握手を交わされる様子が収められていました。