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MoJo 2023 Last Take Live #1
23.12.16 ライブハウス LANTERN

出演/MoJo

演奏/カラオケ Ag.MoJo Ba.八木徹



スーパー戦隊シリーズを代表格に多くのアニメ、特撮、漫画、ゲームの楽曲を歌われ、
CMソングを中心にしたスタジオワークでは作詞作曲活動もされているMoJoさん。

それぞれの活動毎に名前を使い分けられており。
デビュー当時からご自身のオリジナルソングを作り歌われる際は"とみたいちろう"、
歌手としてアニメや特撮、漫画、ゲームなどのアニメソングを歌われる際は"MoJo"、
作家としてCMソング等の作詞作曲コーラスなどのスタジオワークでは本名の"富田伊知郎"と
それぞれの名前でそれぞれの顔と歌声を披露されています。

そんなMoJoさんが定期的に開催されているソロライブが「Take」シリーズ。
MoJoさんの多岐にわたるレパートリーをアニメソングを中心に披露されておりますが、
年末に開催されているその年最後のソロライブが「Last Take Live」シリーズです。
かねてより蔓延している新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年は開催されていませんでしたが、
2022年に約2年ぶりに開催され、2023年も引き続き開催の運びとなりました。

とはいえ、現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響や感染状況を鑑みて、
MoJoさんのソロライブ「Take」シリーズでは収容人数を従来の60人から半分の30人以下とする代わりに
2021年の「Take12」以降は「#1」「#2」の二回に分けて開催されており、
今回も「#1」と一週間開けて「#2」の二回に分けて開催でした。

会場は東京渋谷の神泉駅程近くにある老舗のライブハウスLANTERN。
前身のソロライブ「☆MoJo Zone」シリーズから現在まで15年以上の間
MoJoさんのホームグラウンドとしてファンからも親しまれており、
日本のThe Beatlesファンが多く通う場所としても知られているライブハウス。

入場すると客数を通常のライブの半分強に限定している関係で、
テーブル毎に配置されている客席の椅子数は少なくなっていました。
会場内はThe Beatlesのグッズが方々に飾られている他、季節柄、クリスマスの装飾が施されていました。

観客が入場していく中、MoJoさんは既にステージでスタンバイ。
アコースティックギターを携えて気ままに曲を爪弾かれていたり、
かつてご自身が組まれていたバンド"とみたいちろうと Big Beat"のベーシストで、
ライブではカラオケの音出し(PA)などのスタッフ業務をお手伝いされている
"シロヤギさん"こと八木徹さんと音響の打ち合わせなどをされていました。

観客の入場が済み、開演時間になるとMoJoさんの一声でいよいよ開演です。

00:MoJo 2023 Last Take Live #1のジングル/SE
01:大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-/MoJo
02:熱風シャドウ/MoJo
-MC-


オープニングのジングルとして、以前MoJoさんの公式サイト「mojo web」内で視聴できた
オリジナル曲「see you!」を今回のライブ用に歌詞を変えた曲が流れてライブスタート。
まずはスーパー戦隊シリーズから特撮「大戦隊ゴーグルV」より、オープニングの別テイク版。
観客の手拍子やコーラス、合いの手などで一体感が生まれた後は、同じく「ゴーグルV」より「熱風シャドウ」。
MoJoさんは躍動感たっぷりに歌われ、ラストのフェードアウトではPAのヤギさんと目配せをされていました。

・今回の「MoJo 2023 Last Take Live」では「#1」「#2」の二回に亘り、
MoJoさんが歌われてきた作品の挿入歌をすべて披露されるというコンセプトで展開されるとの事。

03:フラッシュ! ゴーグルV/MoJo
-MC-
04:出撃! ゴーグルロボ/MoJo
-MC-


挿入歌全曲披露のお話から、引き続き「大戦隊ゴーグルV」より挿入歌「フラッシュ! ゴーグルV」。
歌詞に合わせ身振り手振りを行いながら颯爽と歌われた後は、同じく「ゴーグルV」よりゴーグルロボのテーマ。
小気味の良い曲調を勇ましく重厚感のある歌声で披露され、「フラッシュ」とはまた好対照の魅力でした。

・12月はライブ三昧のMoJoさん。
・12月頭に行われた宮内タカユキさんとのジョイントライブ
「嬉しくってゴメンナサイ! ~ちょっと早めのクリスマス」のお話。
・MoJoさん「やっぱり宮菌(宮内さんのあだ名)は魂が凄いよね。たいしたもんだよ。
     見習わなくちゃいけないよ。立派なもんですよね」
・このライブの前週に行われた讀賣新聞記者の鈴木美潮さん主催のトーク&ライブ
340 Presents「特歌祭41~師走の宴~」のお話。
・「特歌祭」は司会の鈴木美潮さんの他、サイキックラバーのYOFFYさん、JOEさん、
ドラマーの内田稔さんがホスト役で、MoJoさんと大西洋平さんがゲストでご出演
・大西洋平さんの踊りを客席で見る。
・MoJoさん「大西さんって歌めちゃくちゃウマいよね。オレよりオクターブ高いんですよ。
     なかなか陽の目を見ない曲って言って歌っていた♪ルパーンって曲(※)良かったですよ」
※特撮「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の「哀愁のコレクション」。
・内田稔さんは特撮「スパイダーマン」が大好き。

05:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/MoJo
-MC-
06:勇者が行く/MoJo
-MC-


続いてもスーパー戦隊シリーズから特撮「バトルフィーバーJ」よりオープニングの別テイク版を歌われ、
「バトルフィーバーJ」に関するお話を交えた後は、同じくエンディングの「勇者が行く」。
二曲ともライブでは今のMoJoさんの歌声を堪能できる楽曲なのですが、
今回のMoJoさんの歌いぶりはどこか原曲に近いものを感じました。

・この年の12月から動画サイトYouTubeの「東映特撮YouTube Official」チャンネルにおいて、
「バトルフィーバーJ」が配信が開始されており、MoJoさんも視聴中。
・MoJoさん「大葉健二さん(バトルケニア/曙四郎役)とか出てらっしゃるけどやっぱり若いよね。
     新堀和男さん(スーツアクター)とかキレキレで身体使ってらっしゃるよね。
     ああいうのを見ると嬉しくなっちゃうし、CGとか使わないのもいいなあと思いますよね。
     火薬たくさん使ってるし、トラックの横から転げ落ちたり大変そうだよね。歌でよかったですよ」
観客笑。
MoJoさん「それだけ大変な思いをして作られているのは頭が下がりますよ」
・MoJoさん「劇伴を作られている渡辺宙明先生の音楽も絶好調ですよね。新しい楽器を沢山入れてて。
     ティンパニもサンプリングしてると思うんですよ。タンバリン大好きなんですよね。
     この前、息子さんの俊幸先生にもお会いしましたけど、とっても優しい方でしたね」
・特撮「星雲仮面マシンマン」の主役マシンマン/高瀬健役の佐久田修さんが2020年に逝去されて3年目。
MoJoさん「亡くなられたのは今ぐらいの時、12月4日でしたね。
     以前はこのLANTERNにも何度か遊びに来てくれて、正月飾りを持ってきてくれた事がありましたね」
      佐久田さんに……『星雲仮面マシンマン』!!」

07:星雲仮面マシンマン 2015ver./MoJo
08:ぼくらのマシンマン/MoJo
-MC-


続いては特撮「星雲仮面マシンマン」オープニングを、2015年に当時の楽曲を網羅して発売された
アルバム「星雲仮面マシンマン SONG & MUSIC COLLECTION」で新録された際のカラオケで。
MoJoさんは「あれはっ!?」の掛け合いでは観客にピンポイントでマイクを向けたり、
ラストも観客を扇動し一緒にアドリブを行ったりと、一体感を楽しまれていました。
続いても同じく「マシンマン」から「ぼくらのマシンマン」。本曲を「可愛らしい歌」と称されたMoJoさんは、
とてもにこやかな表情で観客を見渡しつつ、はつらつとした歌声を披露されていました。

・「特歌祭」はお酒を飲みながら歌うというコンセプトだった為、ビールを呑んでみたものの、
歌っていると胃に入った炭酸がゲップになって出てしまうので苦戦されたとか。
・MoJoさん「アニキ(故・水木一郎さん)は全然平気だったんですよ。ビール呑んでも歌えちゃう。
     でもこの前とか口笛も吹かなきゃいけなかったから大変でしたよ」

09:大いなる人マシンマン/MoJo
-MC-
10:OH! チャイルド/MoJo
-MC-


引き続き「マシンマン」より少しアダルトなMoJoさんの歌声が魅力の「大いなる人マシンマン」。
ラストの「マシンマン」はダイナミックに歌われつつ、少し節回しをアレンジされていました。
続いては「飛行機に乗っている様なイントロ」と紹介され「マシンマン」より「OH! チャイルド」。
MoJoさんは間奏の雄大な曲調に乗せて両手で飛行機の翼を作り飛んでいる様な動きをされ
「ハワイを越えてもうすぐロスです」と観客を和ませていらっしゃいました。

・ヤギさんは眼の手術をされ、視界がとても良くなられたとか。
MoJoさん「でも目の手術ってこわかったでしょ?」
ヤギさん「こわいなんでもんじゃないですよ」
MoJoさん「そうだよなぁ。でもキレイになったよね。眼が」
観客笑。

11:光速電神アルベガス/MoJo
12:戦いに赴く前に/MoJo
13:若さのフォーメーション/MoJo
-MC-


MoJoさんが「ガンガン行きます!」と話されアニメ「光速電神アルベガス」よりオープニング。
パワフルな歌声とステップで歌われて「暑いよね。10キロは痩せるんだろうなぁ」と観客を和ませ
「宙明先生の曲でもとても好きな曲」と話され続いても「アルベガス」より挿入歌「戦いに赴く前に」。
シリアスな表情と歌声を披露された後、前半のラストに「アルベガス」よりエンディング。
がらりと雰囲気が変わり、明るく和やかな曲調にMoJoさんも「楽しいなあ」と話されていました。


~休憩~
-MC-

 


・ここで後半へ向けての準備と換気のために約20分の休憩時間。
・MoJoさんは衣装を変えられるとアコギとカズーを準備され、ヤギさんもご自身のベースをセッティング。
さらにLANTERNのオーナー小川武志さんがご自身で使われるマイクスタンドを準備され、
店長の竹内光男さんもご自身のマイクスタンドの他、久し振りにボンゴを準備されていました。
・それぞれがセッティングしている間に調弦もかねてヤギさんの独奏が行われる場面も。

・MoJoさん「後半は小川さん、竹内さん、ヤギさんと合奏タイムから始めたいと思います。
     『ポンキッキ』で歌わせてもらった『ベロベロバァ』っていうカワイイ曲があるんですけど、
     皆さんももしご存知でしたらコール&レスポンスを一緒にやってみてください」

14:ベロベロバァ/MoJo
-MC-
15:ウルトラセブンの歌/MoJo
-MC-


後半はMoJoさんがオリジナルとは別レーベルでカバーされているフジテレビ系「ひらけ! ポンキッキ」より「ベロベロバァ」から。
原曲を歌われている"ニッチモ"こと本間勇輔さんとはまた違ったレゲエを交えたMoJoさんのアプローチが興味深く。
MoJoさんの自由なコールに小川さん達や観客が翻弄されつつもレスポンスする光景は懐かしく楽しく。
本曲が披露されるのも2014年の「MoJo ~Take 1~」以来、約10年ぶりという事で実に嬉しかったです。
続いてはカズーをピックアップし、この年に放送55周年間を締めくくられた特撮「ウルトラセブン」よりオープニング。
冒頭の「セブン」部分を小川さん達の他に客席毎に振り分け、観客も一緒になっての大合唱が試みられました。
今回はボンゴが演奏に入ったことで勇ましい中にもどこか軽やかな印象を受けました。

・拍手で小川さんと竹内さんが見送られ、MoJoさんとヤギさんお二人だけに。
・MoJoさん「ヤギさんと一緒にいつもやる曲があるんですけど、サッポロビール『びん生』のCMソングで
     荒木とよひさ先生作詞、大野雄二先生作曲の『風よロマンに針路を向けて』という曲がありまして
     その曲の反対の面の曲なんですけど、作詞がとよひさ先生、作曲がとみ・たいちろうクン、
     アレンジが大野雄二先生という、なんて贅沢なんでしょうね。
     いつもやってる曲なので、今日はヤギさんが何か違う事をするかもしれません。皆さん注目してください」
ヤギさん「いやいやいや」
観客笑。

16:ライバル/とみたいちろう 八木徹
-MC-


サッポロビール「びん生」のCMソング「風よロマンに針路を向けて」のカップリング曲「ライバル」。
MoJoさんのパワフルな歌いぶりとヤギさんとのいぶし銀なベースのコンビネーションが実に心地よく。
ラストはMoJoさんがヤギさんに「キメるよ」と言いながら目配せをせずに背を向けるというパフォーマンスも。

・ヤギさんが拍手で見送られてMoJoさんお一人に。
・上には上がいるアニメソング業界。
・行きつけのレストランで先輩に会う。
・大王に比べれば小童。

・MoJoさん「次の曲はカバーなんですけど、上野でフルオーケストラで歌ってみて気持ちよかった曲がありまして、
     カラオケが無いんですよ。だから一昨日ギター弾いてオケ作ったんでそれでちょっと聞いてみて下さい」

17:勝利のマシンロボ/MoJo
-MC-


MoJoさんがこの年の10月に開催されたコンサート「渡辺宙明 メモリアル・コンサート」でカバーされた
アニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」より子門真人さんが歌われた二代目オープニング。
観客も一緒に合唱する中、MoJoさんは伸びやかな歌声をご披露。特にラストの「マシンロボ」のロングトーンは圧巻。
MoJoさんご自身がアコギを弾かれたというカラオケは躍動感あふれて実に格好良く素敵でした。

・MoJoさん「ライブで色んな曲を集めて歌うと気持ちいいじゃん?
     この前宮菌とのライブで歌ってとても気持ちよかった曲があるんだけど、
     みんなも一緒に歌ってくれて、びっくりしたし、とってもスッキリしたんですよ。
     なので……今日やってもいいっすか?」
観客拍手。

18:よせてあげて/MoJo
-MC-


「嬉しくってゴメンナサイ!」に続いて披露された、ご自身が手がけられた楽曲のセルフカバーである
ワコール「グッドアップブラ」のCMでたいらいさおさんの実兄・平浩二さんが歌われた「よせてあげて」。
MoJoさんは観客と共に終始楽しそうに歌われ、一人の観客を集中して見つめてみたり、
観客にジェスチャーで「スッキリ」部分をもっと伸ばすように指示する一幕もありました。

・MoJoさん「ありがとう! スッキリしました。やっぱりみんなで歌うっていいよね」 

19:科学戦隊ダイナマン/MoJo
20:待っていたんだダイナマン/MoJo
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21:炎の戦士-FIRE CREW-/MoJo
-MC-


ここからはスーパー戦隊シリーズから特撮「科学戦隊ダイナマン」をピックアップ。
まずはオープニングからスタート。力強く歌われる中で間奏では「ナベ―!」と叫ばれ、
ライブ「スーパー戦隊魂」等とでギタリストの鍋嶋圭一さんのソロを取り上げる場面を再現。
続く「待っていたんだダイナマン」では「ダダ……」の部分で観客にマイクを向けて観客の声を堪能されていました。
「炎の戦士」では二番にある「イナズマ」は節回しを少し変えて高揚感を誘う歌いぶりを披露されていました。

22:俺のハートは夢じかけ/MoJo
-MC-
23:白昼の嵐-BOMBER TWIST-/MoJo
-MC-


肩で息をしながらも「オレはまだ大丈夫だ」と話されてすぐに歌われたのは「俺のハートは夢じかけ」。
MoJoさんの凛々しい歌いぶりとサビ部分の振り付けの一体感を味わった後は
「大作曲家が作った曲」と観客を和ませてご自身が富田伊知郎名義で作曲された「白昼の嵐」。
特徴的な「ダイナマン」のロングトーンを二番では観客に任せ、一番とラストはとびきり伸ばして歌われていました。

・ここで譜面台を用意され、続いては再びカバー曲のコーナー。
・今回のライブの約一か月前に開催されたライブ「スーパー戦隊魂2023 東京 "20世紀編"」のお話。
・「超獣戦隊ライブマン」を別レーベルでカバーされているMoJoさん。
ご自身のライブで披露される際、曲中で観客がタイミングよく「どっかーん」と両手を挙げて合いの手を入れており、
後に原曲を歌われている嶋大輔さんへ逆輸入。今や嶋さん、MoJoさんどちらが歌われる際も定番になっています。
・そんな嶋大輔さんが「スーパー戦隊魂2023」で「超獣戦隊ライブマン」を歌われる際にMoJoさんを呼び込まれ、
MoJoさんを「元祖どっかーんの師匠」と称されてお二人でトークを展開されていました。
・MoJoさん「びっくりしましたよ。ちょっと『どっかーん』の様子を見に行ったらステージに呼びこまれたんですからね。
     師匠って呼ばれちゃったりして、嬉しいじゃないですかね……楽屋では言ってくれなかったのに」
観客笑。

24:超獣戦隊ライブマン/MoJo
-MC-


この年に放送開始から35周年を迎えた特撮「超獣戦隊ライブマン」より嶋大輔さんが歌われたオープニング。
MoJoさんは雄々しく歌われながら観客の「どっかーん」に笑顔で「さすがだなぁ」とつづやかれていました。

・MoJoさん「次は美潮さんのライブ(特歌祭)で大西さんが歌われていたんですよ。すごくハイトーンで。
     なんかそれがカッコよくてね。オレも久し振りに歌ってみようと思ったんですよ。原曲のキーで。
     MoJoは原曲を歌われているペンネームの方とキーが近いんですよ」

25:星獣戦隊ギンガマン/MoJo
-MC-



続いては放送開始から25周年を迎えた特撮「星獣戦隊ギンガマン」より、希砂未竜さんが歌われたオープニング。
2013年のソロライブ「☆MoJo×2 X'mas」以来実に10年ぶりに本曲が歌われました。
MoJoさんはレコーディングさながらに譜面をしっかりと見ながら原曲のニュアンスを忠実に歌われている印象でした。

・MoJoさん「自分で構成していてなかなかにキツいなと思ってしまうのですが、
     みんなやLANTERNがMoJoを育ててくれているから、こうして元気に歌えています。
     こうして長めに話しているって事はそうです。とても激しい『エンドレスウェイ』、
     それで次は『春はそこまで』です……冗談ですよ」
観客笑。
MoJoさん「宙明先生バンザイ! 『データスハイパー天使と共に』」 

26:データスハイパー天使と共に/MoJo
-MC-
27:二刀流! スーパーツーカイオー/MoJo


特撮「天装戦隊ゴセイジャー」より"御使い"データス&データスハイパーのテーマ「データスハイパー天使と共に」へ。
渡辺宙明先生作曲の前奏のメロディを観客が合唱するのもMoJoさんのソロライブならでは。
そして「最後の曲です!」と紹介されて特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」より界賊合体スーパーツーカイオーのテーマ。
ダイナミックで期待感を誘う曲調をMoJoさんの圧巻の歌いぶりで披露され、たまらなく魅力的で
ライブの締めくくりにぴったりの盛り上がりでした。

・MoJoさん「おーしーまいでーす! ありがとうございましたー!」

-アンコール-
-MC-


・MoJoさんがご挨拶を終えてステージにある椅子で休んでいると、それまで観客が鳴らしていた拍手が
アンコールを表す手拍子へと変わっていきました。
・MoJoさん「何? 『よせてあげて』歌います?」
観客笑。
MoJoさん「つかれたのになぁ~。でもやっぱりコレやんなきゃ許してもらえないよなあ。
     …………コレやったら冷たぁいビールが待ってるんだ。『Gの6番』行きましょう!!」 

28:炎神合体エンジンオーG6/MoJo

アンコールは特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より「Gの6番」の通称を持つ炎神合体エンジンオーG6のテーマ。
MoJoさんの楽曲の中でも特に激しく早い曲調の為、歌われるのにもなかなかに体力を必要とされるのですが、
25曲以上歌われた後に本曲を、パフォーマンスを交えて歌われるMoJoさんの凄みのあるステージに脱帽でした。

MoJoさん「ありがとうございました! 楽しかったです! 『#2』まで寝ます!!」

拍手の中、ライブは一旦は締めくくられましたが、再びMoJoさんがマイクを持たれ
改めてLANTERNのスタッフの皆さんとヤギさんをご紹介。観客から拍手が贈られていました。

MoJoさん「みなさんのおかげでスッキリしました! また会いましょう!」 

MoJoさんが改めてご挨拶をされて「MoJo 2023 Last Take Live #1」は終演となりました。
「#1」の今回は挿入歌全曲披露の前半という事で、挿入歌を主軸に近々のライブで歌われた曲がラインナップ。
そんな中でも久しぶりにアコースティックコーナーにボンゴが加わったり、約10年ぶりに「ベロベロバァ」が披露され、
カバー曲では「ウルトラセブン」「超獣戦隊ライブマン」「星獣戦隊ライブマン」と周年作品が揃ったのが印象的でした。
「#2」は挿入歌全曲披露の後半も含め、どういった展開になっていくのか楽しみです。


ゲスト/小川武志 竹内光男


補足


・前回までステージ向かって右側に会ったジョン・レノンさんのポスターがTheBeatlesの皆さんのポスターにチェンジ。

・痩せちゃったからズボンが落ちてしまう。

・MoJoさんは「渡辺宙明 メモリアル・コンサート」で故・ヒデ夕樹さんが歌われた「駆けろ!スパイダーマン」ご披露。
その様子を美潮さんが客席でご覧になっていたのが今回の「特歌祭」ご出演のきっかけだったそうです。

・ライブの配信は緊張する。

・特撮「バトルフィーバーJ」を配信でご覧になっているMoJoさん。
MoJoさん「この頃の歌って歌詞がまっすぐだからダイレクトに伝わるよね。
     今、本編で挿入歌ってあんまり流れないですけど、頻繁に流れますからね。嬉しくなっちゃいますよ。
     ……でもあの頃のMoJoってホントにMoJoですよねぇ。ディレクション通りに歌っている感じで。
     なんか語尾が違うんですよ。『♪海をゆーくぅー』とか『♪空をとーぶぅー』とかね。
     今日ホントはあの頃みたいな感じで歌ってみようと思ったんですけど、恥ずかしかったですね。
     でも今、見てみるとやっぱりあの歌い方で合ってるんですよね。今度真似してみますね。」

・好きなお相撲さんの話と影山ヒロノブさんからのLINEと。

・当時巷の話題を席巻していたプロ野球選手の大谷翔平さんのお話。
メジャーリーグでピッチャーとバッターの二刀流で大活躍され、球団移籍に多くの人が注目。
MoJoさん「あの人ってホントに全て整ってるよね。カッコいいしカワイイし打つし投げるし。
     通訳の人も良い人だし、爽やかだし、犬も飼ってるし」

・2000人の前で演奏した栄光が忘れられないカズー。

・MoJoさん「大野雄二先生とはね、仕事終わるといつも譜面をズボンの後ろのポケットに入れて
     『いこっ!』って呑みにつれて行ってくれてね。ピアノのある店で背中丸めて楽しそうにピアノを弾くんですよ。
     楽しい日々でしたね。今ちょっと体調を崩されているそうですけど、もうじきあのピアノが聞ける日が来ると思いますよ」
 

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